JPH11237463A - Gps受信機の同期判定装置 - Google Patents
Gps受信機の同期判定装置Info
- Publication number
- JPH11237463A JPH11237463A JP10038315A JP3831598A JPH11237463A JP H11237463 A JPH11237463 A JP H11237463A JP 10038315 A JP10038315 A JP 10038315A JP 3831598 A JP3831598 A JP 3831598A JP H11237463 A JPH11237463 A JP H11237463A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data bit
- synchronization
- count value
- signal
- sign
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
ットの連続性を確保し、同時に不連続性を敏感に検出す
ること。 【解決手段】 復調回路1には、搬送波信号の同期,追
跡を行なうキャリアトラッキングループ2と、PN符号
の同期,追跡を行なうコードトラッキングループ3とを
有している。ループ2からは、20ms毎に符号が反転する
データビット信号が送出される、ループ3からは、1ms
のエポック信号が送出される。装置は、データビット信
号が入力する反転検出回路4と、エポック信号をカウン
トする下位カウンター5とを有している。検出回路4
は、データビット信号の符号が反転する度に、スイッチ
6を作動させて、符号が反転したときの下位カウンター
5のそのときの計数値を判定回路7に送出する。判定回
路7では、反転時におけるカウントの値が、19と異な
っている場合には、ビット同期がとれていないと判断
し、ロックオフ信号を出力する。
Description
ける同期判定装置に関する。
手段は、従来、50bps(20ms長)のデータを1
ms毎に符号反転を確認し、20ms分の合計20個あ
る加算レジスタで符号が反転した位置のレジスタを+1
とする手法が取られ、任意のレジスタの加算値が、20
msより十分長い一定の時間の間に、任意のスレシホー
ルドレベル以上になった時にビット同期がとれたと見な
している。
s長内で、符号反転の位置が多少異なっていても、同期
を保ちやすいため、一般に実用化されている。しかしな
がら、このような従来の同期判定手段には、以下に説明
する技術的な課題があった。
期判定手段では、処理のためのアルゴリズムまたは受信
機のハードウエア構成が複雑となり、ソフトウエアで達
成させている場合には、処理時間が長くなり、ハードウ
エアの場合には回路規模が大きくなる欠点があった。
ながら連続して、測位結果を解析するキネマティック測
量では、搬送波位相の連続性に異常がないことが重要な
要素なので、むしろ反転位置が変ってしまうような粗悪
なデータを取得した場合には、間違った測位結果を出力
しないために、ビット同期の感度を敏感にし、反転位置
が異なると同期が採れていないと判断したほうが望まし
い。
ms内での符号の反転は、感知されないことがあった
り、同期判定までに一定時間をかけていたので、粗悪な
データと判断するまでに遅れ時間が生じていた。本発明
は、以上の問題を解決するものであって、その目的とす
るところは、簡単なアルゴリズムまたはハードウエア構
成によりビット同期の判定が行なわれるようにし、搬送
波位相の異常連続性にも敏感に反応して検知できるよう
にしたGPS受信機における同期判定装置を提供するこ
とにある。
め、本発明は、GPS信号を復調する復調回路からのデ
ータビットが反転した段階で1ms毎にカウントすると
ともに、20カウントする毎に上位カウンターをカウン
トアップさせる下位計数手段と、前記データビットの反
転毎に前記下位計数手段のカウント値を判定し、これが
20カウントのときに同期状態であると判断する判定手
段とを設けた。この構成によれば、判定手段が1ms毎
のデータビットの反転でカウントアップする下位計数手
段の計数値を、データビットの反転毎に判定するので、
20ms長のデータビットの符号反転位置が異なると、
判定手段で非同期状態であると判断される。
態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1
は、本発明にかかるGPS受信機の同期判定装置の第1
実施例を示しており、この実施例では、同期判定装置が
個別回路により構成されている。同図に示した同期判定
装置には、GPS受信機の要部が示されていて、1は、
人工衛星から発信されるGPS信号を復調する復調回路
である。
跡を行なうキャリアトラッキングループ2と、PN符号
の同期,追跡を行なうコードトラッキングループ3とを
有している。キャリアトラッキングループ2からは、2
0ms毎に符号が反転するデータビット信号が送出され
る、コードトラッキングループ3からは、1msのエポ
ック信号が送出される。
ッキングループ2から送出されるデータビット信号が入
力する反転検出回路4と、コードトラッキングループ3
から送出される1msのエポック信号をカウントする下
位カウンター5とを有している。
号が反転する度に、下位カウンター5の出力側に設けら
れたスイッチ6を作動させて、符号が反転したときの下
位カウンター5のそのときの計数値を判定回路7に送出
する。
ータビット信号は、プリアンブル検出回路8に入力され
る。
10ワードとして、10ワードの連続した300ビツト
分の信号を1フレームとするデータビット信号を受け
て、この信号の先頭を示す8ビット分のプリアンブルを
検出して、データビット信号のフレーム同期を取るもの
であって、プリアンブルを検出すると、上位カウンター
9(ビットカウンター)をセットする。
ループ3からの1msエポック信号を順次カウントし、
それが19(0〜19の計数を行なう)になるとクリア
されて上位カウンター9に桁上がりの信号を出力する動
作を繰返し、上位カウンター9は、その信号によるタイ
ミングで300ビットまでカウントし、300ビットに
なった時再び0からカウントアップする。
検出回路8によりフレーム同期を取られており、衛星の
データビットに同期した信号であるため、下位カウンタ
ー5のカウント値及び上位カウンター9のカウント値
は、送信時刻(1)、送信時刻(2)として出力され、
それぞれ衛星の送信時刻をカウントする時計として活用
される。
カウント値は、反転検出回路4によりデータビット信号
の反転が検出される毎に、判定回路7に出力され、判定
回路7では、その反転時におけるカウントの値が,19
と異なっている場合には、ビット同期がとれていないと
判断し、ロックオフ信号を出力するとともに、下位カウ
ンター5をクリアさせる。
一致していれば、判定回路7からビット同期検出信号を
出力して、同期がとれたと見なせることになる。
置によれば、データビット信号は、反転した後に、その
状態が20ms継続した場合にだけ、同期がとれている
と判断されるので、データビット信号の連続性を確保す
ることができる。
2実施例を示しており、この実施例では、装置をいわゆ
るマイクロコンピュータで構成した場合であって、キャ
リアトラッキングループ2とコードトラッキングループ
3には、インターフェイス10を介在させてCPU12
が接続されている。
12の処理手順や処理データを格納する記憶手段14が
接続されている。
反転検出回路4と、下位カウンター5と、上位カウンタ
ー9と、プリアンブル検出回路8とに、それぞれ相当す
る機能を有している。図3には、CPU12で同期判定
を判断する際の手順の一例を示している。
るものであって、ビット同期判定手順がスタートする
と、まず、ステップs1で、データビット信号が反転し
たか否かが判断される。
転したと判断された場合には、ステップs2で、下位カ
ウンター(以下、LCと略す)の計数値が19で有るか
否かが判断され、これが19である場合には、データビ
ット信号の同期がとれていることになるので、ステップ
s3に移行する。
ングループ3から送出される1msのエポック信号を順
次計数するものであって、20ms分の桁数を備えてい
る。ステップs3では、LCをクリアし、上位カウンタ
ー(以下、UCと略す)のカウント値を1だけ上げて、
ステップs10でビット同期フラグ(ロックオフフラグ
(LOF)=1)を立てて手順が終了する。
判断された場合には、ステップs4でLCをクリアし
て、ステップs5で、ビット非同期であるとのロックオ
フフラグ(LOF)=0を立てて手順が終了する。
が反転しないと判断された場合には、ステップs6で、
LCの計数値に1を加える処理が行なわれる。
0か否かが判断される。ここで、LCの計数値が20で
ないと判断された場合には、手順が終了する。一方、ス
テップs7でLCの計数値が20であると判断された場
合には、ステップs8でUCに1を加え、ステップs9
で、LCをクリアして手順が終了する。
期、非同期を判断する際のより具体的な内容を示してい
る。すなわち、上記手順のステップs1〜s3で同期し
ていると判断する際は、ビット同期判定がスタートし、
図4のの個所での判定である。つまり、データビット
信号が20msだけ同じ状態が継続され、20msの位
置で反転した場合に同期していると判断する。
ビット信号が反転した後に、その状態が20ms継続し
ないで途中で反転した場合には、これがステップs2
で,LCが19ではないと判断されるので、ビット非同
期であるとのロックオフフラグ(LOF)=0が立てら
れる(ステップs2〜s5)。
過した後にもデータビット信号が反転しないので、ビッ
トの同期ないしは非同期フラグを立てないで判断が継続
される(ステップs6〜s9)。このように構成したビ
ットの同期判定装置によっても上記第1実施例と同等の
作用効果が得られる。
に、本発明にかかるGPS受信機における同期判定装置
にあっては、従来に比べ、同期をとるためのアルゴリズ
ムあるいはハードウエアの簡素化を図ることができ、キ
ネマティック測量などでロックオフに敏感に反応してこ
れを検知することができる。
す回路構成のブロック図である。
す回路構成のブロック図である。
すフローチャート図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 GPS信号を復調する復調回路からのデ
ータビットが反転した段階で1ms毎にカウントすると
ともに、20カウントする毎に上位カウンターをカウン
トアップさせる下位計数手段と、 前記データビットの反転毎に前記下位計数手段のカウン
ト値を判定し、これが20カウントのときに同期状態で
あると判断する判定手段とを備えたことを特徴とするG
PS受信機の同期判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10038315A JPH11237463A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | Gps受信機の同期判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10038315A JPH11237463A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | Gps受信機の同期判定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11237463A true JPH11237463A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12521865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10038315A Pending JPH11237463A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | Gps受信機の同期判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11237463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012081275A1 (ja) * | 2010-12-13 | 2012-06-21 | 古野電気株式会社 | サイクルスリップ検出装置、サイクルスリップ検出のための集積回路、同集積回路を備えるgnss受信装置、同gnss受信装置を備える情報端末機器、サイクルスリップ検出方法及びプログラム |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP10038315A patent/JPH11237463A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012081275A1 (ja) * | 2010-12-13 | 2012-06-21 | 古野電気株式会社 | サイクルスリップ検出装置、サイクルスリップ検出のための集積回路、同集積回路を備えるgnss受信装置、同gnss受信装置を備える情報端末機器、サイクルスリップ検出方法及びプログラム |
JP5553909B2 (ja) * | 2010-12-13 | 2014-07-23 | 古野電気株式会社 | サイクルスリップ検出装置、サイクルスリップ検出のための集積回路、同集積回路を備えるgnss受信装置、同gnss受信装置を備える情報端末機器、サイクルスリップ検出方法及びプログラム |
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