JPH11238286A - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JPH11238286A
JPH11238286A JP4174598A JP4174598A JPH11238286A JP H11238286 A JPH11238286 A JP H11238286A JP 4174598 A JP4174598 A JP 4174598A JP 4174598 A JP4174598 A JP 4174598A JP H11238286 A JPH11238286 A JP H11238286A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の誤検出に起因するシステムダウン
を極力防止できるライブラリ装置を提供する。 【解決手段】 搬送装置が第1の記録媒体検出手段によ
り記録媒体が検出されなかった棚に記録媒体を受け渡す
ときに(S14:YES)、第2の記録媒体検出手段に
より記録媒体が検出された場合(S15:YES)、第
1の記録媒体検出手段により記録媒体が検出されなかっ
た別の棚に記録媒体を受け渡すように搬送装置を制御す
る(S16,S11〜S13)第1のリトライ手段を、
制御装置に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、多数の記録媒体
を保管し、かつそれらを記録・再生するライブラリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータで処理するために必
要な大量のデータなどの情報の保存は、磁気テープを用
いて行ってきたが、コンピュータシステムの普及に伴っ
てその情報量も飛躍的に増大し、そのため磁気テープの
数も増加し、これらを保管かつ管理するために、保管倉
庫として、完全に自動化された磁気テープライブラリ装
置が普及してきた。
【0003】このような磁気テープライブラリ装置で
は、オペレータがカセット式の磁気テープを搬入・搬出
するためのCASと呼ばれる搬入・搬出装置が設けられ
ており、この搬入・搬出装置と格納庫との間の磁気テー
プの搬送は、ACCと呼ばれるロボットにより行われて
いる。
【0004】CASには磁気テープを保持する複数の棚
が設けられ、各棚には磁気テープを検出するセンサが設
けられており、このセンサによる検出結果を記憶した情
報テーブルに基づいて、ACCが各棚から磁気テープを
受け取ったり各棚に磁気テープを受け渡したりしてい
る。
【0005】ところが、棚の回動による衝撃やセンサ自
身の故障あるいは組立精度の不良などによってセンサが
誤検出することがある。たとえば、オペレータが磁気テ
ープを出し入れできる姿勢とACCが磁気テープを出し
入れできる姿勢との間で複数の棚が一体に回動する回動
式のCASでは、棚の回動が終了した時点でセンサの検
出結果を情報テーブルに記憶させるのであるが、棚の回
動停止による衝撃で磁気テープが検出位置から一瞬飛び
出すことがあり、この場合、磁気テープが存在するにも
係わらず、情報テーブルには磁気テープが存在しないも
のとして記憶されてしまう。また、センサ自身に故障が
発生すれば、磁気テープが存在するにも係わらず、情報
テーブルには磁気テープが存在しないものとして記憶さ
れる場合もあるし、磁気テープが存在しないにも係わら
ず、情報テーブルには磁気テープが存在するものとして
記憶される場合もある。
【0006】従来の磁気テープライブラリ装置では、上
記のようなセンサの誤検出に起因してACCの棚へのア
クセスが失敗した場合、その時点でACCの動作を停止
させ、システムエラーとして処理していたので、オペレ
ータにより復旧措置が実行されるまで、磁気テープライ
ブラリ装置が機能を停止してしまうという不具合があっ
た。たとえば、センサの誤検出により磁気テープが存在
するにも係わらず情報テーブルに存在しないものとして
記憶された場合、ACCがその棚に磁気テープを受け渡
そうとしたときに、その棚には既に別の磁気テープが保
持されており、それをACC側のセンサが検出すること
になるので、その時点でACCの動作が停止し、磁気テ
ープライブラリ装置がシステムダウンする。このこと
は、1日24時間のフル稼働を要求されることが比較的
多い磁気テープライブラリ装置にとって、極めて不都合
である。
【0007】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、記録媒体の誤検出に起因するシ
ステムダウンを極力防止できるライブラリ装置を提供す
ることを、その課題とする。
【0008】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】本願発明の第1の側面によれば、記録媒体
を保持可能な複数の棚を有し、オペレータが記録媒体を
搬入・搬出するための搬入・搬出装置と、多数の記録媒
体を格納する格納庫と、記録媒体に情報を記録・再生す
る記録・再生装置と、格納庫と記録・再生装置と搬入・
搬出装置との相互間で記録媒体を搬送する搬送装置と、
ホストコンピュータからの指示に基づいて、記録・再生
装置および搬送装置を制御する制御装置と、搬入・搬出
装置の各棚に設置されて記録媒体の存否を検出する第1
の記録媒体検出手段と、搬送装置に設置されて、搬送装
置が搬入・搬出装置の任意の棚に対して記録媒体の授受
を行うときに、その棚に記録媒体が保持されているか否
かを検出する第2の記録媒体検出手段とを有する、ライ
ブラリ装置であって、搬送装置が第1の記録媒体検出手
段により記録媒体が検出されなかった棚に記録媒体を受
け渡すときに、第2の記録媒体検出手段により記録媒体
が検出された場合、第1の記録媒体検出手段により記録
媒体が検出されなかった別の棚に記録媒体を受け渡すよ
うに搬送装置を制御する第1のリトライ手段を、制御装
置に設けたことを特徴とする、ライブラリ装置が提供さ
れる。
【0010】このようにすれば、第1の記録媒体検出手
段の誤検出により、既に記録媒体を保持している棚に搬
送装置が別の記録媒体を受け渡そうとしたときに、記録
媒体を保持していない空の棚が存在すれば、第1のリト
ライ手段がその空の棚に記録媒体を受け渡すように搬送
装置を制御するので、搬送装置が停止してシステムダウ
ンに至るのを回避できる。
【0011】記録媒体としては、カセット式の磁気テー
プが考えられるが、これに限らず、光磁気ディスクなど
であってもよい。
【0012】第1および第2の記録媒体検出手段として
は、ホトインタラプタを用いることができるが、これに
限るものではない。
【0013】第1のリトライ手段は、所定のプログラム
に基づいて動作するCPUにより実現できる。
【0014】好ましい実施の形態によれば、搬送装置が
第1の記録媒体検出手段により記録媒体が検出された棚
から記録媒体を受け取るときに、第2の記録媒体検出手
段により記録媒体が検出されなかった場合、第1の記録
媒体検出手段により記録媒体が検出された別の棚から記
録媒体を受け取るように搬送装置を制御する第2のリト
ライ手段を制御装置に設けた。
【0015】このようにすれば、第1の記録媒体検出手
段の誤検出により、記録媒体を保持していない棚から搬
送装置が記録媒体を受け取ろうとしたときに、記録媒体
を保持してる棚が存在すれば、第2のリトライ手段がそ
の棚から記録媒体を受け取るように搬送装置を制御する
ので、搬送装置が停止してシステムダウンに至るのを回
避できる。
【0016】第2のリトライ手段は、所定のプログラム
に基づいて動作するCPUにより実現できる。
【0017】他の好ましい実施の形態によれば、搬入・
搬出装置は、複数の棚を一体に回動させる回動手段を有
し、第1のリトライ手段は、検出結果記憶手段の記憶内
容に基づいて第1の記録媒体検出手段による記録媒体の
存否の検出結果を判断し、検出結果記憶手段は、回動手
段による棚の回動動作が終了した時点から所定時間経過
後に、第1の記録媒体検出手段による記録媒体の存否の
検出結果を記憶する。
【0018】このようにすれば、棚の回動に起因する第
1の記録媒体検出手段の誤検出を良好に回避できる。す
なわち、棚の回動停止による衝撃で、記録媒体が棚から
若干飛び出した姿勢になることがあり、棚の回動動作が
終了した時点で第1の記録媒体検出手段による記録媒体
の検出を行えば、記録媒体の飛び出しにより記録媒体が
存在しないものと誤検出することがあるが、棚の回動動
作が終了した時点から所定時間経過後における第1の記
録媒体検出手段の検出結果を検出結果記憶手段に記憶さ
せるので、そのときには記録媒体の飛び出しが解消され
ており、正しい検出結果が検出結果記憶手段に記憶され
る。このように時間の経過により記録媒体の飛び出しが
解消されるのは、記録媒体を保持する棚が、入口から奥
側へ行くほど下側に若干傾斜しているためである。
【0019】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明に係るライブラリ装置の
一例としての磁気テープライブラリ装置の概略外観斜視
図、図2は同磁気テープライブラリ装置を横断した状態
の概略外観斜視図であって、この磁気テープライブラリ
装置は、ガレージフレーム1、DRUMフレーム2、お
よびMTUフレーム3を備えている。磁気テープライブ
ラリ装置の内部には、多数のカセット式の磁気テープを
格納する回転式の格納庫5と、磁気テープに情報を記録
・再生する多数の記録・再生装置6と、磁気テープを保
持可能な複数の棚を有し、オペレータが磁気テープを搬
入・搬出するための搬入・搬出装置としての挿入側およ
び取出側の2台のCAS(図2には図示せず)と、これ
ら格納庫5と記録・再生装置6とCASとの相互間で磁
気テープを搬送する搬送装置としてのACC7とが設置
されている。なお、図2においては、格納庫5およびA
CC7をそれぞれ1台ずつしか示していないが、これら
は2台ずつ設置されている。すなわち、磁気テープライ
ブラリ装置の長手方向両端部のガレージフレーム1の内
部は、それぞれACC7が退避される場所であって、ガ
レージフレーム1よりも磁気テープライブラリ装置の長
手方向内側に位置する2個のDRUMフレーム2の内部
には、それぞれ格納庫5が収容されている。2個のDR
UMフレーム2に挟まれたMTUフレーム3の内部に
は、記録・再生装置6が収容されている。また、一方の
ガレージフレーム1の内部には、挿入側および取出側の
2台のCASが設置されている。
【0022】図3は、CASの操作パネルの概略正面図
であって、この操作パネル11は、磁気テープライブラ
リ装置の長手方向両端部のガレージフレーム1のうちの
一方の表面に設置されている。操作パネル11には、オ
ペレータが挿入側のCASに磁気テープ12を挿入する
ための挿入口13と、オペレータが取出側のCASから
磁気テープ12を取り出すための取出口14と、オペレ
ータが挿入側のCASを操作するためのスタートスイッ
チ15およびオープンスイッチ16と、オペレータが取
出側のCASを操作するためのクローズスイッチ17お
よびオープンスイッチ18とが設けられている。
【0023】図4は、挿入側のCASの概略外観斜視
図、図5は、挿入側のCASの概略縦断側面図であっ
て、この挿入側のCAS21は、基台22と、基台22
上に設置された軸体23により回動可能に支持されたC
AS本体24とを備えている。CAS本体24には、磁
気テープ12を保持するための複数の棚25が設けられ
ており、これらの各棚25の奥部には、磁気テープ12
の存否を検出する第1の記録媒体検出手段としてのセン
サ26がそれぞれ設置されている。また基台22上に
は、CAS本体24の位置を検出するためのセンサ27
a,27bが設置されている。なお、取出側のCAS2
1も挿入側のCAS21と同様の構成であり、同一の符
号を付して説明する。
【0024】図6は、本願発明に係るライブラリ装置の
一例としての磁気テープライブラリ装置の回路ブロック
図であって、この磁気テープライブラリ装置は、AMC
31、CSV32、TMU33、2台のACC7、およ
び2台のCAS21を備えている。AMC31およびT
MU33は、ホストコンピュータ35に接続されてお
り、AMC31は、CSV32およびCAS21に接続
されている。CSV32は、ACC7に接続されてい
る。
【0025】AMC(Accessor Mechanism Controller
)31は、ホストコンピュータ35からの指示に基づ
いて、CSV32およびCAS21を制御する。CSV
(Controll Servo)32は、AMC31からの指示に基
づいて、ACC7の複数のモータを駆動制御する。TM
U(Tapedrive Mount Unit)33は、多数の記録・再生
装置6を備えており、ホストコンピュータ35からの指
示に基づいて、磁気テープ12に対してデータを記録・
再生する。CAS(Cartridge Access Station)21
は、オペレータとACC7との間で磁気テープ12を中
継する。ACC(Accessor)7は、格納庫5とTMU3
3とCAS21との相互間で磁気テープ12を搬送す
る。
【0026】図7は、AMC31の回路ブロック図であ
って、このAMC31は、CPU41、RAM42、入
出力インターフェイス43、およびフレキシブルディス
クドライブ44を備えている。
【0027】CPU41は、AMC31の全体を制御す
る。RAM42は、各種のデータを記憶する。入出力イ
ンターフェイス43は、AMC31の外部とCPU41
との間のデータの入出力を制御する。フレキシブルディ
スクドライブ44は、フレキシブルディスクからAMC
31のファームウェアを読み取り、RAM42に記憶さ
せる。
【0028】入出力インターフェイス43は、ホストコ
ンピュータ35に接続されているとともに、CAS21
のスタートスイッチ15、オープンスイッチ16、クロ
ーズスイッチ17、オープンスイッチ18、センサ2
6、センサ27a,27b、およびモータ45が接続さ
れている。モータ45は、CAS本体24を回動させる
ものである。なお図7には、挿入側のCAS21と取出
側のCAS21とのうちの一方のみについて、センサ2
6などを図示している。さらに入出力インターフェイス
43には、ACC7のセンサ46,47が接続されてい
る。センサ46は、ACC7のハンド部が磁気テープ1
2を確実に把持したか否かを検出するものであり、セン
サ47は、ACC7がCAS21の任意の棚25に対し
て磁気テープ12の授受を行うときに、その棚25に磁
気テープ12が保持されているか否かを検出する第2の
記録媒体検出手段を構成するものである。なお図7に
は、2台のACC7のうちの一方のみについて、センサ
46,47を図示している。センサ26,27a,27
b,46,47は、ホトインタラプタなどにより構成さ
れている。
【0029】次に動作を説明する。オペレータが操作パ
ネル11の挿入口13に1または2以上の磁気テープ1
2を挿入し、スタートスイッチ15を押下すると、スタ
ートスイッチ15からの信号がAMC31の入出力イン
ターフェイス43を介してCPU41に入力される。こ
れによりAMC31のCPU41が、入出力インターフ
ェイス43を介して挿入側のCAS21のモータ45を
制御し、CAS本体24を回動させる。CAS本体24
の回動によりセンサ27bがCAS本体24を検出する
と、その信号が入出力インターフェイス43を介してC
PU41に入力される。これによりCPU41が、モー
タ45を停止させる。そして、モータ45を停止させた
時点からたとえば1秒間程度の所定時間の経過後、CP
U41が、入出力インターフェイス43を介して入力さ
れる挿入側のCAS21のセンサ26からの検出信号に
基づいて、各棚25における磁気テープ12の有無を表
す挿入側カートリッジ情報テーブルをRAM42上に作
成する。このように、モータ45の停止時から所定時間
経過後に挿入側カートリッジ情報テーブルを作成するの
は、モータ45の停止による挿入側のCAS21のCA
S本体24の振動などに起因して、磁気テープ12の一
部が棚25から飛び出すことによるセンサ26の誤検出
を防止するためである。すなわち、棚25は開口部から
奥部に向けて若干下向きに傾斜しているので、棚25か
ら磁気テープ12の一部が飛び出したとしても、時間の
経過に伴って重力により磁気テープ12が元の位置に戻
るので、センサ26が磁気テープ12を検出できるので
ある。なお、1秒間程度の所定時間は、オペレータが任
意に設定および変更可能である。
【0030】そしてCPU41が、RAM42上に作成
した挿入側カートリッジ情報テーブルに基づいて、入出
力インターフェイス43を介してACC7の各種のモー
タ(図示せず)を制御し、挿入側のCAS21の棚25
に保持されている磁気テープ12を、格納庫5の空のセ
ルに順次収納させる。ACC7が棚25から磁気テープ
12を取り出そうとしたときに、その棚25に磁気テー
プ12が存在しない場合、ACC7のセンサ47からの
信号によりCPU41がそれを検知し、挿入側カートリ
ッジ情報テーブルを書き直すとともに、他の棚25に磁
気テープ12が保持されていれば、その棚25から磁気
テープ12を取り出すようにACC7を制御する。した
がって、いずれかのセンサ26が故障したときのよう
に、磁気テープ12が存在しないのにも係わらずセンサ
26により磁気テープ12が検出され、誤った挿入側カ
ートリッジ情報テーブルが作成された場合であっても、
従来のライブラリ装置のようにシステムダウンしてしま
うことがなく、稼働率が向上する。
【0031】なお、格納庫5の各セルへの磁気テープ1
2の格納状況は、ホストコンピュータ35により管理さ
れている。また図示していないが、磁気テープ12には
バーコードが付されており、このバーコードを読み取る
バーコードリーダがACC7のハンド部に設けられて、
ACC7のバーコードリーダからのデータに基づいて、
ホストコンピュータ35が、格納庫5のセルとそれに格
納されている磁気テープ12のID番号(Identificati
on number )との対応を管理している。また、オペレー
タは、挿入側のCAS21のスタートスイッチ15を押
下した後、さらに別の1または2以上の磁気テープ12
を挿入口13に挿入したい場合、挿入側のCAS21の
オープンスイッチ16を押下することにより、棚25の
開口側を挿入口13側に向かせることができる。もちろ
ん、ACC7が棚25の磁気テープ12を取り出してい
る最中には、オープンスイッチ16を押下してもCAS
本体24が回動することはなく、取り出し動作の完了後
にCAS本体24が回動する。
【0032】オペレータが取出側のCAS21のオープ
ンスイッチ18を押下すると、オープンスイッチ18か
らの信号がAMC31の入出力インターフェイス43を
介してCPU41に入力される。これによりAMC31
のCPU41が、入出力インターフェイス43を介して
取出側のCAS21のモータ45を制御し、CAS本体
24を回動させる。CAS本体24の回動によりセンサ
27aがCAS本体24を検出すると、その信号が入出
力インターフェイス43を介してCPU41に入力され
る。これによりCPU41が、モータ45を停止させ
る。これにより棚25の開口側が取出口14側に位置す
るので、オペレータは棚25に保持されている1または
2以上の磁気テープ12を取出口14から取り出す。
【0033】オペレータが取出側のCAS21のクロー
ズスイッチ17を押下すると、クローズスイッチ17か
らの信号がAMC31の入出力インターフェイス43を
介してCPU41に入力される。これによりAMC31
のCPU41が、入出力インターフェイス43を介して
取出側のCAS21のモータ45を制御し、CAS本体
24を回動させる。CAS本体24の回動によりセンサ
27bがCAS本体24を検出すると、その信号が入出
力インターフェイス43を介してCPU41に入力され
る。これによりCPU41が、モータ45を停止させ
る。そして、モータ45を停止させた時点からたとえば
1秒間程度の所定時間の経過後、CPU41が、入出力
インターフェイス43を介して入力される取出側のCA
S21のセンサ26からの検出信号に基づいて、図9に
示すように、各棚25における磁気テープ12の有無を
表す取出側カートリッジ情報テーブルをRAM42上に
作成する。図8は、取出口14と取出側のCAS21の
棚25の位置との関係を説明する説明図である。このよ
うに、モータ45の停止時から所定時間経過後に取出側
カートリッジ情報テーブルを作成するのは、モータ45
の停止による取出側のCAS21のCAS本体24の振
動などに起因して、磁気テープ12の一部が棚25から
飛び出すことによるセンサ26の誤検出を防止するため
である。すなわち、棚25は開口部から奥部に向けて若
干下向きに傾斜しているので、棚25から磁気テープ1
2の一部が飛び出したとしても、時間の経過に伴って重
力により磁気テープ12が元の位置に戻るので、センサ
26が磁気テープ12を検出できるのである。なお、1
秒間程度の所定時間は、オペレータが任意に設定および
変更可能である。
【0034】ホストコンピュータ35からAMC31の
CPU41に磁気テープ12の搬出指令が入力される
と、CPU41が、入出力インターフェイス43を介し
てACC7の各種モータを制御し、格納庫5の指定され
たセルから磁気テープ12を取り出させ、取出側カート
リッジ情報テーブルに基づいて、取出側のCAS21の
空の棚25に磁気テープ12を挿入させる。このとき、
その棚25に既に磁気テープ12が存在している場合、
ACC7のセンサ47からの信号によりCPU41がそ
れを検知し、取出側カートリッジ情報テーブルを書き直
すとともに、空の棚25が存在すれば、その棚25に磁
気テープ12を挿入するようにACC7を制御する。し
たがって、いずれかのセンサ26が誤検出したときのよ
うに、磁気テープ12が存在するにも係わらずセンサ2
6により磁気テープ12が検出されず、誤った取出側カ
ートリッジ情報テーブルが作成された場合であっても、
従来のライブラリ装置のようにシステムダウンしてしま
うことがなく、稼働率が向上する。
【0035】すなわち、挿入側および取出側のCAS2
1は、記録媒体を保持可能な複数の棚を有し、オペレー
タが記録媒体を搬入・搬出するための搬入・搬出装置を
構成している。ACC7は、格納庫と記録・再生装置と
搬入・搬出装置との相互間で記録媒体を搬送する搬送装
置を構成している。AMC31は、ホストコンピュータ
からの指示に基づいて、記録・再生装置および搬送装置
を制御する制御装置を構成している。センサ26は、搬
入・搬出装置の各棚に設置されて記録媒体の存否を検出
する第1の記録媒体検出手段を構成している。センサ4
7は、搬送装置に設置されて、搬送装置が搬入・搬出装
置の任意の棚に対して記録媒体の授受を行うときに、そ
の棚に記録媒体が保持されているか否かを検出する第2
の記録媒体検出手段を構成している。CPU41は、R
AM42に格納されたプログラムに基づいて動作するこ
とにより、搬送装置が第1の記録媒体検出手段により記
録媒体が検出されなかった棚に記録媒体を受け渡すとき
に、第2の記録媒体検出手段により記録媒体が検出され
た場合、第1の記録媒体検出手段により記録媒体が検出
されなかった別の棚に記録媒体を受け渡すように搬送装
置を制御する第1のリトライ手段を実現している。CP
U41は、RAM42に格納されたプログラムに基づい
て動作することにより、搬送装置が第1の記録媒体検出
手段により記録媒体が検出された棚から記録媒体を受け
取るときに、第2の記録媒体検出手段により記録媒体が
検出されなかった場合、第1の記録媒体検出手段により
記録媒体が検出された別の棚から記録媒体を受け取るよ
うに搬送装置を制御する第2のリトライ手段を実現して
いる。
【0036】次に、上記取出側カートリッジ情報テーブ
ル作成処理の手順について、図10に示すフローチャー
トを参照しながら説明する。先ずAMC31のCPU4
1が、取出側のCAS21のセンサ27bがオンしたか
否かを判断する(S1)。すなわち、取出側のCAS2
1の棚25の開口側がACC7側に回動したかどうかを
調べる。取出側のCAS21のセンサ27bがオンすれ
ば(S1:YES)、CPU41が、タイマ(図示せ
ず)を起動する(S2)。このタイマは、たとえば所定
周波数のクロック信号をカウントするカウンタにより実
現できる。そしてCPU41が、S2で起動させたタイ
マがタイムアップしたか否かを判断する(S3)。タイ
マがタイムアップすれば(S3:YES)、CPU41
が、取出側のCAS21の各棚25のセンサ26からの
検出信号を順次読み出し(S4)、その結果を取出側の
CAS21の棚25の棚番号と対応付けてRAM42に
記憶させ(S5)、取出側カートリッジ情報テーブル作
成処理を終了する。
【0037】S3において、タイマがタイムアップして
いなければ(S3:NO)、S3に戻ってタイマがタイ
ムアップするのを待つ。
【0038】S1において、取出側のCAS21のセン
サ27bがオンしていなければ(S1:NO)、S1に
戻ってセンサ27bがオンするのを待つ。
【0039】次に、上記取出側のCAS21へのカート
リッジ挿入処理の手順について、図11に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。先ずAMC31のCP
U41が、RAM42から取出側カートリッジ情報テー
ブルを読み出し(S11)、その取出側カートリッジ情
報テーブルに基づいて、取出側のCAS21の棚25の
うち磁気テープ12を保持していない棚25があるか否
かを判断する(S12)。
【0040】磁気テープ12を保持していない棚25が
あれば(S12:YES)、CPU41が、その棚25
に磁気テープ12を挿入できるように、ACC7のハン
ド部の高さを可変させるモータを制御し(S13)、挿
入準備が完了したか否かを判断する(S14)。すなわ
ち、ACC7が取出側のCAS21の近傍に位置し、か
つ磁気テープ12を保持したACC7のハンド部が目的
の棚25の高さに一致したかどうかを調べる。
【0041】挿入準備が完了すれば(S14:YE
S)、ACC7のセンサ47がオンしているか否かを判
断する(S15)。すなわち、目的とする棚25に既に
磁気テープ12が保持されているかどうかを調べる。
【0042】ACC7のセンサ47がオンしていれば
(S15:YES)、CPU41が、取出側カートリッ
ジ情報テーブルを書き換え(S16)、S11に戻る。
すなわち、目的とする棚25は、取出側カートリッジ情
報テーブルでは磁気テープ12が存在しないことになっ
ているので、磁気テープ12が存在しているように書換
え、次の空の棚25に対してリトライする。
【0043】S15において、ACC7のセンサ47が
オンしていなければ(S15:NO)、CPU41が、
ACC7のハンド部を駆動するモータを制御して、磁気
テープ12を目的とする棚25に挿入させ(S17)、
カートリッジ挿入処理を終了する。
【0044】S14において、挿入準備が完了していな
ければ(S14:NO)、S14に戻って挿入準備が完
了するのを待つ。
【0045】S12において、磁気テープ12を保持し
ていない棚25がなければ(S12:NO)、ACC7
が格納庫5から取り出してハンド部に保持している磁気
テープ12を排出することができないので、CPU41
が、エラー情報を作成し(S18)、そのエラー情報を
RAM42に記憶させて(S19)、カートリッジ挿入
処理を終了する。RAM42に格納されたエラー情報
は、ホストコンピュータ35からの指示により、ホスト
コンピュータ35に送信される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の記録媒体検出手段の誤検出により、既に記録媒体
を保持している棚に搬送装置が別の記録媒体を受け渡そ
うとしたときに、記録媒体を保持していない空の棚が存
在すれば、第1のリトライ手段がその空の棚に記録媒体
を受け渡すように搬送装置を制御するので、搬送装置が
停止してシステムダウンに至るのを回避できる。
【0047】また、搬送装置が第1の記録媒体検出手段
により記録媒体が検出された棚から記録媒体を受け取る
ときに、第2の記録媒体検出手段により記録媒体が検出
されなかった場合、第1の記録媒体検出手段により記録
媒体が検出された別の棚から記録媒体を受け取るように
搬送装置を制御する第2のリトライ手段を制御装置に設
ければ、第1の記録媒体検出手段の誤検出により、記録
媒体を保持していない棚から搬送装置が記録媒体を受け
取ろうとしたときに、記録媒体を保持してる棚が存在す
れば、第2のリトライ手段がその棚から記録媒体を受け
取るように搬送装置を制御するので、搬送装置が停止し
てシステムダウンに至るのを回避できる。
【0048】また、搬入・搬出装置は、複数の棚を一体
に回動させる回動手段を有し、第1のリトライ手段は、
検出結果記憶手段の記憶内容に基づいて第1の記録媒体
検出手段による記録媒体の存否の検出結果を判断し、検
出結果記憶手段は、回動手段による棚の回動動作が終了
した時点から所定時間経過後に、第1の記録媒体検出手
段による記録媒体の存否の検出結果を記憶するようにす
れば、棚の回動に起因する第1の記録媒体検出手段の誤
検出を良好に回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るライブラリ装置の一例としての
磁気テープライブラリ装置の概略外観斜視図である。
【図2】図1に示す磁気テープライブラリ装置を横断し
た状態の概略外観斜視図である。
【図3】CASの操作パネルの概略正面図である。
【図4】挿入側のCASの概略外観斜視図である。
【図5】挿入側のCASの概略縦断側面図である。
【図6】図1に示す磁気テープライブラリ装置の回路ブ
ロック図である。
【図7】AMCの回路ブロック図である。
【図8】取出側のCASの棚番号とCASの操作パネル
の取出口との対応関係の説明図である。
【図9】取出側カートリッジ情報テーブルの説明図であ
る。
【図10】取出側カートリッジ情報テーブル作成処理の
手順を説明するフローチャートである。
【図11】カートリッジ挿入処理の手順を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 ガレージフレーム 2 DRUMフレーム 3 MTUフレーム 5 格納庫 6 記録・再生装置 7 ACC 11 操作パネル 12 磁気テープ 13 挿入口 14 取出口 15 スタートスイッチ 16 オープンスイッチ 17 クローズスイッチ 18 オープンスイッチ 21 CAS 22 基台 23 軸体 24 CAS本体 25 棚 26 センサ 27a,27b センサ 31 AMC 32 CSV 33 TMU 35 ホストコンピュータ 41 CPU 42 RAM 43 入出力インターフェイス 44 フレキシブルディスクドライブ 45 モータ 46 センサ 47 センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を保持可能な複数の棚を有し、
    オペレータが前記記録媒体を搬入・搬出するための搬入
    ・搬出装置と、 多数の前記記録媒体を格納する格納庫と、 前記記録媒体に情報を記録・再生する記録・再生装置
    と、 前記格納庫と前記記録・再生装置と前記搬入・搬出装置
    との相互間で前記記録媒体を搬送する搬送装置と、 ホストコンピュータからの指示に基づいて、前記記録・
    再生装置および前記搬送装置を制御する制御装置と、 前記搬入・搬出装置の前記各棚に設置されて前記記録媒
    体の存否を検出する第1の記録媒体検出手段と、 前記搬送装置に設置されて、前記搬送装置が前記搬入・
    搬出装置の任意の棚に対して前記記録媒体の授受を行う
    ときに、その棚に記録媒体が保持されているか否かを検
    出する第2の記録媒体検出手段とを有するライブラリ装
    置であって、 前記搬送装置が前記第1の記録媒体検出手段により記録
    媒体が検出されなかった棚に記録媒体を受け渡すとき
    に、前記第2の記録媒体検出手段により記録媒体が検出
    された場合、前記第1の記録媒体検出手段により記録媒
    体が検出されなかった別の棚に前記記録媒体を受け渡す
    ように前記搬送装置を制御する第1のリトライ手段を、
    前記制御装置に設けたことを特徴とする、ライブラリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記搬送装置が前記第1の記録媒体検出
    手段により記録媒体が検出された棚から記録媒体を受け
    取るときに、前記第2の記録媒体検出手段により記録媒
    体が検出されなかった場合、前記第1の記録媒体検出手
    段により記録媒体が検出された別の棚から前記記録媒体
    を受け取るように前記搬送装置を制御する第2のリトラ
    イ手段を前記制御装置に設けた、請求項1に記載のライ
    ブラリ装置。
  3. 【請求項3】 前記搬入・搬出装置は、前記複数の棚を
    一体に回動させる回動手段を有し、 前記第1のリトライ手段は、検出結果記憶手段の記憶内
    容に基づいて前記第1の記録媒体検出手段による記録媒
    体の存否の検出結果を判断し、 前記検出結果記憶手段は、前記回動手段による前記棚の
    回動動作が終了した時点から所定時間経過後に、前記第
    1の記録媒体検出手段による記録媒体の存否の検出結果
    を記憶する、請求項1に記載のライブラリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5696307B2 (ja) * 2009-12-02 2015-04-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機

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