JP2001268011A - 光ノードシステム、及び、スイッチの接続方法 - Google Patents

光ノードシステム、及び、スイッチの接続方法

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JP2001268011A
JP2001268011A JP2000078949A JP2000078949A JP2001268011A JP 2001268011 A JP2001268011 A JP 2001268011A JP 2000078949 A JP2000078949 A JP 2000078949A JP 2000078949 A JP2000078949 A JP 2000078949A JP 2001268011 A JP2001268011 A JP 2001268011A
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optical
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input
port
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Sadao Ifukuro
貞雄 衣袋
Junichi Yoshimura
純一 吉村
Tomoji Kuroyanagi
智司 黒柳
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価かつ簡単な構成で、機能拡張の可能な構成
を有するNPEを提供する。 【解決手段】光n×nスイッチを用いて、入力された光
信号のプロテクションスイッチを構成する。更に、AD
D・DROPすべき信号も光n×nスイッチを用いて構
成する。特に、光n×nスイッチは完全群スイッチを使
用する。これにより、任意の入力ポートから任意の出力
ポートに信号を出力することができるので、より拡張性
の高いNPEを光信号レベルで構成可能であると共に、
スイッチが簡易かつ安価であるので、NPE自身を従来
とは異なり、非常に安価かつ簡単に構成することが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノードの接続構造
及び冗長化に好適したノード構造に係り、特には、光ノ
ードシステムおよびその接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、光ファイバを用いた通信網が開発
され、徐々に実用化されつつある。光通信網の典型的な
幹線路は、リング状ネットワークである。リング状ネッ
トワークの各部分には、リング状ネットワークを伝送さ
れる光信号を、他のネットワークあるいは、信号終端装
置に送信するための信号分岐装置が設けられる。
【0003】図52は、リング状ネットワークの概念構
成を示した図である。同図で、A〜Iで示される信号多
重分離装置は、ノードと呼ばれ、リング状ネットワーク
と、他のネットワークあるいは、信号終端装置のいずれ
かと接続するものである。例えば、他のネットワークか
ら光信号がノードに入力された場合には、リング状ネッ
トワークを伝送される光信号と、他のネットワークから
入力された光信号とを多重してリング状ネットワークに
送出する。また、各ノードは、リング状ネットワークを
伝送されている光信号からドロップする必要のある光信
号を抽出し、他のネットワークや信号終端装置に送信す
る。
【0004】従来の信号多重分離装置(ノード)は、予
め定められた特定のパスの光信号を幹線路からドロップ
すべき信号として抽出し、他のネットワークあるいは、
信号終端装置に送信している。また、他のネットワーク
や信号送信装置から予め定められた特定のパスを送信さ
れてきた光信号は、信号多重分離装置において、幹線路
を伝送されている信号と多重されて、幹線路に送信され
ている。このような信号多重分離装置は、ADM(Add/
Drop Multiplexer :分岐端局等からの信号を幹線路に
合流したり、幹線路から信号を分岐して分岐端局等に送
信する)装置として知られている。
【0005】また、ADM装置は、故障が生じたときに
も継続してサービスを提供できるように冗長化が行われ
るが、このための装置はNPE(Network Protection
Equipment:ネットワークの冗長化を行うための装置)
として知られている。このNPEの機能は、従来のAD
M装置に組み込まれており、プロテクション用のパスを
用いてプロテクションスイッチの切替が行われ、送出さ
れる。
【0006】また、冗長化とは、ネットワークを現用系
と予備系に切り替える他に、スイッチやその出力のセク
タ等の機器に0系と1系の構成を持たせ、又は、機器の
冗長化を行うこと及び、リングネットワークに故障が生
じたときにその故障の前後で、折り返しあるいは出力信
号を取り出す構成とすることなどを含む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のADM装置においては、特定の入力パスを特定の出力
パスと接続するという構成を取っており、全ての入力パ
スを全ての出力パスに接続するという構成は取っていな
い。従って、プロテクションスイッチに最小限の切り替
え機能しか持たせることが出来ず、プロテクションスイ
ッチの将来における機能拡張に対応することが出来ない
という問題点がある。
【0008】本発明の課題は、安価かつ簡単な構成にし
て、機能拡張の可能でしかも増設を容易とする構成を有
する光ノードシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の光ノード
システムは、複数の光入力チャネルの各々をスイッチン
グして、複数の光出力チャネルより光を出力すると共
に、該光入力チャネルと該光出力チャネル数より多い光
スイッチングポートを有する第1のスイッチを有する第
1のノードと、複数の光入力チャネルの各々をスイッチ
ングして複数の光出力チャネルより光を出力すると共
に、該光入力チャネルと該光出力チャネル数より多い光
スイッチングポートを有する第2のスイッチを有する第
2のノードと、該第1のスイッチの入力ポートに該第2
のスイッチの出力ポートの光出力チャネルの無いポート
を接続し、該第2のスイッチの入力ポートに該第1のス
イッチの出力ポートの光出力チャネルの無いポートを接
続したことを特徴とする。
【0010】本発明の第2の光ノードシステムは、複数
の入力ポートと複数の出力ポートを有し、複数の入力ポ
ートは複数の出力ポートの全てのポートに切り替え可能
なスイッチを有するノードと、該スイッチの入力ポート
には少なくとも1つの現用回線と予備回線を入力するポ
ートと他のノードからの信号を入力するポートと、該ス
イッチの出力ポートには少なくとも1つの現用回線と予
備回線を出力するポートと他のノードへ信号を出力する
ポートを有する。
【0011】本発明の第1の光ノードシステムによれ
ば、スイッチを用いて、容易に、ノード間の接続をする
ことが出来、将来の必要性に応じて増設を容易に行うこ
とが出来る。
【0012】本発明の第2の光ノードシステムによれ
ば、ノードの有する完全群スイッチを使用することによ
り、冗長化のための構成を容易に構築することができ
る。完全群スイッチとは、複数の入力ポートと複数の出
力ポートを有し、複数の入力ポートは複数の出力ポート
の全てのポートに切り替え可能なスイッチである。冗長
化のスイッチが完全群であるため、任意の入力を任意の
出力に接続することが出来るので、非常に拡張性の高い
切替スイッチを構成することが出来る。特に、従来のA
DM装置を使った冗長化構成では、非常にコストがかか
り、大型化していたものが、小型かつ安価で実現するこ
とができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】本実施形態においては、図52の
ようなリング状ネットワークについて考える。ただし、
本発明はこのような(図52に示された)リング状ネッ
トワークに限定するものではない。
【0014】図52のリング状ネットワークにおいて、
各ノードにおける時計方向、または、反時計方向の出力
数をnとした場合、ノードへの入力ポート、アド(AD
D)ポートとノードの出力ポート、ドロップ(DRO
P)ポート間に4n×4nの完全群スイッチを入れる
と、非常に自由度の高い冗長系ネットワークが組める。
ここで、ADD・DROPとは、幹線路に接続されてい
るノードにおいて、幹線路外の端末などから送られてき
た信号を幹線路に合流したり、幹線路からの信号を分岐
し、幹線路外の端末などに信号を送信することを言う。
完全群スイッチとは、任意の入力ポートから入力された
信号を任意の出力ポートに切替接続可能であるスイッチ
のことを言う。冗長系のコントロールは完全群のスイッ
チを現用系の入力が接続されているポートから予備系の
出力が接続されているポートに切替接続することにより
構成することが出来る。
【0015】図1は、4n×4nの完全群スイッチにお
いて、n=2の場合のノードA、ノードBを示したもの
である。時計方向の出力数n=2であるから、たとえ
ば、出力数は時計方向、反時計方向、DROPポートが
それぞれ、2、2、4の計8個となる。
【0016】この概念を使うと、ITU−T G841
(ITUが世界標準として刊行している勧告であり、I
TUは、International Telecommunication Union の
略である)に述べられている、MS shared protection
ring及びMS shared protection ring(transocean
ic application)もn=2の場合の1つの使い方にな
る。すなわち、図1の構成を使えば、上記ITUによる
勧告に記載されたプロテクション・リングを構成するこ
とが出来る。障害発生に対応した切り替え方法をMS sh
ared protection ringの方法に制限すれば、MS shar
ed protectionringになり、MS shared protection
ring(transoceanic application)に制限すれば、MS
shared protection ring(transoceanic applicatio
n )になる。
【0017】ただし、完全群スイッチを用いているので
自由度は非常に多く、装置建設時にパスの接続が完全に
行われるか等の試験を行う場合は、自由にパスを設定し
て試験することができる。また、4n×4nの完全群ス
イッチに入れる入力と出力を間違えなければ、どのよう
に接続しても良い。
【0018】すなわち、図1の実施形態においては、4
n×4nの完全群スイッチを用いて、アド・ドロップ機
能とプロテクション機能が同時に実現される。ノード
A、BにおけるADDポート1、2は、信号送信装置
(ユーザ端末など)や、他のネットワークのノードから
送信されてくるユーザデータや制御データなどの信号が
入力される。ADDポート1から入力された信号は、ノ
ードAの場合、パス(A2)、(B3)あるいは、DR
OPポート1に出力される。また、ADDポート2から
入力された信号は、ノードBの場合、パス(A3)、
(B2)あるいは、DROPポート2に出力される。パ
ス(A2)、(A3)、(B2)、(B3)に送出され
た信号は、リング状ネットワークを周回する主信号とな
る。DROPポート1、2には、ADDポート1、2か
ら入力された信号の他に、パス(A1)、(B2)、パ
ス(B1)、(A2)から入力されたユーザデータや制
御データ等の信号の一部がリング状ネットワークから取
り出される。DROPポート1、2から出力される信号
は、ユーザ端末などの信号終端装置やルータなどの他の
ネットワークのノードに送信される。
【0019】障害が発生していない場合には、信号はノ
ードをスルーされるか、あるいは、他のネットワークあ
るいは信号送信装置から入力される信号をADDする
か、あるいは、他のネットワークあるいは信号受信装置
に信号をDROPするかのいずれかが行われる。
【0020】例えば、ノードAとノードBをスルーする
信号は、パス(A1)からノードAの入力ポートに入力
し、出力ポートから出力されてパス(A2)へ送出され
る。そして、ノードBの入力ポートにパス(A2)を介
して入力されると、ノードBの出力ポートからパス(A
3)に出力される。このようにして、ノードAからノー
ドBへとスルー信号が伝送される。同様に、ノードBか
らノードAへのスルー信号は、パス(B1)〜パス(B
2)〜パス(B3)のように伝送される。
【0021】また、ノードAにおいては、ADDポート
1から入力された信号は、パス(B3)あるいは、パス
(A2)に出力される。パス(A1)あるいはパス(B
2)から入力された信号の一部は、DROPポート1か
ら出力される。同様に、ノードBにおいては、ADDポ
ート2から入力された信号は、パス(A3)あるいは、
パス(B2)から出力されると共に、パス(A2)ある
いは、パス(B1)からノードBに入力された信号の一
部は、DROPポート2に出力される。完全群スイッチ
なのでADDポート、A1、A2はそれぞれ、B3、D
ROPポート、A2のどの出力にも出力できる。
【0022】以下に障害が発生した場合を説明する。パ
ス(A2)あるいは、パス(B2)、あるいは、その両
方が回線断等によって信号を送ることが出来なくなった
場合には、パス(A1)をパス(B3)に接続、あるい
は、パス(B1)をパス(A3)に接続、あるいは、そ
の両方を行うことによってプロテクション機能を達成す
ることが出来る。すなわち、回線断が起こっている方向
には信号を送信せず、回線断の起きている伝送経路に隣
接するノードにおいて、信号を折り返し送信し、リング
状ネットワークにおいて、迂回転送することにより、プ
ロテクション機能を実現することが出来る。プロテクシ
ョン機能とは、ネットワーク内で回線断等の障害が発生
した場合、障害が発生した箇所を避けて、別の装置や回
線を介して障害復旧するための機能であり、現用回線と
予備回線を設ける方法や、リング状に信号を迂回させる
ことによって実現することが出来る。
【0023】また、図1の構成は、リング状ネットワー
クの増設に使用することが出来る。すなわち、ノードA
を第1のリング状ネットワークのノードとし、リング状
ネットワークがADDポート1とDROPポート1を介
して接続されていると考える。同様に、ノードBは、第
1のリング状ネットワークとは異なる第2のリング状ネ
ットワークのノードとし、第2のリング状ネットワーク
は、ノードBのADDポート2とDROPポート2に接
続されているとする。この場合、パス(A2)と(B
2)は、それぞれ異なるネットワークのノードを互いに
接続する構成となっており、異なるネットワーク間での
信号の授受がパス(A2)と(B2)によって可能とな
る。すなわち、図1の構成のスイッチを使用することに
より、異なるネットワークのノードを相互に接続するこ
と、つまり、ネットワークの数を増やす増設が可能とな
る。
【0024】図2は、本発明の実施形態を説明する図で
ある。図2の場合は、光スイッチを用いた光NPE(O
NPE)を例に取って説明する。ただし、本実施形態の
構成は、電気スイッチを用いても同様に実現が可能であ
る。
【0025】本実施形態では、ONPEに入力する回
線、及び、ONPEから出力する回線がそれぞれn本で
あり、そのうちの半分を予備回線として使用する場合を
提案する。この場合、3n×3nの完全群スイッチと
2:1セレクタスイッチでNPEを構成することもでき
る。
【0026】図2は、特に、n=2の場合の構成を示し
たものである。図2において、光スイッチ(6×6OS
W)10の入力として、6本のポートを使用し、出力と
して6本のポートを使用する。すなわち、リングネット
ワークにおける時計方向または反時計方法の出力nは2
であるが、3n×3nの完全群スイッチは6×6完全群
スイッチとなる。図1では、アド・ドロップがそれぞれ
に4本であるのに対して、図2では、アド・ドロップに
対応するクライアントTE1、2への入出力が2本であ
る。従って、完全群スイッチ10からの出力は、リング
ネットワークの出力4本およびクライアントTE1、2
の出力の計6本となる。また、トランスポンダW1、W
2が現用回線に設けられた信号再生器であり、現用回線
からの信号を入出力する。トランスポンダとは、入力さ
れた光信号を電気信号に変換し、信号再生してから光信
号に変換したり、光信号の波長や信号のビットレートを
変換して出力する装置である。また、トランスポンダP
1、P2は予備回線に設けられた信号再生器であり、予
備回線からの信号を入出力する。Client PCA と書いた
のは、現用回線が異常なく使用されている場合に、プロ
テクションの伝送路で伝達する信号を送受信する信号源
(PCA:Protection Channel Access )である。これ
は、現用回線が正常に使用されている場合には、予備回
線が空いているので、現用回線から予備回線への切替が
行われていない場合に、予備回線の伝送媒体としての資
源を有効に利用するために、低優先の情報をノード間で
やりとりしようとするものである。
【0027】MS shared protection ring及びMS sh
ared protection ring(transoceanic application
)は、この構成で使用することができる。すなわち、
現用回線を送信されてきた信号は、例えば、トランスポ
ンダW1に入力される。トランスポンダW1から6×6
OSW10に入力される現用回線の信号は、障害がない
場合は、6×6光スイッチ(OSW)をスルーして、ト
ランスポンダW2にそのまま送信されるか、クライアン
トTE(Terminal Equipment )1あるいはTE2に送
信される。トランスポンダW2に入力された信号は、リ
ング状ネットワークの現用回線へと再び送信される。ま
た、クライアントTEとは、ネットワーククライアント
であり、通信のための情報を載せた信号を送信したり、
受信するための装置であり、例えば、ユーザ端末などで
ある。ユーザ端末は、自分の送信したい文書や画像など
のデータを信号として送受信するものであり、6×6O
SW10によってリング状ネットワークの幹線に切替接
続されて、送信先までデータを送信したり、送信元から
データを受信する。同様に、トランスポンダW2を介し
て入力される現用回線の信号は、トランスポンダW1、
あるいは、クライアントTE1、あるいは、TE2に送
信される。上述したのと同様に、障害が発生していない
場合には、トランスポンダW2から入力された信号は、
6×6OSW10をスルーして、トランスポンダW1に
送信され、トランスポンダW1から現用回線に送出され
る。また、トランスポンダW2から入力される信号は、
あるいは、6×6OSW10の入力ポートに入力され、
6×6OSW10によって切替接続され、出力ポートか
ら出力されて、クライアントTE1あるいはTE2に送
信される。クライアントTE1あるいはTE2は、上述
したように、例えば、ユーザ端末である。
【0028】現用回線に障害が生じていない場合、トラ
ンスポンダP1及びP2が接続される予備回線には、ク
ライアントPCA1及びPCA2からセレクタSEL
1、SEL2を介して、信号が送信される。このとき、
トランスポンダP1及びP2は、入力された光信号を電
気信号に変換し、信号再生等を行った後、再び光信号に
変換して、予備回線に送信する。また、予備回線を送信
されてきた信号は、トランスポンダP1及びP2に入力
され、上記したように信号再生などがされた後、スイッ
チSW1及びSW2によって、クライアントPCA1及
びPCA2に送信される。
【0029】現用回線に障害が発生していない場合に予
備回線に送信される信号は、現用回線に障害が生じた場
合には、優先度の低い信号であるとして送信されなくな
る。例えば、トランスポンダW2側に障害が発生した場
合には、トランスポンダW1から光スイッチ(6×6O
SW)10に入力される、現用回線を送信される重要な
信号は、光スイッチ(6×6OSW)10によって切り
替え接続され、セレクタSEL2が接続されているポー
トに出力される。セレクタSEL2は、クライアントP
CA2からの信号は低優先の信号であるので、ユーザデ
ータを含む現用回線の信号の方が重要であるとして、ト
ランスポンダW1から送信されてきた信号を選択し、ト
ランスポンダP2に送信する。また、トランスポンダW
2から送られてくるべき信号は、トランスポンダW2側
の障害により、予備回線を介してトランスポンダP2か
ら送られてくる。すると、スイッチSW2は、この信号
をクライアントPCA2ではなく、光スイッチ(6×6
OSW)10の入力ポートに入力するようにする。光ス
イッチ(6×6OSW)10は、スイッチSW2から入
力された信号を光スイッチ(6×6OSW)10の出力
ポートに接続されるトランスポンダW1に入力するよう
に切替接続する。
【0030】完全群の光スイッチ(6×6OSW)10
を用いることにより、このように、容易にプロテクショ
ンスイッチを構成することが出来る。特に、図2のよう
に、現用回線が上下合わせて2本、予備回線が上下合わ
せて2本であり、クライアントTEが2つの場合、光ス
イッチ(6×6OSW)10は、6×6光スイッチでよ
く、これに、スイッチとセレクタを組み合わせるだけの
安価かつ簡単な構造で、光プロテクションスイッチ(O
NPE11)を構成することが出来る。
【0031】図3は、ADD・DROPしない場合の本
発明によるONPEの実施形態を示す図である。図3の
ように、ADD・DROPをしない場合には、2n×2
nスイッチで構成することができる。特に、図3は、n
=2の構成を示したものである。なお、図3では、光ス
イッチを使用することを前提にしているが、電気スイッ
チも使用可能である。
【0032】通常、障害が発生していない場合には、現
用回線が接続されるトランスポンダW1は、現用回線か
ら入力した光信号を信号再生してから、光スイッチ(4
×4OSW)12の入力ポートに接続された回線を介し
て入力する。光スイッチ(4×4OSW)12に入力さ
れた光信号は、光スイッチ(4×4OSW)12をスル
ーして、光スイッチ(4×4OSW)12の出力ポート
からに接続されるトランスポンダW2に送信され、トラ
ンスポンダW2において信号再生され、現用回線に送出
される。同様に、現用回線を介してトランスポンダW2
から入力された信号は、光スイッチ12の入力ポートに
接続されたラインを介して、光スイッチ12に入力し、
光スイッチ(4×4OSW)12をスルーして、光スイ
ッチ12の出力ポートに接続されるトランスポンダW1
に送信され、信号再生された後、現用回線に送出され
る。また、予備系のトランスポンダP1からONPE1
3に入力された信号は、通常の場合、スイッチSW1を
介してクライアントPCA1に入力される。また、クラ
イアントPCA1から送信される信号は、セレクタSE
L1を介してトランスポンダP1に送信される。ここ
で、クライアントPCA1、PCA2は、前述したよう
に、障害が発生していないために、使用されていない予
備回線に低優先のデータ信号を送信するものである。
【0033】同様にして、通常の場合、予備回線を介し
てトランスポンダP2からONPE13に入力される信
号は、クライアントPCA2にスイッチSW2を介して
入力され、クライアントPCA2から送信される信号
は、セレクタSEL2を介してトランスポンダP2に送
られ、予備回線に送出される。
【0034】次に、トランスポンダW2側において障害
が発生したとすると、現用回線を通ってトランスポンダ
W1からONPE13に入力する信号は、光スイッチ1
2の入力ポートに接続され、光スイッチ(4×4OS
W)12によって切替接続された後、セレクタSEL2
に出力される。セレクタSEL2は、クライアントPC
A2からの信号を切り替えて、光スイッチ(4×4OS
W)12からの信号をトランスポンダP2に送信し、予
備回線を介して信号を伝送する。また、トランスポンダ
W2において障害が生じたので、トランスポンダW2側
からの信号は、予備回線を通って、トランスポンダP2
から出力される。そして、トランスポンダP2から出力
される信号は、スイッチSW2に接続され、スイッチS
W2に入力される。そして、クライアントPCA2では
なく、光スイッチ(4×4OSW)12の入力ポートに
入力される。この信号は、光スイッチ(4×4OSW)
12によって切替接続され、光スイッチ12の出力ポー
トからトランスポンダW1へと送信され、信号再生され
た後、現用回線を介して伝送されていく。
【0035】また、トランスポンダW2側が正常で、ト
ランスポンダW1側が故障した場合は、全く同様に、ト
ランスポンダW2からの信号が、トランスポンダP1に
送られ、トランスポンダP1からの信号が、トランスポ
ンダW2に送られる。
【0036】このように、障害が発生した場合には、予
備回線に現用回線の信号が回され、クライアントPCA
1、PCA2が送受信する信号は、重要でないとして破
棄される。
【0037】以下においては、光海底通信システムを前
提に説明を行うが、必ずしも光海底通信システムに限定
されるものではない。トランスポンダの構成は従来のま
まとする。このためトランスポンダの冗長はスパンスイ
ッチを使用して構成する。スパンスイッチとは、信号の
伝送方向を例えば、リング状ネットワークであれば、東
回りのまま現用回線から予備回線に切り替え、障害の発
生している現用回線を迂回するための切り替えスイッチ
である。
【0038】図4は、本発明の実施形態における基本的
な冗長構成を示す図である。図4は、ADD・DROP
構成を有する光NPEを4n×4nすなわち8×8スイ
ッチによって構成した例である。
【0039】現用回線を介して現用側のトランスポンダ
W1から入力した信号は、分配器17−1に入力され
る。分配器17−1は、0系と1系に冗長化された光ス
イッチ(8×8OSW)20のいずれかにトランスポン
ダW1からの信号を分配する。そして、0系あるいは1
系の光スイッチ(8×8OSW)20によって切替接続
され、スルーする場合には、セレクタ18−3に出力さ
れる。セレクタ18−3は、0系と1系の光スイッチ
(8×8OSW)20のいずれかから出力される信号を
選択して、トランスポンダW2に出力する。このような
場合は、予備系への切替やADD・DROPが行われな
い場合である。
【0040】ADD・DROPする場合には、トランス
ポンダW1からの信号は、光スイッチ(8×8OSW)
20によって、クライアントTE15−1、15−2に
送られる。この場合、クライアントTEは、0系と1系
の装置を持っており、0系の光スイッチから送信されて
きた信号は0系の装置で受信し、1系の光スイッチから
送信されてきた信号は1系の装置で受信する。また、ク
ライアントTE15−1、15−2から送信される信号
は、それぞれ0系の装置と1系の装置から出力され、そ
れぞれ0系の光スイッチ(8×8OSW)20と1系の
光スイッチ(8×8OSW)20に入力される。そし
て、光スイッチ(8×8OSW)20によって、セレク
タ18−1あるいは18−3に入力され、トランスポン
ダW1、あるいは、W2に送信される。
【0041】一方、通常時には、予備回線に設けられる
トランスポンダP1とP2には、8×8OSW20の入
力ポートに入力され、切り替え接続された後、出力ポー
トからトランスポンダP1とP2に送信されることによ
り、クライアントPCA16−1とPCA16−2から
の信号が送信される。また、トランスポンダP1とP2
からの信号は、クライアントPCA16−1とPCA1
6−2に送信される。クライアントPCA16−1とP
CA16−2は、やはり0系の装置と1系の装置とが設
けられており、0系のクライアントPCA1及びPCA
2からの信号は、0系の光スイッチ(8×8OSW)2
0に入力され、1系のクライアントPCA1とPCA2
からの信号は、1系の光スイッチ(8×8OSW)20
に入力される。セレクタ18−2及び18−4は、0系
と1系の光スイッチ(8×8OSW)20から出力され
る信号の内、いずれかをトランスポンダP1あるいはP
2に出力する。
【0042】また、分配器17−2、17−4は、トラ
ンスポンダP1あるいはP2からの信号を、0系あるい
は1系の光スイッチ(8×8OSW)20の入力ポート
に入力する。
【0043】トランスポンダW2側に障害が生じた場合
には、トランスポンダW1からの信号は、光スイッチ
(8×8OSW)20によって切替接続され、トランス
ポンダP2側に出力され、トランスポンダP2からの信
号はトランスポンダW1に送信される。この場合、クラ
イアントPCA16−1、PCA16−2から送信され
る信号、あるいは、これらに送信されるべき信号は、破
棄される。このように、光スイッチ(8×8OSW)2
0は、スパンスイッチとして機能することが可能であ
る。
【0044】また、光スイッチ(8×8OSW)20
は、完全群スイッチであるので、クライアントTE15
−1、15−2からの信号を、トランスポンダW1、W
2、P1、P2に送信することも可能であり、このよう
なスイッチ構成をリングスイッチの機能と呼ぶ。
【0045】更に、トランスポンダW2側とトランスポ
ンダP2側が両方とも障害で使用できなくなった場合、
ネットワーク全体がリング状ネットワークであるので、
トランスポンダW1からの信号をトランスポンダP1
に、光スイッチ(8×8OSW)20を切り替え制御す
ることによって接続し、ループスイッチの機能も果たす
ことが出来る。
【0046】また、図4において、“M”で示されてい
るのは、光信号が正常に送信されてきているか否かを検
出するモニタであり、0系と1系の光スイッチ(8×8
OSW)20の故障などを検出するものである。
【0047】図5は、本発明の光NPEにおけるADD
側の冗長構成の実施形態を示す図である。図5の構成に
おいては、クライアントTE21には、0系の装置と1
系の装置とがそれぞれ設けられており、それぞれから信
号が出力されている。また、図4の構成とは異なり、図
5の構成においては、クライアントTE21からの信号
の内、0系の信号も1系の信号も、それぞれ分岐して、
0系及び1系の光スイッチ(4n×4n完全群スイッ
チ)20に入力している。4n個の入力ポートの内、n
個がクライアントTE21からの0系の信号の入力であ
り、更にn個がクライアントTE21の1系からの4n
×4n完全群スイッチ20のアドポートへの入力であ
り、他の2n個は、不図示の幹線路からの信号の入力と
なる。幹線路は、現用系と予備系とからなっており、出
力ポートのn個が現用系回線用で、更にn個が予備系回
線用であり、2n個がドロップポートとなる。
【0048】このようにして、光スイッチ(4n×4n
完全群スイッチ)20に入力されたクライアントTE2
1からの信号は、幹線路にADDされて、セレクタ27
及び28に送られる。
【0049】この場合、例えば、クライアントTE21
の0系の装置から出力された信号は、セレクタ27に入
力するように切替接続され、クライアントTE21の1
系の装置から出力された信号は、セレクタ28に入力す
るように切替接続される。セレクタ27は現用回線にお
ける0系と1系の切り替え器であり、セレクタ28は、
予備回線における0系と1系の切り替え器である。
【0050】セレクタ27及び28は、0系と1系の光
スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)20のいずれか
ら出力された信号を送出するかを選択して、信号をセレ
クタ29及び30に送出する。このセレクタ27及び2
8の制御は、不図示の制御回路によって行われる。
【0051】次に、セレクタ27及び28によって選択
された信号は、セレクタ29及び30に入力される。セ
レクタ29及び30では、現用回線に異常がない場合に
は、光スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)20から
の信号をトランスポンダ23あるいは24に送信するよ
うにするものである。このとき、セレクタ29、30
は、予備回線となっているトランスポンダ23あるいは
24には、クライアントPCA22からの信号を入力す
るように選択出力する。ここで、クライアントPCA2
2は、トランスポンダ23、24のいずれにも信号を送
信することが出来るようになっており、トランスポンダ
23、24のいずれに接続されたラインは、相互交換的
に現用回線と予備回線とになることができる。すなわ
ち、いずれかのラインが主信号を伝送している場合に
は、そのラインに障害がない場合に他方のラインにクラ
イアントPCA22の信号を送信することが出来るとい
う意味である。
【0052】トランスポンダ23及び24は、受信した
光信号を一旦電気信号に変換し、信号再生処理を行っ
て、光信号に再変換して、それぞれのラインへと出力す
る。今、現用回線がトランスポンダ23に接続されてい
るラインで、予備回線がトランスポンダ24に接続され
ているラインであるとすると、クライアントTE21か
らの信号は、トランスポンダ23から出力され、トラン
スポンダ24からは、クライアントPCA22からの信
号が出力される。
【0053】ここで、現用回線(トランスポンダ23に
接続されている回線)あるいは、トランスポンダ23そ
のものに障害が生じたとすると、光スイッチ(4n×4
n完全群スイッチ)20は、クライアントTE21から
の信号をセレクタ28に出力するよう切替接続を行う。
そして、クライアントPCA22と光スイッチ20に接
続されるセレクタ30は、クライアントPCA22から
の信号ではなく、光スイッチ(4n×4n完全群スイッ
チ)20からの信号をトランスポンダ24に入力する。
このようにして、回線障害に対するプロテクションを行
うことが出来る。次に、トランスポンダ23に接続され
ている回線、あるいは、トランスポンダ23そのものが
復旧した場合には、光スイッチ(4n×4n完全群スイ
ッチ)20からの信号はそのままで、クライアントPC
A22からの信号をセレクタ29に選択させて、トラン
スポンダ23から出力させる。
【0054】このようにすることにより、先に予備回線
であった回線が今度は現用回線となり、先に障害の生じ
た現用回線が予備回線となる。もちろん、クライアント
PCA22からの信号は、トランスポンダ24に接続さ
れた回線のみに伝送するようにし、トランスポンダ23
側が復旧した場合には、クライアントTE21からの信
号をトランスポンダ23から送信させるように制御して
も良い。この処理は、一般に「切り戻し」として知られ
ている。
【0055】セレクタ27と28は、0系と1系の光ス
イッチ(4n×4n完全群スイッチ)20のいずれかを
選択するように設定されるが、例えば、セレクタ27と
28が共に0系を選択していた状態で、0系の光スイッ
チ(4n×4n完全群スイッチ)20に障害が生じた場
合には、1系の光スイッチ(4n×4n完全群スイッ
チ)20からの信号を使用するように切替接続すること
により、光スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)20
の冗長化も行っている構成となっている。
【0056】更に、クライアントTE21も0系と1系
の装置を備えており、正常時、0系の信号を現用回線に
送信していた場合に、0系の装置に障害が発生すると、
光スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)20は、クラ
イアントTE21の1系からの信号を現用回線に送信す
るように切替接続することによって、クライアントTE
21の冗長化も行う構成となっている。
【0057】図5において、“M”で示されるモニタ2
5、26や、その他、“M”に下付文字を添付した記号
で示したモニタは、送信されてくる信号の強度を計測す
ることにより、現用、予備、0系、1系をそれぞれ切り
替える必要があるか否かを判断するための情報を取得
し、セレクタ27、28、29、30等を制御するもの
である。この制御は、不図示の制御回路が行うが、詳細
は後述する。
【0058】図6は、本発明の光NPEにおけるADD
ポートの冗長構成の別の実施形態を示す図である。本実
施形態においては、クライアントTE21の0系の装置
から送出されるADD信号は、0系の光スイッチ(4n
×4n完全群スイッチ)20に入力され、クライアント
TE21の1系の装置から送出されるADD信号は、1
系の光スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)20に入
力される構成となっている。
【0059】正常時においては、クライアントTE21
の0系装置から送出されるADD信号は、0系の光スイ
ッチ(4n×4n完全群スイッチ)20を通過して、セ
レクタ35に入力される。また、クライアントTE21
の1系装置から送出されるADD信号は、1系の光スイ
ッチ(4n×4n完全群スイッチ)20を通過して、セ
レクタ35に入力される。
【0060】また、この構成の場合、光スイッチ(4n
×4n完全群スイッチ)20のポート数に余裕が生じる
ので、すなわち、例えば、入力に、現用回線の右回りと
左回りで2n個のポートを使用し、現用回線の右回りと
左回りの出力で2n個のポートを使用し、残りの2n個
ずつのポートでADD、あるいは、DROPのラインを
接続するが、ADD、DROPに使用するラインが2n
個ずつ全てのポートを使うのはまれであることから、ク
ライアントPCA22aからの信号も光スイッチ(4n
×4n完全群スイッチ)20で処理することが出来る。
この2n個ずつ全てのポートを使うのがまれであるの
は、全てのノードに信号を送るべき幹線路の現用回線の
回線数が右回り、あるいは、左回りそれぞれにn本であ
るのに対し、ADD/DROPするノードは、その複数
のノードの1つにすぎないので、そのノードに全ての回
線をDROPする、あるいは、全ての回線にADDする
ことは、通常無いからである。この場合、クライアント
PCA22aの0系装置から送出される信号は、0系光
スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)20に入力さ
れ、クライアントPCA22aの1系装置から送出され
る信号は、1系スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)
20に入力されて、それぞれセレクタ36に入力され
る。
【0061】不図示の制御回路は、図6において、下付
文字が付いた“M”によって示される光信号のモニタの
検出結果に基づいて、0系光スイッチと1系光スイッチ
のいずれから送信されてくる信号をトランスポンダ23
及び24に入力するかを判断し、セレクタ35、36を
制御する。
【0062】正常時においては、現用回線にクライアン
トTE21からの信号が送信され、予備回線にクライア
ントPCA22aの信号が送信される。ここで、現用回
線側に障害が生じると、クライアントTE21からの信
号が、光スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)20に
よってセレクタ36側に出力され、予備回線に送出され
る。
【0063】この場合、クライアントPCA22aの信
号は、重要でない信号として破棄される。そして、現用
回線側が復旧した場合には、クライアントTE21から
の信号を再びトランスポンダ23に入力し、クライアン
トPCA22aからの信号をトランスポンダ24に入力
するようにしても良いし、クライアントTE21からの
信号はそのままで、クライアントPCA22aからの信
号をトランスポンダ23に入力するようにしても良い。
【0064】次に、ADD側の切替判断処理について述
べる。以下の説明においては、図6の系で考えるが、図
5の場合も当業者によれば、具体的な処理の方法は容易
に実現されるであろう。
【0065】トランスポンダ23、24に付いたモニタ
4W、M5W、M4P、M5P以外は光の強度モニタである。
4W、M4PはO/Eまたは光アンプの信号断モニタ、M
5W、M5PはSDHのSF、SDバイト(SDH:Synchr
onous Digital Hierarchyの略であり、光通信ネット
ワークの標準であり、日本等で採用されている。SF、
SDバイトは、SDHにおいて規定されているデータを
構成するフレームのヘッダ部分に含まれる、システムを
監視するための情報を載せるバイトである)の論理和を
検出するモニタである。
【0066】トランスポンダ23、24のパッケージ故
障、パッケージ抜けも切替トリガとすべきだが、ここで
は特に議論しない。トランスポンダ23、24の機器を
構成するパッケージ単位での故障や、あるべき機器のパ
ッケージがない等のパッケージ抜けも切替トリガとする
ための判断制御は、本実施形態を参照すれば当業者によ
り容易に実現可能であろう。
【0067】光の強度モニタは閾値が1つでは判断が適
正に行われない。すなわち、光の強度モニタの閾値を1
つにすると部品のわずかな損失変動に対して敏感に切り
替えトリガが発生してしまい、本来起こるはずのない検
出結果が出てしまう。
【0068】そこで、本実施形態では、光の強度モニタ
に2つの閾値を設け、1つの閾値はトランスポンダが、
入力光強度が低いとして警報を発する光強度より低いレ
ベル(例えば、3dB down)にする。この値は光
の損失偏差、変動で決められるべきである。
【0069】図7は、各モニタレベルの関係を示す図で
ある。図7において、トランスポンダの受信側切替トリ
ガは、ある程度マージンを取り、ハイレベルは確実に切
替トリガが出ないレベル、ローレベルは確実に切替トリ
ガが出るレベルにする。
【0070】図7に示す閾値の設定方法は、一例である
が、例えば、正常時のトランスポンダ入力レベルとトラ
ンスポンダの受信側切替トリガ発出閾値の上限との差a
1と、光強度モニタMxxxの正常時におけるモニタレ
ベルとMxxxモニタのハイレベル閾値とその差a2と
を同じに設定する。また、同様に、トランスポンダの正
常時の入力レベルとトランスポンダの受信側切替トリガ
発出閾値の下限との差b1と、Mxxxモニタの正常時
におけるモニタレベルとMxxxモニタのローレベル閾
値との差b2とを等しく取る。トランスポンダ受信切り
替えトリガ発出閾値は、Mxxxモニタハイレベル閾値
とMxxxモニタローレベル閾値との間に対応する。M
xxxモニタレベルの正常値がMxxxモニタのハイレ
ベル閾値より大きいときは、Mxxxモニタは、異常状
態を発出しない。同じ光信号が伝送路を伝搬されて送信
されてきたものをMxxxモニタとトランスポンダのモ
ニタMにおいて観測しているので、トランスポンダ入力
レベルが正常値から減少する場合、Mxxxモニタレベ
ルも正常値から減少し、両者の減少量はほぼ比例する。
従って、トランスポンダ受信切り替えトリガ、が生じる
場合には、モニタMxxxが機器として正常に動作して
いれば、同じく障害発生を知らせる信号が生成されるこ
とになる。
【0071】図8は、閾値の関係の詳細を示す図であ
る。図8は、ある観測点に立った場合に見えるモニタ閾
値の相対関係を示している。
【0072】モニタ回路が正常であれば、モニタの取れ
る状態は図9のようになる。各光強度モニタの閾値はバ
ラツキがあるので、○と△は同時に存在し、また、△と
×は同時に存在する。○とは、ハイレベルの閾値よりも
光強度が大きいことを示し、△とは、ローレベルの閾値
よりは大きいが、ハイレベルよりも小さい強度の光が入
力しているということであり、×とは、ローレベルより
小さい強度の光のが入力しているということである。
【0073】以下に、重要回線の切替判断について説明
する。なお、切替判断と切替判断に基づいたセレクタの
切替は、図5や6に不図示の制御回路によって行われ
る。切替トリガとしてはトランスポンダのモニタM4W
5Wを切替トリガとする。次に、それより上流の(光ス
イッチ側の)モニタを見て、どのように切り替えるかを
判定する。
【0074】図6のADD側構成に於いて、モニタ
4W、M5Wが検出した結果に基づく切替判断表を図10
〜図14に示す。図10には過渡状態としてプロテクシ
ョンライン選択を書いているが、切替後の保護時間を取
り、プロテクションラインをワークラインと読み替え、
切り戻しを行わない方が無駄な瞬断を発生させないので
より好適である。この場合は、bi-directionalで切り替
える必要がある。
【0075】プロテクションラインをワークラインに読
み替えない場合は図13、図14に基づいて切替処理
し、ワークラインが復旧したら保護期間を設けて切り戻
す。まず、図6において、4n×4n完全群スイッチ2
0が、クライアントTE21からの信号の信号伝送にワ
ークラインを使用している場合、クライアントTE21
の0系の装置から送信される信号が送信されるラインの
モニタの検出状態とどのように判断するかを記載したの
が、図10の状態1であり、図11に切替判断表が記載
されている。
【0076】図11によれば、モニタM3w、M02W 、M
01が全て、○の場合、すなわち、図9の状態1(hig
h level閾値よりも光強度が強い)場合には、ト
ランスポンダ23のモニタM4wとモニタM5Wから切替ト
リガがかかっているにもかかわらず、ONPEに設けら
れているモニタM3w、M02W 、M01には、異常がないの
で、図11の判断のコラムに記載されているように、4
n×4n完全群スイッチ20、2:1セレクタ(スイッ
チ)35、36からなるONPEは正常であるが、ON
PEとトランスポンダ23間の伝送路に障害があると判
断する。
【0077】この場合、図11の番号1の「飛び先」の
コラムに記載されているように、4n×4n完全群スイ
ッチ20のライン選択をプロテクションにして、図10
の状態3に制御を移す。すなわち、4n×4n完全群ス
イッチ20によって、クライアントTE21の0系の信
号は、モニタMO2P が接続されているラインに出力され
るようになる。スイッチ(2:1セレクタ)36は、こ
れをトランスポンダ24に送信し、クライアントTE2
1からの信号をプロテクションラインに送出する。
【0078】図10の状態3に判断が移動したとき、ト
ランスポンダ24に接続されているモニタM4P、モニタ
5Pから切替トリガがかけられていない場合には、プロ
テクションラインは正常であるので、そのまま0系クラ
イアントTE21からの信号を送信する。
【0079】このように、図10〜図14の表に於いて
は、図6のトランスポンダ23あるいは24から切替ト
リガが発生したときに主信号を送信するために使用され
ている4n×4n完全群スイッチ20のライン選択が、
ワークかプロテクションか、また、2:1セレクタ3
5、36が0系と1系のいずれを選択しているかによっ
て、モニタの検出と判断を行うための判断表を図11〜
図14から選び、各モニタM01、M11、M02W
12w 、M3w、M02P 、M12P 、M3Pの状態から障害の
発生状態とその制御を、各表の対応する行から読みとっ
て、4n×4n完全群スイッチ20と2:1セレクタ3
5、36を制御して障害に対応する。これらの表は、実
際には、不図示の制御回路が自動的に読みとり可能なよ
うに、電子データの形で、制御回路に設けられるメモリ
に格納し、制御回路が必要なときに参照することによっ
て、ONPEの制御を行う。
【0080】次に、DROP側の切替判断について説明
する。図15は、DROP側のモニタ構成を示す図であ
る。M0Wはトランスポンダ40の出力モニタであり、M
1X、M2XX 、M3XX 、M4X(Xは、図15のモニタに付
けられている下付文字の総称である)は光の強度モニタ
であり、上述した2つの閾値を持ったモニタであり、閾
値の設定も同じである。
【0081】障害救済のためにワークラインを使うか、
プロテクションラインを使用するかの切替と4n×4n
完全群スイッチ42の0系、1系の切替えを行う構成と
なっている。
【0082】切替トリガとしては、ネットワーククライ
アント(クライアントTEなど)から来る光信号のSD
Hフレームのヘッダ部分に格納されるFERF(Far E
ndReceived Failure )を使用する。FERFは、SD
Hフレームに格納される障害検出用のバイトであり、ク
ライアントTEにおいて、SDHのフレームのヘッダ部
分に含まれるFERFを検出することによって、障害が
ネットワークに生じているか否かを検出することができ
るようにするためのバイトである。
【0083】トランスポンダ光出力モニタ、トランスポ
ンダ抜け、トランスポンダ故障も切替トリガだが、ここ
では議論を簡単にするために説明を省略する。もちろ
ん、実際に装置を組む場合には、これらの切替トリガも
考慮されるべきであるが、これらを考慮した制御は当業
者により容易に実現されるであろう。
【0084】トランスポンダ40、41に入力された信
号は、クライアントTE45において、ヘッダからFE
RFが取り出され、障害の存否が判断される。トランス
ポンダ40及び41から出力された信号は、それぞれ0
系と1系の光スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)4
2に入力される。そして、光スイッチ42においてDR
OPされ、0系と1系の光スイッチ42からの信号が、
セレクタ43及び44にそれぞれ入力される。セレクタ
43、44は、不図示の制御回路によって制御され、光
スイッチ(4n×4n完全群スイッチ)42のいずれか
の系から入力された信号を選択出力し、クライアントT
E45の0系装置あるいは、1系装置に入力する。
【0085】図16〜図40に切替判断表を示す。図1
6〜図40の表の見方は、図10〜図14において説明
したものと同じであり、例えば、ワークラインからの信
号を4n×4n完全群スイッチ42において、0系のク
ライアントTE45に入力しているときに、0系のクラ
イアントTE45が障害を検出し、切替トリガを発生し
たとする。この場合、図16において、状態は“1”に
あり、モニタの検出と判断は、図17、18、19に基
づいて行われる。例えば、図17において、モニタの状
態が、番号1で示される状態であった場合には、クライ
アントTE45側の0系の伝送路に障害があると判断
し、2:1セレクタ44を0系の4n×4n完全群スイ
ッチ42に接続し、クライアントTE45のFERFモ
ニタ(不図示)を1系に切り替え、ここで、FERFモ
ニタは、クライアントTEに備えられ、SDHのフレー
ムのヘッダを分解して、FERFを検出するものであ
る。図16の状態2に制御が移る。図16の状態2で
は、図20、21、22に基づいて障害判断及び、制御
の移り先を決定する。このとき、FERFモニタを1系
に切り替えた結果、障害が解消された場合には、図16
の状態2に制御が移行した後の障害判定処理は行われ
ず、クライアントTE45の1系装置を使って、通信が
行われる。
【0086】その他の場合も、上記例示と同様の方法
で、障害回避を行う。また、リング状ネットワークの場
合、2つのノード間の伝送路が全て障害の場合、信号は
予備ラインを通じて逆方向に流れる。この場合に、現用
及び予備のそれぞれのラインにつながった機器が故障す
ると重要信号が落ちてしまう。この重要信号が落ちてし
まわないようにするのが、機器冗長化である。すなわ
ち、本来の機器が故障しても、予備の機器を用意してお
けば、予備の機器と本来の機器とが共に故障する確率は
非常に小さいので、本来の機器が故障したときに予備の
機器も故障していることはほとんどなく、予備の機器に
切り替えることによって、信号の欠落を防止して、サー
ビスの提供を続けることが出来る。
【0087】このような場合の機器冗長を行うため、図
41、あるいは、図42のようにノードを構成する。こ
こで、sを0または正数として、(4n+2s)×(4
n+2s)の完全群スイッチの内、現用及び予備回線を
接続するため、及び、ADD/DROPするため以外の
ポートを用いて、各スイッチを多段に接続することによ
り、k:1、あるいは、k:2プロテクション(k=n
×完全群スイッチの個数)を行うことができる。
【0088】このように完全群スイッチを多く多段に接
続することによって、リング状ネットワークの幹線ライ
ンの数を増やすことが出来る。図41は、機器冗長を実
現するスイッチ構成の実施形態を示した図である。
【0089】n本(n=1、3、7、15、・・・)の
ノード間用の入出力ポート、及び、2n本のADD、D
ROPポートを処理する(4n+2×2)×(4n+2
×2)の完全群スイッチにおいて、使用していない残り
4本の入出力ポートを、各スイッチ間の接続用として用
いる。このようにすることにより、(4n+2×2)×
(4n+2×2)スイッチの数を増やす、すなわち、増
設することができる。
【0090】また、スイッチ50の各2本の入出力ポー
トには送受信2ペアの機器冗長用のトランスポンダ51
−1〜52−2を接続する。これにより、East側、
West側同時に1つずつ機器冗長を取りたい場合には
k:1プロテクション、どちらか片方向だけ同時に機器
冗長を取りたい場合には、k:2プロテクション(k=
n×完全群スイッチの個数)が実現できる。また、この
ような機器冗長化のための構成は、k:1プロテクショ
ンの場、West側、East側両方向に1本の増設を
行うことであり、あるいは、k:2プロテクションの場
合、どちらか片方向だけ2本の増設を行うことを意味し
ている。
【0091】すなわち、トランスポンダ51−1、51
−2は、East側あるいはWest側で障害が生じた
場合に、送信が不可能となった回線をDROPして、ノ
ードから出力させるためのものである。すなわち、スイ
ッチ54に接続された回線に接続された機器に障害が生
じた場合、例えば、その機器がEast側にある場合に
は、West側からスイッチ54に入力された信号は、
ポートaから出力され、スイッチ53に入力される。更
に、この信号は、スイッチ53のポートbから出力さ
れ、スイッチ50に入力される。そして、スイッチ50
のポートから出力される、この信号は、トランスポンダ
51−1、あるいは、51−2に入力されて、故障装置
を迂回して送信される。スイッチ53に接続される回線
に接続される機器に故障が生じた場合にも同様であっ
て、迂回すべき信号をポートbから出力し、スイッチ5
0に入力し、更に、ポートcから出力してトランスポン
ダ51−1あるいは、51−2に入力する。East側
とWest側の両方向に冗長化を施す場合には、トラン
スポンダ51−1と51−2のいずれかをEast用、
他方をWest用として割り当てる。
【0092】トランスポンダ52−1、52−2は、他
のノードにおいて、トランスポンダ51−1、あるい
は、51−2を介して冗長回線を伝送されてきた信号
を、元の回線に復帰させるために、各スイッチへ信号を
入力するものである。トランスポンダ52−1、52−
2から出力された信号は、順次、スイッチ50、53、
54に入力され、適切なスイッチに入力されたところで
切替接続されて、元の回線に復帰させられる。なお、こ
こでのスイッチは、前述の実施形態と同様に完全群スイ
ッチである。
【0093】このように、k=n×(スイッチの数)の
本回線に対して、East側及びWest側それぞれ1
本ずつ、あるいは、East側あるいはWest側のい
ずれか一方に対して、2本の冗長経路を構成することが
出来る。
【0094】図42は、機器冗長を実現するスイッチ構
成の別の実施形態を示した図である。n本(n=2、
6、14、・・・)のノード間用の入出力ポート、及
び、2n本のADD、DROPポートを処理する(4n
+2×4)×(4n+2×4)の完全群スイッチにおい
て、使用していない残りの8本の入出力ポートを、各ス
イッチ間の接続用として用いる。
【0095】また、スイッチ60の各4本の入出力ポー
トには、送受信4ペアの機器冗長用のトランスポンダ6
3−1〜64−4を接続する。これにより、East
側、West側同時に1つずつ機器冗長を取りたい場合
には、k:2プロテクション、どちから片方向だけ同時
に機器冗長を取りたい場合にはk:4プロテクション
(k=n×完全群スイッチの個数)が実現できる。
【0096】本実施形態の場合は、図41の実施形態に
おいて、各スイッチ60〜62からトランスポンダ63
−1〜63−4に信号を送るための回線が2本であった
ものを4本にしたものである。また、トランスポンダ6
4−1〜64−4からスイッチ60〜62に信号を送る
ための回線も2本から4本となっている。このように、
各完全群スイッチの規模をやや大きくして、機器冗長化
のための回線をより多く収容するように構成すれば、
k:j(j=正数)のプロテクションを行うことが出来
る。ただし、jがあまり大きくなると必要となる完全群
スイッチの規模が大きくなるので、本実施形態では、W
est側及びEast側両方向に対するk:2プロテク
ション、あるいは、West側、あるいは、East側
片方に対するk:4プロテクションを示している。
【0097】また、図41においては、n=1、3、
7、15、・・・、図42においては、n=2、6、1
4、・・・としているのは、通常完全群スイッチを作成
する場合、入出力ポート数を2のべき乗数とするので、
このように記載したが、必ずしもこれらの数に限定され
るものではない。
【0098】図43は、図41の構成を具体的に応用し
たプロテクション装置構成の実施形態を示した図であ
る。図43は、n=1、8×8完全群スイッチ、2つの
機器冗長用送受信トランスポンダ70を用いて、2ファ
イバリングのEast、West両方向に同時にm:1
(m=波長数)プロテクションを構成する例を示してい
る。なお、同図においては、ADD・DROPのための
構成は省略してある。
【0099】WDM(Wavelength Division Multiple
xer :波長分割多重器)71−1に入力する波長多重光
信号は、WDM71−1によって各波長に分波され、ト
ランスポンダ74−1〜74−xに入力される。そし
て、トランスポンダ74−1〜74−xから出力された
各波長の信号は、それぞれ8×8スイッチ73−1〜7
3−xに入力される。ここで、East側に障害があっ
て、送信できない波長の信号がある場合には、その波長
の信号は、対応する8×8スイッチからトランスポンダ
70−1に送られる。そして、WDM71−2に入力さ
れて、他の信号と合波されて、West側に返送され
る。East側から送信されてきた信号に対して、We
st側に障害がある場合も同様である。また、West
側から冗長回線を介して送られてきた信号(冗長回線の
ための波長を有する信号)がある場合には、WDM71
−1において分波され、トランスポンダ70−2に入力
される。そして、8×8スイッチ73−1〜73−xの
いずれか適切なスイッチにおいて、元の回線に戻され
て、East側に送信される。East側から冗長回線
を介して送信される信号がある場合も同様である。
【0100】図44は、図41の構成を具体的に応用し
たプロテクション装置構成の別の実施形態を示した図で
ある。図44は、n=1、8×8完全群スイッチ、2つ
の機器冗長用送受信トランスポンダ70、4×4完全群
スイッチ80を用いて2ファイバリングのEast、W
est両方向に同時にm:1(m=波長数)プロテクシ
ョンを構成する別の例を示している。
【0101】図43の構成では、各方向のトランスポン
ダが固定的に割り当てられているが、4×4スイッチ8
0を用いることでどちらの方向にも各トランスポンダが
使用できるようにしたものである。
【0102】その他については、図43の場合と同様で
あるので説明を省略する。図45は、図41の構成を具
体的に応用したプロテクション装置構成の更に別の実施
形態を示した図である。
【0103】図45は、n=1、8×8完全群スイッ
チ、2つの機器冗長送受信トランスポンダ70、6×6
完全群スイッチ81を用いて、2ファイバリングのEa
st、Westのどちらか一方だけならm:2(m=波
長数)プロテクションを構成する例を示している。
【0104】6×6スイッチを用いることでどちらの方
向にも各トランスポンダが使用できるようにしたもので
ある。従って、図43の実施形態においては、必ず一方
の送受信トランスポンダ70がWest側に用いられ、
他方の送受信トランスポンダ70がEast側に用いら
れることになるが、本実施形態では、両方のトランスポ
ンダ70から出力された信号を、共にWestあるいは
Eastに切替接続することが出来ると共に、West
あるいはEastから入力された冗長信号を、元の回線
に戻すことが出来る。
【0105】その他の構成については、図43、44の
実施形態と同様なので説明を省略する。図46は、図4
1の構成を具体的に応用したプロテクション装置構成の
更に別の実施形態を示した図である。
【0106】図46は、n=3(実際使用しているのは
2ポートのみ)、16×16完全群スイッチ、2つの機
器冗長用送受信トランスポンダ70、6×6完全群スイ
ッチ85を用いて4ファイバリングのEast、Wes
t現用系のみ両方向同時、あるいは、どちらか一方だけ
なら現用、予備系同時にm:1プロテクション(m=波
長数)を構成する例を示している。
【0107】6×6スイッチ85を用いることで、どち
らの方向にも各トランスポンダが使用できるようにした
ものである。図46においては、伝送回線が現用系と予
備系とで構成されている。この場合、送受信トランスポ
ンダ70が受信用と送信用でそれぞれ2つずつ設けられ
ていることから、East側とWest側の両方にプロ
テクションを行う場合には、送受信トランスポンダ70
からは、両方向に1ペアの冗長送受信回線を提供できる
のみであるので、現用系のみの冗長化が可能である。一
方、East側あるいはWest側のいずれか一方のみ
の冗長化を行う場合には、図46の構成により、一方向
に2ペアの冗長送受信回線を提供できるので、現用系と
予備系の両方に対して冗長化を行うことが出来る。
【0108】その他の構成については、図43、44、
45の実施形態と基本的に同じ構成であるので、詳細な
説明は省略する。図47は、図42の構成を具体的に応
用したプロテクション装置構成の実施形態を示した図で
ある。
【0109】図47は、n=2(実際使用しているのは
1ポートのみ)、16×16完全群スイッチ、4つの機
器冗長用送受信トランスポンダ87を用いて、2ファイ
バリングのEast、West両方向同時にm:2プロ
テクション(m=波長数)を構成する例を示している。
【0110】同図において、West側から入力した波
長多重光信号は、WDM88によって各波長の光信号に
分波され、各トランスポンダ89に入力される。また、
冗長回線用の波長も分波され、トランスポンダ87−
5、87−6に入力される。このようにして分波された
冗長回線の信号は、光NPEの16×16スイッチによ
って切替接続され、WDM90から出力される。また、
WDM91から入力された信号の内、プロテクションへ
の切替接続が必要な波長の信号がある場合には、16×
16スイッチのいずれかにおいて切替接続され、トラン
スポンダ87−1、87−2に出力される。これらのト
ランスポンダから出力された光信号は、WDM92によ
って合波され、出力される。逆方向の動作も同様である
ので、説明は省略する。
【0111】このように、図42の構成を用いて、図4
7のようなプロテクション装置を構成すれば、波長の数
に対して、East側とWest側の両方向に2回線の
冗長化を行うことが出来る。
【0112】図48は、図42の構成を具体的に応用し
たプロテクション装置構成の別の実施形態を示した図で
ある。図48は、n=2(実際使用しているのは1ポー
トのみ)、16×16完全群スイッチ、4つの機器冗長
用送受信トランスポンダ、8×8完全群スイッチを用い
て2ファイバリングのEast、West両方向同時に
m:2プロテクション(m=波長数)を構成する例を示
している。
【0113】本実施形態は、8×8スイッチを用いるこ
とでどちらかの方向にも各トランスポンダが使用できる
ようにしたものである。従って、本実施形態は、冗長回
線が4回線になったという点以外は、図44の実施形態
と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0114】図49は、図42の構成を具体的に応用し
たプロテクション装置構成の更に別の実施形態を示した
図である。図49は、n=2、16×16完全群スイッ
チ、4つの機器冗長用送受信トランスポンダ、8×8完
全群スイッチを用いて4ファイバリングのEast、W
est両方向、及び現用、予備系同時にm:1プロテク
ション(m=波長数)を構成する例を示している。
【0115】8×8スイッチを用いることでどちらの方
向にも各トランスポンダが使用できるようにしたもので
ある。すなわち、トランスポンダ95−1〜95−4
を、それぞれ、8×8スイッチで現用と予備のWest
方向とEast方向の冗長回線に1つずつ割り当て、ト
ランスポンダ95−5〜95−8を、やはり、8×8ス
イッチで、現用と予備のWest方向とEast方向の
冗長回線に1つずつ割り当てることにより、m:1プロ
テクションを現用と予備同時に、West方向とEas
t方向の両方向に提供することが出来る。
【0116】図50は、図42の構成を具体的に応用し
たプロテクション装置構成の更に別の実施形態を示した
図である。図50は、n=2、16×16完全群スイッ
チ、4つの機器冗長用送受信トランスポンダ、12×1
2完全群スイッチを用いて4ファイバリングの現用系の
みの場合、East、West両方向、及び、現用、予
備系同時の場合のどちらか一方ならm:2プロテクショ
ン(m=波長数)を構成する例を示している。
【0117】12×12スイッチを用いることでどちら
かの方向にも各トランスポンダが使用できるようにした
ものである。図50では、太線で、2波長の光信号を1
2×12スイッチに入力するとしているが、実際には、
1波長の回線が2回線あることを示している。
【0118】図50では、12×12スイッチを用いる
ことで、トランスポンダ100−1〜100−4まで
を、現用系のみWest方向とEast方向の両方向に
振り分け、トランスポンダ100−5〜100−8をW
est方向とEast方向両方向からの信号の入力用に
用いれば、m:2プロテクションを構成することができ
る。また、East方向あるいはWest方向のいずれ
か一方向のみであって、現用系と予備系同時にプロテク
ションを構成する場合には、トランスポンダ100−1
〜100−8をWest側、あるいは、East側にの
み接続することにより、m:2プロテクションを構成す
ることが出来る。
【0119】なお、これらの構成は2ファイバリング、
あるいは4ファイバリングに限定されるものではなく、
nの数によって任意のマルチファイバリングの機器冗長
が実現できる。
【0120】また、(4n+2s)×(4n+2s)ス
イッチ(s=0または正数)の未使用ポートを、機器冗
長のために使うだけでなく、ADD、DROPポートと
して使う場合、例えば、別のリングネットワークからの
信号をマルチファイバリングの任意のリングに収容でき
る。
【0121】また、(4n+2s)×(4n+2s)ス
イッチ(s=0または正数)の未使用ポートを、機器冗
長のために使うだけではなく、試験信号送受信用として
使う場合、任意のファイバリングの開通試験に使用する
ことも可能である。
【0122】図51は、図41〜図50の実施形態を含
むネットワークの全体を示す図である。図51に示すよ
うに、ネットワークは、ノードA〜ノードEがリング状
に伝送路で接続された構成を有している。そして、各ノ
ードの構成をノードAについて示している。
【0123】各ノードは、例えば、West側から受け
取った波長多重光信号をWDM1によって各波長の信号
に分波する。そして、各波長に光信号はトランスポンダ
1に入力されて、信号再生が行われる。その次に、図4
1〜図50で示したm:1(あるいは、m:2、m:
4)のPROTECTIONスイッチ1に入力される。ここで、PR
OTECTIONスイッチ1では、前述したように、m:1、
m:2、あるいは、m:4の機器冗長を行っている。PR
OTECTIONスイッチ1から出力された光信号は、更に、ラ
インの冗長化を行う光NPEに入力され、DROPされ
る信号は、ADMあるいはルータに送信される。また、
ADDされる信号は、ADMあるいはルータから光NP
Eに入力される。そして、光NPEから出力された光信
号は、更に、m:1、m:2、あるいは、m:4のPROT
ECTIONスイッチ2に入力される。このPROTECTIONスイッ
チ2も図41〜図50に示した構成を適用可能である。
PROTECTIONスイッチ2から出力された信号は、トランス
ポンダ2に入力され、再び信号再生された後、WDM2
によって合波されて出力される。
【0124】また、East側からWest側への信号
の流れは、上記場合と同様なので、説明を省略する。な
お、本発明の実施形態の説明においては、完全群光スイ
ッチを用いることを前提として説明したが、これらの光
スイッチは電気スイッチに置き換えることが可能であ
る。
【0125】
【発明の効果】本発明によれば、ADM装置にプロテク
ション機能を組み込むのではなく、完全群スイッチを単
独で使用するので、安価で、簡易な構成で、拡張性の高
いプロテクションスイッチ及び増設のための構成を提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】n=2の場合のノードA、ノードBを示したも
のである。
【図2】本発明の実施形態を説明する図である。
【図3】ADD・DROPしない場合の本発明によるO
NPEの実施形態を示す図である。
【図4】本発明の実施形態における基本的な冗長構成を
示す図である。
【図5】本発明の光NPEにおけるADD側の冗長構成
の実施形態を示す図である。
【図6】本発明の光NPEにおけるADDポートの冗長
構成の別の実施形態を示す図である。
【図7】各モニタレベルの関係を示す図である。
【図8】閾値の関係の詳細を示す図である。
【図9】モニタの取れる状態を示す図である。
【図10】ADD側のモニタM4W、M5Wが検出した結果
に基づく切替判断表(その1)を示す図である。
【図11】ADD側のモニタM4W、M5Wが検出した結果
に基づく切替判断表(その2)を示す図である。
【図12】ADD側のモニタM4W、M5Wが検出した結果
に基づく切替判断表(その3)を示す図である。
【図13】ADD側のモニタM4W、M5Wが検出した結果
に基づく切替判断表(その4)を示す図である。
【図14】ADD側のモニタM4W、M5Wが検出した結果
に基づく切替判断表(その5)を示す図である。
【図15】DROP側のモニタ構成を示す図である。
【図16】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その1)を示す図である。
【図17】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その2)を示す図である。
【図18】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その3)を示す図である。
【図19】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その4)を示す図である。
【図20】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その5)を示す図である。
【図21】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その6)を示す図である。
【図22】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その7)を示す図である。
【図23】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その8)を示す図である。
【図24】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その9)を示す図である。
【図25】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その10)を示す図である。
【図26】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その11)を示す図である。
【図27】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その12)を示す図である。
【図28】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その13)を示す図である。
【図29】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その14)を示す図である。
【図30】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その15)を示す図である。
【図31】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その16)を示す図である。
【図32】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その17)を示す図である。
【図33】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その18)を示す図である。
【図34】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その19)を示す図である。
【図35】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その20)を示す図である。
【図36】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その21)を示す図である。
【図37】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その22)を示す図である。
【図38】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その23)を示す図である。
【図39】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その24)を示す図である。
【図40】DROP側モニタの検出結果に基づく切替判
断表(その25)を示す図である。
【図41】機器冗長を実現するスイッチ構成の実施形態
を示した図である。
【図42】機器冗長を実現するスイッチ構成の別の実施
形態を示した図である。
【図43】図41の構成を具体的に応用したプロテクシ
ョン装置構成の実施形態を示した図である。
【図44】図41の構成を具体的に応用したプロテクシ
ョン装置構成の別の実施形態を示した図である。
【図45】図41の構成を具体的に応用したプロテクシ
ョン装置構成の更に別の実施形態を示した図である。
【図46】図41の構成を具体的に応用したプロテクシ
ョン装置構成の更に別の実施形態を示した図である。
【図47】図42の構成を具体的に応用したプロテクシ
ョン装置構成の実施形態を示した図である。
【図48】図42の構成を具体的に応用したプロテクシ
ョン装置構成の別の実施形態を示した図である。
【図49】図42の構成を具体的に応用したプロテクシ
ョン装置構成の更に別の実施形態を示した図である。
【図50】図42の構成を具体的に応用したプロテクシ
ョン装置構成の更に別の実施形態を示した図である。
【図51】図41〜図50の実施形態を含むネットワー
クの全体を示す図である。
【図52】リング状ネットワークの概念構成を示した図
である。
【符号の説明】
10 6×6OSW 11 ONPE 12 4×4OSW 13 ONPE 15−1、15−2 クライアントTE 16−1、16−2 クライアントPCA 17−1〜17−4 分配器 18−1〜18−4 セレクタ 20 8×8OSW(4n×4n完全群スイッチ) 21 クライアントTE 22、22a クライアントPCA 23、24、40、41 トランスポンダ 25、26 モニタ 27〜30、35、36 セレクタ 42 4n×4n完全群スイッチ 43、44 セレクタ 45 クライアントTE 50、53、54 (4n+2s)×(4n+2s)
スイッチ 51−1、51−2、52−1、52−2 トラン
スポンダ 60、61、62 (4n+2s)×(4n+2
s)スイッチ 63−1〜63−4、64−1〜64−4 トラン
スポンダ 70−1、70−2 トランスポンダ 71−1、71−2、72−1、72−2 WDM 73−1〜73−m 8×8スイッチ 80 4×4スイッチ 81、85 6×6スイッチ 87−1〜87−8 トランスポンダ 88、90、91、92 WDM 89 トランスポンダ 95−1〜95−8 トランスポンダ 100−1〜100−8 トランスポンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 11/04 M (72)発明者 黒柳 智司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA06 BA04 BA05 BA06 DA02 DA11 EA33 FA01 GA10 5K031 AA06 AA12 CA15 CB12 DA12 DA19 DB12 DB14 EA11 EA12 EB05 5K069 AA13 CB10 DB33 EA24 HA08 HA09

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光入力チャネルの各々をスイッチン
    グして、複数の光出力チャネルより光を出力すると共
    に、該光入力チャネルと該光出力チャネル数より多い光
    スイッチングポートを有する第1のスイッチを有する第
    1のノードと、 複数の光入力チャネルの各々をスイッチングして複数の
    光出力チャネルより光を出力すると共に、該光入力チャ
    ネルと該光出力チャネル数より多い光スイッチングポー
    トを有する第2のスイッチを有する第2のノードとを備
    え、 該第1のスイッチの入力ポートに該第2のスイッチの出
    力ポートの光出力チャネルの無いポートを接続し、 該第2のスイッチの入力ポートに該第1のスイッチの出
    力ポートの光出力チャネルの無いポートを接続したこと
    を特徴とする光ノードシステム。
  2. 【請求項2】複数の入力ポートと複数の出力ポートを有
    し、複数の入力ポートは複数の出力ポートの全てのポー
    トに切り替え可能なスイッチを有するノードと、 該スイッチの入力ポートには少なくとも1つの現用回線
    と予備回線を入力するポートと他のノードからの信号を
    入力するポートと、 該スイッチの出力ポートには少なくとも1つの現用回線
    と予備回線を出力するポートと他のノードへ信号を出力
    するポートを有する光ノードシステム。
  3. 【請求項3】前記スイッチは、完全群スイッチであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の光ノードシステム。
  4. 【請求項4】前記スイッチは、前記出力ポートの現用回
    線に障害が生じた場合には、前記入力ポートの現用回線
    を前記出力ポートの予備回線に接続することを特徴とす
    る請求項2に記載の光ノードシステム。
  5. 【請求項5】前記スイッチは、アド・ドロップ機能を有
    することを特徴とする請求項2に記載の光ノードシステ
    ム。
  6. 【請求項6】前記完全群スイッチは、多段に接続されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の光ノードシステ
    ム。
  7. 【請求項7】更に、信号再生を行うトランスポンダを備
    え、該トランスポンダに予備のネットワーク機器を接続
    することを特徴とする請求項6に記載の光ノードシステ
    ム。
  8. 【請求項8】前記完全群スイッチは、光ノードの出力及
    び入力ポート数をnとしたとき、sを任意の正数とし
    て、(4n+2s)×(4n+2s)の完全群スイッチ
    で構成され、2n本の幹線路用入力ポートと、2n本の
    幹線路用出力ポートと、2n本のアド用入力ポートと、
    2n本のドロップ用出力ポートと、2s本の入力及び出
    力ポートを用いて、完全群スイッチを複数接続し、該完
    全群スイッチを複数接続する入出力ポートに、信号再生
    を行うトランスポンダを設けた構成を有することを特徴
    とする請求項6に記載の光ノードシステム。
  9. 【請求項9】更に、波長多重信号を各波長の信号に分波
    する波長分波器を備え、各波長毎の信号を信号再生した
    後に、前記完全群スイッチに入力することを特徴とする
    請求項8に記載の光ノードシステム。
  10. 【請求項10】前記波長多重信号の内、少なくとも1つ
    の波長を予備回線とすることを特徴とする請求項9に記
    載の光ノードシステム。
  11. 【請求項11】複数の入力ポートと複数の出力ポートを
    有し、複数の入力ポートは複数の出力ポートの全てのポ
    ートに切り替え可能なスイッチを有するノードと、 該スイッチの入力ポートには少なくとも1つの現用回線
    と予備回線を入力するポートとノードに接続された分岐
    端局からの信号を入力するポートと、 該スイッチの出力ポートには少なくとも1つの現用回線
    と予備回線を出力するポートと他のノードへ信号を出力
    するポートを有する光ノードシステム。
  12. 【請求項12】複数の光入力チャネルの各々をスイッチ
    ングして、複数の光出力チャネルより光を出力する光ス
    イッチを設け、 該光スイッチの入出力ポートは該複数の光入力チャネル
    及び複数の光出力チャネルよりも多くスイッチング可能
    なポートを入出力部にそれぞれ設けたノードを設け、 該ノードに別なネットワークのノードを接続する場合、
    該別なネットワークのノード内の光スイッチの入力ポー
    トに該ノードの光スイッチの出力ポートの光出力チャネ
    ルの無いポートを接続し、該ノードの光スイッチの入力
    ポートの光入力チャネルの無いポートに該別なネットワ
    ークのノードの光スイッチの出力ポートを接続すること
    を特徴とする光ノードシステムの接続方法。
  13. 【請求項13】複数の入力チャネルの各々をスイッチン
    グして、複数の出力チャネルより信号を出力すると共
    に、該入力チャネルと該出力チャネル数より多いスイッ
    チングポートを有する第1のスイッチを有する第1のノ
    ードと、 複数の入力チャネルの各々をスイッチングして複数の出
    力チャネルより信号を出力すると共に、該入力チャネル
    と該出力チャネル数より多いスイッチングポートを有す
    る第2のスイッチを有する第2のノードと、 該第1のスイッチの入力ポートに該第2のスイッチの出
    力ポートの出力チャネルの無いポートを接続し、 該第2のスイッチの入力ポートに該第1のスイッチの出
    力ポートの出力チャネルの無いポートを接続したことを
    特徴とするノードシステム。
  14. 【請求項14】複数の入力ポートと複数の出力ポートを
    有し、複数の入力ポートは複数の出力ポートの全てのポ
    ートに切り替え可能なスイッチを有するノードと、 該スイッチの入力ポートには少なくとも1つの現用回線
    と予備回線を入力するポートと他のノードからの信号を
    入力するポートと、 該スイッチの出力ポートには少なくとも1つの現用回線
    と予備回線を出力するポートと他のノードへ信号を出力
    するポートを有するノードシステム。
  15. 【請求項15】複数の入力チャネルの各々をスイッチン
    グして、複数の出力チャネルより信号を出力するスイッ
    チと、 該スイッチの入出力ポートは該複数の入力チャネル及び
    複数の出力チャネルよりも多くスイッチング可能なポー
    トを入出力部にそれぞれ設けたノードと、 該ノードに別なネットワークのノードを接続する場合、
    該別なネットワークのノード内のスイッチの入力ポート
    に該ノードのスイッチの出力ポートの出力チャネルの無
    いポートを接続し、該ノードのスイッチの入力ポートの
    入力チャネルの無いポートに該別なネットワークのノー
    ドのスイッチの出力ポートを接続することを特徴とする
    ノードシステムの接続方法。
  16. 【請求項16】複数の光入力チャネルの各々をスイッチ
    ングして、複数の光出力チャネルより光を出力すると共
    に、該光入力チャネルと該光出力チャネル数より多い光
    スイッチングポートを有する第1のスイッチを設けるス
    テップと、 複数の光入力チャネルの各々をスイッチングして複数の
    光出力チャネルより光を出力すると共に、該光入力チャ
    ネルと該光出力チャネル数より多い光スイッチングポー
    トを有する第2のスイッチを設けるステップと、 該第1のスイッチの入力ポートに該第2のスイッチの出
    力ポートの光出力チャネルの無いポートを接続するステ
    ップと、 該第2のスイッチの入力ポートに該第1のスイッチの出
    力ポートの光出力チャネルの無いポートを接続するステ
    ップと、を備えることを特徴とするノードシステムの接
    続方法。
  17. 【請求項17】複数の入力ポートと複数の出力ポートを
    有し、複数の入力ポートは複数の出力ポートの全てのポ
    ートに切り替え可能なスイッチを設けるステップと、 該スイッチの入力ポートには少なくとも1つの現用回線
    と予備回線を入力するポートと他のノードからの信号を
    入力するステップと、 該スイッチの出力ポートには少なくとも1つの現用回線
    と予備回線を出力するポートと他のノードへ信号を出力
    するステップとを備えるノードシステムの接続方法。
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