JP3620989B2 - 容器ホルダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室に設置されたコンソールボックスやインストルメントパネル等の内装部品に収納可能かつ引出し可能に取付けられた容器ホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の容器ホルダとして、車体に装備されたケースが収納室の一部を区画する側壁を有し、このケースに揺動可能に枢着されたホルダ本体が収納位置と使用位置との間を揺動し、基端がホルダ本体に揺動可能に保持されたサポートが使用状態で容器の外周と接触して容器を規制し、更にサポートが付勢手段により側壁の内側から外側に付勢されるように構成された容器ホルダ装置が開示されている(特開平8−207639号)。この装置では、ホルダ本体の山部分とサポートとにより構成される容器収容孔の大きさをサポートを揺動することにより複数段に変えることができ、容器収容孔を拡大するとサポートの先端がホルダ本体の山部分から離脱するように構成される。
【0003】
このように構成された容器ホルダ装置では、ケースに収納されたホルダ本体を操作して使用位置に揺動させると、側壁により揺動が阻止されていたサポートがホルダ本体とともに揺動し、側壁を滑って側壁から開放される。この結果、サポートが付勢手段の付勢力によりホルダ本体に対して揺動し、側壁の内側から外側に揺動するので、サポートが収納室の幅より張り出し、容器ホルダとして使用できる。また容器収容孔を拡大してサポートの先端をホルダ本体の山部分から離脱させると、このサポートの先端と山部分の間に容器の取っ手を遊挿できるので、取っ手のない容器のみならず、取っ手付容器をも保持できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の特開平8−207639号公報に示された容器ホルダ装置では、容器収容孔を縮小するときに、サポートのがたつきや組付誤差等により、サポートの先端がホルダ本体の壁面に当接し、サポートをホルダ本体の所定の位置にスムーズに収容できない不具合があった。
本発明の目的は、容器収容孔を縮小するときに、サポートの先端部がサポート収容部以外の部分に侵入するのを防止することができ、またサポートの先端部をサポート収容部にスムーズに収容することができる容器ホルダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1及び図5に示すように、車室の内装部品11に形成された取付口11bの内部に取付けられたケース13と、ケース13に収納可能かつ引出し可能に取付けられ引出し時に容器18の外周面の一部を保持可能な凹部14b,14cを有するホルダ本体14と、基端がホルダ本体14に支持ピン21,22を介して枢支され所定の曲率半径を有するように湾曲して形成されかつ凹部14b,14cとともに容器収容孔41,42を形成するサポート31,32とを備え、サポート31,32を支持ピン21,22を中心に回転させて容器収容孔41,42を拡大したときにサポート31,32の先端部がホルダ本体12に設けられたサポート収容部14k,14mから離脱し、サポート31,32を支持ピン21,22を中心に回転させて容器収容孔41,42を縮小したときにサポート31,32の先端部がサポート収容部14k,14mに収容されるように構成された容器ホルダ12の改良である。
その特徴ある構成は、サポート収容部14k,14mがホルダ本体14の引出し端部に引出し方向に延びて設けられたガイド壁14nと、このガイド壁14nに連設された障壁14p,14qとを有し、ガイド壁14nが容器収容孔41,42の縮小時にサポート31,32の先端部をサポート収容部14k,14mに案内し、障壁14p,14qがサポート31,32の先端部のサポート収容部14k,14m以外の部分への侵入を阻止するように構成されたところにある。
【0006】
この請求項1に記載された容器ホルダでは、長年の使用によりサポート31,32にがたつきが生じたり、或いは組付誤差が生じることにより、サポート31,32の先端部をサポート収容部14k,14mに収容するときに、サポート31,32の先端部がサポート収容部14k,14mに対向する位置からずれている場合、サポート31,32の先端部が障壁14p,14qに当接するので、サポート31,32の先端部がサポート収容部14k,14m以外の部分に収容されるのを阻止する。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図8及び図9に示すように、ガイド壁14nと障壁14p,14qとの連設部14r,14sにガイド側丸み又はガイド側面取りが形成され、この連設部14r,14sに対向するサポート31,32の対向コーナ部31a,32aにサポート側丸み又はサポート側面取りが形成されたことを特徴とする。
この請求項2に記載された容器ホルダでは、サポート31,32のがたつきや組付誤差等により、サポート31,32の先端部をホルダ本体14のサポート収容部14k,14mに収容するときに、サポート31,32の先端部がサポート収容部14k,14mに対向する位置からずれていても、サポート31,32の先端部はガイド側丸み又はガイド側面取りと、サポート側丸み又はサポート側面取りにより、ガイド壁14n面に沿うように案内され、更にガイド壁14nにより案内されて、スムーズにサポート収容部14k,14mに収容される。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、自動車の車室の運転席と助手席との間にはコンソールボックス11が設けられ、このボックス11の後壁11a上部には略矩形の取付口11bが形成される。コンソールボックス11の内部には内箱11cが設けられ、この内箱11cの背面を形成する内壁11dと上記後壁11aとの間の後部空間11eは内箱11cの容積を大きくするために内壁11d及び後壁11aの間隔が比較的小さく形成される(図1及び図4)。上記取付口11bの内部には容器ホルダ12のケース13が取付けられる(図1、図2、図4及び図5)。容器ホルダ12は上記ケース13と、このケース13に収納可能かつ引出し可能に取付けられたホルダ本体14と、基端がホルダ本体14に第1及び第2支持ピン21,22を介してそれぞれ枢支された第1及び第2サポート31,32とを備える。
【0009】
ケース13は内箱11cの内壁11dに当接する奥壁13aと、取付口11bの周縁に当接するフランジ部13bと、奥壁13a及びフランジ部13bを連設する一対の側壁13c,13c及び上壁13dとを有する(図1、図2、図4及び図5)。一対の側壁13c,13cは上記後部空間11e内で取付口11bより下方に延び(図4)、これらの側壁13c,13cには所定の曲率半径を有する一対の案内溝13e,13eが形成される(図2、図4及び図5)。ケース13の奥壁13a上部には一対の通孔13f,13fが形成され、コンソールボックス11の内壁11dには上記通孔13f,13fに対向して一対のねじ穴11f,11fが形成される(図1及び図4)。ねじ穴11f,11fは内壁11dから突設されたボス11g,11gに形成され、通孔13fはボス11gの高さ分だけへこんだ奥壁13aに形成される。また奥壁13aの下端には一対の係止片13g,13gが設けられ、内壁11dには上記係止片13g,13gに対向して係止片13g,13gが係止可能な一対の被係止部11h,11hが形成される(図4及び図5)。
【0010】
ホルダ本体14の収納端側は上記一対の案内溝13e,13eと同一の曲率半径を有するように湾曲して形成され、その両側面には一対の案内溝13e,13eに摺動可能に挿入される一対のスライド部14a,14aが設けられる(図1、図2及び図5)。ホルダ本体14の引出し端側にはこのホルダ本体14の引出し時に缶18の外周面の一部を保持可能な所定の曲率半径を有する第1及び第2凹部14b,14cが形成される(図1及び図5)。第1及び第2サポート31,32の基端は第1及び第2支持ピン21,22を中心にホルダ本体14の引出し時に略水平面内で回動可能に構成される(図1及び図3)。また第1及び第2サポート31,32はそれぞれ上記第1及び第2凹部14b,14cの曲率半径と略同一の曲率半径を有するように湾曲して形成され、第1及び第2サポート31,32と第1及び第2凹部14b,14cとにより第1及び第2容器収容孔41,42がそれぞれ形成される(図1及び図5)。
【0011】
第1及び第2サポート31,32の第1及び第2支持ピン21,22近傍にはホルダ本体14に向って一対のスライドピン16,17がそれぞれ突設され(図1及び図3)、ホルダ本体14には上記スライドピン16,17が摺動可能に挿入される一対の円弧状の長孔14d,14eが形成される(図1)。これらの長孔14d,14eの一端は切欠かれ、一対の長孔14d,14eの一方の側縁は湾曲した弾性変形可能な一対の腕部14f,14gの一方の側縁により形成される。またこれらの長孔14d,14eにはサポート31,32をそれぞれ所定の開度で一時的に固定可能な複数の凸部14h,14i,14jが設けられる(凸部14h,14i,14jは一対の長孔14d,14eのうち一方の長孔14dについてのみ図示し、他方の長孔14eにも図示しないが同様に凸部が形成される。)。この例では複数の凸部14h,14i,14jは長孔14dの一端から他端に向って一対の第1凸部14h,14h、一対の第2凸部14i,14i及び一対の第3凸部14j,14jの合計6個設けられ、スライドピン16はサポート31に所定値以上の力を加えたときに腕部14fが弾性変形することにより上記凸部14h,14i,14jを乗り越えて長孔14d内を摺動できるようになっている。
【0012】
ホルダ本体14の引出し端部には第1及び第2サポート31,32をそれぞれ収容可能な第1及び第2サポート収容部14k,14mがそれぞれ設けられる(図5〜図9)。第1及び第2サポート31,32を第1及び第2支持ピン21,22を中心に回転させて第1及び第2容器収容孔41,42を拡大したときに第1及び第2サポート31,32の先端部が第1及び第2サポート収容部14k,14mからそれぞれ離脱し、第1及び第2サポート31,32を第1及び第2支持ピン21,22を中心に回転させて第1及び第2容器収容孔41,42を縮小したときに第1及び第2サポート31,32の先端部が第1及び第2サポート収容部14k,14mにそれぞれ収容されるように構成される(図1及び図5)。
【0013】
第1サポート収容部14kはホルダ本体14の引出し端部に引出し方向に延びて設けられたガイド壁14nと、このガイド壁14nの一方のコーナ部に連設された障壁14pとを有し、第2サポート収容部14mは上記ガイド壁14nと、このガイド壁14nの他方のコーナ部に連設された障壁14qとを有する(図5〜図9)。障壁14pはガイド壁14nの一方のコーナ部の周縁に沿いかつ上方に延びて設けられ、障壁14qはガイド壁14nの他方のコーナ部の周縁に沿いかつ下方に延びて設けられる。また図8及び図9に示すように、ガイド壁14nと障壁14p,14qとの連設部14r,14sには所定の曲率半径を有するガイド側丸みがそれぞれ形成され、これらの連設部14r,14sに対向する第1及び第2サポート31,32の対向コーナ部31a,32aには所定の曲率半径を有するサポート側丸みがそれぞれ形成される。ガイド側丸みの曲率半径は3.0〜5.0mmの範囲に設定されることが好ましく、サポート側丸みの曲率半径は2.0〜5.0mmの範囲に設定されることが好ましい。
【0014】
スライドピン16,17が長孔14d,14eの一端に位置するときには容器収容孔41,42の内径が最大となり、このときの容器収容孔41,42はこの例では350mlの飲料水入りの缶18(図4)を殆どがたつきなく挿入可能な内径を有する。またスライドピン16,17が第1及び第2凸部14h,14iの間に位置するときには容器収容孔41,42はこの例では250mlの飲料水入りの缶(図示せず)を殆どがたつきなく挿入可能な内径を有する。更にスライドピン16,17が長孔14d,14eの他端に位置するときには、第1サポート31の外側端と第2サポート32の外側端との距離は取付口11bの幅より小さくなるように構成される。なお、容器収容孔41,42を拡大すると、サポート31,32の先端部がサポート収容部14k,14mから離脱するので、このサポート31,32の先端部とサポート収容部14k,14mとの間に取っ手(図示せず)を遊挿することにより、取っ手付の容器(図示せず)も保持できるようになっている。
【0015】
ホルダ本体14の下面略中央にはホルダ本体14の引出し時に略鉛直面内で回動可能な容器受け具23が枢支される(図2、図4及び図5)。容器受け具23は基端がホルダ本体14の下面略中央に支軸24を介して枢支されホルダ本体14の引出し端下方に延びる支持部23aと、支持部23aの先端に設けられ第1及び第2容器収容孔41,42の下方に位置する受け部23bとを有する。受け部23bはコンソールボックス11の取付口11bと略同一形状に形成され、ホルダ本体14の収納時に取付口11bを閉止する蓋となる。またホルダ本体14の引出し時における受け部23bの下面及び上面には取っ手23c及び爪23dがそれぞれ設けられ(図4及び図5)、ケース13の上壁13dには受け部23bによる取付口11bの閉止時に爪23dが係止する凹み13hが形成される(図4)。
【0016】
このように構成された容器ホルダ12をコンソールボックス11に組付けるときには、予め組み立てられた容器ホルダ12のホルダ本体14をケース13から引出した状態で、ケース13を取付口11bからコンソールボックス11の後部空間11eに挿入し、コンソールボックス11の内壁11dの被係止部11hにケース13の奥壁13aの係止片13gを係止させる。このとき内壁11dのねじ穴11fに奥壁13aの通孔13fが対向するので、タッピングスクリュウ26を通孔13fを介してねじ穴11fに螺合する。このような簡単な作業で容器ホルダ12をコンソールボックス11の取付口11b内部に組付けることができる。
【0017】
このように構成された容器ホルダの使用方法を説明する。
先ず後部座席(図示せず)に着席した乗員(図示せず)が取っ手23cを手前に引くと、ホルダ本体14がケース13から引出され、取っ手23cから手を離すと、容器受け具23は受け部23bの上面が略水平になるまで支軸24を中心に下方に回転する(図2、図4及び図5)。次に第1サポート31を第1支持ピン21を中心に所定の開度になるまで回転させて容器収容孔41,42を拡大し、スライドピン16が長孔14d内の第1及び第2凸部14h,14i間に位置すると、第1サポート31は図1の一点鎖線で示す所定の開度で一時的に固定される。この状態で例えば250mlの飲料水入りの缶(図示せず)を第1容器収容孔41に挿入すると、自動車(図示せず)が加速、減速又は振動しても、缶と第1サポート31及びホルダ本体14との間に殆ど隙間がないため、缶が大きくがたつかずその内容物がこぼれることはない。このとき上記缶を一時的に第1容器収容孔41から取出してもスライドピン16の摺動が第1及び第2凸部14h,14iにより阻止されているので、第1サポート31の開度が変化することはない。
【0018】
またスライドピン16が長孔14dの一端に位置するまで第1サポート31を回転させると、このサポート31は図1の実線で示す最大の開度で一時的に固定される。この状態で350mlの飲料水入りの缶18を第1容器収容孔41に挿入しても、上記と同様に缶18が大きくがたつかずその内容物がこぼれることはない。このとき上記缶18を一時的に第1容器収容孔41から取出してもスライドピン16の摺動が第1凸部14hにより阻止されているので、第1サポート31の開度は変化しない。この結果、第1サポート31ががたつくことはない。第2サポート32も上記第1サポート31と同様に使用できる。
【0019】
ホルダ本体14をケース13に収納するときには、先ずスライドピン16が長孔14dの他端に位置するまで、即ち第1サポート31が図1の二点鎖線で示す位置まで第1サポート31を回転させる。第2サポート32も上記第1サポート31と同様にスライドピン17が長孔14eの他端に位置するまで回転させる。このとき長年の使用により第1及び第2サポート31,32にがたつきが生じたり、或いは組付誤差が生じることにより、これらのサポート31,32の先端部をホルダ本体14の第1及び第2サポート収容部14k,14mにそれぞれ収容するときに、第1及び第2サポート31,32の先端部が第1及び第2サポート収容部14k,14mに対向する位置からそれぞれずれている場合がある(図8及び図9)。
【0020】
この場合、第1及び第2サポート31,32の先端部は連設部14r,14sに形成されたガイド側丸みと、対向コーナ部31a,32aに形成されたサポート側丸みとにより、図8及び図9の実線矢印で示すようにガイド壁14nの上面及び下面にそれぞれ沿うように案内され、更にガイド壁14nによりそれぞれ案内されるので、第1及び第2サポート31,32の先端部を第1及び第2サポート収容部14k,14mにそれぞれスムーズに収容することができる。また第1及び第2サポート31,32の先端部が第1及び第2サポート収容部14k,14mに対向する位置からそれぞれ大きくずれていても、第1及び第2サポート31,32の先端部が障壁14p,14qにそれぞれ当接するので、第1及び第2サポート31,32の先端部が第1及び第2サポート収容部14k,14m以外の部分に収容されるのを阻止することができる。即ち、第1サポート31が第2サポート収容部14mに侵入することはなく、第2サポート32が第1サポート収容部14kに侵入することはない。次に容器受け具23を支軸24を中心に上方に回転させた状態で、ホルダ本体14をケース13内に収納する方向に受け部23bを押すと、取付口11bが受け部23bにより閉止される。
【0021】
なお、この実施の形態では、容器ホルダをコンソールボックスの内部に取付けた例を挙げたが、インストルメントパネル、サイドドアのトリム又はその他の内装部材の内部に取付けてもよい。この場合、容器ホルダを所定の曲率半径で湾曲させずに、ケースを扁平の角筒状平板に形成し、ホルダ本体を平板状に形成してもよい。
また、この実施の形態では、ガイド壁と障壁との連設部にガイド側丸みを形成し、この連設部に対向するサポートにサポート側丸みを形成したが、上記連設部にガイド側面取りを形成し、この連設部に対向するサポートにサポート側面取りを形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ホルダ本体の引出し端部に引出し方向に延びて設けられたガイド壁が容器収容孔の縮小時にサポートの先端部をサポート収容部に案内し、ガイド壁に連設された障壁がサポートの先端部のサポート収容部以外の部分への侵入を阻止するように構成したので、サポートのがたつきや組付誤差により、サポートの先端部をホルダ本体のサポート収容部に収容するときに、サポートの先端部がサポート収容部に対向する位置からずれている場合、サポートの先端部が障壁に当接する。この結果、サポートの先端部がサポート収容部以外の部分に収容されるのを阻止することができる。
【0023】
またガイド壁と障壁との連設部にガイド側丸み又はガイド側面取りを形成し、連設部に対向するサポートの対向コーナ部にサポート側丸み又はサポート側面取りを形成すれば、サポートのがたつきや組付誤差により、サポートの先端部をホルダ本体のサポート収容部に収容するときに、サポートの先端部がサポート収容部に対向する位置からずれていても、サポートの先端部はガイド側丸み等及びサポート側丸み等によりガイド壁に沿うように案内され、更にガイド壁により案内されて、サポート収容部にスムーズに収容される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の容器ホルダを示す図4のA−A線断面図。
【図2】図1のB矢視図。
【図3】図1のC−C線断面図。
【図4】図2のD−D線断面図。
【図5】その容器ホルダを含むコンソールボックスの要部斜視図。
【図6】サポート収容部を含むホルダ本体の斜め上方から見た要部斜視図。
【図7】サポート収容部を含むホルダ本体の斜め下方から見た要部斜視図。
【図8】図2のE−E線断面図。
【図9】図2のF−F線断面図。
【符号の説明】
11 コンソールボックス(内装部品)
11b 取付口
12 容器ホルダ
13 ケース
14 ホルダ本体
14b,14c 凹部
14k,14m サポート収容部
14n ガイド壁
14p,14q 障壁
14r,14s 連設部
18 缶(容器)
21,22 支持ピン
31,32 サポート
31a,32a 対向コーナ部
41,42 容器収容孔

Claims (2)

  1. 車室の内装部品(11)に形成された取付口(11b)の内部に取付けられたケース(13)と、前記ケース(13)に収納可能かつ引出し可能に取付けられ引出し時に容器(18)の外周面の一部を保持可能な凹部(14b,14c)を有するホルダ本体(14)と、基端が前記ホルダ本体(14)に支持ピン(21,22)を介して枢支され所定の曲率半径を有するように湾曲して形成されかつ前記凹部(14b,14c)とともに容器収容孔(41,42)を形成するサポート(31,32)とを備え、
    前記サポート(31,32)を前記支持ピン(21,22)を中心に回転させて前記容器収容孔(41,42)を拡大したときに前記サポート(31,32)の先端部が前記ホルダ本体(14)に設けられたサポート収容部(14k,14m)から離脱し、前記サポート(31,32)を前記支持ピン(21,22)を中心に回転させて前記容器収容孔(41,42)を縮小したときに前記サポート(31,32)の先端部が前記サポート収容部(14k,14m)に収容されるように構成された容器ホルダにおいて、
    前記サポート収容部(14k,14m)が前記ホルダ本体(14)の引出し端部に引出し方向に延びて設けられたガイド壁(14n)と、このガイド壁(14n)に連設された障壁(14p,14q)とを有し、
    前記ガイド壁(14n)が前記容器収容孔(41,42)の縮小時に前記サポート(31,32)の先端部を前記サポート収容部(14k,14m)に案内し、
    前記障壁(14p,14q)が前記サポート(31,32)の先端部の前記サポート収容部(14k,14m)以外の部分への侵入を阻止するように構成された
    ことを特徴とする容器ホルダ。
  2. ガイド壁(14n)と障壁(14p,14q)との連設部(14r,14s)にガイド側丸み又はガイド側面取りが形成され、前記連設部(14r,14s)に対向するサポート(31,32)の対向コーナ部(31a,32a)にサポート側丸み又はサポート側面取りが形成された請求項1記載の容器ホルダ。
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