JP2000031847A - Dab受信システム - Google Patents

Dab受信システム

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JP2000031847A
JP2000031847A JP19556398A JP19556398A JP2000031847A JP 2000031847 A JP2000031847 A JP 2000031847A JP 19556398 A JP19556398 A JP 19556398A JP 19556398 A JP19556398 A JP 19556398A JP 2000031847 A JP2000031847 A JP 2000031847A
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frequency
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DABによって提供される各種情報を有効に
利用するためのシステムを提供する。 【解決手段】 DAB受信システムは、DAB受信機、
現在位置検出装置、及び表示装置を備えている。DAB
受信機は領域定義情報と該領域の周波数情報を入手する
手段、及び前記現在位置検出装置で検出した現在位置と
前記DAB受信機で入手した領域定義情報から現在位置
が含まれる領域のID記号を検索する手段を有し、検索
されたID記号の領域に存在する周波数情報を前記表示
装置に表示する。ユーザは表示された周波数情報から希
望するサービスを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DAB受信システ
ムに関し、特にDABで提供される各種の情報を利用
し、ユーザーがサービスをより利用し易くしたDAB受
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】CD並の音質で、移動体でもマルチパス
の影響を受けない安定な受信が可能な、DAB(Digital
Audio Broadcasting:ディジタルオーディオ放送) と名
付けられたディジタル音声放送の方式がヨーロッパで開
発された。このDABシステムは移動体用に開発された
ディジタル音声放送システムで、移動体では避けられな
いマルチパス障害に強い変調方式としてOFDM(Ortho
gonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分
割多重) を採用している。この方式は直交する多数のキ
ャリアに情報を分割し、周波数軸上で分散化するため、
マルチパスで発生する周波数選択特性のフェージングの
影響を受けにくい。
【0003】DAB信号は、放送局でOFDM変調され
る。この場合複数のサブチャンネルが使用されるが、複
数のサブチャンネルをアンサンブルという。DAB受信
機は1つのアンサンブルの周波数を受信し、この1つの
アンサンブルの周波数で音楽、データ等複数のサービス
の中から少なくとも1つのサービスを受けることができ
る。また,他のアンサンブルの周波数を選択すれば、そ
のアンサンブルの複数のサービスの中から1つのサービ
スを受けることができる。
【0004】図1は、DABの場合の受信チャンネルの
設定を表したものである。横軸は周波数を表しており、
アンサンブルAとアンサンブルBが示されている。アン
サンブルAの中心周波数は229.072 MHz で帯域幅は1.5M
Hzである。アンサンブルAには複数のサービス、即ち、
番組サービス1、番組サービス2、番組サービス3、─
─が含まれている。従って、DAB受信機のユーザー
は、まず、ある1つのアンサンブル、例えばアンサンブ
ルAの周波数でDAB信号を受信し、そのアンサンブル
周波数に対応する複数のサービスの中から1つのサービ
スを受けることができる。このサービスが所望のサービ
スと異なれば、次のサービスを受けるというように、1
つのアンサンブルの周波数で受けることのできるサービ
スの中から1つを選択し設定する。また、アンサンブル
Aにおいて所望のサービスが見つからない場合は、アン
サンブルBの周波数を受信し、アンサンブルBの周波数
に対応する複数のサービスの中から所望のサービスを受
けることができる。
【0005】DABはディジタルデータを送信してお
り、これらのデータで音声放送、文字放送、画像放送、
及びこれらの組み合わせの番組サービスを受信者に提供
する。なお、DABのアンサンブルは、例えば、5つの
ステレオ番組サービスと1つのデータサービスを提供で
きる容量を有しており、例えば、1つのアンサンブルに
おいて5つのステレオ番組から音声放送を、そして、1
つのデータサービスからニュース等を文字データで受信
できる。なお、サービスの数は容量の範囲内であれば増
減することができる。
【0006】図2はドイツにおけるDABのアンサンブ
ルの例である。例1に示したアンサンブルでは、アンサ
ンブル名が”DAB Dusseldorf" で、サービスは番組サー
ビスの”Radio RSG"以下4つ含まれている。例2に示し
たアンサンブルでは、アンサンブル名が"NRW K12" であ
り、サービスは番組サービスの”EINSLIVE" 以下7つと
データサービスの"NACHERICHTEN"以下4つが含まれてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】DABでは、ある領域
を緯度と経度で定義した領域定義情報、トランスミッタ
グループで定義した領域定義情報、ある領域に存在する
アンサンブルとアンサンブルが提供される周波数情報、
サービス情報、トランスミッタの位置を緯度と経度で定
義するTIIデータベース情報等の各種情報が提供され
る。しかしながら、これらの情報を有効に利用する手段
は十分に開発されていない。
【0008】従って、本発明の目的はこれらDABによ
って提供される各種情報を有効に利用するためのシステ
ムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明DAB受信システ
ムは、DAB受信機、現在位置検出装置、及び表示装置
を備えており、DAB受信機は領域定義情報と該領域の
周波数情報を入手し、現在位置検出装置で検出した現在
位置と前記DAB受信機で入手した領域定義情報から現
在位置が含まれる領域のID記号を検索し、検索された
ID記号の領域に存在する周波数情報を表示装置に表示
し、表示された周波数情報から希望するサービスを選択
できるようにしたものである。
【0010】また、本発明DAB受信システムは、地図
データが格納された記憶装置を備え、記憶装置から所望
の領域の地図を読み出して前記表示手段に表示させ、読
み出された領域の情報と領域定義情報から現在位置が含
まれる領域のID記号を検索し、検索されたID記号の
領域に存在する周波数情報を前記表示装置に表示するも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】図3は、DAB伝送信号のフレー
ム構造を示したものであり、フレーム同期チャンネル、
FIC(Fast Information Channel)、MSC(Main S
ervice Channel)の各チャンネルからなる。フレーム同
期チャンネルに続いてFICがあり、ここに多重化の配
列(設定)、サービスの名称(ラベル)、ページング・
コード、トラフィック・メッセージ制御などの情報が含
まれている。FICは複数のFIB(Fast Information
Block)からなり、FIBは30バイトのデータフィー
ルドと誤り訂正用のCRC(Cyclic Redundancy Check
)からなる。また、FIBは複数のFIG(Fast Info
rmation Group)を有し、各FIGはFIGのタイプ
(MCI、SI、FIDC)を識別する3ビットのFI
Gタイプと5ビットのLengthからなるFIGヘッダー
と、FIGデータフィールドからなる。そして、このF
IGに後述する領域定義情報、周波数情報、トランスミ
ッタ識別情報データベース等のデータが含まれている。
MSCはオーディオやデータの伝送用であり、時間軸上
に多重化された様々なデータブロックを含んでいる。ま
た、これらのサービス・コンポーネントの数は可変とな
っている。そして、NULLシンボルを除く全てのシン
ボルには、先頭にガードインタバルが設けられており、
マルチパスによる符号間干渉が起こらないようにしてい
る。
【0012】図4はDABにより提供される各種情報を
示した表である。図4において、FIG(0/11)に
はRegion definition (領域定義情報データ)が含まれ
ている。FIG(0/11)において( )内は(Type
/Extension)を意味している。FIG(0/11)に
は、ある領域(Regionと記す)を緯度と経度で定義した
領域定義情報と、同じくRegionをアンサンブルの送信所
であるトランスミッタグループ(Main及びSub )で定義
した領域定義情報とが含まれている。FIG(0/2
1)にはFrequency information (周波数情報データ)
が含まれている。ここにはRegionに存在するアンサンブ
ル(E )とアンサンブルが提供される複数の周波数(Fr
eq)が含まれている。FIG(0/22)にはTII d
atabase (トランスミッタ識別情報データベース)が含
まれており、トランスミッタ(Main,Sub )の位置を緯
度と経度で定義した情報が含まれている。FIG(0/
24)にはOE Service(他のアンサンブルのサービスデ
ータ)が含まれており、あるサービス(S と記す)が提
供される複数のアンサンブル(E )の情報が含まれてい
る。FIG(1/0)にはEnsemble Label( アンサンブ
ルラベルデータ) が含まれており、アンサンブルのID
(E Id)で指定したあるアンサンブルのラベルを定義す
る情報が含まれている。FIG(1/1)にはProgramm
e Service Label(番組サービスラベルデータ) が含まれ
ており、サービスのID(S Id)で指定したある番組サ
ービスのラベルを定義する情報が含まれている。FIG
(1/5 )にはData Service Label( データサービスラ
ベルデータ) が含まれており、サービスのID(S Id)
で指定したあるデータサービスのラベルを定義する情報
が含まれている。
【0013】図5は、DAB受信装置において、DAB
から情報を受信し選択する手順を示したものである。ま
ず、DABの受信装置Rの操作部を操作して1つのア
ンサンブルを選択する。ユーザーがアンサンブルを選択
すると、CPUが選択したアンサンブルのFICを取
得する。FICを取得すると複数のサブチャンネル、即
ち、サービス情報が表示されるので、ユーザーはその
中から1つのサブチャンネルを操作部を操作して選択す
る。すると、CPUが選択されたサブチャンネルに切
替える。以上の手順によりユーザーはアンサンブルの中
の1つのサービスを受け、所望の番組を受信すること
ができる。また、最初に選択したアンサンブルに所望の
サービスがなかった場合は、別のアンサンブルを選択し
て同じ動作を繰り返せばよい。
【0014】図6は、本発明のDAB受信システムの構
成の概要を示した図である。図において1はDAB受信
機のアンテナであり、2はDAB受信機である。DAB
受信機2には、マイコン21と受信されたデータが記憶
されるメモリ22が設けられている。3は現在位置検出
装置で、例えばGPS信号に基づいて自車の現在位置の
緯度と経度を検出する。あるいは距離センサ及び方位セ
ンサからのデータに基づいて現在位置を検出する。4は
表示装置である。
【0015】次に図6に示されたDAB受信システムの
構成に基づいて本発明の動作を説明する。まず、DAB
受信機2から領域定義情報を入手する。一方、現在位置
検出装置3により自車の現在位置の緯度と経度を検出す
る。領域定義情報は、図4のFIG(0/11)に示さ
れているようにDABから提供される。例えば、図7の
点線の四角で示す領域は、対角線上にある2点x、yの
緯度と経度で定義され、定義された領域には、例えば
「Region Id 1 」、「Region Id 2 」のように領域のI
D記号(Region Id )が与えられている。従って、領域
定義情報としては、その領域のID記号と、その領域の
対角線上にある2点の緯度と経度であるx(00,00) 、y
(00,00) のデータが含まれる。DAB受信機は常時領域
定義情報を入手し、これら領域定義情報のデータはメモ
リ22に格納される。
【0016】DAB受信機のマイコン21は、検出され
た現在位置の緯度、経度に基づいて、メモリ22に格納
されている領域定義情報データから現在位置が含まれる
領域のID記号を検索する。例えば図7において、黒い
三角で示す位置が現在位置であるとすると、現在位置が
含まれる領域のID記号は「Region Id 2 」となる。領
域のID記号が判明すると、マイコン21は領域「Regi
on Id 2 」に存在するアンサンブルのID記号(E Id)と
アンサンブルの中心周波数(以下、アンサンブルを提供
する周波数又は単に周波数と記す)のID記号(Freq)を
含む周波数情報をメモリ22から検索する。この周波数
情報もDAB受信機2により常時受信され、メモリ22
に格納されている。なお、上記の場合、アンサンブルと
周波数の関係を示す情報を周波数情報としているが、後
述するように、アンサンブル−周波数−サービスの3者
のいずれかの関係を示す情報をすべてここでは「周波数
情報」とする。
【0017】検索されたアンサンブルのID記号(E Id)
と図1に示すアンサンブルの周波数(229.072 MHz )の
ID記号(Freq)は、例えば図8に示されているようなリ
スト形式で周波数情報として表示装置4に表示される。
図8に示されているように、あるアンサンブルを提供す
る周波数は1つとは限らず、複数の場合もある。図8に
示すリストではIDがE Id 1であるアンサンブルが提供
される周波数は、Freq1, Freq 2, Freq 3, --- と複数
ある。ユーザは例えば、選択対象として周波数を指定
し、ここに表示された周波数の中から希望するサービス
を提供している周波数を選択し、このサービスを選択し
て設定し、このサービスを受信をすることができる。
【0018】なお、図7は現在位置を含む領域の地図を
地図データベースから取り出して現在位置と共に表示し
てあるが、本発明では現在位置の領域のID記号を判別
するために必ずしも図7のように地図を表示する必要は
ない。図9は本発明DAB受信システムをナビゲーショ
ン装置と組み合わせた場合の構成を示した図である。図
において1はDAB受信機のアンテナであり、2はDA
B受信機である。DAB受信機2には、マイコン21と
受信されたデータが記憶されるメモリ22が設けられて
いる。一方、点線の枠で示したナビゲーション装置には
CPU5、現在位置検出装置3、及び表示装置4が設け
られている。
【0019】図6と異なるのは、DAB受信機2のマイ
コン21がナビゲーション装置のCPU5と接続され、
ナビゲーション装置の現在位置検出装置3及び表示装置
4が、本発明のための現在位置検出装置及び表示装置と
しても用いられていることである。なお、ナビゲーショ
ン装置の構成としては図9に示した構成要素の他に道路
地図等を格納した記憶装置等が含まれるが、この図では
省略してある。
【0020】次に図9に示されたDAB受信システムの
構成に基づいて本発明の動作を説明する。まずナビゲー
ション装置の現在位置検出装置3により自車の現在位置
の緯度と経度を検出する。一方、DAB受信機2から領
域定義情報を入手し、メモリ22に格納する。また、D
AB受信機のマイコン21は、検出された現在位置の緯
度、経度のデータをCPU5を介して入手する。そし
て、この現在位置のデータに基づいてメモリ22に格納
されている領域定義情報データから現在位置が含まれる
領域のID記号を検索する。現在位置の領域のID記号
が判明すると、マイコン21は現在位置の領域に存在す
るアンサンブルのID記号とアンサンブルが提供される
周波数のID記号をメモリ22から検索する。検索され
たアンサンブルのID記号と周波数のID記号はCPU
5に送られ、CPU5はマイコン21から送られた信号
に基づいてこれらのID記号を図8に示されているよう
に表示装置4に表示する。以下、サービスを受信するた
めの動作は図6の場合と同じである。
【0021】図10は、本発明のDAB受信システムの
別の実施形態の構成の概要を示した図である。図におい
て1はDAB受信機のアンテナであり、2はDAB受信
機である。DAB受信機2には、マイコン21と受信さ
れたデータが記憶されるメモリ22が設けられている。
4は表示装置で、6は地図データが予め格納されたCD
−ROM、ICカード、ハードディスク等の記憶装置で
ある。
【0022】次に図10に示されたDAB受信システム
の構成に基づいて動作を説明する。まず、DAB受信機
のマイコン21は、ユーザーの指示により現在位置とは
関係なく、所望の領域の地図を記憶装置6から読み出し
て表示装置4に表示する。一方、DAB受信機2は領域
定義情報を入手する。領域定義情報の内容は図4におい
て先に説明した通りである。入手した領域定義情報のデ
ータはメモリ22に格納される。
【0023】DAB受信機のマイコン21は、前記所望
の領域の地図を記憶装置6から読み出す指令をする際、
読み出される地図の領域の緯度、経度をメモリ22に記
憶する。そして、読み出され表示装置4に表示された地
図の緯度、経度に基づいて、メモリ22に格納されてい
る領域定義情報データから、表示された地図の領域を含
む領域のID記号、あるいは表示された地図の領域に含
まれる領域のID記号を検索する。図11は表示された
地図の領域と領域定義情報の領域のID記号との関係を
示した図である。図11(a)は、表示された地図の領
域がID記号が「Region Id X 」の領域に含まれる場合
を示しており、図11(b)は、表示された地図の領域
にID記号が「Region Id A 」〜「Region Id J 」の領
域が含まれる場合を示している。従って、(a)の場
合、表示された地図の領域のID記号は「Region Id X
」であり、(b)の場合、表示された地図の領域のI
D記号は「Region Id A 」〜「Region J」である。この
ように領域のID記号が判明すると、(a)の場合、マ
イコン21は領域「Region Id X 」に存在するアンサン
ブルのID記号(E Id)とアンサンブルが提供される周波
数のID記号(Freq)をメモリ22から検索する。(b)
の場合、マイコン21は領域「Region Id A 」〜「Regi
on Id J 」の各々に存在するアンサンブルのID記号(E
Id)とアンサンブルが提供される周波数のID記号(Fre
q)をメモリ22から検索する。先に述べたようにこれら
の情報はDAB受信機2により常時受信され、メモリ2
2に格納されている。検索されたアンサンブルのID記
号(E Id)と周波数のID記号(Freq)は、例えば図8に示
されているようなリストの形で各領域に表示装置4に表
示される。以下、サービスを受信するための動作は図6
の場合と同じである。
【0024】図12は図10に示されたDAB受信シス
テムをナビゲーション装置と組み合わせた場合の構成を
示した図である。図において1はDAB受信機のアンテ
ナであり、2はDAB受信機である。DAB受信機2に
は、マイコン21と受信されたデータが記憶されるメモ
リ22が設けられている。一方、点線の枠で示したナビ
ゲーション装置にはCPU5、記憶装置6、及び表示装
置4が設けられている。
【0025】図10と異なるのは、DAB受信機2のマ
イコン21がナビゲーション装置のCPU5と接続さ
れ、ナビゲーション装置の記憶装置6及び表示装置4
が、本発明のための記憶装置及び表示装置としても用い
られていることである。なお、ナビゲーション装置の構
成としては図12に示した構成要素の他に現在位置検出
装置等が含まれるが、この図では省略してある。
【0026】次に図12に示されたDAB受信システム
の構成に基づいて動作を説明する。まず、ナビゲーショ
ン装置のCPU5は、ユーザーの指示により現在位置と
は関係なく、任意の領域の地図を記憶装置6から読み出
して表示装置4に表示する。一方、DAB受信機2は領
域定義情報を入手し、メモリ22に格納する。CPU5
は前記任意の領域の地図を記憶装置6から読み出す指令
をする際、読み出される地図の領域の緯度、経度をマイ
コン21を介してメモリ22に記憶する。マイコン21
は、読み出され表示装置4に表示された地図の緯度、経
度に基づいて、メモリ22に格納されている領域定義情
報データから、表示された地図の領域を含む領域のID
記号、あるいは表示された地図の領域に含まれる領域の
ID記号を検索する。ID記号が判明すると、マイコン
21はそのID記号の領域に存在するアンサンブルのI
D記号(E Id)とアンサンブルが提供される周波数のID
記号(Freq)をメモリ22から検索する。検索されたアン
サンブルのID記号(E Id)と周波数のID記号(Freq)
は、図8に示されているように表示装置4に表示され
る。以下、サービスを受信するための動作は図6の場合
と同じである。
【0027】上記図6、9、10、12に示した本発明
DAB受信システムの説明では、図4の領域定義情報デ
ータとして、ある領域を直接緯度と経度で定義した領域
のID記号を用いたが、アンサンブルの送信所であるト
ランスミッタグループで定義した領域定義情報データを
用いることもできる。この場合は、図4のFIG(0/
11)の内容の項の(2)に示されているように、領域
IDの「Region Id 」は主トランスミッタ「Main」と副
トランスミッタ「Sub 」を含んでおり、これら「Main」
と「Sub 」よりなるトランスミッタグループで領域が定
義される。FIG(0/22)のTIIdatabase(トラ
ンスミッタ識別情報データベース)に示されているよう
に、主トランスミッタのIDである「Main Id 」はその
緯度と経度のデータを有している。また、副トランスミ
ッタのIDである「Sub Id」は「Main Id 」からの緯度
と経度のオフセット分のデータを有している。従って、
「Main Id 」と「Sub Id」よりなるトランスミッタグル
ープで定義される領域「Region Id 1 」は図13に示す
領域となる。即ち、「Main Id 10」の緯度と経度を
(x,y)とすると、「Sub Id 10 〜14」の「Main Id
10」からの緯度と経度のオフセットを「Main Id 10」の
緯度、経度(x,y)にそれぞれ加えると、「Sub Id 1
0 〜14」は図13に示す地点となり、これらの地点に囲
まれた領域が「Region Id 1 」となる。この「Region I
d 1 」に含まれる領域の緯度と経度と、現在位置あるい
は表示装置に表示された地図の領域の緯度、経度から、
現在位置や地図上の領域の領域IDを検索することがで
き、さらに検索された領域IDからそのID記号の領域
に存在するアンサンブルのID記号(E Id)とアンサンブ
ルが提供される周波数のID記号(Freq)をメモリ22か
ら検索することができる。そして検索されたアンサンブ
ルのID記号(E Id)と周波数のID記号(Freq)は、図8
に示されているように表示装置4に表示される。ユーザ
はここに表示された周波数の中から希望するサービスを
提供している周波数を選択し、このサービスを選択して
設定し、受信をすることができる。なお、先に述べたよ
うに上記トランスミッタグループで定義される領域定義
情報データ、及びトランスミッタ識別情報データベース
に含まれるこれらの緯度、経度の情報はDAB受信機2
により常時受信され、メモリ22に格納されている。
【0028】次に、現在位置検出装置等の位置検出手段
を使用しない場合に、現在位置の領域ID記号を判別す
るための実施形態について説明する。図3に示すDAB
伝送信号のフレームの同期チャンネルのNULLシンボ
ルには、現在受信しているDABのトランスミッタ識別
情報データ(TII)が含まれている。例えば、現在受
信しているDABがトランスミッタ「Main Id 10」と
「Sub Id 10 」から送信されているとすると、「Main I
d 10」と「Sub Id 10 」のデータがNULLシンボルに
含まれている。これらトランスミッタの位置は現在位置
からそれほど離れていないため、これらの緯度、経度か
ら自車のおおよその現在位置がわかる。一方、DAB受
信機2は前記四角形で示す領域定義情報を受信してメモ
リ22に蓄積している。
【0029】そこで、DAB受信機のマイコン21は、
受信しているトランスミッタの緯度、経度に基づいて、
メモリ22に格納されている前記四角形で示す領域定義
情報データから上記緯度、経度が含まれる領域とそれに
隣接する領域のID記号を検索する。領域のID記号が
判明すれば、図8に示すようにその領域に存在するアン
サンブルのID記号と周波数のID記号を入手でき、そ
の中から周波数を選択することができる。
【0030】次に各情報の表示、及び周波数等の選択に
ついて説明する。上記実施形態では、図4のFIG(0
/21)から入手したアンサンブル情報は図8に示すよ
うに「E Id 1」、「E Id 2」のように識別記号で表示さ
れている。しかし、FIG(1/0)からEnsemble Lab
el(アンサンブルラベルデータ)を入手し、図14に示
すようにアンサンブルを識別記号ではなく文字(例え
ば、DUSSELDORF等)で表したラベルで表示す
ることもできる。
【0031】また、上記実施形態では、選択対象として
周波数を指定し、表示された周波数の中から希望するサ
ービスを提供する周波数を選択しているが、選択対象と
してアンサンブルを指定し、あるアンサンブルを選択
し、そのアンサンブルが提供される複数の周波数を順次
受信し、信号レベルが最大となる周波数を選定すること
もできる。あるいは前記複数の周波数のうち、最初に受
信可能な周波数、例えばある一定レベル以上で受信でき
る周波数を発見したとき、その周波数を選択し設定する
こともできる。上記制御はマイコン21により行う。
【0032】また、上記実施形態では、図8に示されて
いるように、周波数情報は「Freq 1」、「Freq 2」のよ
うに識別記号で表示されている。しかし、FIG(1/
1)、FIG(1/5)、FIG(0/24)からProg
ramme Service Label (番組サービスラベルデータ)、
Data Service Label(データサービスラベルデータ)、
OE Service(他のアンサンブルのサービスデータ)を入
手し、図15に示すように文字で表したラベルで表示し
たアンサンブル(ラベル表示)−サービス情報(ラベル
表示)リストを周波数情報として表示し、選択対象とし
てアンサンブルを指定し、希望するサービスを提供する
アンサンブルを選択し、そのアンサンブルが提供される
周波数とサービスを選択し設定することもできる。
【0033】また、上記FIG(1/1)、FIG(1
/5)、FIG(1/24)の3つのデータを用いて、
図16に示すようにサービス情報(ラベル表示)−アン
サンブル(ラベル表示)リスト、即ち、あるサービスを
提供するアンサンブルのリストを周波数情報として表示
し、選択対象としてサービスを指定し、希望するサービ
スを選択し、このサービスを提供する複数のアンサンブ
ルが提供される複数の周波数の中からある周波数を選択
し、希望するサービスを設定することもできる。
【0034】図15、16で示した実施形態では、アン
サンブル又はサービスを選択してそのアンサンブルが提
供される周波数又はそのサービスを提供するアンサンブ
ルが提供される周波数を順次受信し、信号レベルが最大
となる周波数を選定するようにすることもできる。ま
た、受信レベルやマルチパスの等により受信状態が影響
されるが、受信状態の良い周波数を受信するように設定
することもできる。
【0035】図11に示す表示した地図上に自車の現在
位置を表示した場合、図17に示すようにID記号で区
分される各領域毎にそこで提供されるアンサンブルやサ
ービス等の情報を表示することもできる。その際、例え
ば図16に示すリストが表示された場合、現在選択され
ているサービスの色を他のもの異ならせて識別できるよ
うにすることもできる。
【0036】また、図17に示すように、現在位置を含
む領域「Region Id A 」を太線等で枠取りし、現在位置
を含む領域がすぐに判別できるようにすることもでき
る。あるいは、図17に示すように、現在位置が含まれ
る領域「Region Id A 」に表示されたリスト等の情報の
色を他の情報と異ならせて識別できるようにすることも
できる。
【0037】また、カーソルを設け、図18に示すよう
にカーソルのある領域「Region A」の情報のみを表示
し、その他の領域の情報を消去あるいは薄く表示するこ
ともできる。さらに、カーソルをクリックした領域に関
する情報のみを表示し、その他の領域を消去あるいは薄
く表示することもできる。
【0038】図19と20は、表示装置にアンサンブル
のID記号等のリストを表示する場合のフローチャート
を示した図である。フローチャートで示した動作の制御
は図6等に示されているマイコン21により行われる。
図19と20において、まずDAB受信機2により図4
に示した情報の収集が行われメモリ22に格納される
(S1)。情報の収集が完了すると(S2)、現在位置
又は表示された地図の位置を検出する(S3)。そし
て、DABから収集した領域定義情報と現在位置又は表
示された地図の位置のデータから、これらの位置が含ま
れる領域のIDを検索する(S4)。次に、ユーザは表
示するリストのタイプを選択する(S5)と、収集され
た情報に基づいて、マイコン21は検索されたIDの領
域の情報をメモリ22から取り出し、選択されたタイプ
のリストを作成して表示する(S6)。選択されたリス
トが表示されると、ユーザはそのリストから選択対象を
指定する(S7)。例えば図8に示すリストが表示され
た場合、アンサンブル識別記号(E Id)か周波数識別記
号(Freq)を選択対象とすることができる。また、図1
6に示すリストが表示された場合、サービスの識別記号
(S Id)かアンサンブル識別記号(E Id)を選択対象と
することができる。
【0039】S7で選択対象として周波数を指定した場
合(Yes)、ユーザは受信周波数を選択し設定する
(S9)。S8でNoの場合、アンサンブルかサービス
が選択対象として指定されていることになる。S8でN
oの場合であって、アンサンブルが選択対象として指定
されている場合、「最大信号レベルサーチモード」とさ
れているか判断する(S10)。Yesであれば、ユーザ
があるアンサンブルを選択すると、そのアンサンブルが
提供される複数の周波数を順次受信してサーチし最大信
号レベルである周波数を選択し設定する(S11)。
【0040】サービスが選択対象として指定されている
場合、「最大信号レベルサーチモード」とされているか
判断する(S8)。Yesであれば、ユーザがあるサー
ビスを選択すると、そのサービスを提供するアンサンブ
ルが提供される複数の周波数を順次受信してサーチし、
最大信号レベルである周波数を選択し設定する(S1
1)。
【0041】S10で「最大信号レベルサーチモード」と
されていない場合(No)、選択対象としてアンサンブ
ル(E )が指定されているかどうか判断される(S1
2)。Yesであれば、ユーザがあるアンサンブルを選
択すると、選択されたアンサンブルを提供する周波数の
中で初めに受信可能となる周波数をサーチして設定する
(S13)。S12でNoであれば、選択対象としてサービ
スが指定されているため、ユーザがあるサービス選択す
ると、そのサービスを提供するアンサンブルが提供され
る複数の周波数の中から良好に受信可能な周波数をサー
チして選択する(S14)。そして、選択されたサービス
を設定し(S17)、このサービスをDABから受信す
る。
【0042】S9、S11、S13の次に、希望するサービ
スが選択されているかどうか判断される(S15)。これ
らの内、希望するサービスが選択されているのは、S11
においてサービスが選択されている場合であり、この場
合(Yes)は選択されたサービスが設定され(S1
7)、このサービスをDABから受信する。S9とS13
1の場合はサービスは選択されていないため(No)、
現在受信しているアンサンブルが提供する任意のサービ
スを選択されたサービスとし(S16)、選択されたサー
ビスを設定してこのサービスをDABから受信する。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、領域定義情報と現在位
置から、現在位置が含まれる領域で提供されるDABの
サービスの内容が入手でき表示されるので、容易に希望
のサービスを受信することができる。また、現在位置で
なくとも任意の場所の地図を表示し、その領域で提供さ
れるDABのサービスの内容が入手でき表示されるの
で、例えばこれから行く先の場所でどの様なサービスが
受信できるか予め知ることができる。
【0044】また、本発明によれば現在位置検出手段が
なくとも、DABから受信できる情報によりおおよその
現在位置を検出することができる。さらに、本発明シス
テムはナビゲーション装置に組み込み、これと併せて利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DABの受信チャンネルの設定を表した図であ
る。
【図2】ドイツにおけるDABのアンサンブルの例であ
る。
【図3】DAB伝送信号のフレーム構造を示した図であ
る。
【図4】DABにより提供される各種情報を示した表で
ある。
【図5】DAB受信機において、DABから情報を受信
し選択する手順を示した図である。
【図6】本発明DAB受信システムの構成の概要を示し
た図である。
【図7】検出された現在位置及び領域定義情報データか
ら、現在位置が含まれる領域のID記号をどのように検
索するか説明するための図である。
【図8】表示されるアンサンブルと周波数のID記号の
リストを示した図である。
【図9】本発明DAB受信システムをナビゲーション装
置と組み合わせた場合のの構成のを示した図である。
【図10】本発明DAB受信システムの別の実施形態の
構成の概要を示した図である。
【図11】表示された地図の領域、と領域定義情報の領
域のIDとの関係を示した図である。
【図12】図10に示された本発明DAB受信システムを
ナビゲーション装置と組み合わせた場合のの構成のを示
した図である。
【図13】トランスミッタグループで定義される領域を
示す図である。
【図14】アンサンブルをラベルで示した場合のリスト
を示す図である。
【図15】アンサンブル及びサービスをラベルで示した
場合のリストを示す図である。
【図16】サービス−アンサンブルリストを、ラベルで
示した場合のリストを示す図である。
【図17】領域ID毎にその領域に存在する情報のリス
トを表示した図である。
【図18】図17において、特定の領域の情報のみ識別し
て表示した場合の図である。
【図19】その領域に存在する情報のリストを表示する
動作を示したフローチャートである。
【図20】その領域に存在する情報のリストを表示する
動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…DAB受信機 21…マイコン 22…メモリ 3…現在位置検出装置 4…表示装置 5…CPU 6…記憶装置

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DAB受信機、現在位置検出装置、及び
    表示装置を備えたDAB受信システムであって、DAB
    受信機は領域定義情報と該領域の周波数情報を入手する
    手段、及び前記現在位置検出装置で検出した現在位置と
    前記DAB受信機で入手した領域定義情報から現在位置
    が含まれる領域のID記号を検索する手段を有し、検索
    されたID記号の領域に存在する周波数情報を前記表示
    装置に表示する、DAB受信システム。
  2. 【請求項2】 前記領域定義情報を、領域を直接緯度と
    経度で定義した領域定義情報データから得る、請求項1
    に記載のDAB受信システム。
  3. 【請求項3】 前記領域定義情報を、領域をトランスミ
    ッタグループで定義した領域定義情報データ及び前記ト
    ランスミッタの位置を緯度と経度で定義したトランスミ
    ッタ識別情報データベースから得る、請求項1に記載の
    DAB受信システム。
  4. 【請求項4】 前記周波数情報はアンサンブルとアンサ
    ンブルが提供される周波数である、請求項1に記載のD
    AB受信システム。
  5. 【請求項5】 前記周波数情報はアンサンブルとアンサ
    ンブルが提供するサービス、又はサービスとそのサービ
    スが提供されるアンサンブルである、請求項1に記載の
    DAB受信システム。
  6. 【請求項6】 前記現在位置検出装置に代えて、前記D
    AB受信機が受信したトランスミッタの位置からおおよ
    その現在位置を検出する手段を有する、請求項1に記載
    のDAB受信システム。
  7. 【請求項7】 前記現在位置検出装置及び前記表示装置
    はナビゲーション装置に備えられた装置を用いる、請求
    項1項に記載のDAB受信システム。
  8. 【請求項8】 DAB受信機、地図データが格納された
    記憶装置、及び表示装置を備えたDAB受信システムで
    あって、DAB受信機は領域定義情報と該領域の周波数
    情報を入手する手段、及び前記記憶装置から所望の領域
    の地図を読み出して前記表示手段に表示させる手段、及
    び前記読み出された領域の情報と前記領域定義情報から
    現在位置が含まれる領域のID記号を検索する手段を有
    し、検索されたID記号の領域に存在する周波数情報を
    前記表示装置に表示する、DAB受信システム。
  9. 【請求項9】 前記領域定義情報を、領域を直接緯度と
    経度で定義した領域定義情報データから得る、請求項8
    に記載のDAB受信システム。
  10. 【請求項10】 前記領域定義情報を、領域をトランス
    ミッタグループで定義した領域定義情報データ及び前記
    トランスミッタの位置を緯度と経度で定義したトランス
    ミッタ識別情報データベースから得る、請求項8に記載
    のDAB受信システム。
  11. 【請求項11】 前記表示される周波数情報はアンサン
    ブルとアンサンブルが提供される周波数である、請求項
    8に記載のDAB受信システム。
  12. 【請求項12】 前記周波数情報はアンサンブルとアン
    サンブルが提供するサービス、又はサービスとそのサー
    ビスが提供されるアンサンブルである、請求項8に記載
    のDAB受信システム。
  13. 【請求項13】 前記地図データが格納された記憶装
    置、及び前記表示装置はナビゲーション装置に備えられ
    た装置を用いる、請求項8に記載のDAB受信システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記アンサンブルのID記号をラベル
    で表示する、請求項4、5、11、12のいずれか1項に記
    載のDAB受信システム。
  15. 【請求項15】 前記サービスのID記号及び前記アン
    サンブルのID記号の少なくとも一方をラベルで表示す
    る、請求項5又は12に記載のDAB受信システム。
  16. 【請求項16】 前記表示されるアンサンブルとアンサ
    ンブルが提供される周波数の何れか一方を選択対象とし
    て指定する手段を有し、周波数が指定された場合、希望
    するサービスを提供する周波数を選択して設定し、アン
    サンブルが指定された場合、そのアンサンブルが提供さ
    れる周波数のうち信号レベルが最大の周波数をサーチし
    選択して設定する手段を有する、請求項4又は11に記載
    のDAB受信システム。
  17. 【請求項17】 アンサンブルが指定された場合、最初
    に受信可能な周波数を選択し設定する手段を有する、請
    求項16に記載のDAB受信システム。
  18. 【請求項18】 前記表示されるサービスとアンサンブ
    ルの何れか一方を選択対象として指定する手段を有し、
    サービスが指定された場合、希望するサービスを提供す
    るアンサンブルが提供される周波数のうち信号レベルが
    最大の周波数をサーチし選択して設定し、アンサンブル
    が指定された場合、そのアンサンブルが提供される周波
    数のうち信号レベルが最大の周波数をサーチし選択して
    設定する手段を有する、請求項5又は12に記載のDAB
    受信システム。
  19. 【請求項19】 前記表示されるサービスとアンサンブ
    ルの何れか一方を選択対象として指定する手段を有し、
    サービスが指定された場合、希望するサービスを提供す
    るアンサンブルが提供される周波数のうち初めに受信可
    能となる周波数をサーチし選択して設定し、アンサンブ
    ルが指定された場合、そのアンサンブルが提供される周
    波数のうち初めに受信可能となる周波数をサーチし選択
    して設定する手段を有する、請求項5又は12に記載のD
    AB受信システム。
  20. 【請求項20】 各領域毎にその領域において提供され
    る前記周波数情報を表示する、請求項1又は8に記載の
    DAB受信システム。
  21. 【請求項21】 現在選択中のサービスの色を他と異な
    らせて表示する、請求項20に記載のDAB受信システ
    ム。
  22. 【請求項22】 現在位置を含む領域を枠取り表示す
    る、請求項1又は8に記載のDAB受信システム。
  23. 【請求項23】 現在位置を含む領域に表示された情報
    の色を他と異ならせて表示する、請求項1又は8に記載
    のDAB受信システム。
  24. 【請求項24】 カーソルのある領域又はカーソルをク
    リックした領域の情報のみを表示し、他の領域の情報を
    消去又は薄く表示する、請求項1又は8に記載のDAB
    受信システム。
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JP2006005804A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Konica Minolta Photo Imaging Inc システム、方法及び装置
EP1655867A3 (en) * 2004-11-09 2011-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital multimedia broadcast receiver and user interface method thereof

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