JPH11234313A - マルチメディア交換装置 - Google Patents
マルチメディア交換装置Info
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- JPH11234313A JPH11234313A JP3185098A JP3185098A JPH11234313A JP H11234313 A JPH11234313 A JP H11234313A JP 3185098 A JP3185098 A JP 3185098A JP 3185098 A JP3185098 A JP 3185098A JP H11234313 A JPH11234313 A JP H11234313A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多種のデータを即時的に交換処理し、プラグ
アンドプレイを容易かつ確実に可能にすると共に、装置
の設置、設定等を容易に行う。 【解決手段】 1394インタフェース規格の超高速シ
リアルバスを用い、回線I/F装置20が通信網18と
のI/F処理及び通信網18との間のデータをアイソク
ロナス及びアシンクロナスによる通信チャネルを通じた
パケット転送で交換処理する。内線ノード装置30が多
種のデータの入出力データをアイソクロナス及び/又は
アシンクロナスの通信チャネルを通じたパケット転送で
交換処理する。外線ノード装置40が通信装置との間の
データをアイソクロナス及び/又はアシンクロナスの通
信チャネルを通じたパケット転送で交換処理し、シリア
ルバス45によって、回線I/F装置20、内線ノード
装置30及び外線ノード装置40における多種データ
を、識別コードなどに基づいてアイソクロナス及び/又
はアシンクロナスの通信チャネルに自動的に割り付けて
パケット転送する。
アンドプレイを容易かつ確実に可能にすると共に、装置
の設置、設定等を容易に行う。 【解決手段】 1394インタフェース規格の超高速シ
リアルバスを用い、回線I/F装置20が通信網18と
のI/F処理及び通信網18との間のデータをアイソク
ロナス及びアシンクロナスによる通信チャネルを通じた
パケット転送で交換処理する。内線ノード装置30が多
種のデータの入出力データをアイソクロナス及び/又は
アシンクロナスの通信チャネルを通じたパケット転送で
交換処理する。外線ノード装置40が通信装置との間の
データをアイソクロナス及び/又はアシンクロナスの通
信チャネルを通じたパケット転送で交換処理し、シリア
ルバス45によって、回線I/F装置20、内線ノード
装置30及び外線ノード装置40における多種データ
を、識別コードなどに基づいてアイソクロナス及び/又
はアシンクロナスの通信チャネルに自動的に割り付けて
パケット転送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信、音声、静止
画又は動画のデータの交換処理を行うマルチメディア交
換装置に関し、特に、IEEE(Institute of Electric
al and Electronics Engineer)1394インタフェース
規格の超高速シリアルバスを用いて自動割り付けによっ
てデータ転送路を切り替えて交換処理を行うマルチメデ
ィア交換装置に関する。
画又は動画のデータの交換処理を行うマルチメディア交
換装置に関し、特に、IEEE(Institute of Electric
al and Electronics Engineer)1394インタフェース
規格の超高速シリアルバスを用いて自動割り付けによっ
てデータ転送路を切り替えて交換処理を行うマルチメデ
ィア交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の電話機、汎用小型コンピュータ、
デジタルビデオカメラ及びオーディオ(A)/ビデオ
(V)装置等のデジタル家電装置の普及にともなって、
これらの通信、音声、静止画又は動画等のデータを、デ
ジタル家電装置間で切り替えて転送するマルチメディア
交換装置が必要になっている。また、デジタル家電装置
間、例えば、各部屋などに設置された複数の電話機に一
斉に呼び出しを行ったり、ビデオテープレコーダ(VT
R)の再生データを各部屋などに設置された複数のモニ
タ装置へ同時に配信するなどの放送型通信(ブロードキ
ャスト)によるデータ転送を行うマルチメディア交換装
置も必要になっている。現在、この種の交換装置とし
て、小規模のシステム、例えば、デジタル家電装置間で
はアナログ方式又はデジタル方式のスイッチを用いてデ
ータ転送路(供給路)を切り替えている。
デジタルビデオカメラ及びオーディオ(A)/ビデオ
(V)装置等のデジタル家電装置の普及にともなって、
これらの通信、音声、静止画又は動画等のデータを、デ
ジタル家電装置間で切り替えて転送するマルチメディア
交換装置が必要になっている。また、デジタル家電装置
間、例えば、各部屋などに設置された複数の電話機に一
斉に呼び出しを行ったり、ビデオテープレコーダ(VT
R)の再生データを各部屋などに設置された複数のモニ
タ装置へ同時に配信するなどの放送型通信(ブロードキ
ャスト)によるデータ転送を行うマルチメディア交換装
置も必要になっている。現在、この種の交換装置とし
て、小規模のシステム、例えば、デジタル家電装置間で
はアナログ方式又はデジタル方式のスイッチを用いてデ
ータ転送路(供給路)を切り替えている。
【0003】図11は従来のリアルタイム交換を行うス
イッチ型交換装置の概略構成を示すブロック図である。
このスイッチ型交換装置は、有線電話回線網(PST
N)における信号交換を行うアナログ交換機に多用され
るものであり、スイッチ2に外線3…3n及び内線4…
4nが接続されている。このスイッチ型交換装置は、外
線3…3n及び内線4…4nを交換接続し、又は、内線
4…4nを交換接続した場合、1対1の通話路を確保し
て、その信号交換を行う。このため、収容している外線
3…3n、内線4…4nの全てを使用すると、交換接続
が出来なくなる。特に、汎用小型コンピュータ(パーソ
ナルコンピュータ)などを用いたデータ通信では、その
通信データの伝送時間が長時間になるため、交換接続中
のビジー状態が多発することになる。
イッチ型交換装置の概略構成を示すブロック図である。
このスイッチ型交換装置は、有線電話回線網(PST
N)における信号交換を行うアナログ交換機に多用され
るものであり、スイッチ2に外線3…3n及び内線4…
4nが接続されている。このスイッチ型交換装置は、外
線3…3n及び内線4…4nを交換接続し、又は、内線
4…4nを交換接続した場合、1対1の通話路を確保し
て、その信号交換を行う。このため、収容している外線
3…3n、内線4…4nの全てを使用すると、交換接続
が出来なくなる。特に、汎用小型コンピュータ(パーソ
ナルコンピュータ)などを用いたデータ通信では、その
通信データの伝送時間が長時間になるため、交換接続中
のビジー状態が多発することになる。
【0004】図12は従来のリアルタイム交換を行うバ
ス型交換装置の概略構成を示すブロック図である。この
バス型交換装置は、例えば、ローコスト化が可能なIS
DNにおける宅内制御装置(NCU)の出力側(S点)
のバス5に通信端末6a,6b,6c,6d,6eが接
続され、又は、S点にターミナルアダプタ(TA)を接
続し、この出力側(R点)のバス5に通信端末6a〜6
eが接続されている。このバス型交換装置はISDNに
よる情報チャネルが二つの伝送速度64kbps(2B
チャネル)のチャネルと、伝送速度16kbps(Dチ
ャネル)のチャネルを有している。
ス型交換装置の概略構成を示すブロック図である。この
バス型交換装置は、例えば、ローコスト化が可能なIS
DNにおける宅内制御装置(NCU)の出力側(S点)
のバス5に通信端末6a,6b,6c,6d,6eが接
続され、又は、S点にターミナルアダプタ(TA)を接
続し、この出力側(R点)のバス5に通信端末6a〜6
eが接続されている。このバス型交換装置はISDNに
よる情報チャネルが二つの伝送速度64kbps(2B
チャネル)のチャネルと、伝送速度16kbps(Dチ
ャネル)のチャネルを有している。
【0005】この場合、例えば、通信端末6a,6bが
2Bチャネルを使用すると、他の通信端末6c〜6e
は、その通信が出来なくなる。したがって、帯域幅アロ
ケーション制御プロトコル(BACP)伝送方式の適用
が考えられるが、このBACP伝送方式は帯域が増加す
るものではないため、他に影響を与えながら一次的なチ
ャネル開放が行われることになり、そのビジー状態に対
する改善には無理がある。
2Bチャネルを使用すると、他の通信端末6c〜6e
は、その通信が出来なくなる。したがって、帯域幅アロ
ケーション制御プロトコル(BACP)伝送方式の適用
が考えられるが、このBACP伝送方式は帯域が増加す
るものではないため、他に影響を与えながら一次的なチ
ャネル開放が行われることになり、そのビジー状態に対
する改善には無理がある。
【0006】このような従来例の欠点を改善する例とし
て、非同期転送モード(ATM:Asynchronous Trasfer
Mode) によるマルチメディア通信方式を用いることや、
業務用として普及しているイーサネット(Ethernet)、高
速イーサネットを用いたLANを改良して通信、音声、
静止画又は動画等のデータ(適宜、多種信号又は多種デ
ータと記載する)を即時的(実時間)に超高速で通過さ
せることが検討されている。
て、非同期転送モード(ATM:Asynchronous Trasfer
Mode) によるマルチメディア通信方式を用いることや、
業務用として普及しているイーサネット(Ethernet)、高
速イーサネットを用いたLANを改良して通信、音声、
静止画又は動画等のデータ(適宜、多種信号又は多種デ
ータと記載する)を即時的(実時間)に超高速で通過さ
せることが検討されている。
【0007】この場合、非同期転送モード(ATM)の
マルチメディア通信方式は、交換処理に対する即時性が
あり、上記の多種データを同時に交換できる利点を有す
るものの、そのコストが嵩む問題がある。また、イーサ
ネット(Ethernet)、高速イーサネットを用いたLAN
は、汎用的なパーソナルコンピュータの利用によって、
そのコスト低減が可能であるが、多種データを即時的に
通過させる交換処理が困難であり、更に、パーソナルコ
ンピュータ以外の通信端末に適用し難いため、家庭用と
しては不向きである。
マルチメディア通信方式は、交換処理に対する即時性が
あり、上記の多種データを同時に交換できる利点を有す
るものの、そのコストが嵩む問題がある。また、イーサ
ネット(Ethernet)、高速イーサネットを用いたLAN
は、汎用的なパーソナルコンピュータの利用によって、
そのコスト低減が可能であるが、多種データを即時的に
通過させる交換処理が困難であり、更に、パーソナルコ
ンピュータ以外の通信端末に適用し難いため、家庭用と
しては不向きである。
【0008】このような小規模な装置、すなわち、デジ
タル家電装置間やホームLAN接続における通信、音声
及び静止/動画のデータ交換処理を行うマルチメディア
交換装置としては、IEEE1394インタフェース規
格の超高速シリアルバスが注目されている(Intrf
ace誌 jan/1997年 CQ出版社発行参
照)。このIEEE1394インタフェース規格の超高
速シリアルバスは、超高速、シリアル及びリアルタイム
によるアイソクロナス(同期)転送又はアシンクロナス
(非同期)転送をサポートする。これによって、IEE
E1394の超高速シリアルバスによって多種データを
パーソナルコンピュータを中核として装備し、そのホー
ムLANの構築が可能になる。
タル家電装置間やホームLAN接続における通信、音声
及び静止/動画のデータ交換処理を行うマルチメディア
交換装置としては、IEEE1394インタフェース規
格の超高速シリアルバスが注目されている(Intrf
ace誌 jan/1997年 CQ出版社発行参
照)。このIEEE1394インタフェース規格の超高
速シリアルバスは、超高速、シリアル及びリアルタイム
によるアイソクロナス(同期)転送又はアシンクロナス
(非同期)転送をサポートする。これによって、IEE
E1394の超高速シリアルバスによって多種データを
パーソナルコンピュータを中核として装備し、そのホー
ムLANの構築が可能になる。
【0009】このIEEE1394インタフェース規格
の超高速シリアルバスでは、多種データの交換処理を、
キーボード、マウス、SCSIポートのハードウェアの
割り込み信号(IRQ)で行わず、また、入出力(I/
O)ボードなどの設定を行わずにパーソナルコンピュー
タ自体(BIOS)やオペレーションシステム(OS)
で行うことが出来る。いわゆる、プラグアンドレイによ
るオートターミネーションが可能であり、交換処理にお
ける識別データ(ID)による自動割り付けによって多
種データに対する自動交換処理が可能になる。
の超高速シリアルバスでは、多種データの交換処理を、
キーボード、マウス、SCSIポートのハードウェアの
割り込み信号(IRQ)で行わず、また、入出力(I/
O)ボードなどの設定を行わずにパーソナルコンピュー
タ自体(BIOS)やオペレーションシステム(OS)
で行うことが出来る。いわゆる、プラグアンドレイによ
るオートターミネーションが可能であり、交換処理にお
ける識別データ(ID)による自動割り付けによって多
種データに対する自動交換処理が可能になる。
【0010】すなわち、IEEE1394超高速シリア
ルバスではシリアルバスを管理し、かつ、ノード管理し
ており、その伝送帯域内で、同時に複数の通信チャネル
を割り当てることが可能である。更に、一つの通信チャ
ネルの信号を複数の受取側ノードで引き取るように、割
り当て転送が行われる。すなわち、同時に複数の端末間
で通信呼を設定できると共に、同一装置内での放送型通
信が可能である。また、通信チャネルは、帯域を可変し
て確保できるため、音声信号のように情報量が少ないリ
アルタイムデータから動画(映像信号)のように情報量
が多いリアルタイムデータまでを、同一のデータ処理機
能で転送可能とされている。また、交換の即時処理が不
要なプリントデータ、画像スキャンデータに対する非同
期転送モード(ATM)によるデータ転送も可能とされ
る。
ルバスではシリアルバスを管理し、かつ、ノード管理し
ており、その伝送帯域内で、同時に複数の通信チャネル
を割り当てることが可能である。更に、一つの通信チャ
ネルの信号を複数の受取側ノードで引き取るように、割
り当て転送が行われる。すなわち、同時に複数の端末間
で通信呼を設定できると共に、同一装置内での放送型通
信が可能である。また、通信チャネルは、帯域を可変し
て確保できるため、音声信号のように情報量が少ないリ
アルタイムデータから動画(映像信号)のように情報量
が多いリアルタイムデータまでを、同一のデータ処理機
能で転送可能とされている。また、交換の即時処理が不
要なプリントデータ、画像スキャンデータに対する非同
期転送モード(ATM)によるデータ転送も可能とされ
る。
【0011】図13はIEEE1394インタフェース
規格によるオーディオ(A)/ビデオ(V)の転送プロ
トコルを利用した構成例を説明するための図である。こ
の例では、パケット送受信部7、デコード部8及び映像
/音声出力部9がバスライン10を通じてCPU11で
のアイソクロナス(同期)及びアシンクロナス(非同
期)による通信チャネルを通じ、かつ、パケット転送に
よって上位装置(ノード)からのA/Vデータを解析
(デコード)して交換処理を行う。
規格によるオーディオ(A)/ビデオ(V)の転送プロ
トコルを利用した構成例を説明するための図である。こ
の例では、パケット送受信部7、デコード部8及び映像
/音声出力部9がバスライン10を通じてCPU11で
のアイソクロナス(同期)及びアシンクロナス(非同
期)による通信チャネルを通じ、かつ、パケット転送に
よって上位装置(ノード)からのA/Vデータを解析
(デコード)して交換処理を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例のうち前者のものは、通信、音声、静止画又は動画の
データ交換処理を行う装置の設置、設定等に専門知識が
必要であり、小規模システム、例えば、家庭などのデジ
タル家電装置でのデータ交換処理には適用し難いという
欠点がある。
例のうち前者のものは、通信、音声、静止画又は動画の
データ交換処理を行う装置の設置、設定等に専門知識が
必要であり、小規模システム、例えば、家庭などのデジ
タル家電装置でのデータ交換処理には適用し難いという
欠点がある。
【0013】また、後者のIEEE1394インタフェ
ース規格による超高速シリアルバスは、通信、音声、静
止画又は動画のデータのプラグアイドプレイ交換処理を
自動的かつ即時的に可能とするものであるが、電話装置
を含むデジタル家電装置に対応するデータ交換装置とし
ては実現されていない。
ース規格による超高速シリアルバスは、通信、音声、静
止画又は動画のデータのプラグアイドプレイ交換処理を
自動的かつ即時的に可能とするものであるが、電話装置
を含むデジタル家電装置に対応するデータ交換装置とし
ては実現されていない。
【0014】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、比較的小規模なシステム、
例えば、多数のデジタル家電装置における多数の通信、
音声、静止画及び広帯域の動画のデータを即時的に転送
する交換処理が出来るようになり、その装置の設置、設
定等が専門知識を有しないで容易に可能になるマルチメ
ディア交換装置の提供を目的とする。
課題を解決するものであり、比較的小規模なシステム、
例えば、多数のデジタル家電装置における多数の通信、
音声、静止画及び広帯域の動画のデータを即時的に転送
する交換処理が出来るようになり、その装置の設置、設
定等が専門知識を有しないで容易に可能になるマルチメ
ディア交換装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のマルチメディア交換装置は、複数のデータ
送出装置と複数のデータ受取装置との間のデータを転送
するものであり、超高速シリアルバスの複数の送出側ノ
ードにそれぞれ接続される複数のデータ送出装置及び複
数の受取側ノードにそれぞれ接続される複数のデータ受
取装置の間で複数種データを、アイソクロナス及び/又
はアシンクロナスの通信チャネルのパケットに生成し、
自動的に複数のデータ送出装置及び複数のデータ受取装
置を識別する識別コードに基づいて割り付けて転送する
転送処理手段を備える構成としてある。
に、本発明のマルチメディア交換装置は、複数のデータ
送出装置と複数のデータ受取装置との間のデータを転送
するものであり、超高速シリアルバスの複数の送出側ノ
ードにそれぞれ接続される複数のデータ送出装置及び複
数の受取側ノードにそれぞれ接続される複数のデータ受
取装置の間で複数種データを、アイソクロナス及び/又
はアシンクロナスの通信チャネルのパケットに生成し、
自動的に複数のデータ送出装置及び複数のデータ受取装
置を識別する識別コードに基づいて割り付けて転送する
転送処理手段を備える構成としてある。
【0016】本発明のマルチメディア交換装置は、超高
速シリアルバスが、IEEE1394インタフェース規
格のシリアルバスであり、複数のデータ送出装置が、複
数種のデータとしての通信、音声、静止画又は動画のそ
れぞれのデータを送出する装置であり、複数のデータ受
取装置を、受け取ったパケットをデコードして再生する
装置とする構成としてある。
速シリアルバスが、IEEE1394インタフェース規
格のシリアルバスであり、複数のデータ送出装置が、複
数種のデータとしての通信、音声、静止画又は動画のそ
れぞれのデータを送出する装置であり、複数のデータ受
取装置を、受け取ったパケットをデコードして再生する
装置とする構成としてある。
【0017】また、本発明のマルチメディア交換装置
は、複数のデータ送出装置及び複数のデータ受取装置の
それぞれの識別コードに基づいた割り付けによる転送と
して、超高速シリアルバスの伝送帯域内で同時に複数の
通信チャネル及び複数の送出側及び受取側ノードを割り
当て、同時に複数のデータ送出装置及び複数のデータ受
取装置で通信呼を設定してパケット転送を行うと共に、
超高速シリアルバスの伝送帯域内で一つの通信チャネル
のパケットを同時に複数の、受信側ノードにそれぞれ接
続されるデータ受取装置で引き取る通信呼を設定する放
送型通信によるデータ転送を行う構成としてある。
は、複数のデータ送出装置及び複数のデータ受取装置の
それぞれの識別コードに基づいた割り付けによる転送と
して、超高速シリアルバスの伝送帯域内で同時に複数の
通信チャネル及び複数の送出側及び受取側ノードを割り
当て、同時に複数のデータ送出装置及び複数のデータ受
取装置で通信呼を設定してパケット転送を行うと共に、
超高速シリアルバスの伝送帯域内で一つの通信チャネル
のパケットを同時に複数の、受信側ノードにそれぞれ接
続されるデータ受取装置で引き取る通信呼を設定する放
送型通信によるデータ転送を行う構成としてある。
【0018】更に、本発明のマルチメディア交換装置
は、転送処理手段として、通信網とのインタフェース処
理及び通信網との間のデータを、アイソクロナス及び/
又はアシンクロナスによる通信チャネルを通じたパケッ
ト転送で交換処理する回線インタフェース装置と、通
信、音声、静止画又は動画のデータを取り込み、この取
り込んだデータをアイソクロナス及び/又はアシンクロ
ナスの通信チャネルを通じたパケット転送で交換処理す
るための内線ノード装置と、通信網に接続される通信装
置との間のデータを、アイソクロナス及び/又はアシン
クロナスの通信チャネルを通じたパケット転送で交換処
理するための外線ノード装置と、回線インタフェース装
置、内線ノード装置及び外線ノード装置との間のアイソ
クロナス及び/又はアシンクロナスのパケットを識別コ
ードに基づいて自動的に割り付けて転送するためのシリ
アルバス部とを備え、それぞれがIEEE1394イン
タフェース規格に対応して動作する構成としてある。
は、転送処理手段として、通信網とのインタフェース処
理及び通信網との間のデータを、アイソクロナス及び/
又はアシンクロナスによる通信チャネルを通じたパケッ
ト転送で交換処理する回線インタフェース装置と、通
信、音声、静止画又は動画のデータを取り込み、この取
り込んだデータをアイソクロナス及び/又はアシンクロ
ナスの通信チャネルを通じたパケット転送で交換処理す
るための内線ノード装置と、通信網に接続される通信装
置との間のデータを、アイソクロナス及び/又はアシン
クロナスの通信チャネルを通じたパケット転送で交換処
理するための外線ノード装置と、回線インタフェース装
置、内線ノード装置及び外線ノード装置との間のアイソ
クロナス及び/又はアシンクロナスのパケットを識別コ
ードに基づいて自動的に割り付けて転送するためのシリ
アルバス部とを備え、それぞれがIEEE1394イン
タフェース規格に対応して動作する構成としてある。
【0019】また、本発明のマルチメディア交換装置
は、回線インタフェース装置が、通信網と内線ノード装
置及び外線ノード装置との間でアイソクロナス及びアシ
ンクロナスの通信チャネルを通じたパケット転送による
交換処理を制御する制御及び交換部と、データ転送を行
うトランスポート部と、リンクプロトコルを実行するリ
ンク部と、通信網インタフェースを処理する物理層と、
シリアルバスとのインタフェースを処理するPHY部と
を有し、かつ、内線ノード装置が、回線インタフェース
装置及び外線ノード装置との間でアイソクロナス及びア
シンクロナスの通信チャネルを通じたパケット転送によ
る交換処理を制御する制御及び交換部と、データ転送を
行うトランスポート部と、リンクプロトコルを実行する
リンク部と、シリアルバスとのインタフェースを処理す
るPHY部とを有すると共に、外線ノード装置が、回線
インタフェース装置及び内線ノード装置との間でアイソ
クロナス及びアシンクロナスの通信チャネルを通じたパ
ケット転送による交換処理を制御する制御及び交換部
と、データ転送を行うトランスポート部と、リンクプロ
トコルを実行するリンク部と、シリアルバスとのインタ
フェースを処理するPHY部とを備える構成としてあ
る。
は、回線インタフェース装置が、通信網と内線ノード装
置及び外線ノード装置との間でアイソクロナス及びアシ
ンクロナスの通信チャネルを通じたパケット転送による
交換処理を制御する制御及び交換部と、データ転送を行
うトランスポート部と、リンクプロトコルを実行するリ
ンク部と、通信網インタフェースを処理する物理層と、
シリアルバスとのインタフェースを処理するPHY部と
を有し、かつ、内線ノード装置が、回線インタフェース
装置及び外線ノード装置との間でアイソクロナス及びア
シンクロナスの通信チャネルを通じたパケット転送によ
る交換処理を制御する制御及び交換部と、データ転送を
行うトランスポート部と、リンクプロトコルを実行する
リンク部と、シリアルバスとのインタフェースを処理す
るPHY部とを有すると共に、外線ノード装置が、回線
インタフェース装置及び内線ノード装置との間でアイソ
クロナス及びアシンクロナスの通信チャネルを通じたパ
ケット転送による交換処理を制御する制御及び交換部
と、データ転送を行うトランスポート部と、リンクプロ
トコルを実行するリンク部と、シリアルバスとのインタ
フェースを処理するPHY部とを備える構成としてあ
る。
【0020】更に、本発明のマルチメディア交換装置
は、転送処理手段として、通信、音声、静止画又は動画
の入力信号をアシンクロナス制御によって送出する内線
ノード装置と、通信、音声、静止画又は動画の入力信号
をアイソクロナス制御で送受信する放送・回線インタフ
ェース装置と、内線ノード装置及び放送・回線インタフ
ェース装置からのパケット転送の管理制御を行う管理装
置と、IEEE1394インタフェース規格に基づいて
内線ノード装置及び放送・回線インタフェース装置にお
けるアイソクロナス及びアシンクロナスの通信チャネル
を通じたパケットを識別コードに基づいて複数の受取側
ノードに接続されるデータ受取装置に自動的に割り付け
て転送するためのシリアルバス部とを備える構成として
ある。
は、転送処理手段として、通信、音声、静止画又は動画
の入力信号をアシンクロナス制御によって送出する内線
ノード装置と、通信、音声、静止画又は動画の入力信号
をアイソクロナス制御で送受信する放送・回線インタフ
ェース装置と、内線ノード装置及び放送・回線インタフ
ェース装置からのパケット転送の管理制御を行う管理装
置と、IEEE1394インタフェース規格に基づいて
内線ノード装置及び放送・回線インタフェース装置にお
けるアイソクロナス及びアシンクロナスの通信チャネル
を通じたパケットを識別コードに基づいて複数の受取側
ノードに接続されるデータ受取装置に自動的に割り付け
て転送するためのシリアルバス部とを備える構成として
ある。
【0021】また、本発明のマルチメディア交換装置
は、内線ノード装置として、通信、音声、静止画又は動
画の入力信号を取り込み識別データに基づいてデータ送
出装置及びデータ受取装置を選択する信号取込部と、信
号取込部の選択に基づいた自動割り付けを指示する操作
制御部と、信号取込部からの入力信号を任意周波数でサ
ンプリングしてデジタル信号に変換し、かつ、速度変換
を行うコーディング部及び伝送速度変換部と、伝送速度
変換部からの通信、音声、静止画又は動画のデータをシ
リアルバス部に送出する処理と共に、伝送速度が異なる
データ受取装置がシリアルバス部から取り出すために蓄
積加算して送出するレジスタ部とを備える構成としてあ
る。
は、内線ノード装置として、通信、音声、静止画又は動
画の入力信号を取り込み識別データに基づいてデータ送
出装置及びデータ受取装置を選択する信号取込部と、信
号取込部の選択に基づいた自動割り付けを指示する操作
制御部と、信号取込部からの入力信号を任意周波数でサ
ンプリングしてデジタル信号に変換し、かつ、速度変換
を行うコーディング部及び伝送速度変換部と、伝送速度
変換部からの通信、音声、静止画又は動画のデータをシ
リアルバス部に送出する処理と共に、伝送速度が異なる
データ受取装置がシリアルバス部から取り出すために蓄
積加算して送出するレジスタ部とを備える構成としてあ
る。
【0022】更に、本発明のマルチメディア交換装置
は、放送・回線インタフェース装置として、通信データ
をやり取りし、かつ、放送データ受信のインタフェース
処理を行うインタフェース部と、インタフェース部から
の通信、音声、静止画又は動画のデータを通信及び制御
のチャネルに分離し、かつ、送信時に多重化を行う通信
チャネル分離多重化部と、通信チャネル分離多重化部と
シリアルバス部との間で通信、音声、静止画又は動画の
データを管理装置の制御でやり取りし、伝送速度が異な
るデータ受取装置がパケットを取り出すために蓄積加算
して送出するレジスタ部とを備える構成としてある。
は、放送・回線インタフェース装置として、通信データ
をやり取りし、かつ、放送データ受信のインタフェース
処理を行うインタフェース部と、インタフェース部から
の通信、音声、静止画又は動画のデータを通信及び制御
のチャネルに分離し、かつ、送信時に多重化を行う通信
チャネル分離多重化部と、通信チャネル分離多重化部と
シリアルバス部との間で通信、音声、静止画又は動画の
データを管理装置の制御でやり取りし、伝送速度が異な
るデータ受取装置がパケットを取り出すために蓄積加算
して送出するレジスタ部とを備える構成としてある。
【0023】また、本発明のマルチメディア交換装置
は、管理装置として、内線ノード装置及び放送・回線イ
ンタフェース装置からのパケットをIEEE1394イ
ンタフェース規格に基づいたアイソクロナス及びアシン
クロナスの通信チャネルに割り当てる処理を行うバスマ
ネージャと、内線ノード装置の操作制御部からの指示情
報と、内線ノード装置及び放送・回線インタフェース装
置のレジスタ部に蓄積された処理情報と、指示情報に基
づいてアイソクロナスの通信チャネル及びアシンクロナ
スの通信チャネルの割り当てに必要な転送先の識別デー
タ、伝送帯域幅及びサンプリングレートのデータをバス
マネージャに送出するための転送プロトコルに対応した
制御プログラムを実行する交換通信制御部と、交換通信
制御部へ送出する制御情報データを記憶するメモリとを
備える構成としてある。
は、管理装置として、内線ノード装置及び放送・回線イ
ンタフェース装置からのパケットをIEEE1394イ
ンタフェース規格に基づいたアイソクロナス及びアシン
クロナスの通信チャネルに割り当てる処理を行うバスマ
ネージャと、内線ノード装置の操作制御部からの指示情
報と、内線ノード装置及び放送・回線インタフェース装
置のレジスタ部に蓄積された処理情報と、指示情報に基
づいてアイソクロナスの通信チャネル及びアシンクロナ
スの通信チャネルの割り当てに必要な転送先の識別デー
タ、伝送帯域幅及びサンプリングレートのデータをバス
マネージャに送出するための転送プロトコルに対応した
制御プログラムを実行する交換通信制御部と、交換通信
制御部へ送出する制御情報データを記憶するメモリとを
備える構成としてある。
【0024】更に、本発明のマルチメディア交換装置
は、シリアルバス部として、バスライン上でバスマネー
ジャの指示によってアシンクロナス及びアイソクロナス
の通信チャネルを通じた送出側及び受取側のノードでの
パケット転送を処理する通信チャネル部を備え、メモリ
に、通信、音声、静止画又は動画のデータに識別データ
を付与するためのデータテーブルを備える構成としてあ
る。
は、シリアルバス部として、バスライン上でバスマネー
ジャの指示によってアシンクロナス及びアイソクロナス
の通信チャネルを通じた送出側及び受取側のノードでの
パケット転送を処理する通信チャネル部を備え、メモリ
に、通信、音声、静止画又は動画のデータに識別データ
を付与するためのデータテーブルを備える構成としてあ
る。
【0025】また、本発明のマルチメディア交換装置
は、内線ノード装置及び放送・回線インタフェース装置
レジスタ部のレジスタ部でのサンプリング間隔の吸収に
おいて、データの転送処理負担を低減するために管理装
置での管理制御によって受取側のアシンクロナス及び/
又はアイソクロナスの通信チャネルにおける受取側ノー
ドで所定サンプリング間隔になるまで転送データを加算
する処理を行い、又は、送出側及び受取側のノードでの
サンプリング間隔が長くなって、データ転送処理の負担
が大きくなる場合、送出側ノードでのデータフレームを
分割して、サンプリング間隔を短くする制御を行う構成
としてある。
は、内線ノード装置及び放送・回線インタフェース装置
レジスタ部のレジスタ部でのサンプリング間隔の吸収に
おいて、データの転送処理負担を低減するために管理装
置での管理制御によって受取側のアシンクロナス及び/
又はアイソクロナスの通信チャネルにおける受取側ノー
ドで所定サンプリング間隔になるまで転送データを加算
する処理を行い、又は、送出側及び受取側のノードでの
サンプリング間隔が長くなって、データ転送処理の負担
が大きくなる場合、送出側ノードでのデータフレームを
分割して、サンプリング間隔を短くする制御を行う構成
としてある。
【0026】また、本発明のマルチメディア交換装置
は、上記のマルチメディア交換装置を、デジタル家電装
置間のデータ交換を行うマルチメディア交換システムに
設け、このマルチメディア交換装置として、複数のデジ
タル家電装置を接続してIEEE1394インタフェー
スによるデータ転送を行う汎用小型コンピュータ、又
は、汎用小型コンピュータに複数のデジタル家電装置を
接続してIEEE1394インタフェースによるデータ
転送を行うホストアダプタを接続した構成を用いるよう
にしている。
は、上記のマルチメディア交換装置を、デジタル家電装
置間のデータ交換を行うマルチメディア交換システムに
設け、このマルチメディア交換装置として、複数のデジ
タル家電装置を接続してIEEE1394インタフェー
スによるデータ転送を行う汎用小型コンピュータ、又
は、汎用小型コンピュータに複数のデジタル家電装置を
接続してIEEE1394インタフェースによるデータ
転送を行うホストアダプタを接続した構成を用いるよう
にしている。
【0027】このような構成の発明のマルチメディア交
換装置は、IEEE1394インタフェース規格による
超高速シリアルバスを使用し、複数種のデータをアイソ
クロナス及び/又はアシンクロナスの通信チャネルを通
じたパケットとして、複数のデータ送出装置及び複数の
データ受取装置のそれぞれの識別コードに基づいて自動
的に割り付けて転送している。
換装置は、IEEE1394インタフェース規格による
超高速シリアルバスを使用し、複数種のデータをアイソ
クロナス及び/又はアシンクロナスの通信チャネルを通
じたパケットとして、複数のデータ送出装置及び複数の
データ受取装置のそれぞれの識別コードに基づいて自動
的に割り付けて転送している。
【0028】この結果、比較的小規模なシステム、例え
ば、多数のデジタル家電装置における通信、音声、静止
画及び広帯域の動画の多種データを接続待ち(ビジー状
態)が発生することなく即時的に転送する交換処理が可
能になる。
ば、多数のデジタル家電装置における通信、音声、静止
画及び広帯域の動画の多種データを接続待ち(ビジー状
態)が発生することなく即時的に転送する交換処理が可
能になる。
【0029】また、本発明のマルチメディア交換装置で
は、この装置をデジタル家電装置間のデータ交換を行う
マルチメディア交換システムに装備し、このマルチメデ
ィア交換装置として、複数のデジタル家電装置を接続
し、かつ、IEEE1394インタフェースによるデー
タ転送を行う汎用小型コンピュータ、又は、複数のデジ
タル家電装置を接続してIEEE1394インタフェー
スによるデータ転送を行うホストアダプタを汎用小型コ
ンピュータに接続して用いている。
は、この装置をデジタル家電装置間のデータ交換を行う
マルチメディア交換システムに装備し、このマルチメデ
ィア交換装置として、複数のデジタル家電装置を接続
し、かつ、IEEE1394インタフェースによるデー
タ転送を行う汎用小型コンピュータ、又は、複数のデジ
タル家電装置を接続してIEEE1394インタフェー
スによるデータ転送を行うホストアダプタを汎用小型コ
ンピュータに接続して用いている。
【0030】この結果、プラグアンドプレイが容易かつ
確実に可能になり、そのマルチメディア交換装置の設
置、設定等が専門知識を有しないで容易に出来るように
なる。
確実に可能になり、そのマルチメディア交換装置の設
置、設定等が専門知識を有しないで容易に出来るように
なる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明のマルチメディア交
換装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明のマルチメディア交換装置の実施形態にお
ける基本構成を示すブロック図である。この基本構成の
マルチメディア交換装置15は、電話機14及びインタ
ーネット接続部16を収容するISDNやPSTNなど
の通信網18に接続されてインタフェース(I/F)処
理及び交換処理を行う回線インタフェース(I/F)装
置20と、スピーカ(音声出力端)25、マイクロホン
(音声入力端)及び操作部(指示入力端)27が接続さ
れ、これらのデータをアイソクロナス(同期)及びアシ
ンクロナス(非同期)による通信チャネルを通じたパケ
ット転送によって交換処理する内線ノード装置30とを
有している。
換装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明のマルチメディア交換装置の実施形態にお
ける基本構成を示すブロック図である。この基本構成の
マルチメディア交換装置15は、電話機14及びインタ
ーネット接続部16を収容するISDNやPSTNなど
の通信網18に接続されてインタフェース(I/F)処
理及び交換処理を行う回線インタフェース(I/F)装
置20と、スピーカ(音声出力端)25、マイクロホン
(音声入力端)及び操作部(指示入力端)27が接続さ
れ、これらのデータをアイソクロナス(同期)及びアシ
ンクロナス(非同期)による通信チャネルを通じたパケ
ット転送によって交換処理する内線ノード装置30とを
有している。
【0032】更に、この基本構成のマルチメディア交換
装置15は、インターネット35、電話機36、ファク
シミリ機37が接続され、これらのデータをアイソクロ
ナス及びアシンクロナスの通信チャネルを通じたパケッ
ト転送によって交換処理する外線ノード装置40と、上
記の回線I/F装置20、内線ノード装置30及び外線
ノード装置40を接続してアイソクロナス及びアシンク
ロナスの通信チャネルによって通信、音声、静止画のデ
ータの交換処理を行うシリアルバス45とで概略構成さ
れている。
装置15は、インターネット35、電話機36、ファク
シミリ機37が接続され、これらのデータをアイソクロ
ナス及びアシンクロナスの通信チャネルを通じたパケッ
ト転送によって交換処理する外線ノード装置40と、上
記の回線I/F装置20、内線ノード装置30及び外線
ノード装置40を接続してアイソクロナス及びアシンク
ロナスの通信チャネルによって通信、音声、静止画のデ
ータの交換処理を行うシリアルバス45とで概略構成さ
れている。
【0033】図1に示す回線I/F装置20は、通信網
18と内線ノード装置30及び外線ノード装置40との
間でシリアルバス45を通じた交換処理を実行する制御
及び交換部20aと、データ(パケット)転送を行うト
ランスポート部20b,20eと、リンクプロトコルを
実行するリンク部20c,20fと、通信網18との実
際のインタフェースを処理する物理層20dと、シリア
ルバス45とのインタフェースを処理するPHY部20
gとを有している。
18と内線ノード装置30及び外線ノード装置40との
間でシリアルバス45を通じた交換処理を実行する制御
及び交換部20aと、データ(パケット)転送を行うト
ランスポート部20b,20eと、リンクプロトコルを
実行するリンク部20c,20fと、通信網18との実
際のインタフェースを処理する物理層20dと、シリア
ルバス45とのインタフェースを処理するPHY部20
gとを有している。
【0034】更に、図1に示す内線ノード装置30は、
音声出力端(スピーカ25)、音声入力端(マイクロホ
ン26)及び指示入力端(操作部27)との間のそれぞ
れのデータを、回線I/F装置20及び外線ノード装置
40との間でシリアルバス45を通じたアイソクロナス
及びアシンクロナスの通信チャネルでのパケット転送に
よって交換処理するための制御を行う制御及び交換部3
0a、トランスポート部30b、リンク部30c及びP
HY部30dを有している。
音声出力端(スピーカ25)、音声入力端(マイクロホ
ン26)及び指示入力端(操作部27)との間のそれぞ
れのデータを、回線I/F装置20及び外線ノード装置
40との間でシリアルバス45を通じたアイソクロナス
及びアシンクロナスの通信チャネルでのパケット転送に
よって交換処理するための制御を行う制御及び交換部3
0a、トランスポート部30b、リンク部30c及びP
HY部30dを有している。
【0035】また、図1に示す外線ノード装置40は、
インターネット35、電話機36、ファクシミリ機37
のそれぞれのデータを、回線I/F装置20及び内線ノ
ード装置30との間でシリアルバス45を通じてアイソ
クロナス及びアシンクロナスの通信チャネルでのパケッ
ト転送によって交換処理するための制御を行う制御及び
交換部40a、トランスポート部40b、リンク部40
c及びPHY部40dを有している。
インターネット35、電話機36、ファクシミリ機37
のそれぞれのデータを、回線I/F装置20及び内線ノ
ード装置30との間でシリアルバス45を通じてアイソ
クロナス及びアシンクロナスの通信チャネルでのパケッ
ト転送によって交換処理するための制御を行う制御及び
交換部40a、トランスポート部40b、リンク部40
c及びPHY部40dを有している。
【0036】次に、基本構成のマルチメディア交換装置
15の動作について説明する。回線I/F装置20が電
話機15及びインターネット接続部16を収容するIS
DNやPSTNなどの通信網18との間の音声信号、画
像信号等のインタフェース処理及び交換処理を行うと共
に、内線ノード装置30及び外線ノード装置40との間
で音声データ、画像データのパケット転送による交換処
理を行う。
15の動作について説明する。回線I/F装置20が電
話機15及びインターネット接続部16を収容するIS
DNやPSTNなどの通信網18との間の音声信号、画
像信号等のインタフェース処理及び交換処理を行うと共
に、内線ノード装置30及び外線ノード装置40との間
で音声データ、画像データのパケット転送による交換処
理を行う。
【0037】また、内線ノード装置30では接続される
スピーカ(音声出力端)25、マイクロホン(音声入力
端)及び操作部(指示入力端)27の音声信号、画像信
号及び制御データを回線I/F装置20及び外線ノード
装置40との間で、そのパケット転送による交換処理を
行い、また、外線ノード装置40がインターネット3
5、電話機36、ファクシミリ機37における音声信
号、画像信号を回線I/F装置20及び内線ノード装置
30との間で、そのパケット転送による交換処理を行
う。この場合、回線I/F装置20、内線ノード装置3
0及び外線ノード装置40との間での音声データ、画像
データのデータの交換処理は、シリアルバス45を通じ
たアイソクロナス及びアシンクロナスの通信チャネル
(入力側ノード、受取側ノード)を通じたパケット転送
による交換処理を行う。
スピーカ(音声出力端)25、マイクロホン(音声入力
端)及び操作部(指示入力端)27の音声信号、画像信
号及び制御データを回線I/F装置20及び外線ノード
装置40との間で、そのパケット転送による交換処理を
行い、また、外線ノード装置40がインターネット3
5、電話機36、ファクシミリ機37における音声信
号、画像信号を回線I/F装置20及び内線ノード装置
30との間で、そのパケット転送による交換処理を行
う。この場合、回線I/F装置20、内線ノード装置3
0及び外線ノード装置40との間での音声データ、画像
データのデータの交換処理は、シリアルバス45を通じ
たアイソクロナス及びアシンクロナスの通信チャネル
(入力側ノード、受取側ノード)を通じたパケット転送
による交換処理を行う。
【0038】回線I/F装置20内では、制御及び交換
部20aが通信網18と内線ノード装置30及び外線ノ
ード装置40との間でアイソクロナス及びアシンクロナ
スの通信チャネルを通じたパケット転送による交換処理
を制御すると共に、トランスポート部20b,20eが
転送を実行し、更に、リンク部20c,20fがリンク
プロトコルを実行する。また、物理層20dが通信網1
8との実際のインタフェースを処理し、かつ、PHY部
20gがシリアルバス45とのインタフェースを処理す
る。
部20aが通信網18と内線ノード装置30及び外線ノ
ード装置40との間でアイソクロナス及びアシンクロナ
スの通信チャネルを通じたパケット転送による交換処理
を制御すると共に、トランスポート部20b,20eが
転送を実行し、更に、リンク部20c,20fがリンク
プロトコルを実行する。また、物理層20dが通信網1
8との実際のインタフェースを処理し、かつ、PHY部
20gがシリアルバス45とのインタフェースを処理す
る。
【0039】更に、内線ノード装置30でも制御及び交
換部30a、トランスポート部30b、リンク部30c
及びPHY部30dが音声出力(スピーカ25)、音声
入力(マイクロホン26)及び指示入力(操作部27)
のそれぞれのデータを回線I/F装置20及び外線ノー
ド装置40との間でシリアルバス45を通じたアイソク
ロナス及びアシンクロナスの通信チャネルでのパケット
転送によって、その交換処理を実行する。
換部30a、トランスポート部30b、リンク部30c
及びPHY部30dが音声出力(スピーカ25)、音声
入力(マイクロホン26)及び指示入力(操作部27)
のそれぞれのデータを回線I/F装置20及び外線ノー
ド装置40との間でシリアルバス45を通じたアイソク
ロナス及びアシンクロナスの通信チャネルでのパケット
転送によって、その交換処理を実行する。
【0040】同様に外線ノード装置40でも、制御及び
交換部40a、トランスポート部40b、リンク部40
c及びPHY部40dがインターネット接続部35、電
話機36、ファクシミリ機37のそれぞれのデータを、
回線I/F装置20及び内線ノード装置30との間で、
シリアルバス45を通じたアイソクロナス及びアシンク
ロナスの通信チャネルによってパケット転送する交換処
理が行われる。
交換部40a、トランスポート部40b、リンク部40
c及びPHY部40dがインターネット接続部35、電
話機36、ファクシミリ機37のそれぞれのデータを、
回線I/F装置20及び内線ノード装置30との間で、
シリアルバス45を通じたアイソクロナス及びアシンク
ロナスの通信チャネルによってパケット転送する交換処
理が行われる。
【0041】このようにIEEE1394インタフェー
ス規格における超高速データ転送を行うシリアルバス4
5を管理している。このIEEE1394インタフェー
ス規格の転送プロトコルは、物理層、リンク層及びトラ
ンザクション層からなるものであり、この物理層では、
シリアルバス45と物理的、電気的インタフェース、ノ
ード(回線I/F装置20、内線ノード装置30及び外
線ノード装置40)接続の自動認識、バス上のノード
(回線I/F装置20、内線ノード装置30及び外線ノ
ード装置40)間のバス使用権の調停(バスアービトレ
ーション)を行う。
ス規格における超高速データ転送を行うシリアルバス4
5を管理している。このIEEE1394インタフェー
ス規格の転送プロトコルは、物理層、リンク層及びトラ
ンザクション層からなるものであり、この物理層では、
シリアルバス45と物理的、電気的インタフェース、ノ
ード(回線I/F装置20、内線ノード装置30及び外
線ノード装置40)接続の自動認識、バス上のノード
(回線I/F装置20、内線ノード装置30及び外線ノ
ード装置40)間のバス使用権の調停(バスアービトレ
ーション)を行う。
【0042】また、リンク層は、アドレッシング、デー
タチェック、アイソクロナス及びアシンクロナスの通信
チャネルによるパケットの送受信、アイソクロナスによ
る転送のサイクル制御を行い、更に、トランザクション
層(インタフェースに対して実際の運用制御を行うドラ
イバ)では、アシンクロナスデータに関する処理を実行
する。このIEEE1394インタフェース規格の転送
プロトコルにおけるシリアルバス45での交換処理によ
って、伝送帯域内で、同時に複数の通信チャネルを割り
当てることが出来るため同時に複数の端末(スピーカ2
5、マイクロホン26、操作部27、インターネット接
続部35、電話機36、ファクシミリ機37)間で通信
呼が設定できる。
タチェック、アイソクロナス及びアシンクロナスの通信
チャネルによるパケットの送受信、アイソクロナスによ
る転送のサイクル制御を行い、更に、トランザクション
層(インタフェースに対して実際の運用制御を行うドラ
イバ)では、アシンクロナスデータに関する処理を実行
する。このIEEE1394インタフェース規格の転送
プロトコルにおけるシリアルバス45での交換処理によ
って、伝送帯域内で、同時に複数の通信チャネルを割り
当てることが出来るため同時に複数の端末(スピーカ2
5、マイクロホン26、操作部27、インターネット接
続部35、電話機36、ファクシミリ機37)間で通信
呼が設定できる。
【0043】更に、一つの通信チャネルの信号をシリア
ルバス45における複数の受信側ノードで引き取るよう
に、その割り当て転送が出来るため、同時に複数の受取
側ノードに接続された端末(スピーカ25、インターネ
ット35、電話機36、ファクシミリ機37)での放送
型通信のデータ交換処理が可能である。また、通信チャ
ネルは、転送帯域を可変して確保できるため、音声信号
のように情報量が少ないリアルタイムデータから動画の
ように情報量が多いリアルタイムデータまでを、同一の
データ処理機能で、その交換処理を行うことが出来る。
ルバス45における複数の受信側ノードで引き取るよう
に、その割り当て転送が出来るため、同時に複数の受取
側ノードに接続された端末(スピーカ25、インターネ
ット35、電話機36、ファクシミリ機37)での放送
型通信のデータ交換処理が可能である。また、通信チャ
ネルは、転送帯域を可変して確保できるため、音声信号
のように情報量が少ないリアルタイムデータから動画の
ように情報量が多いリアルタイムデータまでを、同一の
データ処理機能で、その交換処理を行うことが出来る。
【0044】このように、この基本構成のマルチメディ
ア交換装置15では、回線I/F装置20に接続される
通信網18の電話機15及びインターネット接続部16
との間と、内線ノード装置30に接続されるスピーカ
(音声出力端)25、マイクロホン(音声入力端)及び
操作部(指示入力端)と、更に、外線ノード装置40に
接続されているインターネット接続部35、電話機3
6、ファクシミリ機37との多種データを、シリアルバ
ス45を通じたアイソクロナス及びアシンクロナスの通
信チャネルのパケットとして転送し、かつ、受取側ノー
ドからパケットを取り出して復元し、その交換処理が行
われる。
ア交換装置15では、回線I/F装置20に接続される
通信網18の電話機15及びインターネット接続部16
との間と、内線ノード装置30に接続されるスピーカ
(音声出力端)25、マイクロホン(音声入力端)及び
操作部(指示入力端)と、更に、外線ノード装置40に
接続されているインターネット接続部35、電話機3
6、ファクシミリ機37との多種データを、シリアルバ
ス45を通じたアイソクロナス及びアシンクロナスの通
信チャネルのパケットとして転送し、かつ、受取側ノー
ドからパケットを取り出して復元し、その交換処理が行
われる。
【0045】図2は具体的なマルチメディア交換装置の
構成を示すブロック図である。このマルチメディア交換
装置100は、通信、音声、静止画又は動画の入力信号
をアシンクロナスの通信チャネルを通じたパケットで転
送する内線ノード装置120と、ISDNにおける宅内
制御装置(NCU)の出力側又は公衆放送用のTV/A
M/FMチューナからの通信、音声、静止画又は動画の
入力信号をアイソクロナスの通信チャネルを通じて送受
信する放送・回線インタフェース(I/F)装置130
と、内線ノード装置120及び放送・回線I/F装置1
30からのパケット転送の管理制御を行う管理装置14
0と、IEEE1394インタフェース規格によるアイ
ソクロナス及びアシンクロナスの通信チャネルを通じて
送出側と受取側のノード間でパケット転送を行うシリア
ルバス部150とを有している。
構成を示すブロック図である。このマルチメディア交換
装置100は、通信、音声、静止画又は動画の入力信号
をアシンクロナスの通信チャネルを通じたパケットで転
送する内線ノード装置120と、ISDNにおける宅内
制御装置(NCU)の出力側又は公衆放送用のTV/A
M/FMチューナからの通信、音声、静止画又は動画の
入力信号をアイソクロナスの通信チャネルを通じて送受
信する放送・回線インタフェース(I/F)装置130
と、内線ノード装置120及び放送・回線I/F装置1
30からのパケット転送の管理制御を行う管理装置14
0と、IEEE1394インタフェース規格によるアイ
ソクロナス及びアシンクロナスの通信チャネルを通じて
送出側と受取側のノード間でパケット転送を行うシリア
ルバス部150とを有している。
【0046】このシリアルバス部150では、伝送帯域
内で同時に複数の通信チャネルを割り当てることによっ
て同時に複数の送出側ノードと複数の受取側ノードとの
間で通信呼を設定するパケット転送と共に、一つの通信
チャネルのパケットを同時に複数の受取側ノードで引き
取る通信呼を設定して、放送型通信のデータ交換処理を
行う。
内で同時に複数の通信チャネルを割り当てることによっ
て同時に複数の送出側ノードと複数の受取側ノードとの
間で通信呼を設定するパケット転送と共に、一つの通信
チャネルのパケットを同時に複数の受取側ノードで引き
取る通信呼を設定して、放送型通信のデータ交換処理を
行う。
【0047】また、このマルチメディア交換装置100
には、ここから転送されるパケットを取り込み、復元し
て再生するデジタル家電装置、例えば、電話機、汎用小
型コンピュータ、デジタルビデオカメラ及びオーディオ
(A)/ビデオ(V)の装置などのデコード・再生装置
(適宜、端末と記載する)161,162,163,1
64とを有している。
には、ここから転送されるパケットを取り込み、復元し
て再生するデジタル家電装置、例えば、電話機、汎用小
型コンピュータ、デジタルビデオカメラ及びオーディオ
(A)/ビデオ(V)の装置などのデコード・再生装置
(適宜、端末と記載する)161,162,163,1
64とを有している。
【0048】内線ノード装置120は、通信、音声、静
止画又は動画の入力信号を取り込み識別データ(ID)
による端末選択(自動割り付け)を行う信号取込部12
0aと、この信号取込部120aでの端末選択に対する
指示を管理装置140に行う操作制御部120bとを有
し、更に、信号取込部120aからの入力信号を任意周
波数でサンプリングして、デジタル信号に変換し、か
つ、データをシリアルバス部150に送出するために速
度変換を行うコーディング部120c及び伝送速度変換
部120dとを有している。
止画又は動画の入力信号を取り込み識別データ(ID)
による端末選択(自動割り付け)を行う信号取込部12
0aと、この信号取込部120aでの端末選択に対する
指示を管理装置140に行う操作制御部120bとを有
し、更に、信号取込部120aからの入力信号を任意周
波数でサンプリングして、デジタル信号に変換し、か
つ、データをシリアルバス部150に送出するために速
度変換を行うコーディング部120c及び伝送速度変換
部120dとを有している。
【0049】また、内線ノード装置120は、伝送速度
変換部120dからの通信、音声、静止画又は動画のデ
ータをシリアルバス部150へ送出するための処理を行
い、かつ、管理装置140で制御される入力レジスタ1
20eと、この入力レジスタ120eのデータを伝送速
度の異なるデコード・再生装置161〜164がシリア
ルバス部150から受け取るために蓄積加算して送出
し、管理装置140で制御される出力レジスタ120f
とを有している。
変換部120dからの通信、音声、静止画又は動画のデ
ータをシリアルバス部150へ送出するための処理を行
い、かつ、管理装置140で制御される入力レジスタ1
20eと、この入力レジスタ120eのデータを伝送速
度の異なるデコード・再生装置161〜164がシリア
ルバス部150から受け取るために蓄積加算して送出
し、管理装置140で制御される出力レジスタ120f
とを有している。
【0050】放送・回線I/F装置130は、ナローバ
ンドISDN(N−ISDN)などからの図示しない宅
内制御装置の出力側との間でのデータをやり取りし、か
つ、公衆放送用のTV/AM/FMチューナからの通
信、音声、静止画又は動画の入力信号の受信のインタフ
ェース処理を行うI/F部130aと、通信、音声、静
止画又は動画のデータを情報チャネル、制御チャネルの
データに分離(64×2kbps,16kbps)し、
かつ、送信時に多重化を行うと共に、公衆放送用のTV
/AM/FMチューナからの通信、音声、静止画又は動
画の入力信号を分離(64×2kbps,16kbp
s)する通信チャネル分離多重化部130bと、この通
信チャネル分離多重化部130bとの間で通信チャネ
ル、制御ャネルのデータを入出力するためのデータ部1
30cとを有している。
ンドISDN(N−ISDN)などからの図示しない宅
内制御装置の出力側との間でのデータをやり取りし、か
つ、公衆放送用のTV/AM/FMチューナからの通
信、音声、静止画又は動画の入力信号の受信のインタフ
ェース処理を行うI/F部130aと、通信、音声、静
止画又は動画のデータを情報チャネル、制御チャネルの
データに分離(64×2kbps,16kbps)し、
かつ、送信時に多重化を行うと共に、公衆放送用のTV
/AM/FMチューナからの通信、音声、静止画又は動
画の入力信号を分離(64×2kbps,16kbp
s)する通信チャネル分離多重化部130bと、この通
信チャネル分離多重化部130bとの間で通信チャネ
ル、制御ャネルのデータを入出力するためのデータ部1
30cとを有している。
【0051】更に、放送・回線I/F装置130は、デ
ータ部130cからの通信、音声、静止画又は動画のデ
ータをシリアルバス部150へ送出し、かつ、管理装置
140から制御されて、シリアルバス部150とISD
N(通信回線)との伝送速度差を吸収してシリアルバス
150の所定のアイソクロナス及びアシンクロナスの通
信チャネルを通じたパケット転送による交換処理を行う
ためにデータを一時的に蓄積して出力し、かつ、制御チ
ャネルの内容を解析して転送先や通信速度などのパラメ
ータを解読するためのレジスタ130dと、伝送速度が
異なるデコード・再生装置161〜164がシリアルバ
ス部150からパケットを取り出すために蓄積加算して
送出し、かつ、管理装置140から制御されるレジスタ
130eとを有している。
ータ部130cからの通信、音声、静止画又は動画のデ
ータをシリアルバス部150へ送出し、かつ、管理装置
140から制御されて、シリアルバス部150とISD
N(通信回線)との伝送速度差を吸収してシリアルバス
150の所定のアイソクロナス及びアシンクロナスの通
信チャネルを通じたパケット転送による交換処理を行う
ためにデータを一時的に蓄積して出力し、かつ、制御チ
ャネルの内容を解析して転送先や通信速度などのパラメ
ータを解読するためのレジスタ130dと、伝送速度が
異なるデコード・再生装置161〜164がシリアルバ
ス部150からパケットを取り出すために蓄積加算して
送出し、かつ、管理装置140から制御されるレジスタ
130eとを有している。
【0052】図3は図2中における要部(シリアルバス
部150、管理装置140)の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。管理装置140は、内線ノード装置120
及び放送・回線I/F装置130からの入出力信号をI
EEE1394インタフェース規格の図4に示すアイソ
クロナスの通信チャネル(ch1…chn)及びアシン
クロナスの通信チャネル(cha,chb)にパケット
を割り当てる転送の処理を行うバスマネージャ140a
とを有している。
部150、管理装置140)の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。管理装置140は、内線ノード装置120
及び放送・回線I/F装置130からの入出力信号をI
EEE1394インタフェース規格の図4に示すアイソ
クロナスの通信チャネル(ch1…chn)及びアシン
クロナスの通信チャネル(cha,chb)にパケット
を割り当てる転送の処理を行うバスマネージャ140a
とを有している。
【0053】また、管理装置140は、転送プロトコル
に対応する制御プログラムを実行し、内線ノード装置1
20の操作制御部120bからの処理情報と、内線ノー
ド装置120の入力レジスタ120e及び出力レジスタ
120fと、放送・回線I/F装置130のレジスタ1
30d,130eに蓄積された通信回線での処理情報
と、交換制御部140cからの制御情報とに基づいて図
4に示すアイソクロナスの通信チャネル(ch1…ch
n)及びアシンクロナスの通信チャネル(cha,ch
b)にパケットを割り当てる際に必要な転送先(識別デ
ータID)、伝送帯域幅及びサンプリングレート等のデ
ータをバスマネージャ140aに送出する通信制御部1
40bを有し、更に、通信制御部140bへ制御情報を
送出する交換制御部140cと、交換制御部140cが
送出する制御情報データ及びあとで説明するデータテー
ブル(ID読替表)を予め記憶するメモリ140dとを
有している。
に対応する制御プログラムを実行し、内線ノード装置1
20の操作制御部120bからの処理情報と、内線ノー
ド装置120の入力レジスタ120e及び出力レジスタ
120fと、放送・回線I/F装置130のレジスタ1
30d,130eに蓄積された通信回線での処理情報
と、交換制御部140cからの制御情報とに基づいて図
4に示すアイソクロナスの通信チャネル(ch1…ch
n)及びアシンクロナスの通信チャネル(cha,ch
b)にパケットを割り当てる際に必要な転送先(識別デ
ータID)、伝送帯域幅及びサンプリングレート等のデ
ータをバスマネージャ140aに送出する通信制御部1
40bを有し、更に、通信制御部140bへ制御情報を
送出する交換制御部140cと、交換制御部140cが
送出する制御情報データ及びあとで説明するデータテー
ブル(ID読替表)を予め記憶するメモリ140dとを
有している。
【0054】シリアルバス部150は、管理装置140
のバスマネージャ140aでパケット転送が制御され、
アシンクロナスの通信チャネルN1のパケットを処理す
るアシンクロナス通信チャネル部150aと、管理装置
140のバスマネージャ140aでパケット転送が制御
され、アイソクロナスの通信チャネルN2,N3,N4
でのパケット転送を処理するアイソクロナス通信チャネ
ル部150b,150c,150dと、バスライン55
とを有している。
のバスマネージャ140aでパケット転送が制御され、
アシンクロナスの通信チャネルN1のパケットを処理す
るアシンクロナス通信チャネル部150aと、管理装置
140のバスマネージャ140aでパケット転送が制御
され、アイソクロナスの通信チャネルN2,N3,N4
でのパケット転送を処理するアイソクロナス通信チャネ
ル部150b,150c,150dと、バスライン55
とを有している。
【0055】次に、マルチメディア交換装置100にお
ける交換処理について説明する。図4はIEEE139
4インタフェース規格におけるパケット伝送方式を説明
すための図であり、図5、図6はIEEE1394イン
タフェース規格におけるアシンクロナスサブアクショ
ン、アイソクロナスサブアクションをそれぞれ説明すた
めの図である。
ける交換処理について説明する。図4はIEEE139
4インタフェース規格におけるパケット伝送方式を説明
すための図であり、図5、図6はIEEE1394イン
タフェース規格におけるアシンクロナスサブアクショ
ン、アイソクロナスサブアクションをそれぞれ説明すた
めの図である。
【0056】内線ノード装置120では、マイクロホ
ン、ビデオカメラ、デジタルカメラ、電話機などからの
通信、音声、静止画又は動画の入力信号を、信号取込部
120aが任意のサンプリングで取り込んでコーディン
グ部120cに出力する。また、信号取込部120aが
入力信号からの識別データ(ID)による端末選択(自
動割り付け)を行うための信号を、操作制御部120b
が指示信号として管理装置140に送出する。コーディ
ング部120cは信号取込部120aからの入力信号
(通信、音声、静止画又は動画のいずれか)を任意周波
数でサンプリングし、デジタル信号に変換して伝送速度
変換部120dに送出する。
ン、ビデオカメラ、デジタルカメラ、電話機などからの
通信、音声、静止画又は動画の入力信号を、信号取込部
120aが任意のサンプリングで取り込んでコーディン
グ部120cに出力する。また、信号取込部120aが
入力信号からの識別データ(ID)による端末選択(自
動割り付け)を行うための信号を、操作制御部120b
が指示信号として管理装置140に送出する。コーディ
ング部120cは信号取込部120aからの入力信号
(通信、音声、静止画又は動画のいずれか)を任意周波
数でサンプリングし、デジタル信号に変換して伝送速度
変換部120dに送出する。
【0057】この伝送速度変換部120dはコーディン
グによるデジタルデータをシリアルバス部150に送出
するために上記の任意周波数でサンプリングし、速度変
換(ストリーム化)して入力レジスタ120eに送出す
る。入力レジスタ120e及び出力レジスタ120fで
は、コーディングと同一のサンプリングレートでデータ
を記憶する。管理装置140の制御によって伝送速度変
換部120dからの通信、音声、静止画又は動画のデー
タをシリアルバス部150へ送出する処理と共に、入力
レジスタ120eのデータを伝送速度の異なるデコード
・再生装置161〜164が、シリアルバス部150か
ら取り出すために蓄積加算して送出する。
グによるデジタルデータをシリアルバス部150に送出
するために上記の任意周波数でサンプリングし、速度変
換(ストリーム化)して入力レジスタ120eに送出す
る。入力レジスタ120e及び出力レジスタ120fで
は、コーディングと同一のサンプリングレートでデータ
を記憶する。管理装置140の制御によって伝送速度変
換部120dからの通信、音声、静止画又は動画のデー
タをシリアルバス部150へ送出する処理と共に、入力
レジスタ120eのデータを伝送速度の異なるデコード
・再生装置161〜164が、シリアルバス部150か
ら取り出すために蓄積加算して送出する。
【0058】放送・回線I/F装置130は、I/F部
130aがN−ISDNなどからの図示しない宅内制御
装置の出力側との間でのデータをやり取りする。更に、
公衆放送用のTV/AM/FMチューナからの通信、音
声、静止画又は動画の入力信号の受信のインタフェース
処理を行う。
130aがN−ISDNなどからの図示しない宅内制御
装置の出力側との間でのデータをやり取りする。更に、
公衆放送用のTV/AM/FMチューナからの通信、音
声、静止画又は動画の入力信号の受信のインタフェース
処理を行う。
【0059】通信チャネル分離多重化部130bは通
信、音声、静止画又は動画のデータを情報チャネル(c
h)データ、制御チャネル(ch)データに分離(64
×2kbps,16kbps)する。かつ、送信時に多
重化を行うと共に、公衆放送用のTV/AM/FMチュ
ーナからの通信、音声、静止画又は動画の入力信号を分
離(64×2kbps,16kbps)する。データ部
130cが通信チャネル分離多重化部130bとの間で
情報チャネル、制御チャネルのデータなどを入出力する
処理を行う。
信、音声、静止画又は動画のデータを情報チャネル(c
h)データ、制御チャネル(ch)データに分離(64
×2kbps,16kbps)する。かつ、送信時に多
重化を行うと共に、公衆放送用のTV/AM/FMチュ
ーナからの通信、音声、静止画又は動画の入力信号を分
離(64×2kbps,16kbps)する。データ部
130cが通信チャネル分離多重化部130bとの間で
情報チャネル、制御チャネルのデータなどを入出力する
処理を行う。
【0060】更に、管理装置140での制御によって、
レジスタ130d,130eが、データ部130cから
の通信、音声、静止画又は動画のデータをシリアルバス
部150とISDN(通信回線)などとの伝送速度差を
吸収してシリアルバス150の所定のアイソクロナスの
通信チャネル及びアシンクロナスの通信チャネルを通じ
たパケット転送による交換処理を行うためにデータを一
時的に蓄積して出力し、かつ、パケット転送中の通信チ
ャネルから内容を解析して転送先や通信速度などのパラ
メータを解読する。また、伝送速度が異なるデコード・
再生装置161〜164がシリアルバス部150から取
り出すために蓄積加算して送出する。
レジスタ130d,130eが、データ部130cから
の通信、音声、静止画又は動画のデータをシリアルバス
部150とISDN(通信回線)などとの伝送速度差を
吸収してシリアルバス150の所定のアイソクロナスの
通信チャネル及びアシンクロナスの通信チャネルを通じ
たパケット転送による交換処理を行うためにデータを一
時的に蓄積して出力し、かつ、パケット転送中の通信チ
ャネルから内容を解析して転送先や通信速度などのパラ
メータを解読する。また、伝送速度が異なるデコード・
再生装置161〜164がシリアルバス部150から取
り出すために蓄積加算して送出する。
【0061】管理装置140は、バスマネージャ140
aが通信制御部140bの制御によって内線ノード装置
120及び放送・回線I/F装置130からの入出力信
号をIEEE1394インタフェース規格におけるアイ
ソクロナスパケットの通信チャネル(ch1…chn)
及びアシンクロナスパケットの通信チャネル(cha,
chb)にパケットを割り当てる処理を行う。
aが通信制御部140bの制御によって内線ノード装置
120及び放送・回線I/F装置130からの入出力信
号をIEEE1394インタフェース規格におけるアイ
ソクロナスパケットの通信チャネル(ch1…chn)
及びアシンクロナスパケットの通信チャネル(cha,
chb)にパケットを割り当てる処理を行う。
【0062】また、管理装置140の通信制御部140
bは、メモリ140dに記憶している転送プロトコルに
対応した交換制御部140cからの制御プログラムを実
行し、内線ノード装置120の操作制御部120bから
の処理情報と、内線ノード装置120の入力レジスタ1
20e及び出力レジスタ120fと、放送・回線I/F
装置130のレジスタ130d,130eに蓄積された
通信回線での処理情報と、交換制御部140cからの制
御情報とに基づいて図4に示すように1周期が8kHz
(120μs)でアイソクロナスの通信チャネル(ch
1…chn)及びアシンクロナスの通信チャネル(ch
a,chb)の割り当てに必要な転送先(識別データI
D)、伝送帯域幅及びサンプリングレート等のデータを
バスマネージャ140aに送出する。
bは、メモリ140dに記憶している転送プロトコルに
対応した交換制御部140cからの制御プログラムを実
行し、内線ノード装置120の操作制御部120bから
の処理情報と、内線ノード装置120の入力レジスタ1
20e及び出力レジスタ120fと、放送・回線I/F
装置130のレジスタ130d,130eに蓄積された
通信回線での処理情報と、交換制御部140cからの制
御情報とに基づいて図4に示すように1周期が8kHz
(120μs)でアイソクロナスの通信チャネル(ch
1…chn)及びアシンクロナスの通信チャネル(ch
a,chb)の割り当てに必要な転送先(識別データI
D)、伝送帯域幅及びサンプリングレート等のデータを
バスマネージャ140aに送出する。
【0063】IEEE1394インタフェース規格によ
るアシンクロナスの通信チャネルによるパケット転送
は、図5に示すようにサブアクション1(要求)とサブ
アクション1(応答)のサブアクションで行われ、サブ
アクション1,2がアービトレーション(調停)フィー
ルド、データプリフィックスフィールド、データ/アク
ノリッジパケットフィールド、データエンドフィールド
で構成されている。また、アイソクロナスの通信チャネ
ルによるパケット転送では、図6に示すように通信チャ
ネル1,2,3・・・のサブアクションで行われる。
るアシンクロナスの通信チャネルによるパケット転送
は、図5に示すようにサブアクション1(要求)とサブ
アクション1(応答)のサブアクションで行われ、サブ
アクション1,2がアービトレーション(調停)フィー
ルド、データプリフィックスフィールド、データ/アク
ノリッジパケットフィールド、データエンドフィールド
で構成されている。また、アイソクロナスの通信チャネ
ルによるパケット転送では、図6に示すように通信チャ
ネル1,2,3・・・のサブアクションで行われる。
【0064】シリアルバス部150は、アシンクロナス
通信チャネル部150aが管理装置140のバスマネー
ジャ140aで制御されて、そのパケット転送が行わ
れ、アシンクロナス通信チャネルN1のパケットをバス
ライン55を通じて処理する。アイソクロナス通信チャ
ネル部150b〜150dは、管理装置140のバスマ
ネージャ140aでパケット転送が制御され、アイソク
ロナスの通信チャネルN2〜N3のパケットをバスライ
ン55を通じて処理する。このシリアルバス部150の
受取側のアシンクロナスの通信チャネルNaのパケット
をデコード・再生装置161が取り込んで、そのデータ
をデコードし、復号化してスピーカを通じて出力し、ま
た、ブラウン管(CRT)や液晶ディスプレイ(LC
D)で画面表示すると共に、ハードコピーとして出力す
る。
通信チャネル部150aが管理装置140のバスマネー
ジャ140aで制御されて、そのパケット転送が行わ
れ、アシンクロナス通信チャネルN1のパケットをバス
ライン55を通じて処理する。アイソクロナス通信チャ
ネル部150b〜150dは、管理装置140のバスマ
ネージャ140aでパケット転送が制御され、アイソク
ロナスの通信チャネルN2〜N3のパケットをバスライ
ン55を通じて処理する。このシリアルバス部150の
受取側のアシンクロナスの通信チャネルNaのパケット
をデコード・再生装置161が取り込んで、そのデータ
をデコードし、復号化してスピーカを通じて出力し、ま
た、ブラウン管(CRT)や液晶ディスプレイ(LC
D)で画面表示すると共に、ハードコピーとして出力す
る。
【0065】次に、データ転送路の形成について詳細に
説明する。内線ノード装置120における操作制御部1
20bからの情報、又は、放送・回線I/F装置130
のレジスタ130dに格納している通信データ中の制御
データ、あるいは管理装置140からの情報によってパ
ケット転送を行う図2中のデコード・再生装置161〜
164の転送先に対する識別データ(ID)による端末
選択(自動割り付け)が行われる。識別データ(ID)
は予め設定したデコード・再生装置161〜164の装
置番号や電話番号で入力される。
説明する。内線ノード装置120における操作制御部1
20bからの情報、又は、放送・回線I/F装置130
のレジスタ130dに格納している通信データ中の制御
データ、あるいは管理装置140からの情報によってパ
ケット転送を行う図2中のデコード・再生装置161〜
164の転送先に対する識別データ(ID)による端末
選択(自動割り付け)が行われる。識別データ(ID)
は予め設定したデコード・再生装置161〜164の装
置番号や電話番号で入力される。
【0066】この情報が管理装置140の通信制御部1
40bに入力される。通信制御部140bは、ここで解
析した識別データ(ID)に対する図3に示すアシンク
ロナスの通信チャネルN1及びアイソクロナスの通信チ
ャネルN2〜N3のノードアドレスに変換する。すなわ
ち、端末選択の自動割り付けが行われる。また、通信制
御部140bは、入力情報に基づいて、それぞれの通信
(データ交換処理)別に通信種別及び伝送帯域幅を決定
する。
40bに入力される。通信制御部140bは、ここで解
析した識別データ(ID)に対する図3に示すアシンク
ロナスの通信チャネルN1及びアイソクロナスの通信チ
ャネルN2〜N3のノードアドレスに変換する。すなわ
ち、端末選択の自動割り付けが行われる。また、通信制
御部140bは、入力情報に基づいて、それぞれの通信
(データ交換処理)別に通信種別及び伝送帯域幅を決定
する。
【0067】また、上記のノードアドレス、通信種別及
び伝送帯域幅の情報を基づいて通信制御部140bは、
バスマネージャ140aに対して図3に示すアシンクロ
ナスの通信チャネルN1、アイソクロナスの通信チャネ
ルN2〜N3の割り当てを要求する。バスマネージャ1
40aはメモリ140dに記憶している転送プロトコル
に対応する交換制御部140cからの制御プログラムを
実行し、そのノードアドレス、通信種別及び伝送帯域幅
の情報を基づいて、シリアルバス部150での情報を算
出して、図3に示すアシンクロナスの通信チャネルN
1、アイソクロナスの通信チャネルN2〜N3の割り当
てを行う。
び伝送帯域幅の情報を基づいて通信制御部140bは、
バスマネージャ140aに対して図3に示すアシンクロ
ナスの通信チャネルN1、アイソクロナスの通信チャネ
ルN2〜N3の割り当てを要求する。バスマネージャ1
40aはメモリ140dに記憶している転送プロトコル
に対応する交換制御部140cからの制御プログラムを
実行し、そのノードアドレス、通信種別及び伝送帯域幅
の情報を基づいて、シリアルバス部150での情報を算
出して、図3に示すアシンクロナスの通信チャネルN
1、アイソクロナスの通信チャネルN2〜N3の割り当
てを行う。
【0068】更に、制御チャネルを利用して図3に示す
受取側のアシンクロナスの通信チャネルNa、アイソク
ロナスの通信チャネルNb〜Ndにパケット転送を通知
する。このアシンクロナスの通信チャネルNa、アイソ
クロナスの通信チャネルNb〜Ndでは、IEEE13
94インタフェース規格、すなわち、図4に示すパケッ
ト伝送方式、図5に示すアシンクロナスサブアクション
及び図6に示すアイソクロナスサブアクションに基づい
て、デコード・再生装置161〜164が取り込んでデ
コードし、復号化して出力する。
受取側のアシンクロナスの通信チャネルNa、アイソク
ロナスの通信チャネルNb〜Ndにパケット転送を通知
する。このアシンクロナスの通信チャネルNa、アイソ
クロナスの通信チャネルNb〜Ndでは、IEEE13
94インタフェース規格、すなわち、図4に示すパケッ
ト伝送方式、図5に示すアシンクロナスサブアクション
及び図6に示すアイソクロナスサブアクションに基づい
て、デコード・再生装置161〜164が取り込んでデ
コードし、復号化して出力する。
【0069】なお、シリアルバス部150に出力される
情報の伝送帯域幅と時間単位のサンプリング数は、図3
に示す受取側のアシンクロナスの通信チャネルNa、ア
イソクロナスの通信チャネルNb〜Ndに接続されるデ
コード・再生装置161〜164がデコード処理できる
数値に設定する。また、情報が送出側の入力レジスタ1
20e、レジスタ130dで、伝送帯域幅と時間単位内
でのサンプリング数とから決定されるデータ量及び間隔
で書き替えられるため、アシンクロナスの通信チャネル
Na、アイソクロナスの通信チャネルNb〜Ndの伝送
帯域幅とサンプリング数、間隔が異なる場合は、バスラ
イン55に直接出力せずに、バスマネージャ140a及
び通信制御部140bを通じてメモリ140dなどに格
納する。
情報の伝送帯域幅と時間単位のサンプリング数は、図3
に示す受取側のアシンクロナスの通信チャネルNa、ア
イソクロナスの通信チャネルNb〜Ndに接続されるデ
コード・再生装置161〜164がデコード処理できる
数値に設定する。また、情報が送出側の入力レジスタ1
20e、レジスタ130dで、伝送帯域幅と時間単位内
でのサンプリング数とから決定されるデータ量及び間隔
で書き替えられるため、アシンクロナスの通信チャネル
Na、アイソクロナスの通信チャネルNb〜Ndの伝送
帯域幅とサンプリング数、間隔が異なる場合は、バスラ
イン55に直接出力せずに、バスマネージャ140a及
び通信制御部140bを通じてメモリ140dなどに格
納する。
【0070】この後、アシンクロナスの通信チャネルN
a、アイソクロナスの通信チャネルNb〜Ndの出力タ
イミングに基づいて、メモリ140dから通信制御部1
40b及びバスマネージャ140aを通じて入力レジス
タ120e、レジスタ130dに書き込んで、そのパケ
ット転送路を形成する。なお、実際のパケット転送で
は、同一のサンプリング間隔になる場合が多く、メモリ
140dを通じた格納/書き込み処理は行われることが
少ないものである。また、伝送帯域幅が異なるパケット
転送路の形成では、前記の説明のようにメモリ140d
を通じた格納/書き込み処理によって、その出力側の出
力レジスタ120f、レジスタ130eへの書き込みタ
イミングを調整する。すなわち、受取側のアシンクロナ
スの通信チャネルNa、アイソクロナスの通信チャネル
Nb〜Nd側での受信タイミング処理を不要にしてい
る。
a、アイソクロナスの通信チャネルNb〜Ndの出力タ
イミングに基づいて、メモリ140dから通信制御部1
40b及びバスマネージャ140aを通じて入力レジス
タ120e、レジスタ130dに書き込んで、そのパケ
ット転送路を形成する。なお、実際のパケット転送で
は、同一のサンプリング間隔になる場合が多く、メモリ
140dを通じた格納/書き込み処理は行われることが
少ないものである。また、伝送帯域幅が異なるパケット
転送路の形成では、前記の説明のようにメモリ140d
を通じた格納/書き込み処理によって、その出力側の出
力レジスタ120f、レジスタ130eへの書き込みタ
イミングを調整する。すなわち、受取側のアシンクロナ
スの通信チャネルNa、アイソクロナスの通信チャネル
Nb〜Nd側での受信タイミング処理を不要にしてい
る。
【0071】更に、放送型通信のデータ転送を行う場
合、すなわち、アシンクロナスの通信チャネルN1、ア
イソクロナスの通信チャネルN2〜N3の一つの通信チ
ャネルの信号を、複数の受取側のアシンクロナスの通信
チャネルNa、アイソクロナスの通信チャネルNb〜N
dで引き取る場合、パケットを確実に転送するため、共
通の受取側のアシンクロナスの通信チャネルNa、アイ
ソクロナスの通信チャネルNb〜Ndからパケットをデ
コード・再生装置161〜164が引き取るように、そ
の通信チャネルのアサイン(割り当て)を行う。この割
り当てはASSINGコマンドをバスマネージャ140
aがアシンクロナスの通信チャネル部150a、アイソ
クロナスの通信チャネル部150b〜150dに送出し
て、その管理によって行う。
合、すなわち、アシンクロナスの通信チャネルN1、ア
イソクロナスの通信チャネルN2〜N3の一つの通信チ
ャネルの信号を、複数の受取側のアシンクロナスの通信
チャネルNa、アイソクロナスの通信チャネルNb〜N
dで引き取る場合、パケットを確実に転送するため、共
通の受取側のアシンクロナスの通信チャネルNa、アイ
ソクロナスの通信チャネルNb〜Ndからパケットをデ
コード・再生装置161〜164が引き取るように、そ
の通信チャネルのアサイン(割り当て)を行う。この割
り当てはASSINGコマンドをバスマネージャ140
aがアシンクロナスの通信チャネル部150a、アイソ
クロナスの通信チャネル部150b〜150dに送出し
て、その管理によって行う。
【0072】このようにして、バスマネージャ140a
の指示でIEEE1394インタフェース規格の超高速
シリアルバスがデータ転送路をアイソクロナス又はアシ
ンクロナスでパケット転送を行い、多数の通信、音声、
静止画及び広帯域の動画のデータを即時的に転送する交
換処理が出来るようになる。この場合、IEEE139
4インタフェース規格の超高速シリアルバスを用い、そ
の伝送帯域内で、同時に複数の通信チャネルを割り当
て、同時に複数の端末間で通信呼を設定している。更
に、一つの通信チャネルの信号を複数の受取側のノード
で引き取るように、その割り当てが出来るため、同一の
装置(内線ノード装置120)内での放送型通信のデー
タ転送が可能になる。
の指示でIEEE1394インタフェース規格の超高速
シリアルバスがデータ転送路をアイソクロナス又はアシ
ンクロナスでパケット転送を行い、多数の通信、音声、
静止画及び広帯域の動画のデータを即時的に転送する交
換処理が出来るようになる。この場合、IEEE139
4インタフェース規格の超高速シリアルバスを用い、そ
の伝送帯域内で、同時に複数の通信チャネルを割り当
て、同時に複数の端末間で通信呼を設定している。更
に、一つの通信チャネルの信号を複数の受取側のノード
で引き取るように、その割り当てが出来るため、同一の
装置(内線ノード装置120)内での放送型通信のデー
タ転送が可能になる。
【0073】図7は図2に示すマルチメディア交換装置
100の放送・回線I/F装置130に対する管理装置
140での交換処理の手順を示すフローチャートであ
る。この交換処理では、図2に示すI/F部130aに
ISDNにおける宅内制御装置の出力側からの着呼を管
理装置140が確認する(ステップS11)。次に、転
送先のデコード・再生装置161〜164の端末種別を
確認し(ステップS12)、発呼側からの識別データ
(ID)、例えば、内線電話機(デコード・再生装置1
61〜164)の電話番号を取得する(ステップS1
3)。
100の放送・回線I/F装置130に対する管理装置
140での交換処理の手順を示すフローチャートであ
る。この交換処理では、図2に示すI/F部130aに
ISDNにおける宅内制御装置の出力側からの着呼を管
理装置140が確認する(ステップS11)。次に、転
送先のデコード・再生装置161〜164の端末種別を
確認し(ステップS12)、発呼側からの識別データ
(ID)、例えば、内線電話機(デコード・再生装置1
61〜164)の電話番号を取得する(ステップS1
3)。
【0074】次に、この識別データ(ID)を、図3に
示すアシンクロナスの通信チャネルN1、アイソクロナ
スの通信チャネルN2〜N3の送出側ノードのアドレス
に変換する。この変換は図3に示すメモリ140などに
予め記憶しているデータテーブル(ID読替表)を利用
し、その規則化したノードアドレスに変換してID読替
を行う(ステップS14)。このノードアドレスを管理
装置140が取り込み、バスマネージャ140aが通信
チャネルの確保をシリアルバス部150に対して指示す
る(ステップS15,16,S17,S18)。
示すアシンクロナスの通信チャネルN1、アイソクロナ
スの通信チャネルN2〜N3の送出側ノードのアドレス
に変換する。この変換は図3に示すメモリ140などに
予め記憶しているデータテーブル(ID読替表)を利用
し、その規則化したノードアドレスに変換してID読替
を行う(ステップS14)。このノードアドレスを管理
装置140が取り込み、バスマネージャ140aが通信
チャネルの確保をシリアルバス部150に対して指示す
る(ステップS15,16,S17,S18)。
【0075】これによってシリアルバス部150を通じ
てデータ転送路が形成される。この後、内線電話機(デ
コード・再生装置161〜164)が放送・回線I/F
装置130を通じて発呼側と通話を行う(ステップS1
9)。次に、内線電話機(デコード・再生装置161〜
164)からのオンフック信号や発呼先からの終話信号
によって終話を確認して、通話路のデータ転送を切断
し、アイソクロナスの通信チャネルN2〜N3の開放を
行う(ステップS20,S21)。
てデータ転送路が形成される。この後、内線電話機(デ
コード・再生装置161〜164)が放送・回線I/F
装置130を通じて発呼側と通話を行う(ステップS1
9)。次に、内線電話機(デコード・再生装置161〜
164)からのオンフック信号や発呼先からの終話信号
によって終話を確認して、通話路のデータ転送を切断
し、アイソクロナスの通信チャネルN2〜N3の開放を
行う(ステップS20,S21)。
【0076】図8は図2中の内線ノード装置120の構
成をより具体的に示すブロック図であり、図9は図2中
の放送・回線I/F装置130の構成をより具体的に示
すブロック図である。図8に示す内線ノード装置220
は、バスライン200との間のインタフェースを処理す
る大規模集積回路(LSI)などで構成されるPHYユ
ニット220aと、リンクプロトコルを実行し、大規模
集積回路(LSI)などで構成されるリンクユニット2
20bと、通信、音声、静止画又は動画のデータをバス
ライン200へ送出し、かつ、伝送速度が異なる際のデ
ータを取り出すために蓄積加算して送出するレジスタを
備えたメモリ220cと、入力信号をデジタル信号に変
換(符号化)し、又は、デジタル信号をアナログ信号に
変換(復号化)するコーディング部220dとを有して
いる。
成をより具体的に示すブロック図であり、図9は図2中
の放送・回線I/F装置130の構成をより具体的に示
すブロック図である。図8に示す内線ノード装置220
は、バスライン200との間のインタフェースを処理す
る大規模集積回路(LSI)などで構成されるPHYユ
ニット220aと、リンクプロトコルを実行し、大規模
集積回路(LSI)などで構成されるリンクユニット2
20bと、通信、音声、静止画又は動画のデータをバス
ライン200へ送出し、かつ、伝送速度が異なる際のデ
ータを取り出すために蓄積加算して送出するレジスタを
備えたメモリ220cと、入力信号をデジタル信号に変
換(符号化)し、又は、デジタル信号をアナログ信号に
変換(復号化)するコーディング部220dとを有して
いる。
【0077】更に、図8に示す内線ノード装置220
は、コーディング部220dからの信号を送出し、か
つ、入力信号をコーディング部220dに送出するデー
タ処理部220eと、データ処理部220eからの信号
を出力、例えば、音声信号を出力するスピーカや、音声
信号を送出するマイクロホンで構成される入出力端末2
20fと、リンクユニット220bを制御してIEEE
1394インタフェース規格におけるアイソクロナス及
びアシンクロナスのパケット伝送制御を行うCPU22
0gとを有している。
は、コーディング部220dからの信号を送出し、か
つ、入力信号をコーディング部220dに送出するデー
タ処理部220eと、データ処理部220eからの信号
を出力、例えば、音声信号を出力するスピーカや、音声
信号を送出するマイクロホンで構成される入出力端末2
20fと、リンクユニット220bを制御してIEEE
1394インタフェース規格におけるアイソクロナス及
びアシンクロナスのパケット伝送制御を行うCPU22
0gとを有している。
【0078】次に、この内線ノード装置220の動作に
ついて説明する。入出力端末220fの音声信号などが
データ処理部220eを通じてコーディング部230に
送出され、このコーディング部230でサンプリングし
てデジタル変換したデータが、サンプリング時間ごとに
メモリ230cの一方のレジスタに1フレームデータと
して蓄積される。通常、データは同一サンプリングタイ
ミングで送出するノードアドレスをパケットに付加し
て、メモリ230cの他方のレジスタに1フレームデー
タとして転送する。
ついて説明する。入出力端末220fの音声信号などが
データ処理部220eを通じてコーディング部230に
送出され、このコーディング部230でサンプリングし
てデジタル変換したデータが、サンプリング時間ごとに
メモリ230cの一方のレジスタに1フレームデータと
して蓄積される。通常、データは同一サンプリングタイ
ミングで送出するノードアドレスをパケットに付加し
て、メモリ230cの他方のレジスタに1フレームデー
タとして転送する。
【0079】このメモリ230cの他方のレジスタから
リンクユニット220bでリンクプロトコルを実行し、
PHYユニット220aでバスライン200との間のイ
ンタフェースを処理してバスライン200へ転送する。
この場合、CPU220gがリンクユニット220bを
制御してアイソクロナス及びアシンクロナスのパケット
伝送制御を行う。なお、この逆の動作によってバスライ
ン200からデータを取り込んで入出力端末220fか
ら送出する。
リンクユニット220bでリンクプロトコルを実行し、
PHYユニット220aでバスライン200との間のイ
ンタフェースを処理してバスライン200へ転送する。
この場合、CPU220gがリンクユニット220bを
制御してアイソクロナス及びアシンクロナスのパケット
伝送制御を行う。なお、この逆の動作によってバスライ
ン200からデータを取り込んで入出力端末220fか
ら送出する。
【0080】図9に示す通信回線I/F装置230は、
図8に示す内線ノード装置220と同様に動作するバス
ライン200,PHYユニット230a、リンクユニッ
ト230b、メモリ230c、コーディング部230
d、データ処理部230e,CPU230gと共に、マ
イクロホン及びスピーカからなる受話器230fと、例
えば、発信、着信の操作及び電話番号などを入力するた
めの入力操作端末23hと、通信回線などのネットワー
クとのインタフェースを処理するネットワークI/Fユ
ニット(NIU)/PHY部230iと、通信回線など
のネットワークとのリンクを処理するネットワークI/
Fユニット(NIU)/リンク部230jとを有してい
る。
図8に示す内線ノード装置220と同様に動作するバス
ライン200,PHYユニット230a、リンクユニッ
ト230b、メモリ230c、コーディング部230
d、データ処理部230e,CPU230gと共に、マ
イクロホン及びスピーカからなる受話器230fと、例
えば、発信、着信の操作及び電話番号などを入力するた
めの入力操作端末23hと、通信回線などのネットワー
クとのインタフェースを処理するネットワークI/Fユ
ニット(NIU)/PHY部230iと、通信回線など
のネットワークとのリンクを処理するネットワークI/
Fユニット(NIU)/リンク部230jとを有してい
る。
【0081】次に、この図9に示す通信回線I/F装置
230の動作について説明する。この通信回線I/F装
置230は、バスライン200からCPU230gまで
の構成における動作が前記の内線ノード装置220と同
様であり、入力操作端末230hが電話機の場合に対応
するマイクロホン及びスピーカ230fとなっている。
更に、ここではNIU/PHY部230iが通信回線な
どのネットワークとのリンクを処理し、また、NIU/
リンク部230jが、通信回線などのネットワークとの
インタフェースを処理する。この場合、CPU220g
がリンクユニット230b及びNIU/リンク部230
jを制御してアイソクロナス及びアシンクロナスのパケ
ット伝送制御を行う。
230の動作について説明する。この通信回線I/F装
置230は、バスライン200からCPU230gまで
の構成における動作が前記の内線ノード装置220と同
様であり、入力操作端末230hが電話機の場合に対応
するマイクロホン及びスピーカ230fとなっている。
更に、ここではNIU/PHY部230iが通信回線な
どのネットワークとのリンクを処理し、また、NIU/
リンク部230jが、通信回線などのネットワークとの
インタフェースを処理する。この場合、CPU220g
がリンクユニット230b及びNIU/リンク部230
jを制御してアイソクロナス及びアシンクロナスのパケ
ット伝送制御を行う。
【0082】図10は図2に示す構成例をデジタル家電
装置で構成したマルチメディア交換システムを示すブロ
ック図である。このマルチメディア交換システムは、デ
ータ端末251、電話機252を収容するISDN25
3に接続されるデジタル回線終端装置(DSU)254
と、汎用小型コンピュータを用いた図3に示す構成と同
様に動作するマルチメディア交換装置260と、データ
端末271、電話機272を収容するPSTN273が
接続される宅内制御装置(NCU)274とを有してい
る。
装置で構成したマルチメディア交換システムを示すブロ
ック図である。このマルチメディア交換システムは、デ
ータ端末251、電話機252を収容するISDN25
3に接続されるデジタル回線終端装置(DSU)254
と、汎用小型コンピュータを用いた図3に示す構成と同
様に動作するマルチメディア交換装置260と、データ
端末271、電話機272を収容するPSTN273が
接続される宅内制御装置(NCU)274とを有してい
る。
【0083】更に、このマルチメディア交換システム
は、アンテナ及び分配器を通じて公衆TV放送を受信し
た際の動画(映像)データを送出するテレビジョン(T
V)チューナ280と、アンテナ及び分配器を通じてラ
ジオ放送を受信した音声信号するAM/FMチューナ2
81と、撮影した静止画データを送出するデジタルカメ
ラ282と、撮影した動画データを送出するビデオカメ
ラ283と、バイナリ伝送制御手順による静止画(イメ
ージデータ)のファクシミリ通信を行うファクシミリ機
290とを有している。
は、アンテナ及び分配器を通じて公衆TV放送を受信し
た際の動画(映像)データを送出するテレビジョン(T
V)チューナ280と、アンテナ及び分配器を通じてラ
ジオ放送を受信した音声信号するAM/FMチューナ2
81と、撮影した静止画データを送出するデジタルカメ
ラ282と、撮影した動画データを送出するビデオカメ
ラ283と、バイナリ伝送制御手順による静止画(イメ
ージデータ)のファクシミリ通信を行うファクシミリ機
290とを有している。
【0084】また、このマルチメディア交換システム
は、キーボードを備えたパーソナルコンピュータ本体2
91と、電話機292と、原稿を読み取った静止画(イ
メージデータ)を送出する読取装置301と、再生した
動画データを送出するビデオテープレコーダ(VTR)
302とを有し、更に、オーディオテープ、コンパクト
ディスク(CD)、マイクロディスク(MD)などのオ
ーディオ信号を録音し、又は、再生したオーディオ信号
を出力するオーディオ装置303と、静止画又は動画を
画面表示するブラウン管(CRT)又は液晶ディスプレ
イ(LCD)を備えたモニタ装置304と、静止画(イ
メージデータ)を印刷したハードコピーを出力するプリ
ンタ305とを有している。
は、キーボードを備えたパーソナルコンピュータ本体2
91と、電話機292と、原稿を読み取った静止画(イ
メージデータ)を送出する読取装置301と、再生した
動画データを送出するビデオテープレコーダ(VTR)
302とを有し、更に、オーディオテープ、コンパクト
ディスク(CD)、マイクロディスク(MD)などのオ
ーディオ信号を録音し、又は、再生したオーディオ信号
を出力するオーディオ装置303と、静止画又は動画を
画面表示するブラウン管(CRT)又は液晶ディスプレ
イ(LCD)を備えたモニタ装置304と、静止画(イ
メージデータ)を印刷したハードコピーを出力するプリ
ンタ305とを有している。
【0085】図10中のマルチメディア交換装置260
は、ISDNとのインタフェースをデジタル回線終端装
置254の出力側を通じて処理するターミナルアダプタ
(TA)260aと、ISDNとのインタフェースを宅
内制御装置274を通じて処理するモデム260bと、
各部を制御し、特に、IEEE1394インタフェース
規格による超高速シリアルバスによってデータの交換処
理における制御を実行する制御部260cと、入出力
(I/O)部260dを通じて接続される表示部260
e、プリンタ260f及びキーボード260gとを有し
ている。
は、ISDNとのインタフェースをデジタル回線終端装
置254の出力側を通じて処理するターミナルアダプタ
(TA)260aと、ISDNとのインタフェースを宅
内制御装置274を通じて処理するモデム260bと、
各部を制御し、特に、IEEE1394インタフェース
規格による超高速シリアルバスによってデータの交換処
理における制御を実行する制御部260cと、入出力
(I/O)部260dを通じて接続される表示部260
e、プリンタ260f及びキーボード260gとを有し
ている。
【0086】更に、マルチメディア交換装置260は、
入出力(I/O)部260hを通じて接続されるフロッ
ピーディスク装置260i及びハードディスク装置26
0jと、上記のTVチューナ280からプリンタ305
とが接続されて、それぞれの信号をやり取りするための
入出力(I/O)部260kとを有している。
入出力(I/O)部260hを通じて接続されるフロッ
ピーディスク装置260i及びハードディスク装置26
0jと、上記のTVチューナ280からプリンタ305
とが接続されて、それぞれの信号をやり取りするための
入出力(I/O)部260kとを有している。
【0087】次に、この図10に示すマルチメディア交
換システム交換処理について説明する。このマルチメデ
ィア交換装置260は、図1に示すマルチメディア交換
装置15、図2及び図3に示すマルチメディア交換装置
100と同様に動作する。このマルチメディア交換装置
260によって、上記のTVチューナ280からプリン
タ305までの間でIEEE1394インタフェース規
格による超高速シリアルバスを通じた交換処理における
識別データ(ID)の自動割り付けによって通信、音
声、静止画又は動画のデータを自動的に交換する処理を
行う。
換システム交換処理について説明する。このマルチメデ
ィア交換装置260は、図1に示すマルチメディア交換
装置15、図2及び図3に示すマルチメディア交換装置
100と同様に動作する。このマルチメディア交換装置
260によって、上記のTVチューナ280からプリン
タ305までの間でIEEE1394インタフェース規
格による超高速シリアルバスを通じた交換処理における
識別データ(ID)の自動割り付けによって通信、音
声、静止画又は動画のデータを自動的に交換する処理を
行う。
【0088】ISDN253からのデータ端末251又
は電話機252の発呼をデジタル回線終端装置254を
通じてマルチメディア交換装置260が受信する。マル
チメディア交換装置260は発呼をターミナルアダプタ
(TA)260aを通じて制御部260cが取り込み、
図7に示す処理手順に基づいて、I/O部260kを通
じて電話機292を呼び出し、かつ、通話を行う。PS
TN273が収容するデータ端末271又は電話機27
2からの発呼も同様に宅内制御装置274を通じてマル
チメディア交換装置260が行う。
は電話機252の発呼をデジタル回線終端装置254を
通じてマルチメディア交換装置260が受信する。マル
チメディア交換装置260は発呼をターミナルアダプタ
(TA)260aを通じて制御部260cが取り込み、
図7に示す処理手順に基づいて、I/O部260kを通
じて電話機292を呼び出し、かつ、通話を行う。PS
TN273が収容するデータ端末271又は電話機27
2からの発呼も同様に宅内制御装置274を通じてマル
チメディア交換装置260が行う。
【0089】また、TVチューナ280が動作して動画
データを送出すると、マルチメディア交換装置260の
自動割り付け転送の交換処理によって、動画データをモ
ニタ装置304に送出し、ここでのCRT又はLCDに
画面表示する。同様に、AM/FMチューナ281が動
作して音声信号を送出するとマルチメディア交換装置2
60の自動割り付け転送の交換処理によって音声信号を
オーディオ装置303に送出し、ここでのオーディオテ
ープに録音し、又は、スピーカから音出力する。また、
デジタルカメラ282が動作して撮影した静止画データ
を送出すると、マルチメディア交換装置260の自動割
り付け転送の交換処理によって、この静止画データがプ
リンタ305に送出されて印刷したハードコピーを出力
し、同時にモニタ装置304で映し出される。
データを送出すると、マルチメディア交換装置260の
自動割り付け転送の交換処理によって、動画データをモ
ニタ装置304に送出し、ここでのCRT又はLCDに
画面表示する。同様に、AM/FMチューナ281が動
作して音声信号を送出するとマルチメディア交換装置2
60の自動割り付け転送の交換処理によって音声信号を
オーディオ装置303に送出し、ここでのオーディオテ
ープに録音し、又は、スピーカから音出力する。また、
デジタルカメラ282が動作して撮影した静止画データ
を送出すると、マルチメディア交換装置260の自動割
り付け転送の交換処理によって、この静止画データがプ
リンタ305に送出されて印刷したハードコピーを出力
し、同時にモニタ装置304で映し出される。
【0090】ビデオカメラ283から撮影した動画デー
タを送出すると、マルチメディア交換装置260の自動
交換処理によってモニタ装置304で映し出される。こ
れらと同様にして、ファクシミリ機190、パーソナル
コンピュータ本体291、読取装置301、ビデオテー
プレコーダ(VTR)302及びオーディオ装置303
の動作による通信、音声、静止画又は動画のデータの自
動的な交換処理が行われる。
タを送出すると、マルチメディア交換装置260の自動
交換処理によってモニタ装置304で映し出される。こ
れらと同様にして、ファクシミリ機190、パーソナル
コンピュータ本体291、読取装置301、ビデオテー
プレコーダ(VTR)302及びオーディオ装置303
の動作による通信、音声、静止画又は動画のデータの自
動的な交換処理が行われる。
【0091】なお、上記実施形態では、情報が送出側の
入力レジスタ120e、レジスタ130d及び受取側の
出力レジスタ120f、レジスタ130eを設けてサン
プリング間隔を吸収しているが、この場合、受取側のア
シンクロナスの通信チャネルNa、アイソクロナスの通
信チャネルNb〜Ndでの処理が不要になるが、バスラ
イン55にデータ量が多いリアルタイムデータが間欠的
に流れる。このため多発するデータの転送処理負担が大
きくなる。
入力レジスタ120e、レジスタ130d及び受取側の
出力レジスタ120f、レジスタ130eを設けてサン
プリング間隔を吸収しているが、この場合、受取側のア
シンクロナスの通信チャネルNa、アイソクロナスの通
信チャネルNb〜Ndでの処理が不要になるが、バスラ
イン55にデータ量が多いリアルタイムデータが間欠的
に流れる。このため多発するデータの転送処理負担が大
きくなる。
【0092】この転送処理負担を避けるためには、受取
側のアシンクロナスの通信チャネルNa、アイソクロナ
スの通信チャネルNb〜Nd側で所定サンプリング間隔
になるまで転送データを加算する処理を行う。また、送
出側及び受取側の両方のサンプリング間隔が長くなっ
て、データ転送処理の負担が大きくなる場合、送出側の
データフレームを分割して、データ転送処理の負担が小
さくなるように、そのサンプリング間隔を短くする処理
を行う。
側のアシンクロナスの通信チャネルNa、アイソクロナ
スの通信チャネルNb〜Nd側で所定サンプリング間隔
になるまで転送データを加算する処理を行う。また、送
出側及び受取側の両方のサンプリング間隔が長くなっ
て、データ転送処理の負担が大きくなる場合、送出側の
データフレームを分割して、データ転送処理の負担が小
さくなるように、そのサンプリング間隔を短くする処理
を行う。
【0093】また、この実施形態では、本発明にかかる
制御プログラム(ソフトウェア)を搭載し、かつ、多数
のデジタル家電装置をコネクタなどで接続する汎用小型
コンピュータをマルチメディア交換装置として利用する
構成をもって説明したが、他の構成でも良い。例えば、
既存のパーソナルコンピュータに制御プログラム(ソフ
トウェア)を搭載し、かつ、多数のデジタル家電装置を
接続すると共に、この既存のパーソナルコンピュータと
間でインタフェース処理をもって接続するホストアダプ
タを接続する構成でも良い。
制御プログラム(ソフトウェア)を搭載し、かつ、多数
のデジタル家電装置をコネクタなどで接続する汎用小型
コンピュータをマルチメディア交換装置として利用する
構成をもって説明したが、他の構成でも良い。例えば、
既存のパーソナルコンピュータに制御プログラム(ソフ
トウェア)を搭載し、かつ、多数のデジタル家電装置を
接続すると共に、この既存のパーソナルコンピュータと
間でインタフェース処理をもって接続するホストアダプ
タを接続する構成でも良い。
【0094】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のマルチメディア交換装置によれば、IEEE1394
インタフェース規格による超高速シリアルバスを使用
し、複数種のデータをアイソクロナス及び/又はアシン
クロナスの通信チャネルを通じたパケットとして、複数
のデータ送出装置及び複数のデータ受取装置のそれぞれ
の識別コードに基づいて自動的に割り付けて転送してい
る。
のマルチメディア交換装置によれば、IEEE1394
インタフェース規格による超高速シリアルバスを使用
し、複数種のデータをアイソクロナス及び/又はアシン
クロナスの通信チャネルを通じたパケットとして、複数
のデータ送出装置及び複数のデータ受取装置のそれぞれ
の識別コードに基づいて自動的に割り付けて転送してい
る。
【0095】この結果、多数のデジタル家電装置などを
使用する比較的小規模システムにおける通信、音声、静
止画及び広帯域の動画の多種データをビジー状態が発生
することなく即時的に転送する交換処理が可能になる。
使用する比較的小規模システムにおける通信、音声、静
止画及び広帯域の動画の多種データをビジー状態が発生
することなく即時的に転送する交換処理が可能になる。
【0096】また、本発明のマルチメディア交換装置に
よれば、この装置をデジタル家電装置間のデータ交換を
行うマルチメディア交換システムに装備している。さら
に、このマルチメディア交換装置として、複数のデジタ
ル家電装置を接続してIEEE1394インタフェース
規格によるデータ転送を行う汎用小型コンピュータ、又
は、汎用小型コンピュータにIEEE1394インタフ
ェース規格の搭載し、かつ、ホストアダプタに複数のデ
ジタル家電装置を接続して交換処理を行っている。
よれば、この装置をデジタル家電装置間のデータ交換を
行うマルチメディア交換システムに装備している。さら
に、このマルチメディア交換装置として、複数のデジタ
ル家電装置を接続してIEEE1394インタフェース
規格によるデータ転送を行う汎用小型コンピュータ、又
は、汎用小型コンピュータにIEEE1394インタフ
ェース規格の搭載し、かつ、ホストアダプタに複数のデ
ジタル家電装置を接続して交換処理を行っている。
【0097】この結果、プラグアンドプレイが容易かつ
確実に可能になり、そのマルチメディア交換装置の設
置、設定等が専門知識を有しないで容易に出来るように
なる。
確実に可能になり、そのマルチメディア交換装置の設
置、設定等が専門知識を有しないで容易に出来るように
なる。
【図1】本発明のマルチメディア交換装置の実施形態に
おける基本構成を示すブロック図である。
おける基本構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態にあって具体的なマルチメディア交換
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2中における要部の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】実施形態にあってパケット伝送方式を説明すた
めの図である。
めの図である。
【図5】実施形態にあってアシンクロナスサブアクショ
ンを説明すための図である。
ンを説明すための図である。
【図6】実施形態にあってアイソクロナスサブアクショ
ンを説明すための図である。
ンを説明すための図である。
【図7】図2に示すマルチメディア交換装置での交換処
理を説明するためのフローチャートである。
理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図2中の内線ノード装置の構成をより具体的に
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図9】図2中の通信回線I/F装置の構成をより具体
的に示すブロック図である。
的に示すブロック図である。
【図10】図2に示す構成例をデジタル家電装置で構成
したマルチメディア交換システムを示すブロック図であ
る。
したマルチメディア交換システムを示すブロック図であ
る。
【図11】従来のリアルタイム交換を行うスイッチ型交
換装置の概略構成を示すブロック図である。
換装置の概略構成を示すブロック図である。
【図12】従来のリアルタイム交換を行うバス型交換装
置の概略構成を示すブロック図である。
置の概略構成を示すブロック図である。
【図13】従来例での転送プロトコルを利用した交換装
置の構成例を説明するための図である。
置の構成例を説明するための図である。
15,100 マルチメディア交換装置 20 回線インタフェース装置 30,120 内線ノード装置 40 外線ノード装置 45 シリアルバス 120a 信号取込部 120b 操作制御部 120c コーディング部 120d 伝送速度変換部 120e 入力レジスタ 120f 出力レジスタ 130 放送・回線インタフェース装置 130a インタフェース部 130b 通信チャネル分離多重化部 130c データ部 130d,130e レジスタ 140 管理装置 140a バスマネージャ 140b 通信制御部 140c 交換制御部 140d メモリ 150 シリアルバス部 161〜164 デコード・再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/06 H04L 11/20 B H04Q 3/00 102A 11/04 H04Q 11/04 R
Claims (15)
- 【請求項1】 複数のデータ送出装置と複数のデータ受
取装置との間のデータを転送するマルチメディア交換装
置において、 超高速シリアルバスの複数の送出側ノードにそれぞれ接
続される複数のデータ送出装置及び複数の受取側ノード
にそれぞれ接続される複数のデータ受取装置の間で複数
種データを、アイソクロナス及び/又はアシンクロナス
の通信チャネルのパケットに生成し、自動的に複数のデ
ータ送出装置及び複数のデータ受取装置を識別する識別
コードに基づいて割り付けて転送する転送処理手段を備
えることを特徴とするマルチメディア交換装置。 - 【請求項2】 前記超高速シリアルバスが、 IEEE1394インタフェース規格のシリアルバスで
あり、 前記複数のデータ送出装置が、 複数種のデータとしての通信、音声、静止画又は動画の
それぞれのデータを送出する装置であり、 前記複数のデータ受取装置が、 受け取ったパケットをデコードして再生する装置である
ことを特徴とする請求項1記載のマルチメディア交換装
置。 - 【請求項3】 前記複数のデータ送出装置及び複数のデ
ータ受取装置のそれぞれの識別コードに基づいた割り付
けによる転送として、 超高速シリアルバスの伝送帯域内で同時に複数の通信チ
ャネル及び複数の送出側及び受取側ノードを割り当て、
同時に前記複数のデータ送出装置及び複数のデータ受取
装置で通信呼を設定してパケット転送を行うことを特徴
とする請求項1記載のマルチメディア交換装置。 - 【請求項4】 前記複数のデータ送出装置及び複数のデ
ータ受取装置のそれぞれの識別コードに基づいた割り付
けによる転送として、 超高速シリアルバスの伝送帯域内で一つの通信チャネル
のパケットを同時に前記複数の受信側ノードにそれぞれ
接続されるデータ受取装置で引き取る通信呼を設定する
放送型通信によるデータ転送を行うことを特徴とする請
求項1記載のマルチメディア交換装置。 - 【請求項5】 前記転送処理手段として、 通信網とのインタフェース処理及び前記通信網との間の
データを、アイソクロナス及び/又はアシンクロナスに
よる通信チャネルを通じたパケット転送で交換処理する
回線インタフェース装置と、 通信、音声、静止画又は動画のデータを取り込み、この
取り込んだデータをアイソクロナス及び/又はアシンク
ロナスの通信チャネルを通じたパケット転送で交換処理
するための内線ノード装置と、 前記通信網に接続される通信装置との間のデータを、ア
イソクロナス及び/又はアシンクロナスの通信チャネル
を通じたパケット転送で交換処理するための外線ノード
装置と、 前記回線インタフェース装置、内線ノード装置及び外線
ノード装置との間のアイソクロナス及び/又はアシンク
ロナスのパケットを識別コードに基づいて自動的に割り
付けて転送するためのシリアルバス部と、 を備え、それぞれがIEEE1394インタフェース規
格に対応して動作することを特徴とする請求項1記載の
マルチメディア交換装置。 - 【請求項6】 前記回線インタフェース装置が、通信網
と内線ノード装置及び外線ノード装置との間でアイソク
ロナス及びアシンクロナスの通信チャネルを通じたパケ
ット転送による交換処理を制御する制御及び交換部と、
データ転送を行うトランスポート部と、リンクプロトコ
ルを実行するリンク部と、前記通信網インタフェースを
処理する物理層と、シリアルバスとのインタフェースを
処理するPHY部とを有し、かつ、 前記内線ノード装置が、前記回線インタフェース装置及
び外線ノード装置との間でアイソクロナス及びアシンク
ロナスの通信チャネルを通じたパケット転送による交換
処理を制御する制御及び交換部と、データ転送を行うト
ランスポート部と、リンクプロトコルを実行するリンク
部と、前記シリアルバスとのインタフェースを処理する
PHY部とを有すると共に、 前記外線ノード装置が、前記回線インタフェース装置及
び内線ノード装置との間でアイソクロナス及びアシンク
ロナスの通信チャネルを通じたパケット転送による交換
処理を制御する制御及び交換部と、データ転送を行うト
ランスポート部と、リンクプロトコルを実行するリンク
部と、前記シリアルバスとのインタフェースを処理する
PHY部と、 を備えることを特徴とする請求項5記載のマルチメディ
ア交換装置。 - 【請求項7】 前記転送処理手段として、 通信、音声、静止画又は動画の入力信号をアシンクロナ
ス制御によって送出する内線ノード装置と、 通信、音声、静止画又は動画の入力信号をアイソクロナ
ス制御によって送受信する放送・回線インタフェース装
置と、 前記内線ノード装置及び放送・回線インタフェース装置
からのパケット転送の管理制御を行う管理装置と、 IEEE1394インタフェース規格に基づいて前記内
線ノード装置及び放送・回線インタフェース装置におけ
るアイソクロナス及びアシンクロナスの通信チャネルを
通じたパケットを識別コードに基づいて複数の受取側ノ
ードに接続されるデータ受取装置に自動的に割り付けて
転送するためのシリアルバス部と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のマルチメディ
ア交換装置。 - 【請求項8】 前記内線ノード装置として、 通信、音声、静止画又は動画の入力信号を取り込み識別
データに基づいてデータ送出装置及びデータ受取装置を
選択する信号取込部と、 前記信号取込部の選択に基づいた自動割り付けを指示す
る操作制御部と、 前記信号取込部からの入力信号を任意周波数でサンプリ
ングしてデジタル信号に変換し、かつ、速度変換を行う
コーディング部及び伝送速度変換部と、 前記伝送速度変換部からの通信、音声、静止画又は動画
のデータをシリアルバス部に送出する処理と共に、伝送
速度が異なるデータ受取装置がシリアルバス部から取り
出すために蓄積加算して送出するレジスタ部と、 を備えることを特徴とする請求項7記載のマルチメディ
ア交換装置。 - 【請求項9】 前記放送・回線インタフェース装置とし
て、 通信データをやり取りし、かつ、放送データ受信のイン
タフェース処理を行うインタフェース部と、 前記インタフェース部からの通信、音声、静止画又は動
画のデータを通信及び制御のチャネルに分離し、かつ、
送信時に多重化を行う通信チャネル分離多重化部と、 前記通信チャネル分離多重化部とシリアルバス部との間
で通信、音声、静止画又は動画のデータを管理装置の制
御でやり取りし、伝送速度が異なるデータ受取装置がパ
ケットを取り出すために蓄積加算して送出するレジスタ
部と、 を備えることを特徴とする請求項7記載のマルチメディ
ア交換装置。 - 【請求項10】 前記管理装置として、 内線ノード装置及び放送・回線インタフェース装置から
のパケットをIEEE1394インタフェース規格に基
づいたアイソクロナス及びアシンクロナスの通信チャネ
ルに割り当てる処理を行うバスマネージャと、 前記内線ノード装置の操作制御部からの指示情報と、内
線ノード装置及び放送・回線インタフェース装置のレジ
スタ部に蓄積された処理情報と、前記指示情報に基づい
てアイソクロナスの通信チャネル及びアシンクロナスの
通信チャネルの割り当てに必要な転送先の識別データ、
伝送帯域幅及びサンプリングレートのデータを前記バス
マネージャに送出するための転送プロトコルに対応した
制御プログラムを実行する交換通信制御部と、 前記交換通信制御部へ送出する制御情報データを記憶す
るメモリと、 を備えることを特徴とする請求項7記載のマルチメディ
ア交換装置。 - 【請求項11】 前記シリアルバス部として、 バスライン上でバスマネージャの指示によってアシンク
ロナス及びアイソクロナスの通信チャネルを通じた送出
側及び受取側のノードでのパケット転送を処理する通信
チャネル部を備えることを特徴とするマルチメディア交
換装置。 - 【請求項12】 前記メモリに、 通信、音声、静止画又は動画のデータに識別データを付
与するためのデータテーブルを備えることを請求項11
記載の特徴とするマルチメディア交換装置。 - 【請求項13】 前記内線ノード装置及び放送・回線イ
ンタフェース装置レジスタ部のレジスタ部でのサンプリ
ング間隔の吸収において、 データの転送処理負担を低減するために管理装置での管
理制御によって受取側のアシンクロナス及び/又はアイ
ソクロナスの通信チャネルにおける受取側ノードで所定
サンプリング間隔になるまで転送データを加算する処理
を行い、又は、送出側及び受取側のノードでのサンプリ
ング間隔が長くなって、データ転送処理の負担が大きく
なる場合、送出側ノードでのデータフレームを分割し
て、サンプリング間隔を短くする制御を行うことを特徴
とする請求項8,9記載のマルチメディア交換装置。 - 【請求項14】 前記請求項1乃至請求項3記載のマル
チメディア交換装置を、デジタル家電装置間のデータ交
換を行うマルチメディア交換システムに設けることを特
徴とするマルチメディア交換装置。 - 【請求項15】 前記請求項14記載のマルチメディア
交換装置として、 複数のデジタル家電装置を接続してIEEE1394イ
ンタフェースによるデータ転送を行う汎用小型コンピュ
ータ、又は、汎用小型コンピュータに複数のデジタル家
電装置を接続してIEEE1394インタフェースによ
るデータ転送を行うホストアダプタを接続した構成を用
いることを特徴とするマルチメディア交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3185098A JPH11234313A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | マルチメディア交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3185098A JPH11234313A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | マルチメディア交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11234313A true JPH11234313A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12342535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3185098A Pending JPH11234313A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | マルチメディア交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11234313A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533951A (ja) * | 2000-05-12 | 2003-11-11 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | デバイス相互運用性向上のための装置および方法 |
US6934281B2 (en) | 1999-12-10 | 2005-08-23 | Nec Corporation | Packet processing apparatus, and packet processing method |
JP2011030147A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Alpine Electronics Inc | 通信装置 |
JP5197765B2 (ja) * | 2008-12-25 | 2013-05-15 | 三菱電機株式会社 | 通信管理装置および通信装置 |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP3185098A patent/JPH11234313A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6934281B2 (en) | 1999-12-10 | 2005-08-23 | Nec Corporation | Packet processing apparatus, and packet processing method |
JP2003533951A (ja) * | 2000-05-12 | 2003-11-11 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | デバイス相互運用性向上のための装置および方法 |
JP4851675B2 (ja) * | 2000-05-12 | 2012-01-11 | トムソン ライセンシング | デバイス相互運用性向上のための装置および方法 |
JP5197765B2 (ja) * | 2008-12-25 | 2013-05-15 | 三菱電機株式会社 | 通信管理装置および通信装置 |
US9184933B2 (en) | 2008-12-25 | 2015-11-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication management apparatus, communication apparatus, and communication method |
US9270483B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-02-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication management apparatus, communication apparatus, and communication method |
US9461838B2 (en) | 2008-12-25 | 2016-10-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication management apparatus, communication apparatus, and communication method |
JP2011030147A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Alpine Electronics Inc | 通信装置 |
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