JP3025731U - 自動車座席用トレイ - Google Patents

自動車座席用トレイ

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JP3025731U
JP3025731U JP1995014052U JP1405295U JP3025731U JP 3025731 U JP3025731 U JP 3025731U JP 1995014052 U JP1995014052 U JP 1995014052U JP 1405295 U JP1405295 U JP 1405295U JP 3025731 U JP3025731 U JP 3025731U
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JP
Japan
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seat
tray
plate
main body
hook
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JP1995014052U
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Inventor
修 鈴木
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株式会社ナポレックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の座席の座面と背もたれ(シートバッ
ク)との間の間隙に取付具を差し込んで使用する自動車
座席用トレイは、背もたれの厚み等によって取り付けが
不具合の場合があった点を解消した自動車座席用トレイ
を提供する。 【構成】 自動車座席用トレイ本体1の底面には座席に
固定するためのプレート4が前後方向に位置調整可能に
取り付けられる。プレート4の先端にはフック部4aが
設けられており、座席の背もたれの厚み等に見合ってプ
レート4を本体1の底面へ取り付ける位置を調整するこ
とにより、本体1の最後部と、フック部4aのフック面
とで座席を挟むような形となり確実な取り付けが可能と
なる。また、プレート4は可撓性材によって形成されて
いるので、取り付けは座席に対し容易かつ適応性があ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の車室内で缶コーヒー等の飲料容器を転倒しないように保持し たり、スナック菓子等を載せたりするトレイに関し、特に、座席の座面に載置し て使用する型の自動車座席用トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から例えば自動車の車室内で缶コーヒー等の飲料容器を転倒しないように 保持したり、スナック菓子等を載せたりするトレイが実用化されているが、その 中で、自動車の座席の座面と背もたれ(シートバック)との間の間隙に取付具を 差し込み、座席面に置いて使用する自動車座席用トレイがある。
【0003】 図9に、その例を図示したが、10はトレイ本体であり、その上面には、周囲 に縁を設け、凹ませて形成したトレイ部10a、飲料容器を保持させる凹部を形 成したドリンクホルダー10bを備える。12は取付具であり、板状部材の先端 を二股に分岐させ、さらにその先端にフック状の突起12aを備えたものであり 、本体10の後端面から引出し・収納可能に構成し、図では矢印C方向に円弧を 描くように引き出せる構造となっている。
【0004】 図10に、このようなトレイを車室内の座席に取り付ける状態を図示した。5 は座席のシート、5aはその座面、6は背もたれである。取付具12の先端を、 座面5aと背もたれ6との間隙に差し込み、矢印D方向に押し込み、取付具12 の先端突起12aが背もたれ6の背面の下端に当接して固定することによって、 座面5a上にトレイ10を取り付けて使用するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このようなトレイにおいては、前記したように本体10と、取付具12との関 係は折り畳み収納可能な構造ではあるものの、前後方向への関係寸法は調整不能 なものであった。図11と図12に座席と取付具との関係を略図によって図示す る。図11においては背もたれ(シートバック)6の厚みが薄い場合であって、 このような場合には座面5a上に載置したトレイ本体10の取付具12の先端の 突起12aは背もたれ6の背面から、さらに突出してしまい、確実な固定は期待 できない。一方、図12の場合は背もたれ(シートバック)6の厚みが厚い場合 であって、このような場合には座面5a上に載置したトレイ本体10の取付具1 2の先端の突起12aは背もたれ6の厚み内に入り込んでしまうため、確実な固 定ができない。前記両図では、背もたれの厚みのみを問題としたが、その形状に よっても同様な問題は起こる。本考案はこのような座席の厚み等の寸法、形状に 差があっても、取付が確実に行われる自動車座席用トレイを提供するものである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は本考案によれば、自動車の座席の座面上に載置して使用する自動 車座席用トレイ本体と、前記本体を座席に取り付けるための取付具であって、そ の一端に鉤型のフックを板厚方向に突出させて形成した短冊状のプレートとより なり、前記トレイ本体の底面と、前記プレート面との結合手段を備え、前記結合 手段は座席前後方向に相対位置を調整可能とし、前記トレイ本体の後面と前記フ ックとによって座席を挟持するように取り付け得るようにした自動車座席用トレ イにより解決される。
【0007】 また、上記の課題は本考案によれば、前項において、前記結合手段は、前記プ レートに形成した複数の穴から選択した穴に、前記本体底面に設けた凸部を嵌合 させる凹凸の関係によるものとすることにより解決される。
【0008】 また、上記の課題は本考案によれば、前々項において、前記結合手段は、前記 本体の底面に設けた案内溝内を前記プレートがスライドするものであるとするこ によって解決することができる。
【0009】 さらに上記の課題は本考案によれば、前記いずれの項においても、前記プレー トを可撓性材で形成することによって解決される。
【0010】
【作用】
トレイ本体の底面と、トレイを座席の座面に固定するためのプレートとの相互 の結合手段は、複数の穴から選択した穴に凸部を嵌合させる凹凸の関係の場合で も、あるいは本体の底面に設けた案内溝内をプレートがスライドするものである 場合でも、いずれも相対位置を調整可能であるので、座席の背もたれの厚み等に 見合ってプレートを本体の底面へ取り付ける位置を調整することにより、本体の 最後部と、プレートのフック部のフック面とで座席を挟むような形となり、座席 の形状や背もたれの厚みに関わりなく確実な取り付けが可能となる。また、プレ ートは可撓性材によって形成されているので、取り付けは座席に対し容易かつ適 応性が得られる。
【0011】
【実施例】
以下、図面に従い本考案の実施例について説明する。図2は本考案の実施例の 自動車座席用トレイの本体1の上面図であり、該本体1は、軟質PVCで形成さ れ上方部分を構成する上キャビ2と、PP材で形成され下方部分を構成する下キ ャビ3とを相互に組み立てて構成されている。組み立て構造については公知の構 造であるので説明は省略する。
【0012】 上キャビ2の上面には、物品や食品を載置するように土手状の縁を巡らせたト レー部2a、カップ等を保持するための円形の周囲に同様の縁を巡らせた二つの 凹部2b,2cを形成してある。2d,2e,2fは図3の側面図で理解される ように前記縁の部分に設けた切り込み部であって、凹部2b,2cに把手付きの カップ等を載置し保持させる際に把手の部分が縁に当たって保持できないような ことがないように設けたものである。
【0013】 図4は本体1の後面図であって、3aは下キャビ3の底面の後端寄りに形成し た断面T字状の凸部であり、下方に突出させた角柱から左右にT字の横劃を形成 する微小な突起3b,3cを備え、後記する座席面へ取り付け用のプレートとの 結合手段となる。
【0014】 図5と図6とに前記プレートの正面図と側面断面図を示す。4はプレートであ り、可撓性を有するPVC材等で形成され、長手の短冊状で、先端に板厚方向へ 突出させたフック部4aを備える。4bはプレート面に設けた複数の角穴で、前 記本体1の下キャビ3底面に設けたT字状の凸部3aと適度の嵌合状態が得られ る大きさを有する。
【0015】 図7は前記プレート4を下キャビ3の底面の凸部3aに取り付ける場合の説明 図である。プレート4に備える複数の角穴4bから、背もたれの厚み等に見合っ た穴を選択し、該角穴4bに矢印A方向に凸部3aを嵌め込む。前記したように 角穴4bはT字状の凸部3aと適度の嵌合状態が得られる大きさを有するように 設定されているので、嵌合は容易であり、嵌合後は、下方に突出させた角柱から さらに左右にT字の横劃状に突出した突起3b,3cによって相互に係止され、 簡単には外れないようになる。
【0016】 図1に、このように組み立てた本考案のトレイを自動車の座席に取り付ける状 態を図示した。5は座席のシート、5aはその座面であり、6は背もたれである 。プレート4の先端のフック部4aを、座面5aの最後部と、背もたれ6の最下 端との間の間隙に挿入し、後方へ突出するまで本体1を押し込む。この場合、フ ック部4aの立ち上がり部が座面5aの立ち下がり部に当接するように、前記の プレート4に備える複数の角穴4bから穴を選択するのが望ましい。
【0017】 図8は前記の押し込み動作を図解したものである。座面5aの上に操作者の手 7を置き、座面5aの最後部と、背もたれ6の最下端との間の間隙に向け、矢印 C方向に指先でプレート4のフック部4aを押すようにすることによって円滑な 挿入を行うことができる。プレート4は前記したように可撓性材で形成されてい るので、挿入も行いやすく、また、挿入後の座面5とのなじみもよい。
【0018】 このように取り付けた本考案の自動車座席用トレイは、その底面に固定したプ レート4の先端のフック部4aがシートの座面5aの最後端部に当接し、一方、 本体1の後端部が背もたれ6の前面に当接するので、その状態が安定に保たれ、 車両の振動や揺れに対応することができる。
【0019】 なお、以上の実施例では、プレート4の先端のフック部4aは下方へ突出させ るように構成したが、逆に上方へ突出させても同様の作用が得られる。
【0020】 また、本体1とプレート4との結合は、下キャビ3の底面に形成した凸部3a とプレート4の角穴4bとの嵌合、即ち凹凸関係によったが、本体側に案内用の 溝を形成したレール等を設け、その溝内をプレート4がきつめの嵌合でスライド するように構成してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、座席の座面に載置して使用する自動車座席用ト レイの座席取り付け用のプレートを、本体へ取り付ける位置を調整可能としたの で、座席シートの形状や背もたれの厚み等によって差異がある最適の取り付け位 置を見つけることができ、確実にトレイを取り付けることができる。また、取付 具であるプレートは可撓性材で形成されているので、挿入も行いやすく、また、 挿入後の座面とのなじみもよいので、トレイが座面上に安定に保持される。さら に本体の上部分は軟質樹脂で形成してあるので、車室内での衝突等の被害を少な くする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車座席用トレイの実施例の使用状
態説明図である。
【図2】本考案の自動車座席用トレイの実施例の本体の
上面図である。
【図3】本考案の自動車座席用トレイの実施例の本体の
側面図である。
【図4】本考案の自動車座席用トレイの実施例の本体の
後面図である。
【図5】本考案の自動車座席用トレイの実施例のプレー
トの正面図である。
【図6】本考案の自動車座席用トレイの実施例のプレー
トの側面断面図である。
【図7】本考案の自動車座席用トレイの本体とプレート
とを組立てる説明の斜視図である。
【図8】本考案の自動車座席用トレイの実施例の使用状
態説明図である。
【図9】従来の自動車座席用トレイの説明斜視図であ
る。
【図10】従来の自動車座席用トレイの使用状態の説明
斜視図である。
【図11】従来の自動車座席用トレイの使用状態の説明
図である。
【図12】従来の自動車座席用トレイの使用状態の説明
図である。
【符号の説明】
1 本体 2 上キャビ 3 下キャビ 3a 凸部 4 プレート(取付具) 4a フック部 4b 角穴 5 座席 5a 座面 6 背もたれ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の座席の座面上に載置して使用す
    るトレイ本体と、前記本体を座席に取り付けるための取
    付具であって、その一端に鉤型のフックを板厚方向に突
    出させて形成した短冊状のプレートとよりなり、前記ト
    レイ本体の底面と、前記プレート面との結合手段を備
    え、前記結合手段は座席前後方向に相対位置を調整可能
    とし、前記トレイ本体の後面と前記フックとによって座
    席を挟持するように取り付け得ることを特徴とする自動
    車座席用トレイ。
  2. 【請求項2】 前記結合手段は、前記プレートに形成し
    た複数の穴から選択した穴に前記本体底面に設けた凸部
    を嵌合させる凹凸の関係によるものであることを特徴と
    する請求項1に記載の自動車座席用トレイ。
  3. 【請求項3】 前記結合手段は、前記本体の底面に設け
    た案内溝内を前記プレートがスライドするものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車座席用トレイ。
  4. 【請求項4】 前記プレートは可撓性材で形成すること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の自動車座席
    用トレイ。
JP1995014052U 1995-12-12 1995-12-12 自動車座席用トレイ Expired - Lifetime JP3025731U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013043628A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Napolex Co 自動車用小物収納具の取付方法

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