JPH11237087A - 浴室乾燥装置 - Google Patents

浴室乾燥装置

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Publication number
JPH11237087A
JPH11237087A JP10036987A JP3698798A JPH11237087A JP H11237087 A JPH11237087 A JP H11237087A JP 10036987 A JP10036987 A JP 10036987A JP 3698798 A JP3698798 A JP 3698798A JP H11237087 A JPH11237087 A JP H11237087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
air
bathroom
bath room
relative humidity
Prior art date
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Pending
Application number
JP10036987A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Miyaji
寿明 宮地
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10036987A priority Critical patent/JPH11237087A/ja
Publication of JPH11237087A publication Critical patent/JPH11237087A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成の浴室乾燥機は、単に動作中は浴
室を乾燥することに専念しているものであり、浴室内を
清潔に保つという観点から見た場合に、機能として十分
とは言えないという課題を有している。 【解決手段】 室内の相対湿度を検知する湿度計4の情
報を受けて、室内の相対湿度が40%以下となる期間が
1時間以上持続するように換気部1と除湿部2とを制御
するようにして、浴室内にカビが繁殖することを防止
し、浴室内を清潔

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】業務用或いは家庭用として使
用されている浴室を清潔に保つための浴室乾燥装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】浴室はその使用実態から非常にカビが発
生しやすいものである。そこで浴室に乾燥装置を取り付
けて、浴室を乾燥する浴室乾燥装置が使用されてる。こ
の浴室乾燥装置は、例えばヒータによって昇温した温風
を送風機によって浴室内に吹き込み、浴室を循環して多
湿となった空気の水分を例えば吸着剤を使用して吸着
し、低湿の温風を再び浴室内に吹き込むことを繰り返す
ものである。このとき装置の動作スタートや動作終了
は、例えば使用者がコントローラ等を使って行うように
なっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の浴室
乾燥機は、単に動作中は浴室を乾燥することに専念して
いるものであり、浴室内を清潔に保つという観点から見
た場合に、機能として十分とは言えないという課題を有
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、室内の相対湿
度が40%以下となる期間が1時間以上持続するように
制御することによって、浴室内にカビが繁殖することを
防止し、浴室内を清潔に保つことができる浴室乾燥装置
としているものである。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、室内
の相対湿度を検知する湿度計の情報を受けて、室内の相
対湿度が40%以下となる期間が1時間以上持続するよ
うに換気部と除湿部とを制御するようにして、浴室内に
カビが繁殖することを防止し、浴室内を清潔に保つこと
ができる浴室乾燥装置としているものである。
【0006】請求項2に記載した発明は、吸着剤として
ゼオライトを使用する構成として、特に乾燥効果の大き
い浴室乾燥装置としているものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は本実施例の構成を示すブロック図である。本実施例の
装置は、浴室の天井や浴室の壁面に取り付けて使用する
ものである。本体内には、換気部1と、換気部1が送風
する空気を乾燥する除湿部2と、制御部3と、室内の相
対湿度を検知する湿度計4と、第1のダンパ5aと第2
のダンパ5bを設けている。換気部1はファンモータに
よって構成しており、本体の表面に設けている吸気口6
から浴室内の吸気を吸気し、本体内の所定の送風経路を
送風して、乾燥空気を本体の表面に設けている送風口7
から浴室内に送風している。また、吸気口6から吸気し
た空気を、後記する除湿部2から本体の表面に設けてい
る第2の排気口8から室外に送風している。前記送風経
路の途中には、除湿部2を配置している。除湿部2は、
空気中の水分を吸着する吸着剤2aと、吸着剤2aが吸
着した水分を放出させて吸着剤を活性化するヒータ2b
とによって構成している。前記送風口7の開閉はダンパ
5aによって、また第2の排気口8の開閉はダンパ5b
によって行っている。制御部3は本実施例ではマイコン
によって構成しており、湿度計4が検知した相対湿度の
情報に基づいて、換気部1と除湿部2と、ダンパ5aと
ダンパ5bとを制御している。
【0008】以下本実施例の動作について説明する。図
示してないスイッチをオンすると、或いは使用者が図示
してないコントローラを使用して動作開始を指示する
と、装置は動作を開始する。すなわち、換気部1を構成
するファンモータが回転を開始して、吸気口6から浴室
内の空気を吸気して、乾燥空気を送風口7から浴室内に
送風するものである。吸気口6から吸気した空気は、送
風経路中に配置している除湿部2を構成する吸着剤2a
を通過する。吸着剤2aを通過することによって、この
送風空気中の水分は吸着剤によって吸着され、乾燥空気
となる。この乾燥空気は、前記したように送風口7から
浴室内に吹き込まれるものである。この吸着工程を継続
することによって、浴室内の空気は吸着剤2aによって
水分を吸着され、乾燥が進行するものである。
【0009】このとき、制御部3は予めプログラムされ
た時間に従って動作し、前記吸着行程の継続時間が所定
時間に達すると、自動的に吸着行程を中止して、吸着剤
を活性化する活性化工程に入るものである。活性化行程
は、ダンパ5bによって第2の排気口8を開き、ダンパ
5aによって送風口7を閉じた状態で、換気部1とヒー
タ2bとを運転するものである。ヒータ2bを通電する
ことによって、換気部1が送風する空気は加熱されて吸
着剤2aと接触する。吸着剤2aは高温の空気の接触に
よって、吸着していた水分を放出する。この水分は、第
1のダンパ5aによって送風口7が閉じられており、第
2のダンパ5bによって第2の排気口8が開けられてい
るため、第2の排気口8から浴室外に排気される。この
活性化行程を所定時間継続することによって、吸着剤2
aは活性を回復する。
【0010】こうして所定時間の活性化行程を終了する
と、再び制御部3は前記吸着行程を実行するものであ
る。すなわち、第2のダンパ5bによって第2の排気口
8を閉じ、第1のダンバ5aによって送風口7を開い
て、ヒータ2bへの通電を停止し、換気部1を運転する
ものである。
【0011】このとき本実施例では、制御部3は、湿度
計4が検知する浴室内の空気の相対湿度が40%以下と
なる期間が1時間以上持続するように、換気部1・除湿
部2・第1のダンパ5a・第2のダンパ5bを制御して
いるものである。発明者らの実験によれば、前記条件で
装置を運転した場合には、浴室内にカビが繁殖すること
を防止でき、浴室内を清潔に保つことができるものであ
る。
【0012】以下、このカビの発生状況を確認する試験
の結果を実験例1として報告する。 (実験例1)本実験では、カビとしてクロカワカビ(C
ladosporium)とクロカビ(Aspergi
llus)を使用している。前記カビを、グルコース糖
を0.4%含有する寒天培地に植菌し、更にこの寒天培
地を高温高湿槽の中に収容して、所定の温度でかつ所定
の相対湿度に所定時間保った後、滅菌した顕微鏡用スラ
イドガラスとカバーガラスとの間に挟んで菌糸の成育の
状況を観察するものである。
【0013】この実験の結果を図2に示している。図2
の横軸は時間であり、縦軸は菌糸の長さを示している。
又a・b・cはクロカワカビを、d・e・fはクロカビ
を示している。
【0014】図2から判るように、相対湿度を40%と
した場合には、クロカワカビもクロカビも菌糸の長さが
0となるものであり、つまり繁殖を完全に防止できるも
のである。
【0015】次に、吸着剤の吸着性能について、ゼオラ
イトとシリカゲルとを比較する実験を行っている。この
実験結果を実験例2として報告する。
【0016】(実験例2)この実験は、ビーカ内に所定
温度の水を1000ml入れ、この上に吸着剤をビーカ
を覆う形で60分間おいた後、ビーカ内の水の量を測定
して吸着剤の吸着性能を評価しているものである。この
実験の結果を(表1)に示している。
【0017】
【表1】
【0018】(表1)から判るように、20℃から50
℃の範囲では、ゼオライトの吸着性能の方がシリカゲル
の吸着性能よりも高いものである。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、室内を換気
する換気部と、空気中の水分を吸着する吸着剤と前記吸
着剤が吸着した水分を放出させて吸着剤を活性化するヒ
ータとから成る除湿部と、室内の相対湿度を検知する湿
度計と、前記湿度計の情報を受けて前記換気部及び除湿
部を制御する制御部とを備え、前記制御部は室内の相対
湿度が40%以下となる期間が1時間以上持続するよう
に制御する構成として、浴室内にカビが繁殖することを
防止し、浴室内を清潔に保つことができる浴室乾燥装置
を実現するものである。
【0020】請求項2に記載した発明は、吸着剤として
ゼオライトを使用する構成として、請求項1に記載した
発明が有する効果に加え、特に乾燥効果の大きい浴室乾
燥装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である浴室乾燥装置の構成を示
すブロック図
【図2】同、相対湿度と菌糸の成長との関係を示す特性
【符号の説明】
1 換気部 2 除湿部 2a 吸着剤 2b ヒータ 3 制御部 4 湿度計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内を換気する換気部と、空気中の水分
    を吸着する吸着剤と前記吸着剤が吸着した水分を放出さ
    せて吸着剤を活性化するヒータとから成る除湿部と、室
    内の相対湿度を検知する湿度計と、前記湿度計の情報を
    受けて前記換気部及び除湿部を制御する制御部とを備
    え、前記制御部は室内の相対湿度が40%以下となる期
    間が1時間以上持続するように制御する浴室乾燥装置。
  2. 【請求項2】 吸着剤としてゼオライトを使用する請求
    項1に記載した浴室乾燥装置。
JP10036987A 1998-02-19 1998-02-19 浴室乾燥装置 Pending JPH11237087A (ja)

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JP10036987A JPH11237087A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 浴室乾燥装置

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