JPH11237463A - Gps受信機の同期判定装置 - Google Patents

Gps受信機の同期判定装置

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JPH11237463A
JPH11237463A JP10038315A JP3831598A JPH11237463A JP H11237463 A JPH11237463 A JP H11237463A JP 10038315 A JP10038315 A JP 10038315A JP 3831598 A JP3831598 A JP 3831598A JP H11237463 A JPH11237463 A JP H11237463A
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JP
Japan
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data bit
synchronization
count value
signal
sign
Prior art date
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Pending
Application number
JP10038315A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Miyahara
一典 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sokkia Co Ltd
Original Assignee
Sokkia Co Ltd
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Publication date
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  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復調回路で復調されるGPS信号のデータビ
ットの連続性を確保し、同時に不連続性を敏感に検出す
ること。 【解決手段】 復調回路1には、搬送波信号の同期,追
跡を行なうキャリアトラッキングループ2と、PN符号
の同期,追跡を行なうコードトラッキングループ3とを
有している。ループ2からは、20ms毎に符号が反転する
データビット信号が送出される、ループ3からは、1ms
のエポック信号が送出される。装置は、データビット信
号が入力する反転検出回路4と、エポック信号をカウン
トする下位カウンター5とを有している。検出回路4
は、データビット信号の符号が反転する度に、スイッチ
6を作動させて、符号が反転したときの下位カウンター
5のそのときの計数値を判定回路7に送出する。判定回
路7では、反転時におけるカウントの値が、19と異な
っている場合には、ビット同期がとれていないと判断
し、ロックオフ信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS受信機にお
ける同期判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】GPS通信における、ビットの同期判定
手段は、従来、50bps(20ms長)のデータを1
ms毎に符号反転を確認し、20ms分の合計20個あ
る加算レジスタで符号が反転した位置のレジスタを+1
とする手法が取られ、任意のレジスタの加算値が、20
msより十分長い一定の時間の間に、任意のスレシホー
ルドレベル以上になった時にビット同期がとれたと見な
している。
【0003】このような同期判定手段によれば、20m
s長内で、符号反転の位置が多少異なっていても、同期
を保ちやすいため、一般に実用化されている。しかしな
がら、このような従来の同期判定手段には、以下に説明
する技術的な課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、前述した同
期判定手段では、処理のためのアルゴリズムまたは受信
機のハードウエア構成が複雑となり、ソフトウエアで達
成させている場合には、処理時間が長くなり、ハードウ
エアの場合には回路規模が大きくなる欠点があった。
【0005】また、特に、GPS測量において、移動し
ながら連続して、測位結果を解析するキネマティック測
量では、搬送波位相の連続性に異常がないことが重要な
要素なので、むしろ反転位置が変ってしまうような粗悪
なデータを取得した場合には、間違った測位結果を出力
しないために、ビット同期の感度を敏感にし、反転位置
が異なると同期が採れていないと判断したほうが望まし
い。
【0006】ところが、従来の同期判定手段では、20
ms内での符号の反転は、感知されないことがあった
り、同期判定までに一定時間をかけていたので、粗悪な
データと判断するまでに遅れ時間が生じていた。本発明
は、以上の問題を解決するものであって、その目的とす
るところは、簡単なアルゴリズムまたはハードウエア構
成によりビット同期の判定が行なわれるようにし、搬送
波位相の異常連続性にも敏感に反応して検知できるよう
にしたGPS受信機における同期判定装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、GPS信号を復調する復調回路からのデ
ータビットが反転した段階で1ms毎にカウントすると
ともに、20カウントする毎に上位カウンターをカウン
トアップさせる下位計数手段と、前記データビットの反
転毎に前記下位計数手段のカウント値を判定し、これが
20カウントのときに同期状態であると判断する判定手
段とを設けた。この構成によれば、判定手段が1ms毎
のデータビットの反転でカウントアップする下位計数手
段の計数値を、データビットの反転毎に判定するので、
20ms長のデータビットの符号反転位置が異なると、
判定手段で非同期状態であると判断される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1
は、本発明にかかるGPS受信機の同期判定装置の第1
実施例を示しており、この実施例では、同期判定装置が
個別回路により構成されている。同図に示した同期判定
装置には、GPS受信機の要部が示されていて、1は、
人工衛星から発信されるGPS信号を復調する復調回路
である。
【0009】この復調回路1は、搬送波信号の同期,追
跡を行なうキャリアトラッキングループ2と、PN符号
の同期,追跡を行なうコードトラッキングループ3とを
有している。キャリアトラッキングループ2からは、2
0ms毎に符号が反転するデータビット信号が送出され
る、コードトラッキングループ3からは、1msのエポ
ック信号が送出される。
【0010】本実施例の同期判定装置は、キャリアトラ
ッキングループ2から送出されるデータビット信号が入
力する反転検出回路4と、コードトラッキングループ3
から送出される1msのエポック信号をカウントする下
位カウンター5とを有している。
【0011】反転検出回路4は、データビット信号の符
号が反転する度に、下位カウンター5の出力側に設けら
れたスイッチ6を作動させて、符号が反転したときの下
位カウンター5のそのときの計数値を判定回路7に送出
する。
【0012】一方、キャリアトラッキングループ2のデ
ータビット信号は、プリアンブル検出回路8に入力され
る。
【0013】プリアンブル検出回路8は、30ビットを
10ワードとして、10ワードの連続した300ビツト
分の信号を1フレームとするデータビット信号を受け
て、この信号の先頭を示す8ビット分のプリアンブルを
検出して、データビット信号のフレーム同期を取るもの
であって、プリアンブルを検出すると、上位カウンター
9(ビットカウンター)をセットする。
【0014】下位カウンター5は、コードトラッキング
ループ3からの1msエポック信号を順次カウントし、
それが19(0〜19の計数を行なう)になるとクリア
されて上位カウンター9に桁上がりの信号を出力する動
作を繰返し、上位カウンター9は、その信号によるタイ
ミングで300ビットまでカウントし、300ビットに
なった時再び0からカウントアップする。
【0015】また、上位カウンター9は、プリアンブル
検出回路8によりフレーム同期を取られており、衛星の
データビットに同期した信号であるため、下位カウンタ
ー5のカウント値及び上位カウンター9のカウント値
は、送信時刻(1)、送信時刻(2)として出力され、
それぞれ衛星の送信時刻をカウントする時計として活用
される。
【0016】以上の構成において、下位カウンター5の
カウント値は、反転検出回路4によりデータビット信号
の反転が検出される毎に、判定回路7に出力され、判定
回路7では、その反転時におけるカウントの値が,19
と異なっている場合には、ビット同期がとれていないと
判断し、ロックオフ信号を出力するとともに、下位カウ
ンター5をクリアさせる。
【0017】また、反転時におけるカウント値が19に
一致していれば、判定回路7からビット同期検出信号を
出力して、同期がとれたと見なせることになる。
【0018】さて、以上のように構成された同期判定装
置によれば、データビット信号は、反転した後に、その
状態が20ms継続した場合にだけ、同期がとれている
と判断されるので、データビット信号の連続性を確保す
ることができる。
【0019】図2は、本発明にかかる同期判定装置の第
2実施例を示しており、この実施例では、装置をいわゆ
るマイクロコンピュータで構成した場合であって、キャ
リアトラッキングループ2とコードトラッキングループ
3には、インターフェイス10を介在させてCPU12
が接続されている。
【0020】また、インターフェイス10には、CPU
12の処理手順や処理データを格納する記憶手段14が
接続されている。
【0021】CPU12は、上記第1実施例と同様に、
反転検出回路4と、下位カウンター5と、上位カウンタ
ー9と、プリアンブル検出回路8とに、それぞれ相当す
る機能を有している。図3には、CPU12で同期判定
を判断する際の手順の一例を示している。
【0022】同図に示す手順は、1ms毎に繰り返され
るものであって、ビット同期判定手順がスタートする
と、まず、ステップs1で、データビット信号が反転し
たか否かが判断される。
【0023】このステップs1でデータビット信号が反
転したと判断された場合には、ステップs2で、下位カ
ウンター(以下、LCと略す)の計数値が19で有るか
否かが判断され、これが19である場合には、データビ
ット信号の同期がとれていることになるので、ステップ
s3に移行する。
【0024】なお、この場合、LCは、コードトラッキ
ングループ3から送出される1msのエポック信号を順
次計数するものであって、20ms分の桁数を備えてい
る。ステップs3では、LCをクリアし、上位カウンタ
ー(以下、UCと略す)のカウント値を1だけ上げて、
ステップs10でビット同期フラグ(ロックオフフラグ
(LOF)=1)を立てて手順が終了する。
【0025】一方、ステップs2でLCが19でないと
判断された場合には、ステップs4でLCをクリアし
て、ステップs5で、ビット非同期であるとのロックオ
フフラグ(LOF)=0を立てて手順が終了する。
【0026】また、ステップs1で、データビット信号
が反転しないと判断された場合には、ステップs6で、
LCの計数値に1を加える処理が行なわれる。
【0027】続くステップs7では、LCの計数値が2
0か否かが判断される。ここで、LCの計数値が20で
ないと判断された場合には、手順が終了する。一方、ス
テップs7でLCの計数値が20であると判断された場
合には、ステップs8でUCに1を加え、ステップs9
で、LCをクリアして手順が終了する。
【0028】図4は、この手順でデータビット信号の同
期、非同期を判断する際のより具体的な内容を示してい
る。すなわち、上記手順のステップs1〜s3で同期し
ていると判断する際は、ビット同期判定がスタートし、
図4のの個所での判定である。つまり、データビット
信号が20msだけ同じ状態が継続され、20msの位
置で反転した場合に同期していると判断する。
【0029】一方、図4ので示した部分では、データ
ビット信号が反転した後に、その状態が20ms継続し
ないで途中で反転した場合には、これがステップs2
で,LCが19ではないと判断されるので、ビット非同
期であるとのロックオフフラグ(LOF)=0が立てら
れる(ステップs2〜s5)。
【0030】さらに、図4のの状態では、20ms経
過した後にもデータビット信号が反転しないので、ビッ
トの同期ないしは非同期フラグを立てないで判断が継続
される(ステップs6〜s9)。このように構成したビ
ットの同期判定装置によっても上記第1実施例と同等の
作用効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上実施例により詳細に説明したよう
に、本発明にかかるGPS受信機における同期判定装置
にあっては、従来に比べ、同期をとるためのアルゴリズ
ムあるいはハードウエアの簡素化を図ることができ、キ
ネマティック測量などでロックオフに敏感に反応してこ
れを検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる同期判定装置の第1実施例を示
す回路構成のブロック図である。
【図2】本発明にかかる同期判定装置の第2実施例を示
す回路構成のブロック図である。
【図3】本発明にかかる同期判定装置の別の実施例を示
すフローチャート図である。
【図4】図3の手順で行なわれる判断の説明図である。
【符号の説明】
1 復調回路 4 反転回路 5 下位カウンター 7 判定回路(手段) 8 プリアンブル検出回路(フレーム同期手段) 9 上位カウンター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS信号を復調する復調回路からのデ
    ータビットが反転した段階で1ms毎にカウントすると
    ともに、20カウントする毎に上位カウンターをカウン
    トアップさせる下位計数手段と、 前記データビットの反転毎に前記下位計数手段のカウン
    ト値を判定し、これが20カウントのときに同期状態で
    あると判断する判定手段とを備えたことを特徴とするG
    PS受信機の同期判定装置。
JP10038315A 1998-02-20 1998-02-20 Gps受信機の同期判定装置 Pending JPH11237463A (ja)

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JP10038315A JPH11237463A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 Gps受信機の同期判定装置

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JPH11237463A true JPH11237463A (ja) 1999-08-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081275A1 (ja) * 2010-12-13 2012-06-21 古野電気株式会社 サイクルスリップ検出装置、サイクルスリップ検出のための集積回路、同集積回路を備えるgnss受信装置、同gnss受信装置を備える情報端末機器、サイクルスリップ検出方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081275A1 (ja) * 2010-12-13 2012-06-21 古野電気株式会社 サイクルスリップ検出装置、サイクルスリップ検出のための集積回路、同集積回路を備えるgnss受信装置、同gnss受信装置を備える情報端末機器、サイクルスリップ検出方法及びプログラム
JP5553909B2 (ja) * 2010-12-13 2014-07-23 古野電気株式会社 サイクルスリップ検出装置、サイクルスリップ検出のための集積回路、同集積回路を備えるgnss受信装置、同gnss受信装置を備える情報端末機器、サイクルスリップ検出方法及びプログラム

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