JP3582030B2 - クロスコネクト装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ネットワーク等のネットワークに於けるクロスコネクト装置に関する。
情報の高速且つ大容量の伝送を光技術を適用して行う光伝送システムが開発されており、更に多重度を上げて経済化を図る為に、波長多重化が行われている。従って、光伝送路の障害による影響が大きくなり、迂回路を確保することが必要となる。又光クロスコネクト装置は、波長多重光信号に対しても、波長対応にパス切替えを可能としており、予備光伝送路によるパス切替えを効率良く行うことが要望されている。
【0002】
【従来の技術】
図26は光ネットワークの説明図であり、151は光クロスコネクト装置(OXC)、152は波長多重光伝送路、153は電気クロスコネクト装置(EXC)、154は交換機(SW)、155は電気信号或いは光信号の伝送路を示す。光伝送路152は、現用光伝送路と予備光伝送路とから構成されている。
【0003】
光クロスコネクト装置151は、光伝送路152間の波長多重光信号を、波長λ1 ,λ2 ,λ3 ,・・・対応に設定した出方路を選択するものである。この場合、波長を変換しないWP(Wavelength Path )網と、必要に応じて波長を変換するVWP(VirtualWavelength Path )網とに分類できる。又電気クロスコネクト装置153を介した信号を含めて波長多重化する。又自ノード宛の光信号について、電気クロスコネクト装置153側に分岐する。又電気クロスコネクト装置153と交換機154とは、それぞれ論理パスVP(Virtual Path )と論理チャネルVC(Virtual Channel)単位でスイッチングを行う構成を備えている。
【0004】
図27は従来例の説明図であり、光クロスコネクト装置(OXC)151は、波長λ1 〜λn を多重化した波長多重光信号を伝送する複数の現用光伝送路(k1)と、波長λ1 〜λm を多重化した波長多重光信号を伝送する複数の予備光伝送路(k2)と、電気クロスコネクト装置(EXC)153との間の波長λ1 〜λi を多重化した波長多重光信号を伝送する複数のインタフェースリンクk3とを収容している。
【0005】
図28は従来例の光クロスコネクト装置の説明図であり、波長多重光信号を分岐する光カプラ161と、波長分離する為のそれぞれ通過波長が異なる光フィルタ162と、光空間スイッチ163と、所望の波長に変換する波長変換器164と、波長多重化する光カプラ165とを備えている。前述のWP網に於いては、波長変換器164を省略した構成とするものである。又波長多重光信号は、光カプラ161により多重度に対応して分岐され、波長λ1 〜λn ,λ1 〜λm ,λ1 〜λi 対応の光フィルタ162によって波長分離され、光空間スイッチ163に入力される。
【0006】
光空間スイッチ163は、例えば、2×2の光スイッチを複数組合せて構成することができるものであり、図示を省略した制御部からの制御によってクロスポイントの光スイッチを制御し、例えば、鎖線で概略を示すパスを形成する。又前述のVWP網に於いて、入側の波長と異なる出側の波長として多重化する場合は、波長変換器164によってその出側の波長に変換する。又電気クロスコネクト装置との間のインタフェースリンクk3と現用光伝送路k1との間を波長対応に接続する。その場合も、波長が異なる時は波長変換器164によって波長変換を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
光伝送路に障害が発生すると、その障害個所を回避する迂回路を介して波長多重光信号を伝送するように、光クロスコネクト装置151に於いて切替えが行われる。その場合、予備光伝送路の空きの部分を用いることになる。それによって、光ネットワークのノード間の波長多重光信号の伝送が継続されるから、光ネットワークの信頼性を向上することができる。同様に、電気信号により伝送するネットワークに於いても、現用系伝送路と予備系伝送路とを設け、且つクロスコネクト装置により入側と出側とのクロスコネクトを行うことになる。
【0008】
例えば、図28に於いて、出側の現用光伝送路k1に障害が発生すると、入側の現用光伝送路k1と入側の電気クロスコネクト装置との間のインタフェースリンクk3とを、出側の予備光伝送路k2に切替えるように、光空間スイッチ163を制御することになる。その場合、現用光伝送路k1及びインタフェースリンクk3が総て使用中でなくても使用可能性を有するから、光空間スイッチ163は、ノンブロッキングで切替えを行う構成であることが必要となる。従って、光空間スイッチ163のハード規模が大きくなるから、経済的な問題があった。
本発明は、経済的なクロスコネクト装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のクロスコネクト装置は、(1)現用系の伝送路と予備系の伝送路とを収容し、入側の伝送路からの信号を出側の伝送路へクロスコネクトを行うクロスコネクト装置に於いて、予備系伝送路を収容して入側からの信号を出側へクロスコネクトするバイパス部2と、現用系伝送路を収容して入側からの信号を出側へクロスコネクトするルーチング部1とを設け、ルーチング部1の出側からの信号をバイパス部2の入側へ伝送する第1のリンクと、ルーチング部1の入側へバイパス部2の出側からの信号を伝送する第2のリンクとを設けて構成する。
【0010】
又(2)予備光伝送路k2と現用光伝送路k1とが接続され、波長多重光信号のクロスコネクトを行うクロスコネクト装置に於いて、予備光伝送路k2を接続し、且つ少なくとも光空間スイッチを含むバイパス部2と、現用光伝送路k1を接続し、且つ少なくとも光空間スイッチを含むルーチング部1とを備え、ルーチング部1の出側からの波長多重光信号をバイパス部2の入側へ伝送する第1のリンクと、ルーチング部1の入側へバイパス部2の出側からの波長多重光信号を伝送する第2のリンクとを含むコネクションリンクk4を設けた構成とする。
【0011】
又(3)ルーチング部1とバイパス部2とコネクションリンクk4とを含み、ルーチング部1の入側と出側との間にインタフェースリンクk3を介して接続した電気クロスコネクト装置(EXC)3を設けた構成とする。
【0012】
又(4)ルーチング部1は、波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離を行う光フィルタと、この光フィルタの出力光信号の出側を選択する光空間スイッチと、この光空間スイッチの出力光信号の波長変換を行う波長変換器と、この波長変換器の出力光信号を多重化して波長多重光信号とする光カプラとを備えている。
【0013】
又(5)バイパス部2は、光空間スイッチを備え、入側と出側との予備光伝送路k2間を接続したり、或いは、入側又は出側の予備光伝送路k2と、ルーチング部1との間をコネクションリンクk4を介して接続する構成を備えることができる。
【0014】
又(6)バイパス部2は、波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離する光フィルタと、この光フィルタの出力光信号のルーチングを行う光空間スイッチと、この光空間スイッチの出力光信号を波長多重光信号とする光カプラとを備え、入側と出側との予備光伝送路k2の間を波長毎にルーチングしたり、或いは、入側又は出側の予備光伝送路k2と、ルーチング部1との間をコネクションリンクk4を介して接続し、波長毎のルーチングを行う構成とすることができる。
【0015】
又(7)バイパス部2は、波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離する光フィルタと、この光フィルタの出力光信号のルーチングを行う光空間スイッチと、この光空間スイッチの出力光信号の波長変換を行う波長変換器と、この波長変換器の出力光信号を多重化して波長多重光信号とする光カプラとを備え、入側と出側との予備光伝送路k2の間を波長毎にルーチングしたり、或いは、入側又は出側の予備光伝送路k2と、ルーチング部1との間をコネクションリンクk4を介して接続し、波長毎のルーチングを行う構成とすることができる。
【0016】
又図12を参照すると、(8)バイパス部52は、入側の予備光伝送路k2を接続した第1の光空間スイッチ54と、出側の予備光伝送路k2を接続した第2の光空間スイッチ55と、第1の光空間スイッチ54の出側と第2の光空間スイッチ55の入側との間を接続するバイパスリンクk5と、第1の光空間スイッチ54の出側とルーチング部51の入側との間及び第2の光空間スイッチ55の入側とルーチング部の出側との間をそれぞれ接続するコネクションリンクk4とを備えている。
【0017】
又(9)バイパス部52は、波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離する光フィルタと、この光フィルタにより分離された波長対応の光信号を入力する第1の光空間スイッチと、この第1の光空間スイッチの出力光信号を合波してバイパスリンクk5及びコネクションリンクk4に送出する光カプラと、バイパスリンクk5を介して入力された波長多重光信号及びコネクションリンクk4を介して入力された波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離する光フィルタと、光フィルタにより分離された波長対応の光信号を入力する第2の光空間スイッチと、第2の光空間スイッチの出力光信号を合波して予備光伝送路に送出する光カプラとを備えている。
【0018】
又(10)バイパス部52は、第1の光空間スイッチ54の出側に接続した波長変換器と、第2の光空間スイッチの出側に接続した波長変換器とを備えることができる。
【0019】
又(11)バイパス部52は、入側に予備光伝送路k2を接続した第1の光空間スイッチ54と、出側に予備光伝送路k2を接続した第2の光空間スイッチ55とを備え、ルーチング部51は、入側に、現用光伝送路k1と、電気クロスコネト装置53の出側との間のインタフェースリンクk3と、バイパス部52の第1の光空間スイッチ54の出側との間のコネクションリンクk4とを接続し、出側に、現用光伝送路k1と、電気クロスコネクト装置53の入側との間のインタフェースリンクk3と、バイパス部52の第2の光空間スイッチ55の入側との間のコネクションリンクk4とを接続し、且つ入力された波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離を行う光フィルタと、該光フィルタの出力光信号の出側を選択する光空間スイッチと、該光空間スイッチの出力光信号の波長変換を行う波長変換器と、該波長変換器の出力光信号を多重化して波長多重光信号とする光カプラとを備えている。
【0020】
【実施の形態】
図1は本発明の第1の実施例の説明図であり、OXCは光クロスコネクト装置、1はルーチング部、2はバイパス部、3は電気クロスコネクト装置(EXC)、k1は現用光伝送路、k2は予備光伝送路、k3は電気クロスコネクト装置3との間のインタフェースリンク、k4はルーチング部1とバイパス部2との間を接続したコネクションリンクを示す。
【0021】
又現用光伝送路k1は、波長λ1 〜λn の波長多重光信号を伝送する複数の光伝送路により構成され、又予備光伝送路k2は、波長λ1 〜λm の波長多重光信号を伝送する複数の光伝送路により構成された場合を示す。又インタフェースリンクk3は、波長λ1 〜λi の波長多重光信号を伝送し、インタフェースリンクk4は、波長λ1 〜λj の波長多重光信号を伝送する場合を示す。
【0022】
又ルーチング部1及びバイパス部2は、光空間スイッチを含み、コネクションリンクk4により交差接続されている。又電気クロスコネクト装置3は、図示を省略した交換機と接続され、電気信号によってVP,VCの単位でクロスコネクトを行うものであり、又光クロスコネクト装置OXCとの間は、波長多重光信号を伝送するインタフェースリンクk3を介して接続され、ルーチング部1により分岐された波長多重光信号を電気信号に変換して、宛先の交換機へ送出し、又交換機からの多重化信号を波長多重光信号に変換して、インタフェースリンクk3を介してルーチング部1へ伝送する。
【0023】
現用光伝送路k1は、同時に総て障害となる場合は殆どなく、従って、予備光伝送路k2は現用光伝送路k1の本数より少なくすることができる。なお、光ネットワークの構成に対応して、他のノードの迂回路として利用する場合も考慮すると、現用光伝送路k1の本数と同一とすることができる。又コネクションリンクk4は、現用光伝送路k1と予備光伝送路k2との本数に比較して更に少なくすることができる。又インタフェースリンクk3は電気クロスコネクト装置3の容量に対応した本数に選定することになる。
【0024】
バイパス部2は、入側と出側との予備光伝送路k2間を接続し、ルーチング部1は、インタフェースリンクk3からの波長多重光信号の波長毎のルーチングを行い、又波長分離によるルーチングによってインタフェースリンクk3を介して電気クロスコネクト装置3へ送出し、且つ入側と出側との現用光伝送路k1間の波長毎のルーチングを行う。
【0025】
障害発生時、例えば、出側の現用光伝送路k1の障害発生により、ルーチング部1は、その出側の現用光伝送路k1に送出していた波長多重光信号を、コネクションリンクk4を介してバイパス部2に伝送するように切替接続する。バイパス部2は、このコネクションリンクk4を介して入力された波長多重光信号を予備光伝送路k2へ送出するように切替える。
【0026】
又入側の現用光伝送路k1の障害発生により、前位ノードから予備光伝送路k2を介して伝送された波長多重光信号を、バイパス部2は、コネクションリンクk4を介してルーチング部1へ伝送する。ルーチング部1は、入側の現用光伝送路k1を介して入力された波長多重光信号の場合と同様に、コネクションリンクk4を介して入力された波長多重光信号を波長毎にルーチングを行って、出側の現用光伝送路k1に送出する。
【0027】
従って、ルーチング部1は、現用光伝送路k1と、インタフェースリンクk3と、僅かな本数のコネクションリンクk4とを収容した構成とし、又バイパス部2は、予備光伝送路k2と、僅かな本数のコネクションリンクk4とを収容することにより、現用光伝送路k1の障害発生の場合、予備光伝送路k2に切替えて、波長多重光信号の伝送を継続することができる。その場合、ルーチング部1とバイパス部2とを含めて、従来例のノンブロッキングの構成に比較して、経済化を図ることができる。
【0028】
又ルーチング部1とバイパス部2とをそれぞれ電気信号による空間スイッチ等を含む構成とし、k1を電気信号による現用系伝送路、k2を電気信号による予備系伝送路とし、k3を電気信号によるインタフェースリンクとし、又k4を、ルーチング部1の出側からの信号をバイパス部2の入側へ伝送する第1のリンクと、ルーチング部1の入側へバイパス部2の出側からの信号を伝送する第2のリンクとすることができる。
【0029】
図2はパス切替方式の説明図であり、▲1▼〜▲7▼は光クロスコネクト装置を示し、(a)は正常時、(b)〜(d)は障害発生時の説明図であり、光ネットワークのノードに対応する光クロスコネクト装置▲1▼〜▲7▼間の実線は現用光伝送路、点線は予備光伝送路を示す。又光クロスコネクト装置▲1▼から光クロスコネクト装置▲7▼,▲5▼,▲6▼にそれぞれ波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光信号a,b,cを伝送する場合を示す。
【0030】
正常時は、WP網又は波長を変換しないですむ場合のVWP網に於いて、(a)に示すように、波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光信号a,b,cを波長多重光信号として、光クロスコネクト装置▲1▼から光クロスコネクト装置▲4▼を経由し、光クロスコネクト装置▲6▼へ波長λ3 の光信号cを伝送し、光クロスコネクト装置▲7▼へ波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを伝送し、更に光クロスコネクト装置▲7▼を経由して光クロスコネクト装置▲5▼へ波長λ2 の光信号bを、実線矢印で示すように、現用光伝送路を介して伝送する。
【0031】
光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生した場合、(b),(c),(d)に示す何れかのパス切替えを行うことができる。この(b)の方式をタイプA、(c)の方式をタイプB、(d)の方式をタイプCとして、以下説明する。
【0032】
図2の(b)に示すタイプAは、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の障害が発生した現用光伝送路を迂回するように、光クロスコネクト装置▲3▼を介した予備光伝送路を利用する。即ち、光クロスコネクト装置▲1▼は、障害が発生した現用光伝送路について、ルーチング部1とバイパス部2(図1参照)を制御し、障害発生現用光伝送路に送出する波長多重光信号を、予備光伝送路に送出するように切替える。光クロスコネクト装置▲3▼は、光クロスコネクト装置▲1▼との間の予備光伝送路と、光クロスコネクト装置▲4▼との間の予備光伝送路との間をバイパス部2(図1参照)により接続する。従って、点線矢印の経路で波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光信号a,b,cを多重化した波長多重光信号を、光クロスコネクト装置▲3▼を介した迂回路を経由して伝送することができる。
【0033】
又図2の(c)に示すタイプBは、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生した場合、光クロスコネクト装置▲1▼は、波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを、光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路に送出し、又波長λ3 の光信号cを分離して光クロスコネクト装置▲2▼側の予備光伝送路に送出する。それにより、光クロスコネクト装置▲3▼は、波長λ1 の光信号aを、光クロスコネクト装置▲7▼側の予備光伝送路に送出し、又波長λ2 の光信号bを、光クロスコネクト装置▲5▼側の予備光伝送路に送出する。又光クロスコネクト装置▲2▼は、波長λ3 の光信号cを、光クロスコネクト装置▲6▼側の予備光伝送路に送出する。即ち、光信号a,b,cは、それぞれの波長λ1 ,λ2 ,λ3 の状態で予備光伝送路を介して宛先へ伝送することができる。
【0034】
又図2の(d)に示すタイプCは、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生すると、光クロスコネクト装置▲1▼は、波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを、光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路に送出し、この予備光伝送路及び光クロスコネクト装置▲2▼側に波長λ3 の空きがない場合、この波長λ3 の光信号cを、波長λ1 に変換して、光クロスコネクト装置▲2▼側の予備光伝送路に送出する。又光クロスコネクト装置▲3▼は、波長λ1 の光信号aを、光クロスコネクト装置▲7▼側の予備光伝送路に送出し、又光クロスコネクト装置▲5▼側に波長λ2 の空きがない場合、波長λ2 の光信号bを波長λ1 に変換して、光クロスコネクト装置▲5▼側の予備光伝送路に送出する。即ち、光クロスコネクト装置に於いては、予備光伝送路の空き波長を利用して迂回路を形成することができる。
【0035】
図3は本発明の第1の実施例のルーチング部の説明図であり、11は波長多重光信号を分岐する光カプラ、12は波長分離する光フィルタ、13は光空間スイッチ、14は波長変換器、15は波長多重化する光カプラである。
【0036】
光空間スイッチ13は、例えば、2×2の光スイッチを複数組合せて構成したもので、波長λ1 〜λj の光信号を波長多重化した波長多重光信号を伝送するコネクションリンクk4と、波長λ1 〜λn の光信号を波長多重化した波長多重光信号を伝送する現用光伝送路k1と、波長λ1 〜λi の光信号を波長多重化した波長多重光信号を伝送するインタフェースリンクk3とを収容し、波長毎のルーチングを行うものである。
【0037】
例えば、光空間スイッチ13の点線で示すパスが形成された場合、インタフェースリンクk3の波長λ1 の光信号は、光カプラ11により分岐され、光フィルタ12により波長対応に分離され、パスを介して現用光伝送路k1の波長変換器14に転送され、波長λ1 から波長λn に変換されて光カプラ15により波長多重化され、現用光伝送路k1に波長多重光信号として送出される。
【0038】
図4は本発明の第1の実施例の光空間スイッチによるバイパス部の説明図であり、21は光空間スイッチ21であり、前述のタイプAのパス切替方式に適用するものである。迂回路に相当する光クロスコネクト装置に於けるバイパス部は、入側の予備光伝送路k2を介して伝送された波長λ1 〜λm の波長多重光信号を、波長毎に分離することなく、出側の予備光伝送路k2に送出する。又現用光伝送路の障害発生の場合、例えば、コネクションリンクk4と予備光伝送路k2とを点線で示すパスにより接続し、波長λ1 〜λj の波長多重光信号を予備光伝送路k2に送出する。
【0039】
図5は本発明の第1の実施例の波長対応のパスを形成するバイパス部の説明図であり、31は波長多重光信号を分岐する光カプラ、32は波長分離する光フィルタ、33は波長対応の光空間スイッチ、34は波長多重化する光カプラを示し、前述のタイプBのパス切替方式に適用することができる。
【0040】
予備光伝送路k2及びコネクションリンクk4を介して伝送された波長多重光信号は、光カプラ31により分岐され、光フィルタ32によって波長λ1 〜λm 対応に分離され、波長λ1 〜λm 対応の光空間スイッチ33によって出方路選択が行われ、それぞれ異なる波長λ1 〜λm の光信号が光カプラ34により波長多重化されて、予備光伝送路k2に送出され、又波長λ1 〜λj の光信号が光カプラ34により波長多重化されて、コネクションリンクk4に送出される。
【0041】
図6は本発明の第1の実施例の波長変換器を有するバイパス部の説明図であり、41は波長多重光信号を分岐する光カプラ、42は波長分離する光フィルタ、43は光空間スイッチ、44は所望の波長に変換する波長変換器、45は波長多重化する光カプラを示し、前述のタイプCのパス切替方式に適用することができる。
【0042】
この実施例のバイパス部は、光カプラ41,光フィルタ42,光空間スイッチ43,波長変換器44,光カプラ45から構成され、図3に示すルーチング部と類似した構成である。光空間スイッチ43の出側に接続した波長変換器44により所望の波長に変換して、光カプラ45により波長多重化するもので、入側と出側との予備光伝送路k2間及び予備光伝送路k2とコネクションリンクk4と間のパス形成の自由度が大きくなる。
【0043】
図7は本発明の第1の実施例の現用光伝送路の障害発生時のルーチング部の説明図であり、図3と同一符号は同一部分を示す。又波長λ1 〜λ3 の光信号についてのみ示すが、更に多数の波長を多重化することができるものである。又現用光伝送路k1を、k11 〜k13 の3本とし、インタフェースリンクk3は1本、コネクションリンクk4は1本の場合を示すが、それぞれ多数の本数とすることができる。
【0044】
正常時に於いて、例えば、光空間スイッチ13にパスP1〜P6が形成されたとすると、図示を省略した電気クロスコネクト装置から、波長λ1 〜λ3 の光信号a,b,cが波長多重光信号として、インタフェースリンクk3を介して入力され、パスP1〜P3を介して現用光伝送路k11 に送出される。
【0045】
又パスP4により入側の現用光伝送路k12 の波長λ1 の光信号は、波長変換器14により波長λ2 に変換され、又パスP5により入側の現用光伝送路k12 の波長λ3 の光信号は、波長変換器14により波長λ1 に変換され、又パスP6により入側の現用光伝送路k13 の波長λ1 の光信号は、波長変換器14により波長λ3 に変換され、光カプラ15により波長多重化され、出側の現用光伝送路k13 に送出される。
【0046】
出側の現用光伝送路k11 に障害が発生した場合、光空間スイッチ13のパスP1〜P3は、図示を省略した制御部によってパスP1’〜P3’に切替えられて、ルーチング部1の入側のインタフェースリンクk3は、出側のコネクションリンクk4に接続される。この場合も、実際には、コネクションリンクk4の多重度が大きく、出側の現用光伝送路k11 に送出する波長多重光信号をコネクションリンクk4に送出することが可能である。
【0047】
図8は本発明の第1の実施例のタイプAのバイパス部の説明図であり、光空間スイッチ21によりバイパス部2が構成された場合で、図2の(b)に示すように、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生し、光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路k2に切替えて波長多重光信号を送出する場合を示す。即ち、図7に示すように、ルーチング部1の光空間スイッチ13により、パスP1〜P3からバスP1’〜P3’への切替えが行われ、コネクションリンクk4に送出された波長λ1 〜λ3 の光信号a,b,cを含む波長多重光信号は、バイパス部2の光空間スイッチ21に入力され、光空間スイッチ21の実線で示すパスが形成されて、コネクションリンクk4と、光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路k2との間が接続される。
【0048】
光クロスコネクト装置▲3▼に於けるバイパス部2は、光クロスコネクト装置▲1▼側の予備光伝送路k2と、光クロスコネクト装置▲4▼側の予備光伝送路k2との間を接続するように、光空間スイッチ21にパスが形成される。従って、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路の障害発生時に、光クロスコネクト装置▲3▼を経由する予備光伝送路による迂回路を形成し、波長多重光信号を継続して伝送することができる。
【0049】
図9は本発明の第1の実施例のタイプBのバイパス部の説明図であり、光カプラ31と光フィルタ32と波長対応の光空間スイッチ33と光カプラ34とによりバイパス部2が構成された場合を示す。タイプBは、図2の(c)に示すように、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生し、波長λ3 の光信号cを光クロスコネクト装置▲2▼側の予備光伝送路に、又波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路にそれぞれ波長対応に切替えて送出できるものである。
【0050】
又図2の(c)の光クロスコネクト装置▲1▼に於けるルーチング部1は、図7に示すように、光空間スイッチ13によって、バスP1〜P3からバスP1’〜P3’に切替えられ、又バイパス部2は、図9の太線で示す経路により、コネクションリンクk4と、光クロスコネクト装置▲2▼,▲3▼側の予備光伝送路k2との間が、波長対応の光空間スイッチ33によって接続される。
【0051】
又光クロスコネクト装置▲2▼に於けるバイパス部2は、波長λ3 の光信号cを、光クロスコネクト装置▲6▼側の予備光伝送路に送出するように、波長対応の光空間スイッチ33が制御される。又光クロスコネクト装置▲3▼に於けるバイパス部2は、波長λ1 の光信号aを、光クロスコネクト装置▲7▼側の予備光伝送路に送出し、且つ波長λ2 の光信号bを、光クロスコネクト装置▲5▼側の予備光伝送路に送出するように、波長対応の光空間スイッチ33が制御される。
【0052】
図10は本発明の第1の実施例のタイプCのバイパス部の説明図であり、図6と同一符号は同一部分を示す。タイプCは、図2の(d)に示すように、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生した場合に、予備光伝送路の選択と共に送出する波長を選択するものである。この場合、光信号a,bを光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路に送出し、光信号cを光クロスコネクト装置▲2▼側の予備光伝送路に送出すると共に、その波長を変換することができるものである。
【0053】
即ち、光クロスコネクト装置▲1▼に於いて、ルーチング部1は、光クロスコネクト装置▲4▼側の現用光伝送路の障害により、この現用光伝送路をコネクションリンクk4側に切替接続し、バイパス部2は、コネクションリンクk4からの波長多重光信号を光カプラ41に分岐し、光フィルタ42によって波長λ1 〜λ3 の光信号a,b,cに分離し、光空間スイッチ43により、波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路k2へ送出するようにパスP21,P22を形成する。
【0054】
又波長λ3 の光信号cを光クロスコネクト装置▲2▼側の予備光伝送路k2の波長λ1 として送出するようにパスP23を形成し、波長変換器44により波長λ3 の光信号cを波長λ1 に変換し、光カプラ45によって波長多重化して送出する。この場合、光クロスコネクト装置▲2▼側の予備光伝送路k2の波長λ3 が他の光信号として使用中であり、波長λ1 が空きであることにより、この空きの波長λ1 により光信号cを伝送する場合を示す。なお、波長λ2 のみが空きの場合は、波長λ3 の光信号cを波長λ2 に変換して伝送するように、光空間スイッチ43のパスが形成される。
【0055】
又光クロスコネクト装置▲2▼に於けるバイパス部2は、光クロスコネクト装置▲1▼から予備光伝送路k2を介した波長λ1 の光信号cを、波長変換することなく、そのまま光クロスコネクト装置▲6▼側の予備光伝送路k2に送出する。又光クロスコネクト装置▲3▼に於けるバイパス部2は、光クロスコネクト装置▲1▼から予備光伝送路k2を介した波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを波長分離し、波長λ1 の光信号aを光クロスコネクト装置▲7▼側の予備光伝送路k2に送出し、波長λ2 の光信号bを光クロスコネクト装置▲5▼側の予備光伝送路k2に送出するように、選択接続する。
【0056】
前述のタイプAは、現用光伝送路k1を一括して予備光伝送路k2に切替えるから、構成及び制御が簡単となる利点がある。その場合、予備光伝送路k2が空きであることが必要である。又タイプBは、現用光伝送路k1の中の波長対応に出方路を選択するものであるから、予備光伝送路k2の空き状態に対応して、現用光伝送路k1による光信号を迂回伝送することができる利点がある。又タイプCは、予備光伝送路k2の空き波長を利用し、その空き波長に迂回伝送する光信号の波長を変換することができるから、空き波長選択等の制御が必要となるが、VWP網に適用することができ、最も自由度が大きいシステムを構築できる利点がある。
【0057】
図11は本発明の第1の実施例の構成比較説明図であり、従来例と、本発明の第1の実施例のタイプA,B,Cとについて、光フィルタの個数と、波長変換器の個数と、光空間スイッチを構成する2×2の光スイッチの個数とを示すものである。(A)は、係数n,m,i,jと、現用光伝送路の本数k1と、予備光伝送路の本数k2と、インタフェースリンクの本数k3と、コネクションリンクの本数k4とによる、光フィルタと波長変換器と光空間スイッチを構成する2×2の光スイッチとのそれぞれの個数とを数式として示す。
【0058】
又(B)は、n=m=i=j=4とし、k1=4,k2=4,k3=1,k4=1とした場合を示し、現用光伝送路が4本の場合、一次障害を救済できれば充分であるから、コネクションリンクは1本とした場合を示す。この場合、従来例の光空間スイッチを構成する光スイッチは1296個必要とするが、本発明に於いては、ルーチング部の光空間スイッチを構成する光スイッチは576個、バイパス部の光空間スイッチを構成する光スイッチは、タイプAでは25個、タイプBでは100個、タイプCでは400個となる。
【0059】
又(C)は、n=m=i=j=8とし、k1=8,k2=8,k3=2,k4=2とした場合を示し、現用光伝送路が(B)の場合の2倍の8本の場合、コネクションリンクも2倍の2本とした場合を示す。即ち、8本の現用光伝送路が2本同時的に障害が発生した場合でも救済できる構成とした場合を示す。この場合の従来例の光スイッチは20736個必要とするが、本発明に於いては、ルーチング部としての光スイッチは9216個、バイパス部として光スイッチは、タイプAでは100個、タイプBでは800個、タイプCでは6400個となる。
【0060】
従来例と本発明の第1の実施例とを光スイッチの所要個数で比較すると、タイプA,Bでは約44%〜52%に減少し、タイプCでは約75%に減少できる。なお、光フィルタと波長変換器との必要個数が従来例に比較して約20%増加するだけであり、光クロスコネクト装置の規模を従来例に比較して小さくすることができる。
【0061】
図12は本発明の第2の実施例の説明図であり、OXCは光クロスコネクト装置、51はルーチング部、52はバイパス部、53は電気クロスコネクト装置(EXC)、54,55は第1,第2の光空間スイッチ、k1は現用光伝送路、k2は予備光伝送路、k3は電気クロスコネクト装置53との間のインタフェースリンク、k4はルーチング部51とバイパス部52の第1の光空間スイッチ54の出側及び第2の光空間スイッチ55の入側との間を接続したコネクションリンク、k5は第1,第2の光空間スイッチ54,55間を接続したバイパスリンクを示す。
【0062】
ルーチング部51及び電気クロスコネクト装置53は、前述の実施例と同様な構成を有するものであり、又通常は現用光伝送路k1が同時に障害となることがないものであるから、予備光伝送路k2,コネクションリンクk4及びバイパスリンクk5の本数は少なくて済むものである。従って、バイパス部52の構成は更に簡単となる。
【0063】
図13はパス切替方式の説明図であり、図2に対応した構成を示し、▲1▼〜▲7▼は光クロスコネクト装置である。又(a)は正常時、(b)〜(d)は障害発生時の説明図であり、光ネットワークのノードに対応する光クロスコネクト装置▲1▼〜▲7▼間の実線は現用光伝送路、点線は予備光伝送路を示す。又光クロスコネクト装置▲1▼から光クロスコネクト装置▲7▼,▲5▼,▲6▼にそれぞれ波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光信号a,b,cを伝送する場合を示す。
【0064】
正常時は、WP網又は波長を変換しないですむ場合のVWP網に於いて、波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光信号a,b,cを波長多重光信号として、光クロスコネクト装置▲1▼から光クロスコネクト装置▲4▼を経由し、光クロスコネクト装置▲6▼へ波長λ3 の光信号cを伝送し、光クロスコネクト装置▲7▼へ波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを伝送し、更に光クロスコネクト装置▲7▼を経由して光クロスコネクト装置▲5▼へ波長λ2 の光信号bを、実線矢印で示すように、現用光伝送路を介して伝送する。
【0065】
又VWP網に於いて、波長変換する場合は、例えば、光クロスコネクト装置▲4▼に於いて、波長λ3 →λi 、λ1 →λk 、λ2 →λh に変換して光信号a,b,cを送出し、又光クロスコネクト装置▲7▼に於いて、波長λ2 →λj に変換して光信号bを送出することができる。
【0066】
前述の(a)に示す構成に於いて、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生した場合、(b),(c),(d)に示すように、パス切替えを行うことができる。前述の図2の場合と同様に、(b)の方式をタイプA、(c)の方式をタイプB、(d)の方式をタイプCとして、以下説明する。
【0067】
(b)のタイプAは、WP網又は波長変換を行わないVWP網に適用できるものであり、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の障害が発生した現用光伝送路を迂回するように、光クロスコネクト装置▲3▼を介した予備光伝送路を利用する。即ち、光クロスコネクト装置▲1▼は、障害が発生した現用光伝送路について、ルーチング部51とバイパス部52(図12参照)を制御し、障害発生現用光伝送路に送出する波長多重光信号を、コネクションリンクk4を介して予備光伝送路k2に送出するように切替える。
【0068】
予備光伝送路を介して接続された光クロスコネクト装置▲3▼は、光クロスコネクト装置▲1▼との間の予備光伝送路k2と、光クロスコネクト装置▲4▼との間の予備光伝送路k2との間をバイパス部52(図12参照)のバイパスリンクk5を介して接続する。或いは、予備光伝送路k2からバイパス部52の光空間スイッチ54→コネクションリンクk4→ルーチング部51→現用光伝送路k1の経路で、予備光伝送路k2から現用光伝送路k1を介して伝送することができる。従って、点線矢印の経路で、波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光信号a,b,cを多重化した波長多重光信号を、光クロスコネクト装置▲3▼を介した迂回路を経由して伝送することができる。
【0069】
又(c)のタイプBは、タイプAと同様に、WP網又は波長変換を行わないVWP網に適用できるものであるが、波長対応に分離できる機能を備えた場合であり、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生すると、光クロスコネクト装置▲1▼は、波長対応に分離して、波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路k2に送出し、又波長λ3 の光信号cを光クロスコネクト装置▲2▼側の予備光伝送路k2に送出する。
【0070】
それにより、光クロスコネクト装置▲3▼は、波長λ1 の光信号aを、光クロスコネクト装置▲7▼側の予備光伝送路に送出し、又波長λ2 の光信号bを、光クロスコネクト装置▲5▼側の予備光伝送路に送出する。又光クロスコネクト装置▲2▼は、波長λ3 の光信号cを、光クロスコネクト装置▲6▼側の予備光伝送路k2に送出する。即ち、光信号a,b,cは、それぞれの波長λ1 ,λ2 ,λ3 の状態で予備光伝送路k2を介して宛先へ伝送することができる。
【0071】
又(d)のタイプCは、波長変換機能を備えたVWP網に適用できるものであり、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の現用光伝送路に障害が発生すると、光クロスコネクト装置▲1▼は、波長λ1 ,λ2 の光信号a,bを、光クロスコネクト装置▲3▼側の予備光伝送路に送出し、この予備光伝送路及び光クロスコネクト装置▲2▼側に波長λ3 の空きがない場合、この波長λ3 の光信号cを、波長λ1 に変換して、光クロスコネクト装置▲2▼側の予備光伝送路に送出する。
【0072】
又光クロスコネクト装置▲3▼は、波長λ1 の光信号aを、光クロスコネクト装置▲7▼側の予備光伝送路に送出し、又光クロスコネクト装置▲5▼側に波長λ2 の空きがない場合、波長λ2 の光信号bを波長λ1 に変換して、光クロスコネクト装置▲5▼側の予備光伝送路に送出する。即ち、光クロスコネクト装置に於いては、予備光伝送路の空き波長を利用して迂回路を形成することができる。
【0073】
図14は本発明の第2の実施例のWP網の場合のルーチング部の説明図であり、61は光カプラ、62は光フィルタ、63は光空間スイッチ、64は光カプラである。コネクションリンクk4と、現用光伝送路k1と、インタフェースリンクk3とのそれぞれ相互間の接続を行うものであり、入出力側を(k4+k1+k3)として示している。
【0074】
波長λ1 〜λn の波長多重光信号は、光カプラ61により分岐されて光フィルタ62により波長λ1 〜λn 対応に分波され、波長対応の光空間スイッチ63により出方路選択が行われ、選択された出方路側の光カプラ64に入力されて合波され、波長多重光信号として送出される。
【0075】
図15は本発明の第2の実施例のVWP網の場合のルーチング部の説明図であり、71は光カプラ、72は光フィルタ、73は光空間フィルタ、74は波長変換器、75は光カプラである。図14のルーチング部に対して、出方路側の光カプラの前段に波長変換器を設け、同一出方路側に同一波長の光信号が送出されないように、波長変換器74によって波長を変換する。
【0076】
図16は本発明の第2の実施例のタイプAのバイパス部の説明図であり、54,55は第1,第2の光空間スイッチで、図12に示す場合と同様に、予備伝送路k2と接続され、第1,第2の光空間スイッチ54,55間はバイパスリンクk5を介して接続され、又第1の光空間スイッチ54の出側とルーチング部51の入側との間及び第2の光空間スイッチ55の入側とルーチング部51の出側との間は、コネクションリンクk4を介して接続されている。このタイプAのバイパス部は、波長多重光信号の状態で予備伝送路k2からバイパスリンクk5又はコネクションリンクk4との間を接続する。この場合のコネクションリンクk4及びバイパスリンクk5は、前述のように、予備伝送路k2に比較して少ない本数とするものである。
【0077】
図17は本発明の第2の実施例のタイプBのバイパス部の説明図であり、81は光カプラ、82は光フィルタ、83は第1の光空間スイッチ、84,85は光カプラ、86は光フィルタ、87は第2の光空間スイッチ、88は光カプラである。予備伝送路k2を介して転送された波長多重光信号は、光カプラ81により分岐され、光フィルタ82により波長λ1 〜λn 対応に分波され、波長対応の光空間スイッチ83により選択接続された光カプラ84に加えられ、合波された波長多重光信号は、バイパスリンクk5を介して光カプラ85に、又コネクションリンクk4を介してルーチング部に転送される。
【0078】
又光カプラ85により、バイパスリンクk5を介して転送された波長多重光信号又はコネクションリンクk4を介して転送された波長多重光信号が分岐され、光フィルタ86により波長λ1 〜λn 対応に分波され、波長対応の光空間スイッチ87により出方路が選択され、選択された出方路側の光カプラ88により合波されて、予備伝送路k2に送出される。
【0079】
図18は本発明の第2の実施例のタイプCのバイパス部の説明図であり、91は光カプラ、92は光フィルタ、93は第1の光空間スイッチ、94は波長変換器、95,96は光カプラ、97は光フィルタ、98は第2の光空間スイッチ、99は波長変換器、100は光カプラである。このタイプCのバイパス部は、図17に示すタイプBのバイパス部の第1,第2光空間スイッチと光カプラと間に波長変換器94,99を設けた構成に相当し、波長対応に予備伝送路k2又はルーチング部を選択し、且つ同一波長の光信号が多重化されないように、波長変換器94,99により波長変換することがでる。
【0080】
図19は本発明の第2の実施例のWP網の場合のルーチング部のパス切替説明図であり、図14と同一符号は同一部分を示し、電気クロスコネクト装置からインタフェースリンクk3を介して波長λ1 〜λ3 の光信号WP1〜WP3がルーチング部に加えられた場合、波長対応の光空間スイッチ63により現用光伝送路k1側のパスが形成されるものであるが、現用光伝送路k1の障害時に、光空間スイッチ63が切替制御されて、予備光伝送路に接続されたバイパス部へのコネクションリンクk4との間のパスが太線で示すように形成される。
【0081】
図20は本発明の第2の実施例のVWP網の場合のルーチング部のパス切替説明図であり、図15と同一符号は同一部分を示す。又前述のように、現用光伝送路k1に障害が発生すると、光空間スイッチ73は、図示のように、インタフェースリンクk3とコネクションリンクk4との間のパスを形成するように切替制御される。この場合、波長変換器74は波長λ1 〜λ3 を変換する必要がないが、コネクションリンクk4側に同一波長の光信号が多重化される状態となると、波長変換器74によりそれぞれ異なる波長となるように波長変換を行うものである。
【0082】
図21は本発明の第2の実施例のタイプAのバイパス部のパス切替説明図であり、第1,第2の光空間スイッチ54,55により構成されたバイパス部に於いて、図19に示すルーチング部からコネクションリンクk4を介して波長λ1 〜λ3 の光信号WP1〜WP3が多重化された波長多重光信号が光空間スイッチ55に転送され、波長多重光信号の状態で予備光伝送路に送出される場合を示す。従って、図13の(b)に示すように、光クロスコネクト装置▲1▼,▲4▼間の障害発生時に、バイパス部を介して予備光伝送路に波長λ1 〜λ3 の波長多重光信号を、迂回経路に送出することができる。
【0083】
図22は本発明の第2の実施例のタイプBのバイパス部のパス切替説明図であり、111は光カプラ、112は光フィルタ、113は第1の光空間スイッチ、114,115は光カプラ、116は光フィルタ、117は第2の光空間スイッチ、118は光カプラであり、図17に示すバイパス部に相当する。
【0084】
このタイプBのバイパス部に於いて、図21に示す場合と同様に、ルーチング部からコネクションリンクk4を介して波長λ1 〜λ3 の光信号WP1〜WP3が転送され、光カプラ115により分岐され、光フィルタ116により波長対応に分波され、波長対応の光空間スイッチ117により出方路が選択され、例えば、波長λ1 ,λ2 の光信号WP1,WP2とが光カプラ118により合波されて、同一の予備光伝送路に送出され、波長λ3 の光信号WP3は他の予備光伝送路に送出される場合を示す。それぞれの経路を太線で示している。
【0085】
図23は本発明の第2の実施例のタイプCのバイパス部のパス切替説明図であり、121は光カプラ、122は光フィルタ、123は第1の光空間スイッチ、124は波長変換器、125,126は光カプラ、127は光フィルタ、128は第2の光空間スイッチ、129は波長変換器、130は光カプラを示し、図18に示すバイパス部に相当する。
【0086】
このタイプCのバイパス部に於いて、図21に示す場合と同様に、ルーチング部からコネクションリンクk4を対して波長λ1 〜λ3 の光信号WP1〜WP3が転送され、光カプラ126により分岐され、光フィルタ127により波長対応に分波され、光空間スイッチ128により出方路が選択され、例えば、波長λ1 ,λ2 の光信号WP1,WP2とが光カプラ130にり合波されて、同一の予備光伝送路に送出され、波長λ3 の光信号WP3は他の予備光伝送路に送出される経路を太線で示す。又波長変換器129は、それぞれの予備光伝送路に同一波長となる光信号が送出される場合は、それぞれ異なる波長となるように波長変換を行うものである。
【0087】
従って、図13のタイプCに示すパス切替方式に於いて、光クロスコネクト装置▲1▼から光クロスコネクト装置▲2▼側へは、波長λ3 を波長λ1 に変換して予備光伝送路に送出し、光クロスコネクト装置▲3▼側へは、波長λ1 ,λ2 をそのまま送出し、光クロスコネクト装置▲3▼に於いて、光クロスコネクト装置▲5▼側へは、波長λ2 を波長λ1 に変換して送出し、光クロスコネクト装置▲7▼側へは、波長λ1 をそのまま送出して、現用光伝送路の障害を救済することができる。
【0088】
図24及び図25は本発明の第2の実施例の構成比較説明図であり、従来例のWP網とVWP網とに対して、本発明によるWP網とVWP網とに於けるルーチング部と、タイプA,B,Cのバイパス部との構成の比較を示すもので、(A)は、波長数nと現用光伝送路の本数k1と予備光伝送路の本数k2とインタフェースリンクの本数k3とコネクションリンクの本数k4とバイパスリンクの本数k5とによる光フィルタと波長変換器と2×2の光スイッチとのそれぞれの個数とを数式で比較して示す。
【0089】
又(B)〜(E)は、数式の係数をそれぞれ変更した条件に於ける比較結果を示す。例えば、n=4,k1=4,k2=4,k3=2,k4=1,k5=1とした場合、(B)に示すように、従来例のWP網と本発明のWP網のタイプBとを比較すると、光フィルタは、従来例では40個必要とするが、本発明ではルーチング部の28個とバイパス部の24個との合計52個となり、12個多くなるが、光スイッチについては、従来例では400個必要とするが、本発明では、ルーチング部とバイパス部との合計で260個となり、従来例に比較して65%で済むことになる。
【0090】
又VWP網に於いては、従来例は光フィルタを40個、波長変換器を40個、光スイッチを1600個必要とし、本発明のタイプCに於いては、光フィルタは52個、波長変換器は52個、光スイッチは1040個となる。従って、従来例に比較して、光フィルタは12個、波長変換器は12個多くなるが、光スイッチは560個少なくなり、高価な光スイッチを65%に削減できるので、経済化を図ることができる。
【0091】
又(C)は、n=4,k1=8,k2=8,k3=4,k4=2,k5=2とした場合を示し、WP網に於いては、従来例と本発明のタイプBとを比較すると、従来例は光フィルタを80個、光スイッチを1600個必要とし、本発明のタイプBでは光フィルタを104個、光スイッチを1040個となり、光フィルタは24個多くなるが、光スイッチは560個少なくて済むことになる。
【0092】
又VWP網に於いては、従来例は光フィルタを80個、波長変換器を80個、光スイッチを6400個必要とし、本発明のタイプCでは、光フィルタは104個、波長変換器は104個、光スイッチは4160個となり、光フィルタ及び波長変換器は、それぞれ24個多くなるが、光スイッチは3136個少なくて済むことになる。
【0093】
又(D)は、n=8,k1=8,k2=8,k3=4,k4=2,k5=2とした場合を示し、WP網に於いては、従来例と本発明のタイプBとを比較すると、従来例は光フィルタを160個、光スイッチを3200個必要とし、本発明のタイプBでは光フィルタを208個、光スイッチを2080個となり、光フィルタは48個多くなるが、光スイッチは1120個少なくて済むことになる。
【0094】
又VWP網に於いては、従来例は光フィルタを160個、波長変換器を160個、光スイッチを25600個必要とし、本発明のタイプCでは、光フィルタは208個、波長変換器は208個、光スイッチは16640個となり、光フィルタ及び波長変換器は、それぞれ48個多くなるが、光スイッチは8960個少なくて済むことになる。
【0095】
又(E)は、n=8,k1=16,k2=16,k3=8,k4=4,k5=4とした場合を示し、WP網に於いては、従来例と本発明のタイプBとを比較すると、従来例は、光フィルタを320個、光スイッチを12800個必要とし、本発明のタイプBでは、光フィルタを416個、光スイッチを8320個となり、光フィルタは96個多くなるが、光スイッチは4480個少なくて済むことになる。
【0096】
又VWP網に於いては、従来例は光フィルタを320個、波長変換器を320個、光スイッチを102400個必要とし、本発明のタイプCでは、光フィルタは416個、波長変換器は416個、光スイッチは66560個となり、光フィルタ及び波長変換器は、それぞれ96個多くなるが、光スイッチは35840個少なくて済むことになる。
【0097】
前述のように、光フィルタや波長変換器の個数が増加するが、高価な光スイッチの個数を65%に削減することが可能となり、光クロスコネクト装置としてのコストダウンを図ることができると共に、小型化を図ることができる。
【0098】
本発明は、前述の各実施例にのみ限定されるものではなく、種々付加変更することができるものであり、又波長λ1 〜λn 対応に分離する光フィルタは、例えば、誘電体多層膜フィルタ,グレーティング型フィルタ,ファブリ・ペロー・フィルタ,音響光学フィルタ,半導体フィルタ等を用いることができる。
【0099】
又波長変換器は、例えば、(a)半導体レーザをベースとした構成で注入電流を制御することにより、波長をチューニングできる構成、(b)光電気変換器と可変波長半導体レーザの直接変調による電気光変換器とにより構成し、可変波長半導体レーザへの注入電流を制御して波長をチューニングできる構成、(c)光電気変換器と可変波長半導体レーザとLiNbO3 光変調器とを用いた外部変調方式による波長変換器で、可変波長半導体レーザへの注入電流を制御して波長をチューニングする構成等を用いることができる。又光スイッチは、例えば、LiNbO3 等の誘電体基板上に導波路と電極とを形成した構成や、GaAs或いはInP等の半導体素子による構成を用いることができる。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、現用系伝送路を収容したルーチング部1と、予備系伝送路を収容したバイパス部2とによりクロスコネクト装置を構成し、ルーチング部1とバイパス部2とを第1,第2のリンクで接続したものであり、又光信号を伝送するネットワークに対しては、光クロスコネクト装置を構成し、現用系伝送路又は現用項伝送路の総てが同時に障害となるこは殆どないものであるから、第1,第2のリンク又はコネクタリンクk4の本数は、現用系伝送路又は現用光伝送路k1の本数に比較して少なくすることが可能であり、従って、ルーチング部1とバイパス部2との構成を分離したことにより、従来例に比較して少ない部品数でクロスコネクト装置又は光クロスコネクト装置を構成することができ、経済化を図ることができる利点がある。
【0101】
又現用光伝送路k1の障害発生に於ける救済手段としてのタイプA,B,Cに対応したバイパス部2の構成とすることにより、タイプAは最も簡単な構成となる利点があり、又タイプCは波長の空き選択が可能であるから、構成,制御が多少複雑となるが、救済率を高くすることができる利点がある。
【0102】
又バイパス部を少なくとも第1,第2の光空間スイッチ54,55により構成し、第1,第2の光空間スイッチ54,55間をバイパスリンクk5により接続し、第1の光空間スイッチ54の出側とルーチング部51の入側との間及び第2の光空間スイッチ55の入側とルーチング部51の出側との間をコネクションリンクk4により接続した構成としたことにより、従来例に比較して更に部品点数を少なくして、現用光伝送路の障害を救済することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図2】バス切替方式の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例のルーチング部の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例の光空間スイッチによるバイパス部の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例の波長対応のパスを形成するバイパス部の説明図である。
【図6】本発明の第1の実施例の波長変換器を有するバイパス部の説明図である。
【図7】本発明の第1の実施例の現用光伝送路の障害発生時のルーチング部の説明図である。
【図8】本発明の第1の実施例のタイプAのバイパス部の説明図である。
【図9】本発明の第1の実施例のタイプBのバイパス部の説明図である。
【図10】本発明の第1の実施例のタイプCのバイパス部の説明図である。
【図11】本発明の第1の実施例の構成比較説明図である。
【図12】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図13】パス切替方式の説明図である。
【図14】本発明の第2の実施例のWP網の場合のルーチング部の説明図である。
【図15】本発明の第2の実施例のVWP網の場合のルーチング部の説明図である。
【図16】本発明の第2の実施例のタイプAのバイパス部の説明図である。
【図17】本発明の第2の実施例のタイプBのバイパス部の説明図である。
【図18】本発明の第2の実施例のタイプCのバイパス部の説明図である。
【図19】本発明の第2の実施例のWP網のルーチング部のパス切替説明図である。
【図20】本発明の第2の実施例のVWP網のルーチング部のパス切替説明図である。
【図21】本発明の第2の実施例のタイプAのバイパス部のパス切替説明図である。
【図22】本発明の第2の実施例のタイプBのバイパス部のパス切替説明図である。
【図23】本発明の第2の実施例のタイプCのバイパス部のパス切替説明図である。
【図24】本発明の第2の実施例の構成比較説明図である。
【図25】本発明の第2の実施例の構成比較説明図である。
【図26】光ネットワークの説明図である。
【図27】従来例の説明図である。
【図28】従来例の光クロスコネクト装置の説明図である。
【符号の説明】
1 ルーチング部
2 バイパス部
3 電気クロスコネクト装置(EXC)
k1 現用光伝送路
k2 予備光伝送路
k3 インタフェースリンク
k4 コネクションリンク
OXC 光クロスコネクト装置
Claims (11)
- 現用系の伝送路と予備系の伝送路とを収容し、入側の伝送路からの信号を出側の伝送路へクロスコネクトを行うクロスコネクト装置に於いて、
前記予備系伝送路を収容して入側からの信号を出側へクロスコネクトするバイパス部と、前記現用系伝送路を収容して入側からの信号を出側へクロスコネクトするルーチング部とを設け、
前記ルーチング部の出側からの信号を前記バイパス部の入側へ伝送する第1のリンクと、前記ルーチング部の入側へ前記バイパス部の出側からの信号を伝送する第2のリンクとを設けた
ことを特徴とするクロスコネクト装置。 - 予備光伝送路と現用光伝送路とが接続され、波長多重光信号のクロスコネクトを行うクロスコネクト装置に於いて、
前記予備光伝送路を接続し、且つ少なくとも光空間スイッチを含むバイパス部と、前記現用光伝送路を接続し、且つ少なくとも光空間スイッチを含むルーチング部とを備え、
前記ルーチング部の出側からの波長多重光信号を前記バイパス部の入側へ伝送する第1のリンクと、前記ルーチング部の入側へ前記バイパス部の出側からの波長多重光信号を伝送する第2のリンクとを含むコネクションリンクを設けた
ことを特徴とするクロスコネクト装置。 - 前記ルーチング部と前記バイパス部と前記コネクションリンクとを含み、前記ルーチング部の入側と出側との間にインタフェースリンクを介して接続した電気クロスコネクト装置を設けたことを特徴とする請求項2記載のクロスコネクト装置。
- 前記ルーチング部は、波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離を行う光フィルタと、該光フィルタの出力光信号の出側を選択する光空間スイッチと、該光空間スイッチの出力光信号の波長変換を行う波長変換器と、該波長変換器の出力光信号を多重化して波長多重光信号とする光カプラとを備え、波長毎のルーチングを行う構成としたことを特徴とする請求項2又は3記載のクロスコネクト装置。
- 前記バイパス部は、光空間スイッチを備え、入側と出側との予備光伝送路の間、又は前記入側又は出側の予備光伝送路と、前記ルーチング部との間を、交差接続したコネクションリンクを介して接続する構成を備えたことを特徴とする請求項2又は3又は4記載のクロスコネクト装置。
- 前記バイパス部は、波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離する光フィルタと、該光フィルタの出力光信号のルーチングを行う光空間スイッチと、該光空間スイッチの出力光信号を波長多重光信号とする光カプラとを備え、入側と出側との予備光伝送路の間を波長毎にルーチングし、或いは、前記入側又は出側の予備光伝送路と、前記ルーチング部との間を前記コネクションリンクを介して接続し、波長毎のルーチングを行う構成としたことを特徴とする請求項2又は3又は4記載のクロスコネクト装置。
- 前記バイパス部は、波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離する光フィルタと、該光フィルタの出力光信号のルーチングを行う光空間スイッチと、該光空間スイッチの出力光信号の波長変換を行う波長変換器と、該波長変換器の出力光信号を多重化して波長多重光信号とする光カプラとを備え、入側と出側との予備光伝送路の間を波長毎にルーチングし、或いは、前記入側又は出側の予備光伝送路と、前記ルーチング部との間を前記コネクションリンクを介して接続し、波長毎のルーチングを行う構成としたことを特徴とする請求項2又は3又は4記載のクロスコネクト装置。
- 前記バイパス部は、入側の予備光伝送路を接続した第1の光空間スイッチと、出側の予備光伝送路を接続した第2の光空間スイッチと、前記第1の光空間スイッチの出側と前記第2の光空間スイッチの入側との間を接続するバイパスリンクと、前記第1の光空間スイッチの出側とルーチング部の入側との間及び前記第2の光空間スイッチの入側と前記ルーチング部の出側との間をそれぞれ接続するコネクションリンクとを備えたことを特徴とする請求項2記載のクロスコネクト装置。
- 前記バイパス部は、波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離する光フィルタと、該光フィルタにより分離された波長対応の光信号を入力する第1の光空間スイッチと、該第1の光空間スイッチの出力光信号を合波して前記バイパスリンク及びコネクションリンクに送出する光カプラと、前記バイパスリンクを介して入力された波長多重光信号及び前記コネクションリンクを介して入力された波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離する光フィルタと、該光フィルタにより分離された波長対応の光信号を入力する第2の光空間スイッチと、該第2の光空間スイッチの出力光信号を合波して予備光伝送路に送出する光カプラとを備えたことを特徴とする請求項2又は8記載のクロスコネクト装置。
- 前記バイパス部は、前記第1の光空間スイッチの出側に接続した波長変換器と、前記第2の光空間スイッチの出側に接続した波長変換器とを備えたことを特徴とする請求項2又は9記載のクロスコネクト装置。
- 前記バイパス部は、入側に予備光伝送路を接続した第1の光空間スイッチと、出側に予備光伝送路を接続した第2の光空間スイッチとを備え、前記ルーチング部は、入側に、現用光伝送路と、前記電気クロスコネクト装置の出側との間のインタフェースリンクと、前記バイパス部の前記第1の光空間スイッチの出側との間のコネクションリンクとを接続し、出側に、現用光伝送路と、前記電気クロスコネクト装置の入側との間のインタフェースリンクと、前記バイパス部の前記第2の光空間スイッチの入側との間のコネクションリンクとを接続し、且つ入力された波長多重光信号を分岐する光カプラと、波長分離を行う光フィルタと、該光フィルタの出力光信号の出側を選択する光空間スイッチと、該光空間スイッチの出力光信号の波長変換を行う波長変換器と、該波長変換器の出力光信号を多重化して波長多重光信号とする光カプラとを備えたことを特徴とする請求項2又は9又は10記載のクロスコネクト装置。
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