JPH11235430A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH11235430A
JPH11235430A JP10038689A JP3868998A JPH11235430A JP H11235430 A JPH11235430 A JP H11235430A JP 10038689 A JP10038689 A JP 10038689A JP 3868998 A JP3868998 A JP 3868998A JP H11235430 A JPH11235430 A JP H11235430A
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JP
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Pending
Application number
JP10038689A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nagata
敏 永田
Koji Yamashita
耕司 山下
Masahito Ogasawara
雅人 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okumura Yu Ki Co Ltd filed Critical Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority to JP10038689A priority Critical patent/JPH11235430A/ja
Publication of JPH11235430A publication Critical patent/JPH11235430A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間遊技をしても遊技者の興味を引きつ
け、且つ興趣を起こさせることが可能になると共に、キ
ャラクタが遊技者の記憶により強く定着するため、より
印象的に記憶され、他のパチンコ機と混同する恐れを低
減することが可能なパチンコ機を提供する。 【解決手段】 大当たり図柄の表示の一例を示す画像
で、(a)と(b)は変動図柄の左図柄49が「加」、
右図柄51が「茶」で停止すると共に、背景画が「劇
場」で停止し、中図柄50が回転している一連の画像図
であり、(c)は中図柄50が「ト」で停止し、変動図
柄が「加、ト、茶」で確定し、「大当たり」が確定した
画像図である。また、各画像(a)〜(c)の「劇場」
の前に、右側から走ってくる加藤茶の各ポーズが表示さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変動図柄が所定の
態様で停止すると遊技者に有利な遊技状態が発生するパ
チンコ機に関し、特に、前記所定の態様に遊技領域や図
柄表示装置等に表示されたキャラクタを表すワードを一
つの態様として設けることにより、キャラクタを連想さ
せる大当たりの表現や同一図柄の組合せだけでは表現が
難しい多様な大当たりの表現ができるため、長時間遊技
をしても遊技者の興味を引きつけ、且つ興趣を起こさせ
ることが可能になると共に、キャラクタが遊技者の記憶
により強く定着するため、より印象的に記憶され、他の
パチンコ機と混同する恐れを低減することが可能なパチ
ンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ球が始動入賞口に入
賞すると、遊技領域のほぼ中央に設けられたCRT(Ca
thode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)
等を用いた種々の図柄表示装置に表示されている変動図
柄が変動を開始し、一定時間経過した後に表示された図
柄が一定確率で揃うと、大当たりとして大入賞口が所定
回数続けて開くとともに図柄表示装置に大当たり映像が
表示されるパチンコ機(第一種パチンコ機)が種々提案
されている。
【0003】例えば、特開平7−31734号公報に記
載のパチンコ機においては、遊技盤面に電子ディスプレ
イが設けられ、パチンコ球が始動入賞口に入ると、この
電子ディスプレイに3列に横並びに変動図柄が表示さ
れ、該変動図柄が一定の確率で0〜9の数字、及び猿、
鳥、犬、桃太郎、鬼の各図柄が、例えば「1、1、
1」、「7、7、7」等のように同一図柄で揃うと大当
たりと判定され、遊技者にとって有利な遊技状況が発生
する。これにより、0〜9の数字だけでなく、猿、鳥、
犬、桃太郎、鬼の各図柄を表示することができるため、
より遊技者の大当たりへの興趣を増大させることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平7−31734号公報に記載されたパチンコ機で
は、「1、1、1」や「7、7、7」等のように、同一
図柄が揃う幾つかの決まった大当たりパターンとなるた
め、他のパチンコ機の大当たり図柄との差別化が難し
く、遊技者の大当たりの印象が同じになり他のパチンコ
機と混同するおそれがあるという問題がある。また、同
一図柄の組合せだけでは多様な大当たりの表現が難しい
という問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、遊技領域や図柄表示装
置等に表示されたキャラクタを表すワードを一つの態様
として設けることにより、キャラクタを連想させる大当
たりの表現や同一図柄の組合せだけでは表現が難しい多
様な大当たりの表現ができるため、長時間遊技をしても
遊技者の興味を引きつけ、且つ興趣を起こさせることが
可能になると共に、キャラクタが遊技者の記憶により強
く定着するため、より印象的に記憶され、他のパチンコ
機と混同する恐れを低減することが可能なパチンコ機を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係るパチンコ機は、遊技領域に設けられ
た変動図柄を表示する図柄表示装置を備え、前記変動図
柄が変動後所定の態様で停止すると遊技者に有利な遊技
状態が発生するパチンコ機において、前記遊技領域は、
キャラクタの図柄を有し、前記変動図柄の所定の態様
は、前記キャラクタを表すワードを含むことを特徴とす
る。
【0007】このような特徴を有する請求項1に係るパ
チンコ機においては、遊技領域にキャラクタの図柄が配
置されており、このキャラクタを表すワードが、変動図
柄の所定の態様の少なくとも1つを構成している。これ
により、キャラクタを表すワードが、変動図柄の所定の
態様、即ち、大当たりの図柄の1つを構成するため、大
当たりの図柄からキャラクタを連想させることができる
と共に、遊技領域に設けられたキャラクタの図柄等から
キャラクタの多様な動作やセリフ等のイメージを連想さ
せることができて、長時間遊技をしても遊技者の興味を
引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可能になる。ま
た、遊技者にキャラクタを表すワードを大当たりと共に
印象づけることができるため、遊技者の無意識の記憶領
域にキャラクタの図柄と共にキャラクタを表すワードを
強く定着できるため、より印象的に記憶され、遊技者が
他のパチンコ機と混同する恐れを低減することが可能に
なる。
【0008】また、請求項2に係るパチンコ機は、請求
項1に記載のパチンコ機において、前記ワードは、前記
キャラクタの氏名であることを特徴とする。
【0009】このような特徴を有する請求項2に係るパ
チンコ機では、請求項1に記載のパチンコ機において、
前記キャラクタの氏名が、変動図柄の所定の態様の少な
くとも1つを構成している。これにより、キャラクタの
氏名が、変動図柄の所定の態様、即ち、大当たりの図柄
の1つを構成するため、大当たりの図柄からキャラクタ
を直接的に連想させることができると共に、遊技領域に
設けられたキャラクタの図柄等からキャラクタの多様な
動作やセリフ等のイメージを連想させることができて、
長時間遊技をしても遊技者の興味を引きつけ、且つ興趣
を起こさせることが可能になる。また、遊技者にキャラ
クタの氏名を大当たりと共に印象づけることができるた
め、遊技者の無意識の記憶領域にキャラクタの図柄と共
にキャラクタの氏名を強く定着できるため、より印象的
に記憶され、遊技者が他のパチンコ機と混同する恐れを
低減することが可能になる。
【0010】また、請求項3に係るパチンコ機は、請求
項1又は請求項2に記載のパチンコ機において、前記図
柄表示装置には、前記キャラクタの動作が表示されるこ
とを特徴とする。
【0011】このような特徴を有する請求項3に係るパ
チンコ機では、請求項1又は請求項2に記載のパチンコ
機において、キャラクタの動作が、変動図柄と共に図柄
表示装置に表示されるため、キャラクタの多様な動作等
からキャラクタを表すワード(例えば、キャラクタの氏
名等)の大当たりの図柄が連想されるため、より多様な
変動図柄の表現が可能となり、長時間遊技をしても遊技
者の興味をより強くパチンコゲームに引きつけることが
できる。また、注視する図柄表示装置にキャラクタの多
様な動作と共に、キャラクタを表すワードが表示されて
大当たりとなるため、遊技者にキャラクタの動作と共に
キャラクタを表すワードがより強く印象的に記憶され、
遊技者が他のパチンコ機と混同する恐れをより低減でき
る。
【0012】さらに、請求項4に係るパチンコ機は、請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパチンコ機にお
いて、前記キャラクタは、イメージキャラクタであるこ
とを特徴とする。
【0013】このような特徴を有する請求項4に係るパ
チンコ機では、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
のパチンコ機において、前記キャラクタは、イメージキ
ャラクタであるため、前記図柄表示装置に表示されるキ
ャラクタやキャラクタを表すワード(例えば、キャラク
タの氏名等)に遊技者の興味をより引きつけることが可
能となる。また、「大当たり」等の遊技者に有利な遊技
状態の発生と共に、イメージキャラクタやイメージキャ
ラクタを表すワード(例えば、イメージキャラクタの氏
名等)が遊技者の記憶に定着するため、より印象的に記
憶され、他のパチンコ機と混同する恐れを低減できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機に
ついて、具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。先ず、本実施形態に係るパチンコ機の全体
構成について図1に基づき説明する。図1は本実施形態
に係るパチンコ機全体を示した正面図である。但し、図
1では、遊技盤上のキャラクタ図柄は省略している。図
1において、パチンコ機1は、いわゆる第一種パチンコ
機である。パチンコ機1は、後述する入賞口、図柄表示
装置、電動役物及び、ゲート等の各種構造物が遊技盤2
上に配設されている。その遊技盤2の下には、不図示の
樋を介して排出される賞球を受ける上部受け皿3がスピ
ーカ3aを内蔵してプレート4に配設されている。そし
て、その上部受け皿3の下には、下部受け皿5が配設さ
れる。また、上部受け皿3に連通する不図示の球送り機
構を介して上部受け皿3のパチンコ球がハンドル6に連
結された不図示の発射装置へ送られるよう構成されてい
る。また、遊技盤2の裏面には図柄表示装置等を制御す
る制御回路部20(図3参照)が設けられている。一
方、遊技盤2の両肩部には、賞球及び球切れ表示ランプ
10,10が設けられている。
【0015】一方、遊技盤2の前側は、鋼板やステンレ
ス等の金属製のガラス扉9により被覆されており、該ガ
ラス扉9は、枠体の前側にヒンジ部材等を介して開閉自
在に取り付けられている前面枠に開閉自在に取り付けら
れている。また、ガラス扉9には開口部を有する鋼板や
ステンレス等の金属製のガラス保持枠がスポット溶接等
により固着されており、該ガラス保持枠に装着された2
枚のガラスを通して遊技領域を見ることができる。ま
た、ガラス扉9の右上部には、遊技中のエラーを表示す
るエラー表示ランプ7や「当たり」を表示する当たり表
示ランプ8,8が取り付けられている。
【0016】また、パチンコ機1における遊技盤2上の
遊技領域の構成について説明する。この遊技領域は、所
定厚さの板材をなした遊技盤2上に入賞口などの各構造
物が所定の位置に取り付けられ、それを囲むように環状
のレール11が取り付けられて構成されている。このレ
ール11は、発射されたパチンコ球を遊技領域内に案内
する重複して形成した案内路15を構成し、右肩部には
レール11に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制
限するための段差部16を有する。そして、その段差部
16には軸支された返しゴム(図示されていない)が配
設されている。また、遊技領域のほぼ中央には、図柄表
示装置であるLCD表示器12が取り付けられている。
このLCD表示器12は、左、中、右に3分割された変
動図柄を表示する液晶パネルであって、遊技盤2の裏面
側から取り付けられている。
【0017】LCD表示器12の上方の中心線上に入賞
口18が設けられている。入賞口18の上には、イメー
ジキャラクタである加藤茶のキャラクタ図柄が描かれて
いる。入賞口18に入賞すると、所定の個数の賞球が上
部受皿3に排出される。また、LCD表示器12の下端
部には、変動図柄始動記憶表示器13が設けられてい
る。そして、LCD表示器12の下方の中心線上に第1
種始動口19が設けられている。この第1種始動口19
に入賞するとLCD表示器12の変動図柄であるルーレ
ットが回転する。さらに、LCD表示器12の下方に
は、下方入賞口である大入賞口17が設けられている。
大入賞口17は、LCD表示器12においてルーレット
で大当たりが発生したとき等に開閉する扉構造を有して
いる。
【0018】次に、遊技盤2上のキャラクタ図柄につい
て図2に基づいて説明する。図2は本実施形態に係るパ
チンコ機の遊技領域に配置されるセル画を示す図であ
る。図2に示すように、セル画2AのLCD表示器取付
孔12Aの中心線上の上方には、この中心線上に人物の
全体像の中心が位置するように、キャラクタ図柄である
加藤茶A4が描かれている。そして、向かって右側に
は、2人と半身の加藤茶A5,A6,A7のキャラクタ
が描かれている。また、向かって左側には、2人の加藤
茶A2、A3と、半身の加藤茶A1が描かれている。加
藤茶A1〜A7は、大きさが略等しく、5本の天釘と平
行に配列されている。また、LCD表示器取付孔12A
と大入賞口取付孔17Aとの間には、キャラクタ図柄で
ある9人の加藤茶B1〜B9が描かれている。加藤茶B
1〜B9は、大きさが略等しく、5本の天釘と平行に配
列されている。
【0019】この加藤茶A1〜A7及び加藤茶B1〜B
9の顔は、キャラクタの特徴である、はげ頭・ちょび髭
であり、丸縁の眼鏡をかけている。また、加藤茶A1〜
A7及び加藤茶B1〜B9の衣装は、「ステテコ・シャ
ツ・腹巻きスタイル」で全て同じである。また、加藤茶
A1〜A7及び加藤茶B1〜B9のポーズは、左手をお
腹の中央に置き、右手を横方向に突き出している。これ
は、加藤茶がテレビ放送等で行っているポーズである。
但し、各加藤茶A1〜A7及び加藤茶B1〜B9の異な
るのは、眼鏡の中の目の位置、目の形状、若しくは渦巻
き状に関してのみである。即ち、加藤茶A2は、両方の
目玉が右側に寄り、加藤茶A2の左方向を見ている。ま
た、加藤茶A3は、両目が渦巻き状である。また、加藤
茶A4は、左側の目玉が上側に寄り、右側の目玉が下側
に寄っている。また、加藤茶A5は、両目が略円弧状に
なり、笑っている時の目を表している。また、加藤茶A
6は、両目が渦巻き状である。また、加藤茶B1〜B3
は、両目が渦巻き状である。また、加藤茶B4は、両方
の目玉が右側に寄り、加藤茶B4の左方向を見ている。
さらに、加藤茶B5〜B9は、両目が渦巻き状である。
これにより、遊技者は、遊技盤2を見ることによって、
加藤茶のイメージキャラクタを記憶することになる。
【0020】次に、LCD表示器12等を制御する制御
回路部の構成について図3及び図4に基づき詳細に説明
する。図3は本実施形態に係る制御回路部のシステム構
成を示すブロック図である。図4は本実施形態に係る制
御回路部の表示制御回路のシステム構成を示すブロック
図である。図3に示すように、制御回路部20には、制
御回路部20の全体を制御するCPU21と、第1種始
動口19に設けられて入賞球を検出する第1種始動口ス
イッチ22、大入賞口17の内部に設けられて大入賞口
17への入賞球のカウントを行うカウントスイッチ2
3、大入賞口17の内部に設けられて大入賞口17の開
放を継続するためのVゾーンへの入賞球の検出を行う特
別領域通過スイッチ24、及びパチンコ機1の裏側に設
けられ変動図柄の大当たり発生確率を切換スイッチ等で
設定変更する確率設定装置25からの検出信号を受ける
入力ポート26と、各種制御処理データ等を格納してお
くメモリ27と、出力ポート28とが設けられ、これら
はバス29により相互に接続されている。また、CPU
21には、クロック信号を出力するクロック回路30が
接続されている。さらに、出力ポート28には、LCD
表示器12への図柄表示を行う表示制御回路31、大入
賞口17の開閉用ソレノイドを駆動するソレノイド駆動
回路32、変動図柄始動記憶表示器13や当たり表示ラ
ンプ8等を駆動する装飾ランプ駆動回路33が接続され
ている。
【0021】また、表示制御回路31は、図4に示すよ
うに、表示用CPU41と、この表示用CPU41に接
続されるRAM42及びプログラムROM43と、VD
P(Video Digital Processor )44と、このVDP4
4に接続されるRAM45及びキャラクタROM46
と、出力回路47とから構成されている。そして、CP
U41は、制御回路部20からの制御信号に従って、R
AM42に各種信号データを一時的に記憶しつつ、プロ
グラムROM43に格納されている変動図柄や加藤茶の
動作等を表示させるための制御プログラムや制御データ
等に基づいて、VDP44との間で画像の編集内容を示
す制御信号のやり取りを行う。また、VDP44は、C
PU41からの制御信号に基づいて、キャラクタROM
46から変動図柄の画像データや加藤茶のキャラクタ動
作の画像データ等を取り出し、RAM45を作業エリア
として編集し、これらの画像データを出力回路47を介
して、LCD表示器12に出力する。
【0022】次に、このように構成された制御回路部2
0の変動図柄表示等の表示情報決定処理について図5及
び図6に基づいて説明する。図5は本実施形態に係る変
動図柄等の表示情報決定処理のサブルーチン処理のフロ
ーチャートである。図6は本実施形態に係る乱数取得処
理のサブルーチン処理のフローチャートである。図5に
示すように、この表示情報決定処理の実行が開始される
と、先ず、ステップ(以下、Sという)1において、C
PU1は、第1種始動口19への入賞、即ち第1種始動
口スイッチ22からの検出信号の有無を判定する。そし
て、第1種始動口19に入賞していない場合(S1:N
O)、即ち第1種始動口スイッチ22からの検出信号が
無い場合には、通常表示情報が表示制御回路31の表示
用CPU41への送信情報としてセットされ、LCD表
示器12に通常表示画像が繰り返し表示される(S
2)。
【0023】また、第1種始動口19にパチンコ球が入
賞した信号を第1種始動口スイッチ22から入力ポート
26を介して入力された場合には(S1:YES)、C
PU21は乱数取得処理を実行する(S3)。
【0024】この乱数取得処理は、図6に示すように、
先ず、大当たりカウンタの数値を取得する(S11)。
この大当たりカウンタの数値の取得は、クロック回路3
7から入力されるクロック信号に基づいて、CPU21
は、メモリ27の大当たりカウンタに0から256まで
繰り返し1ずつ加算した数値を格納しており、第1種始
動口スイッチ22から入賞の信号が入力されたときのこ
の大当たりカウンタに記憶されている数値をその時の大
当たりカウンタの数値として、メモリ27に記憶するも
のである。
【0025】そして、大当たり図柄カウンタの数値を取
得する(S12)。この大当たり図柄カウンタの数値の
取得は、クロック回路37から入力されるクロック信号
に基づいて、CPU21は、メモリ27の大当たり図柄
カウンタに0から11まで繰り返し1ずつ加算した数値
を格納しており(本実施形態では、変動図柄の所定の態
様、即ち大当たりの図柄は、12種類である。)、第1
種始動口スイッチ22から入賞の信号が入力されたとき
のこの大当たり図柄カウンタに記憶されている数値をそ
の時の大当たり図柄カウンタの数値として、メモリ27
に記憶するものである。
【0026】そして、リーチハズレ図柄カウンタの数値
を取得する(S13)。このリーチハズレ図柄カウンタ
の数値の取得は、クロック回路37から入力されるクロ
ック信号に基づいて、CPU21は、メモリ27のリー
チハズレ図柄カウンタに0から14まで繰り返し1ずつ
加算した数値を格納しており(本実施形態では、1/1
5の確率である。)、第1種始動口スイッチ22から入
賞の信号が入力されたときのこのリーチハズレ図柄カウ
ンタに記憶されている数値をその時のリーチハズレ図柄
カウンタの数値として、メモリ27に記憶するものであ
る。
【0027】続いて、通常ハズレ図柄カウンタの数値を
取得して、メインルーチンに戻る(S14)。この通常
ハズレ図柄カウンタの数値の取得は、クロック回路37
から入力されるクロック信号に基づいて、CPU21
は、メモリ27の通常ハズレ図柄カウンタに0から17
03まで繰り返し1ずつ加算した数値を格納しており、
第1種始動口スイッチ22から入賞の信号が入力された
ときのこの通常ハズレ図柄カウンタに記憶されている数
値をその時の通常ハズレ図柄カウンタの数値として、メ
モリ27に記憶するものである。
【0028】次に、メモリ27に記憶されたこの大当た
りカウンタの数値が読み出され、予めメモリ27に格納
されている当たり数値と一致するかどうか判定される
(S4)。
【0029】そして、この大当たりカウンタの数値と当
たり数値とが一致した場合には(S4:YES)、メモ
リ27に記憶されている大当たり図柄カウンタの数値を
読み出し、この大当たり図柄カウンタの数値に対応する
大当たり図柄が選択され(S5)、表示制御回路31へ
の送信情報としてセットされる(S2)。
【0030】また、この大当たりカウンタの数値と当た
り数値とが一致しない場合には、ハズレとして判定され
る(S4:NO)。次に、S6において、この時の変動
図柄の表示が、変動図柄の3つの図柄のうち、2つの図
柄が揃ったリーチ状態(例えば「5、−、5」や「7、
−、7」等、但し「−」は図柄が回転中であることを意
味する)を表示した後にハズレを表示するか否か判定さ
れる。この判定は、メモリ27に記憶されているリーチ
ハズレ図柄カウンタの数値を読み出し、予めメモリ27
に格納されているリーチ発生数値と一致するかどうか判
定し、一致すればリーチ状態後ハズレを表示すると判定
する。そして、リーチ状態後ハズレを表示する場合には
(S6:YES)、メモリ27に記憶されている大当た
り図柄カウンタの数値を読み出し、この大当たり図柄カ
ウンタの数値に対応するリーチハズレ図柄が選択され
(S7)、表示制御回路31への送信情報としてセット
される(S2)。
【0031】また、S6において、この時の変動図柄の
表示が、リーチ状態とならず、通常のハズレの表示(例
えば「2、7、7」等)の場合には(S6:NO)、メ
モリ27に記憶されている通常ハズレ図柄カウンタの数
値を読み出し、この通常ハズレ図柄カウンタの数値に対
応する通常ハズレ図柄が選択され(S8)、表示制御回
路31への送信情報としてセットされる(S2)。
【0032】次に、LCD表示器12に左、中、右に3
分割されて表示される変動図柄の一例について、図7及
び図8に基づいて説明する。図7は本実施形態に係る変
動図柄の各左図柄、中図柄、右図柄の一例を示す図であ
る。図8は本実施形態に係る大当たり図柄の一例を示す
図である。先ず、図7に示すように、左図柄49を構成
する構成図柄は、「うんち」の絵、はげ頭・ちょび髭で
あり、丸縁の眼鏡をかけている加藤茶の「顔」の絵、加
藤茶の氏名の「加」の絵、及び9〜1の各「数字」の絵
の12個の絵である。また、中図柄50を構成する構成
図柄は、「うんち」の絵、はげ頭・ちょび髭であり、丸
縁の眼鏡をかけている加藤茶の「顔」の絵、加藤茶の氏
名の「藤」を表す「ト」の絵、及び9〜1の各「数字」
の絵の12個の絵である。さらに、右図柄51を構成す
る構成図柄は、「うんち」の絵、はげ頭・ちょび髭であ
り、丸縁の眼鏡をかけている加藤茶の「顔」の絵、加藤
茶の氏名の「茶」の絵、及び9〜1の各「数字」の絵の
12個の絵である。そして、各左図柄、中図柄、右図柄
のルーレットが回転し、図8に示されるように、各左図
柄、中図柄、右図柄が同じ図柄で停止すると変動図柄の
所定の態様、即ち大当たり図柄52となる。この大当た
り図柄52は、「1、1、1」の絵、「2、2、2」の
絵、「3、3、3」の絵、「4、4、4」の絵、「5、
5、5」の絵、「6、6、6」の絵、「7、7、7」の
絵、「8、8、8」の絵、「9、9、9」の絵、「加、
ト、茶」の絵、「顔、顔、顔」の絵、及び「うんち、う
んち、うんち」の絵の12種類の組合せである。ここ
で、「加、ト、茶」の絵は、加藤茶の氏名「加、藤、
茶」を表すワードである。そして、大当たり図柄カウン
タの数値が0の場合には、「1、1、1」の大当たり図
柄が選択されて、表示制御回路31への送信情報として
セットされる(図5、S5参照)。また、大当たり図柄
カウンタの数値が1の場合には、「2、2、2」の大当
たり図柄が選択されて、表示制御回路31への送信情報
としてセットされる。また、大当たり図柄カウンタの数
値が2の場合には、「3、3、3」の大当たり図柄が選
択されて、表示制御回路31への送信情報としてセット
される。また、大当たり図柄カウンタの数値が3の場合
には、「4、4、4」の大当たり図柄が選択されて、表
示制御回路31への送信情報としてセットされる。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が4の場合には、
「5、5、5」の大当たり図柄が選択されて、表示制御
回路31への送信情報としてセットされる。また、大当
たり図柄カウンタの数値が5の場合には、「6、6、
6」の大当たり図柄が選択されて、表示制御回路31へ
の送信情報としてセットされる。また、大当たり図柄カ
ウンタの数値が6の場合には、「7、7、7」の大当た
り図柄が選択されて、表示制御回路31への送信情報と
してセットされる。また、大当たり図柄カウンタの数値
が7の場合には、「8、8、8」の大当たり図柄が選択
されて、表示制御回路31への送信情報としてセットさ
れる。また、大当たり図柄カウンタの数値が8の場合に
は、「9、9、9」の大当たり図柄が選択されて、表示
制御回路31への送信情報としてセットされる。また、
大当たり図柄カウンタの数値が9の場合には、「加、
ト、茶」の大当たり図柄が選択されて、表示制御回路3
1への送信情報としてセットされる。また、大当たり図
柄カウンタの数値が10の場合には、「顔、顔、顔」の
大当たり図柄が選択されて、表示制御回路31への送信
情報としてセットされる。また、大当たり図柄カウンタ
の数値が11の場合には、「うんち、うんち、うんち」
の大当たり図柄が選択されて、表示制御回路31への送
信情報としてセットされる。
【0033】次に、通常の表示画像の一例を図9に基づ
いて説明する。図9は本実施形態に係る通常表示画像の
一例で、(a)から(f)は、背景画と加藤茶の各ポー
ズとの対応を示す一連の画像図である。図9に示される
ように、この通常表示画像は、はげ頭・ちょび髭であ
り、丸縁の眼鏡をかけて、ステテコ・縮みのシャツ・腹
巻きの衣装を着ている加藤茶が、商店街を歩いている姿
を左側から見た画像である。また、この通常表示画像
は、変動図柄が表示されるときの背景画でもある。先
ず、図9(a)の画面は、背景画の「劇場」の右端部が
LCD表示器12の表示領域53の右側端縁部に位置
し、「劇場」の左隣の「和菓子屋」が約半分表示されて
いる。そして、表示領域53の右端に、加藤茶の右足を
上げ、左手を前に出して、右手がやや後側にあるポーズ
が表示されている。
【0034】そして、所定時間後に、図9(b)の画面
が表示される。図9(b)の画面は、背景画の「劇場」
の右側約1/3が表示領域53の外側に送られ、左隣の
「和菓子屋」が右側に送られて約2/3表示されてい
る。そして、表示領域53の右端に、加藤茶の上げた右
足を下ろし、左足が膝を曲げて後側に上がっており、左
手はほぼ体の横側まで下ろし、右手は体の横側まで前方
に動いて隠れているポーズが表示されている。
【0035】続けて、所定時間後に、図9(c)の画面
が表示される。図9(c)の画面は、背景画の「劇場」
の右側約半分が表示領域53の外側に送られ、左隣の
「和菓子屋」が右側に送られてほぼ全部表示されてい
る。そして、表示領域53の右端に、加藤茶の後側に上
がっていた左足が、ほぼ体の横側まで前方に動き、左手
がやや体の後ろよりに動いているポーズが表示されてい
る。
【0036】続けて、図9(d)の画面が表示される。
図9(d)の画面は、背景画の「劇場」の右側約3/4
が表示領域53の外側に送られ、左隣の「和菓子屋」が
右側に送られて全部表示され、更に、「和菓子屋」の左
隣の「住宅」の右端が表示されている。そして、表示領
域53の右端に、加藤茶の左足が前側に上がり、左手が
後ろまで動き、右手が前側に動いているポーズが表示さ
れている。続けて、図9(e)の画面が表示される。図
9(e)の画面は、背景画の「劇場」の左端部と、左隣
の「和菓子屋」が右側に送られて全部表示され、更に、
「和菓子屋」の左隣の「住宅」の約1/3が表示されて
いる。そして、表示領域53の右端に、加藤茶の上げた
左足を下ろし、右足が膝を曲げて後側に上がっており、
左手はほぼ体の横側まで下ろし、右手は体の横側まで後
方に動いて隠れているポーズが表示されている。
【0037】そして、続けて、図9(f)の画面が表示
される。図9(f)の画面は、背景画の「和菓子屋」の
右側約1/3が表示領域53の外側に送られ、左隣の
「住宅」が右側に送られて約2/3表示されている。そ
して、表示領域53の右端に、加藤茶の後側に上がって
いた右足が、ほぼ体の横側まで前方に動き、左手がやや
体の前よりに動いているポーズが表示されている。
【0038】これにより、図9(a)から図9(f)ま
で画像が順次、通常のスクロールスピードで表示領域5
3、即ち、LCD表示器12の液晶パネルに表示される
場合は、加藤茶のイメージキャラクタが、「劇場」の前
から「和菓子屋」の前まで歩いているように、遊技者に
認識される。また、図9(a)から図9(f)まで画像
が順次、高速スクロールスピードで表示領域53に表示
される場合には、加藤茶のイメージキャラクタが、「劇
場」の前から「和菓子屋」の前まで走っているように、
遊技者に認識される。この様に、背景画の移動と共に、
加藤茶の各ポーズがLCD表示器12に表示されるた
め、遊技者は、LCD表示器12を見ることによって、
加藤茶のイメージキャラクタを記憶することになる。
【0039】次に、通常ハズレ図柄の表示の一例につい
て図10に基づいて説明する。図10は本実施形態に係
る通常ハズレ図柄の一例を示す画像図で、(a)と
(b)は変動図柄の左図柄49と右図柄51とが停止
し、中図柄50が回転している一連の画像図であり、
(c)は中図柄50が通常のハズレで確定した画像図で
ある。先ず、第1種始動口19に入賞するまでは、上記
の様にLCD表示器12の表示領域53に、背景画が左
から右に移動するように、加藤茶のイメージキャラクタ
の動作ポーズと共に通常のスクロールスピードで表示さ
れる。そして、第1種始動口19に入賞すると、横3列
の変動図柄の回転が表示領域53のほぼ中央部に表示さ
れ、所定時間後に、順次、左図柄49と右図柄51が停
止して、リーチモード(例えば「5、−、5」や「7、
−、7」、但し「−」は図柄が回転中であることを意味
する)でない場合は、背景画の移動が停止すると共に、
中図柄50のみが回転する。本実施形態のリーチモード
でない場合の一例を示す図10(a)は、左図柄49が
「2」で停止し、右図柄51が「7」で停止して、背景
画が「和菓子屋」の画像で停止し、中図柄50の「5」
が下側に下がりかかっている画像図である。また、表示
領域53の右側部に、はげ頭・ちょび髭であり、丸縁の
眼鏡をかけて、ステテコ・縮みのシャツ・腹巻きの衣装
を着ている加藤茶の右足を上げ、左手を前に出して、右
手がやや後側にあるポーズが表示されている。
【0040】続いて、図10(b)は、中図柄50の
「6」が、表示領域53の下端まで下がり、「7」が表
示領域53の上端部に表示されている画像図である。ま
た、表示領域53の右側部に加藤茶の右足を下ろし、左
足が膝を曲げて後側に上がっており、左手はほぼ体の横
側まで下ろし、右手は体の横側まで前方に動いて隠れて
いるポーズが表示されている。
【0041】そして、図10(c)は、中図柄50が
「7」で停止して、変動図柄が「2、7、7」で確定
し、「ハズレ」の確定が表示されている画像図である。
また、表示領域53の右側部に加藤茶の右足を下ろし、
左足が膝を曲げて後側に上がっており、左手はほぼ体の
横側まで下ろし、右手は体の横側まで前方に動いて隠れ
ているポーズが表示されている。
【0042】これにより、遊技者は、加藤茶の動作と共
に、「ハズレ」の変動図柄が表示されるため、ゲームへ
の興味が引きつけられる。
【0043】次に、変動図柄が「大当たり」になる大当
たり図柄52の表示の一例について図11に基づいて説
明する。図11は本実施形態に係る大当たり図柄の表示
の一例を示す画像で、(a)と(b)は変動図柄の左図
柄49が「加」、右図柄51が「茶」で停止すると共
に、背景画が「劇場」で停止し、中図柄50が回転して
いる一連の画像図であり、(c)は中図柄50が「ト」
で停止し、「大当たり」が確定した画像図である。先
ず、第1種始動口19に入賞するまでは、上記の様にL
CD表示器12の表示領域53に、背景画が左から右に
移動するように、加藤茶のイメージキャラクタの動作ポ
ーズと共に通常のスクロールスピードで表示される。そ
して、第1種始動口19に入賞すると、横3列の変動図
柄の回転が表示領域53のほぼ中央部に表示され、所定
時間後に、順次、左図柄49と右図柄51の変動図柄が
停止して、リーチモード「加、−、茶」(但し、「−」
は図柄が回転中を表している)となり、背景画と加藤茶
の画像が高速スクロールで表示され、加藤茶が商店街を
走っている様子が表示される。そして、所定時間後、背
景画が「劇場」で停止すると共に、中図柄50のみが回
転する。図11(a)に示すように、左図柄49は
「加」、右図柄51は「茶」で停止すると共に、背景画
が「劇場」で停止している。そして、中図柄50の
「ト」の下端部が表示領域53の上端に表示されている
画像図である。また、表示領域53の右端部に加藤茶の
左足が前側に上がり、左手が後ろまで動き、右手が前側
に動いているポーズが表示されている。
【0044】続いて、図11(b)は、左図柄49は
「加」、右図柄51は「茶」で停止すると共に、中図柄
50に、「ト」の下半分が、表示領域53の上端に表示
された画像である。また、表示領域53の右端部から少
し左側に移動した位置に加藤茶の上げた左足を下ろし、
右足が膝を曲げて後側に上がっており、左手はほぼ体の
横側まで下ろし、右手は体の横側まで後方に動いて隠れ
ているポーズが表示されている。
【0045】そして、図11(c)は、左図柄49は
「加」、右図柄51は「茶」で停止すると共に、中図柄
50が「ト」で停止して、変動図柄が「加、ト、茶」で
確定し、「大当たり」の確定が表示されている画像図で
ある。また、表示領域53の「劇場」の前に、加藤茶の
後側に上がっていた右足が、ほぼ体の横側まで前方に動
き、左手がやや体の前よりに動いているポーズが表示さ
れている。
【0046】これにより、遊技者は、加藤茶の動作と共
に、「加、ト、茶」の大当たり図柄52が表示されるた
め、同一図柄の組合せ以外の大当たり図柄の「加、ト、
茶」に新鮮さを感じると共に、ゲームへの興味が引きつ
けられ、興趣を増大させられる。また、加藤茶のキャラ
クタが遊技者の記憶により強く定着するため、より印象
的に記憶され、他のパチンコ機と混同する恐れを低減す
ることが可能となる。
【0047】次に、変動図柄がリーチモードになった後
に「ハズレ」になるリーチハズレ図柄の表示の一例につ
いて図12に基づいて説明する。図12は本実施形態に
係るリーチハズレ図柄の表示の一例を示す画像で、
(a)と(b)は変動図柄の左図柄49と右図柄51と
が「7」で停止すると共に、背景画が「劇場」で停止
し、中図柄50が回転している一連の画像図であり、
(c)は中図柄50が加藤茶の「顔」で停止し、「ハズ
レ」が確定した画像図である。先ず、第1種始動口19
に入賞するまでは、上記の様にLCD表示器12の表示
領域53に、背景画が左から右に移動するように、加藤
茶のイメージキャラクタの動作ポーズと共に通常のスク
ロールスピードで表示される。そして、第1種始動口1
9に入賞すると、横3列の変動図柄の回転が表示領域5
3のほぼ中央部に表示され、所定時間後に、順次、左図
柄49と右図柄51の変動図柄が停止して、リーチモー
ドとなり、背景画と加藤茶の画像が高速スクロールで表
示され、加藤茶が商店街を走っている様子が表示され
る。そして、所定時間後、背景画が「劇場」で停止する
と共に、中図柄50のみが回転する。ここで、リーチハ
ズレ図柄の選択は、メモリ27に記憶されている大当た
り図柄カウンタの数値が0の場合には、「1、−、1」
(以下、「−」は図柄が回転中であること意味する)の
リーチハズレ図柄が選択される(図5、S7参照)。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が1の場合には、
「2、−、2」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が2の場合には、
「3、−、3」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が3の場合には、
「4、−、4」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が4の場合には、
「5、−、5」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が5の場合には、
「6、−、6」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が6の場合には、
「7、−、7」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が7の場合には、
「8、−、8」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が8の場合には、
「9、−、9」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が9の場合には、
「加、−、茶」のリーチハズレ図柄が選択される。ま
た、大当たり図柄カウンタの数値が10の場合には、
「顔、−、顔」のリーチハズレ図柄が選択される。さら
に、大当たり図柄カウンタの数値が11の場合には、
「うんち、−、うんち」のリーチハズレ図柄が選択され
る。
【0048】これにより、図12(a)は、メモリ27
に記憶されている大当たり図柄カウンタの数値が6の場
合で、左図柄49と右図柄51が「7」で停止すると共
に、背景画が「劇場」で停止している。そして、中図柄
50の「ト」の下端部が表示領域53の上端に表示され
ている画像図である。また、表示領域53の右端部に加
藤茶の左足が前側に上がり、左手が後ろまで動き、右手
が前側に動いているポーズが表示されている。
【0049】続いて、図12(b)は、左図柄49と右
図柄51が「7」で停止すると共に、中図柄50に、は
げ頭・ちょび髭であり、丸縁の眼鏡をかけた加藤茶の
「顔」の下半分が、表示領域53の上端に表示された画
像である。また、表示領域53の右端部から少し左側に
移動した位置に加藤茶の上げた左足を下ろし、右足が膝
を曲げて後側に上がっており、左手はほぼ体の横側まで
下ろし、右手は体の横側まで後方に動いて隠れているポ
ーズが表示されている。
【0050】そして、図12(c)は、左図柄49と右
図柄51が「7」で停止すると共に、中図柄50が、は
げ頭・ちょび髭であり、丸縁の眼鏡をかけた加藤茶の
「顔」で停止して、変動図柄が「7、顔、7」で確定
し、「ハズレ」の確定が表示されている画像図である。
また、表示領域53の「劇場」の前に、加藤茶の後側に
上がっていた右足が、ほぼ体の横側まで前方に動き、左
手がやや体の前よりに動いているポーズが表示されてい
る。
【0051】これにより、遊技者は、変動図柄がリーチ
モードで停止することによって、「大当たり」への期待
感が高められ、ゲームへの興味を増大させられる。
【0052】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
パチンコ機1では、第1種始動口19にパチンコ球が入
賞すると、乱数取得処理(S3)が実行され、変動図柄
の回転がLCD表示器12の表示領域53に表示される
と共に、「はげ頭・ちょび髭であり、丸縁の眼鏡をか
け、ステテコ・縮みのシャツ・腹巻きの衣装を着た加藤
茶のイメージキャラクタ」が商店街を歩いたり走ったり
等する背景画像が表示される。そして、「1、1、
1」、「7、7、7」、「加、ト、茶」等の大当たり図
柄52、「7、顔、7」等のリーチハズレ図柄、「2、
7、7」等の通常ハズレ図柄のいずれかのパターンの映
像データが、CPU21により、各々所定の確率で選択
されて、表示制御回路31を介してLCD表示器12に
表示される。したがって、加藤茶の氏名を表すワードで
ある「加、ト、茶」が、大当たり図柄52の1つを構成
するため、この大当たり図柄「加、ト、茶」から加藤茶
のキャラクタを連想させることができると共に、遊技盤
2上に設けられたキャラクタの図柄等からキャラクタで
ある加藤茶の多様な動作やセリフ等のイメージを連想さ
せることができて、長時間遊技をしても遊技者の興味を
引きつけ、且つ興趣を起こさせることが可能になる。ま
た、遊技者に加藤茶の氏名を表すワードである「加、
ト、茶」を大当たりと共に印象づけることができるた
め、遊技者の無意識の記憶領域にキャラクタの図柄と共
にキャラクタの氏名を表すワードを強く定着できるた
め、より印象的に記憶され、遊技者が他のパチンコ機と
混同する恐れを低減できる。また、加藤茶の動作が、
「加、ト、茶」の大当たり図柄52と共にLCD表示器
12に表示されるため、キャラクタの多様な動作等から
キャラクタを表すワードの大当たりの図柄が連想される
ため、長時間遊技をしても遊技者の興味をより強くパチ
ンコゲームに引きつけることができる。また、注視する
LCD表示器12にキャラクタの多様な動作と共に、
「加、ト、茶」が表示されて大当たりとなるため、遊技
者にキャラクタの動作と共にキャラクタを表すワードが
より強く印象的に記憶され、遊技者が他のパチンコ機と
混同する恐れをより低減できる。さらに、キャラクタ
は、加藤茶のイメージキャラクタであるため、前記LC
D表示器12に表示される「加、ト、茶」の大当たり図
柄に遊技者の興味をより引きつけることが可能となる。
また、「大当たり」等の遊技者に有利な遊技状態の発生
と共に、加藤茶の氏名を表すワードである「加、ト、
茶」が遊技者の記憶に定着するため、より印象的に記憶
され、他のパチンコ機と混同する恐れを低減できる。
【0053】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論であり、以下のよう
にしてもよい。 (a)前記実施形態では、遊技盤2上に配置されるセル
画2Aの加藤茶の衣装は、「ステテコ・縮みのシャツ・
腹巻き」の衣装であったが、警察官の制服やネグリジェ
等の衣装でもよい。 (b)前記実施形態では、キャラクタ図柄として加藤茶
の肖像権を管理するオフィース・チャの許諾を得て、加
藤茶のイメージキャラクタを用いているが、他の著名な
キャラクタを用いてもよい。また、そのキャラクタは、
アニメの主人公、動物等でも同じである。
【0054】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、遊技領域や
図柄表示装置等に表示されたキャラクタを表すワードを
一つの態様として設けることにより、キャラクタを連想
させる大当たりの表現や同一図柄の組合せだけでは表現
が難しい多様な大当たりの表現ができるため、長時間遊
技をしても遊技者の興味を引きつけ、且つ興趣を起こさ
せることが可能になると共に、キャラクタが遊技者の記
憶により強く定着するため、より印象的に記憶され、他
のパチンコ機と混同する恐れを低減することが可能なパ
チンコ機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面
図である。
【図2】本実施形態に係るパチンコ機の遊技領域に配置
されるセル画を示す図である。
【図3】本実施形態に係る制御回路部のシステム構成を
示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係る制御回路部の表示制御回路の
システム構成を示すブロック図である。
【図5】本実施形態に係る変動図柄等の表示情報決定処
理のサブルーチン処理のフローチャートである。
【図6】本実施形態に係る乱数取得処理のサブルーチン
処理のフローチャートである。
【図7】本実施形態に係る変動図柄の各左図柄、中図
柄、右図柄の一例を示す図である。
【図8】本実施形態に係る大当たり図柄の一例を示す図
である。
【図9】本実施形態に係る通常表示画像の一例で、
(a)から(f)は、背景画と加藤茶の各ポーズとの対
応を示す一連の画像図である。
【図10】本実施形態に係る通常ハズレ図柄の一例を示
す画像図で、(a)と(b)は変動図柄の左図柄と右図
柄とが停止し、中図柄が回転している一連の画像図であ
り、(c)は中図柄が通常のハズレで確定した画像図で
ある。
【図11】本実施形態に係る大当たり図柄の表示の一例
を示す画像で、(a)と(b)は変動図柄の左図柄が
「加」、右図柄が「茶」で停止すると共に、背景画が
「劇場」で停止し、中図柄が回転している一連の画像図
であり、(c)は中図柄が「ト」で停止し、「大当た
り」が確定した画像図である。
【図12】本実施形態に係るリーチハズレ図柄の表示の
一例を示す画像で、(a)と(b)は変動図柄の左図柄
と右図柄とが「7」で停止すると共に、背景画が「劇
場」で停止し、中図柄が回転している一連の画像図であ
り、(c)は中図柄が加藤茶の「顔」で停止し、「ハズ
レ」が確定した画像図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技盤 12 LCD表示器 17 大入賞口 19 第1種始動口 20 制御回路部 21 CPU 27 メモリ 31 表示制御回路 41 表示用CPU 43 プログラムROM 44 VDP 46 キャラクタROM 49 左図柄 50 中図柄 51 右図柄 52 大当たり図柄 53 表示領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられた変動図柄を表示す
    る図柄表示装置を備え、前記変動図柄が変動後所定の態
    様で停止すると遊技者に有利な遊技状態が発生するパチ
    ンコ機において、 前記遊技領域は、キャラクタの図柄を有し、 前記変動図柄の所定の態様は、前記キャラクタを表すワ
    ードを含むことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記ワードは、前記キャラクタの氏名で
    あることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記図柄表示装置には、前記キャラクタ
    の動作が表示されることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記キャラクタは、イメージキャラクタ
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載のパチンコ機。
JP10038689A 1998-02-20 1998-02-20 パチンコ機 Pending JPH11235430A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002165992A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Aruze Corp 遊技機、遊技機の背景画面表示方法、記憶媒体、サーバ及び娯楽提供方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002165992A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Aruze Corp 遊技機、遊技機の背景画面表示方法、記憶媒体、サーバ及び娯楽提供方法

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