JPH11239066A - Dab受信装置 - Google Patents
Dab受信装置Info
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- JPH11239066A JPH11239066A JP10040398A JP4039898A JPH11239066A JP H11239066 A JPH11239066 A JP H11239066A JP 10040398 A JP10040398 A JP 10040398A JP 4039898 A JP4039898 A JP 4039898A JP H11239066 A JPH11239066 A JP H11239066A
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- dab
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 DAB受信装置が動作していない時でも、予
め設定した時間または必要な情報が提供された時に自動
的に電源が入り、リアルタイムな情報を手間や時間をか
けずに入手し、かつ、表示及び記録できるようにする。 【解決手段】 DAB受信装置に、アンサンブルのスキ
ャンを行うスキャンコントロール部、スキャンコントロ
ール部にスキャンをするよう要求する信号を発生する要
求信号発生部、スキャンして検出して得た情報を記録す
る記録部、及び予め設定した時間または必要な情報が提
供されたときに表示部等の出力部の電源をオンする電源
コントロール部を設ける。そして、DAB受信装置が動
作していないときに、前記スキャンコントロール部が予
め選択し設定したアンサンブルを検出した時上記出力部
の電源をオンし、情報を出力すると共に、前記記録部に
記録するようにする。また、必要な情報の出力が終了し
た時は電源をオフにする。
め設定した時間または必要な情報が提供された時に自動
的に電源が入り、リアルタイムな情報を手間や時間をか
けずに入手し、かつ、表示及び記録できるようにする。 【解決手段】 DAB受信装置に、アンサンブルのスキ
ャンを行うスキャンコントロール部、スキャンコントロ
ール部にスキャンをするよう要求する信号を発生する要
求信号発生部、スキャンして検出して得た情報を記録す
る記録部、及び予め設定した時間または必要な情報が提
供されたときに表示部等の出力部の電源をオンする電源
コントロール部を設ける。そして、DAB受信装置が動
作していないときに、前記スキャンコントロール部が予
め選択し設定したアンサンブルを検出した時上記出力部
の電源をオンし、情報を出力すると共に、前記記録部に
記録するようにする。また、必要な情報の出力が終了し
た時は電源をオフにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DAB受信装置に
関し、特に必要な情報を随時入手できるようにしたDA
B受信装置に関する。
関し、特に必要な情報を随時入手できるようにしたDA
B受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD並の音質で、移動体でもマルチパス
の影響を受けない安定な受信が可能な、DAB(Digital
Audio Broadcasting:ディジタルオーディオ放送) と名
付けられたディジタル音声放送の方式がヨーロッパで開
発された。このDABシステムは移動体用に開発された
ディジタル音声放送システムで、移動体では避けられな
いマルチパス障害に強い変調方式としてOFDM(Ortho
gonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分
割多重) を採用している。この方式は直交する多数のキ
ャリアに情報を分割し、周波数軸上で分散化するため、
マルチパスで発生する周波数選択特性のフェージングの
影響を受けにくい。
の影響を受けない安定な受信が可能な、DAB(Digital
Audio Broadcasting:ディジタルオーディオ放送) と名
付けられたディジタル音声放送の方式がヨーロッパで開
発された。このDABシステムは移動体用に開発された
ディジタル音声放送システムで、移動体では避けられな
いマルチパス障害に強い変調方式としてOFDM(Ortho
gonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分
割多重) を採用している。この方式は直交する多数のキ
ャリアに情報を分割し、周波数軸上で分散化するため、
マルチパスで発生する周波数選択特性のフェージングの
影響を受けにくい。
【0003】DAB信号は、放送局でOFDM変調され
る。この場合複数のサブチャンネルが使用されるが、複
数のサブチャンネルをアンサンブルという。DAB受信
機は1つのアンサンブルの周波数を受信し、この1つの
アンサンブルの周波数で音楽、データ等複数のサービス
の中から少なくとも1つのサービスを受けることができ
る。また,他のアンサンブルの周波数を選択すれば、そ
のアンサンブルの複数のサービスの中から1つのサービ
スを受けることができる。
る。この場合複数のサブチャンネルが使用されるが、複
数のサブチャンネルをアンサンブルという。DAB受信
機は1つのアンサンブルの周波数を受信し、この1つの
アンサンブルの周波数で音楽、データ等複数のサービス
の中から少なくとも1つのサービスを受けることができ
る。また,他のアンサンブルの周波数を選択すれば、そ
のアンサンブルの複数のサービスの中から1つのサービ
スを受けることができる。
【0004】図1は、DABの場合の受信チャンネルの
設定を表したものである。横軸は周波数を表しており、
アンサンブルAとアンサンブルBが示されている。アン
サンブルAの中心周波数は229.072 MHz で帯域幅は1.5M
Hzである。アンサンブルAには複数のサービス、即ち、
番組1、番組2、番組3、──が含まれている。従っ
て、DAB受信機のユーザーは、まず、ある1つのアン
サンブル、例えばアンサンブルAの周波数でDAB信号
を受信し、そのアンサンブル周波数に対応する複数のサ
ービスの中から1つのサービスを受けることができる。
このサービスが所望のサービスと異なれば、次のサービ
スを受けるというように、1つのアンサンブルの周波数
で受けることのできるサービスの中から1つを選択す
る。また、アンサンブルAにおいて所望のサービスが見
つからない場合は、アンサンブルBの周波数を受信し、
アンサンブルBの周波数に対応する複数のサービスの中
から所望のサービスを受けることができる。
設定を表したものである。横軸は周波数を表しており、
アンサンブルAとアンサンブルBが示されている。アン
サンブルAの中心周波数は229.072 MHz で帯域幅は1.5M
Hzである。アンサンブルAには複数のサービス、即ち、
番組1、番組2、番組3、──が含まれている。従っ
て、DAB受信機のユーザーは、まず、ある1つのアン
サンブル、例えばアンサンブルAの周波数でDAB信号
を受信し、そのアンサンブル周波数に対応する複数のサ
ービスの中から1つのサービスを受けることができる。
このサービスが所望のサービスと異なれば、次のサービ
スを受けるというように、1つのアンサンブルの周波数
で受けることのできるサービスの中から1つを選択す
る。また、アンサンブルAにおいて所望のサービスが見
つからない場合は、アンサンブルBの周波数を受信し、
アンサンブルBの周波数に対応する複数のサービスの中
から所望のサービスを受けることができる。
【0005】DABはディジタルデータを送信してお
り、これらのデータで音声放送、文字放送、画像放送、
及びこれらの組み合わせの番組サービスを受信者に提供
する。なお、DABのアンサンブルは、例えば、5つの
ステレオ番組サービスと1つのデータサービスを提供で
きる容量を有しており、例えば、1つのアンサンブルに
おいて5つのステレオ番組から音声放送を、そして、1
つのデータサービスからニュース等を文字データで受信
できる。なお、サービスの数は容量の範囲内であれば増
減することができる。
り、これらのデータで音声放送、文字放送、画像放送、
及びこれらの組み合わせの番組サービスを受信者に提供
する。なお、DABのアンサンブルは、例えば、5つの
ステレオ番組サービスと1つのデータサービスを提供で
きる容量を有しており、例えば、1つのアンサンブルに
おいて5つのステレオ番組から音声放送を、そして、1
つのデータサービスからニュース等を文字データで受信
できる。なお、サービスの数は容量の範囲内であれば増
減することができる。
【0006】図2はドイツにおけるDABのアンサンブ
ルの例である。例1に示したアンサンブルでは、アンサ
ンブル名が”DAB Dusseldorf" で、サービスは番組サー
ビスの”Radio RSG"以下4つ含まれている。例2に示し
たアンサンブルでは、アンサンブル名が"NRW K12" であ
り、サービスは番組サービスの”EINSLIVE" 以下7つと
データサービスの"NACHERICHTEN"以下4つが含まれてい
る。
ルの例である。例1に示したアンサンブルでは、アンサ
ンブル名が”DAB Dusseldorf" で、サービスは番組サー
ビスの”Radio RSG"以下4つ含まれている。例2に示し
たアンサンブルでは、アンサンブル名が"NRW K12" であ
り、サービスは番組サービスの”EINSLIVE" 以下7つと
データサービスの"NACHERICHTEN"以下4つが含まれてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】DAB受信装置におい
ては、DABのサービスを受信している時には、サービ
ス名やニュースの内容が文字や音声で出力される。しか
し、DAB受信装置は通常は電源が入ってから動作し、
情報を音声あるいは文字で提供している。また、電源を
入れてDAB受信装置が動作を開始しても、放送局をサ
ーチするために時間がかかり、必要な情報がすぐには入
手できないことがある。
ては、DABのサービスを受信している時には、サービ
ス名やニュースの内容が文字や音声で出力される。しか
し、DAB受信装置は通常は電源が入ってから動作し、
情報を音声あるいは文字で提供している。また、電源を
入れてDAB受信装置が動作を開始しても、放送局をサ
ーチするために時間がかかり、必要な情報がすぐには入
手できないことがある。
【0008】さらに、車両で移動中に必要な情報を入手
したい場合、その都度ダイアルやボタンを操作しなけれ
ばならず、手間と時間を要する。従って、本発明の目的
は、DAB受信装置が動作していない時でも、予め設定
した時間または必要な情報が提供された時に自動的に電
源が入り、リアルタイムな情報を手間や時間をかけずに
入手し、かつ、表示及び記録できるDAB受信装置を提
供することである。また、DAB受信装置が動作してい
る時でも、必要な情報を表示しあるいは記録することが
できるDAB受信装置を提供することである。
したい場合、その都度ダイアルやボタンを操作しなけれ
ばならず、手間と時間を要する。従って、本発明の目的
は、DAB受信装置が動作していない時でも、予め設定
した時間または必要な情報が提供された時に自動的に電
源が入り、リアルタイムな情報を手間や時間をかけずに
入手し、かつ、表示及び記録できるDAB受信装置を提
供することである。また、DAB受信装置が動作してい
る時でも、必要な情報を表示しあるいは記録することが
できるDAB受信装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】DAB受信装置に、アン
サンブルのスキャンを行うスキャンコントロール部、該
スキャンコントロール部にスキャンをするよう要求する
信号を発生する要求信号発生部、スキャンして検出した
結果得た情報を記録する記録部、及び予め設定した時間
または必要な情報が提供されたときに表示部等の出力部
の電源をオンする電源コントロール部を設ける。そし
て、DAB受信装置が動作していないときに、前記スキ
ャンコントロール部が予め選択し設定したアンサンブル
を検出した時、上記出力部の電源をオンし、該アンサン
ブルのFICから予め選択し設定した情報を出力すると
共に、前記記録部に記録するようにする。そして、必要
な情報の出力が終了した時は電源をオフにする。
サンブルのスキャンを行うスキャンコントロール部、該
スキャンコントロール部にスキャンをするよう要求する
信号を発生する要求信号発生部、スキャンして検出した
結果得た情報を記録する記録部、及び予め設定した時間
または必要な情報が提供されたときに表示部等の出力部
の電源をオンする電源コントロール部を設ける。そし
て、DAB受信装置が動作していないときに、前記スキ
ャンコントロール部が予め選択し設定したアンサンブル
を検出した時、上記出力部の電源をオンし、該アンサン
ブルのFICから予め選択し設定した情報を出力すると
共に、前記記録部に記録するようにする。そして、必要
な情報の出力が終了した時は電源をオフにする。
【0010】また、DAB受信装置が動作している時に
重要情報を得た場合は、直ちにその情報を表示し、ユー
ザーに知らしめると共に記録する。
重要情報を得た場合は、直ちにその情報を表示し、ユー
ザーに知らしめると共に記録する。
【0011】
【発明の実施の形態】図3は、本発明のDAB受信装置
の構成の概要を示した図である。図3において、1はC
PUであり、映像を表示する表示部9及び操作部10が
接続されている。後述する本発明に係る制御はこのCP
U1で行われる。操作部10は、電源のON,OFF、
音量や音質の調整、チャンネル切替、周波数の変更、バ
ンドの切替、及び後述の要求信号発生部13のタイマ1
3−1の時間設定等を行うための操作部を備えている。
2は選択スイッチ部であり、DAB受信とするか、ある
いはDAB受信以外のカセット、CD等の中のどれを再
生するか、あるいはAM/FM放送、TV放送等を受信
するかを選択する。選択スイッチ部には増幅器11及び
スピーカ12が接続されている。3は本発明に係るスキ
ャンコントロール部であり、ユーザーが設定した信号を
DABからスキャンする。スキャンコントロール部3に
は要求信号発生部13及び記録部14が接続されてい
る。要求信号発生部13はスキャンコントロール部3に
信号、例えばパルスを送り、スキャンコントロール部3
がDABの信号をスキャンするよう要求する。なお、要
求信号発生部13は、例えば、一定時間毎に上記パルス
を送るようにしているが、そのためのタイマ13−1の
設定は操作部10によって、CPU1、選択スイッチ部
2、スキャンコントロール部3を介して行われる。記録
部14は、スキャンコントロール部がスキャンして検出
した結果得た情報を記録する。そして、上記CPU1、
選択スイッチ部2、スキャンコントロール部3は互いに
接続されており、カセット4、CD5等からの再生信
号、及びAM/FM放送6、DAB7、TV放送8等の
信号がそれぞれ入力されるようになっている。電源コン
トロール部15は、予め設定して時間または必要な情報
が提供された時にCPU1を介して表示部9の電源をオ
ンし、また、増幅器11及び記録部14の電源をオンし
て動作させる。
の構成の概要を示した図である。図3において、1はC
PUであり、映像を表示する表示部9及び操作部10が
接続されている。後述する本発明に係る制御はこのCP
U1で行われる。操作部10は、電源のON,OFF、
音量や音質の調整、チャンネル切替、周波数の変更、バ
ンドの切替、及び後述の要求信号発生部13のタイマ1
3−1の時間設定等を行うための操作部を備えている。
2は選択スイッチ部であり、DAB受信とするか、ある
いはDAB受信以外のカセット、CD等の中のどれを再
生するか、あるいはAM/FM放送、TV放送等を受信
するかを選択する。選択スイッチ部には増幅器11及び
スピーカ12が接続されている。3は本発明に係るスキ
ャンコントロール部であり、ユーザーが設定した信号を
DABからスキャンする。スキャンコントロール部3に
は要求信号発生部13及び記録部14が接続されてい
る。要求信号発生部13はスキャンコントロール部3に
信号、例えばパルスを送り、スキャンコントロール部3
がDABの信号をスキャンするよう要求する。なお、要
求信号発生部13は、例えば、一定時間毎に上記パルス
を送るようにしているが、そのためのタイマ13−1の
設定は操作部10によって、CPU1、選択スイッチ部
2、スキャンコントロール部3を介して行われる。記録
部14は、スキャンコントロール部がスキャンして検出
した結果得た情報を記録する。そして、上記CPU1、
選択スイッチ部2、スキャンコントロール部3は互いに
接続されており、カセット4、CD5等からの再生信
号、及びAM/FM放送6、DAB7、TV放送8等の
信号がそれぞれ入力されるようになっている。電源コン
トロール部15は、予め設定して時間または必要な情報
が提供された時にCPU1を介して表示部9の電源をオ
ンし、また、増幅器11及び記録部14の電源をオンし
て動作させる。
【0012】図4は、DAB伝送信号(モードII)のフ
レーム構造を示したものであり、フレーム同期チャンネ
ル、FIC(Fast Information Channel)、MSC(Ma
in Service Channel)の各チャンネルからなる。フレー
ム同期チャンネルに続いてFICがあり、ここに多重化
の配列(設定)、サービスの名称(ラベル)、ページン
グ・コード、トラフィック・メッセージ制御などの情報
が含まれている。FICは複数のFIB(Fast Informa
tion Block)からなり、FIBは30バイトのデータフ
ィールドと誤り訂正用のCRC(Cycle Redundancy Che
ck)からなる。また、FIBは複数のFIG(Fast Inf
ormation Group)を有し、各FIGはFIGのタイプ
(MCI、SI、FIDC)を識別する3ビットのFI
Gタイプと5ビットのLengthからなるFIGヘッダー
と、FIGデータフィールドからなる。そして、このF
IGに後述するTMCデータ、EWSデータ等が含まれ
ている。MSCはオーディオやデータの伝送用であり、
時間軸上に多重化された様々なデータブロックを含んで
いる。また、これらのサービス・コンポーネントの数は
可変となっている。そして、NULLシンボルを除く全
てのシンボルには、先頭にガードインタバルが設けられ
ており、マルチパスによる符号間干渉が起こらないよう
にしている。
レーム構造を示したものであり、フレーム同期チャンネ
ル、FIC(Fast Information Channel)、MSC(Ma
in Service Channel)の各チャンネルからなる。フレー
ム同期チャンネルに続いてFICがあり、ここに多重化
の配列(設定)、サービスの名称(ラベル)、ページン
グ・コード、トラフィック・メッセージ制御などの情報
が含まれている。FICは複数のFIB(Fast Informa
tion Block)からなり、FIBは30バイトのデータフ
ィールドと誤り訂正用のCRC(Cycle Redundancy Che
ck)からなる。また、FIBは複数のFIG(Fast Inf
ormation Group)を有し、各FIGはFIGのタイプ
(MCI、SI、FIDC)を識別する3ビットのFI
Gタイプと5ビットのLengthからなるFIGヘッダー
と、FIGデータフィールドからなる。そして、このF
IGに後述するTMCデータ、EWSデータ等が含まれ
ている。MSCはオーディオやデータの伝送用であり、
時間軸上に多重化された様々なデータブロックを含んで
いる。また、これらのサービス・コンポーネントの数は
可変となっている。そして、NULLシンボルを除く全
てのシンボルには、先頭にガードインタバルが設けられ
ており、マルチパスによる符号間干渉が起こらないよう
にしている。
【0013】図5は、DAB受信装置において、DAB
から情報を受信し選択する手順を示したものである。ま
ず、DABの受信装置Rにおける図3の操作部10を
操作して1つのアンサンブルを選択する。ユーザーがア
ンサンブルを選択すると、CPUが選択したアンサン
ブルのFICを取得する。FICを取得すると複数のサ
ブチャンネル、即ち、サービス情報が表示されるので、
ユーザーはその中から1つのサブチャンネルを操作部
10を操作して選択する。すると、CPUが選択され
たサブチャンネルに切替える。以上の手順によりユーザ
ーはアンサンブルの中の1つのサービスを受け、所望
の番組を受信することができる。また、最初に選択した
アンサンブルに所望のサービスがなかった場合は、別の
アンサンブルを選択して同じ動作を繰り返せばよい。
から情報を受信し選択する手順を示したものである。ま
ず、DABの受信装置Rにおける図3の操作部10を
操作して1つのアンサンブルを選択する。ユーザーがア
ンサンブルを選択すると、CPUが選択したアンサン
ブルのFICを取得する。FICを取得すると複数のサ
ブチャンネル、即ち、サービス情報が表示されるので、
ユーザーはその中から1つのサブチャンネルを操作部
10を操作して選択する。すると、CPUが選択され
たサブチャンネルに切替える。以上の手順によりユーザ
ーはアンサンブルの中の1つのサービスを受け、所望
の番組を受信することができる。また、最初に選択した
アンサンブルに所望のサービスがなかった場合は、別の
アンサンブルを選択して同じ動作を繰り返せばよい。
【0014】図6は、本発明の動作を説明するための波
形図である。図3に示された本発明のDAB受信装置に
おいて、電源がオフのときの動作を説明する。(1) は例
えば、主電源のオン、オフを表す波形であり、時間tp
に電源コントロール部15により電源がオンされること
を示している。なお、図3に示した本発明DAB受信装
置において、CPU1、電源コントロール部15、スキ
ャンコントロール部3、要求信号発生部13等のコント
ロール用電源は、通常は常時オンされている。
形図である。図3に示された本発明のDAB受信装置に
おいて、電源がオフのときの動作を説明する。(1) は例
えば、主電源のオン、オフを表す波形であり、時間tp
に電源コントロール部15により電源がオンされること
を示している。なお、図3に示した本発明DAB受信装
置において、CPU1、電源コントロール部15、スキ
ャンコントロール部3、要求信号発生部13等のコント
ロール用電源は、通常は常時オンされている。
【0015】(2) は要求信号であり、図3の要求信号発
生部13からスキャンコントロール部3にDABからの
信号をスキャンするよう要求するパルスPrを示してい
る。このパルスは操作部10により、例えば、所定の時
間間隔でパルスを発生するようタイマ13−1を設定し
ており、この場合は、例えば30分毎に時間tr におい
てパルスPrを送るように設定している。DABからの情
報をより高い頻度で入手したい場合、この間隔を短くし
てもよい。また、低い頻度でよい場合はこの間隔を長く
することもできる。この場合は一定時間間隔でパルスを
発生するように設定したが、所定の時刻にパルスを発生
させるようにしてもよい。
生部13からスキャンコントロール部3にDABからの
信号をスキャンするよう要求するパルスPrを示してい
る。このパルスは操作部10により、例えば、所定の時
間間隔でパルスを発生するようタイマ13−1を設定し
ており、この場合は、例えば30分毎に時間tr におい
てパルスPrを送るように設定している。DABからの情
報をより高い頻度で入手したい場合、この間隔を短くし
てもよい。また、低い頻度でよい場合はこの間隔を長く
することもできる。この場合は一定時間間隔でパルスを
発生するように設定したが、所定の時刻にパルスを発生
させるようにしてもよい。
【0016】(3) は上記要求信号発生部からのパルスPr
を受け、ユーザーが選択し、設定されたDABのアンサ
ンブルをスキャンする状態を表した波形である。スキャ
ンは要求信号発生回路部13から時間tr に発せられた
パルスPrを受け、スキャンコントロール部3により時間
ts1−ts2の間行われる。スキャンコントロール部3は
周波数のスキャンを行い、ユーザーが選択したアンサン
ブルの周波数を時間tm1において検出したとき検出信号
Psが発せられる。選択し設定したアンサンブルが複数あ
るときには、時間tm2、時間tm3においても検出信号Ps
が発せられる。
を受け、ユーザーが選択し、設定されたDABのアンサ
ンブルをスキャンする状態を表した波形である。スキャ
ンは要求信号発生回路部13から時間tr に発せられた
パルスPrを受け、スキャンコントロール部3により時間
ts1−ts2の間行われる。スキャンコントロール部3は
周波数のスキャンを行い、ユーザーが選択したアンサン
ブルの周波数を時間tm1において検出したとき検出信号
Psが発せられる。選択し設定したアンサンブルが複数あ
るときには、時間tm2、時間tm3においても検出信号Ps
が発せられる。
【0017】(4) は記録部14へアンサンブルの情報を
記録するよう指令する信号を示す波形である。(3) の設
定されたアンサンブルを検出した結果出力される検出信
号Psを受けてパルスPmが出力され、検出されたアンサン
ブルの情報、例えば、複数のアンサンブル名を含むアン
サンブルリスト、あるいは図2に示したアンサンブル名
とサービス名を含んだサブチャンネル情報を記録するよ
う指令する。
記録するよう指令する信号を示す波形である。(3) の設
定されたアンサンブルを検出した結果出力される検出信
号Psを受けてパルスPmが出力され、検出されたアンサン
ブルの情報、例えば、複数のアンサンブル名を含むアン
サンブルリスト、あるいは図2に示したアンサンブル名
とサービス名を含んだサブチャンネル情報を記録するよ
う指令する。
【0018】(5) は表示部等の出力部の電源をオンする
信号Ppを、電源コントロール部15が発生するタイミン
グを示した波形である。ユーザーが選択したアンサンブ
ルの周波数を時間tm1において検出したとき検出信号Ps
が発せられるが、この信号を電源コントロール部15が
スキャンコントロール部3から受け、電源をオンする信
号Ppを発生する。この信号を受けると、表示部9、増幅
器11及び記録部14の電源がオンとなり、検出された
情報が音声及び表示により出力されると共に記録部14
のメモリに格納されて記録される。
信号Ppを、電源コントロール部15が発生するタイミン
グを示した波形である。ユーザーが選択したアンサンブ
ルの周波数を時間tm1において検出したとき検出信号Ps
が発せられるが、この信号を電源コントロール部15が
スキャンコントロール部3から受け、電源をオンする信
号Ppを発生する。この信号を受けると、表示部9、増幅
器11及び記録部14の電源がオンとなり、検出された
情報が音声及び表示により出力されると共に記録部14
のメモリに格納されて記録される。
【0019】選択し設定したアンサンブルが複数あり、
時間tm1 においてだけではなく、時間tm2、時間tm3に
おいても検出信号Psが発せられた時は、これらの信号を
電源コントロール部15がスキャンコントロール部3か
ら受け、電源をオンする信号Ppを発生する。この信号を
受けると、表示部9、増幅器11及び記録部14の電源
がオンとなる。しかし、信号Psが複数あるので表示部は
スキャンしたアンサンブルのリストを表示する。ユーザ
はこのアンサンブルリストから所望のアンサンブルを選
択し、そのアンサンブルの情報を音声及び表示により入
手すると共に、記録部14のメモリに格納されて記録さ
れる。
時間tm1 においてだけではなく、時間tm2、時間tm3に
おいても検出信号Psが発せられた時は、これらの信号を
電源コントロール部15がスキャンコントロール部3か
ら受け、電源をオンする信号Ppを発生する。この信号を
受けると、表示部9、増幅器11及び記録部14の電源
がオンとなる。しかし、信号Psが複数あるので表示部は
スキャンしたアンサンブルのリストを表示する。ユーザ
はこのアンサンブルリストから所望のアンサンブルを選
択し、そのアンサンブルの情報を音声及び表示により入
手すると共に、記録部14のメモリに格納されて記録さ
れる。
【0020】そして、必要な情報の入手が終了したと
き、電源コントロール部15により、表示部等の電源は
オフにされる。なお、上記構成において、検出した情報
の記録は必要に応じて行うように設定することもでき
る。図4に示されているDABの伝送信号のフレームの
FICには、TMC(Traffic Message Channel:交通情
報チャンネル)データ、EWS(Emergency Warning Sy
stem: 緊急警報システム)データ、CUT(Co-ordinat
ed Universal Time: 標準時刻)データが含まれてい
る。これらのデータの識別コードを予め指定しておけ
ば、アンサンブルの情報を検出する際にこれらの情報も
検出することができる。例えば、TMCのFIGのタイ
プ/エクステンションは(5/1)である。そして、定
期的に一定の時間間隔(例えば、30分毎)で受信する
ようにした場合、これらのデータは定期的に更新され
る。上記情報のうち、標準時刻は定期的に記録され更新
されるとともに、図1の要求信号発生部13のタイマ1
3−1の時刻を合わせるためにも用いられる。また、F
ICに上記以外の情報、例えば天気情報、ニュース等が
含まれていれば、これらの情報のコードを予め設定して
おき、検出することも可能である。
き、電源コントロール部15により、表示部等の電源は
オフにされる。なお、上記構成において、検出した情報
の記録は必要に応じて行うように設定することもでき
る。図4に示されているDABの伝送信号のフレームの
FICには、TMC(Traffic Message Channel:交通情
報チャンネル)データ、EWS(Emergency Warning Sy
stem: 緊急警報システム)データ、CUT(Co-ordinat
ed Universal Time: 標準時刻)データが含まれてい
る。これらのデータの識別コードを予め指定しておけ
ば、アンサンブルの情報を検出する際にこれらの情報も
検出することができる。例えば、TMCのFIGのタイ
プ/エクステンションは(5/1)である。そして、定
期的に一定の時間間隔(例えば、30分毎)で受信する
ようにした場合、これらのデータは定期的に更新され
る。上記情報のうち、標準時刻は定期的に記録され更新
されるとともに、図1の要求信号発生部13のタイマ1
3−1の時刻を合わせるためにも用いられる。また、F
ICに上記以外の情報、例えば天気情報、ニュース等が
含まれていれば、これらの情報のコードを予め設定して
おき、検出することも可能である。
【0021】上記のように検出されたDAB情報は記録
されるため、後から音声、文字あるいは画像データの形
で出力し情報を得ることができる。(6) は例えば、緊急
情報、交通情報等の重要情報を受信した場合、ユーザー
にこれをすぐに伝達する重要情報報知の手段を表す波形
である。交通情報、あるいは地震、豪雨、事故等を知ら
せる緊急警報情報は車両運転中には特に重要な情報であ
る。そのため、これらの情報を重要情報として位置づ
け、これらの情報を受信した時には検出信号Puを発する
ように設定しておく。電源オフ時に重要情報として設定
した情報をスキャンした時は、他のアンサンブルをスキ
ャンした時と同様に電源オン信号が出力されて表示部等
の出力部が動作するため、これら重要情報が前記のよう
に出力されてユーザが入手できる。しかし、この検出信
号がDAB受信機の動作中に発生した時には、検出信号
Puに応答してこの重要情報を伝える文字情報又は画像情
報を出力するようにしておく。即ち、検出信号Puが出力
されたら、表示部9はこの情報を表示する。そして、重
要情報の場合は、上記のようにすぐに出力するが、出力
すると同時に記録部14のメモリに格納し記録してもよ
い。
されるため、後から音声、文字あるいは画像データの形
で出力し情報を得ることができる。(6) は例えば、緊急
情報、交通情報等の重要情報を受信した場合、ユーザー
にこれをすぐに伝達する重要情報報知の手段を表す波形
である。交通情報、あるいは地震、豪雨、事故等を知ら
せる緊急警報情報は車両運転中には特に重要な情報であ
る。そのため、これらの情報を重要情報として位置づ
け、これらの情報を受信した時には検出信号Puを発する
ように設定しておく。電源オフ時に重要情報として設定
した情報をスキャンした時は、他のアンサンブルをスキ
ャンした時と同様に電源オン信号が出力されて表示部等
の出力部が動作するため、これら重要情報が前記のよう
に出力されてユーザが入手できる。しかし、この検出信
号がDAB受信機の動作中に発生した時には、検出信号
Puに応答してこの重要情報を伝える文字情報又は画像情
報を出力するようにしておく。即ち、検出信号Puが出力
されたら、表示部9はこの情報を表示する。そして、重
要情報の場合は、上記のようにすぐに出力するが、出力
すると同時に記録部14のメモリに格納し記録してもよ
い。
【0022】また、アンサンブルの中のサブチャンネル
情報から特定の番組を受信して記録しておきたい時は、
図4のFICに含まれている各番組サービスの識別コー
ドを予め設定しておくことにより記録できる。その際、
音声情報の場合は音声をそのまま記録してもよいし、音
声認識によりテキストに変換し、テキストデータとして
メモリに格納し記録してもよい。また、番組サービスが
画像の場合は画像データとして記録することもできる。
情報から特定の番組を受信して記録しておきたい時は、
図4のFICに含まれている各番組サービスの識別コー
ドを予め設定しておくことにより記録できる。その際、
音声情報の場合は音声をそのまま記録してもよいし、音
声認識によりテキストに変換し、テキストデータとして
メモリに格納し記録してもよい。また、番組サービスが
画像の場合は画像データとして記録することもできる。
【0023】図7は、DABを受信して得られた情報を
出力した場合の例を示したものである。例えば、電源オ
フ時にDABから緊急情報をスキャンした場合、電源を
オンとしてその情報を表示部9に出力し、表示したもの
である。この画面の下側には、DABから得られた情報
の種類別のアイコンが表示されており、緊急情報である
ことが示されている。また、複数の情報をスキャンして
受信された情報を表示する場合は、受信した情報の種類
のアイコンを点滅または点灯する。ユーザーはその中か
ら必要と思われる情報を示すアイコンを選択し、例えば
図7のような緊急警報情報を表示して情報を得ることが
できる。上記の場合、最初にアイコンの表示のみを行っ
たが、受信された情報のうちの1つを直ちに表示しても
よい。もちろん、アイコンの表示と緊急情報等の情報の
表示を同時に行ってもよい。また、指定しておいた種類
の情報が更新されたときには、アイコンの色を変える、
大きさを変える、点滅の速度を変える等して識別できる
ようにすることもできる。
出力した場合の例を示したものである。例えば、電源オ
フ時にDABから緊急情報をスキャンした場合、電源を
オンとしてその情報を表示部9に出力し、表示したもの
である。この画面の下側には、DABから得られた情報
の種類別のアイコンが表示されており、緊急情報である
ことが示されている。また、複数の情報をスキャンして
受信された情報を表示する場合は、受信した情報の種類
のアイコンを点滅または点灯する。ユーザーはその中か
ら必要と思われる情報を示すアイコンを選択し、例えば
図7のような緊急警報情報を表示して情報を得ることが
できる。上記の場合、最初にアイコンの表示のみを行っ
たが、受信された情報のうちの1つを直ちに表示しても
よい。もちろん、アイコンの表示と緊急情報等の情報の
表示を同時に行ってもよい。また、指定しておいた種類
の情報が更新されたときには、アイコンの色を変える、
大きさを変える、点滅の速度を変える等して識別できる
ようにすることもできる。
【0024】図8は、記録されたDABのアンサンブル
とサブチャンネル情報を表示した場合の画面である。こ
の画面の情報は文字データとして記録されているので、
これを編集できる機能を持たせることにより、ユーザー
がこのリストを利用しやすいようにサービス名にコール
サインを付与出来るようにすることもできる。図8のサ
ービスの欄の右側に表示された”EINSLIVE" 以下はユー
ザーが付与したコールサインである。このように編集す
ることにより、自分の好みの番組が選択しやすくなる。
とサブチャンネル情報を表示した場合の画面である。こ
の画面の情報は文字データとして記録されているので、
これを編集できる機能を持たせることにより、ユーザー
がこのリストを利用しやすいようにサービス名にコール
サインを付与出来るようにすることもできる。図8のサ
ービスの欄の右側に表示された”EINSLIVE" 以下はユー
ザーが付与したコールサインである。このように編集す
ることにより、自分の好みの番組が選択しやすくなる。
【0025】図9は,本発明の装置に係る動作を行うC
PU内の各手段について説明した図である。1はCP
U、3はスキャンコントロール部、9は表示用出力手段
(図3の表示部)、10は操作部、12は音声用出力手
段(図3のAMPとスピーカ)、14は記録部であり、
これらは図3に示されているものと同じである。CPU
1は、記録要求手段21、重要情報識別手段22、アイ
コン表示要求手段23、記録情報出力要求手段24を有
している。
PU内の各手段について説明した図である。1はCP
U、3はスキャンコントロール部、9は表示用出力手段
(図3の表示部)、10は操作部、12は音声用出力手
段(図3のAMPとスピーカ)、14は記録部であり、
これらは図3に示されているものと同じである。CPU
1は、記録要求手段21、重要情報識別手段22、アイ
コン表示要求手段23、記録情報出力要求手段24を有
している。
【0026】電源がオフされている時にスキャンコント
ロール手段3がDABのアンサンブルを検出すると、電
源コントロール部15は表示手段9、出力手段12、及
び記録部14の電源をオンする。記録要求手段21は該
アンサンブルのFICから予め選択し設定した情報を記
録部14に記録するよう要求する。また、前記情報が重
要情報である場合は、重要情報識別手段22がこれを識
別し、アイコン表示要求手段に重要情報である旨を伝え
る。また、DABが動作中の場合は直ちに重要情報を出
力するよう出力手段9に要求し、出力を表示させると共
に記録手段14に記録するよう要求する。
ロール手段3がDABのアンサンブルを検出すると、電
源コントロール部15は表示手段9、出力手段12、及
び記録部14の電源をオンする。記録要求手段21は該
アンサンブルのFICから予め選択し設定した情報を記
録部14に記録するよう要求する。また、前記情報が重
要情報である場合は、重要情報識別手段22がこれを識
別し、アイコン表示要求手段に重要情報である旨を伝え
る。また、DABが動作中の場合は直ちに重要情報を出
力するよう出力手段9に要求し、出力を表示させると共
に記録手段14に記録するよう要求する。
【0027】一方、記録された情報を出力するよう操作
部10が操作されると、記録情報出力手段24は、記録
された情報を出力するよう記録部14、出力手段9、1
2に要求する。出力手段9、12はこの要求に応じて記
録部14に記録された情報を出力する。アイコン表示要
求手段23は、表示出力手段9に出力する際に表示画面
にアイコンを表示させ、重要情報のアイコン等、特定の
アイコンを他のアイコンと識別できるように表示させる
手段である。
部10が操作されると、記録情報出力手段24は、記録
された情報を出力するよう記録部14、出力手段9、1
2に要求する。出力手段9、12はこの要求に応じて記
録部14に記録された情報を出力する。アイコン表示要
求手段23は、表示出力手段9に出力する際に表示画面
にアイコンを表示させ、重要情報のアイコン等、特定の
アイコンを他のアイコンと識別できるように表示させる
手段である。
【0028】
【発明の効果】本発明では、DAB受信装置が動作して
いない時にスキャンコントロール部3が予め選択し設定
した時間または必要な情報を検出した時、自動的に電源
が入り、これらの情報を出力すると共に記録部14に記
録できるので、DABを受信していないときでも必要な
情報をリアルタイムで入手できる。また、DAB受信装
置が動作している時も、重要な情報が入ってきた時はこ
れを表示し、かつ、記録できるようにしているので、聞
き逃すことがなくなり、また、後で確認することができ
る。そして、一定時間間隔で定期的にスキャンすること
ができるので常に更新された新しい情報が入手できる。
さらに、タイマ13−1を所定の時刻にパルスを発生す
るよう設定すれば、所定の時刻にスキャンすることがで
きるので、定時ニュース等に情報が入手し易くなる。ま
た、DABのアンサンブルリストやサブチャンネル情報
を記録し表示できるので、どのサービスがどのアンサン
ブルで行われているか容易にわかる。
いない時にスキャンコントロール部3が予め選択し設定
した時間または必要な情報を検出した時、自動的に電源
が入り、これらの情報を出力すると共に記録部14に記
録できるので、DABを受信していないときでも必要な
情報をリアルタイムで入手できる。また、DAB受信装
置が動作している時も、重要な情報が入ってきた時はこ
れを表示し、かつ、記録できるようにしているので、聞
き逃すことがなくなり、また、後で確認することができ
る。そして、一定時間間隔で定期的にスキャンすること
ができるので常に更新された新しい情報が入手できる。
さらに、タイマ13−1を所定の時刻にパルスを発生す
るよう設定すれば、所定の時刻にスキャンすることがで
きるので、定時ニュース等に情報が入手し易くなる。ま
た、DABのアンサンブルリストやサブチャンネル情報
を記録し表示できるので、どのサービスがどのアンサン
ブルで行われているか容易にわかる。
【0029】また、複数の情報を表示出力する場合はア
イコンが表示されるので、記録された情報のなかの優先
順位の高い情報から入手することができる。また、記録
の形態として、音声の場合はそのまま記録しているの
で、再生が簡単で分かりやすい。また,音声をテキスト
データで記録した場合は、情報の加工や修正が簡単にで
きる。さらに、画像の場合は画像データで記録すること
により、情報の加工修正が簡単にできる。
イコンが表示されるので、記録された情報のなかの優先
順位の高い情報から入手することができる。また、記録
の形態として、音声の場合はそのまま記録しているの
で、再生が簡単で分かりやすい。また,音声をテキスト
データで記録した場合は、情報の加工や修正が簡単にで
きる。さらに、画像の場合は画像データで記録すること
により、情報の加工修正が簡単にできる。
【0030】さらに、時刻データを取り込んでいるの
で、正確な時刻を入手できる。
で、正確な時刻を入手できる。
【図1】DABの受信チャンネルの設定を表した図であ
る。
る。
【図2】ドイツにおけるアンサンブルの例を示した図で
ある。
ある。
【図3】本発明のDAB受信装置の構成の概要を示した
図である。
図である。
【図4】DAB伝送信号のフレーム構造を示した図であ
る。
る。
【図5】DAB受信装置において、DABから情報を受
信し選択する手順を示した図である。
信し選択する手順を示した図である。
【図6】本発明の動作を説明するための波形図である。
【図7】DABを受信して得られた情報を出力した場合
の例を示した図である。
の例を示した図である。
【図8】記録されたDABのアンサンブルとサブチャン
ネル情報を表示した画面を示す図である。
ネル情報を表示した画面を示す図である。
【図9】本発明の装置に係る動作を行うCPUの各手段
について説明した図である。
について説明した図である。
1…CPU 2…選択スイッチ部 3…スキャンコントロール部 4…カセット 5…CD 6…AM/FM 7…DAB 8…TV 9…表示部 10…操作部 11…AMP 12…スピーカ 13…要求信号発生部 13−1…タイマ 14…記録部 15…電源コントロール部 21…記録要求手段 22…重要情報識別手段 23…アイコン表示要求手段 24…記録情報出力要求手段
Claims (15)
- 【請求項1】 アンサンブル情報のスキャンを行うスキ
ャンコントロール部及び該スキャンコントロール部にス
キャンをするよう要求する信号を発生する要求信号発生
部を有したDAB受信装置において、該受信装置が動作
していない時に前記スキャンコントロール部は予め設定
した時間または予め選択し設定したアンサンブル情報を
検出した時、該情報を出力する出力手段の電源をオンす
る電源コントロール部を備えたDAB受信装置。 - 【請求項2】 前記出力手段は、音声出力手段、表示手
段及び記録手段のうちの少なくとも1つである、請求項
1に記載のDAB受信装置。 - 【請求項3】 前記電源コントロール部は、前記アンサ
ンブル情報の出力の終了後に、前記出力手段の電源をオ
フにする、請求項1に記載のDAB受信装置。 - 【請求項4】 前記DAB受信装置が動作している時に
重要情報を得た時、前記表示手段に該情報を出力表示す
ると共に、前記記録手段に該情報を記録する、請求項2
に記載のDAB受信装置。 - 【請求項5】 前記表示手段の出力表示画面には、情報
の種類を表すアイコンを表示させる手段、及び表示され
た重要情報のアイコンが他のアイコンと識別できるよう
に表示する手段を有した、請求項2または4に記載のD
AB受信装置。 - 【請求項6】 前記表示手段の出力表示画面には、表示
画面に記録された情報の種類を表すアイコンを表示する
手段、及びアイコンを選択することにより記録された情
報の中から所望の情報を出力させる手段を有する、請求
項2または4に記載のDAB受信装置。 - 【請求項7】 前記表示手段の出力表示画面には、表示
画面に記録された情報の種類を表すアイコンと記録され
た情報の1つを同時に表示する手段、及び表示された情
報を示すアイコンを他のアイコンと識別表示させる手段
を有する、請求項2または4に記載のDAB受信装置。 - 【請求項8】 前記要求信号発生部は、予め設定した時
間間隔でスキャンコントロール部にスキャンを要求する
信号を発生する手段を有する、請求項1に記載のDAB
受信装置。 - 【請求項9】 前記要求信号発生部は、予め設定した所
定の時刻にスキャンコントロール部にスキャンを要求す
る信号を発生する手段を有する、請求項1に記載のDA
B受信装置。 - 【請求項10】 前記予め選択し設定したアンサンブル
情報が複数のアンサンブル名を含むアンサンブルリスト
である、請求項1に記載のDAB受信装置。 - 【請求項11】 前記予め選択し設定した情報がアンサ
ンブル名とサービス名を含んだサブチャンネル情報であ
る、請求項1に記載のDAB受信装置。 - 【請求項12】 前記予め選択し設定した情報は、時刻
情報、交通情報、緊急警報情報、天気情報、及びニュー
スのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載のD
AB受信装置。 - 【請求項13】 前記記録手段は、記録された情報が音
声の場合、音声をそのまま録音して記録する請求項2ま
たは4に記載のDAB受信装置。 - 【請求項14】 前記記録手段は、記録された情報が音
声の場合、音声を音声認識によりテキスト変換し、テキ
ストデータとして記録する、請求項2または4に記載の
DAB受信装置。 - 【請求項15】 前記記録手段は、記録された情報が画
像である場合、画像情報を画像データとして記録するも
のである、請求項2または4に記載のDAB受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10040398A JPH11239066A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | Dab受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10040398A JPH11239066A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | Dab受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11239066A true JPH11239066A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12579567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10040398A Withdrawn JPH11239066A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | Dab受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11239066A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006295288A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Next Wave:Kk | 放送波受信携帯端末及びその制御プログラム |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040398A patent/JPH11239066A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006295288A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Next Wave:Kk | 放送波受信携帯端末及びその制御プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |