JPH1123898A - 光ファイバ心線付光コネクタ - Google Patents

光ファイバ心線付光コネクタ

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Publication number
JPH1123898A
JPH1123898A JP17960997A JP17960997A JPH1123898A JP H1123898 A JPH1123898 A JP H1123898A JP 17960997 A JP17960997 A JP 17960997A JP 17960997 A JP17960997 A JP 17960997A JP H1123898 A JPH1123898 A JP H1123898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
connector housing
reinforcing tube
tube
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP17960997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Ogawa
貴弘 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Publication of JPH1123898A publication Critical patent/JPH1123898A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な光接続が容易に得られる光ファイバ心
線付光コネクタの提供。 【解決手段】 コネクタハウジング12と、該コネクタハ
ウジング12に組付けた光ファイバ心線10と、該光ファイ
バ心線10を遊嵌し、コネクタハウジング12に取り付けら
れた光ファイバ心線10を補強する補強用チューブ11とか
らなり、補強用チューブ11は、そのコネクタハウジング
12側端末近傍が縮径されて光ファイバ心線10に同心状に
把持され、コネクタハウジング12、光ファイバ心線10、
補強用チューブ11は接着剤22により固定されている光フ
ァイバ心線付光コネクタ。 【効果】 補強用チューブ11を縮径して補強用チューブ
11を光ファイバ心線10に把持させるので光ファイバ心線
10は補強用チューブ11の中心に位置し、光ファイバ30は
挿通孔13に直線状に挿通される。補強用チューブ11内へ
の接着剤22の流出は縮径部14に阻止されるので接着剤に
空洞が発生しない。従って良好な光接続が容易に得られ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、良好な光ファイバ
の接続が容易にできる光ファイバ心線付光コネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】コネクタハウジングに光ファイバ心線を
組み込んだ光ファイバ心線付コネクタは、コネクタハウ
ジングと光ファイバ心線との境界部分が破損し易いため
に図3に示すように、光ファイバ心線10に補強用チュー
ブ11を遊嵌し、図4に示すように、光ファイバ心線10の
端部を被覆・補強している。図中30はコネクタハウジン
グ12の光ファイバ挿通孔13に挿通された光ファイバ、22
はコネクタハウジング12に光ファイバ30、光ファイバ心
線10、補強用チューブ11を固定した接着剤である。この
ような光ファイバ心線付光コネクタは、先ず、光ファイ
バ心線10の端末から光ファイバ30を露出させて補強用チ
ューブ11を遊嵌し、露出した光ファイバ30をコネクタ
ハウジング12の光ファイバ挿通孔13に挿通し、光ファイ
バ心線10が中心に位置するようにして接着剤22をコネク
タハウジング12内に注入し、光ファイバ心線10、補強用
チューブ11をコネクタハウジング12に固定していた。こ
のような光ファイバ付コネクタは、補強用チューブ11と
光ファイバ心線10とが遊嵌されているため、コネクタハ
ウジング12内に光ファイバ心線10等を固定する接着剤22
を注入すると接着剤22の一部が補強用チューブ11の内方
に流出し、この流出によりコネクタハウジング12内の接
着剤22に空洞15が生じることがある。このような空洞15
がコネクタハウジング内の光ファイバ30近傍に生じる
と、光ファイバ30がこの空洞15部分で変形し光の伝送損
失増や断線の原因となることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
図5に示すように、光ファイバ心線10を、補強用チュー
ブ11の開口端に接着剤21で固定する方法が提案された。
この方法によれば、前述の補強用チューブ11内への接着
剤22の流出が固化した接着剤21により阻止されるため空
洞15の発生が抑制される。また光ファイバ心線10を補強
用チューブ11の中心に固定することにより、光ファイバ
心線10をコネクタハウジング12内の光ファイバ挿通孔13
に容易に挿通でき、また光ファイバ30の屈曲も防止され
る。しかし、光ファイバ心線10を補強用チューブ11の中
心に接着剤21で固定するのは作業が面倒で多大の労力を
要する。また、図6に示すように、光ファイバ心線10が
補強用チューブ11の開口端の中心から外れて固定された
りすると、これをコネクタハウジング12に接続した際、
光ファイバ心線10から露出した光ファイバ30には極度の
屈曲部が生じ、光の伝送損失が増大するという問題があ
る。本発明は、良好な光ファイバの接続が容易に得られ
る光ファイバ心線付光コネクタの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コネクタハウ
ジングと、該コネクタハウジングに組付けた光ファイバ
心線と、該光ファイバ心線を遊嵌し、コネクタハウジン
グに取り付けられた光ファイバ心線を補強する補強用チ
ューブとからなり、補強用チューブは、そのコネクタハ
ウジング側端末近傍が縮径されて光ファイバ心線に同心
状に把持され、コネクタハウジング、光ファイバ心線、
補強用チューブは接着剤により固定されていることを特
徴とする光ファイバ心線付光コネクタである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では、補強用チューブの端
部を縮径して補強用チューブを光ファイバ心線に把持さ
せるので、光ファイバ心線は補強用チューブの中心に位
置し、光ファイバ心線から露出した光ファイバは光コネ
クタの光ファイバ挿通孔に容易に挿通され、また光ファ
イバに屈曲部が生じない。さらにコネクタハウジングに
固定する際の補強用チューブ内への接着剤の流出は縮径
部で阻止されるので、接着剤不足による空洞の発生が抑
制される。
【0006】本発明において、補強用チューブの縮径位
置は、補強用チューブのコネクタハウジング側近傍であ
ればどこでも良いが、最端部から若干内側に入った位置
を縮径すると光ファイバ心線のフリーな部分の動きが補
強用チューブに適度に拘束されてセンタリング性が高ま
り、光ファイバを光ファイバ挿通孔へ一層容易に挿通で
きるようになる。補強用チューブ11の縮径は、補強用チ
ューブ11の周囲を中心に向けて加熱金型で圧縮すること
により容易かつ均等に行える。
【0007】以下に本発明を図を参照して説明する。光
ファイバ心線10に遊嵌した補強用チューブ11(図3参
照)の所定箇所を周囲から加熱金型(図示せず)で圧縮
すると、図1に示すように、補強用チューブ11は均等に
縮径され光ファイバ心線10に把持され、光ファイバ心線
10は補強用チューブ11の中心に直線状に位置する。この
例では、縮径位置が補強用チューブ11のコネクタハウジ
ング側端から約2mm内側に入ったところにして、この
光ファイバ心線10は補強用チューブ11に適度に拘束され
てセンタリングがし易いようにした。従って光ファイバ
心線10から露出した光ファイバ30をコネクタハウジング
12の光ファイバ挿通孔13に容易に挿通できた。縮径部の
長さは2mmとしたので補強用チューブ11は光ファイバ
心線10に十分安定して把持された。図2は、補強用チュ
ーブ11を把持した光ファイバ心線10をコネクタハウジン
グ12に接着剤22で固定した状態の縦断面図である。光フ
ァイバ30には屈曲部がなく、また補強用チューブ11内へ
の接着剤13の流出は縮径部14に阻止され、接着剤22不足
による空洞の発生は認められない。このようにして構成
した光ファイバ心線付光コネクタの接続損失を測定した
ところ損失増加は通常の接続部の損失と大差なく、ま
た、コネクタ間のバラツキも殆どなかった。
【0008】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の光ファイ
バ心線付光コネクタは、補強用チューブの端部を縮径し
て補強用チューブを光ファイバ心線に把持させたので、
光ファイバ心線は補強用チューブの中心に位置してお
り、また光ファイバ心線から露出した光ファイバはコネ
クタハウジングの光ファイバ挿通孔に直線状に挿通され
ているので、光の伝送損失増がない。また補強用チュー
ブ内への接着剤の流出は縮径部に阻止されるので、接着
剤不足による空洞の発生がなく、空洞に起因する光の伝
送損失増や断線が起きない。すなわち、本発明の光ファ
イバ心線付光コネクタによれば、良好な光ファイバの接
続が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバ心線を遊嵌した補強用チューブの端
部を縮径し補強用チューブを光ファイバ心線に把持させ
た状態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の光ファイバ心線付光コネクタの縦断面
図である。
【図3】内部に光ファイバ心線を遊嵌した光ファイバ心
線補強用チューブの縦・横断面図である。
【図4】従来の光ファイバ心線付光コネクタの縦断面図
である。
【図5】(イ)は光ファイバ心線を遊嵌した補強用チュー
ブの端部を接着剤で固定した状態を示す縦断面図、 (ロ)
は (イ)のA−A断面図である。
【図6】(イ)は従来の光ファイバ心線付光コネクタの縦
断面図、 (ロ)は (イ)のA−A断面図である。
【符号の説明】
10……光ファイバ心線 11……補強用チューブ 12……コネクタハウジング 13……光ファイバ挿通孔 14……縮径部 15……空洞 21,22 接着剤 30……光ファイバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングと、該コネクタハウ
    ジングに組付けた光ファイバ心線と、該光ファイバ心線
    を遊嵌し、コネクタハウジングに取り付けられた光ファ
    イバ心線を補強する補強用チューブとからなり、補強用
    チューブは、そのコネクタハウジング側端末近傍が縮径
    されて光ファイバ心線に同心状に把持され、コネクタハ
    ウジング、光ファイバ心線、補強用チューブは接着剤に
    より固定されていることを特徴とする光ファイバ心線付
    光コネクタ。
JP17960997A 1997-07-04 1997-07-04 光ファイバ心線付光コネクタ Pending JPH1123898A (ja)

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JP17960997A JPH1123898A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 光ファイバ心線付光コネクタ

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JP17960997A JPH1123898A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 光ファイバ心線付光コネクタ

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JPH1123898A true JPH1123898A (ja) 1999-01-29

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066277A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Shohei Wakita 光ファイバの端末部構造
CN104977658A (zh) * 2014-04-03 2015-10-14 泰科电子(上海)有限公司 光纤连接器组件

Cited By (3)

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CN104977658A (zh) * 2014-04-03 2015-10-14 泰科电子(上海)有限公司 光纤连接器组件
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