JP2000286729A - ディジタルオーディオ放送用受信機におけるサービス提供方法 - Google Patents

ディジタルオーディオ放送用受信機におけるサービス提供方法

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JP2000286729A
JP2000286729A JP11088835A JP8883599A JP2000286729A JP 2000286729 A JP2000286729 A JP 2000286729A JP 11088835 A JP11088835 A JP 11088835A JP 8883599 A JP8883599 A JP 8883599A JP 2000286729 A JP2000286729 A JP 2000286729A
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Shuji Nishizawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって一層便利でしかも高機能な受
信機能を備えたDAB受信機を提供する。 【解決手段】 第1には、プログラムタイプが複数存在
するとき所定の数の候補が揃った時点でサーチを終了
し、第2には、プログラムタイプとその受信レベルとを
リンクさせ、第3には、プログラムタイプと音場制御と
をリンクさせ、第4には、最後に聴取していたプログラ
ムタイプに復帰するようにし、第5には、プログラムタ
イプを予約するようにし、第6には、プログラムタイプ
が存在しないとき再び他のサービスモードに戻るように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタルオーディ
オ放送用受信機におけるサービス提供方法に関する。デ
ィジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcastin
g、以下、DABとも称す)は、1つの送信電波(アン
サンブル)の中に複数のサービスを同時に含ませてユー
ザに対し放送する、従来のアナログ放送とは全く異なる
形態の放送である。このDABは欧州においてEURE
CAの名のもとで開発が進められ、仕様も定められて、
一部の国では実用段階に入っている。
【0002】本発明はかかるDABに固有の機能に着目
した、サービス提供方法について述べるものである。
【0003】
【従来の技術】図23はDABの仕様に準拠した放送信
号形態を階層構造で表す図(その1)であり、図24は
同図(その2)である。これらの図の内容は公知である
が、本発明が適用される対象の位置付けを説明するため
にここに示す。したがって本発明と直接関係ない部分に
ついては説明を簡単に済ませるかまたは省略する。
【0004】本発明に関係する部分は、図23における
最下段の高速情報チャネル部FIC(Fast Information
Channel)であり、さらに詳細には、該FIC内の、図
24の最下段に示す高速情報グループ部FIG(Fast I
nformation Group)の一部を構成するFIGデータフィ
ールド(FIG data Field)である。図23の最上段に戻
ると、送信電波(1つの周波数)はアンサンブルを含ん
でいる。
【0005】このアンサンブルは複数のサービス局から
の放送内容からなる。この放送内容は複数のサービスコ
ンポーネント(番組)からなり、データ(DATA
A)も含まれる。これらのサービスコンポーネントは、
DAB 1frameを構成する。このDAB 1fr
ameはDAB受信機における復調時のデータフォーマ
ットであり、受信データはこのようにイメージすること
ができる。この受信データの一部に上述したFICが含
まれ、このFICにはサブチャネルSubCh j,c
…(実際の音声データが含まれる)についての詳細情報
が含まれる。このFICの詳細は図24の最上段に拡大
してFICとして示される。
【0006】このFICは図示のとおり、複数の高速情
報ブロックFIB(Fast Information Block)より構成
されている。次段にそのFIBを拡大して示す。図示の
とおり、FIB data fieldとCRCのfi
eldからなる。さらに次段にそのFIB data
fieldを拡大して示す。図示のとおり、複数の高速
情報グループFIGおよびその他の情報部分からなる。
【0007】図24の最下段は前述したFIGであり、
FIG headerと本発明に関係するFIGデータ
フィールド(FIG data field)とから構成される。この
FIGデータフィールドにはプログラムタイプが格納さ
れる。このプログラムタイプについて次に説明する。図
25はプログラムタイプの具体例を表す図である。
【0008】プログラムタイプは本発明と特に関係する
サービスのジャンル分け(ニュース、スポーツ、音楽、
天気予報…)を定めたものであり、それぞれにコード
(code)が割り当てられている。本図では、New
sからAlarmまで31のジャンルが示してある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】DABではユーザが、
プログラムタイプを利用して、好みのサービスをいつで
も捕捉可能となり、好みの番組の時間が来るまで待つと
いった従来のアナログ放送にはない新たな受信機能が実
現される。本発明の目的は、ユーザにとって一層便利な
しかも高機能な受信機能を実現できる、DAB受信機に
おけるサービス提供方法を提案する。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明を適用する
のに好適なDAB受信機の一例を示す図である。本図に
おいて、放送局からの送信電波(アンサンブル)は、ア
ンテナ1を介し、例えばOFDM(Orthogonal Frequen
cy Division Multiplex )復調を行う無線受信部(R
F)2に印加される。
【0011】無線受信部2からの出力信号は復調部3に
て復調され、図23の最下段に示す受信データ(DAT
A 1frame)が再生される。その受信データは次
段のチャネルデコード部4に入力され、ここでユーザに
よって選択された1つのチャネル(図23のSubCh
j,c…参照)が取り出される。
【0012】取り出されたチャネルの信号はオーディオ
デコード部5において原ディジタル信号として再生され
る。ここでのデコードは例えばMPEGデコードであ
る。再生された原ディジタル信号は、D/A変換器6で
アナログ信号となり、増幅器(AMP)7を通してスピ
ーカ(SP)8から出力される。ユーザとのインタフェ
ースをなすのは、上記スピーカ8の他に例えば液晶のデ
ィスプレイ9がある。
【0013】DAB受信機全体の制御を司るのはマイコ
ン11であり、上述した復調部3等と図示のとおりバス
接続される。他方マイコン11は、上記ディスプレイ9
を駆動させるための表示部インタフェース14、キーボ
ード12、ディジタル信号処理回路(DSP)13,R
AM15,ROM16等にも接続し、これらと協働して
所定の受信処理を行う。
【0014】このようなDAB受信機において実現され
る本発明のサービス提供方法の基本的態様は次のとおり
である。図2は本発明によるサービス提供方法の各態様
を表す図である。本図において、本発明による第1の態
様では、プログラムタイプサーチの結果、該当のプロ
グラムタイプの候補が複数存在するとき、所定の数だけ
候補が揃った時点でそのサーチを終了するようにする。
【0015】本発明による第2の態様では、複数のア
ンサンブルにわたってプログラムタイプをサーチすると
き、サーチしたプログラムタイプとそのときの受信レベ
ルとをリンクさせて記憶するようにする。本発明による
第3の態様では、プログラムタイプとこのプログラム
タイプに好適な音場で再生するようにする。
【0016】本発明による第4の態様は、DAB受信
機による受信モードにおいて最後に聴取していたプログ
ラムタイプを記憶しておき、再び受信モードに復帰する
とき、記憶していた最後のプログラムタイプをサーチす
るようにする。本発明による第5の態様は、聴取希望
のプログラムタイプをサーチできなかったとき、そのプ
ログラムタイプを予約してプログラムタイプ自動サーチ
を続行するようにする。
【0017】本発明による第6の態様は、ディジタル
オーディオ放送受信モード以外のサービスモードからこ
のディジタルオーディオ放送受信モードに遷移し、聴取
希望のプログラムタイプをサーチしたときに当該聴取希
望のプログラムタイプが存在しないとき、再び元のディ
ジタルオーディオ放送受信モード以外のモードに戻るよ
うにする。
【0018】
【発明の実施の形態】上述した本発明による第1〜第6
の態様は、次のようなDAB受信機、すなわち受信可能
なサービス一覧をユーザに対し表示して聴取希望のプロ
グラムタイプを指定させて、単一のアンサンブルの中か
らまたは複数のアンサンブルにわたって当該プログラム
タイプをサーチする機能を備えたDAB受信機において
実施される。この機能の具体例をフローチャートにより
説明する。
【0019】図3はサーチモードでの選択のステップの
第1例を示すフローチャートである。本図において、 ステップS1:プログラムタイプによって聴取希望のサ
ービスのサーチを開始する。
【0020】ステップS2:単一のアンサンブルの中か
らプログラムタイプをサーチする狭域モードのサーチ
か、複数のアンサンブルにわたってプログラムタイプを
サーチする広域モードのサーチか、いずれかを選択す
る。これはキーボード12上でユーザがモード登録する
か、あるいはサーチ釦の押し方(例えばダブルプッシ
ュ)等で定めることができる。
【0021】ステップS3:ステップS2による判断が
狭域指定であるとき、本ステップS3に進み、サーチを
行う。 ステップS4:ステップS2による判断が広域指定であ
るとき、本ステップS4に進み、サーチを行う。図4は
サーチモードの選択のステップの第2例を示すフローチ
ャートである。
【0022】本図において、 ステップS5:狭域サーチモード(ステップS3に相
当)でサーチする。 ステップS6:上記のサーチによって要求プログラムタ
イプすなわち聴取希望のプログラムタイプがあるかない
か(有/無)を判定する。 ステップS7:要求プログラムタイプがないとき
(無)、今度は広域サーチモード(ステップS4に相
当)に移行する。
【0023】要求プログラムタイプがあれば(有)、ス
ピーカ(SP)8よりこれを聴取する。図5はサーチモ
ードの選択のステップ第3例を示すフローチャートであ
る。本図において、 ステップS8:狭域サーチモード(ステップS3に相
当)でサーチする。
【0024】ステップS9:要求プログラムタイプすな
わち聴取希望のプログラムタイプがあるかないか(有/
無)を判定する。 ステップS10:次のステップS11、すなわち広域サ
ーチモード(ステップS4に相当)に進むか否か(有効
/無)を判断する。 ステップS11:有効ならば本ステップS11を実行す
る。
【0025】なお、ステップS10の判断は、キーボー
ド12上でユーザがマニュアルで指定することもでき
る。本発明は上述した機能を備えたDAB受信機におい
て、既述の第1〜6の態様〜を実施する。図6は本
発明に係る第1の態様を表すフローチャートである。
【0026】本図において、 ステップS21:所望のプログラムタイプをサーチす
る。 ステップS22:所望のプログラムタイプが所定の数
(例えば、3または4)揃ったら、上記ステップS21
でのサーチをストップする。このように第1の態様
は、上記サーチの結果、該当のプログラムタイプの候補
が複数存在するとき、所定の数だけ候補が揃った時点で
サーチを終了することを特徴とする。
【0027】これにより、サーチ時間の短縮を図ること
ができる。なお上記の所定の数は、キーボード12上で
ユーザが任意に指定して、その数をRAM15に保存し
ておくことができる。図7は図6の処理の具体例を示す
フローチャートである。本図において、 ステップS23:サーチを終了させるための終了モード
が、ノーマル(通常)か、上記ステップS22(図5)
によるか、いずれであるかを判定する。
【0028】ステップS24:ステップS22による終
了モードのときは、さらに、上述した所定の数(例え
ば、3または4)すなわち終了条件数を、例えばRAM
15から読み込む。 ステップS25:図5のサーチ処理を実行する。 ステップS26:ステップS23の判定の結果が“ノー
マル”であれば、ノーマルサーチ処理、すなわち受信可
能な全てのプログラムタイプをサーチする。
【0029】図8は本発明に係る第2の態様を表すフ
ローチャートである。本図において、 ステップS27:所望のプログラムタイプをサーチす
る。 ステップS28:上記サーチにおいて測定した各アンサ
ンブルの受信レベルを取得する。この受信レベルは、無
線受信部(RF)2において検出可能である。
【0030】ステップS29:サーチしたサービスとそ
のときの受信レベルとをリンクさせて記憶させておく。
この記憶はRAM15にて行う。このように第2の態様
は、複数のアンサンブルにわたってプログラムタイプ
をサーチするとき、サーチしたプログラムタイプとその
ときの受信レベルとをリンクさせて記憶することを特徴
とする。
【0031】これによりユーザは受信品質の良好なサー
ビスを選択することができる。図9は図8の処理のさら
に好適な処理を表すフローチャートである。本図におい
て、 ステップS30:図8の処理を行う。 ステップS31:ステップS30でのサーチによりサー
ビスを複数取得したか否か判断する。
【0032】ステップS32:サービスを複数取得した
ときは、受信レベルの良好なものから順番にソートして
ユーザに対し表示する。その後、ユーザは、受信レベル
の良好なものの中から所望のサービスを選択する。これ
により受信品質の良好なサービスを容易に選択可能とな
る。図10は本発明に係る第3の態様を表すフローチ
ャートである。
【0033】本図において、 ステップS33:サービス受信によりプログラムタイプ
を取得する。 ステップS34:取得したプログラムタイプに好適な音
場で再生を行う。ポップやロック等、種々のミュージッ
クジャンルに適した音場制御を行うために、プログラム
タイプが特定されたとき、このプログラムタイプに合っ
た音場を設定する。
【0034】マイコン11は、チャンネルデコード部4
の出力から、選択されたプログラムタイプでの上記ミュ
ージックジャンルを知ることができる。そこでマイコン
11は、このミュージックジャンルに好適な音場を例え
ばRAM15から検索して設定する。周知のように音場
制御はイコライザ処理により実現され、そのため各種フ
ィルタ係数はROM16に格納される。
【0035】このフィルタ係数に基づきDSP13に
て、オーディオデコード部5からのディジタル出力にイ
コライザ処理を加えて、目的とする音場がスピーカ8よ
り提供される。図11は音場設定の一例を示すフローチ
ャートである。本図において、 ステップS35:どのプログラムタイプにはどの音場が
最適か、ユーザが自ら予め決定し、これを例えばRAM
15に格納しておく。
【0036】ステップS36:プログラムタイプが選択
されたら、このプログラムタイプに対して予め設定され
た音場にて再生を行う。図12は音場再生の指示の仕方
を表すフローチャートである。本図において、 ステップS37:音場制御を自動で行うかユーザがマニ
ュアルで行うかを判別する。
【0037】ステップS38:自動音場制御の指示がユ
ーザから与えられているときは、前述したステップS3
5(図11)で設定された、プログラムタイプ別の音場
指定データをRAM15から読み込む。 ステップS39:目的とする図10に示す音場再生処理
を行う。図13は本発明に係る第4の態様を表すフロ
ーチャートである。
【0038】本図において、 ステップS40:最後のプログラムタイプ(およびその
サービス)を記憶する。 ステップS41:DAB受信モードに復帰する。 ステップS42:復帰時のプログラムタイプと、ステッ
プS40で記憶したラストプログラムタイプとを比較す
る。
【0039】ステップS43:その比較の結果、ラスト
プログラムと異なっていれば(変化)、ラストプログラ
ムと同一のプログラムタイプをサーチする。このように
第4の態様は、受信モードにおいて最後に聴取してい
たプログラムタイプを記憶し、受信モードに復帰すると
き、記憶していた最後のプログラムタイプをサーチする
ことを特徴とする。
【0040】これにより、例えば野球放送を聞いていた
ユーザが途中で交通情報ニュースに切り換えて、その
後、再び野球放送に戻りたいときに簡単に元に戻ること
ができる。図14は図13の処理に付加することのでき
るステップを表す図である。本図において、 ステップS44:自動サーチモードはオンに設定されて
いるかオフに設定されているか判定する。自動サーチモ
ードにするか否かは、キーボート12上でユーザが指定
することができる。
【0041】ステップS45:自動サーチモードがオン
に設定されていれば、図13の処理を実行する。例えば
野球放送の後半を聞いている途中で、例えば車から降り
たような場合、再び車に戻るのが例えば1時間半後の予
定であるならば、再び野球放送を聞ける可能性は少ない
(当該放送は終了している)。このようなときは、自動
サーチモードをオフにしておくのがよい。
【0042】図15は本発明に係る第5の態様を表すフ
ローチャートである。本図において、 ステップS46:プログラムタイプのサーチが終了す
る。 ステップS47:上記のサーチにおいて要求プログラム
タイプがあったか否か(有/無)か判断する。
【0043】ステップS48:もしその要求プログラム
がなければ(無)、そのプログラムタイプを予約する。
このように第5の態様は、聴取希望のプログラムタイ
プをサーチできなかったとき、そのプログラムタイプを
予約してプログラムタイプ自動サーチを実行することを
特徴とする。
【0044】これにより、例えば野球放送を聞こうとし
たが、どの局も未だその放送を開始しておらず、その開
始待ちとなったユーザは、キーボード12上で予約モー
ドを指定しておくことができる。こうすると、希望の野
球放送が開始するのと同時にその放送を聞くことができ
る。あるいはその放送が開始したことを例えばビープ音
でユーザに知らせるようにしてもよい。
【0045】図16は、図15の処理に付加することの
できるステップを表す図である。本図において、 ステップS49:予約機能が有効か無効か判定する。こ
れはキーボード12上でユーザが指定することができ
る。 ステップS50:予約機能が有効なときのみ、図14の
処理を行う。
【0046】なお、このステップS49についてのユー
ザの指定は、上記の予約モードを指定するキーボード1
2上のスイッチで兼ねることができる。図17は図15
の処理に付加することのできるステップを表す図であ
る。本図において、 ステップS51:予約タイムアウト時間を設定する。つ
まり、予約は無制限に行うのではなく、ある時間を決め
て設定する。
【0047】ステップS52:図16に示した処理を実
行する。 ステップS53:タイムアウトか否か判定する。 ステップS54:予め定めたタイムアウト時間が経過し
たら(タイムアウト)、上記の予約機能を取り消す。か
くのごとく、予約のタイムアウト時間を予め設定し、そ
のタイムアウト時間の経過後に予約を解除するようにす
れば、例えば野球放送のように大体試合時間が決まって
いる場合には、そのような試合時間を大幅に経過してま
で予約遂行のための無駄なサーチをしなくて済む。
【0048】図18は予約解除の一形態を表すフローチ
ャートである。本図において、 ステップS55:予約しておいたプログラムタイプ(上
記の例で野球放送)が、予約が実現してアクティブにな
る。 ステップS56:その時点で予約を解除するか否か判断
する。この決定はユーザがキーボード12上で行う。
【0049】ステップS57:上記の判断により予約解
除をするならば、そのための処理を行う。ユーザが上記
予約中に例えばCDによる音楽を聞き始めたようなとき
に有効である。図19は予約解除の他の一形態を表すフ
ローチャートである。
【0050】本図において、 ステップS58:ユーザがDAB受信モードから離れ
る。 ステップS59:予約機能を解除する。例えば車載用の
DAB受信機ならば、ユーザが何らかの要因でDAB受
信モードから離れるとき、すなわち車から降りてしうま
ときは、最早予約をしておく意味がないからこれを解除
する。
【0051】図20は予約解除のさらに他の一形態を表
すフローチャートである。本図において、 ステップS60:予約の自動解除機能がオンかオフかを
判定する。これはユーザが決定する。 ステップS61:自動解除機能がオン(アクティブ)で
あるときは、図19に示す処理を実行する。
【0052】図21は本発明に係る第6の態様を表す
フローチャートである。本図において、 ステップS62:DAB受信モード外から、DAB受信
モードへ移行する。 ステップS63:その移行後、要求プログラムタイプを
サーチしそれがあるかないか(有/無)を判定する。
【0053】ステップS64:要求プログラムタイプが
なければ(無)、元のDAB受信モード外のサービスモ
ードに戻る。このように第6の態様では、DAB受信
モード以外のサービスモードからこのDAB受信モード
に遷移し、聴取希望のプログラムタイプをサーチしたと
きに当該聴取希望のプログラムタイプが存在しないと
き、再び元の前記ディジタルオーディオ放送受信モード
以外のサービスモードに戻ることを特徴とする。
【0054】これにより、例えばCDからの音楽によっ
て提供されるサービスモードにいるユーザが、例えば野
球放送等の希望のプログラムタイプを選択した場合、し
かしそのような要求プログラムタイプが存在しなかった
場合には、簡単に再び元のサービスモードに戻ることが
できる。図22は図21の処理に付加することのできる
ステップを表すフローチャートである。
【0055】本図において、 ステップS65:自動リターンモードがオンかオフか判
定する。このモードのオンかオフかはユーザが予め指定
する。 ステップS66:自動リターンモードがオンのときに、
上記図20の処理を実行する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、D
AB受信機において、ユーザにとって一層便利でしかも
高機能なサービス提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するのに好適なDAB受信機の一
例を示す図である。
【図2】本発明によるサービス提供方法の各態様を表す
図である。
【図3】サーチモードでの選択のステップの第1例を示
すフローチャートである。
【図4】サーチモードでの選択のステップの第2例を示
すフローチャートである。
【図5】サーチモードでの選択のステップの第3例を示
すフローチャートである。
【図6】本発明に係る第1の態様を表すフローチャー
トである。
【図7】図6の処理の具体例を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明に係る第2の態様を表すフローチャー
トである。
【図9】図8の処理のさらに好適な処理を表すフローチ
ャートである。
【図10】本発明に係る第3の態様を表すフローチャ
ートである。
【図11】音場設定の一例を示すフローチャートであ
る。
【図12】音場再生の指示の仕方を表すフローチャート
である。
【図13】本発明に係る第4の態様を表すフローチャ
ートである。
【図14】図13の処理に付加することのできるステッ
プを表す図である。
【図15】本発明に係る第5の態様を表すフローチャ
ートである。
【図16】図15の処理に付加することのできるステッ
プを表す図である。
【図17】図15の処理に付加することのできるステッ
プを表す図である。
【図18】予約解除の一形態を表すフローチャートであ
る。
【図19】予約解除の他の一形態を表すフローチャート
である。
【図20】予約解除のさらに他の一形態を表すフローチ
ャートである。
【図21】本発明に係る第6の態様を表すフローチャ
ートである。
【図22】図21の処理に付加することのできるステッ
プを表す図である。
【図23】DABの仕様に準拠した放送信号形態を階層
構造で表す図(その1)である。
【図24】DABの仕様に準拠した放送信号形態を階層
構造で表す図(その2)である。
【図25】プログラムタイプの具体例を表す図である。
【符号の説明】 …第1の態様 …第2の態様 …第3の態様 …第4の態様 …第5の態様 …第6の態様

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信可能なサービス一覧をユーザに対し
    表示して聴取希望のプログラムタイプを指定させて、単
    一のアンサンブルの中からまたは複数のアンサンブルに
    わたって当該プログラムタイプをサーチする機能を備え
    たディジタルオーディオ放送用受信機において、 上記サーチの結果、該当の前記プログラムタイプの候補
    が複数存在するとき、所定の数だけ候補が揃った時点で
    前記サーチを終了することを特徴とするディジタルオー
    ディオ放送用受信機におけるサービス提供方法。
  2. 【請求項2】 受信可能なサービス一覧をユーザに対し
    表示して聴取希望のプログラムタイプを指定させて、単
    一アンサンブルの中からまたは複数のアンサンブルにわ
    たって当該プログラムタイプをサーチする機能を備えた
    ディジタルオーディオ放送用受信機において、 複数のアンサンブルにわたって前記プログラムタイプを
    サーチするとき、サーチしたプログラムタイプとそのと
    きの受信レベルとをリンクさせて記憶することを特徴と
    するディジタルオーディオ放送用受信機におけるサービ
    ス提供方法。
  3. 【請求項3】 前記受信レベルの良好なものから順番に
    ソートしてユーザに対し表示する請求項2に記載のサー
    ビス提供方法。
  4. 【請求項4】 受信可能なサービス一覧をユーザに対し
    表示して聴取希望のプログラムタイプを指定させて、単
    一アンサンブルの中からまたは複数のアンサンブルにわ
    たって当該プログラムタイプをサーチする機能を備えた
    ディジタルオーディオ放送用受信機において、 サーチした前記プログラムタイプに好適な音場を設定す
    ることを特徴とするディジタルオーディオ放送用受信機
    におけるサービス提供方法。
  5. 【請求項5】 受信可能なサービス一覧をユーザに対し
    表示して聴取希望のプログラムタイプを指定させて、単
    一アンサンブルの中からまたは複数のアンサンブルにわ
    たって当該プログラムタイプをサーチする機能を備えた
    ディジタルオーディオ放送用受信機において、 受信モードにおいて最後に聴取していた前記プログラム
    タイプを記憶し、 受信モードに復帰するとき、記憶していた最後の前記プ
    ログラムタイプをサーチすることを特徴とするディジタ
    ルオーディオ放送用受信機におけるサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 受信可能なサービス一覧をユーザに対し
    表示して聴取希望のプログラムタイプを指定させて、単
    一アンサンブルの中からまたは複数のアンサンブルにわ
    たって当該プログラムタイプをサーチする機能を備えた
    ディジタルオーディオ放送用受信機において、 前記聴取希望のプログラムタイプをサーチできなかった
    とき、 そのプログラムタイプを予約してプログラムタイプ自動
    サーチを実行することを特徴とするディジタルオーディ
    オ放送用受信機におけるサービス提供方法。
  7. 【請求項7】 前記予約のタイムアウト時間を予め設定
    し、該タイムアウト時間の経過後に該予約を解除する請
    求項6に記載のサービス提供方法。
  8. 【請求項8】 受信可能なサービス一覧をユーザに対し
    表示して聴取希望のプログラムタイプを指定させて、単
    一アンサンブルの中からまたは複数のアンサンブルにわ
    たって当該プログラムタイプをサーチする機能を備えた
    ディジタルオーディオ放送用受信機において、 ディジタルオーディオ放送受信モード以外のサービスモ
    ードから該ディジタルオーディオ放送受信モードに遷移
    し、前記聴取希望のプログラムタイプをサーチしたとき
    に当該聴取希望のプログラムタイプが存在しないとき、
    再び元のディジタルオーディオ放送受信モード以外のサ
    ービスモードに戻ることを特徴とするディジタルオーデ
    ィオ放送用受信機におけるサービス提供方法。
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WO2009084089A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Pioneer Corporation 受信装置、受信制御方法、受信制御プログラム及び記録媒体

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