JPH11236065A - 脱栓キャップ - Google Patents

脱栓キャップ

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JPH11236065A
JPH11236065A JP10152644A JP15264498A JPH11236065A JP H11236065 A JPH11236065 A JP H11236065A JP 10152644 A JP10152644 A JP 10152644A JP 15264498 A JP15264498 A JP 15264498A JP H11236065 A JPH11236065 A JP H11236065A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップとしてのシール機能を確保しつつ、
廃棄時に、容器から取り外すことができると共に、その
作業が容易な脱栓キャップを提供する。 【解決手段】 内側に嵌合環状部を有する外壁4の一部
に、上下方向に帯状に延びる肉薄域23が前記嵌合環状
部を横切るように形成し、この肉薄域23に沿って外壁
4と一体に把手片22の基部22aを形成し、この把手
片22は、肉薄域23を跨いだ位置の外壁4上に延び、
かつ、その外壁4との間に破断可能な連結部26により
一体形成する。把手片22の端部22bをもって連結部
26を破断しながら、把手片22を剥すことにより、把
手片22の基部22a近傍まで剥すことができ、そして
更に把手片22を上方向に引っ張ることにより、肉薄域
23が破断されて外壁4が破断されるので、把手片22
を単に剥すことにより、容易に脱栓キャップを容器から
取りはずすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瓶等の容器口に嵌
合して使用する合成樹脂製のキャップに関し、特に、廃
棄時に容器から取り外すことが可能な脱栓キャップの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器口用のキャップとして広く普
及しているものは、図14に示されるように、容器口に
固定される胴部1と容器口を閉成する蓋部2とからな
り、両者はヒンジ部3で一体化された構成のキャップで
ある。このキャップは合成樹脂で作られている。
【0003】胴部1には、その外周面を形成するほぼ円
筒状の外壁4の下半部内側に、外壁4の内面に対して適
宜間隔を置いて垂下された環状の嵌合壁5が形成されて
おり、外壁4と嵌合壁5との間に容器口を嵌合すること
によって、キャップを容器口に固定する。さらに、外壁
4の上半部内側には、直立した円弧状の注ぎ壁6が、ヒ
ンジ部3に近い部分が開口されるように設けられてい
る。
【0004】注ぎ壁6で囲まれた円状部分には、容器口
を閉塞する密封底板部7が形成されており、密封底板部
7には、他の部分より周縁の厚さの薄い弱化線8が形成
され、さらに、指掛けリング9が上方に突出するように
弱化線8と一体に形成されている。該指掛けリング9を
強く引上げることによって弱化線8の周縁が密封底板部
7から切断され、弱化線8で囲まれた部分が除去され
て、密封底板部7の一部が開口される。このように弱化
線8は、注ぎ口を形成するものであり、一般に円形、楕
円形、菱形、ひょうたん形等に形成される。
【0005】一方、蓋部2には、常時開口されている注
ぎ口から液体が漏れないように、外壁10の内側面に所
定間隔をあけて円筒状のシール壁11が形成されてい
る。シール壁11は、蓋部2を胴部1に被冠した状態
で、胴部1の注ぎ壁7の内側に当接するように、その高
さを対応させている。
【0006】上述した構成のキャップを固定した容器内
の液体を注ぎ出す場合には、容器を所定角度傾倒すれば
自重により液体が容器口へ流下し、弱化線8を除去する
ことにより形成される注ぎ口から、注ぎ壁6を伝って液
体が注ぎ出される。さらに、元の状態に容器を戻すと、
液体は注ぎ壁6を逆流して注ぎ口を通って容器内に流入
する。そして、液体を注ぎ出さないときには、蓋部2を
胴部1に被冠することにより、注ぎ口は閉塞される。
【0007】ところで、近年の環境汚染問題に対処すべ
く、家庭や事務所から出る一般廃棄物は、可燃ゴミ、不
燃ゴミ等に分別してそれぞれ処理されているので、上述
のキャップを固定した容器がガラス製の場合には、合成
樹脂製のキャップを容器口から取り外して分別収集する
ことが望ましい。しかしながら、キャップは、容器内の
液体が漏れ出さないように強固に容器口に嵌合されて固
定されているため、キャップを手で引っ張って取り外す
ことは困難であった。
【0008】したがって、廃棄時にキャップを容器から
容易に取り外すことが可能な脱栓キャップが開発されて
いる。このような脱栓キャップの構造の一例を図15
(A),(B)に示す。ここで、胴部1を形成する外壁
4において、蓋部2を胴部1に被冠した状態で露出して
いる部分を下部筒部4aという。脱栓キャップには、下
部筒部4aの上縁付近の一部に、細長い矩形状の把手1
2が下部筒部4aと一体に形成されている。把手12の
一端は、下部筒部4aから突出するように形成された固
定端12aであり、一方、他端は自由端12bであり、
該自由端12bが外方に突出して邪魔になることを防止
するために、仮固定部13を下部筒部4aと把手12と
の間に一体に形成することによって、把手12は下部筒
部4aの湾曲に沿って固定されている。さらに、下部筒
部4aには、その厚みを薄く形成することによって切断
しやすくした切断線14(図15の一点鎖線)が形成さ
れている。
【0009】このような構成の脱栓キャップを固定した
容器においては、その廃棄時に、仮固定部13を切断す
ることによって把手12を突出させ、該把手12を切断
線14に沿って横方向に引っ張って切断線14を切断
し、続いて、脱栓キャップを容器口から引き抜くように
取り外す。このように、切断線14を切断すると、容器
口を嵌合している下部筒部4aの一部が切断されるの
で、脱栓キャップを取り外すことができるようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな脱栓キャップには、以下に述べる問題がある。すな
わち、容器から脱栓キャップを取り外す際に、下部筒部
4aの一部を水平方向に切断することにより保持力は小
さくなるものの、その上縁部分は依然として嵌合壁と共
に容器口に嵌着されているため、脱栓キャップを引き抜
く(外す)作業は比較的力を要するものであるから取り
外しにくいという問題がある。さらに、切断線14を切
断した後に、脱栓キャップを容器口から取り外すために
引き抜く作業が必要であることから、容器から脱栓キャ
ップを取り外す作業は煩雑なものである。また、容器口
用のキャップは、脱栓機能を重視して取り外しやすいよ
うにすると、容器口への嵌合力が小さくなって容器内の
液体が漏れ出てしまう虞がある。
【0011】したがって本発明は、キャップとしてのシ
ール機能を持たせ、廃棄時に、キャップを容器から取り
外すことができると共に、その取り外しが容易な脱栓キ
ャップを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、容器口に嵌合する外壁及び嵌
合壁を有する筒状の胴部と、胴部の上部に被冠する蓋部
とからなるキャップにおいて、前記外壁の内側に環状に
突出する嵌合環状部を形成し、前記外壁の一部に上下方
向に帯状に延びる肉薄域を前記嵌合環状部を横切るよう
に形成し、前記肉薄域に沿って前記外壁と一体に把手片
の基部を形成し、該把手片は、前記肉薄域を跨いだ位置
の外壁上に延び、かつ、その外壁との間に破断可能な連
結部により一体形成されていることを特徴とする。
【0013】請求項2の発明では、容器口に嵌合する外
壁及び嵌合壁を有する筒状の胴部と、胴部の上部に被冠
する蓋部とからなるキャップにおいて、前記外壁の内側
に環状に突出する嵌合環状部を形成し、前記外壁の一部
に上下方向に帯状に延びる肉薄域を前記嵌合環状部を横
切るように形成し、前記嵌合環状部に対して平行に前記
肉薄域の上端から連接する水平肉薄帯を形成し、前記肉
薄域に沿って前記外壁と一体に把手片の基部を形成し、
該把手片は、前記肉薄域を跨いだ位置の外壁上に延び、
かつ、その外壁との間に破断可能な連結部により一体形
成されていることを特徴とする。
【0014】請求項3では、前記肉薄域は、前記外壁の
内側及び外側に形成される断面略山形凹状の溝凹部によ
り構成されていることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明では、前記外壁の内側に環
状に突出した嵌合環状部を有し、応力分散凹溝が、前記
肉薄域が形成された部位の内側溝凹部に対して等しい円
周角間隔で前記嵌合環状部を縦に横切る方向に形成され
ていることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明では、前記肉薄域の下端は
開放されていることを特徴とする。
【0017】請求項6の発明では、前記破断可能な連結
部が前記肉薄域に対し交差する方向に延びたライン状の
もの、又は、間隔をおいた点線状のものであることを特
徴とする。
【0018】請求項7の発明では、前記把手片の基部か
ら前記肉薄域に延びた延長連結部を有し、延長連結部の
幅は肉薄域の厚さより断面積が大きいことを特徴とす
る。
【0019】請求項8の発明では、容器口に嵌合する外
壁及び嵌合壁を有する筒状の胴部と、胴部の上部に被冠
する蓋部とからなるキャップにおいて、前記外壁の内側
に環状に突出する嵌合環状部を形成し、前記外壁の一部
に上下方向に延びるスリットを前記嵌合環状部を横切る
ように形成し、前記スリットに沿って前記外壁と一体に
把手片の基部を形成し、該把手片は、前記スリットを跨
いだ位置の外壁上に延び、かつ、その外壁との間に破断
可能な連結保持部により一体形成されていることを特徴
とする。
【0020】請求項9の発明では、容器口に嵌合する外
壁及び嵌合壁を有する筒状の胴部と、胴部の上部に被冠
する蓋部とからなるキャップにおいて、前記外壁の内側
に環状に突出する嵌合環状部を形成し、前記嵌合環状部
を横切って上下方向に延びる帯状の肉薄域を形成し、該
肉薄域の下部から前記外壁の下縁まで上下方向に延びる
スリットを形成し、前記肉薄域又は前記スリットに沿っ
て前記外壁と一体に把手片の基部を形成し、該把手片
は、前記肉薄域又はスリットを跨いだ位置の外壁上に延
び、かつ、その外壁との間に破断可能な連結保持部によ
り一体形成されていることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の脱栓キャッ
プを添付図面に基づいて説明する。なお、従来技術の欄
で説明したキャップと同一部材には同一符号を付し、そ
の詳細な説明については省略する。
【0022】本発明の脱栓キャップは、図1に示すよう
に、胴部21と蓋部2とからなり、両者はヒンジ3で一
体化された構成であり、胴部21の外壁4の外周面に
は、図2に示すように、把手片22が外壁4の円筒に合
わせて屈曲するように一体に形成され、該把手片22の
基部である縦方向に延びた固定端22a近傍には、上下
方向に形成された帯状の肉薄域23が形成されている。
ここで、上下方向の意味は、要は外壁4の一部を破断す
ればよいので、垂直及び斜め方向を含むものである。
【0023】図3に示すように、胴部21の外壁4及び
嵌合壁5の間に容器口を嵌合固定した状態で脱栓キャッ
プがはずれることがないように、その保持力をより大き
くするために、嵌合環状部24が外壁4の内側に突出す
るように一体形成されており、一方、嵌合壁5の外方に
は環状凸部25が突出するように一体形成されている。
従って、上述の肉薄域23は、嵌合環状部24の一部を
横切るように形成されている。
【0024】肉薄域23を跨いで延びる把手片22は、
図2及び図3に示すように、把持しやすい幅及び長さを
確保して形成される。外壁4の下部筒部4aの直径をほ
ぼ3cmとした場合には、把手片22の幅を1cm、そ
の長さを3cm程度とすると把持しやすい。また、把手
片22の幅を下部筒部4aの高さと同一に形成すると把
手片22が突出しないので外観もよい。しかしながら、
容器の口の大きさに応じて脱栓キャップの大きさは適宜
に変更されるものであるから、把手片22の大きさ及び
形状も把持しやすい範囲内で適宜決定すればよい。
【0025】把手片22の肉薄域23を跨いで延びた部
分には、下部筒部4aとの間に破断可能な連結部26を
設けることによって、把手片22が外壁4に一体形成さ
れている。連結部26は、把手片22を除去して示した
図4で解るように、把手片22のめくり端部22bの近
傍から肉薄域23に接する部分まで、水平方向のほぼ直
線状に形成される。このとき、めくり端部22bから所
定間隔Lのあきを確保するように形成されているので連
結部26の破断が容易になる。
【0026】また、めくり端部22bには、外壁4に対
向する側に垂直方向に突出する引掛部(図2参照)を形
成しておくと、把手片22を剥す際に、指が引っ掛かる
ので容易に連結部26を破断しやすい。また、めくり端
部22bの形状は、図5(a),(b)に示すように、
角を直角又は面取りして形成してもよく、機能性及びデ
ザイン等を考慮して適宜作成される。さらに、把手22
及び下部筒部4aを一体化している連結部26は、図3
に示すように、把手片22及び下部筒部4aとの間隙が
連結部26に向かって所定角度で中細りになるように形
成されているので、脱栓キャップ成形時の型抜き作業が
容易になる。
【0027】さらに把手片22は、肉薄域23との間に
形成された延長連結部27によっても外壁4に固定され
ている。延長連結部27は、図4及び図6に示すよう
に、把手片22の固定端22a側から肉薄域23の一部
に渡って幅広の直線状に形成され、連結部26と比較し
て低い位置に形成される。連結部26の幅を0.3mm
前後とした場合、延長連結部27の幅は1mm前後が望
ましい。このように、把手片22は、連結部26及び延
長連結部27によって外壁と一体に形成されているの
で、脱栓キャップが容器口に嵌合固定される際に肉薄域
23が破断して外壁4が外方に開くことが防止される。
また,把手片22は、図4に示すように、固定端22a
が肉薄域23の右側に位置するように形成されているた
め、脱栓時には、把手片22のめくり端部22bを反時
計方向に引っ張るが、これに限定されるものではなく、
把手片22のめくり端部22bを時計方向に引っ張るよ
うに、肉薄域23の左側に固定端22aを形成してもよ
い。
【0028】連結部26側から肉薄域23に向かって外
壁4の下部筒部4aの一部が、図7に示すように、互い
に突出して本体破断部28を形成し、延長連結部27に
対しては下方向にずれた状態で連結されている。本体破
断部28は、下部筒部4a外周面と面一となっており、
さらに、延長連結部27と比較して水平方向の長さが十
分短くなるように形成されている。本体破断部28は、
把手片22とは連接していない。ここで、本体破断部2
8と延長連結部27との当接部分を接続部Nとする。
【0029】肉薄域23は、図6乃至図8に示すよう
に、下部筒部4aの内側及び外側に、断面形状略山形の
上下方向の溝からなる溝凹部29a,29bが隣接する
ように切り欠くことによって形成される、嵌合環状部2
4を横切って上下方向に帯状に延びた厚みの薄い領域で
ある。ここで、図6に示すように、下部筒部4aの厚み
をdとし、溝凹部29a,29bの間(以下、薄壁とい
う)の厚みをxとすると、肉薄域23とは、d>xを満
たす場合をいう。
【0030】溝凹部29a,29bを形成することによ
って、薄壁は、下部筒部4aの他の部分より厚みが薄く
なるので強度的に弱くなるので破断しやすくなる。しか
しながら、肉薄域23下部に形成される本体破断部28
と延長連結部27が接続部Nで連結していることから、
脱栓キャップを容器口に固定する際に生じる水平方向へ
の引張応力に対して強度を強くすることができるので、
脱栓キャップの固定時に肉薄域23が破断することがな
く、さらに、外壁4が外方に開くことを防止する。さら
に、肉薄域23を、溝凹部29a,29bが下部筒部4
aの内側及び外側に形成される構成とすることで、肉薄
域23は水平方向に加わる力に対して弾性力が大きいの
で、脱栓キャップを容器口に固定する際に脱栓キャップ
に圧力が掛かっても変形し得るので肉薄域23が破断し
ない。ここで、薄壁の厚みx及び接続部Nの幅は、連結
部26の幅の寸法とほぼ等しくなるように形成されてい
る。
【0031】また、肉薄域23は、図9に示すように、
下部筒部4aの内側及び外側に、溝凹部29a,29b
が対向するようにそれぞれ形成してもよい。
【0032】さらに、肉薄域23’として、図10に示
すように、下部筒部4aの内側(又は外側)のいずれか
一方に溝凹部29aを形成してもよい。このとき、溝凹
部29aによって切り欠かれた下部筒部4aの最小の厚
みをrとすると、d>rの条件を満たすものであるが、
具体的に厚みrは、脱栓キャップを脱栓する際(詳細は
後述)に肉薄域23’を剪断しなければならないので小
さい方が望ましいが、脱栓キャップを容器口に固定する
打栓時には水平方向に力が加わるので、その際の脱栓キ
ャップの破断を防止するために、厚みrは、ある程度の
幅を有しなければならない。したがって、厚みrは、打
栓時の水平方向に加わる力に耐え得る最小限の厚みとな
るように溝凹部29aを形成することが望ましいが、実
際には脱栓キャップの材質等によっても異なる。
【0033】さらに、図11に示すように、下部筒部4
aの内側及び外側に、d<xになるように溝凹部29
a,29bを形成する場合には、各溝凹部29a,29
bが上述の肉薄域23’になる。したがって、打栓時に
水平方向に加わる力を各溝凹部29a,29bで分散で
きることになるので、より破断しづらくなる。
【0034】また、肉薄域23の下方には、下部筒部4
aの外表面と同一面になるように薄皮30(図2及び図
4参照)が形成されている。図8に示す他の実施例にお
いては、延長連結部27と本体破断部28より下方の肉
薄域23は、外壁4の肉を除去した下方が開放した貫通
部とされている。
【0035】さらに下部筒部4aにおいて、図2に示す
ように、肉薄域23と対向する位置(背反位置)には、
嵌合環状部24を縦に横切る方向(垂直方向)に切り欠
かれた応力分散凹溝31が形成されている。これは、打
栓装置を用いて容器口に本発明の脱栓キャップを嵌合固
定する際に、脱栓キャップにかかる圧力を応力分散凹溝
31および肉薄域23で分散させることができるので、
下部筒部4aが肉薄域23で破断することを防止するた
めである。従って、応力分散溝31は、外壁4の円周を
肉薄域23を含めてほぼ三等分する位置に2か所に形成
してもよい。
【0036】上述した構成の本発明の脱栓キャップを容
器口から取り外す作業を以下に説明する。最初に、把手
片22のめくり端部22bを固定端22a側に向かって
水平方向に引っ張ることによって破断しやすい連結部2
6が先ず破断される。連結部26が完全に破断された
後、更に外方に把手片22を引っ張ると、把手片22は
延長連結部27と一体に形成されているので、把手片2
2と共に延長連結部27が外方に引っ張られり上げられ
ることになり、図6及び図7に示す延長連結部27と本
体切断部28との接続部Nと肉薄域23を順次破断して
いく。
【0037】このように把手片22を水平方向に引っ張
った後、続いて把手片22を斜め上方に引っ張る。この
とき、破断されている接続部Nから上方に向かって、肉
薄域23に沿って嵌合環状部24を越えて剪断されるの
で、下部筒部4aの一部が下方から容器口の嵌合部まで
上下方向に切断された状態となる。このため、脱栓キャ
ップを固定していた保持力が確保できなくなることか
ら、把手片22を上方に引っ張る力によって、下部筒部
4aと嵌合壁5との間に嵌合されていた容器口の上縁部
分が外れるので脱栓キャップを容器口から外すことがで
きる。また、本体切断部28は、延長連結部27と比較
して水平方向に短く形成されているため、把手片22を
引っ張る力が加わった場合に湾曲しづらいので下部筒部
4aに固定されており、一方、細長い矩形状に形成され
る延長連結部27は、把手片22を引っ張る力と共に外
方に湾曲するので、多くの力を要せずして接続部Nを切
断しやすくしている。
【0038】なお、把手片22と下部筒部4aの間に形
成される連結部26は、両者22,4aを一体化できれ
ば良いので、その形状は、上述のように直線状に限られ
るものではなく、例えば図12に示すように、間隔をお
いた点線状に形成してもよい。また、下部筒部4aの肉
薄域23下方に形成される薄皮30は特に設けなくても
よい。
【0039】本発明の第2の実施の形態として、脱栓キ
ャップは、図13に示すように、肉薄域23に代えて、
表裏に貫通した細い隙間であるスリット32(点線状を
含む)を外壁4の下部筒部4aに形成した構成である。
スリット32は、下部筒部4aの下縁から少なくとも嵌
合環状部24を横切るまで上下方向に連続して把手片2
2の固定端22a近傍に形成される。なお、把手片22
は、スリット32を跨いで延び、下部筒部4aとの間に
破断可能な連結保持部33を設けることにより、把手片
22は外壁に一体形成される様に構成することは前記実
施の形態と同様である。また前記スリットは、下部筒部
4aの下縁から嵌合環状部24の下方部位迄とし、嵌合
環状部24にかかる部位を肉薄部としてもよい。
【0040】連結保持部33は、脱栓時に把手片22を
突出させやすくするためには、その接合面積が小さく形
成されることが望ましい。しかしながら、下部筒部4a
にスリット32を形成した構成の脱栓キャップとしたの
で、連結保持部33によって下部筒部4aが外方に開か
ないように形状が保持されていることになる。したがっ
て、脱栓キャップを容器口に固定する打栓作業の際に、
胴部21に加わる水平方向の力によって連結保持部33
が破断してしまうと、容器口の嵌合力が低下してしまう
ので、キャップとしてのシール機能を維持できる程度
に、その長さ、幅及び形状を考慮する必要がある。
【0041】続いて、本発明の第3の実施の形態を図1
4及び図15に基づいて説明する。第3の実施の形態に
基づく脱栓キャップは、脱栓作業をより容易ならしめる
構成とした。すなわち、第1及び第2の実施の形態に示
した脱栓キャップの嵌合環状部24に対して平行に、肉
薄域23(スリット32)の上端から連接する水平肉薄
帯50を形成している。この水平肉薄帯50は、把手2
2のめくり方向へ延びるように形成されている。
【0042】このような脱栓キャップの脱栓時には、把
手22を持って水平方向に引っ張って連結部26を破断
した後、把手片22を斜め上方に引っ張る。これにより
すでに上述したように、肉薄域23が破断され、さら
に、水平肉薄帯50も破断される。このように、肉薄域
23の破断により嵌合環状部24を越えて剪断され、さ
らに水平肉薄帯50の破断により、胴部21が大きく開
放することになるので、容器口からより容易にはずすこ
とが可能となる。この水平肉薄帯50は、その長さが長
いほど、脱栓時に胴部21を水平方向に大きく破断する
ので、脱栓しやすくなるものの、肉薄部を形成すること
によってキャップとしてのシール機能が弱くなる虞があ
るので、脱栓キャップの素材及び大きさ等を考慮して適
宜その長さを決定する。
【0043】以上詳述したように、本発明の脱栓キャッ
プの脱栓時には、把手22を持って行うように説明した
が、連結部26及び肉薄域23(水平肉薄帯50を有す
るものであれば、これも含む)を破断した後、ふた部2
を持って上方に引っ張ることにより脱栓キャップを容器
口から取りはずしてもよい。ふた部2は把手22と比較
して大きく握りやすいので、このような脱栓方法にする
と、より容易に脱栓キャップを容器口から取りはずしや
すくなる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した通り請求項1の発明によれ
ば、その内側に嵌合環状部を有する外壁に、上下方向に
帯状に延びる肉薄域が嵌合環状部を横切るように形成
し、この肉薄域に沿って外壁と一体に把手片の基部を形
成し、この把手片は、肉薄域を跨いだ位置の外壁上に延
び、かつ、その外壁との間に破断可能な連結部により一
体形成した構成なので、把手片の端部をもって連結部を
破断しながら、把手片を剥すことにより、把手片の基部
近傍まで剥すことができ、そして更に把手片を上方向に
引っ張ることにより、肉薄域が破断されて外壁が破断さ
れるので、把手片を単に剥すことにより、容易に脱栓キ
ャップを容器から取りはずすことができる。
【0045】次に、請求項2の発明によれば、その内側
に嵌合環状部を有する外壁に、上下方向に帯状に延びる
肉薄域が嵌合環状部を横切るように形成し、嵌合環状部
に対して平行に前記肉薄域の上端から連接する水平肉薄
帯を形成し、肉薄域に沿って外壁と一体に把手片の基部
を形成し、この把手片は、肉薄域を跨いだ位置の外壁上
に延び、かつ、その外壁との間に破断可能な連結部によ
り一体形成した構成なので、把手片の端部をもって連結
部を破断しながら、把手片を剥すことにより、把手片の
基部近傍まで剥すことができ、そして更に把手片を上方
向に引っ張ることにより、肉薄域が破断されて外壁が破
断され、さらには水平肉薄域も破断される。このよう
に、胴部が垂直方向だけでなく水平方向にも破断される
ことになるので、胴部がより大きく開くことになるの
で、容器口への保持力を大きく弱めることができるの
で、より容易に容器口から脱栓キャップを取りはずしや
すくなる。
【0046】請求項3の発明によれば、肉薄域は、外壁
の内側及び外側に形成される断面略山形凹状の溝凹部に
よって構成されるので、外壁の垂直方向への破断を容易
にできる。
【0047】次に、請求項4の発明によれば、嵌合環状
部には、応力分散凹溝が、前記肉薄域が形成された部位
の内側溝凹部に対して等しい円周角間隔に形成すること
により外壁が変形しやすくなるので、容易に脱栓キャッ
プを容器から取りはずすことができる。
【0048】次に、請求項5の発明によれば、前記肉薄
域の下端は開放されて、外壁の破断を容易にしているの
で、把手片を単に剥すことにより、容易に脱栓キャップ
を容器から取りはずすことができる。
【0049】次に、請求項6の発明によれば、前記破断
可能な連結部が前記肉薄域に対し交差する方向に延びた
ライン状のもの、又は、間隔をおいた点線状のものとす
るので容易に把手片を破断しやすい。さらに、容器口に
固定した状態において、外壁が外方に広がることを防止
できる。
【0050】次に、請求項7の発明によれば、前記把手
片の基部から前記肉薄域に延びた延長連結部を有し、延
長連結部の幅は肉薄域の厚さより断面積が大きいので、
把手片を引っ張ることによって確実に肉薄域を切断する
ことができる。
【0051】次に、請求項8の発明によれば、その内側
に嵌合環状部を有する外壁に、上下方向に延びるスリッ
トが嵌合環状部を横切るように形成し、このスリットに
沿って外壁と一体に把手片の基部を形成し、この把手片
は、スリットを跨いだ位置の外壁上に延び、かつ、その
外壁との間に破断可能な連結保持部により一体形成した
構成なので、把手片の端部をもって連結保持部を破断し
ながら把手片を剥すことにより、把手片の基部近傍まで
剥すことができる。これにより、外壁の形状を保持して
いる連結保持部が破断されるので、把手片を上方に引き
上げるとスリットが開いて、容易に脱栓キャップを容器
から取りはずすことができる。
【0052】請求項9の発明によれば、その内側に嵌合
環状部を有する外壁に、上下方向に延びる帯状の肉薄域
が嵌合環状部を横切るように形成し、該肉薄域の下部か
ら外壁の下縁まで上下方向に延びるスリットを形成し、
肉薄域又はスリットに沿って外壁と一体に把手片の基部
を形成し、この把手片は、前記肉薄域又はスリットを跨
いだ位置の外壁上に延び、かつ、その外壁との間に破断
可能な連結部により一体形成されているので、把手片の
端部を持って連結部を破断しながら把手片を剥すことに
より把手片の基部近傍まで剥すことができ、さらに、把
手片を上方に引き上げるとスリットが開き、続いてスリ
ット上方に形成されている肉薄部が剪断されるので、容
易に脱栓キャップを容器から取りはずすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱栓キャップの一例を示す底面図であ
る。
【図2】図1に示す脱栓キャップの胴部を示す底面図で
ある。
【図3】図2の一点鎖線Aの断面図である。
【図4】図1に示す脱栓キャップの側面図である。
【図5】把手片の形状を示す概略図である。
【図6】図1に示す脱栓キャップの要部である肉薄域の
断面図である。
【図7】図1に示す脱栓キャップの要部である肉薄域付
近の構成を説明するための概略図である。
【図8】図1とは異なる脱栓キャップの構成を示す斜視
図である。
【図9】図6とは異なる肉薄域の構成を説明するための
概略図である。
【図10】図9とは異なる肉薄域の構成を説明するため
の概略図である。
【図11】図10とは異なる肉薄域の構成を説明するた
めの概略図である。
【図12】本発明の脱栓キャップの他の実施の形態とし
ての把手を示す斜視図である。
【図13】図8とは異なる脱栓キャップの構成を示す斜
視図である。
【図14】図13とは異なる脱栓キャップの構成を示す
斜視図である。
【図15】図14に示すB−B断面図である。
【図16】従来のキャップの構造を説明するための断面
図である。
【図17】従来の脱栓機能を有するキャップの構造を説
明するための図である。
【符号の説明】
4 外壁 4a 下部筒部 5 嵌合壁 21 胴部 22 把手 23 肉薄域 24 嵌合環状部 26 連結部 27 延長連結部 28 本体破断部 29 溝凹部 31 応力分散凹溝 32 スリット 33 連続保持部 50 水平肉薄帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮尾 重志 東京都東大和市南街3−43−3 (72)発明者 佐々木 昌 神奈川県津久井郡津久井町又野222−2

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口に嵌合する外壁及び嵌合壁を有す
    る筒状の胴部と、胴部の上部に被冠する蓋部とからなる
    キャップにおいて、 前記外壁の内側に環状に突出する嵌合環状部を形成し、
    前記外壁の一部に上下方向に帯状に延びる肉薄域を前記
    嵌合環状部を横切るように形成し、前記肉薄域に沿って
    前記外壁と一体に把手片の基部を形成し、該把手片は、
    前記肉薄域を跨いだ位置の外壁上に延び、かつ、その外
    壁との間に破断可能な連結部により一体形成されている
    ことを特徴とする脱栓キャップ。
  2. 【請求項2】 容器口に嵌合する外壁及び嵌合壁を有す
    る筒状の胴部と、胴部の上部に被冠する蓋部とからなる
    キャップにおいて、 前記外壁の内側に環状に突出する嵌合環状部を形成し、
    前記外壁の一部に上下方向に帯状に延びる肉薄域を前記
    嵌合環状部を横切るように形成し、前記嵌合環状部に対
    して平行に前記肉薄域の上端から連接する水平肉薄帯を
    形成し、前記肉薄域に沿って前記外壁と一体に把手片の
    基部を形成し、該把手片は、前記肉薄域を跨いだ位置の
    外壁上に延び、かつ、その外壁との間に破断可能な連結
    部により一体形成されていることを特徴とする脱栓キャ
    ップ。
  3. 【請求項3】 前記肉薄域は、前記外壁の内側又は外側
    に形成される断面略山形凹状の溝凹部により構成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の脱栓キ
    ャップ。
  4. 【請求項4】 前記嵌合環状部には、応力分散凹溝が、
    前記肉薄域が形成された部位の内側溝凹部に対して等し
    い円周角間隔で前記嵌合環状部を縦に横切る方向に形成
    されていることを特徴とする請求項3記載の脱栓キャッ
    プ。
  5. 【請求項5】 前記肉薄域の下端は開放されていること
    を特徴とする請求項1から4にそれぞれ記載の脱栓キャ
    ップ。
  6. 【請求項6】 前記破断可能な連結部が前記肉薄域に対
    し交差する方向に延びたライン状のもの、又は、間隔を
    おいた点線状のものであることを特徴とする請求項1か
    ら5にそれぞれ記載の脱栓キャップ。
  7. 【請求項7】 前記把手片の基部から前記肉薄域に延び
    た延長連結部を有し、延長連結部の幅は肉薄域の厚さよ
    り断面積が大きいことを特徴とする請求項1から6にそ
    れぞれ記載の脱栓キャップ。
  8. 【請求項8】 容器口に嵌合する外壁及び嵌合壁を有す
    る筒状の胴部と、胴部の上部に被冠する蓋部とからなる
    キャップにおいて、 前記外壁の内側に環状に突出する嵌合環状部を形成し、
    前記外壁の一部に上下方向に延びるスリットを前記嵌合
    環状部を横切るように形成し、前記スリットに沿って前
    記外壁と一体に把手片の基部を形成し、該把手片は、前
    記スリットを跨いだ位置の外壁上に延び、かつ、その外
    壁との間に破断可能な連結保持部により一体形成されて
    いることを特徴とする脱栓キャップ。
  9. 【請求項9】 容器口に嵌合する外壁及び嵌合壁を有す
    る筒状の胴部と、胴部の上部に被冠する蓋部とからなる
    キャップにおいて、 前記外壁の内側に環状に突出する嵌合環状部を形成し、
    前記嵌合環状部を横切って上下方向に延びる帯状の肉薄
    域を形成し、該肉薄域の下部から前記外壁の下縁まで上
    下方向に延びるスリットを形成し、前記肉薄域又は前記
    スリットに沿って前記外壁と一体に把手片の基部を形成
    し、該把手片は、前記肉薄域又はスリットを跨いだ位置
    の外壁上に延び、かつ、その外壁との間に破断可能な連
    結部により一体形成されていることを特徴とする脱栓キ
    ャップ。
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Cited By (6)

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