JPH0752699A - 容器ホルダー装置 - Google Patents

容器ホルダー装置

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JPH0752699A
JPH0752699A JP20386393A JP20386393A JPH0752699A JP H0752699 A JPH0752699 A JP H0752699A JP 20386393 A JP20386393 A JP 20386393A JP 20386393 A JP20386393 A JP 20386393A JP H0752699 A JPH0752699 A JP H0752699A
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holder
surface portion
container
holder plate
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Akio Oikawa
昭穂 及川
Kenji Ishihara
健二 石原
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持する容器の種類に対応する自由度を向上
し、収容部の小型化を可能とし、容器の取扱いを容易と
する。 【構成】 対向する内面部(9a,9b)相互が上拡が
りに傾斜した収納部(1)と、縦板部(25)及び、内
面部(9a,9b)との間で容器を保持する湾曲した支
持縁部(21,37)を有する横板部(19,27)で
形成されたホルダープレート(5)とを備え、前記収納
部(1)に、前記傾斜した内面部(9a,9b)間に収
納したホルダープレート(5)を保持する保持部(1
3,15)を設け、ホルダープレート(5)に傾斜した
内面部(9a,9b)に沿う傾斜部(35a,35b)
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のセンターコ
ンソールボックス等に取付ける容器ホルダー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の容器ホルダー装置としては、例え
ば、図10に示すカップホルダー装置がある(実公昭5
8−44029号公報参照)。
【0003】すなわち、このカップホルダー装置は、自
動車のセンターコンソール101に設けられている。セ
ンターコンソール101には、小物入れ用の凹部103
が設けられ、この凹部103に対し、仕切板105を着
脱自在に装着している。仕切板105にはカップ挿入孔
107が設けられている。従って、カップ109を仕切
板105のカップ挿入孔107に挿入すれば、センター
コンソール101の凹部103上に倒れることなく保持
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造では、カップ109の種類が限られ、且つ、
その取扱いが煩雑になる恐れがあった。
【0005】すなわち、カップ挿入孔107は、円形で
あるため、このカップ挿入孔107に挿入保持するカッ
プ109はその底部側がすぼまったものでなければなら
ず、例えば、カップ109に換えて円柱状の缶ジュース
等を保持することは困難である。
【0006】また、たとえカップ挿入孔107に円柱状
の缶ジュース等を挿入することができ、その底部を凹部
103の底部上に載置し、上部をカップ挿入孔107で
保持できたとしても、カップ挿入孔107より径の大き
な缶ジュースの場合には、同一のカップ挿入孔107に
保持することができなくなる。このため、仕切板105
には大きさの異なる複数のカップ挿入孔107を設けな
ければならず、その分センターコンソールが大型化す
る。しかも、カップ109を取出そうとするとき、カッ
プ109がカップ挿入孔107に嵌り込んで外れず、カ
ップ109と共に仕切板105をも外してしまう恐れが
あり、取扱いが著しく煩雑になる恐れがある。
【0007】そこでこの発明は、収容保持する容器の種
類に対応する自由度が高く、且つ、収容部の小型化が可
能であり、しかも取扱いが容易な容器ホルダー装置の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、底面部、及び底面部を囲む縦方
向の内面部で形成され、対向する内面部相互が上拡がり
に傾斜した収納部と、前記傾斜した内面部間に略渡る幅
を有する縦板部、及び前記収納部での保持状態で前記底
面部に対向するよう前記縦板部から突設され前記内面部
との間で容器を保持する湾曲した支持縁部を有する横板
部で形成されたホルダープレートとを備え、前記収納部
に、前記傾斜した内面部間に収納したホルダープレート
を保持する保持部を設け、前記ホルダープレートの縦板
部の幅方向両縁部に、前記傾斜した内面部に沿う傾斜部
を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、底面部、及び底面部を
囲む縦方向の内面部とで形成された収納部と、前記内面
部の対向間に略渡る幅を有する縦板部、及び前記収納部
での保持状態で前記底面部に対向するよう前記縦板部か
ら突設され前記内面部との間で容器を保持する湾曲した
支持縁部を有する横板部で形成されたホルダープレート
とを備え、前記ホルダープレートの下部両側に、スライ
ド溝部、及びスライド溝部と一定の間隔を有する当接面
を設け、前記ホルダープレートの幅方向両側に対向する
内面部に、前記スライド溝部に嵌合して前記ホルダープ
レートを内面部から底面部へスライドガイドする上下方
向のガイド部を設け、前記ガイド部の底面部側に対向
し、前記ホルダープレートの当接面に当接し、前記スラ
イド溝部と当接面との間を、前記ガイド部との間に支持
する挾持部を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、底面部、及び底面部を
囲む縦方向の内面部で形成された収納部と、前記内面部
の対向間に渡る幅を有する縦板部、及び前記収納部での
保持状態で前記底面部に対向するよう前記縦板部の上端
と下端とから各別に突設され前記内面部との間で容器を
保持するそれぞれ異なる大きさの湾曲した支持縁部を有
する上下の横板部で形成されたホルダープレートとを備
え、前記収納部に、前記内面部間に収納したホルダープ
レートを上下いずれの向きにも保持可能な保持部を設
け、前記収納部の底面部に、前記横板部の厚さと略同一
の高さを有し、湾曲の小さな支持縁部の内のり形状に対
応した周形状を有する突平面部を設けたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、ホルダープレート
を、収納部に収納して保持部により保持させることがで
きる。この状態で収納部の底面部上に置いた容器をホル
ダープレートの支持縁部と収納部の内面部との間で保持
させることができる。さらに、ホルダープレートを収納
部に収納する際には、縦板部の幅方向両縁部の傾斜部が
収納部の傾斜した内面部にガイドされることとなる。
【0012】また、収納部に保持されたホルダープレー
トは、その傾斜部が収納部の傾斜した内面部に沿うもの
であるため、ホルダープレートの横方向の移動が規制さ
れる。
【0013】請求項2の発明によれば、容器をホルダー
プレートの支持縁部と収納部の内面部との間で保持させ
ることができる。しかも、ホルダープレートを収納部に
装着するとき、ホルダープレートのスライド溝部を収納
部の上下方向のガイド部にスライドガイドさせることが
できる。また、ガイド部のスライドガイドによってホル
ダープレートを収納部へ収容すると、ホルダープレート
の当接面とスライド溝部との間が前記ガイド部と挾持部
との間に自動的に挾持され、ホルダープレートの装着が
完了する。
【0014】請求項3の発明によれば、ホルダープレー
トを収納部に上下いずれかの向きで収納させ、保持部に
保持させると、大きさの異なるいずれかの支持縁部と、
収納部の内面部との間で支持縁部に応じた容器を保持さ
せることができる。また、湾曲の小さな支持縁部を有す
る横板部が底面部側に位置する場合でも、底面部に突平
面部が設けられているため、横板部と突平面部とで略面
一の面を形成することができる。
【0015】
【実施例】以下この発明の実施例を説明する。
【0016】図1は、この発明の一実施例に係る容器ホ
ルダー装置の分解斜視図を示している。
【0017】この図1のように、この容器ホルダー装置
は、収納部1を有したホルダー本体3と、ホルダープレ
ート5とで構成されている。
【0018】前記収納部1は、平面から見て略矩形の底
面部7と、底面部7の四方を囲む縦方向の内面部9a,
9b,11a,11bで形成されている。車幅方向に対
向する一対の内面部9a,9bは、相互が上拡がりに傾
斜して形成されている。
【0019】なお、この実施例では、車体前後方向に対
向する内面部11a,11bも相互に上拡がりに傾斜形
成されている。
【0020】前記内面部9a,9bには、対称的に上下
方向のガイド部13が設けられている。また、ガイド部
13の底面部7側には、所定間隔を置いて挾持部15が
車体前後方向に対向して設けられている。これらガイド
部13及び挾持部15は、ホルダープレート5の保持部
を形成している。
【0021】前記底面部7には突平面部17が設けられ
ている。この突平面部17は、底面部7に対してホルダ
ープレート5の後述する第1横板部19の厚さと略同一
の高さを有している。突平面部17の外周部17aは、
第1横板部19の支持縁部21の内のり形状に対応した
周形状に形成されている。突平面部17は、図1におい
て図示はしていないが、前方部の内面部11aにまで至
っている。この突平面部17を設けたことにより、底面
部7の剛性が向上し、薄肉化を図り、軽量にすることが
できる。
【0022】なお、ホルダー本体の周囲には、可撓の爪
部23が設けられている。
【0023】前記ホルダープレート5は、縦板部25と
第1,第2横板部19,27とで概ね形成されている。
【0024】前記縦板部25は、上下対象に形成され、
上下中央が後方の前面部11b側へ突出するように上下
の部分25a,25bが若干傾斜形成されている。
【0025】縦板部25の中央には、補強用のリブ29
が設けられ、第1横板部19と縦板部25の下の部分2
5bとの間には、左右のリブ31a,31bが設けられ
ている。
【0026】また、これと上下対称位置において第2横
板部27と縦板部25の上の部分25aとの間にも左右
のリブ33a,33bが設けられている。
【0027】縦板部25は、前記傾斜した内面部9a,
9b間に渡る幅を有し、その幅方向両縁部に傾斜部35
a,35bが設けられている。傾斜部35aは、縦板部
25の上の部分25aに設けられ、傾斜部35bは、同
下の部分25bに設けられている。傾斜部35a,35
bは、前記傾斜した内面部9a,9bに沿う形態となっ
ている。例えば、図1の状態でホルダープレート5を収
納部1に収納した場合、傾斜部35bが内面部9a,9
bに近接した状態で対向する。
【0028】前記第1横板部19は、縦板部25の下端
から突設され、第2横板部27は同上端から突設されて
いる。これら第1,第2横板部19,27は、収納部1
での保持状態で底面部7に接して対向し、あるいはその
上部で対向する状態となる。
【0029】前記第1,第2横板部19,27には、内
面部11a及び9a,9bとの間で容器を保持する異な
る大きさの湾曲した第1,第2支持縁部21,37が設
けられている。第1横板部19の第1支持縁部21は、
前述したように底面部7の突平面部17の外周部17a
に対応した形状となっており、第1横板部19が底面部
7側に位置するとき、第1支持縁部21が突平面部17
の外周部17aに近接し、第1横板部19と突平面部1
7とで略面一の面を形成することができる。
【0030】前記ホルダープレート5の両側には、スラ
イド溝部41,43が設けられている。すなわち、この
実施例では、第1横板部19の両側にスライド溝部41
が設けられ、第2横板部27に第2スライド溝部43が
設けられている。これらスライド溝部41,43は、下
側に位置するとき、前記ガイド部13にスライドガイド
されるものであり、ホルダープレート5の下部両側にス
ライド溝部を設けた構成となっつている。
【0031】第1スライド溝部41の後方側、即ち縦板
部25の下の部分25bの下端側は、第1スライド溝部
41と一定の間隔を有する第1当接面45となってい
る。また、同様に第2スライド溝部43の後方側、即ち
縦板部25の上の部分25aの上端側は、第2当接面4
7となっている。これら第1,第2当接面45,47
は、縦板部25の上下の部分25a,25bの傾斜によ
って同様に傾斜した面となっている。
【0032】このようなホルダープレート5を装着する
ホルダー本体3は、図2のように、例えばセンターコン
ソール49に取付けられるものである。この時、ホルダ
ー本体3の前記爪部23がセンターコンソール49側の
図示しない係止部にそれぞれ係止され、ホルダー本体3
はセンターコンソール49に対して着脱自在に取付けら
れることとなる。
【0033】図3は、ホルダープレート5を収納部1に
収納した状態で傾斜部35bが、内面部9a,9bに対
し近接して対向した状態を示している。このような状態
により、収納部1に装着したホルダープレート5は、傾
斜部35bが内面部9a,9bに当接することによっ
て、その動きが規制され、車幅方向へのガタ付きを抑制
することができる。また、ホルダープレート5を収納部
1上方から挿入する場合にも、内面部9a,9bが上拡
がりに傾斜し、且つ、傾斜部35bが内面部9a,9b
に対応して傾斜しているため、両者のガイド作用により
ホルダープレート5の所定位置への装着作業が極めて容
易なものとなる。
【0034】なお、ホルダープレート5を上下逆にして
装着する場合には、傾斜部35aが同様な機能を奏す
る。
【0035】図4は、図1で表われなかった内面部9b
側のガイド部13及び挾持部15を内面部9a側のもの
と同時に示したものである。このようにガイド部13及
び挾持部15は、内面部9a,9bの双方に設けられ、
対称となっている。
【0036】図5は、ホルダープレート5の側面図を示
している。ホルダープレート5の縦板部25は、上下中
央部が後方へ突出するように傾斜形成され、下端に第1
当接面45が、上端に第2当接面47が形成され、ま
た、当接面45,47の前方部において第1スライド溝
部41,第2スライド溝部43が設けられていることが
明らかとなっている。
【0037】図6は、ホルダープレート5を収納部1に
装着した状態の断面図を示している。この図6のよう
に、ホルダープレート5の第1スライド溝部41と第1
当接面45との間がガイド部13と挾持部15との間に
挾持され、収納部1に対するホルダープレート5の保持
が行なわれている。また、この図6で明らかなようにガ
イド部13及び挾持部15は上方が細く、下方が次第に
太くなるように形成され、ガイド部13は、若干前方へ
傾斜している。さらに、底面部7側に位置する第1横板
部19と突平面部17とが略面一の面を構成しているこ
とが明らかとなっている。
【0038】また、この図6のように突平面部17の外
周部17aは、突平面部17に対してアールをもって形
成され、滑らかに連続している。従って、ホルダープレ
ート5を取外し、収納部1をコイン入れ等に利用した場
合、底面部7にへばりついているコイン等を取出すと
き、突平面部17と底面部7との間のなだらかな段差を
利用することにより極めて容易に取出すことが可能とな
る。
【0039】次にホルダープレート5の装着について述
べる。
【0040】第2横板部27を用いて容器を保持する場
合は、図1のように第1横板部19を下側にし、そのま
ま収納部1内に下降させる。この時、内面部9a,9b
が上拡がりに傾斜しているため、ホルダープレート5の
挿入が極めて容易となる。また、傾斜部35bと、内面
部9a,9bとのガイド作用によってもその挿入が極め
て容易となる。
【0041】挿入に際しては、第1横板部19の第1ス
ライド溝部41をガイド部13に嵌合させ、そのスライ
ドガイドに応じてホルダープレート5を底面部7側へ更
に下降させる。この下降により第1横板部19が底面部
7上に至ると、第1スライド溝部41と第1当接面45
との間がガイド部13と、挾持部15との間に自動的に
位置して保持される。この時、図5のように第1当接面
45は傾斜し、且つ図6のようにガイド部13及び挾持
部15が下方側へ太くなっているので、前記保持は挾圧
保持となり、ホルダープレート5が底面部7側に確実に
固定されることとなる。しかも、このような挾圧保持を
ガイド部13の案内によって自動的に行なうことがで
き、ホルダープレート5の装着作業が極めて容易であ
る。
【0042】ホルダープレート5の装着後は、図3のよ
うに傾斜部35bが内面部9a,9bに対向し、上記し
たようにホルダープレート5の車幅方向へのガタ付きが
抑制される。且つ、図6のように第1横板部19と突平
面部17とは略面一の平面を構成する。
【0043】図7は、上記のようにして装着されたホル
ダープレート5の第2横板部27を利用して容器51を
保持した状態を示している。容器51は、第2横板部2
7の第2支持縁部37に対応して径の大きな缶ジュース
等である。これによって容器51は、前方の内面部11
aと第2横板部27の第2支持縁部37との間で主に保
持され、且つ左右の内面部9a,9bにより補助的に保
持される。従って、容器51を確実に保持することがで
きる。この場合、容器51は、突平面部17と第1横板
部19とで形成される略面一の面上に載置されるためガ
タ付くこともない。
【0044】なお、このような構造では、容器51を収
容するとき、第2支持縁部37と、内面部11a等との
間に形成される保持部は円形のものではなく、且つ、内
面部9a,9b,11aは、上拡がりに傾斜しているた
め、容器51の挿入が極めて容易である。容器51の大
きさが多少異なったものであっても、同様に保持させる
ことはできる。従って、容器51の種類に対応する自由
度が拡がり、収容部を複数設ける必要もなく、全体的な
小型化が可能である。
【0045】図8は、第2横板部27を用いて紙コップ
等の容器53を保持した状態を示している。即ち、容器
53は下すぼまりの形状をしており、この形状のもので
も上記同様に保持することができる。しかも、容器53
が収納部1側に嵌り込むようなこともなく、その取出し
を極めて容易に行なうことができる。
【0046】図9は、第1横板部19を利用して容器5
5を保持した状態を示している。この場合は、ホルダー
プレート5を上下逆にして装着する。従って、第2スラ
イド溝部43がガイド部13にスライドガイドされ、底
面部7側では、第2スライド溝部43と第2当接面47
との間がガイド部13と挾持部15との間に自動的に挾
圧保持される状態となる。このように第1横板部19を
利用することにより、細長い容器55でも上記同様に確
実に保持させることができる。この場合、容器55は、
突平面部17上に確実に支持される。
【0047】このように、第1,第2横板部19,27
を設けた場合には、外周径の大きく異なる容器51,5
5のいずれのの場合にも対応することができ、このよう
な場合でも保持部を複数設ける必要がなく、小型化を図
ることができるのである。
【0048】なお、上記実施例では、第1,第2横板部
19,27の双方を設けた例を示したが、いずれか一方
のみ設けるものでも良いことは勿論である。また、収納
部1の後部側を拡大し、縦板部25でその後部側を区画
し、小物入れとして構成することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、ホルダープレートの支持縁部と、収納部の
内面部との間で容器を保持することができるため、容器
の種類に対する自由度が拡がる。従って、保持部を複数
設ける場合に比べて収容部の小型化を図ることができ
る。また、容器が収納部に嵌り込むようなことがないな
ど、容器の取扱いが極めて容易となる。しかも、ホルダ
ープレートの装着の際には、収納部の傾斜した内面部と
ホルダープレートの傾斜部とのガイド作用によって極め
て容易に装着することができる。装着後は、傾斜部が傾
斜した前面部に沿って対向するため、ホルダープレート
のガタ付きを抑制することができ、容器を確実に保持す
ることができる。
【0050】請求項2の発明では、ホルダープレートの
スライド溝部を内面部のガイド部にスライドガイドさせ
ることにより、ホルダープレートの装着を極めて容易に
行なわせることができる。しかも、ガイド部のスライド
ガイドによってホルダープレートを装着するだけでガイ
ド部と挾持部との間にホルダープレートのスライド溝と
当接面との間を挾持させることができ、確実な固定を極
めて容易に行なわせることができる。
【0051】請求項3の発明によれば、ホルダープレー
トを上下いずれかの向きに保持させることにより、大き
さの異なる容器を確実に保持させることができる。従っ
て、保持部を複数個所設ける場合に比べて収納部の小型
化を図ることができる。また、湾曲の小さな支持縁部を
有した横板部を下にしてホルダープレートを装着した場
合に、横板部と底面部の突平面部との間で略面一の平面
部を構成することができ、保持した容器が底面部でガタ
付くことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る要部の分解斜視図で
ある。
【図2】センターコンソールに装着した状態を示す斜視
図である。
【図3】ホルダープレートの傾斜部と内面部の傾斜との
関係を示す断面図である。
【図4】左右ガイド部及び挾持部を示す斜視図である。
【図5】ホルダープレートの側面図である。
【図6】収納部にホルダープレートを収納した状態の断
面図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】作用説明図である。
【図9】作用説明図である。
【図10】従来例を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 収納部 5 ホルダープレート 7 底面部 9a,9b,11a,11b 内面部 13 ガイド部 15 挾持部 17 突平面部 19 第1横板部 21 第1支持縁部 25 縦板部 27 第2横板部 35a,35b 傾斜部 37 第2支持縁部 41 第1スライド溝部 43 第2スライド溝部 45 第1当接面 47 第2当接面 51,53,55 容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面部、及び底面部を囲む縦方向の内面
    部で形成され、対向する内面部相互が上拡がりに傾斜し
    た収納部と、 前記傾斜した内面部間に略渡る幅を有する縦板部、及び
    前記収納部での保持状態で前記底面部に対向するよう前
    記縦板部から突設され前記内面部との間で容器を保持す
    る湾曲した支持縁部を有する横板部で形成されたホルダ
    ープレートとを備え、 前記収納部に、前記傾斜した内面部間に収納したホルダ
    ープレートを保持する保持部を設け、 前記ホルダープレートの縦板部の幅方向両縁部に、前記
    傾斜した内面部に沿う傾斜部を設けたことを特徴とする
    容器ホルダー装置。
  2. 【請求項2】 底面部、及び底面部を囲む縦方向の内面
    部とで形成された収納部と、 前記内面部の対向間に略渡る幅を有する縦板部、及び前
    記収納部での保持状態で前記底面部に対向するように前
    記縦板部から突設され前記内面部との間で容器を保持す
    る湾曲した支持縁部を有する横板部で形成されたホルダ
    ープレートとを備え、 前記ホルダープレートの下部両側に、スライド溝部、及
    びスライド溝部と一定の間隔を有する当接面を設け、 前記ホルダープレートの幅方向両側に対向する内面部
    に、前記スライド溝部に嵌合して前記ホルダープレート
    を内面部から底面部へスライドガイドする上下方向のガ
    イド部を設け、 前記ガイド部の底面部側に対向し、前記ホルダープレー
    トの当接面に当接し、前記スライド溝部と当接面との間
    を、前記ガイド部との間に支持する挾持部を設けたこと
    を特徴とする容器ホルダー装置。
  3. 【請求項3】 底面部、及び底面部を囲む縦方向の内面
    部で形成された収納部と、 前記内面部の対向間に渡る幅を有する縦板部、及び前記
    収納部での保持状態で前記底面部に対向するよう前記縦
    板部の上端と下端とから各別に突設され前記内面部との
    間で容器を保持するそれぞれ異なる大きさの湾曲した支
    持縁部を有する上下の横板部で形成されたホルダープレ
    ートとを備え、 前記収納部に、前記内面部間に収納したホルダープレー
    トを上下いずれの向きにも保持可能な保持部を設け、 前記収納部の底面部に、前記横板部の厚さと略同一の高
    さを有し、湾曲の小さな支持縁部の内のり形状に対応し
    た周形状を有する突平面部を設けたことを特徴とする容
    器ホルダー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021024288A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 株式会社ホンダアクセス コンソールボックス

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