JPH11239536A - グリル焼き網昇降装置 - Google Patents

グリル焼き網昇降装置

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JPH11239536A
JPH11239536A JP10060714A JP6071498A JPH11239536A JP H11239536 A JPH11239536 A JP H11239536A JP 10060714 A JP10060714 A JP 10060714A JP 6071498 A JP6071498 A JP 6071498A JP H11239536 A JPH11239536 A JP H11239536A
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grill
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Hyoe Takeuchi
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Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被調理物の厚さによらず、被調理物の出し入
れや返しを円滑に行うことができ、かつ、グリル受け皿
に溜まった焼き脂を発火させることなく、短時間で被調
理物を調理することが可能なグリル焼き網昇降装置を提
供すること。 【解決手段】 グリル焼き網56を支持するための焼き
網支持枠52の側面にガイドローラ54a、54bを突
設し、グリル庫22内側壁面には前記ガイドローラ54
a、54bが転動可能であって、前記グリル庫22の入
口側から背面側に向かって高くなる傾斜面を有するガイ
ド部材58、60を設け、グリル受け皿26には昇降枠
部材50を立設し、該昇降枠部材50には、縦長溝50
f、50fを垂直方向に設けると共に、そこに前記ガイ
ドローラ54a、54bを遊挿するようにした。さら
に、グリル焼き網56には、被調理物Fを載置する載置
面56bと、焼き網支持枠52に掛止する掛止部56c
との間に段差を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚類などの被調理
物を加熱調理する調理用グリルに関し、さらに詳しく
は、その調理用グリルのグリル庫内に出し入れ自在に備
えられるグリル焼き網の高さを、グリル庫より引き出し
た時には低く、グリル庫内に挿入した時には高くなるよ
うに昇降動させることのできるグリル焼き網の昇降装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、魚等の被調理物を加熱調理できる
グリルを備えたテーブルコンロが知られている。図10
は、このようなグリルを備えたテーブルコンロの外観斜
視図である。この図10において、テーブルコンロ10
は、トッププレート12面にバーナ14a、14bが備
えられ、各バーナ14a、14bに設けられる五徳16
a、16bの上に調理鍋を載せ、テーブルコンロ10の
前面に設けられたバーナ点火用ボタン18a、18bの
操作により、それぞれのバーナ14a、14bが点火さ
れ、五徳16a、16b上の調理鍋が加熱される。
【0003】そして、このテーブルコンロ10に備えら
れるグリル20は、グリル庫22の前面開口部にグリル
扉24が開閉自在に設けられ、また、グリル庫22内に
は、被調理物Fが載置されるグリル焼き網28が、この
グリル焼き網28よりしたたり落ちる焼き脂類等を受け
るグリル受け皿26の上に支持された状態で進退動可能
に配置されている。そして、テーブルコンロ10の前面
に設けられるグリルバーナ点火用ボタン30の操作によ
り、グリル庫22内の被調理物Fが加熱調理され、その
時、テーブルコンロ10のトッププレート12の後端に
設けられる排気口32よりグリル20内で発生する煙が
排出される。
【0004】そして、前記グリル扉24の左右両側縁に
は、図11及び図12に示すように、金属製の耳片24
aが設けられ、この耳片24aに形成される係留孔24
bにリンクバー34の一端が遊挿され、該リンクバー3
4の他端が、グリル庫22の奥側壁面に設けられた長溝
孔36に挿入されている連結バー38に連結されてい
る。
【0005】また、グリル庫22の手前側の両壁面に設
けられる掛止ピン40に、引張バネ42の一端を係止
し、該引張バネ42の他端を前記連結バー38に止着す
ることにより、グリル取手26aを持って、前記グリル
受け皿26を手前に引き出すときには、引張バネ42に
より連結バー38が長溝孔36の手前側縁部まで引き寄
せられ、連結バー38に連結されたリンクバー34が手
前側に押し出されるので、グリル扉24は、グリル受け
皿26の進退動に連動して開かれるようになっている。
【0006】一方、グリル受け皿26をグリル庫22内
に押し込む時には、グリル受け皿26が連結バー38に
接触するまでは、グリル扉24が開いた状態にあるが、
グリル受け皿26が連結バー36に接触した後は、グリ
ル受け皿26を押し込むにつれて、連結バー38が引張
バネ42の付勢力に抗して長溝孔36の奥側の縁部に向
けて押し込まれ、リンクバー34が奥側に押し戻される
ので、グリル扉24は、グリル受け皿26の進退動に連
動して閉じられるようになっている。
【0007】ところで、このような従来一般に知られる
グリルでは、グリル焼き網の位置がグリル庫の内底面か
ら相対的に高い位置にある場合には、グリルバーナの近
くに被調理物が置かれることになるので、熱効率が良
く、短時間で被調理物が加熱されるという利点がある。
また、高い位置に置かれた被調理物に向けて、グリルバ
ーナをやや上向きに設けた場合には、グリル受け皿に溜
まった焼き脂が発火しにくくなるという利点がある。
【0008】これに対し、グリル焼き網の位置がグリル
庫の内底面に近い低い位置にある場合には、被調理物を
載せたグリル受け皿をグリル庫内から出し入れする際
や、グリル焼き網上の被調理物を裏返す際に、グリル庫
の開口部上端やグリル扉に被調理物や手が接触しにくく
なり、操作しやすいという利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グリル
焼き網の位置がグリル庫の内底面から高い位置にある
と、被調理物の厚さが厚い場合には、被調理物の出し入
れや返しの操作がやりにくいという問題があった。
【0010】一方、グリル焼き網の位置がグリル庫の内
底面に近い低い位置にあると、グリルバーナから遠い位
置に被調理物が置かれることになるので、熱効率が悪く
なり、調理に時間がかかるという問題があった。また、
これを回避するためにグリルバーナを下向きに配置する
と、グリル受け皿に溜まった焼き脂が発火しやすくなる
ために、グリル受け皿に予め水を張る必要が生じ、取り
扱いが煩雑となるという問題があった。
【0011】本発明が解決しようとする課題は、被調理
物の厚さによらず、被調理物の出し入れや返しを円滑に
行うことができ、しかも、グリル受け皿に溜まった焼き
脂の発火を生じさせることなく、短時間で被調理物を調
理することが可能なグリル焼き網の昇降装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るグリル焼き網昇降装置は、グリル庫内
に被調理物を載置するためのグリル焼き網が進退動自在
に設けられ、該グリル庫の内壁面には手前側が低く奥側
に向かうにつれて漸次高くなるスロープ状のガイド部材
が設けられると共に、前記グリル焼き網には前記ガイド
部材のスロープに沿って昇降移動するピン部材が連携し
て設けられていることを要旨とするものである。
【0013】上記構成を有する本発明に係るグリル焼き
網昇降装置によれば、グリル庫内で被調理物をグリル焼
き網上で加熱調理した後、このグリル焼き網を手前側に
引き出すときに、グリル焼き網に連携して設けられたピ
ン部材が、グリル庫内壁に設けられるガイド部材に沿っ
て下降するため、グリル焼き網上の被調理物は、低い位
置でグリル庫より引き出される。
【0014】また、逆に、グリル焼き網に被調理物を載
せてグリル庫内に押し込んだ時には、グリル焼き網に連
携して設けられたピン部材がグリル庫のガイド部材に沿
って上昇するため、グリル焼き網上の被調理物は、高い
位置でグリル庫内に収められる。そのため、被調理物の
厚みが厚くてもグリル庫から容易に引き出すことがで
き、また、グリル庫内に被調理物を入れるときにもスム
ーズに押し込むことができる。
【0015】さらに、グリル庫内の被調理物をグリル焼
き網と共に引き出した状態で裏返すときの手を加えると
きにも、被調理物が低い位置にあるので、手が、熱いグ
リル扉等に触れることも回避される。
【0016】この場合、前記グリル庫に出し入れ自在に
設けられるグリル受け皿上に焼き網昇降枠部材が設けら
れ、該焼き網昇降枠部材には、縦長溝が形成されると共
に、前記ピン部材が、該縦長溝に遊挿されるようにする
と良い。このように構成することにより、グリル焼き網
をグリル受け皿と共にグリル庫より出し入れする時に、
ピン部材は、グリル庫内壁面のガイド部材のスロープに
沿って移動し、その時、該ピン部材が焼き網昇降枠部材
の縦長溝に沿って昇降し、グリル受け皿の出し入れに連
動して、グリル焼き網が昇降動されることになる。
【0017】また、前記グリル庫に出し入れ自在に設け
られるグリル受け皿上に焼き網昇降枠部材が載置され、
該焼き網昇降枠部材には円弧状溝が形成されると共に、
該焼き網昇降枠部材に一端が軸着されたリンク部材の先
端に前記ピン部材が軸着された状態で前記円弧状溝に遊
挿されているものでも良い。このように構成することに
より、グリル焼き網をグリル受け皿と共にグリル庫より
出し入れする時に、ピン部材がリンク部材の基端を中心
として上下方向に回動しながらグリル庫内壁面のガイド
部材に沿って移動するので、グリル受け皿の出し入れに
連動して、グリル焼き網が昇降動されることとなる。
【0018】また、この場合に、前記焼き網昇降枠部材
は、その前後方向を逆にして前記グリル受け皿上に載置
可能とすると良い。焼き網昇降枠部材の前後を逆にして
グリル受け皿に載置することにより、グリル庫内壁に設
けられたガイド部材とピン部材の位置関係が変わり、グ
リル受け皿をグリル庫内に押し込んだ時のグリル焼き網
の高さを変えられる。これによって、被調理物の種類や
厚みによっての焼き網高さの位置の調節ができることに
なる。
【0019】さらに、前記グリル焼き網は、被調理物の
載置面と、前記焼き網昇降枠部材に掛止するための掛止
部との間に段差が設けられ、かつ、該焼き網昇降枠部材
の上で裏返し可能に載置されるようにすると良い。グリ
ル焼き網の載置面と掛止部の間に段差を設けることによ
り、グリル焼き網を裏返して焼き網昇降枠部材に載置す
るのみで、グリル焼き網の載置面の高さを簡単に調節す
ることが可能となる。しかも、焼き網昇降枠部材の前後
を逆にしてグリル受け皿に立設できるようにした前記構
成と組み合わせれば、グリル焼き網の位置調整をさらに
細かく行うことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第
1の実施例であるグリル焼き網昇降装置が適用されるグ
リルの概略構成を示す断面図、図2はその平面図、図3
は、図1のA−A線断面図を示したものである。
【0021】この図1〜図3に示されるグリル20は、
グリル庫22の左右内側面にそれぞれ前後一対のガイド
部材58、58、60、60が設けられる。これらのガ
イド部材58、58、60、60は、いずれもグリル庫
22の開口扉側が低く、奥に向かうにつれて漸次高くな
る傾斜(スロープ)状の傾斜面58b、60bと、その
傾斜面58b、60bの頂端より奥方向へ延設される水
平面58a、60aとにより構成される。そして、手前
側のガイド部材60、60は、図2に示されるように、
グリル庫22内への張り出し幅が狭く、奥側のガイド部
材58、58は、それよりも幅広となっている。
【0022】グリル庫22の内底面に設けられるグリル
受け皿26上には、グリル焼き網56の昇降枠部材50
が設けられ、この昇降枠部材50上に焼き網支持枠52
を介してグリル焼き網56が着脱自在に載置される。こ
れを図4及び図5を加えてさらに詳しく説明すれば、昇
降枠部材50は、左右一対の側板50a、50aが、そ
の前後端部を連結棒51、51の溶接止めにより一体的
に連結され、その両側板50a、50aの下端縁の張出
片50b、50bの前後端より位置に、それぞれ係止片
50c、50dを垂設し、これらの係止片50c、50
dを前記グリル受け皿26の左右フランジ部26bに形
成される係止溝26c、26dに係留させることによ
り、この昇降枠部材50は、グリル受け皿26に取り付
けられる。
【0023】この時、奥側の係止片50cには、後向き
の鉤片50eが延設され、該鉤片50eを前記係止溝2
6cに係留させることにより、この昇降枠部材50が不
用意にグリル受け皿26より外れないようにしている。
そして、この昇降枠部材50の左右両側板50a、50
aには、手前側と奥側に、それぞれ、縦長溝50f、5
0fが形成されている。
【0024】一方、前記焼き網支持枠52は、左右の側
棒52b、52bの前後端に、同じく金属棒材を屈曲形
成した連結棒52a、52aを溶接止めにより連結した
方形枠状のもので、その連結棒52a、52aには、グ
リル焼き網56を受止する段部52cが形成されると共
に、各連結棒52a、52aの両端部は、前記側棒52
b、52bより外向きに屈曲されて前記昇降枠部材50
の左右両側板50a、50aの縦長溝50f、50fに
内側から遊挿され、その連結棒52a、52aの両端部
には、前記グリル庫22内壁面のガイド部材58、60
の傾斜面58b、58bに沿って転動可能なガイドロー
ラ54a、54a、54b、54bがそれぞれ取り付け
られている。
【0025】そして、手前側のガイドローラ54b、5
4bのローラ幅は、前述した手前側の挟幅のガイド部材
60上を転動し得るように長目であり、奥側のガイドロ
ーラ54a、54aのローラ幅は、手前側のガイド部材
60には当たらず、かつ、奥側の広幅のガイド部材58
を転動し得れば足りるので、短目となっている。
【0026】また、該焼き網支持枠52上に載置される
グリル焼き網56は、細径の金属棒を方形枠状に屈曲形
成した矩形枠56aの間に、多本数の同じく細径の金属
棒を等間隔に配置し溶接止めしたものであり、その前後
端は下向きに屈曲されて前記焼き網支持枠52の段部5
2c上に掛止される掛止部56c、56cが形成されて
いる。これにより、被調理物Fを載置するための載置面
56bと掛止部56cとの間に段差が設けられ、このグ
リル焼き網56を裏返して焼き網支持枠52上に載せた
時とで被調理物Fの載置面56bの高さが変えられるよ
うになっている。
【0027】つまり、図1の実線で示すように、グリル
焼き網56を上向きに焼き網支持枠52上に載置すれ
ば、掛止部56c、56cより前記段差の分だけ高い位
置に被調理物Fを置くことができる。一方、図1の点線
で示すように、グリル焼き網56を下向きに載置すれ
ば、前記段差の分だけ低い位置に被調理物Fを置くこと
ができる。
【0028】なお、グリル庫22内の左右両側壁面に
は、被調理物Fを加熱するための全1次空気式のグリル
バーナ44が設けられ、このグリルバーナ44により、
グリル焼き網56上の被調理物が加熱調理される。この
グリルバーナ44は、その燃焼面44aに多数の小炎孔
を貫通させた多孔質セラミックス材料による平面プレー
トが用いられ、また、その燃焼面44aは、図3に示す
ように、その法線方向が水平よりやや上向きとなるよう
に配設されている。
【0029】これにより、グリル受け皿26がグリルバ
ーナ44により直接加熱されることなはく、グリル受け
皿26に水を張らなくても、グリル受け皿26内に溜ま
った焼き脂の発火が抑制されるように配慮されている。
【0030】次に、この第1実施例に係るグリル焼き網
昇降装置の動作について、図6 (a)〜(e)を参照
して説明する。初めに、グリル受け皿26をグリル庫2
2の手前側に出し切った状態にある(図6(a))とし
て、このグリル受け皿26をグリル庫22内に押し込ん
でいくと、グリル庫22の奥側に設けられたガイドロー
ラ54aは、長さが短いために、グリル庫22手前側に
設けられた幅の狭いガイド部材60と接触することな
く、そのまま素通りし、さらに、グリル受け皿26を押
し込んでいくと、やがて、奥側のガイドローラ54a
は、グリル庫22の奥側に設けられたガイド部材58の
傾斜面58bに、又、手前側のガイドローラ54bが、
グリル庫22の手前側に設けられたガイド部材60の傾
斜面60bにそれぞれほぼ同時に接触する(図6
(b))。
【0031】そして、さらにグリル受け皿26をグリル
庫22内に押し込むにつれて、ガイドローラ54a及び
54bは、それぞれ、ガイド部材58の傾斜面58b及
びガイド部材60の傾斜面60b上を転動し、その時、
ガイドローラ54a、54bは、縦長溝50f、50f
を上昇する(図6(c)及び(d))。これにより、グ
リル焼き網56は、焼き網支持枠52と共に、昇降枠部
材50より持ち上げられていく。
【0032】そして、グリル受け皿26をグリル庫22
内に完全に押し込んだ時には、ガイドローラ54a及び
54bは、それぞれ、第1ガイド部材58の平坦面58
a及び第2ガイド部材60の平坦面60a上に乗り上げ
る。これにより、支持枠52上に載置されたグリル焼き
網56は、グリル庫22内の最も高い位置まで押し上げ
られることになる(図6(e))。
【0033】一方、グリル受け皿26をグリル庫22内
に完全に押し込んだ状態(図6(e)) から、このグ
リル受け皿26をグリル庫22内から引き出していく
と、ガイドローラ54a及び54bは、それぞれ、ガイ
ド部材58の傾斜面58b及びガイド部材60の傾斜面
60b上を転動し、その時、ガイドローラ54a、54
bは、縦長溝50f、50fを下降する(図6(d)及
び(c))。これにより、グリル焼き網56は、焼き網
支持枠52と共に、昇降枠部材50より下げられてい
く。
【0034】さらに、グリル受け皿26を引き出してい
くと、やがて、奥側のガイドローラ54aは、グリル庫
22の奥側に設けられたガイド部材58の傾斜面58b
の下端に、又、手前側のガイドローラ54bが、グリル
庫22の手前側に設けられたガイド部材60の傾斜面6
0bの下端にそれぞれほぼ同時に到達する(図6
(b))。
【0035】そして、ガイドローラ54a、54bがガ
イド部材58、60の下端に達した時には、グリル焼き
網56が最も低い位置にあると同時に、グリル扉24が
完全に解放された状態となっているので、被調理物Fが
厚い場合であっても、グリル受け皿26をグリル庫22
内よりスムーズに引き出すことができる(図6
(a))。
【0036】以上のように、上記第1実施例のグリル焼
き網昇降装置によれば、グリル庫22内壁に設けられた
ガイド部材58、60により、グリル受け皿26の進退
動が、支持枠52に設けられたガイドローラ54a、5
4bに伝達され、次いで、該ガイドローラ54a、54
bに伝達されたグリル受け皿26の進退動は、昇降枠部
材50に設けられた縦長溝50f、50fにより、焼き
網支持枠52上に載置したグリル焼き網56の昇降動に
変換される。これにより、被調理物Fの厚さによらず、
出し入れや返しを円滑に行うことが可能となる。しか
も、構造が単純であるため、部品点数も少なく、グリル
焼き網昇降装置の低コスト化を図ることが可能となる。
【0037】次に、この第2実施例に係るグリル焼き網
昇降装置について、図7を参照しながら説明する。この
図7に示されるグリル20は、グリル庫22の左右内側
面にそれぞれ前後一対のガイド部材80、80、82、
82が設けられる。グリル庫22の奥側内側面に設けら
れた第1ガイド部材80は、第1水平面80aと、第1
傾斜面80bと、第2水平面80cと、第2傾斜面80
dとにより構成される。
【0038】また、グリル庫22の手前側内側面に設け
られた第2ガイド部材82は、第1水平面82aと、第
1傾斜面82bと、第2水平面82cとにより構成され
ており、第2傾斜面を有しない構成となっている点で第
1ガイド部材80と異なっている。なお、第1ガイド部
材80、80及び第2ガイド部材82、82は、第1実
施例と異なり、共に同一の幅を有している。
【0039】グリル庫22の内底面に設けられるグリル
受け皿26上には、グリル焼き網56の昇降枠部材70
が設けられ、この昇降枠部材70上に焼き網支持枠78
を介してグリル焼き網56が着脱自在に載置される。す
なわち、昇降枠部材70は、左右一対の側板70a、7
0aが、その前後端部を連結棒72、72の溶接止めに
より一体的に連結され、その両側板70a、70aの下
端縁の張出片70b、70bの前後端より位置に、それ
ぞれ係止片70c、70cを垂設し、これらの係止片7
0c、70cを前記グリル受け皿26の左右フランジ部
26bに形成される係止溝26c、26dに係留させる
ことにより、この昇降枠部材70は、グリル受け皿26
に取り付けられる。
【0040】そして、この昇降枠部材70の左右両側板
70a、70aには、手前側と奥側に、それぞれ、円弧
状溝70d、70dが形成されている。なお、係止片7
0c、70cは、前述した第1実施例と異なり、共に突
起を有しない平板状の形状を呈しているものである。ま
た、係止片70c、70cは、前後対称の位置に垂設さ
れており、昇降枠部材70の前後を逆にしてグリル受け
皿26上に取り付けられるようになっている。
【0041】アーム74a、74bは、細長い板状の部
材から成り、昇降枠部材70と焼き網支持枠78とをリ
ンクさせるものであると同時に、グリル受け皿26の進
退動をグリル焼き網56の昇降動に変換するためのもの
である。その基端は、それぞれ、昇降枠部材70に軸着
され、基端を中心として回動可能となっている。
【0042】また、アーム74a、74bの先端には、
それぞれ、同一の長さを有するガイドローラ76、76
が、アーム74a、74bに対して垂直に設けられてい
る。アーム74a、74bの外側に張り出したガイドロ
ーラ76、76の先端は、前記ガイド部材80、82上
を転動できるようになっている。なお、ガイドローラの
幅は、手前側及び奥側とも、同じ幅となっている。
【0043】一方、前記焼き網支持枠78は、左右の側
棒78b、78bの前後端に、金属棒材を屈曲形成した
連結棒78a、78aを溶接止めにより連結した方形枠
状のもので、その連結棒78a、78aには、グリル焼
き網56を受止する段部78cが形成されている。ま
た、側棒78bの下端に設けられた垂下片78d、78
dには、アーム74a、74b先端に設けられたガイド
ローラ76、76の回転軸が軸着されており、アーム7
4a、74bが回動するに伴い、焼き網支持枠78が、
左右の側板70a、70a間を昇降できるようになって
いる。
【0044】さらに、ガイドローラ76、76の回転軸
(図示せず)は、側板70a、70aに設けられた円弧
状溝70d、70dに遊挿されており、アーム74a、
74bがその基端を中心として回動するに伴い、ガイド
ローラ76、76の回転軸が円弧状溝70d、70dに
沿って上下動できるようになっている。なお、アーム7
4a、74bの取付位置は、側板70aの外側、内側の
いずれでも良いが、図7に示す実施例では、側板70a
の外側に軸着する構成を採用している。
【0045】なお、焼き網支持枠78上に載置するグリ
ル焼き網56は、図1〜4に示したものと同一の構成を
有し、焼き網支持枠78の段部78cに掛止するための
掛止部56cと、被調理物Fを載置するための載置面5
6bに段差を設けたものである。従って、第2実施例に
おいても、同様に、グリル焼き網56を裏返すのみで、
載置面56bの位置を容易に調整することができるもの
である。
【0046】次に、この第2実施例に係るグリル焼き網
昇降装置の動作について、図8(a)〜(e)を参照し
て説明する。初めに、グリル受け皿26をグリル庫22
の手前側に出し切った状態にある(図8(a))とし
て、このグリル受け皿26をグリル庫22内に押し込ん
でいくと、グリル庫22の手前側に設けられたガイド部
材には第2傾斜面が設けられていないために、グリル庫
22奥側に設けられたアーム74aは、第2ガイド部材
82の下を素通りし、やがて、第1ガイド部材80に設
けられた第2傾斜面80dに接触する。
【0047】さらにグリル受け皿26をグリル庫22内
に押し込んでいくと、アーム74aの先端に設けられた
ガイドローラ76が第2傾斜面80dに沿って上方に転
動するため、アーム74aは、その基端を中心として反
時計方向に回動を始める。ここで、アーム74a及び7
4bは、それぞれ、基端が側板70aに、また、先端が
焼き網支持枠78に軸着されているため、両アーム74
a及び74bは、独立に動けず、一方が動けば、他方が
それに追従する形となっている。
【0048】そのため、焼き網支持枠78の後方に軸着
されているアーム74bは、未だ第2ガイド部材82に
接触していないにもかかわらず、前方に設けられたアー
ム74aの動きに連動して反時計方向に回動する。これ
により、焼き網支持枠78全体が水平に持ち上げられて
いく(図8(b))。
【0049】グリル庫22の奥側に位置するアーム74
aの先端に設けられたガイドローラ76が、第1ガイド
部材80の第2水平面80c上に乗り上げたところで、
グリル庫22の手前側に位置するアーム74bの先端に
設けられたガイドローラ76も、第2ガイド部材82の
第2水平面82c上に乗り上げる(図8(c))。
【0050】さらに、グリル受け皿26をグリル庫22
内に押し込んでいくと、アーム74a及び74bの先端
に設けられたガイドローラ76、76は、それぞれ、第
1ガイド部材80の第1傾斜面80b及び第2ガイド部
材82の第1傾斜面82b上を転動し、それに伴い、焼
き網支持枠78をさらに上方に押し上げる(図8
(d))。
【0051】そして、グリル受け皿26をグリル庫22
内に完全に押し込んだ時には、アーム74a及び74b
先端に設けられたガイドローラ76、76は、それぞ
れ、第1ガイド部材80の第1水平面80a及び第2ガ
イド部材82の第1水平面82a上に乗り上げる。これ
により、焼き網支持枠78上に載置されたグリル焼き網
56は、グリル庫22内の最も高い位置まで押し上げら
れることになる(図8(e))。
【0052】一方、グリル受け皿26をグリル庫22内
に完全に押し込んだ状態(図8(e)) から、このグ
リル受け皿26をグリル庫22内から引き出していく
と、ガイドローラ76、76は、それぞれ、第1ガイド
部材80の第1傾斜面80b及び第2ガイド部材82の
第1傾斜面82b上を転動し、その時、アーム74a、
74bは、その基端を中心として下方向に回動する(図
8(d)及び(c))。これにより、グリル焼き網56
は、焼き網支持枠78と共に、昇降枠部材70より下げ
られていく。
【0053】さらに、グリル受け皿26を引き出してい
くと、やがて、手前側のガイドローラ76は、グリル庫
22の手前側に設けられた第2ガイド部材82の第2水
平面82cから離れるが、奥側のガイドローラ76は、
グリル庫22の奥側に設けられた第1ガイド部材80の
第2傾斜面80d上を転動しているので、グリル焼き網
56は、水平を維持したまま、昇降枠部材70により下
げられていく(図8(b))。
【0054】そして、奥側のガイドローラ76が、第2
ガイド部材80の下端に達した時には、グリル焼き網5
6が最も低い位置にあると同時に、グリル扉24も完全
に開放状態となっているので、被調理物Fが厚い場合で
あっても、グリル受け皿26をグリル庫22内よりスム
ーズに引き出すことができる(図8(a))。
【0055】次に、図7に示したグリル焼き網昇降装置
において、昇降枠部材70の前後を逆にしてグリル受け
皿26に取り付けた時のグリル焼き網昇降装置の動作に
ついて、図9(a)〜(e)を参照して説明する。
【0056】初めに、グリル受け皿26をグリル庫22
の手前側に出し切った状態にある(図9(a))とし
て、このグリル受け皿26をグリル庫22内に押し込ん
でいくと、図9に示す例の場合、昇降枠部材70の向き
が図8に示す例と逆になっているため、第1ガイド部材
80と、グリル受け皿26の前方に配置されているアー
ム74b先端に設けられているガイドローラ76との距
離が図8に示す例と比べて長くなっている。そのため、
図8(b)と同一距離だけグリル受け皿26を押し込ん
だとしても、第1ガイド部材80とアーム74bとは、
未だ接触せず、グリル焼き網56は、最も低い位置のま
まである(図9(b))。
【0057】グリル受け皿26をさらに押し込んでいく
と、ようやくアーム74bの先端に設けられたガイドロ
ーラ76が第1ガイド部材80の第2傾斜面80dと接
触する(図9(c))。さらに、グリル受け皿26を押
し込んでいくと、アーム74b先端に設けられたガイド
ローラ76が、第1ガイド部材80の第2傾斜面80d
に沿って押し上げられることにより、アーム74bが時
計方向に回動し、これと連動して、アーム74aも時計
方向に回動を始める(図9(d))。
【0058】そして、グリル受け皿26をグリル庫22
内に完全に押し込んだ時には、アーム74b及び74a
の先端に設けられたガイドローラ76、76は、それぞ
れ、第1ガイド部材80の第2平坦面80c及び第2ガ
イド部材82の第2平坦面82cに乗り上げ、その位置
で焼き網支持枠78が支持される。すなわち、昇降枠部
材70を、その前後を逆にしてグリル受け皿26に取り
付けたことにより、焼き網支持枠78は、図8の場合と
比べて低い位置で支持されることとなる(図9
(e))。
【0059】一方、グリル受け皿26をグリル庫22内
に完全に押し込んだ状態(図9(e) )から、このグ
リル受け皿26をグリル庫22内から引き出していく
と、やがて、手前側のガイドローラ76は、グリル庫2
2の手前側に設けられた第2ガイド部材82の第2水平
面82cから離れるが、奥側のガイドローラ76は、グ
リル庫22の奥側に設けられた第1ガイド部材80の第
2傾斜面80d上を転動しているので、グリル焼き網5
6は、水平を維持したまま、昇降枠部材70により下げ
られていく(図8(d))。
【0060】そして、奥側のガイドローラ76が、第2
ガイド部材80の下端に達した時には、グリル焼き網5
6が最も低い位置にくる(図9(c))。この時、同時
に、グリル扉24も完全に開放状態となっているので、
被調理物Fが厚い場合であっても、グリル受け皿26を
グリル庫22内よりスムーズに引き出すことができる
(図9(b)及び(a))。
【0061】以上のように、上記の実施の形態によれ
ば、グリル庫22内壁に設けられたガイド部材80、8
2によりグリル受け皿26の進退動が、焼き網支持枠7
8に設けられたガイドローラ76、76に伝達され、ま
た、伝達されたグリル受け皿26の進退動は、昇降枠部
材70に軸着されたアーム74a、74bにより、グリ
ル焼き網56を載置した焼き網支持枠78のの昇降動に
変換される。
【0062】これにより、グリル受け皿26を引き出し
たときには、グリル焼き網56の位置を低く、グリル受
け皿26をグリル庫内22に押し込んだときには、グリ
ル焼き網56の位置を高くすることが可能となる。ま
た、昇降枠部材70の前後を逆にしてグリル受け皿26
上に立設すれば、アーム74a、74bとガイド部材8
0、82との距離が変わるので、グリル受け皿26をグ
リル庫22内に押し込んだ時のグリル焼き網56の高さ
を変えることが可能となる。
【0063】さらに、上述したグリル焼き網昇降装置に
使用するグリル焼き網として、載置面56bと掛止部5
6cに段差を設けたグリル焼き網56を用いれば、グリ
ル焼き網56の載置面56bの高さを変える自由度が増
大するため、薄い干物から、肉の厚い魚の他、焼きなす
やトウモロコシ、さらには、冷凍食品の加熱や焦げ目を
嫌う食品(例えば、食パン)の加熱等に至るまで、幅広
い食材の調理が可能となる。
【0064】なお、上記実施の形態において、「ピン部
材」とは、焼き網支持枠52又はアーム74a、74b
に設けられたガイドローラ54a、54b、76、76
に対応し、「焼き網昇降枠部材」とは、昇降枠部材50
及び焼き網支持枠52が一体となったもの、又は昇降枠
部材70及び焼き網支持枠78が一体となったものに対
応し、また、「リンク部材」とは、昇降枠部材70及び
焼き網支持枠78を連結するアーム74a、74bに対
応するものである。
【0065】以上、本発明の実施の形態について詳細に
説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種
々の改変が可能である。例えば、上記実施の形態では、
上記実施の形態では、ガイド部材は、水平面と傾斜面に
よって構成されているが、水平面は必ずしも必要ではな
く、傾斜面のみによって構成しても良い。
【0066】また、上記実施の形態では、グリル焼き網
を支持するための焼き網支持枠を昇降させることによ
り、間接的にグリル焼き網を昇降させるようにしている
が、グリル焼き網にピン部材を直接、設けても良い。こ
れにより、部品点数が削減され、グリル焼き網昇降装置
の低コスト化が図れるからである。
【0067】さらに、上記第2実施例において、2つの
ガイド部材は、共に同一の幅を有し、かつ、グリル庫手
前側に配置した第2ガイド部材には、第2傾斜面を設け
ない構成としているが、第2ガイド部材に第2傾斜面を
設けると共に、グリル庫手前側の第2ガイド部材の幅を
狭く、グリル庫奥側の第1ガイド部材の幅を広くし、か
つ、それに応じてアームに軸着するローラの長さを変え
るように構成しても良い。これにより、2つのローラが
同時にガイド部材に接触することとなるので、グリル焼
き網の昇降動をより円滑化することができるからであ
る。
【0068】
【発明の効果】本発明に係るグリル焼き網昇降装置によ
れば、グリル受け皿の進退動に連動して、グリル焼き網
に連繋して設けられたピン部材がグリル庫内壁面に設け
られたスロープ状のガイド部材上を転動するので、グリ
ル受け皿をグリル庫より引き出したときには、グリル焼
き網の位置を低く、又、グリル受け皿をグリル庫内に押
し込んだときには、グリル焼き網の位置を高くすること
ができ、これにより、被調理物の厚さが厚いときでも、
被調理物の出し入れや返しを円滑に行うことができると
いう効果がある。
【0069】また、焼き網昇降枠部材に縦長溝を設け、
グリル焼き網に連携して設けたピン部材を遊挿し、該ピ
ン部材を直線状溝に沿って昇降動させるようにすれば、
極めて簡単な構造により、グリル受け皿の進退動に連動
して、グリル焼き網を容易に昇降させることができると
いう効果がある。
【0070】また、焼き網昇降枠部材に円弧状溝を設け
ると共に、リンク部材の基端を焼き網昇降枠部材に軸着
し、リンク部材の先端に設けたピン部材の軸を焼き網支
持枠に軸着するようにすれば、グリル受け皿の進退動に
連動して、グリル焼き網を容易に昇降動させることがで
きるという効果がある。しかも、リンク部材を軸着した
焼き網昇降枠部材の前後を逆にして、グリル受け皿に立
設できるようにすれば、グリル庫内に押し込んだ時のグ
リル焼き網の高さを被調理物の厚さに応じて、2段階に
調節することができるという効果がある。
【0071】さらに、グリル焼き網として、載置面と掛
止部との間に段差が設けられているものを用いることに
より、グリル焼き網を裏返すのみで、簡単にグリル焼き
網の載置面の位置を変えることができる。また、リンク
部材を備えた上記のグリル焼き網昇降装置と組み合わせ
ることにより、被調理物の厚さに応じて、グリル焼き網
の位置を4段階に調節することができるという効果があ
る。
【0072】以上のように、本発明に係るグリル焼き網
昇降装置によれば、被調理物の出し入れ作業や返し作業
が円滑となるのみならず、調理時間の増大を招くことな
くグリルバーナをグリル受け皿から遠い位置に配置する
ことができるので、グリル受け皿に水を張らなくても、
グリル受け皿に溜まった焼き脂の発火を抑制することが
でき、これによってグリルの使用感を格段に向上させる
ことを可能とするものであり、産業上その効果の極めて
大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるグリル焼き網昇降装
置が適用されるグリルの概略構成を示す断面図である。
【図2】図1に示すグリルの平面図である。
【図3】図1のA−A’線断面図である。
【図4】図1に示すグリル焼き網昇降装置の分解斜視図
である。
【図5】図1に示すグリル焼き網昇降装置とグリル受け
皿との係止部の拡大図である。
【図6】図1に示すグリル焼き網昇降装置の動作を示す
図である。
【図7】本発明の第2実施例であるグリル焼き網昇降装
置が適用されるグリルの概略構成を示す断面図である。
【図8】図7に示すグリル焼き網昇降装置の動作を示す
図である。
【図9】同じく、図7に示すグリル焼き網昇降装置の動
作を示す図である。
【図10】グリルを備えたテーブルガスコンロの斜視図
である。
【図11】図10に示すグリルの側面断面図である。
【図12】図10に示すグリルの平面断面図である。
【符号の説明】
20 グリル 22 グリル庫 26 グリル受け皿 50 昇降枠部材 50f 縦長溝 52 焼き網支持枠 54a、54b ガイドローラ 56 グリル焼き網 56b 載置面 56c 掛止部 58 第1ガイド部材 60 第2ガイド部材 70 昇降枠部材 70d 円弧状溝 74a、74b アーム 76 ガイドローラ 78 焼き網支持枠 80 第1ガイド部材 82 第2ガイド部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリル庫内に被調理物を載置するための
    グリル焼き網が進退動自在に設けられ、該グリル庫の内
    壁面には手前側が低く奥側に向かうにつれて漸次高くな
    るスロープ状のガイド部材が設けられると共に、前記グ
    リル焼き網には前記ガイド部材のスロープに沿って昇降
    移動するピン部材が連携して設けられていることを特徴
    とするグリル焼き網昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記グリル庫に出し入れ自在に設けられ
    るグリル受け皿上に焼き網昇降枠部材が設けられ、該焼
    き網昇降枠部材には、縦長溝が形成されると共に、前記
    ピン部材が、該縦長溝に遊挿されていることを特徴とす
    る請求項1に記載されるグリル焼き網昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記グリル庫に出し入れ自在に設けられ
    るグリル受け皿上に焼き網昇降枠部材が設けられ、該焼
    き網昇降枠部材には円弧状溝が形成されると共に、該焼
    き網昇降枠部材に一端が軸着されたリンク部材の先端に
    前記ピン部材が軸着された状態で前記円弧状溝に遊挿さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載されるグリル
    焼き網昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記焼き網昇降枠部材は、その前後方向
    を逆にして前記グリル受け皿上に載置可能なものである
    ことを特徴とする請求項3に記載されるグリル焼き網昇
    降装置。
  5. 【請求項5】 前記グリル焼き網は、被調理物の載置面
    と、前記焼き網昇降枠部材に掛止するための掛止部との
    間に段差が設けられ、かつ、該焼き網昇降枠部材の上で
    裏返し可能に載置されるものであることを特徴とする請
    求項1、2、3又は4に記載されるグリル焼き網昇降装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240480A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
KR20200103506A (ko) * 2019-02-25 2020-09-02 최광호 구이장치
WO2021157560A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 シャープ株式会社 加熱調理器

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WO2021157560A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 シャープ株式会社 加熱調理器

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