JPH11240372A - カップホルダー用支持装置 - Google Patents

カップホルダー用支持装置

Info

Publication number
JPH11240372A
JPH11240372A JP34581297A JP34581297A JPH11240372A JP H11240372 A JPH11240372 A JP H11240372A JP 34581297 A JP34581297 A JP 34581297A JP 34581297 A JP34581297 A JP 34581297A JP H11240372 A JPH11240372 A JP H11240372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supporting device
cup holder
main body
device main
slide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34581297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Miyazaki
正勝 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAZAKI MOLD KK
Original Assignee
MIYAZAKI MOLD KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIYAZAKI MOLD KK filed Critical MIYAZAKI MOLD KK
Priority to JP34581297A priority Critical patent/JPH11240372A/ja
Publication of JPH11240372A publication Critical patent/JPH11240372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の二股バネ部材を使用した支持装置にあ
っては、ジュースや缶の荷重のみならず自動車の振動に
よる荷重にも十分に対処できるよう、整流板に相当強い
バネ力をもって挿入しなくてはならないものであり、か
つ、整流板は回動しやすい状態にあり、さらに整流板と
カップホルダーとの間隔を十分なものとすることができ
ないために指などの挿入ができず、その取付作業は困難
が伴うといった問題があった。 【解決手段】 一端にカップホルダー1の嵌合孔2に係
合する係合突起113を形成すると共に、他端に自動車
の冷暖房の吹き出し口に設けられたファン7の整流板8
と係合可能の屈曲部116を形成した支持装置本体11
と、該支持装置本体に対してスライド自在に嵌合され、
前記屈曲部との間で前記整流板を挟持する挟持部122
を形成したスライド部材12とより構成し、前記支持装
置本体と前記スライド部材との間に係止窪み117と小
突起124とからなる係止手段を形成し、スライドおよ
び係止可能にしたカップホルダー用支持装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジュースやお茶等
を収容した缶類を自動車の冷暖房の吹き出し口に取付け
るカップホルダーを支持するための支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるカップホルダー用支持装置
の一例を図18、図19に示し、以下これについて説明
する。ジュースやお茶等の缶を載置するカップホルダー
1の背面には長手方向に沿って嵌合孔2が設けられてい
る。
【0003】このカップホルダー1を自動車の冷暖房の
吹き出し口に設けられたファン7の整流板8に固定する
ための従来の支持装置3としては、前記カップホルダー
1の嵌合孔2と嵌合する突起4を有する嵌合部材5と、
該嵌合部材5に断面が女性の整髪時に用いられるヘアピ
ンのような形状の二股バネ部材6とから構成されてい
る。
【0004】このカップホルダーの支持装置において
は、前記嵌合部材5の突起4をカップホルダー1の嵌合
孔2に嵌合固定し、次いで嵌合部材5の二股バネ部材6
の開放端面を自動車のファン7の整流板8の前端面に押
し当て、二股バネ部材6間に整流板8を支持させ取付け
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した支
持装置における二股バネ部材6は、ジュースや缶の荷重
のみならず自動車の振動による荷重にも十分に対処でき
るよう、上記整流板8に相当強いバネ力をもって挿入し
なくてはならないものであり、加えてこの場合、整流板
8は回動しやすい状態にあり、さらにファン7の整流板
8とカップホルダー1との間隔を十分なものとすること
ができないために指などの挿入ができず、その取付作業
は頻る困難が伴っていた。
【0006】しかも前記整流板8に二股バネ部材6を挿
入させ得たとしても、整流板8の幅(奥行き)は各自動
車メーカ−や車種によってマチマチであり、例えば図1
9(a)のように整流板8の長さL1が二股ばね部材6
の長さよりも長い場合、二股バネ部材6の後端が整流板
8の後端まで届かず、少しの振動で抜け落ちる恐れがあ
るといった問題があった。
【0007】これとは逆に図19(b)のように整流板
8の長さL2よりも二股バネ部材6が長い場合は、整流
板8と二股バネ部材6の接触が馴染まず、自動車の振動
で揺れ動き、不快音を発するばかりでなく、ジュースや
お茶がこぼれる恐れがあるといった問題もあった。
【0008】本発明の前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、ジュースやお茶等の
缶などを載置するカップホルダーを所謂「ワンタッチ」
で簡単に取付けられ、しかも、ファンの整流板の奥行き
の相違に対しても対応可能で、前記缶などの荷重のみな
らず、自動車の振動による荷重にも十分対処できるカッ
プホルダー用支持装置を提供せんとするにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のカップホルダー
用支持装置は前記した目的を達成せんとするもので、そ
の手段は、一端にカップホルダーの嵌合孔に係合する係
合突起を形成すると共に、他端に自動車の冷暖房の吹き
出し口に設けられたファンの整流板と係合可能の屈曲部
を形成した支持装置本体と、該支持装置本体に対してス
ライド自在に嵌合され、前記屈曲部との間で前記整流板
を挟持する挟持部を形成したスライド部材とより構成
し、前記支持装置本体と前記スライド部材との間に係止
窪みと小突起とかなる係止手段を形成し、スライドおよ
び係止可能にしたものである。
【0010】また、前記係止手段として、前記スライド
部材に形成したガイド突条をスライド可能に支持するス
ライド溝に形成した長手方向に延びるの係止窪みと、前
記ガイド突条に前記係止窪みと係合、離脱する小突起と
から構成してもよく、さらに、前記の係止手段として、
支持装置本体の上面とスライド部材の上内面とを接触状
態として、支持装置本体の前記接触面に長手方向に延び
る係止窪みを、また、スライド部材の前記接触面に前記
係止窪みと係合・離脱する突条、または球状の小突起と
したものであってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るカップホルダ
ー用支持装置の第1の実施の形態を図1〜図9と共に説
明する。この実施の形態における支持装置が取付けられ
るジュースやお茶の缶を載置するカップホルダー1は従
来より使用されているものであり、前記した従来例にお
いて記述した嵌合孔2の長手方向中央に挿通孔2aが形
成されている。
【0012】本発明の支持装置は、ポリアセタール等の
合成樹脂を材料として、支持装置本体11とスライド部
材12とより構成され、支持装置本体11における先端
の両側にはスライド溝111が形成されている。そし
て、このスライド溝111にはスライド部材12の内周
左右対向面に突設されているガイド突条121がスライ
ド可能に挿入されている。
【0013】また、支持装置本体11の上面118はス
ライド部材12の内面上側125に接触し、この内面上
側125は支持装置本体11とスライド部材12をスラ
イドさせた際に支持装置本体11の上面118と慴接す
るようになっている。
【0014】さらに、支持装置本体11の基端側には立
ち上がり部112が形成され、その背面中央にはカップ
ホルダー1の挿通孔2aと略同径の係合突起113が、
前記嵌合孔2の幅と略同一の小径部114によって形成
されている。また、支持装置本体11の先端側には立ち
上がり部115が形成され、該立ち上がり部115の先
端は立ち上がり部112側に向って屈曲する屈曲部11
6が形成されている。
【0015】一方、スライド部材12には、前記屈曲部
116と対向させて前記整流板8を、屈曲部116との
間で挟持する挟持部122が形成され、かつ、スライド
部材12をスライド操作させるための指掛け部123が
突出して形成されている。
【0016】また、前記スライド溝111の側面には凹
凸による係合窪み117が列設され、かつ、前記スライ
ド部材12における前記ガイド突条121の内面に、前
記係合窪みと噛合する小突起124を突設されている。
【0017】而して、指かけ部123に指をかけてスラ
イド部材12をスライド方向に強く押すと、支持装置本
体11とスライド部材12を形成する材料の弾力性で、
係合窪み117と小突起124の係合を抜きながら、支
持装置本体11とスライド部材12をスライドさせるこ
とができ、また、押すのを中止すれば、両者が係合して
スライド位置の固定が行われる。
【0018】次に、本発明の支持装置を利用してカップ
ホルダー1を整流板8に取付ける方法について説明す
る。カップホルダー1の嵌合孔2の中央の挿通孔2aか
ら係合突起113を挿入して小径部114を嵌合孔2に
嵌め、この支持装置を左右に動かして、2個の支持装置
を嵌合孔2の左右両端に位置させることにより、カップ
ホルダー1への支持装置の取付けが行える。
【0019】そして、前述のように指かけ部123を押
してスライド溝111をガイド突条121に案内させ、
図8のように支持装置本体11の屈曲部116とスライ
ド部材12の挟持部122の間を広げておき、支持装置
本体11の先端側から整流板8間に挿入し、屈曲部11
6と挟持部122間で整流板8を挟むようにする。
【0020】その後、指かけ部123を前記と反対側に
押してスライド部材12を支持装置本体11に対してス
ライドさせ、図9のように屈曲部116と挟持部122
間を狭めることで、支持装置を整流板8に取付けること
ができる。
【0021】この時、小突起124と係合窪み117の
嵌合で支持装置本体11とスライド部材12のスライド
が係止され、支持装置が整流板8から抜け出すことはな
く、カップホルダー1は確実に整流板8に固定される。
【0022】次に、第2の実施の形態を図10〜図13
について以下に説明する。この実施の形態においては、
支持装置11とスライド部材12のスライドを係止する
係止手段が異なるだけで、その他は前実施の形態と異な
るところはないので、異なる部分については図面中に符
号を記し、他の部分についての説明は省略する。
【0023】この実施の形態におっては、支持装置本体
11の上面118の長手方向に半ローラー状の係合窪み
119が、スライド部材12の内面上側125には半ロ
ーラー形状の小突起126が設けられている。
【0024】この小突起126と、列設された係合窪み
119との係入によって、両者は係止状態となり、指か
け部123でスライド部材12をスライドさせる際に
は、小突起126と係合窪み119が互いに引っ込むよ
うになって、支持装置本体11とスライド部材12は前
実施の形態と同様にスライドし、また、停止したときに
は係止が行われる。
【0025】次に、第3の実施の形態を図14〜図16
について説明する。この実施の形態にあっては、前記し
た第2の実施の形態における多数列設された半ローラー
状の係合窪み119が半球体の係合窪み119aに、半
ローラ状の小突起126が半球状の小突起126aに変
えられたもので、前実施の形態と同様に支持装置本体1
1とスライド部材12のスライド、およびそのスライド
係止の作用が行われるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は前記したように、支持装置本体
とスライド部材の前後へのスライドによって自動車冷暖
房のファンの整流板を前後から挟持して、各種容器カッ
プホルダーをこれに取り付けるので、整流板の奥行き寸
法が大きく、あるいは小さい場合でもスライド部材の係
止位置が変わるだけで、これに対応できて確実に取り付
けることができる。
【0027】そして、整流板を挟持する支持装置本体と
スライド部材との係合位置は係止窪みと小突起との係合
で維持されるので、妄りにスライド部材がスライドし、
挟持が解除されてジュースや缶が載せられていたカップ
ホルダーが脱落する恐れがなくなり、自動車の社内を汚
損するのを未然に防止できる。また、スライド部材のス
ライド操作は簡単に行えるので、整流板に対する取付
け、取外しが簡単に行える等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】同上のスライド部材の一部を切り欠いた斜視図
である。
【図6】カップホルダーへの取付過程を示す斜視図であ
る。
【図7】カップホルダーへの取付状態を示す側面図であ
る。
【図8】屈曲部と挟持部間を広げた側面図である。
【図9】屈曲部と挟持部間を狭めた側面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の平面図である。
【図11】同上のC−C線断面図である。
【図12】図10のD−D線断面図である。
【図13】同上のスライド部材の一部を切り欠いた斜視
図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態の平面図である。
【図15】同上のE−E線断面図である。
【図16】図14のF−F線断面図である。
【図17】同上のスライド部材の一部を切り欠いた斜視
図である。
【図18】従来のファンの整流板と支持装置との関係図
である。
【図19】(a) は同上における整流板が長い場合の説明
図、(b) は整流板が短い場合の説明図である。
【符号の説明】
1 カップホルダー 2 嵌合孔 8 整流板 11 支持装置本体 111 スライド溝 112 立ち上がり部 113 係合突起 115 立ち上がり部 116 屈曲部 117 係合窪み 118 上面 119 係合窪み 119a 係合窪み 12 スライド部材 121 ガイド突条 122 挟持部 123 指かけ部 124 小突起 125 内面上側 126 小突起 126a 小突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にカップホルダーの嵌合孔に係合す
    る係合突起を形成すると共に、他端に自動車の冷暖房の
    吹き出し口に設けられたファンの整流板と係合可能の屈
    曲部を形成した支持装置本体と、該支持装置本体に対し
    てスライド自在に嵌合され、前記屈曲部との間で前記整
    流板を挟持する挟持部を形成したスライド部材とより構
    成し、前記支持装置本体と前記スライド部材との間に係
    止窪みと小突起とかなる係止手段を形成し、スライドお
    よび係止可能にしたことを特徴とするカップホルダー用
    支持装置。
  2. 【請求項2】 前記係止手段として、前記スライド部材
    に形成したガイド突条をスライド可能に支持するスライ
    ド溝に形成した長手方向に延びる係止窪みと、前記ガイ
    ド突条に前記係止窪みと係合、離脱する小突起とから構
    成したことを特徴とする請求項1記載のカップホルダー
    支持装置。
  3. 【請求項3】 前記係止手段として、支持装置本体の上
    面とスライド部材の上内面とを接触状態として、支持装
    置本体の前記接触面に長手方向に延びる係止窪みを、ま
    た、スライド部材の前記接触面に前記係止窪みと係合・
    離脱する突条、または球状の小突起としたことを特徴と
    する請求項1記載のカップホルダー用支持装置。
JP34581297A 1997-12-01 1997-12-01 カップホルダー用支持装置 Pending JPH11240372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34581297A JPH11240372A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 カップホルダー用支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34581297A JPH11240372A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 カップホルダー用支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11240372A true JPH11240372A (ja) 1999-09-07

Family

ID=18379159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34581297A Pending JPH11240372A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 カップホルダー用支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11240372A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054304A (ja) * 2001-08-17 2003-02-26 Napolex Co 物品ホルダーのエアコン吹き出し口ルーバーへの取付具
JP2011178234A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Seiko Sangyo Kk 自動車のエアコン送風口のルーバーに物品ホルダを取り付けるための取付具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054304A (ja) * 2001-08-17 2003-02-26 Napolex Co 物品ホルダーのエアコン吹き出し口ルーバーへの取付具
JP2011178234A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Seiko Sangyo Kk 自動車のエアコン送風口のルーバーに物品ホルダを取り付けるための取付具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4286742A (en) Cup holder
KR100255738B1 (ko) 태블릿 입력 장치의 입력 펜 수납 기구
JP2003265390A (ja) 清掃用保持具および前記清掃用保持具を用いた清掃用製品
US4915215A (en) Card carrier device and attachment mechanism
US4932625A (en) Device for releasably supporting an object
JPH11240372A (ja) カップホルダー用支持装置
JPH10203225A (ja) カップホルダ
JP3726167B2 (ja) ホルダ
JPH09323576A (ja) 自動車のエアコン吹き出し口のルーバーに着脱自在に物品を取り付けるための取付具
JP2002019348A (ja) シート状担体ホルダー
JP2500227Y2 (ja) 隠しクリップ
JP2000203348A (ja) 車両用収納体装置
JP3025731U (ja) 自動車座席用トレイ
JP3946085B2 (ja) 抽斗装置
JP2006182270A (ja) 車載用物品保持具用クリップ
JP4247381B2 (ja) 自動車用内装部品に備えたポケット装置
JP3371345B2 (ja) エアコン吹き出し口のルーバーに対する物品取付具
JP2961649B2 (ja) ワイパーブレードを構成するステーのリボンホルダー抱え爪に取付けられるラバーリボンを配したリボンホルダーの両端に配置される固定具
JPH0754708Y2 (ja) パイプ保持具
JPS6216924Y2 (ja)
JP3351216B2 (ja) カードキー
KR200219929Y1 (ko) 휴대기기용 벨트클립장치
KR0136689Y1 (ko) 휴대폰 보관이 용이한 콘솔 암 래스트
JPS5923639Y2 (ja) 車両用小物受け
JP2000118566A (ja) ストロー保持具