JP2000203348A - 車両用収納体装置 - Google Patents

車両用収納体装置

Info

Publication number
JP2000203348A
JP2000203348A JP11005252A JP525299A JP2000203348A JP 2000203348 A JP2000203348 A JP 2000203348A JP 11005252 A JP11005252 A JP 11005252A JP 525299 A JP525299 A JP 525299A JP 2000203348 A JP2000203348 A JP 2000203348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
cups
present
shaft member
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11005252A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Aso
泰史 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
Priority to JP11005252A priority Critical patent/JP2000203348A/ja
Publication of JP2000203348A publication Critical patent/JP2000203348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種多様な形状の収納物を安定して保持でき
る車両用収納体装置の提供。 【解決手段】 複数の貫通穴12bが穿設された支持部
12を有するホルダー本体10と、貫通穴12bを挿通
しホルダー本体10に摺動可能とされた複数の軸部材2
0と、からなる車両用収納体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な形状の収納
物を安定的に保持できる車両用収納体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来より用いられている車両用
収納体としての車両用カップホルダを示している。図9
において、図示略のスイッチを入れると、カップ類Cを
保持する保持部材2が図示しない突出機構により凹部1
の対向面3に向って突出し、カップ類Cを凹部対向面に
押圧することによりカップ類Cを保持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の車両用
カップホルダー装置には、つぎの問題がある。凹部1を
カップホルダー用の収納部として使用する場合、保持部
材2の形状が不変であるため、カップ類Cの側面の形状
によっては保持し難くなる。また、カップ類Cの底面が
非平面形状でカップ類Cのすわりが悪い場合、安定した
保持は難しい。これは、カップホルダー装置に限らず、
全ての車両用収納体装置に共通する課題である。本発明
の目的は、多種多様な形状の収納物を安定して保持でき
る車両用収納体装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、つぎの通りである。複数の貫通穴が穿設された支
持部を有するホルダー本体と、前記貫通穴を挿通し前記
ホルダー本体に摺動可能とされた複数の軸部材と、から
なる車両用収納体装置。
【0005】上記本発明の車両用収納体装置では、軸部
材のうち収納物により押される軸部材は、収納物の形状
に倣って押され軸方向に移動して収納物の形状に倣った
凹部を形成するため、収納物の形状の如何を問わず収納
物を安定して保持できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用収納体装置
の実施例を、車両用カップホルダー装置、収納物がカッ
プ類の場合を例にとって説明する。図1〜図4は、本発
明の第1実施例の車両用収納体装置を示しており、図5
は本発明の第2実施例の車両用収納体装置を示してお
り、図6は本発明の第3実施例の車両用収納体装置を示
しており、図7は本発明の第4実施例の車両用収納体装
置を示しており、図8は本発明の第5実施例の車両用収
納体装置を示している。本発明の第1〜第5実施例に共
通する部分には、本発明の第1〜第5実施例にわたって
同じ符号を付してある。まず、本発明の全実施例にわた
って共通する部分の構成および作用を、たとえば図1〜
図4を参照して、説明する。本発明の車両用収納体装置
は、ホルダー本体10と、軸部材20と、からなる。
【0007】ホルダー本体10は、図1、図4に示すよ
うに、支持部12を有している。支持部12は、車両用
収納体装置が車両に装着された時に水平の姿勢をとり、
車両のコンソールボックス等に設けられた凹部40の底
面から凹部40の開口部側に所定距離隔たった位置(た
とえば、凹部40の高さの1/2の位置)に配置され
る。支持部12は、水平の板状部12aに、上下方向に
貫通する複数の貫通穴12bが設けられたものからな
る。複数の貫通穴12bは、互いに重なりあうことな
く、ほぼ板状部12a全域に設けられている。
【0008】軸部材20は、図4に示すように、複数あ
り、各軸部材20は各貫通穴12bを摺動可能に挿通し
ている。軸部材20は上下方向に延びる棒状部材からな
る。軸部材20の材質は、たとえば樹脂、金属などであ
る。軸部材20の長さは、凹部40の開口部から底面ま
での長さよりも小とされており、板状部12aの板厚よ
りも大とされており、望ましくは、凹部40の開口部か
ら底面までの長さの1/2と板状部12aの板厚の1/
2との和に等しいかそれより若干小とされている。軸部
材20の断面形状は、ほぼ円とされているが、円以外、
たとえば多角形でもよい。本発明図示例では、車両用収
納体装置の例としてカップ類Cを保持する車両用カップ
ホルダー装置を示しているが、収納物はカップ類以外の
ものであってもよい。
【0009】つぎに、本発明の全実施例にわたって共通
する部分の作用を説明する。まず、本発明の車両用収納
体装置にカップ類Cが保持されていない時、図4の
(a)に示すように、軸部材20は、全部、支持部12
から軸方向上側に向って突出している。軸部材20の上
端は凹部40の開口部と同じ高さ方向位置かそれより若
干低い位置にあり、軸部材20の下端は、支持部12の
下面と同じ高さ方向位置かその近傍にある。
【0010】カップ類Cを軸部材20上端上に置いてカ
ップ類Cを手で下に押すと、図4の(b)に示すよう
に、軸部材20のうちカップ類Cと接触した軸部材20
のみが、カップ類Cの下面により押されて、軸方向下方
側に移動される。さらにカップ類Cを手で下方へ押す
と、図4の(c)に示すように、カップ類Cの底壁が、
支持部12の上面に当接するか、または軸部材20の下
端が凹部40底面に当接するまで、軸部材20は下方に
移動する。カップ類Cに接触しない軸部材20は初期の
状態、すなわち支持部12から上方に突出した状態を維
持するため、軸部材20はカップ類Cの底部、側面の形
状に倣った凹部を形成し、カップ類Cを安定して保持す
る。
【0011】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明の第1実施例では、図1〜図4に示す
ように、ホルダー本体10は枠体11と支持部12とか
らなる。枠体11は車両の凹部40に嵌められ、上下方
向に延び水平方向に連続(非連続でも可)する壁を有
し、たとえば樹脂の成形体からなる。支持部12は、枠
体11に一体または別体に成形され、枠体11の下端部
11aから上端部11b側に枠体11の高さの1/2隔
たった位置で枠体11に支持されている。支持部12と
軸部材20との間には摩擦力があり、軸部材20は、摩
擦力により支持部12に支持され、支持部12に対して
任意の位置に保持される。また、車両用収納体装置は、
支持部12の板厚の中心を通る水平面を対称の中心とし
て、上下方向に対称な形状に成形されている。
【0012】軸部材20は、図4の(c)、図4の
(d)に示すように、カップ類Cを介して下方に押され
た後、カップ類Cを本発明の車両用収納体装置から取り
外すと、軸部材20は摩擦力により支持部12に保持さ
れているため、カップ類Cに押された軸部材20はカッ
プ類Cに押されたときの位置を維持する。したがって、
同じカップ類Cを再び車両用収納体装置に置く時、カッ
プ形状に倣った形状の凹部に置くことができ、カップ類
Cを安定して保持できる。
【0013】その後、より小さいカップ類を保持する
か、または全ての軸部材20を上端位置に揃えたい時に
は、カップ類Cにより軸方向下方に押圧されずに上方に
突出している軸部材20を、手で下方に全て押し込む。
図4の(e)に示すように、全ての軸部材20の上端が
支持部12の上面まで押し込まれた状態で、ホルダー本
体10をコンソールボックスの凹部40から外し、上下
を反転させて再びコンソールボックスの凹部40に嵌め
ることにより、元の図4の(a)の状態にすることがで
きる。また、本発明の第1実施例では、図4の(e)の
状態のとき、支持部12の上面と枠体11とで形成され
る部分は小物入れとして使用可能であり、多目的収納装
置として利用できる。
【0014】本発明の第2実施例では、図5に示すよう
に、ホルダー本体10は支持部12のみからなる(本発
明の第1実施例の枠体をもたない)。凹部40には段差
部41が設けられており、この段差部41に支持部12
を載せる、または引っ掛ける、または装着することによ
り、支持部12は凹部40に支持される。軸部材20
は、支持部12の貫通穴12aに摩擦力をもって摺動可
能とされており、摩擦力により支持部12に任意の位置
で支持される。本発明の第2実施例の作用については、
本発明の第1実施例と同様に、車両用収納体装置を手で
上下反転させて使用される。
【0015】本発明の第3実施例では、図6に示すよう
に、ホルダー本体10は枠体11と支持部12とからな
る。ただし、ホルダー本体10は支持部12のみから構
成されていてもよい。ホルダー本体10は凹部40に嵌
められる。支持部12は、凹部40の底面から軸部材2
0の長さの1/2隔たっ位置で枠体11に支持されてい
る。軸部材20の軸方向下端にコイルスプリング等の弾
性部材30が設けられており、弾性部材30により、軸
部材20は常時上方に付勢されている。また、軸部材2
0と支持部12との間の摩擦力は、無いかまたはほぼ無
い程度とされている。
【0016】本発明の第3実施例では、軸部材20が弾
性部材30により軸方向上方に付勢されているため、カ
ップ類Cを取り除いた後、下方に押圧されていた軸部材
20は、カップ類Cを取り除くと、弾性部材30の付勢
力で上方に突出した状態(図4の(a)の状態)に復帰
する。そのため、本発明の第3実施例では、カップ類C
を取り除いたあと、カップ類Cに押圧されずに上方に突
出した状態を維持している軸部材20を下方に手で押し
込み、ホルダー本体10を上下に反転させる必要がなく
なる。
【0017】本発明の第4実施例では、図7に示すよう
に、軸部材20の上端に吸盤等の吸着部材31が設けら
れており、ホルダー本体10は、支持部12のみから構
成されていてもよいし、枠体11と支持部12から構成
されていてもよい。本発明の第4実施例では、カップ類
Cにより軸部材20が下方に押し込まれた後(図4の
(c)の状態)、カップ類Cの裏面に吸着部材31が吸
着し、カップ類Cの、カップホルダー装置からの除去時
に、軸部材20は、カップ類Cに引っ張られて、カップ
類Cとともに軸方向上方に突出した状態(図4の(a)
の状態)に復帰する。そのため、本発明の第4実施例で
は、カップ類Cを取り除いたあと、カップ類Cに押圧さ
れずに上方に突出した状態を維持していた軸部材20を
下方に手で押し込み、ホルダー本体10を上下に反転さ
せる必要がなくなる。
【0018】本発明の第5実施例では、図8に示すよう
に、軸部材20は少なくとも端部が永久磁石からなる。
ホルダー本体10は、支持部12のみから構成されてい
てもよいし、枠体11と支持部12から構成されていて
もよい。本発明の第5実施例では、カップ類Cがスチー
ル缶等の磁性材から構成されるとき、カップ類Cの軸方
向下方への押し込み後、カップ類Cを取り除く時、カッ
プ類Cに軸部材20が磁力により引っ張られ、上方に突
出した状態(図4の(a)の状態)に復帰する。そのた
め、本発明の第5実施例では、カップ類Cを取り除いた
あと、カップ類Cに押圧されずに上方に突出した状態を
維持していた軸部材20を下方に手で押し込み、ホルダ
ー本体10を上下に反転させる必要がなくなる。
【0019】上記本発明の車両用収納体装置は、車両用
カップホルダー装置を例にとって説明したが、本発明は
それに限定されるものではなく、任意の収納物、たとえ
ば、たばこ等のボックス、携帯電話等を収納する収納体
装置であってもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の車両用収納体装置によれ
ば、複数の軸部材は収納物の形状に沿って押されて軸方
向に移動するため、収納物の形状が如何なる形状であろ
うと、収納物を安定的に保持できる。また、収納物の形
状に倣って保持できるため、振動等が生じても収納物は
軸部材に対して移動せず、異音は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の車両用収納体装置の斜視
図である。
【図2】図1の装置の平面図(図1のA視図)である。
【図3】図1の装置の斜視図(図1のB−B断面図)で
ある。
【図4】本発明の第1実施例の車両用収納体装置の、各
作動段階での断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の車両用収納体装置の断面
図である。
【図6】本発明の第3実施例の車両用収納体装置の断面
図である。
【図7】本発明の第4実施例の車両用収納体装置の一部
の断面図である。
【図8】本発明の第5実施例の車両用収納体装置の一部
の断面図である。
【図9】従来の車両用カップホルダー装置の各作動段階
での斜視図である。
【符号の説明】
10 ホルダー本体 11 枠体 12 支持部 12a 板状部 12b 貫通穴 20 軸部材 C カップ類

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通穴が穿設された支持部を有す
    るホルダー本体と、 前記貫通穴を挿通し前記ホルダー本体に摺動可能とされ
    た複数の軸部材と、からなる車両用収納体装置。
JP11005252A 1999-01-12 1999-01-12 車両用収納体装置 Pending JP2000203348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11005252A JP2000203348A (ja) 1999-01-12 1999-01-12 車両用収納体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11005252A JP2000203348A (ja) 1999-01-12 1999-01-12 車両用収納体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000203348A true JP2000203348A (ja) 2000-07-25

Family

ID=11606036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11005252A Pending JP2000203348A (ja) 1999-01-12 1999-01-12 車両用収納体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000203348A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7036700B2 (en) 2002-10-31 2006-05-02 Lear Corporation Multi-purpose holder installed in a vehicle
KR101379745B1 (ko) 2012-03-06 2014-04-02 인하대학교 산학협력단 스프링을 이용한 신발정리 발판
CN106184021A (zh) * 2016-08-08 2016-12-07 北京长安汽车工程技术研究有限责任公司 一种空间可调的储物盒及车辆
DE102017210640B4 (de) 2017-06-23 2021-12-30 Audi Ag Ablagevorrichtung für ein Kraftfahrzeug, Verfahren zum Betreiben einer Ablagevorrichtung, Steuereinrichtung und Kraftfahrzeug
CN114670754A (zh) * 2020-12-24 2022-06-28 北汽福田汽车股份有限公司 储物盒及车辆

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7036700B2 (en) 2002-10-31 2006-05-02 Lear Corporation Multi-purpose holder installed in a vehicle
KR101379745B1 (ko) 2012-03-06 2014-04-02 인하대학교 산학협력단 스프링을 이용한 신발정리 발판
CN106184021A (zh) * 2016-08-08 2016-12-07 北京长安汽车工程技术研究有限责任公司 一种空间可调的储物盒及车辆
DE102017210640B4 (de) 2017-06-23 2021-12-30 Audi Ag Ablagevorrichtung für ein Kraftfahrzeug, Verfahren zum Betreiben einer Ablagevorrichtung, Steuereinrichtung und Kraftfahrzeug
US11351902B2 (en) 2017-06-23 2022-06-07 Audi Ag Holding device for use in a motor vehicle, method for operating a holding device, control unit and motor vehicle
CN114670754A (zh) * 2020-12-24 2022-06-28 北汽福田汽车股份有限公司 储物盒及车辆
CN114670754B (zh) * 2020-12-24 2023-10-03 北汽福田汽车股份有限公司 储物盒及车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000203348A (ja) 車両用収納体装置
US20140158852A1 (en) Beverage Holder Assembly
TWM485339U (zh) 行動裝置支架之快拆組件
JP2002193019A (ja) 車両用カップホルダ
CN213442337U (zh) 车内置手机夹持装置及汽车
KR101733885B1 (ko) 자동차용 컵 홀더
JP3804749B2 (ja) 自動車用ドアトリム装置
CN110654315A (zh) 车辆存储系统以及包括车辆存储系统的车辆
KR20190011088A (ko) 자동차 에어컨 벤트 그릴에 전자기기를 부착하기 위한 액세서리
JPH0535870Y2 (ja)
JP4230981B2 (ja) 小物ラック等の壁面取付装置
JPH0525555Y2 (ja)
JP3245868U (ja) トレイ
JP3025731U (ja) 自動車座席用トレイ
JPH08308713A (ja) 小物ラック等の壁面取付構造及びこれに利用する吸盤
JP2520452Y2 (ja) 壁面取付器物
JP2509124Y2 (ja) ラップホルダ―
JP6207695B1 (ja) 携帯端末用ケース
JPH0591673A (ja) 充電装置
JPH0752699A (ja) 容器ホルダー装置
JPH0947331A (ja) 棚板受け具
JPH0733740U (ja) 車両用カップホルダ
JP2024050339A (ja) 容器ホルダー及び容器の収容構造
JPH11240372A (ja) カップホルダー用支持装置
JP3079593U (ja) ペーパースタンド