JP2001248880A - 除湿機 - Google Patents
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- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/153—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
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Abstract
て、菌糸の成長を停止させ、カビの繁殖を防ぐことがで
きる除湿機を得ること。 【解決手段】 本体1内に配設された圧縮機5と、室内
の相対湿度を検出する湿度センサ17と、この湿度セン
サ17の検出量に基づいて圧縮機5を制御する制御部1
5とを備えた除湿機において、制御部15は湿度センサ
17で検出した相対湿度が所定時間だけ40%〜60%
の範囲内に収まるように圧縮機5を制御する。
Description
除湿機に係り、より詳しくは、低湿度に一定時間運転を
制御することによりカビの繁殖を防止することができる
除湿機に関するものである。
0%の範囲である。従って、従来の冷凍装置を用いた除
湿装置における運転OFFの下限相対湿度は、一般的に
約55%〜65%である。また、相対湿度を60%以下
に常時保っている場合、カビは防げることも判明してい
る。しかし、除湿装置により、常時60%以下に保つこ
とは、騒音やランニングコストの面などから問題があ
る。
によって、短時間で防カビ効果を持たせるようにした乾
燥装置があり、例えば、浴室乾燥装置として、特開平1
1ー237087号公報に開示されている。図9は、そ
の乾燥装置の一例を示す構成図である。図において、ス
イッチ(図示せず)をONすると、あるいは使用者がコ
ントローラ(図示せず)を使用して動作開始を指示する
と、装置は動作を開始する。すなわち、換気部51を構
成するファンモータが回転して吸気口52から浴室内の
空気を吸気し、この吸気された空気は、送風経路中に配
置してある除湿部53を構成する吸着剤53aを通過す
る。吸着剤53aを通過すると、この送風空気中の水分
は吸着剤53aによって吸着され、乾燥空気となって、
送風口54から浴室内に吹き込まれる。この吸着工程を
継続することによって、浴室内の空気は吸着剤53aに
よって水分を吸着され、乾燥が進行する。
れた時間に従って動作し、吸着工程の継続時間が所定時
間に達すると、自動的に吸着工程を中止して、吸着剤5
3aを活性化する活性化工程に入る。所定時間の活性化
工程を終了して吸着剤53aが活性を回復すると、再び
制御部55は吸着工程を実行する。すなわち、第2のダ
ンパー56bによって第2の排気孔57を閉じ、第1の
ダンパー56aによって送風口54を開いて、ヒータ5
3bへの通電を停止し、換気部58を運転する。
知する浴室内の空気の相対湿度が40%以下となる期間
が1時間以上持続するように、換気部58、除湿部5
3、第1のダンパ56a、第2のダンパ56bを制御す
る。前記の条件で装置を運転して、浴室内にカビが繁殖
することを防止する。
浴室乾燥装置によれば、相対湿度40%以下という条件
のみでは、一般的な生活空間では乾燥し過ぎ、前記相対
湿度条件を1時間以上持続させるのは、ランニングコス
トが高くなるという問題があった。
季などの気温が低い場合は特に、40%以下にしなけれ
ばならないという条件は、圧縮機などの能力的に困難を
要する、という問題があった。
になされたもので、使用場所及び目的に応じた相対湿度
によって、菌糸の成長を停止させ、カビの繁殖を防ぐこ
とができる除湿機を得ることを目的とする。
は、本体内に配設された圧縮機と、室内の相対湿度を検
出する湿度センサと、この湿度センサの検出量に基づい
て前記圧縮機を制御する制御部とを備えた除湿機におい
て、制御部は湿度センサで検出した相対湿度が所定時間
だけ40%〜60%の範囲内に収まるように前記圧縮機
を制御するようにしたものである。
される空気を加熱するヒータを設けると共に、除湿機本
体に、室温を検知する温度センサを設け、室温に応じて
ヒータを加熱することにより室内の相対湿度を低下させ
た後、室内の相対湿度が40%〜60%となる期間を、
設定相対湿度に応じて一定時間以上持続するように制御
するものである。
相対湿度を検知し、この相対湿度に応じて、室内の相対
湿度を40%〜60%とする期間を可変させるように制
御するものである。
の相対湿度を検出する湿度センサと、この湿度センサの
検出量に基づいて前記圧縮機を制御する制御部とを備え
た除湿機において、前記本体内に抗菌、防カビ剤または
防虫剤を揮発させる放出部を設け、前記制御部は放出部
を所定時間だけ作動させると共に前記湿度センサで検出
した相対湿度が所定時間だけ40%〜60%の範囲内に
収まるように前記圧縮機を制御するようにしたものであ
る。
イクロカプセルに封入されるものである。
実施の形態1の構成図、図2は図1の操作パネルの正面
図、図3は図1の制御装置のブロック図である。1は除
湿機本体で、外箱2、吸入グリル3、吹き出しグリル4
によって外郭が構成されている。そして、除湿機本体1
の内部には、圧縮機5、凝縮器6、絞り装置7、蒸発器
8、ファン10を有しモータで駆動される送風機9から
なる冷凍手段と、蒸発器8により生成された除湿水が水
受け皿11のドレン口12より滴下して貯まる排水タン
ク13と、送風経路に設けられたヒータなどの加熱手段
14と、除湿機の運転を制御する制御装置15とが配設
され、外箱2には、室内の相対湿度を検知する湿度セン
サ16、温度を検知する温度センサ17が取り付けられ
ている。
連続運転スイッチ、20,21,22はそれぞれ防カビ
モードである40%湿度設定スイッチ、50%湿度設定
スイッチ及び60%湿度設定スイッチであり、これらは
操作パネル上に設けられている。そして、除湿機本体1
の内部に配設された制御装置15は、運転ON/OFF
スイッチ18、連続運転スイッチ19、40%湿度設定
スイッチ20、50%湿度設定スイッチ21及び60%
湿度設定スイッチ22の入力を判定する入力回路23
と、入力回路23の出力信号及び湿度センサ16の検出
信号を受けて運転モードを判定する判定回路24と、判
定回路24の出力信号を受けて湿度を設定する湿度設定
回路25と、湿度設定回路25の出力信号を受けて運転
時間を設定する運転時間設定回路26と、運転時間設定
回路26の出力信号を受けて圧縮機5及び送風機9を駆
動する出力リレー回路27とを備えている。
を説明する。運転ON/OFFスイッチ18をONして
電源を投入した後、連続運転スイッチ19を選択した場
合、湿度センサ16により検知された相対湿度が所定の
値を上回ると圧縮機5を運転し、下回ると送風機9のみ
を運転して、その後、湿度の変動に応じて圧縮機5をO
N/OFF制御する。
電源を投入した後、40%湿度設定スイッチ20、50
%湿度設定スイッチ21または60%湿度設定スイッチ
22のいずれかを選択すると、その出力信号により入力
回路23が設定された湿度を判定し、湿度センサ16の
検出信号と入力回路23の出力信号を受けた判定回路2
4は、選択した湿度と電源ON時の湿度との高低を判断
し、運転モードを判定する。このとき、選択した湿度の
方が低い場合は、湿度設定回路25により選択した湿度
が設定され、運転時間設定回路26において、運転時間
を設定湿度が40%のときは2時間、50%のときは4
時間、60%のときは6時間と設定されて圧縮機5及び
送風機9を運転し、除湿作用を行う。
%の場合を基準としている。また、このとき、設定時間
は、設定湿度になった時点からカウントする。湿度セン
サ16の検出信号に基づき、湿度が湿度設定回路25に
設定した湿度値を下回ると、圧縮機5の運転を停止し、
送風機9のみを駆動する。圧縮機5の運転停止により、
湿度センサ16の検出信号が湿度設定回路25に設定さ
れた湿度を越えると、圧縮機5の運転を再開し、除湿作
用を行う。選択した湿度の方が現在の湿度より高い場合
は、アラームなどの警報、ランプの点滅などの信号によ
り、使用者に知らせる。
類に及んでいるが、好乾性カビであるユーロチウム・ハ
ーバリオウムの存在率(約60%)が高い。図4は、前
記のカビの低湿度による防カビ効果を示したものであ
る。このカビを相対湿度90%の環境に3日間おいて培
養した後、40%、50%、60%の低湿度環境に、そ
れぞれ2時間、4時間、6時間おき、その後、再度相対
湿度90%の環境に戻しても、菌糸の長さは変化しな
い。すなわち、菌糸は死滅し、それ以上の繁殖が防止で
きる。なお、55%、5時間処理では、菌糸の成長は抑
制できない。
に達した時点でスタートさせ、運転時間を積算してもよ
い。例えば、選択湿度が40%の場合、まず、60%に
なった時点から50%になるまでの時間をカウントす
る。その後、50%になった時点で50%〜40%にな
るまでの時間を再カウントする。そして、40%になっ
た時点で、タイマーがスタートしてから6時間以上経過
した場合は、その時点で圧縮機5の運転を停止する。ま
た、50%になった時点から4時間以上経過した場合
は、その時点で圧縮機5の運転を停止する。また、タイ
マーがスタートしてから1時間以内であれば、40%に
達した時点から2時間カウント後、圧縮機5の運転を停
止する。あるいは、タイマーがスタートしてから1時間
以上であれば、菌糸の乾燥のダメージを大きく与えるた
め、40%に達してから2時間以内で圧縮機5の運転を
停止する。
態2の制御装置のブロック図である。なお、本実施の形
態の除湿機における基本構成は実施の形態1で示した場
合と実質的に同様なので、説明は省略する。
湿度の持続時間を低減するために、除湿作用を行う前
に、室温を上昇させる加熱制御手段を備えたものであ
る。特に、寒冷地では、凝縮器の加熱だけでは室温上昇
は難しいため、加熱制御手段が必要である。空気は温度
によって相対湿度が変わる。空気が含み得る水蒸気の量
は温度が高いほど多いため、同じ絶対湿度、つまり一定
量の空気に一定量の水蒸気が含まれる場合、温度が低け
れば相対湿度は高くなり、温度が1℃下がると相対湿度
は約5%上昇する。逆に、空気の温度が高ければ相対湿
度は低くなるため、室温を上昇させることは防カビには
有効な方法である。
に配設された制御装置15は、運転ON/OFFスイッ
チ18、連続運転スイッチ19、防カビモードである4
0%湿度設定スイッチ20、50%湿度設定スイッチ2
1、60%湿度設定スイッチ22及びヒータON/OF
Fスイッチ28からの入力信号を判定する入力回路23
と、入力回路23の出力信号、湿度センサ16及び温度
センサ17の検出信号を受けて運転モードを判定する判
定回路24と、判定回路24の出力信号を受けて湿度を
設定する湿度設定回路25及び温度設定回路29と、湿
度設定回路25及び温度設定回路29の出力信号を受け
て運転時間を設定する運転時間設定回路26と、運転時
間設定回路26の出力信号を受けて圧縮機5、送風機9
またはヒータ14を駆動する出力リレー回路27とを備
えている。
を説明する。運転ON/OFFスイッチ18をONして
電源を投入した後、連続運転スイッチ19を選択した場
合、湿度センサ16により検知された相対湿度が、所定
の値を上回ると圧縮機5を運転し、下回ると送風機9の
みの運転となり、その後、湿度の変動に応じて、圧縮機
5をON/OFF制御する。
電源を投入した後、ヒータON/OFFスイッチ28を
ONし、40%湿度設定スイッチ20、50%湿度設定
スイッチ21または60%湿度設定スイッチ22のいず
れかを選択すると、その出力信号により入力回路23が
設定された湿度を判定し、湿度センサ16の検出信号と
入力回路23の出力信号を受けた判定回路24は、選択
した湿度と電源ON時の湿度との高低を判断し、運転モ
ードを判定する。このとき、選択した湿度の方が低く、
かつ、室温が所定温度(例えば25℃)以下である場合
は、温度設定回路29により室温が25℃に設定され、
ヒータ14に通電されて送風機9のみを運転する。
後、ヒータ14の加熱を停止し、湿度設定回路25によ
り選択した湿度が設定され、運転時間設定回路26にお
いて、運転時間を40%のときは2時間、50%のとき
は4時間、60%のときは6時間と設定され、圧縮機5
及び送風機9を運転し、除湿作用を行う。このとき、設
定時間は、設定湿度になった時点からカウントする。湿
度が湿度設定回路25に設定した湿度値を下回ると、圧
縮機5の運転を停止し、送風機9のみを駆動する。圧縮
機5の運転停止により、湿度センサ16の検出信号が湿
度設定回路25に設定された湿度を越えると、圧縮機5
の運転を再開し、除湿作用を行う。また、温度センサ1
7の検出信号が温度設定回路29に設定されている温度
を下回ると、ヒータ14に通電する。
定温度(25℃)以上である場合は、ヒータON/OF
Fスイッチ28は自動的に解除され、湿度設定回路25
から圧縮機5をON/OFF制御する。選択した湿度の
方が現在の湿度より高い場合は、アラームなどの警報、
ランプの点滅などの信号により使用者に知らせる。
の運転前に室温を上げることで湿度は低下する。室温が
上昇し、ある程度、湿度が低下した時点で、圧縮機5を
運転して除湿作用を行うことにより、電気代などのラン
ニングコストを低減できる。また、設定湿度に達するま
での時間も短縮できる。
態3のフローチャートで、除湿機の制御を示す。なお、
本実施の形態における除湿機及び制御装置の基本構成は
実施の形態1で示した場合と同様なので、説明を省略す
る。
性に違いがあるため、運転前の湿度に応じて低湿度制御
時間を変えて、確実に防カビすることができるようにし
たものである。一般的に、高湿度で生育したカビの方
が、低湿度で生育したカビより耐乾性が弱い。70%で
生育したカビは、95%で生育したカビの数倍〜10数
倍長く低湿度環境におく必要があり、60%では24時
間でも死滅しない。従って、70%で生育したカビは、
40%及び50%の低湿度に設定する必要がある。
内側に40%湿度設定スイッチ20、50%湿度設定ス
イッチ21及び60%湿度設定スイッチ22と、LED
ランプをそれぞれ配置する。
を、図3、図6を用いて説明する。運転ON/OFFス
イッチ18をONして電源を投入した後、連続運転スイ
ッチ19を選択した場合、湿度センサ16により検知さ
れた相対湿度が所定の値を上回ると圧縮機5を運転し、
下回ると送風機9のみの運転となり、その後、湿度の変
動に応じて、圧縮機5をON/OFF制御する。
スイッチ18をONして電源を投入後、40%湿度設定
スイッチ20、50%湿度設定スイッチ21、または6
0%湿度設定スイッチ22のいずれかを選択すると、そ
の出力信号により入力回路23が設定された湿度を判定
し、湿度センサ16の検出信号と入力回路23の出力信
号を受けた判定回路24は、選択した湿度と電源ON時
の湿度との高低を判断し、運転モードを判定する。この
とき、電源ON時の湿度が80%未満のときは、50%
湿度設定スイッチ21及び60%湿度設定スイッチ22
を選択しても、自動的に40%に設定変更され、運転時
間設定回路26において6時間と設定され、圧縮機5及
び送風機9を運転し、除湿作用を行う。設定時間は、設
定湿度になった時間からカウントする。湿度が40%を
下回ると圧縮機5の運転を停止し、送風機9のみを駆動
する。圧縮機5停止により、湿度センサ16の検出信号
が40%を越えると圧縮機5の運転を再開し、除湿作用
を行う。
のとき、60%湿度設定スイッチ22を選択しても、自
動的に湿度設定回路25により40%または50%に設
定変更され、使用者は再設定する。再設定後、運転時間
設定回路26において、運転時間を設定湿度が40%の
ときは4時間、50%のときは6時間と設定され、圧縮
機5及び送風機9を運転し、除湿作用を行う。このと
き、設定時間は設定湿度になった時点からカウントす
る。湿度が湿度設定回路25に設定した湿度値を下回る
と、圧縮機5の運転を停止し、送風機9のみを駆動す
る。圧縮機5の運転停止により、湿度センサ16の検出
信号が湿度設定回路25に設定されて湿度を越えると、
圧縮機5の運転を再開し、除湿作用を行う。
きは、運転時間設定回路26において、運転時間を設定
湿度が40%のときは1時間、50%のときは3時間、
60%のときは5時間と設定され、圧縮機5及び送風機
9を運転し、除湿作用を行う。このとき、設定時間は、
設定湿度になった時点からカウントする。湿度が湿度設
定回路25に設定した湿度値を下回ると、圧縮機5の運
転を停止し、送風機9のみを駆動する。圧縮機5の運転
停止により、湿度センサ16の検出信号が湿度設定回路
25に設定されている湿度を越えると圧縮機5の運転を
再開し、除湿作用を行う。選択した湿度の方が現在の湿
度より高い場合は、アラームなどの警報、ランプの点滅
などの信号により、使用者に知らせる。これにより、防
カビの効果を向上させ、除湿機の運転時間を短縮させ、
効率的に処理することができる。
態4の構成図、図8は図7の制御装置のブロック図であ
る。なお、本実施の形態の除湿機及び制御装置の基本構
成は実施の形態1で示した場合と同様なので、説明を省
略する。
分を発揮させる放出機構を備え、湿度制御との防カビ相
乗効果を得るようにしたものである。ヒノキチオール、
ジャスミン、ペパーミント、ティトリーなどは、アロマ
テラピーとしても一般的に使用されているが、その成分
には抗菌成分も含んでいる。
防虫成分の放出機構であり、収納ケース31と、マイク
ロカプセルに封入されて収納ケース31内に入れられた
抗菌剤、防カビ剤または防虫剤32と、送風経路に放出
するための放出部33と、収納ケース31と放出部33
の間に設けられて放出部33を開閉するための電磁弁3
4とにより構成されている。収納ケース31は、小型電
動ポンプと放出部33とにワンタッチで接続でき、ま
た、外箱2の上面において開口し、抗菌剤、防カビ剤ま
たは防虫剤32を補充することができ、薬剤の出し入れ
時以外は、通常密閉されている。なお、放出部33は、
送風経路に均一に放出されるように配設されている。
15は、運転ON/OFFスイッチ18、連続運転スイ
ッチ19と、抗菌、防カビまたは防虫成分を放出するモ
ードであるアロマ防カビスイッチ35と、このアロマ防
カビスイッチ35の出力を受けて、40%湿度設定スイ
ッチ20、50%湿度設定スイッチ21又は60%湿度
設定スイッチ22からの入力信号を判定する入力回路2
3と、入力回路23の出力信号及び湿度センサ16の検
出信号を受けて運転モードを判定する判定回路24と、
判定回路24の出力信号を受けて湿度を設定する湿度設
定回路25と、湿度設定回路25の出力信号を受けて運
転時間を設定する運転時間設定回路26と、判定回路2
4の出力信号を受けて抗菌、防カビまたは防虫成分の放
出を設定する放出設定回路36と、運転時間設定回路2
6及び放出設定回路36の出力信号を受けて圧縮機5、
送風機10及び放出機構30を駆動する出力リレー回路
27とを設けている。
以下、アロマ防カビスイッチ35を選択した場合の動作
を説明する。アロマ防カビスイッチ35を選択しない場
合は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
運転ON/OFFスイッチ18をONして電源を投入し
た後、連続運転スイッチ19を選択した場合、湿度セン
サ16により検知された相対湿度が所定の値を上回ると
圧縮機5を運転し、下回ると送風機9のみの運転とな
り、その後、湿度の変動に応じて、圧縮機5をON/O
FF制御する。送風経路の放出機構30の電磁弁34
は、運転ON/OFFスイッチ18をONして電源を投
入した後、一定時間開放され、放出部33から抗菌、防
カビ、防虫成分が一定量放出された後、電磁弁34が閉
鎖される。
電源を投入した後、40%湿度設定スイッチ20、50
%湿度設定スイッチ21、または60%湿度設定スイッ
チ22のいずれかを選択すると、その出力信号により入
力回路23が設定されたた湿度を判定し、湿度センサ1
6の検出信号と入力回路23の出力信号を受けた判定回
路24は、選択した湿度と電源ON時の湿度との高低を
判断し、運転モードを判定する。このとき、選択した湿
度の方が低い場合は、湿度設定回路25にて選択した湿
度が設定され、運転設定回路26において、運転時間を
設定湿度が40%のときは2時間、50%のときは4時
間、60%のときは6時間と設定され、圧縮機5及び送
風機9が運転されて除湿作用を行う。このとき、設定期
間は、設定湿度になった時点からカウントする。
が湿度設定回路25に設定した湿度値を下回ると、圧縮
機5の運転を停止し、送風機9のみを駆動する。圧縮機
5の運転停止により、湿度センサ16の検出信号が湿度
設定回路25に設定されている湿度を越えると圧縮機5
の運転を再開し、除湿作用を行う。送風経路の放出機構
30の電磁弁34は、運転ON/OFFスイッチ18を
ONして電源を投入した後、一定時間開放され、放出部
33から、抗菌、防カビ、防虫成分が一定量放出された
後、閉鎖される。選択した湿度の方が現在の湿度より高
い場合は、アラームなどの警報、点滅などの信号により
使用者に知らせる。
にかかる除湿機は、本体内に配設された圧縮機と、室内
の相対湿度を検出する湿度センサと、この湿度センサの
検出量に基づいて圧縮機を制御する制御部とを備えた除
湿機において、制御部は湿度センサで検出した相対湿度
が所定時間だけ40%〜60%の範囲内に収まるように
圧縮機を制御するようにしたので、効率的に菌糸を死滅
でき、それ以上の繁殖を防止することができる。
される空気を加熱するヒータを設けると共に、除湿機本
体に、室温を検知する温度センサを設け、室温に応じて
ヒータを加熱することにより室内の相対湿度を低下させ
た後、室内の相対湿度が40%〜60%となる期間を、
設定相対湿度に応じて一定時間以上持続するように制御
するので、運転前が低温高湿度である特に寒冷地などの
場合、圧縮機の運転前に室温を上げることで湿度が低下
するため室温が上昇し、ある程度湿度が低下した時点で
圧縮機を運転し、除湿作用を行うことにより、電気代な
どのランニングコストを低減できる。また、設定湿度に
達するまでの時間も短縮できる。
相対湿度を検知し、この相対湿度に応じて、室内の相対
湿度を40%〜60%とする期間を可変させるように制
御するので、生育環境により耐乾性にも違いがあるカビ
に対して、運転前の湿度に応じて、低湿度制御時間を可
変することにより、効率的に、また、確実に、カビの繁
殖を防止することができる。
の相対湿度を検出する湿度センサと、この湿度センサの
検出量に基づいて圧縮機を制御する制御部とを備えた除
湿機において、本体内に抗菌、防カビ剤または防虫剤を
揮発させる放出部を設け、制御部は放出部を所定時間だ
け作動させると共に湿度センサで検出した相対湿度が所
定時間だけ40%〜60%の範囲内に収まるように圧縮
機を制御するようにしたので、湿度制御と抗菌、防カビ
または防虫の相乗効果を得ることができる。
イクロカプセルに封入するようにしたため、取り扱いが
容易であり、液体状に比べて揮発量が少なく、交換の頻
度を少なくすることができる。
である。
る。
図である。
る。
である。
器、13 排水タンク、14 ヒータ、15 制御装
置、16 湿度センサ、17 温度センサ、30放出機
構、31 収納ケース、32 抗菌剤、防カビ剤、防虫
剤。
Claims (5)
- 【請求項1】 本体内に配設された圧縮機と、室内の相
対湿度を検出する湿度センサと、この湿度センサの検出
量に基づいて前記圧縮機を制御する制御部とを備えた除
湿機において、 制御部は湿度センサで検出した相対湿度が所定時間だけ
40%〜60%の範囲内に収まるように前記圧縮機を制
御することを特徴とする除湿機。 - 【請求項2】 除湿機本体内部に、除湿機から放出され
る空気を加熱するヒータを設けると共に、前記除湿機本
体に、室温を検知する温度センサを設け、室温に応じて
前記ヒータを加熱することにより室内の相対湿度を低下
させた後、室内の相対湿度が40%〜60%となる期間
を、設定相対湿度に応じて一定時間以上持続するように
制御することを特徴とする請求項1記載の除湿機。 - 【請求項3】 湿度センサにより除湿機作動前の相対湿
度を検知し、該相対湿度に応じて、室内の相対湿度を4
0%〜60%とする期間を可変させるように制御するこ
とを特徴とする請求項1記載の除湿機。 - 【請求項4】 本体内に配設された圧縮機と、室内の相
対湿度を検出する湿度センサと、この湿度センサの検出
量に基づいて前記圧縮機を制御する制御部とを備えた除
湿機において、 前記本体内に抗菌、防カビ剤または防虫剤を揮発させる
放出部を設け、前記制御部は放出部を所定時間だけ作動
させると共に前記湿度センサで検出した相対湿度が所定
時間だけ40%〜60%の範囲内に収まるように前記圧
縮機を制御することを特徴とする除湿機。 - 【請求項5】 抗菌、防カビまたは防虫成分がマイクロ
カプセルに封入されることを特徴とする請求項4記載の
除湿機。
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