JP2006005804A - システム、方法及び装置 - Google Patents

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Yoshie Shimizu
佳恵 清水
Ichiro Kasai
一郎 笠井
Takeshi Endo
毅 遠藤
Atsushi Itsukaichi
敦 五日市
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Abstract

【課題】
ハンズフリーで外界を見つつ映像を見ることができ、しかも携帯性にも優れたシステム、方法及び装置を提供する。
【解決手段】
この表示システムでは、透明板114を有するHMD表示部101が外界を観ることが可能なので、ハンズフリーで外界を見つつ映像を他人に観られずに快適に観ることができる。また、受信端末100に表示部8が設けられているので、受信端末100単独で映像を見ることができる。従って、携帯性を最優先させたい場合には、HMD表示装置200を所持せず受信端末100だけを所持すればよい。また、HMD表示装置200は受信端末100から電源の供給を受けるようしているので、HMD表示装置200自体が電源を持たずにすむ。この点で、HMD表示装置200の重量を軽減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、頭部装着型の装置及び該装置を用いたシステム、方法に関する。
従来、外出先等でテレビ放送等を楽しむための技術として、携帯型のテレビ等が普及している。しかし、テレビの画面が小さいので、映像の細部が見難く迫力に欠ける上に、常に手に持つ等して観る必要がある。このため、例えば外出先等でハンズフリーで長時間テレビ放送を楽しむことは困難である。
このような問題を解決する技術として、例えば頭部装着型のヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mounted Display)を用いる技術が開示されている。例えば、特許文献1には、液晶ディスプレイを備えた眼鏡型の表示装置と、アンテナ及び映像・音声再生チューナーを備えたサブ装置とがアンテナ兼用コードで接続された眼鏡型携帯テレビジョンが開示されている。この頭部に装着される表示装置には、液晶ディスプレイ、レンズ及び電源等が設けられている。しかし、この技術では、表示装置がテレビ専用であるため、番組を視聴しているときには外界を観ることができない。また、表示装置は電源等も含めると相当な重量になる、という問題もある。
これに対して、例えば、特許文献2には、眼鏡型のレンズにホログラム光学素子等を用いることで、番組を視聴しているときでも外界を観ることが可能な頭部装着型の映像表示装置が開示されている。
このため、例えば、上記特許文献1に記載されたサブ装置と上記特許文献2に記載された頭部装着型の映像表示装置とを組み合わせることで、番組を視聴しているときでも外界を見ながら番組を視聴することが可能なシステムを構成することができる。
特開平5−344449号公報(段落[0009]、[0011]、図2) 特開2002−90687号公報(段落[0019]、図1)
しかしながら、上記のように特許文献1と特許文献2とを組み合わせたシステムでは、番組を視聴するときには、常に、サブ装置と頭部装着型の映像表示装置とを必要とすることから、携帯性という点で難点がある。しかも、特許文献1に記載のサブ装置では、表示装置側に電源を持たせることを前提としているので、映像表示装置の重量が携帯性を阻害する要因として非常に大きいものとなる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、ハンズフリーで外界を見つつ映像を見ることができ、しかも携帯性にも優れたシステム、方法及び装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るシステムは、(a)映像信号に基づき映像を表示する第1の表示部と、前記映像信号を出力する第1の出力端子と、電力供給用の第2の出力端子とを有する映像信号出力装置と、(b)前記第1の出力端子に接続される第1の入力端子と、前記第2の出力端子に接続される第2の入力端子と、前記第1の入力端子を介して入力された映像信号に基づき映像を表示するとともに外界を観ることが可能な第2の表示部と、前記第2の入力端子を介して供給される電力を各部に供給する供給部とを有する頭部装着型の表示装置とを具備することを特徴とする。
ここで、第1の出力端子と第2の出力端子とは、一体であってもいいし、別であっても勿論構わない。第1の入力端子と第2の入力端子についても同様である。
本発明のシステムでは、第2の表示部が外界を観ることが可能なので、ハンズフリーで外界を見つつ映像を快適に観ることができる。また、本システムでは、映像信号出力装置に第1の表示部が設けられているので、映像信号出力装置単独で映像を見ることができる。従って、携帯性を最優先させたい場合には、頭部装着型の表示装置を所持せず映像信号出力装置だけを所持すればよい。また、頭部装着型の表示装置は映像信号出力装置から電源の供給を受けるようしているので、頭部装着型の表示装置自体が電源を持たずにすむ。この点で、頭部装着型の表示装置の重量を軽減することができる。特に、この種の機器においては装置重量に対して電源の重量が占める割合が非常に大きいことから、頭部装着型の表示装置の重量の軽減の比重は大きい。よって、本システムでは、映像信号出力装置と表示装置の両方を所持した場合であっても、携帯性に優れたものといえる。そして、本発明は、ユーザがこのような携帯性の優先度を自由に選択できる点で実用性の高いシステムを構成できる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、前記第2の出力端子と前記第2の入力端子とが接続されたか否かを判断可能な第1の判断部と、前記第1の判断部により前記第2の出力端子と前記第2の入力端子とが接続されていると判断されたときに、前記表示装置に電力を供給可能とする手段とを具備することを特徴とする。これにより、第2の出力端子と第2の入力端子とが接続されたときに、映像信号出力装置から表示装置に電力を供給されるので、電源供給のためのユーザの操作が不要となり、操作性を優れたシステムを構成できる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、前記第1の判断部により前記第2の出力端子と前記第2の入力端子とが接続されていると判断されたときに、前記第1の表示部の表示を停止する手段を具備することを特徴とする。これにより、例えば表示装置の第2の表示部で映像を観るときに、映像信号出力装置の第1の表示部で消費される電力をなくすことができる。従って、システム全体の省電力化を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、映像信号に加え、音声信号及び/又はデータ信号を受信可能な受信部を有し、前記映像信号出力装置は、前記受信した音声信号及び/又はデータ信号を出力又は前記第1の表示部に表示させる手段と、前記受信した音声信号及び/又はデータ信号を出力する第3の出力端子とを有し、前記表示装置は、前記第3の出力端子に接続される第3の入力端子と、前記第3の入力端子を介して入力された音声信号及び/又はデータ信号を出力又は前記第2の表示部に表示させる手段とを有することを特徴とする。これにより、映像に加えて音声を聞いたり、データを映像信号出力装置の第1の表示部又は表示装置の第2の表示部で観たりすることができる。
本発明の一の形態によれば、前記表示装置は、外界像を透過させることで、前記第2の表示部で表示された映像を前記外界像に重ねるコンバイナを有することを特徴とする。これにより、映像と外界像とを重ねて観ることができる。なお、コンバイナとしては、例えばホログラム光学素子やハーフミラー等を用いることができる。ホログラム光学素子は、透明であり、特定の波長の入射光を反射させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記表示装置の前記第2の表示部は、外界光の透過率を制御するための制御手段を有することを特徴とする。これにより、屋外で映像を観るとき等に外界光の透過率を制御することで、外界の明るさに依らずに高コントラストの映像を観ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置の受信部は、前記音声専用チャンネルを受信することが可能であり、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、前記第1の表示部及び/又は第2の表示部の表示を停止する手段を有することを特徴とする。これにより、音声専用チャンネルが選択されたときに、第1の表示部及び/又は第2の表示部への電力の供給をなくす又は極力減らすことができるので、更に省電力化を図ることができる。表示部の表示を停止としては、例えば表示部に対する電力の供給を停止する他、例えば表示部が液晶装置により構成されている場合にはそのバックライトへの電力の供給を停止するなど、様々な形態が考えられる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、映像信号及び/又はデータ信号を記憶可能な記憶部と、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、予め前記記憶部に記憶された映像信号及び/又はデータ信号に基づき前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に映像及び/又はデータを表示可能とする手段とを有することを特徴とする。これにより、音声を聞くときに予め設定しておいた観たい映像を観ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置の受信部は、前記音声専用チャンネルを受信することが可能であり、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、前記受信したデータ信号に基づき前記第1の表示部又は前記第2の表示部にデータを表示させる手段を具備することを特徴とする。これにより、映像信号出力装置で受信した様々なデータを音声と共に視聴することができる。
本発明の一の形態によれば、前記記憶部は、前記受信した映像信号及び/又はデータ信号により更新されることを特徴とする。これにより、常に最新のデータを観ることができる。従って、例えば音声専用チャンネルが選択されたときに合わせて常に最新のデータを観ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、予め設定されたチャンネルの映像信号/又はデータ信号に基づき前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に映像/又はデータを表示可能とする手段とを有することを特徴とする。この設定は、例えばデータ信号を受信する前に予め映像信号出力装置を用いて行うことができる。これにより、例えば音声を聞くときに予め設定しておいた希望するチャンネルのデータを受信して観ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択された場合であって、緊急放送チャンネルから緊急放送がされたことが検出されたときに、緊急放送チャンネルの映像/又はデータを前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に表示可能とする手段とを有することを特徴とする。これにより、視聴者は積極的に意識することなく緊急データを視聴することができる。
本発明の一の形態によれば、前記表示装置は、視野内に設けられ前記第2の表示部により表示される映像を拡大する光学系を有することを特徴とする。これにより、表示装置をコンパクトにすることができる。
本発明に係る方法は、映像信号に基づき映像を表示する第1の表示部と、前記映像信号を出力する第1の出力端子と、電力供給用の第2の出力端子とを有する映像信号出力装置と、前記第1の出力端子に接続される第1の入力端子と、前記第2の出力端子に接続される第2の入力端子と、前記第1の入力端子を介して入力された映像信号に基づき映像を表示するとともに外界を観ることが可能な第2の表示部と、前記第2の入力端子を介して供給される電力を各部に供給する供給部とを有する頭部装着型の表示装置とを具備するシステムにおける方法であって、前記第1の出力端子に前記第1の入力端子が接続されたとき、前記受信した映像信号を前記第1の出力端子から前記第1の入力端子に出力するとともに、前記第2の出力端子から前記第2の入力端子を介して前記表示装置に電力の供給を可能にし、前記表示装置は、前記供給された電力を使い、前記第1の入力端子から入力された映像信号に基づき第2の表示部で映像を表示することを特徴とする。
本発明の方法では、第2の表示部が外界を見ることができるので、ハンズフリーで外界を見つつ映像を快適に観ることができる。また、第1の出力端子に第1の入力端子を接続したとき、第2の出力端子から第2の入力端子を介して表示装置に電力を供給できるので、頭部装着型の表示装置自体が電源を持たずにすむ。この点で、頭部装着型の表示装置の重量を軽減することができる。よって、本方法では、映像信号出力装置と表示装置の両方を所持しても、携帯性に優れたものといえる。
本発明の一の形態によれば、前記第2の出力端子が前記第2の入力端子に接続されたか否かを判断し、前記第2の出力端子が前記第2の入力端子に接続されているときに、前記映像信号出力装置の電源部が前記表示装置に電力を供給することを特徴とする。これにより、第2の出力端子と第2の入力端子とが接続されたときに、映像信号出力装置から表示装置に電力を供給されるので、電源供給のためのユーザの操作が不要となり、操作性を向上させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第2の出力端子が前記第2の入力端子に接続されているときに、前記第1の表示部の表示を停止することを特徴とする。これにより、例えば表示装置の第2の表示部で映像を観るときに、映像信号出力装置の第1の表示部で消費される電力をなくすことができる。従って、システム全体の省電力化を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、映像信号に加え、音声信号及び/又はデータ信号を受信可能な受信部を有し、前記映像信号出力装置は、前記受信した音声信号及び/又はデータ信号を出力又は前記第1の表示部に表示させ、前記受信した音声信号及び/又はデータ信号を第3の出力端子から出力し、前記表示装置は、前記第3の出力端子に接続される第3の入力端子を介して音声信号及び/又はデータ信号を入力し、これを出力又は前記第2の表示部に表示させることを特徴とする。これにより、映像に加えて音声を聞いたり、データを映像信号出力装置の第1の表示部又は表示装置の第2の表示部で観たりすることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルを受信可能であり、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたとき、前記第1の表示部又は前記第2の表示部の表示を停止することを特徴とする。これにより、音声専用チャンネルが選択されたときに、第1の表示部及び/又は第2の表示部への電力の供給をなくすことができるので、更に省電力化を図ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、映像信号及び/又はデータ信号を記憶可能な記憶部を有し、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、予め前記記憶部に記憶された映像信号及び/又はデータ信号に基づき前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に映像を表示可能とすることを特徴とする。これにより、音声を聞くときに予め設定しておいた観たい映像を観ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置の受信部は、前記音声専用チャンネルを受信することが可能であり、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、前記受信したデータ信号に基づき前記第1の表示部又は前記第2の表示部にデータを表示させることを特徴とする。これにより、映像信号出力装置で受信した様々なデータを音声と共に視聴することができる。
本発明の一の形態によれば、前記記憶部は、前記受信した映像信号及び/又はデータ信号により更新されることを特徴とする。これにより、常に最新のデータを観ることができる。従って、例えば音声専用チャンネルが選択されたときに合わせて常に最新のデータを観ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、予め設定されたチャンネルの映像信号及び/又はデータ信号に基づき前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に映像及び/又はデータを表示可能とする。この設定は、例えばデータ信号を受信する前に予め映像信号出力装置を用いて行われることを特徴とする。これにより、例えば音声を聞くときに予め設定しておいた希望するチャンネルのデータを受信して観ることができる。
本発明の一の形態によれば、前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択された場合であって、緊急放送チャンネルから緊急放送がされたことが検出されたときに、緊急放送チャンネルの映像/又はデータを前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に表示可能とすることを特徴とする。これにより、視聴者は積極的に意識することなく緊急データを視聴することができる。
本発明の装置では、映像信号に基づき映像を表示する第1の表示部と、前記映像信号を出力する第1の出力端子と、電力供給用の第2の出力端子とを有する映像信号出力装置が出力する映像信号を再生する頭部装着型の装置であって、前記第1の出力端子に接続される第1の入力端子と、前記第2の出力端子に接続される第2の入力端子と、前記第1の入力端子を介して入力された映像信号に基づき映像を表示するとともに外界を観ることが可能な第2の表示部と、前記第2の入力端子を介して供給される電力を各部に供給する供給部とを具備することを特徴とする。
本発明の装置では、第2の表示部が外界を観ることが可能なので、ハンズフリーで外界を見つつ映像を快適に観ることができる。また、頭部装着型の表示装置は映像信号出力装置から電源の供給を受けるようしているので、頭部装着型の表示装置自体が電源を持たずにすむ。この点で、頭部装着型の表示装置の重量を軽減することができる。特に、この種の機器においては装置重量に対して電源の重量が占める割合が非常に大きいことから、頭部装着型の表示装置の重量の軽減の比重は大きい。よって、本装置では、映像信号出力装置と表示装置の両方を所持した場合であっても、携帯性に優れたものといえる。
以上のように、本発明によれば、ハンズフリーで外界を見つつ映像を見ることができ、しかも携帯性にも優れたシステム、方法及び装置を提供できる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る表示システムを示す概略構成図、図2は第1の実施の形態に係る表示システムのブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の表示システムは、映像信号出力装置としての衛星放送を受信可能な受信端末100と、頭部装着型のHMD表示装置200とを備えている。
図1及び図2に示すように、受信端末100は、電波を受信するための図示を省略したアンテナ、受信部1、音声再生処理部2、映像再生処理部3、電源部4、補助記憶部5、マイクロプロセッサ6、操作入力部7、表示部8、電源出力端子9、音声映像出力端子10及び図示を省略したスピーカを備えている。
受信部1は、アンテナで受信した信号を復調したりするために用いられている。音声再生処理部2、映像再生処理部3は、それぞれ受信部1で復調した音声、映像信号をデコードしたりするために用いられている。音声再生処理部2及び映像再生処理部3は、音声映像信号を出力するための音声映像出力端子10に接続されている。すなわち、音声再生処理部2は音声出力端子11に接続され、映像再生処理部3は映像出力端子12に接続されている。補助記憶部5は、映像、データを記憶しておくために用いられている。操作入力部7は、衛星放送のチャンネルCHを選択したり音声ボリュームを調節したりするために用いられている。表示部8は、映像再生処理部3で処理された映像を表示するために用いられている。電源部4は電力を供給するために各部に接続されていると共に、電力を出力するための電源出力端子9に接続されている。マイクロプロセッサ6は、全体の制御をするために用いられている。
HMD表示装置200は、HMD表示部101と、HMD表示部101に接続された接続ケーブル102とを備えている。HMD表示部101と接続ケーブル102とは着脱自在に構成されている。HMD表示部101は、眼鏡型の形状を有しており、光学ユニット103、イヤホン104等を備えており、受信端末100から送信された映像信号を表示するために用いられている。光学ユニット103には接続ケーブル102の一端部が接続されている。接続ケーブル102の他端部には、電源入力端子105と、音声映像入力端子106が設けられている。電源入力端子105は受信端末100の電源出力端子9に接続可能とされており、音声映像入力端子106は音声映像出力端子10に接続可能とされている。すなわち、音声出力端子11は音声入力端子115に接続され、映像出力端子12は映像入力端子116に接続される。接続ケーブル102の中途部には、受信端末100からの音声映像信号を処理する制御部107が設けられている。
音声出力端子11は音声映像入力端子106を介してHMD表示部101のイヤホン104に接続されている。また、映像出力端子12はHMD表示制御部109を介して光学ユニット103に接続されている。
図3は第1の実施の形態に係る表示システムの光学ユニットを示す側面図である。
HMD表示装置200の光学ユニット103は、透過型の液晶表示器(Liquid Crystal Display)110、レンズ111及び発光ダイオード(LED)112が図示を省略した筐体に収容されている。レンズ111は、LED112から発光された光をLCD110の全面に均一に導くために用いられている。透明板114の上端部は、上端に近づくほど前面側に膨らむくさび状とされており、このくさび状の部位を前後から挟むようにして筺体が固定されている。LCD110、レンズ111、LED112は、LCD110によって変調された光が、透明板114の上端面から入射し後面に達した光が全反射されるように設けられている。後面で反射された光は前面でも全反射され、透明板114内で数回の全反射を繰り返してコンバイナ113に入射するように設定されている。
コンバイナ113は、反射する光に対してのみ作用する反射型のホログラム素子であり、透過する光にはほとんど影響を及ぼさない。コンバイナ113は、LCD110からの光を反射して右眼Eに導くとともに、LCD110からの光が表す映像を拡大するように設定されている。右眼Eには透明板114とコンバイナ113を透過する外界からの光も導かれる。右眼には、外界の像とその中央部に重なるLCD110の映像の拡大像が提供されることになる。なお、使用者の左眼には外界の像のみが提供される。
ホログラム素子は、波長選択性が高いため、光をほとんど失うことなく反射したり透過させたりする設定とすることが可能である。また、平面状であっても、反射光または透過光を所望の倍率で拡大させる設定とすることが容易である。なお、拡大光学系と組み合わせることにより、コンバイナ113としてハーフミラーを用いることも可能である。
次に本実施形態の表示システムの動作について図面を参照しながら説明する。
受信端末100は、受信部1で音声映像信号を復調し、復調された信号を音声再生処理部2、映像再生処理部3に送信し、音声再生処理部2、映像再生処理部3でこの復調した信号をデコードし補助記憶部5に記憶する。
受信端末100のマイクロプロセッサ6は、図4のフローチャートに示すように、ステップ1で受信端末100がHMD表示装置200に接続されているか否かを例えば図示を省略したメカ的なスイッチからの信号により判断する。このスイッチは、例えば電源出力端子9に電源入力端子105が挿入されたときに、接続されていることを示す信号を生成するように設定されている。
ステップ1で接続されていると判断されたときには、ステップ2で受信端末100の表示部8の表示を停止し、ステップ3で受信端末100のスピーカの出力を停止する。これにより、HMD表示装置200が受信端末100に接続されているときに、受信端末100の表示部8及びスピーカに供給する電力を減少させて節電することができる。なお、表示部8の表示を停止としては、例えば表示部8に対する電力の供給を停止する他、本実施形態のように表示部8が液晶装置により構成されている場合にはそのバックライトへの電力の供給を停止するなど、様々な形態が考えられる。
ステップ1で接続されていないと判断されたときには、ステップ4で受信端末100の表示部8の表示を開始し、ステップ5で受信端末100のスピーカの出力を開始する。このように、受信端末100とHMD表示装置200との接続状態により受信端末100の表示部8及びスピーカの表示及び出力が制御される。
また、図5に示すように、操作入力部7でチャンネルCHが変更されたときには、図5に示すフローチャートが実行される。ステップ6で、マイクロプロセッサ6は、例えば音声専用チャンネルCHが選択されたことを示すチャンネル信号に基き、音声専用チャンネルCHが選択されたか否かを判断する。
ステップ6でマイクロプロセッサ6は音声専用チャンネルCHを選択したと判断したときは、ステップ7で受信端末100及び/又はHMD表示装置200で音声再生処理の命令をし、ステップ8で表示部8及び/又はHMD表示部101の表示を停止する。これにより、省電力化を図ることができる。なお、ステップ7では、例えば音声チャンネルの選択を支援するために、音声チャンネルに関するデータを一定時間表示する。
ステップ6で音声専用チャンネルCHを選択していないと判断したときには、ステップ9において、例えば受信端末100の音声再生処理部2及び映像再生処理部3で処理を実行し、音声映像を再生する。
図6は予約画像表示プログラムを示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、例えば、図5に示すフローチャートのステップ8の代わりに実行される。
マイクロプロセッサ6は、ステップ12で、補助記憶部5に予め予約された映像があるか否かを判断する。
ステップ12で予め予約された映像があると判断したときには、ステップ13で表示部8及び/又はHMD表示部101の表示を開始する。この予め予約された映像の表示は、例えば1つの映像を繰り返し表示してもよいし、複数の異なる映像を順に表示してもよい。
ステップ12で予め予約された映像がないと判断したときには、表示部8及び/又はHMD表示部101の表示をしない。
図7は設定チャンネル表示プログラムを示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、図5に示すフローチャートのステップ8の代わりに実行される。
マイクロプロセッサ6は、ステップ15で、予め設定されているチャンネルCHがあるか否かを例えば設定チャンネル信号等を読み出して判断する。
ステップ15で、マイクロプロセッサ6は、予め設定されているチャンネルCHがあると判断したときには、ステップ16で例えば表示部8及び/又はHMD表示部101に設定チャンネルCHのデータを表示する。なお、データの代わりに映像を表示したりこれらを同時に表示したりしてもよい。
ステップ15で予め設定されているチャンネルCHがないと判断したときには音声のみを再生する。
図8は第1の実施の形態の緊急放送表示プログラムを示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、例えば、図5に示すフローチャートのステップ8の後に実行される。
ステップ21では、マイクロプロセッサ6は、受信部1で受信し音声再生処理部2及び映像再生処理部3で処理された音声信号、映像信号及びデータ信号を補助記憶部5に記憶し更新する。
ステップ22では、マイクロプロセッサ6は、ステップ21で受信した緊急放送フラグが1か否かを判断することで緊急放送か否かを判断する。
ステップ22で緊急放送と判断したときには、ステップ23で表示部8及び/又はHMD表示部101に緊急放送のデータを表示する。ステップ22で緊急放送でないと判断したときには、緊急放送を放送しない。
以上のように、本実施形態の表示システムでは、透明板114を有するHMD表示部101が外界を観ることが可能なので、ハンズフリーで外界を見つつ映像を他人に観られずに快適に観ることができる。また、本実施形態では、受信端末100に表示部8が設けられているので、受信端末100単独で映像を見ることができる。従って、携帯性を最優先させたい場合には、HMD表示装置200を所持せず受信端末100だけを所持すればよい。また、HMD表示装置200は受信端末100から電源の供給を受けるようしているので、HMD表示装置200自体が電源を持たずにすむ。この点で、HMD表示装置200の重量を軽減することができる。特に、この種の機器においては装置重量に対して電源の重量が占める割合が非常に大きいことから、HMD表示装置200の重量の軽減の比重は大きい。よって、本システムでは、受信端末100とHMD表示装置200の両方を所持した場合であっても、携帯性に優れたものといえる。そして、本発明は、ユーザがこのような携帯性の優先度を自由に選択できる点で実用性の高いシステムを構成できる。
本実施形態に係るシステムでは、かかる作用効果に加えて以下の作用効果も奏する。
(1)受信端末100は、電源出力端子9と電源入力端子105とが接続されたときに、HMD表示装置200に電力が供給される(ステップ4、5)。従って、電源供給のためのユーザの操作が不要となり、操作性を優れたシステムを構成できる。また、HMD表示装置200に電源部を設ける必要がないので、HMD表示装置200を軽量化することができる。
(2)受信端末100は、電源出力端子9と電源入力端子105とが接続されたときに表示部8の表示を停止するように設定されている(ステップ2、3)。このため、HMD表示装置200の光学ユニット103により映像を観るときに、受信端末100の表示部8で消費される電力をなくすことができる。従って、表示システム全体の省電力化を図ることができる。
(3)受信端末100は、音声信号及び/又は衛星放送のデータ信号をさらに受信すると共に再生することができる。このため、映像に加えて受信端末100で受信した最新のデータ及び/又は音声を視聴することができる。
(4)HMD表示装置200は、外界像を透過させることで、光学ユニット103で表示された映像を外界像に重ねるコンバイナ113を備えている。このため、映像と外界像とを重ねて観ることができる。従って、歩行中等にフリーハンドで映像を観ながら外界を見ることができる。なお、コンバイナとしては、例えばホログラム光学素子やハーフミラー等を用いることができる。ホログラム光学素子は、透明であり、特定の波長の入射光を反射させることができる。ホログラム素子をコンバイナ113として用いる表示システムでは、暗い部分のない外界の像と明るい映像を提供することが可能であり、また、光学ユニット103を小型にしながらも、大きな映像を提供することができる。
(5)受信端末100は、音声再生処理部2と、例えば音声映像又は音声専用チャンネルCHを選択するための操作入力部7と、操作入力部7によりチャンネルCHが変更されたか否かを判断可能なマイクロプロセッサ6とを備え、マイクロプロセッサ6により音声専用チャンネルCHに変更されたと判断されたときに(ステップ6)、表示部8又はHMD表示部101の表示を停止する(ステップ8)。このため、更に省電力化を図ることができる。
(6)受信端末100は、映像を記憶可能な補助記憶部5を備え、マイクロプロセッサ6が音声専用チャンネルCHに変更されたと判断したときに(ステップ6)、予め補助記憶部5に記憶された映像が有る場合に(ステップ12)に予約された映像を音声と共に表示部8又はHMD表示部101に表示する(ステップ13)。従って、音声を聞くときに予め予約した観たい映像を観ることができる。なお、ステップ13で予め補助記憶部5に記憶したデータを表示してもよい。
(7)マイクロプロセッサ6が音声専用チャンネルCHに変更されたと判断したときに(ステップ6)、受信端末100で受信されたデータ信号に基くデータを表示部8又はHMD表示部101で表示する。従って、音声を聞きながら受信端末100で受信したデータ放送の様々なデータを見ることができる。
(8)補助記憶部5に記憶されたデータ等は、受信部1で受信した映像信号及び/又はデータ信号により更新される(ステップ21)。従って、常に最新のデータ放送のデータを見ることができる。
(9)例えばチャンネルCHが音声専用チャンネルCHに変更されたときに(ステップ6)、表示部8又はHMD表示部101は、予め設定されたチャンネルのデータを表示可能である。この設定は、例えば操作入力部7を用いて行われる。従って、音声専用チャンネルCHの音声を聴きながら、予め設定しておいた希望するチャンネル(ジャンル)のデータを見ることができる。
(10)受信端末100のマイクロプロセッサ6は、緊急放送フラグが1か否かにより緊急放送か否かを判断し(ステップ22)、緊急放送時には緊急放送を表示部8及び/又はHMD表示部101にデータを表示する(ステップ24)。従って、視聴者は積極的に意識することなく緊急放送を視聴することができる。
(11)受信端末100とHMD表示装置200とを接続し、HMD表示装置200を頭部に装着して映像を観るときに、装着した人は自分の姿勢を変えることなく受信端末100のアンテナを最も良い方向に向けて良好な映像を観ることができる。
(12)受信端末100とHMD表示装置200とを接続し、HMD表示装置200を装着することで、装着した人は臨場感のある映像を観ることができるとともに、装着していない人は受信端末100の表示部8に表示されている映像を同時に観ることができる。
次に本発明に係る第2の実施の形態の表示システムについて異なる箇所を中心に図面を用いて説明する。
図9は本発明の第2の実施の形態に係る表示システムを示す概略構成図、図10は第2の実施の形態に係る表示システムのブロック図である。
本実施形態では、受信端末100の代わりに映像信号出力装置としてのテレビ付携帯電話300が用いられている。テレビ付携帯電話300は、音声及び映像を出力するための出力端子201及び映像を表示可能な表示部202とを備えている。
HMD表示装置400は、接続ケーブル301とHMD表示部302とを備えている。接続ケーブル301の中途部には、音声ボリューム等を調節するためのコントロール部303が設けられている。コントロール部303には、音声ボリュームの調節を行うためのスイッチ304及びチャンネルCHを選択するためのチャンネルボタン305が設けられており、HMD表示部302に電力を供給可能な電源部306が内蔵されている。接続ケーブル301の他端部には、テレビ付携帯電話300の出力端子201に接続可能な入力端子307が設けられている。HMD表示部302には、2つの光学ユニット308、2つのイヤホン309及びHMD表示部302に入射する光量を制御するための液晶シャッター310が設けられている。入力端子307には、音声入力端子316と、映像入力端子317とが設けられている。
図10に示すように、コントロール部303は、HMD音声ボリューム制御部311、HMD表示制御部312、各部に電力を供給可能な電源部(バッテリ)313、液晶シャッター制御部314、チャンネル信号発生部315を備えている。
テレビ付携帯電話300の音声出力端子203は音声入力端子316に接続されHMD音声ボリューム制御部311を介してイヤホン309に音声を出力することができるように構成されている。映像出力端子204は映像入力端子317に接続されHMD表示制御部312を介して光学ユニット308に映像を出力することができるように構成されている。コントロール部303には、図示を省略した濃度切り替えスイッチが設けられており、この濃度切り替えスイッチの切り替えにより液晶シャッター制御部314は、液晶シャッター310の液晶が設定された濃度になるように制御するために用いられる。また、チャンネル信号発生部315は、チャンネルボタン305からの入力信号をテレビ付携帯電話300側のチャンネル信号受信端子205に出力することができるように構成されている。
本実施形態以降の実施形態においても、視聴者がHMD表示装置400とテレビ付携帯電話300とを接続したとき、音声専用チャンネルを選択したとき、映像を予約しておいたとき、及びチャンネルを設定しておいたとき等に上記実施形態と同様にテレビ付携帯電話300等が動作する。
以上のように、本実施形態では、上記実施形態と同様に、HMD表示部302が外界を観ることが可能なので、場所や時間に依らずハンズフリーで外界を見つつ映像を快適に観ることができる。また、本実施形態では、テレビ付携帯電話300に表示部202が設けられているので、テレビ付携帯電話300単独で映像を見ることができる。従って、携帯性を最優先させたい場合には、HMD表示装置400を所持せずテレビ付携帯電話300だけを所持すればよい。そして、本発明は、ユーザがこのような携帯性の優先度を自由に選択できる点で実用性の高いシステムを構成できる。
本実施形態に係るシステムでは、かかる作用効果に加えて以下の作用効果も奏する。
(1)テレビ付携帯電話300はHMD表示装置400に接続されているか否かを判断し、接続されているときに表示部202への電力の供給を停止することができるので、節電することができる。
(2)音声ボリュームの調節を行うためのスイッチ304やチャンネルボタン305を備えたコントロール部303が設けられている。このため、例えばテレビ付携帯電話300を鞄の中に収容した状態で、スイッチ304やチャンネルボタン305を用いて、音量を調節したりチャンネルを切り替えたりすることができる。
(3)コントロール部303に電源部306が設けられている。このため、テレビ付携帯電話300のように、電力の供給に不向きな装置に接続する場合でも電力を安定してHMD表示部302側に供給することができる。
(4)HMD表示装置400が液晶シャッター310を備えており、コントロール部303に濃度切り替えスイッチが設けられている。このため、濃度切り替えスイッチを切り替えることで、テレビ付携帯電話300の向きに依らず映像を観やすくすることができる。特に、太陽光下等では、その明るさに応じて外界光の透過率を調節することができるので、高いコントラストで映像を観ることができる。
(5)テレビ付携帯電話300とHMD表示装置400とを接続し、HMD表示装置400を装着することで、装着した人は臨場感のある映像を観ることができるとともに、装着していない人はテレビ付携帯電話300の表示部202に表示されている映像を同時に観ることができる。
次に本発明に係る第3の実施の形態の表示システムについて異なる箇所を中心に図面を用いて説明する。
図11は第3の実施の形態に係る表示システムの概観斜視図、図12は第3実施形態の表示システムのブロック図、図13は第3の実施の形態に係る表示システムの光学ユニットを示す側面図である。
本実施形態では、HMD表示装置200を用いる代わりに、映像信号出力装置としての耳掛けタイプのHMD表示装置500が用いられている。
図11に示すように、HMD表示装置500は、HMD表示部401と接続ケーブル402とを備えている。HMD表示部401は、耳に装着するための耳装着部403、耳装着部403から伸びるアーム404、アーム404の先端部に設けられた光学ユニット405及びイヤホン406を備えている。
接続ケーブル402は、耳装着部403の下端部に設けられたコントロール部407と、コントロール部407から導出されたケーブル408と、ケーブル408の他端部に設けられた電源出力端子9に接続される電源入力端子409及び音声映像出力端子10に接続される音声映像入力端子410とを備えている。コントロール部407には、例えば音声ボリュームを調節するためのボタン411が設けられている。音声映像入力端子410には、受信端末100の音声出力端子11に接続される音声出力端子420と、映像出力端子12に接続される映像出力端子421とが設けられている。
図12に示すように、本実施形態では、コントロール部407は、HMDボリューム制御部412及びHMD表示制御部413を備えている。HMDボリューム制御部412は、ボタン411が操作されたときに、音声映像入力端子410から入力された音声信号に基き音声ボリュームを制御するために用いられている。また、HMD表示制御部413は、受信端末100からの映像信号を処理し光学ユニット405に出力するために用いられている。
図13は、光学ユニット405の平面図である。図13に示すように、バックライト415からの照明光は、LCD416で空間変調され映像光となり、反射ミラー417で折り曲げられ、レンズ418によって拡大され目と箱体419の位置関係が適切であるときに目に導かれる。レンズ418の上下には薄いカバーがあるのみなので、映像表示以外には観察者の視野をほとんど阻害しない。すなわち、HMD表示装置500の装着時に、光学ユニット405から視線をそらすと外界が見えるように光学ユニット405が設けられている。
以上のように、本実施形態では、HMD表示部401が片目用のため外界を観ることが可能なので、ハンズフリーで外界を見つつ映像を快適に観ることができる。また、上記実施形態と同様に受信端末100単独で映像を見ることができるので、携帯性を最優先させたい場合には、HMD表示装置500を所持せず受信端末100だけを所持すればよい。また、上記第1の実施形態と同様に、HMD表示装置500自体が電源を持たずにすむので、HMD表示装置500の重量を軽減することができる。よって、本システムでは、受信端末100とHMD表示装置500の両方を所持した場合であっても、携帯性に優れたものといえる。そして、本発明は、ユーザがこのような携帯性の優先度を自由に選択できる点で実用性の高いシステムを構成できる。
本実施形態に係るシステムでは、かかる作用効果に加えて以下の作用効果も奏する。
(1)HMD表示装置500は、耳かけタイプであり視野内に光学ユニット405を備えた構造を有している。これにより、HMD表示装置500をコンパクトにすることができる。
(2)受信端末100とHMD表示装置400とを接続し、HMD表示装置400を装着することで、装着した人は臨場感のある映像を観ることができるとともに、装着していない人は受信端末100の表示部8に表示されている映像を同時に観ることができる。
次に第4の実施の形態について図面を参照しながら異なる箇所を中心に説明する。
本実施形態では、HMD表示装置80と、受信端末100の代わりに用いられる携帯型テレビ90とを備えている。HMD表示装置80は、接続ケーブル71とHMD表示部72とを備えている。接続ケーブル71は、上記実施形態と同様に構成されたコントロール部75、音声、映像、電力供給用の入力端子を有するコネクタ76を備えている。HMD表示部72は、上記第1の実施形態と同様に構成されたイヤホン73、光学ユニット74等により構成されている。携帯型テレビ90は映像を表示可能な表示部81、コネクタ76を接続可能な音声映像出力端子82、図示を省略したスピーカ等を備えている。
以上のように、本実施形態では、上記実施形態と同様に、ハンズフリーで外界を見つつ映像を快適に観ることができるとともに、携帯型テレビ90単独で映像を見ることができる。このため、携帯性を最優先させたい場合には、HMD表示装置80を所持せず携帯型テレビ90だけを所持すればよい。また、上記第1の実施形態と同様に、HMD表示装置80自体が電源を持たずにすむので、HMD表示装置80の重量を軽減することができる。よって、本システムでは、携帯型テレビ90とHMD表示装置80の両方を所持した場合であっても、携帯性に優れたものといえる。そして、本発明は、ユーザがこのような携帯性の優先度を自由に選択できる点で実用性の高いシステムを構成できる。
上記第2の実施形態では、液晶シャッター310を備えているHMD表示装置400を例示した。しかし、これに限定されず、例えば、図1及び図14に示す外付けのNDフィルタ(neutral density filter)108等を用いるようにしてもよい。これにより、受信端末100や携帯型テレビ90により映像を観るときに、太陽光等を調節して映像を見易くすることができる。
なお、上記実施形態では、映像信号出力装置として受信端末100、テレビ付携帯電話300及び耳掛けタイプのHMD表示装置500を例示した。しかし、映像信号出力装置はこれらに限定されず例えばビデオデッキやDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ等を例示することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る表示システムを示す概略構成図である。 第1の実施の形態に係る表示システムのブロック図である。 第1の実施の形態に係る表示システムの光学ユニットを示す側面図である。 第1の実施の形態の受信端末がHMD表示装置に接続されたときの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の受信端末のチャンネル変更時の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の予約画像表示プログラムを示すフローチャートである。 第1の実施の形態の設定チャンネル表示プログラムを示すフローチャートである。 第1の実施の形態の緊急放送表示プログラムを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る表示システムを示す概略構成図である。 第2の実施の形態に係る表示システムのブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る表示システムを示す概略構成図である。 第3の実施の形態に係る表示システムのブロック図である。 第3の実施の形態に係る表示システムの光学ユニットを示す平面図である。 第4の実施の形態に係る表示システムの概略構成図である。
符号の説明
1…受信部
4…電源部
8、81、202…表示部
9…電源出力端子
11…音声出力端子
12…映像出力端子
100…受信端末
101、302、401…HMD表示部
102、301、402…接続ケーブル
103、304、405…光学ユニット
105…電源入力端子
115…音声入力端子
116…映像入力端子
200、400、500…HMD表示装置
201…出力端子
300…テレビ付携帯電話
307…入力端子

Claims (24)

  1. 映像信号に基づき映像を表示する第1の表示部と、前記映像信号を出力する第1の出力端子と、電力供給用の第2の出力端子とを有する映像信号出力装置と、
    前記第1の出力端子に接続される第1の入力端子と、前記第2の出力端子に接続される第2の入力端子と、前記第1の入力端子を介して入力された映像信号に基づき映像を表示するとともに外界を観ることが可能な第2の表示部と、前記第2の入力端子を介して供給される電力を各部に供給する供給部とを有する頭部装着型の表示装置と
    を具備することを特徴とするシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記映像信号出力装置は、前記第2の出力端子と前記第2の入力端子とが接続されたか否かを判断可能な第1の判断部と、前記第1の判断部により前記第2の出力端子と前記第2の入力端子とが接続されていると判断されたときに、前記表示装置に電力を供給可能とする手段とを具備することを特徴とするシステム。
  3. 請求項2に記載のシステムであって、
    前記映像信号出力装置は、前記第1の判断部により前記第2の出力端子と前記第2の入力端子とが接続されていると判断されたときに、前記第1の表示部の表示を停止する手段を具備することを特徴とするシステム。
  4. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記映像信号出力装置は、映像信号に加え、音声信号及び/又はデータ信号を受信可能な受信部を有し、
    前記映像信号出力装置は、前記受信した音声信号及び/又はデータ信号を出力又は前記第1の表示部に表示させる手段と、前記受信した音声信号及び/又はデータ信号を出力する第3の出力端子とを有し、
    前記表示装置は、前記第3の出力端子に接続される第3の入力端子と、前記第3の入力端子を介して入力された音声信号及び/又はデータ信号を出力又は前記第2の表示部に表示させる手段とを有する
    ことを特徴とするシステム。
  5. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記表示装置は、外界像を透過させることで、前記第2の表示部で表示された映像を前記外界像に重ねるコンバイナを有することを特徴とするシステム。
  6. 請求項5に記載のシステムであって、
    前記表示装置の前記第2の表示部は、外界光の透過率を制御するための制御手段を有することを特徴とするシステム。
  7. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記映像信号出力装置の受信部は、前記音声専用チャンネルを受信することが可能であり、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、前記第1の表示部及び/又は第2の表示部の表示を停止する手段を有する
    ことを特徴とするシステム。
  8. 請求項4に記載のシステムであって、
    前記映像信号出力装置は、映像信号及び/又はデータ信号を記憶可能な記憶部と、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、予め前記記憶部に記憶された映像信号及び/又はデータ信号に基づき前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に映像及び/又はデータを表示可能とする手段とを有することを特徴とするシステム。
  9. 請求項4に記載のシステムであって、
    前記映像信号出力装置の受信部は、前記音声専用チャンネルを受信することが可能であり、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、前記受信したデータ信号に基づき前記第1の表示部又は前記第2の表示部にデータを表示させる手段を具備することを特徴とするシステム。
  10. 請求項8に記載のシステムであって、
    前記記憶部は、前記受信した映像信号及び/又はデータ信号により更新されることを特徴とするシステム。
    を具備することを特徴とするシステム。
  11. 請求項4に記載のシステムであって、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、予め設定されたチャンネルの映像信号/又はデータ信号に基づき前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に映像/又はデータを表示可能とする手段とを有することを特徴とするシステム。
  12. 請求項7に記載のシステムであって、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択された場合であって、緊急放送チャンネルから緊急放送がされたことが検出されたときに、緊急放送チャンネルの映像/又はデータを前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に表示可能とする手段とを有することを特徴とするシステム。
  13. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記表示装置は、視野内に設けられ前記第2の表示部により表示される映像を拡大する光学系を有することを特徴とするシステム。
  14. 映像信号に基づき映像を表示する第1の表示部と、前記映像信号を出力する第1の出力端子と、電力供給用の第2の出力端子とを有する映像信号出力装置と、前記第1の出力端子に接続される第1の入力端子と、前記第2の出力端子に接続される第2の入力端子と、前記第1の入力端子を介して入力された映像信号に基づき映像を表示するとともに外界を観ることが可能な第2の表示部と、前記第2の入力端子を介して供給される電力を各部に供給する供給部とを有する頭部装着型の表示装置とを具備するシステムにおける方法であって、
    前記第1の出力端子に前記第1の入力端子が接続されたとき、前記受信した映像信号を前記第1の出力端子から前記第1の入力端子に出力するとともに、前記第2の出力端子から前記第2の入力端子を介して前記表示装置に電力の供給を可能にし、
    前記表示装置は、前記供給された電力を使い、前記第1の入力端子から入力された映像信号に基づき第2の表示部で映像を表示する
    ことを特徴とする方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、
    前記第2の出力端子が前記第2の入力端子に接続されたか否かを判断し、前記第2の出力端子が前記第2の入力端子に接続されているときに、前記映像信号出力装置の電源部が前記表示装置に電力を供給する
    ことを特徴とする方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、
    前記第2の出力端子が前記第2の入力端子に接続されているときに、前記第1の表示部の表示を停止することを特徴とする方法。
  17. 請求項14に記載の方法であって、
    前記映像信号出力装置は、映像信号に加え、音声信号及び/又はデータ信号を受信可能な受信部を有し、
    前記映像信号出力装置は、前記受信した音声信号及び/又はデータ信号を出力又は前記第1の表示部に表示させ、前記受信した音声信号及び/又はデータ信号を第3の出力端子から出力し、
    前記表示装置は、前記第3の出力端子に接続される第3の入力端子を介して音声信号及び/又はデータ信号を入力し、これを出力又は前記第2の表示部に表示させる
    ことを特徴とする方法。
  18. 請求項14に記載の方法であって、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルを受信可能であり、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたとき、前記第1の表示部又は前記第2の表示部の表示を停止することを特徴とする方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、
    前記映像信号出力装置は、映像信号及び/又はデータ信号を記憶可能な記憶部を有し、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、予め前記記憶部に記憶された映像信号及び/又はデータ信号に基づき前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に映像を表示可能とすることを特徴とする方法。
  20. 請求項17に記載の方法であって、
    前記映像信号出力装置の受信部は、前記音声専用チャンネルを受信することが可能であり、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、前記受信したデータ信号に基づき前記第1の表示部又は前記第2の表示部にデータを表示させることを特徴とする方法。
  21. 請求項17に記載の方法であって、
    前記記憶部は、前記受信した映像信号及び/又はデータ信号により更新されることを特徴とする方法。
  22. 請求項20に記載の方法であって、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択されたときに、予め設定されたチャンネルの映像信号及び/又はデータ信号に基づき前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に映像及び/又はデータを表示可能とすることを特徴とする方法。
  23. 請求項18に記載の方法であって、
    前記映像信号出力装置は、前記音声専用チャンネルが選択された場合であって、緊急放送チャンネルから緊急放送がされたことが検出されたときに、緊急放送チャンネルの映像/又はデータを前記第1の表示部及び/又は第2の表示部に表示可能とすることを特徴とする方法。
  24. 映像信号に基づき映像を表示する第1の表示部と、前記映像信号を出力する第1の出力端子と、電力供給用の第2の出力端子とを有する映像信号出力装置が出力する映像信号を再生する頭部装着型の装置であって、
    前記第1の出力端子に接続される第1の入力端子と、
    前記第2の出力端子に接続される第2の入力端子と、
    前記第1の入力端子を介して入力された映像信号に基づき映像を表示するとともに外界を観ることが可能な第2の表示部と、
    前記第2の入力端子を介して供給される電力を各部に供給する供給部と
    を具備することを特徴とする装置。
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