JPH11234901A - 電力系統事故診断システム - Google Patents
電力系統事故診断システムInfo
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- JPH11234901A JPH11234901A JP10032524A JP3252498A JPH11234901A JP H11234901 A JPH11234901 A JP H11234901A JP 10032524 A JP10032524 A JP 10032524A JP 3252498 A JP3252498 A JP 3252498A JP H11234901 A JPH11234901 A JP H11234901A
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- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S10/00—Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
- Y04S10/50—Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
- Y04S10/52—Outage or fault management, e.g. fault detection or location
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力系統の事故診断システムの故障推論のた
めの推論モデルを自動的に作成できるようにする。 【解決手段】 電気所内の各保護・制御装置2に、外部
信号により読み出しと書き換えの出来る記憶部を備え、
電気所内の各保護・制御装置の設置状況、動作条件、動
作した場合に開放する開閉器情報などの情報を予め記憶
しておき、この記憶情報と、電力系統の設備構成情報な
ど電力系統設備に関する情報とを電力系統事故診断装置
に取り込んで、電力系統事故診断装置3の推論部31の
推論モデルを作成するようにした。
めの推論モデルを自動的に作成できるようにする。 【解決手段】 電気所内の各保護・制御装置2に、外部
信号により読み出しと書き換えの出来る記憶部を備え、
電気所内の各保護・制御装置の設置状況、動作条件、動
作した場合に開放する開閉器情報などの情報を予め記憶
しておき、この記憶情報と、電力系統の設備構成情報な
ど電力系統設備に関する情報とを電力系統事故診断装置
に取り込んで、電力系統事故診断装置3の推論部31の
推論モデルを作成するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力系統の事故
発生時の事故内容を診断する電力系統事故診断システム
に関するものである。
発生時の事故内容を診断する電力系統事故診断システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力系統における電力供給の信頼度の確
保のためには、事故発生時における迅速な対応が重要で
あり、このため高速かつ正確に状況を把握して、電力系
統の事故内容と電力系統保護・制御装置の動作内容とを
診断し、その判定結果を出力する電力系統事故診断シス
テムが必要である。
保のためには、事故発生時における迅速な対応が重要で
あり、このため高速かつ正確に状況を把握して、電力系
統の事故内容と電力系統保護・制御装置の動作内容とを
診断し、その判定結果を出力する電力系統事故診断シス
テムが必要である。
【0003】図5は、従来の電力系統事故診断システム
の構成図である。図5 において、100は事故診断の対
象となる電力系統、200は電力系統1 00を保護する
継電器や遮断器等の開閉回路から構成される保護・制御
装置、3 00は推論モデル311を含む推論部310か
ら構成される電力系統事故診断装置、320は事故時に
保護・制御装置200の状態情報を入力する状態入力
部、400は推論の結果を表示する表示部、500は推
論モデル311の設定を行うモデル設定部、700は保
護・制御装置200の状態情報を電力系統事故診断装置
300に取り込む伝送手段である。一般的に、電力系統
事故診断装置300は、計算機システムとして構築さ
れ、状態入力部320は計算機システムの入出力部、推
論部310は計算機システムの演算部、表示部400は
計算機によって制御されるCRTや系統表示盤とその制
御プログラムで構成される。推論モデル311は、モデ
ル設定部500を使って人手で作成される。
の構成図である。図5 において、100は事故診断の対
象となる電力系統、200は電力系統1 00を保護する
継電器や遮断器等の開閉回路から構成される保護・制御
装置、3 00は推論モデル311を含む推論部310か
ら構成される電力系統事故診断装置、320は事故時に
保護・制御装置200の状態情報を入力する状態入力
部、400は推論の結果を表示する表示部、500は推
論モデル311の設定を行うモデル設定部、700は保
護・制御装置200の状態情報を電力系統事故診断装置
300に取り込む伝送手段である。一般的に、電力系統
事故診断装置300は、計算機システムとして構築さ
れ、状態入力部320は計算機システムの入出力部、推
論部310は計算機システムの演算部、表示部400は
計算機によって制御されるCRTや系統表示盤とその制
御プログラムで構成される。推論モデル311は、モデ
ル設定部500を使って人手で作成される。
【0004】次に動作について説明する。図5 におい
て、電力系統1 00で事故が発生すると、複数の保護・
制御装置200が動作し、それによって、電力系統10
0の状態にも変化が生じる。このときの電力系統100
の状態情報と保護・制御装置200の動作状況情報と
を、保護・制御装置200から、伝送手段700を経由
して、状態入力部320によって電力系統事故診断装置
300に取り込む。推論部310は推論モデル311を
使って、この取り込まれた情報に基づき、電力系統10
0の事故内容と保護・制御装置200の故障内容などを
推論し、診断結果として得られた事故内容を、表示部4
00に表示する。
て、電力系統1 00で事故が発生すると、複数の保護・
制御装置200が動作し、それによって、電力系統10
0の状態にも変化が生じる。このときの電力系統100
の状態情報と保護・制御装置200の動作状況情報と
を、保護・制御装置200から、伝送手段700を経由
して、状態入力部320によって電力系統事故診断装置
300に取り込む。推論部310は推論モデル311を
使って、この取り込まれた情報に基づき、電力系統10
0の事故内容と保護・制御装置200の故障内容などを
推論し、診断結果として得られた事故内容を、表示部4
00に表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力系統事故診
断システムでは、上で説明したように、対応する電気所
毎に、保護・制御装置の設置状況、動作条件、保護・制
御装置が動作した場合に開放する開閉器情報などを人手
によって整理して計算機に入力し、電力系統事故診断の
推論のための推論モデルを作成していた。そのため、電
気所が変わる毎に、保護・制御装置の設置状況、動作条
件、保護・制御装置が動作した場合に開放する開閉器の
情報などの人手による計算機入力が個別に必要であっ
た。また、以前に電力系統事故診断の推論のための推論
モデルを作成した電気所においても、保護・制御装置の
設置状況、動作条件、保護・制御装置が動作した場合に
開放する開閉器の情報の一部でも変更されると、その都
度人手による電力系統事故診断の推論のための推論モデ
ルの修正作業が必要であった。
断システムでは、上で説明したように、対応する電気所
毎に、保護・制御装置の設置状況、動作条件、保護・制
御装置が動作した場合に開放する開閉器情報などを人手
によって整理して計算機に入力し、電力系統事故診断の
推論のための推論モデルを作成していた。そのため、電
気所が変わる毎に、保護・制御装置の設置状況、動作条
件、保護・制御装置が動作した場合に開放する開閉器の
情報などの人手による計算機入力が個別に必要であっ
た。また、以前に電力系統事故診断の推論のための推論
モデルを作成した電気所においても、保護・制御装置の
設置状況、動作条件、保護・制御装置が動作した場合に
開放する開閉器の情報の一部でも変更されると、その都
度人手による電力系統事故診断の推論のための推論モデ
ルの修正作業が必要であった。
【0006】この発明は、上記の課題を解決するために
成されたものであり、電力系統事故診断の推論のための
推論モデルを人手によることなく自動的に作成できるよ
うにする事を目的とする。
成されたものであり、電力系統事故診断の推論のための
推論モデルを人手によることなく自動的に作成できるよ
うにする事を目的とする。
【0007】また、その精度を高めるため、電力系統の
設備構成要素の情報をあわせて取り込んで、推論モデル
を構築出来るようにする事を目的とする。
設備構成要素の情報をあわせて取り込んで、推論モデル
を構築出来るようにする事を目的とする。
【0008】また、電力系統の保護と制御に向けて作動
する開閉器を含む各種の機能要素の情報の記憶手段を、
これらの要素機能の変更に対応して容易に設定出来るよ
うにする事を目的とする。
する開閉器を含む各種の機能要素の情報の記憶手段を、
これらの要素機能の変更に対応して容易に設定出来るよ
うにする事を目的とする。
【0009】さらに、推論モデルを人手で容易に変更す
ることができる変更手段を備え、電力系統の設備構成
や、保護・制御装置の設置状況や、動作条件、保護装置
が動作した場合に開放する開閉器情報等を記憶していな
い保護・制御装置が混在している場合にも対応して推論
部の構築を可能にする事を目的とする。
ることができる変更手段を備え、電力系統の設備構成
や、保護・制御装置の設置状況や、動作条件、保護装置
が動作した場合に開放する開閉器情報等を記憶していな
い保護・制御装置が混在している場合にも対応して推論
部の構築を可能にする事を目的とする。
【0010】さらに、電力系統の設備構成情報と、保護
・制御装置の設置状況、動作条件および保護・制御装置
が動作した場合に開放する開閉器情報等とを、共用化し
た伝送手段によって、電力系統事故診断装置の推論部に
伝送するようにし、電気所構内に設置する伝送手段の低
価格化とコンパクト化を図ることを目的とする。
・制御装置の設置状況、動作条件および保護・制御装置
が動作した場合に開放する開閉器情報等とを、共用化し
た伝送手段によって、電力系統事故診断装置の推論部に
伝送するようにし、電気所構内に設置する伝送手段の低
価格化とコンパクト化を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電力
系統の保護と制御にむけて作動する開閉器を含む各種機
能要素からなる機能要素部と、前記各種機能要素の設置
状況並びにその動作条件にかかる情報を記憶するととも
に、外部からの読み出し指示を受けて、これらの記憶情
報を出力する機能要素記憶部と、前記電力系統の異常時
におけるこれら前記各種機能要素の作動情報を集め出力
する状態情報出力部とを備え、これらから得られる情報
に基づいて、事故診断のための推論モデルを自動的に構
築し、電力系統の故障状態を診断するようにしたもので
ある。
系統の保護と制御にむけて作動する開閉器を含む各種機
能要素からなる機能要素部と、前記各種機能要素の設置
状況並びにその動作条件にかかる情報を記憶するととも
に、外部からの読み出し指示を受けて、これらの記憶情
報を出力する機能要素記憶部と、前記電力系統の異常時
におけるこれら前記各種機能要素の作動情報を集め出力
する状態情報出力部とを備え、これらから得られる情報
に基づいて、事故診断のための推論モデルを自動的に構
築し、電力系統の故障状態を診断するようにしたもので
ある。
【0012】請求項2の発明は、さらに、電力系統の設
備構成要素に係る情報を加えて、事故診断のための推論
モデルを自動的に構築し、電力系統の故障状態を診断す
るようにしたものである。
備構成要素に係る情報を加えて、事故診断のための推論
モデルを自動的に構築し、電力系統の故障状態を診断す
るようにしたものである。
【0013】請求項3の発明は、外部信号によって書き
換えと読み出しが可能な記憶部を備え、各種機能要素の
設置状況並びにその動作条件にかかる情報の更新が外部
から行えるようにしたものである。
換えと読み出しが可能な記憶部を備え、各種機能要素の
設置状況並びにその動作条件にかかる情報の更新が外部
から行えるようにしたものである。
【0014】請求項4の発明は、各種機能要素の変更に
伴う機能要素記憶部の記憶情報の変更を、該各種機能要
素の記憶部の記憶内容の変更によって行うようにし、該
各種機能要素の変更に対して推論モデルの変更が自動的
に行われるようにしたものである。
伴う機能要素記憶部の記憶情報の変更を、該各種機能要
素の記憶部の記憶内容の変更によって行うようにし、該
各種機能要素の変更に対して推論モデルの変更が自動的
に行われるようにしたものである。
【0015】請求項5の発明は、推論モデル作成のため
の情報として、さらに人手で入力するモデル変更部から
の情報を加える様にしたものである。
の情報として、さらに人手で入力するモデル変更部から
の情報を加える様にしたものである。
【0016】請求項6の発明は、電力系統の設備構成要
素の情報と、保護・制御装置からの情報とを共通の伝送
手段を用いて電力系統事故診断装置に導くようにしたも
のである。
素の情報と、保護・制御装置からの情報とを共通の伝送
手段を用いて電力系統事故診断装置に導くようにしたも
のである。
【0017】実施の形態1.以下、この発明の実施の形
態1を図1に示す構成図に基づいて説明する。図1にお
いて、1は電力系統、2はこの電力系統の異常時に、該
電力系統の保護と制御にむけて作動する開閉器を含む各
種機能要素部21と、前記各種機能要素部21の設置状
況並びにその動作条件にかかる情報を記憶するととも
に、外部からの読み出し指示を受けて、これらの記憶情
報を出力する機能要素記憶部22と、前記電力系統1の
異常時におけるこれら前記各種機能要素部21の作動情
報を集め出力する状態情報出力部23とを備えた保護・
制御装置である。また、3は、前記機能要素記憶部22
から伝送手段7aを経て得られる情報と状態情報出力部
23から伝送手段7b、状態入力部32を経て得られる
情報とに基づいて、電力系統事故診断の推論のための推
論モデル31aを構成し、事故診断を行う推論部31を
備え、電力系統の故障状態を診断する電力系統事故診断
装置である。4は、この診断結果を表示する表示部であ
る。
態1を図1に示す構成図に基づいて説明する。図1にお
いて、1は電力系統、2はこの電力系統の異常時に、該
電力系統の保護と制御にむけて作動する開閉器を含む各
種機能要素部21と、前記各種機能要素部21の設置状
況並びにその動作条件にかかる情報を記憶するととも
に、外部からの読み出し指示を受けて、これらの記憶情
報を出力する機能要素記憶部22と、前記電力系統1の
異常時におけるこれら前記各種機能要素部21の作動情
報を集め出力する状態情報出力部23とを備えた保護・
制御装置である。また、3は、前記機能要素記憶部22
から伝送手段7aを経て得られる情報と状態情報出力部
23から伝送手段7b、状態入力部32を経て得られる
情報とに基づいて、電力系統事故診断の推論のための推
論モデル31aを構成し、事故診断を行う推論部31を
備え、電力系統の故障状態を診断する電力系統事故診断
装置である。4は、この診断結果を表示する表示部であ
る。
【0018】次に、実施の形態1 の動作について説明す
る。電力系統1 において事故が発生すると複数の保護・
制御装置2 が動作する。電力系統事故診断装置3は、機
能要素記憶部22からの情報と、動作情報出力部23か
らの情報を取り込み、推論モデル31aを構築して推論
部31を作動させ、事故診断を行う。そして、診断結果
をCRT、系統表示板で構成される表示部4 に表示す
る。この構成では、電力系統1の異常時に、該電力系統
1の保護と制御にむけて作動する開閉器を含む各種機能
要素部21と、前記各種機能要素部21の設置状況並び
にその動作条件にかかる情報を記憶するとともに、外部
からの読み出し指示を受けて、これらの記憶情報を出力
する機能要素記憶部22と、前記電力系統1の異常時に
おけるこれら前記各種機能要素部21の作動情報を集め
出力する状態情報出力部23とを備えているので、人手
によることなく自動的に推論モデル31aを構築して推
論部31を作動させる事が出来る。なお、前記機能要素
記憶部22は、書き換え、読み出し可能な記憶素子を使
って構成し、書き込みと読み出しとが外部信号により行
えるようにする。また、前記機能要素記憶部22は、前
記機能要素部21にそれぞれに付属させ、機能要素毎の
固有の情報と、設置後に決定される情報とを書き込む部
分とを有する構成とすることによって、現場における設
置時の書き換えを少なくする事が出来る。
る。電力系統1 において事故が発生すると複数の保護・
制御装置2 が動作する。電力系統事故診断装置3は、機
能要素記憶部22からの情報と、動作情報出力部23か
らの情報を取り込み、推論モデル31aを構築して推論
部31を作動させ、事故診断を行う。そして、診断結果
をCRT、系統表示板で構成される表示部4 に表示す
る。この構成では、電力系統1の異常時に、該電力系統
1の保護と制御にむけて作動する開閉器を含む各種機能
要素部21と、前記各種機能要素部21の設置状況並び
にその動作条件にかかる情報を記憶するとともに、外部
からの読み出し指示を受けて、これらの記憶情報を出力
する機能要素記憶部22と、前記電力系統1の異常時に
おけるこれら前記各種機能要素部21の作動情報を集め
出力する状態情報出力部23とを備えているので、人手
によることなく自動的に推論モデル31aを構築して推
論部31を作動させる事が出来る。なお、前記機能要素
記憶部22は、書き換え、読み出し可能な記憶素子を使
って構成し、書き込みと読み出しとが外部信号により行
えるようにする。また、前記機能要素記憶部22は、前
記機能要素部21にそれぞれに付属させ、機能要素毎の
固有の情報と、設置後に決定される情報とを書き込む部
分とを有する構成とすることによって、現場における設
置時の書き換えを少なくする事が出来る。
【0019】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を、図2に示す構成図に基づいて説明する。図2に
おいて、図1と同一符号のものは同一又は相当部分を示
す。24は、電力系統の設備に関する情報を記憶する設
備情報記憶部である。
態2を、図2に示す構成図に基づいて説明する。図2に
おいて、図1と同一符号のものは同一又は相当部分を示
す。24は、電力系統の設備に関する情報を記憶する設
備情報記憶部である。
【0020】実施の形態2では、推論モデル31aを作
成する情報として、電力系統の設備に関する情報を追加
している点が実施の形態1に比べ異なっており、その分
だけ、推論部の動作が詳しくなるという特徴を持ってい
る。
成する情報として、電力系統の設備に関する情報を追加
している点が実施の形態1に比べ異なっており、その分
だけ、推論部の動作が詳しくなるという特徴を持ってい
る。
【0021】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を、図3に示す構成図に基づいて説明する。図3に
おいて、図1、図2と同一符号のものは同一又は相当部
分を示す。6は電力系統事故診断装置の推論モデル31
aを人手で容易に変更できる、モデル変更部である。
態3を、図3に示す構成図に基づいて説明する。図3に
おいて、図1、図2と同一符号のものは同一又は相当部
分を示す。6は電力系統事故診断装置の推論モデル31
aを人手で容易に変更できる、モデル変更部である。
【0022】この実施の形態においても、電力系統の異
常時に、該電力系統の保護と制御にむけて作動する開閉
器を含む機能要素部21と、前記機能要素部21の設置
状況並びにその動作条件にかかる情報を記憶するととも
に、外部からの読み出し指示を受けて、これらの記憶情
報を出力する機能要素記憶部22と、前記電力系統1の
異常時におけるこれら前記機能要素部21の作動情報を
集め出力する作動情報出力部23とを備えているので、
原則的には人手によることなく自動的に推論モデル31
aを構築して推論部31を作動させるが、これら推論モ
デル構築のための情報が機能要素記憶部22に整備され
ていない保護・制御装置2が混在している場合において
は、モデル変更部6を用いて、人手により当該保護・制
御装置2にかかる情報を追加入力して、当該保護・制御
装置2を含めた形で、推論モデルを構築できるようにし
ている。
常時に、該電力系統の保護と制御にむけて作動する開閉
器を含む機能要素部21と、前記機能要素部21の設置
状況並びにその動作条件にかかる情報を記憶するととも
に、外部からの読み出し指示を受けて、これらの記憶情
報を出力する機能要素記憶部22と、前記電力系統1の
異常時におけるこれら前記機能要素部21の作動情報を
集め出力する作動情報出力部23とを備えているので、
原則的には人手によることなく自動的に推論モデル31
aを構築して推論部31を作動させるが、これら推論モ
デル構築のための情報が機能要素記憶部22に整備され
ていない保護・制御装置2が混在している場合において
は、モデル変更部6を用いて、人手により当該保護・制
御装置2にかかる情報を追加入力して、当該保護・制御
装置2を含めた形で、推論モデルを構築できるようにし
ている。
【0023】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4を、図4に示す構成図に基づいて説明する。図4に
おいて、図1、図2、図3と同一符号のものは同一又は
相当部分を示す。7cは機能要素記憶部22からの情報
と、電力系統を構成する設備に関する設備情報記憶部2
4からの情報とを電力系統事故診断装置3に取り込む共
用伝送路である。共用化の方法としては、各種のタイム
シアリング方法を使う事が出来る。
態4を、図4に示す構成図に基づいて説明する。図4に
おいて、図1、図2、図3と同一符号のものは同一又は
相当部分を示す。7cは機能要素記憶部22からの情報
と、電力系統を構成する設備に関する設備情報記憶部2
4からの情報とを電力系統事故診断装置3に取り込む共
用伝送路である。共用化の方法としては、各種のタイム
シアリング方法を使う事が出来る。
【0024】機能要素に係る情報と、電力系統を構成す
る設備に係る情報とを共用化した共用伝送路7cにより
電力系統事故診断装置3に取り込む様にし、電気所内で
の伝送手段の構成を単純化している。
る設備に係る情報とを共用化した共用伝送路7cにより
電力系統事故診断装置3に取り込む様にし、電気所内で
の伝送手段の構成を単純化している。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電力系
統事故診断の推論モデル構築のための情報を、機能要素
記憶部等との信号のやり取りによって電力系統事故診断
装置側に取り込むようにしたので、電力系統事故診断装
置における診断のための推論モデルを人手によることな
く自動的に構築して推論を行う事が出来る効果がある。
統事故診断の推論モデル構築のための情報を、機能要素
記憶部等との信号のやり取りによって電力系統事故診断
装置側に取り込むようにしたので、電力系統事故診断装
置における診断のための推論モデルを人手によることな
く自動的に構築して推論を行う事が出来る効果がある。
【0026】また、推論モデルの構築に、電力系統設備
構成要素の情報をあわせて利用するようにしたので、よ
り詳しい故障診断が行える効果がある。
構成要素の情報をあわせて利用するようにしたので、よ
り詳しい故障診断が行える効果がある。
【0027】また、前記機能要素記憶部22を、前記機
能要素部21に付属させる構成としたので、機能要素部
21の変更時等における情報の書き換えが簡単に行える
効果がある。
能要素部21に付属させる構成としたので、機能要素部
21の変更時等における情報の書き換えが簡単に行える
効果がある。
【0028】さらに、電力系統事故診断装置の推論モデ
ルを人手で変更できるモデル変更部を付属したので、保
護・制御装置等の情報を記憶する構成になっていない保
護・制御装置が混在している場合でも柔軟に対応できる
効果がある。
ルを人手で変更できるモデル変更部を付属したので、保
護・制御装置等の情報を記憶する構成になっていない保
護・制御装置が混在している場合でも柔軟に対応できる
効果がある。
【0029】さらに、共用伝送路を使って、機能要素部
に関する情報と電力系統の設備に関する情報とを電力系
統事故診断装置に取り込むようにしたので、電気所内の
構成が簡単化できる効果がある。
に関する情報と電力系統の設備に関する情報とを電力系
統事故診断装置に取り込むようにしたので、電気所内の
構成が簡単化できる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1にかかる電力系統事
故診断システムの構成図である。
故診断システムの構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2にかかる電力系統事
故診断システムの構成図である。
故診断システムの構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3にかかる電力系統事
故診断システムの構成図である。
故診断システムの構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4にかかる電力系統事
故診断システムの構成図である。
故診断システムの構成図である。
【図5】 従来技術に係る電力系統事故診断システムの
構成図である。
構成図である。
1 電力系統、 2 保護・ 制御装置、 21 機能要
素部、22 機能要素記憶部、 23 状態情報出力
部、24 設備情報記憶部、 3 電力系統事故診断装
置、 31 推論部、31a 推論モデル、 32 状
態入力部、 4 表示部、6 モデル変更部、 7 伝送
手段、 7c 共用伝送路。
素部、22 機能要素記憶部、 23 状態情報出力
部、24 設備情報記憶部、 3 電力系統事故診断装
置、 31 推論部、31a 推論モデル、 32 状
態入力部、 4 表示部、6 モデル変更部、 7 伝送
手段、 7c 共用伝送路。
Claims (6)
- 【請求項1】 電力系統、この電力系統の異常時に、該
電力系統の保護と制御にむけて作動する開閉器を含む各
種機能要素を有する機能要素部と、前記各種機能要素の
設置状況並びにその動作条件にかかる情報を記憶すると
ともに、外部からの読み出し指示を受けて、これらの記
憶情報を出力する機能要素記憶部と、前記電力系統の異
常時におけるこれら前記各種機能要素の作動情報を集め
出力する状態情報出力部とを有する保護・制御装置、前
記機能要素記憶部と状態情報出力部から得られる情報に
もとずいて、電力系統事故診断のための推論モデルを構
築し、この推論モデルを使って事故診断を行う推論部を
有する電力系統事故診断装置、この診断結果を表示する
表示部、前記保護・制御装置と電力系統故障診断装置の
間の伝送手段を備えたことを特徴とする電力系統事故診
断システム。 - 【請求項2】 電力系統事故診断装置における推論モデ
ルは、保護・ 制御装置からの情報と、さらに前記電力系
統の設備情報を記憶した設備情報記憶部からの情報とに
基いて構築するようにしたことを特徴とする請求項1記
載の電力系統事故診断システム。 - 【請求項3】 機能要素記憶部は、外部信号によって書
き換えと読み出しが可能な記憶部により構成され、前記
各種機能要素の設置状況並びにその動作条件にかかる情
報の更新が外部から行えるようにしたことを特徴とする
請求項1または請求項2記載の電力系統事故診断システ
ム。 - 【請求項4】 機能要素記憶部は、対応する機能要素の
それぞれに設けられた記憶部により構成されることを特
徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項記載の
電力系統事故診断システム。 - 【請求項5】 電力系統事故診断装置の推論モデル構築
のための情報には、さらに人手で入力するモデル変更部
からの情報を加えることを特徴とする請求項1ないし請
求項4のいずれか一項記載の電力系統事故診断システ
ム。 - 【請求項6】 電力系統の設備構成要素の情報と、保護
・制御装置からの情報とを共通の伝送手段を用いて電力
系統事故診断装置に導くようにしたことを特徴とする請
求項1ないし請求項5のいずれか一項記載の電力系統事
故診断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10032524A JPH11234901A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 電力系統事故診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10032524A JPH11234901A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 電力系統事故診断システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11234901A true JPH11234901A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12361359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10032524A Pending JPH11234901A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 電力系統事故診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11234901A (ja) |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP10032524A patent/JPH11234901A/ja active Pending
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