JPH11239368A - 光交換機 - Google Patents

光交換機

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JPH11239368A
JPH11239368A JP10038480A JP3848098A JPH11239368A JP H11239368 A JPH11239368 A JP H11239368A JP 10038480 A JP10038480 A JP 10038480A JP 3848098 A JP3848098 A JP 3848098A JP H11239368 A JPH11239368 A JP H11239368A
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智司 黒柳
Tetsuya Nishi
哲也 西
Takuji Maeda
卓二 前田
Isao Tsuyama
功 津山
Ichiro Nakajima
一郎 中島
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光XCノードにおいて、伝送路で発生する雑音
やクロストークと光XCノード内で発生する雑音やクロ
ストークを抑え、エラーレート特性の劣化を抑えること
が出来る構造を提供する。 【解決手段】従来の光XCノードの構成に加えて、分波
器100の後段で光スイッチ部102に前段に光信号を
一旦電気信号に変換し、再び光信号を再生する再生器1
01を設ける。再生器101は、3R機能を有している
ので、伝送路を伝播してくる間に発生する雑音やクロス
トークの影響を補償して、光信号のSN比を改善する。
このようにSN比が改善された光信号が光スイッチ部1
02に入力されるので、後段の再生器103は、光スイ
ッチ部102内部で生じたSN比の劣化のみを補償すれ
ばよいので、光信号のエラーレート特性をよくすること
が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光交換機(光クロ
スコネクト)ノード内において光信号波形の劣化を防ぐ
ことを目的とした構成に関する。
【0002】
【従来の技術】情報の高速化、大容量化に伴い、ネット
ワークならびに伝送システムの広帯域化/大容量化が要
求されている。その一実現手段として、光ネットワーク
の構築が望まれている。光ネットワークを構築する上
で、核となるのが光伝送システムであり、その1つに波
長多重光クロスコネクト(XC)がある。波長多重光X
Cとは、波長多重光信号の光交換機という意味である。
【0003】図15は波長多重光XCとそれを用いた光
ネットワークの構成を示している。同図では、光ネット
ワークは光アンプ1500−1〜1500−4とこれら
を接続する光伝送路1501−1〜1501−4からな
っている。波長多重光XC1502は、複数の入出力光
伝送路を収容し、入力光伝送路から波長多重されて入っ
てきた光信号を、波長毎に所望の出力光伝送路にルーテ
ィングする装置である。ルーティングの制御は、別のネ
ットワーク制御装置(不図示)に設けられたオペレーテ
ィングシステム1503によって制御される。オペレー
ティングシステム1503は、波長多重光XC1502
内のスイッチングを制御し、どの伝送路から入力した光
信号がどの伝送路へ出力されるかを監視している。
【0004】波長多重光XC1502の構成として、で
きれば光信号を電気に変換することなく実現できること
がハード量の小型化の点で望ましい。しかし、伝送距離
や通過ノード数の増加に伴い、光アンプで発生する雑音
(自然放出光)や他チャネルからのクロストークが累積
し、光信号の波形劣化(つまりエラーレート特性の劣
化)を引き起こすことになる。
【0005】波長多重光XCシステムは、ノード内で波
長を変換しない方式(波長固定型)と必要に応じて波長
を変換する方式(波長変換型)がある。図16に光スイ
ッチを用いた波長多重光XCの波長固定型及び波長変換
型の一般的な構成を示す。
【0006】同図(a)に示される、波長固定型では、
分波器1600、波長対応の光スイッチ(光SW)部1
601、合波器1603、そして再生器(光電気変換器
と電気光変換器で構成)1602とからなり、光スイッ
チ部1601を制御することで波長はそのままで所望の
出力伝送路にルーティングする。一方、同図(b)に示
される、波長変換型は波長数nとポート数kの積に等し
い数の光信号を収容できる容量の光スイッチ部1604
を用いて、所望の出力伝送路の所望の波長に変換する
様、光スイッチ部1604を制御する。
【0007】図17は、波長フィルタを用いた波長多重
光XCの波長固定型及び波長変換型の一般的な構成を示
す。同図(a)に示される、波長固定型では、波長選択
部1700、分波器1701、合波器1703、そして
再生器1702とからなり、波長選択部1700では波
長選択フィルタ等により同一波長の光信号が同じ出力に
出ないよう制御される。一方、同図(b)に示される、
波長変換型の波長選択部1704は、入力は波長多重さ
れた光信号で、出力は波長数とポート数の積に等しい数
の光信号を収容できる容量の波長選択部1704を用い
て、所望の出力伝送路の所望の波長に変換されるよう、
波長選択部1704を制御する。
【0008】以上述べたように、図16、17ともに波
長変換型における再生器は、再生機能の他に波長変換を
するためにも用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、再生
器を用いているものの光XCノード内で発生する雑音や
クロストークが、伝送路で発生する雑音やクロストーク
と合わさってしまう。そのためエラーレート特性の劣化
を引き起こす。
【0010】従って、従来の問題点を解決するには、光
XCノード内で発生する雑音やクロストークが伝送路で
発生するそれらと重ならない様にするか、雑音やクロス
トークそのものを抑えることが必要である。
【0011】本発明の課題は、光XCノードにおいて、
伝送路で発生する雑音やクロストークと光XCノード内
で発生する雑音やクロストークを抑え、エラーレート特
性の劣化を抑えることが出来る構造を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光交換機は、複
数の波長多重光入出力光リンクを収容し、各入力リンク
から入力された波長多重された光信号をルーティング
し、出力リンクに出力する光交換機であって、該入力リ
ンクから入力された波長多重された光信号を各波長の光
信号に分波する分波手段と、該分波手段から出力される
各波長の光信号を再生し、伝送路を伝播することによっ
て生じたSN比の劣化を補償する第1の再生手段と、該
第1の再生手段から出力される各光信号を入力し、ルー
ティングして出力する光スイッチ手段と、該光スイッチ
手段から出力される各波長の光信号を再生し、SN比の
劣化を補償する第2の再生手段と、該第2の再生手段か
ら出力される各波長の光信号を合波し、波長多重光信号
を生成し、伝送路に送出する合波手段とを具備すること
を特徴とする。
【0013】本発明の他の側面における光交換機は、複
数の波長多重光入出力光リンクを収容し、各入力リンク
から入力された波長多重された光信号をルーティング
し、出力リンクに出力する光交換機であって、該入力リ
ンクから入力される波長多重された光信号を各波長の光
信号に分波する第1の分波手段と、該分波手段からの出
力光信号を再生し、伝送路を伝播することによって生じ
た光信号のSN比の劣化を補償する第1の再生手段と、
該第1の再生手段から出力される各波長の光信号を波長
多重する第1の合波手段と、該合波手段からの波長多重
された光信号をルーティングする、2つの光カプラと多
波長選択フィルタとからなる波長選択手段と、該波長選
択手段から出力される光信号を各波長の光信号に分波す
る第2の分波手段と、該第2の分波手段から出力される
光信号を再生し、SN比の劣化を補償する第2の再生手
段と、該第2の再生手段から出力される各波長の光信号
を波長多重する第2の合波手段とを具備したことを特徴
とする。
【0014】本発明の更に他の側面における光交換機
は、複数の波長多重光入出力光リンクを収容し、各入力
リンクから入力された波長多重された光信号をルーティ
ングし、出力リンクに出力する光交換機であって、該入
力リンクから入力される波長多重された光信号を各波長
の光信号に分波する分波手段と、該分波手段から出力さ
れる各波長の光信号を再生し、伝送路で生じた光信号の
SN比の劣化を補償する第1の再生手段と、該第1の再
生手段から出力される各波長の光信号を波長多重する第
1の合波手段と、該第1の合波手段から入力される波長
多重された光信号をルーティングし、各波長の光信号毎
に出力する、2つの光カプラと波長選択フィルタとから
なる波長選択手段と、該波長選択手段から出力される各
波長の光信号を再生し、SN比の劣化を補償する第2の
再生手段と、該第2の再生手段から出力される各波長の
光信号を波長多重して伝送路に送出する第2の合波手段
を具備したことを特徴とする。
【0015】本発明によれば、光交換機の入力側に光信
号の再生器を設けたことにより、ルーティングする前
に、光信号のSN比を劣化させている雑音やクロストー
クを除去してやることによって、光交換機の出力側に設
けられた再生手段では、光交換機内に設けられる光アン
プによる雑音や、ルーティングによるクロストークによ
るSN比の劣化のみを補償すれば良くなる。すなわち、
光交換機の入力側の再生手段が伝送路で受けるSN比の
劣化分を予め補償するので、出力側の再生手段で光信号
を再生する場合のエラーレート特性が改善される。従っ
て、光交換機全体におけるエラーレート特性も改善され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、光スイッチを用いた波長
固定型の波長多重光XCの本発明にしたがった構成例を
示した図である。
【0017】図1は従来構成(図16(a))におい
て、分波器100の出力にも再生器101を具備した構
成である。再生器101では、出力光信号の波長は入力
光信号の波長のままである。本構成により前段の再生器
101では、伝送路で発生する雑音やクロストークによ
る劣化のみで光信号を再生することが可能となる。そし
て後段の再生器103は、波長多重光XCで発生する雑
音やクロストークによる劣化のみで光信号を再生でき
る。
【0018】再生器101、103は、受光器(OR)
と送信器(OS)からなっており、光信号を電気信号に
変換してから、再び光信号に変換して送出するものであ
る。このとき、受光器は光信号を電気信号に変換する場
合に、一般的にいわれる3R機能を使用しており、信号
波形の整形を行っている。したがって、伝送路から伝送
されてきた波形劣化した光信号は、受光器で受信され電
気信号にされる時に、波形がきれいになって出力され
る。すなわち、雑音などによる波形の劣化が補償されて
電気信号として出力される。この波形整形を受けた電気
信号で送信器を駆動するので、再生器101、103か
ら出力される光信号は雑音やクロストークなどが抑制さ
れた、つまり、SN比が改善された状態で出力される。
【0019】同図では、波長多重された光信号が分波器
100に入力され、各波長(λ1〜λn)の光信号に分
波される。各波長の光信号はそれぞれ波長毎に設けられ
た再生器101に入力される。再生器101から出力さ
れる各波長の光信号は伝送路で受けた雑音やクロストー
ク等によるSN比の劣化が改善されて出力される。これ
ら再生器101から出力された各波長(λ1〜λn)の
光信号は、それぞれの波長毎に設けられた光スイッチ部
102に入力され、ルーティングされる。ルーティング
されて出力された光信号は、各信号毎に設けられた再生
器103に入力される。
【0020】再生器103では、上述した作用により、
光スイッチ部102で受けた雑音やクロストーク等によ
る波形劣化が補正されて出力される。これにより、SN
比が改善された光信号が再生器103から出力され、合
波器104に入力される。合波器104では、それぞれ
異なる波長の光信号を入力するように構成されており、
これら受信した異なる波長の光信号を波長多重して伝送
路に出力する。
【0021】このように、再生器101を光スイッチ部
102の前に設けることによって、伝送路によるSN比
の劣化を最初に補償してから光スイッチ部102に入力
し、光スイッチ部102で受けたSN比の劣化を再生器
103で補償するようにする。このように、再生器10
3では、主に光スイッチ部102でのSN比の劣化のみ
を補償すればよいので、SN比が信号を再生できなくな
るほどには劣化させない様にすることが出来る。これに
対し、従来では、再生器101が設けられていなかった
ので、伝送路によるSN比の劣化と光スイッチ部102
によるSN比の劣化とが合わせられた状態で後段の再生
器103が光信号の再生を行わなければならなかった。
よって、光信号の波形劣化が大きくなってから再生して
いたので、信号のエラーレートが大きくなる可能性が大
きかったが、本実施形態によれば、エラーレートを小さ
く抑えることが出来る。
【0022】図2は光スイッチ部の一般的な構成例とし
て光空間スイッチによる1段構成と3段構成を示してい
る。同図(a)は光空間スイッチを1段構成としたもの
であり、同図(b)は、光空間スイッチを3段構成にし
たものである。このように、光スイッチ部は、光空間ス
イッチを用いて構成することができるが、光スイッチ部
が収容すべき回線及びチャネル(波長)の量に応じて、
光空間スイッチを多段に設ける必要がある。特に、現在
の状態では入力が8ポート、出力が8ポートの8×8光
空間スイッチが一般的なので、実際の光ネットワークに
光スイッチ部を導入する場合には、どうしても光空間ス
イッチを多段に設ける必要がある。しかし、光空間スイ
ッチでは収納する回線及びチャネルの規模に比例して光
信号の損失が増加する。従って、光空間スイッチの前後
等に光アンプを挿入する必要がある。同図(a)、
(b)中には、光アンプの挿入個所例が矢印で示されて
いる。
【0023】同図(c)は、4×4光空間スイッチの構
成例を示す。同図(c)の4×4光空間スイッチは基板
上に光導波路が各所でクロスするように構成されてい
る。この光導波路が互いにクロスする点には、光信号の
進路を変更するための構成が設けられており、不図示の
制御回路から制御信号が印加されることによって、光信
号の進路を決定するようになっている。同図(c)の左
側から入力された光信号は、各光導波路のクロスする点
において進路が決定され、適切なルーティングを受けて
同図(c)右の出力側へ送られる。
【0024】このような光空間スイッチの詳細について
は、例えば、特公平6−66982号公報に記載されて
いる。図3は、図1の構成において、後段の再生器の前
に雑音除去フィルタを具備した構成例である。
【0025】なお、同図では、図1と同じ構成要素には
同じ参照番号を付している。雑音除去フィルタ300の
役割は、光スイッチ部102内で光アンプを設けた場合
にそこで発生する雑音を取り除くことにある。ただし、
光信号の波長付近の雑音は多少残る。これにより後段再
生器103でのエラーレート特性をよくすることができ
る。
【0026】分波器100に入力される波長多重された
光信号は、分波器100で各波長の光信号に分波され
る。各波長の光信号は、波長毎に設けられる再生器10
1で再生され、各波長毎に設けられた光スイッチ部10
2に入力される。ここで、再生器101により、伝送路
でうけた損失やクロストークによるSN比の劣化がある
程度補償された光信号が光スイッチ部102に入力され
る。
【0027】各波長の光信号は、光スイッチ部102に
よってルーティングされ、各ポートから出力される。同
図では、一番上の光スイッチ部102が波長λ1の光信
号用であり、一番下の光スイッチ部102が波長λnの
光信号用である。同図には図示されていないが、この他
にも、波長λ2〜λn−1の光信号用の光スイッチ部も
設けられる。
【0028】各光スイッチ部102から出力される光信
号は、各ポート毎に設けられる雑音除去フィルタ300
に入力される。雑音除去フィルタ300は、光信号の主
信号の波長を通過させ、その他の波長に生じる雑音やク
ロストーク等を除去するように構成される。これによ
り、光スイッチ部102内部で生じた雑音、特に、光ス
イッチ部102内部に設けられる光アンプによる雑音、
やルーティングの際に生じるクロストーク等の大部分が
除去される。従って、各光信号のSN比も改善される
が、光信号の主信号とほぼ同じ波長を持った雑音やクロ
ストークは除去されない。
【0029】次に、雑音除去フィルタ300を通過した
各光信号は、それぞれに設けられる再生器103に入力
される。この再生器103に入力される光信号は、雑音
除去フィルタ300によってSN比が改善されているの
で、再生器103は、SN比の改善された光信号を再生
することが出来る。そして、光信号を再生することによ
り、光信号のSN比は更に改善される。特に、雑音除去
フィルタ300では、除去することの出来なかった、光
信号の主信号とほぼ同じ波長を持つ雑音やクロストーク
も再生することによって抑制することができる。従っ
て、次段の合波器104に入力される光信号は、同図の
波長多重光XCに入力されるときに有していた雑音やク
ロストークと、光スイッチ部102内部で生じた雑音や
クロストークがかなり抑制されたものとなる。
【0030】合波器104は、光スイッチ部102から
出力されてきた光信号のうち、互いに異なる波長の光信
号をそれぞれ受け取り、波長多重して伝送路に送信す
る。このように、波長多重光XCの入力側に再生器10
1を設けると共に、雑音除去フィルタ300を設けるこ
とにより、SN比を改善して波長多重光を伝送路に出力
することができる。
【0031】図4は、図1の構成において、ある1つの
光スイッチ部への入力波長が全て異なるように、前段再
生器の出力波長を設定した構成を示す。なお、同図にお
いては、図1と同じ構成要素には同じ参照番号を付して
いる。
【0032】同図のように、1つの光スイッチ部401
に入力される各光信号の波長を全て異なるものとするこ
とにより、光スイッチ部401で発生するコヒーレント
クロストーク(クロストーク光の波長が信号光の波長と
同一)をなくすことができる。これにより後段再生器4
02でのエラーレート特性をよくすることができる。
【0033】前述したように、光スイッチ部は、図2
(c)のような光空間スイッチで構成されるのが一般的
であるが、各所で光導波路がクロスするので、光信号の
クロストークが生じる可能性がある。特に、クロストー
クを起こす光信号の波長が同じであると、光空間スイッ
チの光導波路がクロスするところにおける、双方の光信
号の振る舞いが互いに似通ってくるので、クロストーク
を生じ易い。そこで、光空間スイッチに入力される光信
号の波長を異ならせてやることにより、クロストークを
少なくすることが出来る。
【0034】分波器100に波長多重光信号が入力され
ると、各波長λ1〜λnの光信号に分波される。再生器
400は、各波長の光信号を再生して、SN比の改善を
行うとともに、波長を変化させ、各光スイッチ部401
に入力されるそれぞれの光信号の波長を互いに異なるも
のとする。
【0035】同図の構成では、一番上の分波器100か
ら各光信号が異なる光スイッチ部401に導かれてい
る。すなわち、異なる複数の分波器100から1つずつ
の光信号が、1つの光スイッチ部401に入力される。
従って、1つの分波器100からの各光信号を同じ波長
とし、異なる分波器100からの光信号の波長を互いに
異なるものとすれば、1つの光スイッチ部401に入力
される光信号は全て異なったものとなる。従って、同図
の場合、一番上の分波器100に対応する再生器400
は、受信した光信号を全て波長λ1に変換するようにし
ている。同様に、一番下の分波器100に対応する再生
器400は、受信した光信号を全て波長λkに変換して
いる。同様に、図示されていないが、これらの間に設け
られるその他の分波器100に対応する再生器400も
それぞれ、対応する分波器100に応じて、受信した光
信号を他の分波器100から来た光信号とは異なる波長
に変換するようにする。
【0036】このようにして、光スイッチ部401に入
力された光信号は、ルーティングされて出力される。出
力された光信号は再生器402に入力され、再び波長変
換を受ける。このときは、各光信号は、伝送路に波長多
重されて送信されるのに都合の良いように波長変換され
る。すなわち、一番上の光スイッチ部401に対応する
再生器402は、それぞれが受信した光信号を異なる合
波器104に入力している。同様に、他の光スイッチ部
401に対応する再生器402からの光信号も異なる合
波器104に入力される。合波器104で波長多重する
ためには、入力される光信号の波長が全て異なっていな
ければならない。このためには、各光スイッチ部401
に対応する再生器402が受信した光信号を同じ波長の
光信号に変換すればよい。
【0037】このように、同図では、一番上の光スイッ
チ部401に対応する再生器402は受信した光信号を
全て波長λ1に変換するようにしている。同じく、一番
下の光スイッチ部401に対応する再生器402は受信
した光信号を全て波長λnに変換している。図示されて
いないが、同様に設けられる、その他の再生器402
も、対応する光スイッチ部401に応じて他の光スイッ
チ部401からの光信号とは異なる波長に変換するよう
にする。
【0038】このようにして、合波器104に入力され
る、互いに異なった波長の光信号は波長多重されて伝送
路に送出されていく。同図の構成によれば、1つの光ス
イッチ部401に入力される光信号の波長がそれぞれ異
なるので、光スイッチ部401内部でコヒーレントクロ
ストークを生じることが無く、同図の波長多重光XCか
ら送出される光信号のSN比を良好に保つことができ
る。特に、コヒーレントクロストークが生じている場合
には、主信号とクロストークの波長が同じなので、クロ
ストーク分を除去して主信号だけを抽出することが難し
くなるが、クロストークの波長が主信号と異なる場合に
は、主信号の抽出が比較的簡単になるという利点があ
る。
【0039】図5は図4の構成において、後段の再生器
の前に透過波長を可変できる雑音除去フィルタを具備し
た構成を示している。なお、図4と同じ構成要素には同
じ参照番号を付してある。
【0040】同図においては、図4と同様に、ある1つ
の光スイッチ部401への入力波長が全て異なるように
前段再生器400の出力波長を設定している。これによ
り後段再生器402でのエラーレート特性をよくするこ
とができる。これに加え、雑音除去フィルタ500を設
けているので、後段再生器402でのエラーレート特性
を更によくすることができる。
【0041】分波器100に入力される波長多重光信号
は、分波器100で各波長の光信号に分波され、再生器
400に入力される。再生器400で光信号は再生さ
れ、SN比の改善がなされると共に、図4で説明したよ
うに、各分波器100に対応した波長に変換される。再
生器400からの光信号はそれぞれ異なる波長のものが
光スイッチ部401に入力される。各光信号は、ルーテ
ィングされた後、光スイッチ部401から出力され、雑
音除去フィルタ500に入力される。雑音除去フィルタ
500は、主信号の波長のみを透過させるように構成さ
れており、雑音やクロストークが除去される。
【0042】雑音除去フィルタ500を通過した光信号
は再生器402に入力され、再生されるとともに、図4
で説明したように、波長変換されて各合波器104に入
力される。各合波器104には異なる波長の光信号が入
力され、これらが波長多重されて伝送路に出力される。
【0043】ところで、1つの光スイッチ部401に入
力される光信号は全て異なる波長のものであるので、ル
ーティングの状態によって光スイッチ部401のどのポ
ートからどのような波長の光信号が出力するか分からな
い。従って、図3の場合のような透過帯域が固定のフィ
ルタとは異なり、雑音除去フィルタ500は、入力され
る光信号の波長に従って透過帯域を適切に変化させられ
るものでなくてはならない。このために、光スイッチ部
401のルーティングを管理、制御する制御回路503
が雑音除去フィルタ500の透過帯域をも制御する構成
とする。
【0044】制御回路503は、光ネットワークのオペ
レーションシステムからルーティング情報であるパス設
定信号を受け取る。これに基づき、制御回路503は、
光スイッチ駆動回路502を制御して、各光スイッチ部
401のパス設定を行う。前述の構成例においては、制
御回路(前述の構成例の図面には不図示)の行う処理は
光スイッチ部の制御のみであるが、本構成例ではパス設
定信号から光スイッチ部401のどのポートからどの波
長の光信号が出力されるかを判定する。この判定結果に
基づき、制御回路503は、フィルタ駆動回路501に
制御信号を与えて、各雑音除去フィルタ500の透過帯
域を適切に設定する。
【0045】なお、透過帯域が可変のフィルタとして
は、音響光学フィルタや、ファイバファブリペローフィ
ルタ等が使用可能である。図6は、図5の構成における
雑音除去フィルタの制御処理を示す概略フローチャート
である。
【0046】オペレーションシステムは、波長多重光X
Cによるルーティングに際し、制御回路にパス設定信号
を入力する。このパス設定信号は、入力光リンク番号、
入力波長値、出力光リンク番号、及び出力波長値(以下
に説明する波長変換型の波長多重光XCの場合にのみ使
用される)等が含まれる。
【0047】制御回路はパス設定信号を受け取ると、こ
れを解析し、前段再生器直後の光信号の出力波長、光空
間スイッチの制御ポイント、及び雑音除去フィルタの透
過波長を算出する。これらに基づき、光空間スイッチ及
び雑音除去フィルタの制御信号を駆動回路に対し送出す
る。
【0048】光スイッチ及びフィルタ駆動回路は、制御
回路から光空間スイッチ及び雑音除去フィルタの制御信
号を受け取ると、これを駆動信号に変換して、光空間ス
イッチ及び雑音除去フィルタそれぞれに送出する。
【0049】上記、制御回路のパス設定信号の解析方法
のより具体的な内容は、当業者により適宜、最適な形に
設計されるべきものであり、特に、ここでは詳しくは述
べない。しかし、当業者によれば、容易に実現されるべ
きものである。
【0050】前述の各構成例においては、分波器100
の直後に特定の波長を持っていた光信号は、その波長に
対応する光スイッチ部に入力され、合波器104の直前
で同じ波長のまま、あるいは、再び同じ波長に変換され
て波長多重されるという意味で、波長固定型の波長多重
光XCであった。
【0051】以下には、元の波長を変換してルーティン
グし、元の波長とは異なった波長で出力する波長変換型
の波長多重光XCの構成例を説明する。図7は、光スイ
ッチを用いた波長変換型の波長多重光XCの構成例であ
る。
【0052】図7は従来構成(図16(b))におい
て、分波器の出力にも再生器を具備した構成であり、再
生光信号の波長は全て同じである(同図ではλ1)。本
構成より前段の再生器では、伝送路で発生する雑音やク
ロストークによる劣化のみで光信号を再生することが可
能となる。そして後段の再生器は、光XCで発生する雑
音やクロストークによる劣化のみで光信号を再生でき
る。
【0053】分波器700に入力した波長多重された光
信号は、それぞれの分波器700で各波長の光信号に分
波され、各波長の光信号毎に設けられた再生器701に
入力される。再生器701で光信号は再生され、伝送路
によるSN比の劣化が補償された後、光信号の波長が変
換される。同図の場合には、再生器701から出力され
る光信号の波長は全てλ1となっている。これらの光信
号は、光スイッチ部702に入力され、ルーティングさ
れる。同図では、光スイッチ部702は、前述の波長固
定型とは異なり、入力する全ての光信号を同じようにル
ーティングする構成となっている。この構成により、分
波器700直後の波長がどのような光信号であっても、
等しくルーティングされるため、合波器704から出力
される場合に、各光信号は最初に入力した時と同じ波長
を持っているとは限らない。即ち、波長を変換してルー
ティングしていることになる。
【0054】光スイッチ部702でルーティングされた
光信号は、光スイッチ部702の出力ポート毎に設けら
れる再生器703によって再生され、光スイッチ部70
2内部で生じたSN比の劣化が補償される。更に、再生
器703では、合波器704で波長多重するため、1つ
の合波器704に入力される光信号は、互いに異なる波
長となるように変換される。そして、合波器704で合
波されて伝送路に出力されていく。
【0055】同図の構成においても、図1と同様に、光
スイッチ部の入力側に再生器701を設け、伝送路で受
けたSN比の劣化を補償するようにしているので、後段
の再生器703は、光スイッチ部702によるSN比の
劣化のみを補償すればよく、光信号のエラーレート特性
を改善することが出来る。
【0056】図8は図7の構成において、後段の再生器
の前に雑音除去フィルタを具備した構成である。なお、
同図において、図7と同じ構成要素には同じ参照番号が
付されている。
【0057】雑音除去フィルタ800の役割は、光スイ
ッチ部702内で光アンプを設けた場合にそこで発生す
る雑音を取り除くことにある。(ただし、光信号の波長
付近の雑音は多少残る)。これにより後段再生器でのエ
ラーレート特性をよくすることができる。分波器700
に入力する波長多重された光信号は、各波長の光信号に
分波され、再生器701によって再生される。すなわ
ち、伝送路における損失やクロストークの影響が取り除
かれる。更に、図7で説明したように、各光信号の波長
が変換され、全て同じ波長とされる(同図の場合、波長
はλ1)。これらの光信号は、光スイッチ部702に入
力され、ルーティングされて出力される。出力された各
光信号は雑音除去フィルタ800によって、光スイッチ
部702で生成された雑音やクロストークを除去されて
出力される。同図の場合、光スイッチ部702から出力
される光信号の主信号の波長はλ1と決められているの
で、雑音除去フィルタ800の透過帯域は固定で良い。
雑音除去フィルタ800を通過した光信号は、再生器7
03に入力され、再生されると共に、波長変換される。
再生器703による再生によって、光信号のSN比は更
に改善され、エラーレート特性が更に良くなる。再生器
703による波長変換は、1つの合波器704に入力さ
れる光信号が全て異なる波長となるように変換する。同
図では、λ1〜λnの波長に変換されている。
【0058】このようにして、波長λ1〜λnに変換さ
れた光信号は合波器704で波長多重されて伝送路に出
力される。図7でも述べたように、複数の分波器700
から出力される各光信号は、全て同等にルーティングさ
れるため、再生器703から出力されるときに、元の波
長と同じ波長であるとは限らない。
【0059】図9は、図7の構成において、前段再生器
の出力光信号の波長が入力光信号の波長と同じとする構
成例を示す。なお、図7と同じ構成要素には同じ参照番
号を付してある。
【0060】同図の構成によれば、光スイッチ部702
で発生するコヒーレントクロストーク量を図7の構成に
比べて少なく出来るので、後段再生器でのエラーレート
特性をよくすることができる。
【0061】分波器700に入力される波長多重された
光信号は、分波器700によって分波され、波長λ1〜
λnのそれぞれの光信号になる。各光信号は、再生器9
00によって再生され、伝送路での雑音やクロストーク
が取り除かれる。同図では、再生器900は、波長変換
はしないで、そのまま光信号を光スイッチ部702に入
力している。従って、1つの分波器700で分波された
光信号には互いに同じ波長の光信号がないので、同図の
場合、光スイッチ部702に入力される光信号のうち同
じ波長を持つ光信号は分波器700の数と同じ数だけで
ある。従って、図7や図8に比べ光スイッチ部702に
入力される光信号のうち、同じ波長のものの数が減るの
で、コヒーレントクロストークの影響が小さくなる。す
なわち、光スイッチ部702内で起こるSN比の劣化が
抑制されるので、再生器901でのエラーレート特性を
改善することができる。
【0062】光スイッチ部702から出力される光信号
は、再生器901で再生され、波長変換される。前述し
たように、波長変換は、1つの合波器704で波長多重
される光信号が互いに異なる波長となるように行われ
る。同図の場合には、それぞれの光信号は波長λ1〜λ
nにそれぞれ変換される。そして、合波器704で、各
光信号が波長多重され、伝送路に送出される。
【0063】なお、同図の構成の場合、再生器900は
波長変換を行っていないが、波長変換を行うようにして
もよい。すなわち、光スイッチ部702内部で、光路が
クロスする可能性の高い光信号は、不図示の制御回路が
予め検出しておき、互いに異なる波長となるように、再
生器900の波長変換機能を制御するようにすることも
可能である。また、再生器900から出力される全ての
波長を異なるようにすることも可能である。このように
すれば、光スイッチ部702に入力される光信号は、全
て異なる波長となるので、光スイッチ部702内部での
コヒーレントクロストークの発生を更に抑えることが出
来る。
【0064】図10は、図9の構成において、後段の再
生器の前に透過波長を可変に出来る雑音除去フィルタを
具備した構成を示す。なお、同図において、図9と同じ
構成要素には同じ参照番号を付してある。
【0065】同図においては、前段再生器900の出力
光信号の波長が入力光信号の波長と同じである。これに
より、図9で説明したように、後段再生器901でのエ
ラーレート特性をよくすることができる。また、雑音除
去フィルタ1000を設けたことにより、後段再生器9
01でのエラーレート特性を更によくすることができ
る。
【0066】分波器700に入力する波長多重された光
信号は、分波器700によって分波され、波長λ1〜λ
nのそれぞれの光信号として波長毎に設けられた再生器
900に入力される。再生器900は、光信号を再生
し、SN比の改善を行って、光信号を波長を変換しない
で光スイッチ部702に入力する。入力された光信号
は、光スイッチ部702内部でルーティングされ、各出
力ポートから出力される。次に、各光信号は、出力ポー
ト毎に設けられた雑音除去フィルタ1000に入力され
る。雑音除去フィルタ1000は、入力される各波長の
光信号の主信号のみを抽出するので、光スイッチ部70
2内部の光アンプによる雑音やクロストークを除去する
ことができる。このようにして、SN比が改善された光
信号が再生器901に入力され、再生されると共に、波
長変換され、合波器704によって波長多重されて伝送
路に送出される。
【0067】雑音除去フィルタ1000は、図5で説明
した構成と同様に、光スイッチ部702から入力される
光信号の波長に合わせて透過帯域を変化させられるもの
である必要がある。そのための構成は、図5で説明した
ものと同様であって、不図示の制御回路が光ネットワー
クのオペレーティングシステムからルーティングに関す
る情報を得、光スイッチ部702内の光路の制御を行う
とともに、各ポートに出てくる光信号の波長を予測し、
雑音除去フィルタ1000の透過帯域を適切に調整す
る。雑音除去フィルタ1000は、前述の例のように、
例えば、音響光学フィルタ、あるいは、ファイバファブ
リペローフィルタ等である。
【0068】また、図9の説明で述べたように、再生器
900に波長変換機能を持たせることも可能であり、必
要に応じて、最も望ましい波長に各光信号を変換するよ
うにしてもよい。
【0069】図11は波長選択部を用いた波長固定型の
波長多重光XCの構成例である。本構成は従来構成(図
17(a))において、ノードの各入力部に分波器11
00、波長数分の再生器1101、合波器1102を具
備した構成である。再生器1101では、出力光信号の
波長は入力光信号の波長のままである。本構成により前
段の再生器1101では、伝送路で発生する雑音やクロ
ストークによる劣化のみで光信号を再生することが可能
となる。そして後段の再生器1105は、波長多重光X
Cで発生する雑音やクロストークによる劣化のみで光信
号を再生出来る。
【0070】分波器1100に入力される波長多重光信
号は、各波長毎に分波されて、それぞれが再生器110
1に入力される。前述した作用により、再生器1101
で光信号が再生される際に伝送路で受けた光信号のSN
比が改善される。再生器1101は波長変換せずに、再
生した各光信号を合波器1102に入力する。合波器1
102では、分波器1100で分波された光信号が再び
波長多重されて波長選択部1103に入力される。波長
選択部1103では、光信号を波長多重されたままの状
態でルーティングし、出力ポートから出力する。出力さ
れた光信号は、波長選択部1103の出力ポート毎に設
けられる分波器1104に入力され、分波される。各波
長に分波された光信号は、それぞれの波長毎に再生器1
105で再生される。各光信号は、再生されることによ
って、波長選択部1103内部で受けたSN比の劣化を
補償され、合波器1106に入力される。合波器110
6では、各波長の光信号を波長多重し、伝送路に送出す
る。
【0071】このように、波長選択部1103の入力側
と出力側に再生器1101、1105を設けることによ
って、伝送路を伝播することによって受けたSN比の劣
化と、波長選択部1103内部にもうけられる光アンプ
等によるSN比の劣化をそれぞれ別々に補償することが
出来るので、光信号のエラーレート特性を改善すること
ができる。
【0072】図12に波長選択部の構成例を示す。図1
2(a)は波長固定型における一般的な構成であり、多
波長フィルタ1201は、波長多重入力光信号の中から
所望の複数の波長を選択するフィルタであり、その例と
しては音響光学フィルタが挙げられる。本構成では、ポ
ート数の増加に伴い、損失が増加する。従って光アンプ
を挿入する必要がある。同図(a)中には、光アンプの
挿入個所例が矢印で示してある。
【0073】光カプラ1200に入力する波長多重光信
号は、光カプラ1200によって複数の光信号に分岐さ
れる。分岐された光信号はそれぞれ異なる多波長フィル
タ1201に入力される。多波長フィルタ1201で
は、特定の波長の光信号が抽出され出力される。そし
て、多波長フィルタ1201によって選択された各光信
号が、光カプラ1202によって合波されて、波長λ1
〜λnの光信号の波長多重光として送出される。
【0074】図12(b)は波長変換型における構成例
であり、波長フィルタ1204は、波長多重入力光信号
の中から所望の1波長を選択するフィルタであり、その
例としては音響光学フィルタが挙げられる。本構成で
は、ポート数と波長数両方の増加に伴い損失が増加す
る。従って、光アンプを挿入する必要がある。同図
(b)中には、光アンプの挿入箇所例が矢印で示してあ
る。
【0075】光カプラ1203に入力される波長多重光
信号は、光カプラ1203によって分岐され、波長フィ
ルタ1204に入力される。波長選択フィルタでは1つ
の波長を選択し、光カプラ1205に入力される。光カ
プラ1205は、波長多重数nと入力ポート数kの積と
同数設けられており、1つの光カプラ1205からは、
単一の波長の光信号が送出される。すなわち、波長多重
された光信号は、同図(b)の波長選択部を通過するこ
とによって、各入力ポートに入力した各波長の光信号毎
にルーティングされ、波長多重されることなく出力され
る。
【0076】同図(b)のような波長選択部の詳細につ
いては、例えば、特願平8−019964号明細書に記
載されている。図13は、波長選択部を用いた波長変換
型の波長多重光XCの構成例である。
【0077】なお、同図において、図11と同じ構成要
素には同じ参照番号を付してある。図13は従来構成
(図17(b))において、ノードの各入力部に分波器
1100、波長数分の再生器1101、合波器1102
を具備した構成である。再生器1101では、出力信号
の波長は入力光信号の波長のままである。本構成により
前段の再生器1101では、伝送路で発生する雑音やク
ロストークによる劣化のみで光信号を再生することが可
能となる。そして、後段の再生器1301は、波長選択
部1300で発生する雑音やクロストークによる劣化の
みで光信号を再生できる。
【0078】分波器1100に入力される波長多重光信
号は、分波器1100によって分波され、各波長の光信
号となって、波長毎に設けられている再生器1101に
入力される。再生器1101によって光信号が再生され
ることによって、伝送路で受けたSN比の劣化分を補償
することができる。
【0079】再生器1101から出力される各光信号
は、合波器1102に入力され、入力信号と同じ光信号
から構成される波長多重光信号に波長多重されて、波長
選択部1300に入力される。
【0080】波長選択部1300は、図12(b)に示
したような構成になっており、光信号をルーティングし
たのち、各波長に分波された光信号が出力ポートから出
力される。各出力ポートから出力された光信号は、出力
ポートに対応して設けられる再生器1301に入力さ
れ、再生される。これにより、波長選択部1300内部
で受けたSN比の劣化が補償される。再生器1301か
ら出力された光信号は、波長多重するために適切な波長
に波長変換され、合波器1106に入力される。合波器
1106は、入力された光信号を波長多重して伝送路に
送出する。
【0081】同図の構成では、入力時に特定の波長を持
っていた光信号は、再生器1301で波長変換されるの
で、波長多重光XCの入力と出力で一般的に波長は異な
る。図14は図13の構成において、後段の再生器の前
に透過波長を可変に出来る雑音除去フィルタを具備した
構成である。
【0082】なお、同図において、図13と同じ構成要
素には同じ参照番号を付してある。雑音除去フィルタ1
400の役割は、波長選択部1300内で光アンプを設
けた場合に、そこで発生する雑音を取り除くことにある
(ただし、光信号の波長付近の雑音は多少残る)。これ
により、後段再生器1301でのエラーレート特性をよ
くすることができる。
【0083】同図の場合も、図13と同様に、分波器1
100に入力される波長多重光信号は、分波器1100
によって各波長の光信号に分波され、再生器1101で
再生される。従って、伝送路によるSN比の劣化が補償
される。そして、各波長の光信号は合波器1102で再
び波長多重光信号に合波され、波長選択部1300に入
力される。波長選択部1300は、光信号をルーティン
グし、各波長の光信号毎に出力ポートから出力する。出
力された各波長の光信号は雑音除去フィルタ1400に
入力され、主信号のSN比を劣化させる雑音等が取り除
かれる。
【0084】雑音除去フィルタ1400を通過した光信
号は、再生器1301で再生され、波長が変換されて、
合波器1106に入力される。波長変換は、合波器11
06で波長多重する場合に、1つの合波器1106に入
力される各光信号の波長が互いに異なるように、且つ、
各波長が光ネットワークの標準に合うように行う。
【0085】雑音除去フィルタ1400に入力される光
信号の波長は、波長選択部1300内部でのルーティン
グ状態によって異なってくるので、図5で説明したよう
に、波長選択部1300のルーティングを制御する制御
回路(不図示)が、オペレーティングシステムから与え
られるルーティング情報(パス設定信号)に基づいて、
どの出力ポートにどの波長の光信号が出てくるかを検出
し、呼設定時に雑音除去フィルタ1400の透過帯域を
適切に変化させるように制御する。
【0086】雑音除去フィルタの具体的例としては、音
響光学フィルタや、ファイバファブリペローフィルタ等
が考えられる。同図の構成においても、再生器を波長選
択部の前段と後段に設け、更に、雑音除去フィルタを設
けたことにより、光信号のSN比を改善することができ
るので、後段の再生器が光信号の再生を行う場合のエラ
ーレート特性をよくすることができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、光スイッチ部や波
長選択部を用いた波長多重光XCにおいて、入力側(前
段)で波長を分波した後に再生器を具備したり、出力側
(後段)の再生器の前に雑音除去フィルタを具備するこ
とで、前段の再生器では伝送路で発生する雑音やクロス
トークによる劣化のみで光信号を再生でき、そして後段
の再生器では光スイッチ部や波長選択部で発生する雑音
やクロストークによる劣化のみで光信号を再生でき、ネ
ットワーク全体におけるエラーレート特性を改善するこ
とができるので本構成を用いた光伝送システムの性能向
上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】光スイッチを用いた波長固定型の波長多重光X
Cの本発明にしたがった構成例を示した図である。
【図2】光スイッチ部の一般的な構成例として光空間ス
イッチによる1段構成と3段構成を示す図である。
【図3】図1の構成において、後段の再生器の前に雑音
除去フィルタを具備した構成例である。
【図4】図1の構成において、ある1つの光スイッチ部
への入力波長が全て異なるように、前段再生器の出力波
長を設定した構成を示す。
【図5】図4の構成において、後段の再生器の前に透過
波長を可変できる雑音除去フィルタを具備した構成を示
している。
【図6】図5の構成における雑音除去フィルタの制御処
理を示す概略フローチャートである。
【図7】光スイッチを用いた波長変換型の波長多重光X
Cの構成例である。
【図8】図7の構成において、後段の再生器の前に雑音
除去フィルタを具備した構成である。
【図9】図7の構成において、前段再生器の出力光信号
の波長が入力光信号の波長と同じとする構成例を示す。
【図10】図9の構成において、後段の再生器の前に透
過波長を可変に出来る雑音除去フィルタを具備した構成
を示す。
【図11】波長選択部を用いた波長固定型の波長多重光
XCの構成例である。
【図12】波長選択部の構成例を示す。
【図13】波長選択部を用いた波長変換型の波長多重光
XCの構成例である。
【図14】図13の構成において、後段の再生器の前に
透過波長を可変に出来る雑音除去フィルタを具備した構
成である。
【図15】波長多重光XCとそれを用いた光ネットワー
クの構成を示す図である。
【図16】光スイッチを用いた波長多重光XCの波長固
定型及び波長変換型の一般的な構成を示す図である。
【図17】波長フィルタを用いた波長多重光XCの波長
固定型及び波長変換型の一般的な構成を示す図である。
【符号の説明】
100、700、1100、1104、1600、17
01 分波器 101、103、400、402、701、703、9
00、901、1101、1105、1602、160
5、1702 再生器 102、401、702、1601、1604 光
スイッチ部 104、704、1102、1106、1603、17
03 合波器 300、500、800、1000、1400 雑
音除去フィルタ 1103、1300、1700、1704 波長選
択部 1200、1202、1203、1205 光カプ
ラ 1201、1204 多波長フィルタ 1500−1〜1500−4 光アンプ 1501−1〜1501−4 光伝送路 1503 オペレーティングシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 卓二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 津山 功 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 (72)発明者 中島 一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の波長多重光入出力光リンクを収容
    し、各入力リンクから入力された波長多重された光信号
    をルーティングし、出力リンクに出力する光交換機であ
    って、 該入力リンクから入力された波長多重された光信号を各
    波長の光信号に分波する分波手段と、 該分波手段から出力される各波長の光信号を再生し、伝
    送路を伝播することによって生じたSN比の劣化を補償
    する第1の再生手段と、 該第1の再生手段から出力される各光信号を入力し、ル
    ーティングして出力する光スイッチ手段と、 該光スイッチ手段から出力される各波長の光信号を再生
    し、SN比の劣化を補償する第2の再生手段と、 該第2の再生手段から出力される各波長の光信号を合波
    し、波長多重光信号を生成し、伝送路に送出する合波手
    段とを具備することを特徴とする光交換機。
  2. 【請求項2】前記第1の再生手段は、入力した光信号の
    波長を変換しないことを特徴とする請求項1に記載の光
    交換機。
  3. 【請求項3】前記第2の再生手段の前段であって、前記
    光スイッチ手段の出力側に、入力された光信号の波長と
    は異なる波長成分を除去する雑音除去フィルタ手段を更
    に具備したことを特徴とする請求項2に記載の光交換
    機。
  4. 【請求項4】前記光スイッチ手段への入力光信号の波長
    が全て異なる様に、前記第1の再生手段は、入力した光
    信号を出力する際に、その波長を変換することを特徴と
    する請求項1に記載の光交換機。
  5. 【請求項5】前記光スイッチ手段への入力光信号の波長
    が全て異なる様に、前記第1の再生手段は、入力した光
    信号を再生、出力する際に、その波長を変換し、前記第
    2の再生手段の前段であって、前記光スイッチ手段の出
    力側に透過帯域を可変とすることができる雑音除去フィ
    ルタを具備したことを特徴とする請求項1に記載の光交
    換機。
  6. 【請求項6】前記第1の再生手段からの光信号の出力波
    長を全て同じ波長としたことを特徴とする請求項1に記
    載の光交換機。
  7. 【請求項7】前記第2の再生手段の前段であって、前記
    光スイッチ手段の出力側に、入力される光信号の波長と
    は異なる波長成分を除去する雑音除去フィルタを具備し
    たことを特徴とする請求項6に記載の光交換機。
  8. 【請求項8】前記第1の再生手段は、入力した光信号の
    波長を変換せずに再生、出力し、前記第2の再生手段の
    前段であって、前記光スイッチ手段の出力側に透過波長
    を可変とすることの出来る雑音除去フィルタを具備した
    ことを特徴とする請求項1に記載の光交換機。
  9. 【請求項9】複数の波長多重光入出力光リンクを収容
    し、各入力リンクから入力された波長多重された光信号
    をルーティングし、出力リンクに出力する光交換機であ
    って、 該入力リンクから入力される波長多重された光信号を各
    波長の光信号に分波する第1の分波手段と、 該分波手段からの出力光信号を再生し、伝送路を伝播す
    ることによって生じた光信号のSN比の劣化を補償する
    第1の再生手段と、 該第1の再生手段から出力される各波長の光信号を波長
    多重する第1の合波手段と、 該合波手段からの波長多重された光信号をルーティング
    する、光カプラと多波長選択フィルタとからなる波長選
    択手段と、 該波長選択手段から出力される光信号を各波長の光信号
    に分波する第2の分波手段と、 該第2の分波手段から出力される光信号を再生し、SN
    比の劣化を補償する第2の再生手段と、 該第2の再生手段から出力される各波長の光信号を波長
    多重する第2の合波手段とを具備したことを特徴とする
    光交換機。
  10. 【請求項10】複数の波長多重光入出力光リンクを収容
    し、各入力リンクから入力された波長多重された光信号
    をルーティングし、出力リンクに出力する光交換機であ
    って、 該入力リンクから入力される波長多重された光信号を各
    波長の光信号に分波する分波手段と、 該分波手段から出力される各波長の光信号を再生し、伝
    送路で生じた光信号のSN比の劣化を補償する第1の再
    生手段と、 該第1の再生手段から出力される各波長の光信号を波長
    多重する第1の合波手段と、 該第1の合波手段から入力される波長多重された光信号
    をルーティングし、各波長の光信号毎に出力する、2つ
    の光カプラと波長選択フィルタとからなる波長選択手段
    と、 該波長選択手段から出力される各波長の光信号を再生
    し、SN比の劣化を補償する第2の再生手段と、 該第2の再生手段から出力される各波長の光信号を波長
    多重して伝送路に送出する第2の合波手段を具備したこ
    とを特徴とする光交換機。
  11. 【請求項11】前記第2の再生手段の前段であって、前
    記波長選択手段の出力側に透過波長を可変とすることの
    できる雑音除去フィルタを具備したことを特徴とする請
    求項10に記載の光交換機。
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