JPH11252153A - データ通信システム、データ通信装置及びデータ通信方法 - Google Patents

データ通信システム、データ通信装置及びデータ通信方法

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JPH11252153A
JPH11252153A JP6621698A JP6621698A JPH11252153A JP H11252153 A JPH11252153 A JP H11252153A JP 6621698 A JP6621698 A JP 6621698A JP 6621698 A JP6621698 A JP 6621698A JP H11252153 A JPH11252153 A JP H11252153A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ転送中断により失われたデータを容易
に検出できるようにして、該データ転送の中断からの復
帰を確実に、かつ簡単に行うことができるようにする。 【解決手段】 情報データを送信する送信機器と該情報
データを受信する受信機器との間の論理的な接続を示す
コネクションIDを用いて通信を行なうデータ通信シス
テムにおいて、前記情報データは、前記コネクションI
Dを用いて設定されるメモリ空間の所定の領域に格納さ
れるようにして、ノードオフセットの授受のための転送
オーバーヘッドをなくして、転送開始までの遅延を軽減
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ム、データ通信装置及びデータ通信方法に関し、特に、
制御信号とデータを混在させて通信することが可能なデ
ータ通信バスを用いて複数電子機器(以下、機器)間を
接続して、各機器間でデータ通信を行うシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン周辺機器の中で、最も利用頻度
が高いのはハードディスクやプリンタであり、これらの
周辺装置は小型コンピュータ用汎用型インターフェイス
で代表的なデジタルインターフェイス( 以下、デジタル
I/F)であるSCSI等をもってパソコン間との接続がなさ
れ、データ通信が行われている。
【0003】また、デジタルカメラやデジタルビデオカ
メラといった記録再生装置もパソコン( 以下、PC) への
入力手段として、周辺装置の1つであり、近年、デジタ
ルカメラやビデオカメラで撮影した静止画や動画といっ
た映像をPCへ取り込み、ハードディスクに記憶したり、
またはPCで編集した後、プリンタでカラープリントする
といった分野の技術が進んでおり、ユーザーも増えてい
る。
【0004】取り込んだ画像データをPCからプリンタや
ハードディスクへ出力する際などに、前記のSCSI等を経
由してデータ通信がされるものであり、そのようなとき
画像データのようにデータ量の多い情報を送るために
も、こういったデジタルI/F には転送データレートの高
い、かつ汎用性のあるものが必要とされる。
【0005】図6に、従来の例としてデジタルカメラ、
PC及びプリンタを接続したときのブロック図を示す。図
6において、101 はデジタルカメラ、102 はパソコン(P
C)、103 はプリンタである。
【0006】さらに、104 はデジタルカメラ101 の記録
部であるメモリ、105 は画像データの復号化回路、106
は画像処理部、107 はD/A コンバータ、108 は表示部で
あるEVF 、109 はデジタルカメラ101 のデジタルI/O
部、110 はPCのデジタルI/O 部、111 はキーボードやマ
ウスなどの操作部、112 は画像データの復号化回路、11
3 はディスプレイである。114 はハードディスク装置、
115 はRAM 等のメモリ、116 は演算処理部である。
【0007】MPU117はPCI バス、118 はPC102 のSCSIイ
ンタフェース、119 はPC102 とSCSIケーブルで繋がった
プリンタ103 のSCSIインターフェイス、120 はメモリ、
121はプリンタヘッド、122 はプリンタ103 を制御する
プリンタコントローラ、123はドライバである。
【0008】デジタルカメラ101 で撮像した画像をPC10
2 に取り込み、またPC102 からプリンタ103 へ出力する
ときの手順の説明を行う。デジタルカメラ101 のメモリ
104に記憶されている画像データが読みだされると、読
み出された画像データのうち一方は復号化回路105 で復
号化され、画像処理回路106 で表示するための画像処理
がなされ、D/A コンバータ107 を経て、EVF108で表示さ
れる。また一方では、外部出力するためにデジタルI/O
部109 から、ケーブルを伝わってPC 102のデジタルI/O
部110 へ至る。
【0009】PC 102内では、PCI バス117 を相互伝送の
バスとして、デジタルI/O 部110 から入力した画像デー
タは、記憶する場合はハードディスク114 で記憶され、
表示する場合は復号化回路112 で復号化された後、メモ
リ115 で表示画像としてメモリされて、ディスプレイ11
3 でアナログ信号に変換されてから表示される。PC 102
での編集時等の操作入力は操作部111 から行い、PC102
全体の処理はMPU 116で行う。
【0010】また、画像をプリント出力する際は、PC 1
02内のSCSIインターフェイスボード118 から画像データ
をSCSIケーブルにのせて伝送し、プリンタ103 側のSCS
I インターフェイス119 で受信し、メモリ120 でプリン
ト画像として形成され、プリンタコントローラ122 の制
御でプリンタヘッド121 とドライバ123 が動作して、メ
モリ120 から読み出したプリント画像データをプリント
する。
【0011】以上が、従来の画像データをPC取り込み、
またはプリントするまでの手順である。このように、従
来はホストであるPCにそれぞれの機器が接続され、PCを
介してから、記録再生装置で撮像した画像データをプリ
ントしている。
【0012】また、ディジタルVTR 、TV、チューナなど
のAV機器や、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す
る)等をIEEE1394 -1995規格(以下、IEEE1394規格と称
する)に準拠したデジタルインターフェイスを用いて相
互に接続し、これらの間においてディジタルビデオ信
号、ディジタルオーディオ信号などを送受信する通信シ
ステムが提案されている。
【0013】このシステムにおいては、リアルタイムに
データ転送することが重要となるため、いわゆる同期通
信( 以下、Isochronous 通信と称する) によって、デー
タ通信を行なっている。
【0014】この場合には、データ転送のリアルタイム
性は保証されるが、通信が確実に行なわれるかは保証さ
れない。しかしながら、前記従来例で挙げたデジタルイ
ンターフェイスの問題点として、SCSIには転送データレ
ートの低いものや、パラレル通信のためケーブルが太い
もの、接続される周辺機器の種類や数、接続方式などに
も制限があり、多くの面での不便利性も指摘されてい
る。
【0015】また、IEEE1394規格のIsochronus通信で
は、同期通信を行なうため、通信が確実に行なわれるか
は保証されない。したがって、確実にデータ転送を行な
いたい場合には、Isochronous 通信を使用することは好
ましくない。
【0016】また、IEEE1394規格のIsochronous 通信で
は、通信帯域に空きがある場合にも、通信の総数が64に
制限される。このため、通信帯域をあまり要求しないよ
うな通信を多数行ないたい場合には、Isochronous 通信
を使用することはできないといった問題点があった。
【0017】また、IEEE1394規格の通信方式では、デー
タ転送の間に、バスリセットやエラーによる、データ転
送の中断が生じることが考えられる。この場合、IEEE13
94規格の通信方式では、どのようなデータ内容が失われ
たのかを知ることができない。また、IEEE1394規格の通
信方式では、該データ転送中断からの復帰を行なうため
には、非常に繁雑な通信手順を踏むことを要求されると
いう問題点があった。
【0018】前記問題点を解決するために、シリアルバ
ス上に接続された、任意のデータを送信するためのソー
スノードと、該データを受信するデスティネーションノ
ードとの間を、論理的な接続をあらわすコネクションID
番号で論理的に接続するプロトコルが提案されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記コ
ネクションIDを用いるプロトコルにおいては、任意のデ
ータを送信するためのソースノードが、データの授受に
先立ち、該データを受信するためのデスティネーション
ノードへ、問い合わせパケットを発行して、前記デステ
ィネーションノードのノードオフセットを取得してい
る。
【0020】また、ソースノードは、該パケットの送信
をブロードキャストを用いて行っている。このため、前
記従来例においては、前記デスティネーションノードの
ノードオフセットの授受のための、転送オーバーヘッド
がかかり、転送開始までの遅延時間の増大を招く問題が
あった。
【0021】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたもので、データ転送中断により失われたデータを容
易に検出することが可能で、該データ転送の中断からの
復帰を、確実に、かつ簡単に行うことができるととも
に、前記デスティネーションノードのノードオフセット
の授受のための、転送オーバーヘッドをなくし、転送開
始までの遅延を軽減することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するため
に、本発明のデータ通信システムは、情報データを送信
する送信機器と該情報データを受信する受信機器との間
の論理的な接続を示すコネクションIDを用いて通信を
行なうデータ通信システムにおいて、前記情報データ
は、前記コネクションIDを用いて設定されるメモリ空
間の所定の領域に格納されることを特徴としている。本
発明のデータ通信システムの他の特徴とするところは、
前記メモリ空間の所定の領域は、前記コネクションID
の値を用いて動的に設定されることを特徴としている。
本発明のデータ通信システムのその他の特徴とするとこ
ろは、前記メモリ空間の所定の領域は、前記コネクショ
ンIDと前記を送信機器が送信可能な最大データ量とに
より設定されることを特徴としている。本発明のデータ
通信システムのその他の特徴とするところは、前記メモ
リ空間は、前記データ通信システムを構成する機器の具
備する仮想的なメモリ空間であることを特徴としてい
る。本発明のデータ通信システムのその他の特徴とする
ところは、前記コネクションIDは、前記送信機器と前
記受信機器との問で通信される通信パケットのデータ部
に格納されることを特徴としている。本発明のデータ通
信システムのその他の特徴とするところは、前記データ
通信システムは、前記コネクションIDを管理する機能
を具備する管理機器を含み、該管理機器を用いて前記送
信機器と前記受信機器との間の論理的な接続を改定する
ことを特徴としている。本発明のデータ通信システムの
その他の特徴とするところは、前記メモリ空間の所定の
領域は、前記管埋機器により設定されることを特徴とし
ている。本発明のデータ通信システムのその他の特徴と
するところは、前記管理機器は、前記メモリ空間の所定
の領域を示す情報を、前記情報データを送信する前に前
記送信装置に通知することを特徴としている。本発明の
データ通信システムのその他の特徴とするところは、前
記管理機器は、前記データ通信システム構成する各機器
を示すノードIDを用いて、前記送信機器と前記受信機
器とに前記コネクションIDを送信することを特徴とし
ている。本発明のデータ通信システムのその他の特徴と
するところは、前記管理機器は、IEEE1394規格
に準拠したAsynchronous転送方式を用い
て、前記コネクションID又は前記メモリ空間の所定の
領域を示す情報を送信することを特徴としている。本発
明のデータ通信システムのその他の特徴とするところ
は、前記送信機器から出力される情報データは、前記デ
ータ通信システムを構成する全ての機器に転送されるこ
とを特徴としている。本発明のデータ通信システムのそ
の他の特徴とするところは、前記送信機器から出力され
る情報データは、IEEE1394規格に準拠したAs
ynchronous転送方式を用いて転送されること
を特徴としている。本発明のデータ通信システムのその
他の特徴とするところは、前記送信機器は、前記データ
通信システムを構成する全ての機器を指定するブロード
キャストIDと前記コネクションIDとにより構成され
た通信パケットを用いて前記情報データを送信すること
を特徴としている。本発明のデータ通信システムのその
他の特徴とするところは、前記管埋機器は、一組の送信
機器と受信機器との間に、複数のコネクションIDを設
定できることを特徴としている。本発明のデータ通信シ
ステムのその他の特徴とするところは、前記管理横器
は、一つの送信機器と複数の受信機器との門に、複数の
コネクションIDを設定できることを特徴としている。
本発明のデータ通信システムのその他の特徴とするとこ
ろは、前記管理機器は、複数の送信機器と一つの受信機
器との問に、複数のコネクションIDを設定できること
を特徴としている。本発明のデータ通信システムのその
他の特徴とするところは、前記管理機器は、複数の送信
機器と複数の受信機器との間に、複数のコネクションI
Dを設定できることを特徴としている。本発明のデータ
通信システムのその他の特徴とするところは、前記管理
機器は、前記複数のコネクションIDに関する付加情報
をテーブルを用いて管理することを特徴としている。本
発明のデータ通信システムのその他の特徴とするところ
は、前記管埋機器は、前記送信機器から送信された終了
フラグにより、前記情報データの通信が終了したことを
認識することを特徴としている。本発明のデータ通信シ
ステムのその他の特徴とするところは、前記送信機器と
前記受信機器との論理的な接続の開放は、前記管理機器
或い前記受信機器により行なうことを特徴としている。
本発明のデータ通信システムのその他の特徴とするとこ
ろは、前記受信機器は、前記送信機器の接続要求に対し
て、受信バッファのサイズ、メモリ空間内の所定の領域
を示すアドレス情報、データ開始のポインタを示すシー
ケンシャル番号、準備完了を示す情報の少なくとも一つ
の情報を含むパケットを返送することを特徴としてい
る。本発明のデータ通信システムのその他の特徴とする
ところは、前記受信機器は、正常にデータが受信された
ことを示すビットを設けることを特徴としている。本発
明のデータ通信システムのその他の特徴とするところ
は、前記送信機器は、前記受信機器からのレスポンスを
所定期間計時し、該期間により通信異常を検出すること
を特徴としている。本発明のデータ通信システムのその
他の特徴とするところは、前記送信機器は、前記通信異
常を検出した場合に、前記情報データの再送動作を白動
的に開始することを特徴としている。本発明のデータ通
信システムのその他の特徴とするところは、情報データ
を送信する送信装置と、該情報データを受信する受信装
置と、該情報データの通信を管理する管理装置とを含む
データ通信システムにおいて、前記送信装置と前記受信
装置と前記管理装置とが、前記送信装置と前記受信装置
との間の論理的な接続を設定した後、前記管理装置が、
前記情報データを格納するメモリ空間の領域を設定する
ことを特徴としている。本発明のデータ通信システムの
その他の特徴とするところは、前記メモリ空間は、前記
データ通信システムを構成する機器の具備する仮想的な
メモリ空間であることを特徴としている。
【0023】本発明のデータ通信装置は、情報データを
送信する送信機器と、該情報データを受信する受信機器
との間の論理的な接続を示すコネクションIDを用いて
通信を行うデータ通信システムに接続可能なデータ通信
装置において、前記情報データを送受信する通信手段
と、前記情報データを前記コネクションIDを用いて設
定されるメモリ空間の所定の領域に格納するように制御
する制御手段とを具備することを特徴としている。ま
た、本発明のデータ通信装置の他の特徴とするところ
は、複数の機器により構成されたデータ通信システムに
接続可能データ通信装置において、情報データを送受信
する通信手段と、各機器問の論理的な接続を示すID情
報と、該ID情報を用いて通信される 情報データを格
納するメモリ空間の領域とを設定する設定手段とを具備
することを特徴としている。
【0024】また、本発明のデータ通信方法は、情報デ
ータを送信する送信機器と、該情報データを受信する受
信機器との間の論理的な接続を示すコネクションIDを
用いて通信を行うデータ通信システムに適用可能なデー
タ通信方法において、前記コネクションIDを用いて設
定されるメモリ空間の所定の記領域に、前記情報データ
を格納することを特徴としている。また、本発明のデー
タ通信方法の他の特徴とするところは、情報データを送
信する送信装置と、該情報データを受信する受信装置
と、該情報データの通信を管理する管理装置とを含むデ
ータ通信システムに適用可能なデータ通信方法におい
て、前記送信装置と前記受信装置との間の論理的な接続
を設定するように前記送信装置と前記受信装置と前記管
理装置とを制御した後、前記情報データを格納するメモ
リ空間の領域を設定するように前記管理装置を制御する
ことを特徴としている。
【0025】
【作用】本発明は前記技術手段を有するので、全ての前
記コネクションID番号に対して、同一のノードオフセ
ットを設定するか、または、データ転送に先立ち、前記
コネクションID番号に対するノードオフセットを設定
する。前記動作により、前記ソースノードと前記デステ
ィネーションノードとの接続に際し、ノードオフセット
の転送オーバーヘッドをなくし、転送までの遅延を軽減
するように作用する。
【0026】
【発明の実施の形態】図1を用いて、本発明の実施例に
ついて説明する。図1の通信システムを構成する各機器
は、IEEE1394規格に準拠した通信インターフェイス(以
下、1394インターフェイス)を具備している。以下、本
実施の形態においてIEEE1394規格に準拠した通信システ
ムを1394シリアルバスと称する。図1において、10はco
mputerであり、12は演算処理装置 (MPU)、14は第一の13
94インターフェイス、16はキーボードなど第一の操作
部、18は第一のデコーダ、20はCRT ディスプレイなどの
表示装置、22はハードディスク、24は第一のメモリであ
り本発明に係るcomputer 10 の内部メモリ、26はPCI バ
スなどのコンピュータ内部バスである。
【0027】また、28はVCR であり、30は撮像光学系、
32はアナログ- デジタル(A/D) 変換器、34はビデオ処理
部、36は圧縮伸長回路、38は第一のメモリ、40は第二の
メモリ、42は第一のデータセレクタ、44は第二の1394イ
ンターフェイス、46は第一のメモリ制御回路、48は第二
のメモリ制御回路、50はシステムコントローラ、52は第
二の操作部、54はファインダ、56はD/A 変換器、58は記
録部である。
【0028】さらに、60はプリンタであり、62は第三の
1394インターフェイス、64は第二のデータセレクタ、66
は第三の操作部、68はプリンタコントローラ、70は第二
のデコーダ、72は第三のメモリ、74は画像処理部、76は
ドライバ、78はプリンタヘッドである。
【0029】computer 10と、VCR 28、及び、プリンタ
60 とは、第一から第三の1394インターフェイス14, 4
4, 62によって1394シリアルバスのノードを構成すると
ともに、該第一から第三の1394インターフェイス 14,
44, 62 を介して相互に接続されており、データの授受
や、コマンドによるコントロール等が可能になってい
る。
【0030】本実施の形態では、例えば、computer 10
は、1394シリアルバス上における、画像信号送受信のコ
ントローラとして動作する。
【0031】本実施の形態に係るcomputer 10 において
は、例えば、PCI バスなどのコンピュータ内部バス26に
よって、MPU 12と、1394インターフェイス14、キーボー
ド16、デコーダ18、CRT ディスプレイ20、ハードディス
ク22、内部メモリ24などの、内部の各デバイスとが相互
に接続されている。
【0032】MPU12 は、ハードディスク22に記録されて
いるソフトウェアを実行するとともに、様々なデータを
内部メモリ24に移動させる。また、MPU 12は、PCI バス
26によって接続されている各デバイスの、調停動作など
も合わせて行なう。
【0033】1394インターフェイス 14 は、1394シリア
ルバス上に転送される画像信号を受信するとともに、ハ
ードディスク 22 に記録されている画像信号や、内部メ
モリ24 に記憶される画像信号を送信する。
【0034】また、1394インターフェイス 14 は、1394
シリアルバス上に接続された他の機器に対するコマンド
データを送信する。また、1394インターフェイス 14
は、1394シリアルバス上に転送される信号を他の1394ノ
ードに転送する。
【0035】操作者は、キーボード 16 などの操作部を
通じて、MPU 12 に、ハードディスク 22 に記録されて
いるソフトウェアを実行させる。該ソフトウェア等の情
報は、CRT ディスプレイなどの表示装置 20 によって、
操作者に提示される。デコーダ 18 は、前記のソフトウ
ェアを通じて、1394シリアルバス上から受信した画像信
号をデコードする。
【0036】デコードされた画像信号も、また、CRT デ
ィスプレイなどの表示装置 20 によって、操作者に提示
される。本実施の形態では、例えば、VCR 28は、画像信
号の入力装置として動作する。撮像光学系 30 から入力
された映像の輝度信号(Y )と色差信号(C )は各々A/
D 変換器 32 にてディジタルデータに変換される。
【0037】前記ディジタルデータは、ビデオ処理部 3
4 にて多重化される。その後、圧縮伸長回路 36 にて該
画像情報のデータ量を圧縮する。一般に、YC独立に該圧
縮処理回路を備えているが、ここでは説明の簡略化の為
にYC時間分割での圧縮処理の例を示す。
【0038】次に、前記画像データを伝送路誤りに強く
する目的でシャフリング処理を施す。この処理の目的は
連続的な符号誤りであるところのバーストエラーを修整
や補間の行いやすい離散的な誤りであるところのランダ
ムエラーに変換する事である。
【0039】加えて、画像の画面内の粗密による情報量
の発生の偏りを均一化する目的を重視する場合には前記
圧縮処理の前に本処理工程を持ってくると、ランレング
ス等の可変長符号を用いた場合の都合が良い。
【0040】これを受けて、データ・シャフリングの復
元の為のデータ識別(ID)情報を付加する。このID付加
動作にて付加されたIDは、同時に記録しておいた前記シ
ステムのモード情報等と共に再生時の逆圧縮処理(情報
量伸張処理)の際に補助情報として利用する。これらの
データの再生時の誤りを低減する為にエラー訂正(ECC
)情報を付加する。この様な冗長信号の付加までを、
映像と音声等の情報毎に対応する独立の記録エリア毎に
処理する。
【0041】前記のように、ID情報やECC 情報が付加さ
れた画像信号は、記録部 58 により、磁気テープ等の記
録媒体に記録されるとともに、後述する第一のメモリ 3
8 に一時的に記憶される。
【0042】一方、ビデオ処理部 34 にて多重化された
画像データは、D/A 変換器 56 によって、ディジタル-
アナログ変換され、電子ビューファインダ 54 で操作者
により観察される。
【0043】また、操作者は第二の操作部 52 を介し
て、様々な操作情報をシステムコントローラ 50 に送信
し、システムコントローラ 50 は、該操作情報によっ
て、VCR全体を制御するようになっている。
【0044】また、ビデオ処理部 34 にて多重化された
画像データは、第二のメモリ 40 に出力され、一時的に
記憶される。前述した第一のメモリ 38 と、二のメモリ
40 とは、それぞれ、第一のメモリ制御回路 46 と、第
二のメモリ制御回路 48 とを介し、システムコントロー
ラ 50 により動作制御されている。
【0045】第一のデータセレクタ 42 は、前述した第
一のメモリ 38 と、二のメモリ 40からのデータを選択
して、第二の1394インターフェイス 44 に受け渡す、あ
るいは、第二の1394インターフェイス 44 からのデータ
を選択して、第一のメモリ 38 と、二のメモリ 40 との
どちらかに受け渡す。
【0046】前記動作により、VCR 28における第二の13
94インターフェイス 44 からは、圧縮された画像データ
と非圧縮の画像データとが、操作者により選択されて出
力できるようになっている。
【0047】第二の1394インターフェイス 44 は、1394
シリアルバスを通じて、VCR 28を制御するためのコマン
ドデータを受信する。受信されたコマンドデータは、第
一のデータセレクタ 42 を通じて、システムコントロー
ラ 50 に入力される。システムコントローラ 50 は、前
記のコマンドデータに対するレスポンスデータを作成し
て、第一のデータセレクタ 42 、及び、第二の1394イン
ターフェイス 44 を通じ、1394シリアルバスに該データ
を送出する。
【0048】本実施の形態では、例えば、プリンタ 60
は、画像の印刷出力装置として動作する。第三の1394イ
ンターフェイス 62 は、1394シリアルバス上に転送され
る画像信号と、1394シリアルバスを通じて該プリンタ 6
0 を制御するためのコマンドデータとを受信する。
【0049】また、第三の1394インターフェイス 62
は、該コマンドに対するレスポンスデータを送信する。
受信された画像データは、第二のデータセレクタ64を通
じて、第二のデコーダ70に入力される。第二のデコーダ
70は、該画像データをデコードして、画像処理部74に出
力する。画像処理部74は、デコードされた画像データを
第三のメモリ72に一時的に記憶する。
【0050】一方、受信されたコマンドデータは、第二
のデータセレクタ64を通じて、プリンタコントローラ68
に入力される。プリンタコントローラ68は、該コマンド
データによりドライバ76による紙送り制御や、プリンタ
ヘッド78の位置制御など、様々な印刷に関する制御を行
なう。
【0051】また、プリンタコントローラ68は、第三の
メモリ 72 に一時的に記憶された画像データを、印刷デ
ータとして、プリンタヘッド78に送信し、印刷動作を行
わせる。
【0052】前述したように、本実施の形態に係る、第
一から第三の1394インターフェイス14, 44, 62 は、
それぞれ、1394シリアルバスのノードを構成する。第一
1394インターフェイス14は、コントロールノード、また
は、コントローラとして動作し、第二1394インターフェ
イス44は、画像データのソースノードとして動作し、第
三1394インターフェイス44は、デスティネーションノー
ドとして動作する。
【0053】以下に、図2を用いて、本実施の形態に係
る各ノードの動作を示す。図2において、 200はコント
ローラ、 202はソースノード、204 はデスティネーショ
ンノード、206 はソースノード内部のサブユニット、20
8 は画像データ等のobject、210 はデスティネーション
ノード内部の第一のメモリ空間、212 は第一のコネクシ
ョン、214 はデスティネーションの第n のメモリ空間、
216 は第n のコネクションである。
【0054】コントローラ 200は、データ転送を行うソ
ースノード 202とデスティネーションノード 204とのコ
ネクションを確立するためのコネクションID、及び、後
述するメモリ空間のアドレスを管理するノードである。
なお、コントローラ 200は、ソースノード 202、及び、
デスティネーションノード 204と独立したノードであっ
てもよいし、ソースノード、または、デスティネーショ
ンノードとコントローラとが同じであってもかまわな
い。後者の場合、コントローラと同じノードである、ソ
ースノード、または、デスティネーションノードと、コ
ントローラとの間のトランザクションは、不要である。
【0055】本実施の形態では、コントローラ 200がソ
ースノード 202、及び、デスティネーションノード 204
とは別のノードに存在する場合の例を示す。
【0056】デスティネーションノード内部のメモリ空
間、 210から 214は、コネクション212から 216によっ
て定められる。該デスティネーションノード内部のメモ
リ空間を示したのが、図3である。図3(a)は、デス
ティネーションノード内部の論理的なメモリ空間全体を
示しており、図3(b) は、該メモリ空間中の本実施の形
態で用いるメモリ空間を示している。
【0057】図3(a)で示されるメモリ空間は64bits
のアドレス空間である。また、図3(b)で示されるメ
モリ空間は、例えば図3(a)で示されるメモリ空間に
おいて、アドレスの上位16bitsがFFFF16である。該48bi
tsのアドレスは、後述するdestnation offset の値によ
って指定される。
【0058】また、図3(b)で示されるメモリ空間に
おいて、例えば、00000000000016〜0000000003FF16は予
約された領域であり、実際に書き込まれる領域はアドレ
スの下位48bitsがFFFFF000040016からのメモリ空間とな
る。本実施の形態においては、例えば、ノードオフセッ
トをVFFFFF000040016 以降のアドレスに設定するように
なっている。ここで、ノードオフセットとは、図5に示
すdestination offsetである。
【0059】本実施の形態の通信装置においては、複数
のコネクションを確立することが可能である。ソースノ
ード 202は、内部のサブユニット206 から画像データ等
のobject208 を、例えば、第一のコネクション 212を通
じて、デスティネーションノード内部の第一のメモリ空
間 210に書き込む。また、前述のコネクションによるデ
ータの授受は、例えば、Asynchronousパケットを用いて
行なわれる。
【0060】次に、図4(a) を用いて、上述した、コン
トローラ 200、ソースノード 202、デスティネーション
ノード 204の、各ノードの動作について説明する。コン
トローラは、ユーザが選択したソースノードと、デステ
ィネーションノードとの間の接続を行うために、ネゴシ
エーションを行う。
【0061】ネゴシエーションには、接続を行うための
パケットを用いる。該パケットは、例えば、asynchrono
usブロードキャストパケットであり、パケット内のペイ
ロードには、接続の番号を示すコネクションIDと、デス
ティネーションノードのノードオフセットとが書き込ま
れている。
【0062】上記コネクションIDによって、それぞれの
ノードは、コネクションを識別する。また、ソースノー
ドは、データの送信の際に、上記ノードオフセットに対
して、書き込みを行う。
【0063】上記ノードオフセットは、例えば、次のよ
うに設定される。既存のコネクションIDがない場合に
は、上述の図3(b) で示されるメモリ空間が、全て使用
できることになる。上述のように、ノードオフセット
は、FFFFF000040016(16 進数) 以降のアドレスに設定さ
れる。
【0064】コントローラは、既存のコネクションが無
い場合、コネクションIDを000016(16 進数) に設定し、
該コネクションIDに対してはノードオフセットFFFFF000
040016(16 進数) が割り当てられる。本実施の形態で
は、ソースノードが書き込みを行なう最大容量が、あら
かじめ定められている。
【0065】この値は、例えば、512 bytes に設定され
る。次のコネクションが発生した場合、コネクションID
は000116(16 進数) に設定される。該コネクションIDに
対してはノードオフセットFFFFF000060016(16 進数) が
割り当てられる。
【0066】すなわち、ノードオフセットは、次式で示
される。 Anode offset = NC B C +FFFFF000040016 (1式) 上式において、Anode offset はノードオフセット、 N
C はコネクションIDの値、B C はソースノードが書き込
みを行なう最大容量である。
【0067】上記のように構成することにより、コント
ローラがソースノードに対して、ノードオフセットが事
前に通知できるので、ソースノードとデスティネーショ
ンノードとの接続に際し、ノードオフセットの転送オー
バヘッドをなくし、転送までの遅延を軽減する効果があ
る。
【0068】本実施の形態では、コントローラが上式に
よって、ノードオフセットを設定するようにしている
が、例えば、読みとり専用メモリ(ROM) などに、予め、
コネクションIDとノードオフセットとの関係を記憶して
おき、それを読み出すように構成しても良い。
【0069】また、上記の構成に限らず、コネクション
IDとノードオフセットとの関連付けを行なうような構成
ならば、どのような構成でも良いことはいうまでもな
い。さらに、送信されたパケットが自ノードへのパケッ
トかどうかは、コネクションIDによって検出できるの
で、コネクションIDにより、ノードオフセットを変化さ
せる必要すらない。
【0070】すなわち、全てのコネクションIDに対し
て、同一のノードオフセットを割り当てても、同様の効
果が得られることはいうまでもない。該構成の場合に
は、コントローラのハードウェアがさらに簡略化できる
効果がある。
【0071】コントローラから、上記のネゴシエーショ
ンパケットを受け取ったソースノードは、コントローラ
からの送信コマンドパケットを待機する。一方、上記ネ
ゴシエーションパケットを受け取ったデスティネーショ
ンノードは、ソースノードからの上記問い合わせのasyn
chronousブロードキャストパケットを待機する。
【0072】上述のネゴシエーションが終わると、コン
トローラは、ソースノードに、データ送信のためのコマ
ンドパケットを送信する。上記コマンドパケットを受信
したソースノードは、デスティネーションノードに対し
て、問い合わせのasynchronousブロードキャストパケッ
トを送信する。該問い合わせパケットには、前述のコネ
クションIDが書き込まれている。
【0073】上記問い合わせパケットを受信すると、デ
スティネーションノードは、上記問い合わせパケットに
書かれているコネクションIDと、上述のネゴシエーショ
ンによるコネクションIDとを照合して、該問い合わせパ
ケットが同じコネクションのソースノードからのパケッ
トであるかどうかを判別する。
【0074】上記問い合わせパケットが同じコネクショ
ンの場合、デスティネーションノードは、上記問い合わ
せパケットと同一のコネクションIDと、データ受信用の
バッファの容量とを書き込んだレスポンスパケットを、
asynchronousブロードキャストで送出する。
【0075】上述したように、データ転送の際に、ソー
スノードは、コントローラから指示された、デスティネ
ーションノードのノードオフセットに対してライトトラ
ンザクションを行なう。該ライトトランザクションは、
asynchronousブロードキャストパケットを使用して行わ
れる。
【0076】ソースノードは、送信が行なわれる全デー
タ(例えば、N画面分の静止画像、所定区間分の動画
像)を分割(segmentation)してデータを送信する。分割
されたN個のデータを、segment dataと称する。segmen
t dataの送信は、一度のブロードキャストトランザクシ
ョンにて行なわれる。該segment dataのデータ量は、例
えば、データを受信するノードの( 不図示の)FIFO メモ
リの容量によって定まるようになっている。
【0077】ソースノードは、上記segment dataを、as
ynchronousブロードキャストパケットを使用して送信す
る。一つのsegment dataを含むasynchronousブロードキ
ャストパケットを、segment パケットと称する。
【0078】segment パケットには、前述のコネクショ
ンIDと、上記segment dataの順番を示すシークエンス番
号とが書かれている。該パケットを受信したデスティネ
ーションノードは、segment パケット内に書かれている
コネクションIDと、事前にコントローラによって通知さ
れているコネクションIDとの照合を行なう。
【0079】segment パケット内に書かれているコネク
ションIDと、事前にコントローラによって通知されてい
るコネクションIDとが一致した場合、デスティネーショ
ンノードは、該パケットを受け取り、該パケットと同一
のコネクションIDと受信データ中のシークエンス番号と
を書き込んだレスポンスパケットを、asynchronousブロ
ードキャストを用いて送信する。ソースノードは、受信
したパケットのコネクションIDによって、自ノードへの
パケットを識別する。上述のレスポンス動作は、一つの
segment dataの授受に伴い生ずることになる。
【0080】上述したように、データ授受に先立って、
ソースノードからデスティネーションノードへ問い合わ
せパケットが送信される。デスティネーションノード
は、該問い合わせに対するレスポンスパケットを用い
て、デスティネーションノード自身が有しているバッフ
ァのバッファサイズを通知する。
【0081】上述した例では、一度のsegment dataの送
信に伴って、レスポンスパケットの送信が発生している
が、デスティネーションノードが有する前述のバッファ
がsegment dataによって満たされた後に、デスティネー
ションノードがレスポンスパケットの送信を行なうよう
に構成しても良い。該構成の場合には、デスティネーシ
ョンノードの行なうレスポンス動作の回数が削減できる
ので、デスティネーションノードを簡略化できる効果が
ある。
【0082】i 番目に受信したsegment パケットのシー
クエンス番号と、(i+1) 番目に受信したsegment パケッ
トのシークエンス番号とを比較して、データの不整合を
監視する。デスティネーションノードは、シークエンス
番号に不整合が検出された場合には、再送要求を示すレ
スポンスパケットを送出することにより、ソースノード
に再度segment dataを要求することができる。また、再
送要求を示すレスポンスパケットは、再送要求の生じた
シークエンス番号を指定できるようになっている。
【0083】一方、ソースノードは、segment パケット
を送信した後、デスティネーションノードからのレスポ
ンスを待機する。上述したように、デスティネーション
ノードからはコネクションIDと、シークエンス番号とが
書かれたレスポンスパケットが、Asynchronousブロード
キャストパケットで送信される。
【0084】ブロードキャストパケットで送信されるレ
スポンスパケットには、前記コネクションIDが書き込ま
れている。この値が、目的のデスティネーションノード
とのコネクションを示すコネクションIDと一致した場
合、該パケットはレスポンスパケットである。該レスポ
ンスパケットを受信するとソースノードは、シークエン
ス番号をインクリメントし、次のsegment パケットを同
様に送信する。
【0085】上述の手順を繰り返すことにより、ソース
ノードは、データ転送を行なう。ソースノードが、デス
ティネーションノードからのレスポンスを待機する時間
は、あらかじめ定められており、この周期をレスポンス
周期と称する。
【0086】i 番目のsegment パケットを送信した後、
レスポンス周期を越えてもレスポンスが受信できない場
合、ソースノードは、上記i 番目のsegment パケットと
同一のsegment パケットを再送する。
【0087】また、上述したような、デスティネーショ
ンノードからの再送要求レスポンスを受信した場合、ソ
ースノードは、該レスポンスパケットにて指定されたシ
ークエンス番号のsegment パケットを送信する。
【0088】本実施の形態では、上記手順により、バス
リセットの発生や何らかのエラーの発生により、データ
転送中が中断した場合にも、データ転送の復帰が容易に
行なえるといった効果がある。
【0089】全てのsegment パケットを送信することに
よって、データ転送が終了すると、ソースノードは、se
gment end を示すブロードキャストパケットを送出す
る。このパケットを受け取ったコントローラは、コネク
ションIDを解放して、データ転送が終了する。
【0090】本実施の形態では、segment end を受信し
たコントローラが、明示的にコネクションID、解放して
いる。しかしながら、segment end を示すパケットがブ
ロードキャストパケットであることから、該segment en
d パケットにより、デスティネーションノードが、デー
タ転送の終了を検知することが可能である。このため、
コネクションID、解放をデスティネーションノードが行
なっても良い。
【0091】確実にデータを転送するためには、バスリ
セットの発生や何らかのエラーの発生により、データ転
送中が中断した場合にも、速やかに該データ転送が再開
されることが望ましい。上述したように、本実施の形態
では、再送要求の手順を設けることで該問題点を解決し
ている。
【0092】次に、該再送要求の手順を図4(b) を用い
て説明する。例えば、シークエンス番号がi であった時
に、データ転送が中断した場合、まず、各ノードは規格
で定められた手順でバスの再構築を行う。バスの再構築
が完了した後、デスティネーションノードは、destinat
ion#offset、コネクションID、及び、シークエンス番号
i を書き込んだ再送要求パケット(resend request)を、
ブロードキャストパケットで送信する。
【0093】データ転送の再開が可能な場合には、ソー
スノードは、ack レスポンスを返す。その後、ソースノ
ードは受信したパケットのコネクションIDを照合し、要
求されたシークエンス番号の以降、すなわち、シークエ
ンス番号(i+1) で始まるデータ列のデータを順次ブロー
ドキャストパケットで送信する。
【0094】前述の手順により、ソースノード、デステ
ィネーションノード、コントローラノードはそれぞれノ
ードIDを考慮することなく、データ転送が中断しても、
その後のデータ転送を容易に、かつ、確実に再開するこ
とができる。また、前述のように、本実施の形態では、
データ転送が中断した場合にも、コントローラの制御手
順が簡略化できる効果がある。
【0095】次に、図5を用いて、前述のAsynchronous
パケットについて説明する。本実施の形態に係るAsynch
ronousパケットは、例えば、4 byte (32 bits 、以下ク
アッドレットと称する) を単位とするデータパケットで
ある。
【0096】Asynchronousパケットにおいて、最初の16
bits はdestination#IDフィールドであり、該フィール
ドは受信先のノードIDを示す。本実施の形態のように、
ブロードキャストを行なう場合には、このフィールドの
値はFFFF16(16 進数) である。
【0097】次の6 bitsのフィールドは、トランザクシ
ョン・ラベル(tl)フィールドであり、各トランザクショ
ン固有のタグである。次の2 bitsのフィールドは、リト
ライ(rt)コードであり、パケットがリトライを試みるか
どうかを指定する。
【0098】次の4 bitsのフィールドは、トランザクシ
ョンコード(tcode) である。tcodeは、パケットのフォ
ーマットや、実行しなければならないトランザクション
のタイプを指定する。本実施の形態においては、例え
ば、この値が00012 (2進数) である、データブロックの
書き込みリクエストのトランザクションを用いる。
【0099】次の4 bitsのフィールドは、プライオリテ
ィ(pri) フィールドであり、優先順位を指定する。本実
施の形態においては、Asynchronousパケットを用いてい
るので、このフィールドの値は00002(2 進数) である。
【0100】次の16 bits はsource#ID フィールドで
あり、送信側のノードIDを示す。次の48 bitsはdestina
tion #offsetフィールドであり、パケットの受信先ノ
ードアドレスの、下位48 bits がこのフィールドによっ
て指定される。本実施の形態においては、例えば、該de
stination #offsetの値は、後述するconnection#ID
フィールドの値によって定められる。
【0101】次の16 bits はdata#length フィールド
であり、後述するデータフィールドの長さを、バイト単
位で示している。次の16 bits はextended#tcode フィ
ールドであり、本実施の形態に用いられるデータブロッ
クの書き込みリクエストトランザクションにおいては、
この値は000016(16 進数) である。
【0102】次の32 bits はheader#CRC フィールドで
あり、上述したdestination #IDフィールドからextend
ed#tcode フィールドまでを、パケットヘッダと称し、
該パケットヘッダのエラー検出に用いられる。
【0103】次の16 bits は、上述したコネクションID
(connection #ID) フィールドであり、該データによっ
てコネクションを識別する。該コネクションIDによっ
て、216 × (ノード数) のコネクションを確立すること
が可能である。
【0104】よって、本実施の形態では、各コネクショ
ンの使用する帯域の総量が、バスの容量に達するまで、
コネクション数を増すことができる。次の8 bitsは、プ
ロトコルタイプ(protocol #type) フィールドであり、
該ヘッダ・インフォメーションを用いたデータ授受の手
順を示す。
【0105】本実施の形態の授受手順には、例えば、01
16(16 進数) の値が用いられる。次の8 bitsは、コント
ールフラグ(control#flags) フィールドであり、制御
データが書かれる。
【0106】コントールフラグフィールドの最上位ビッ
トは、例えば、再送要求(resend #request)フラグであ
り、このビットの値が1の時、データの再送要求が生じ
ていることを示す。
【0107】次の16 bits は、シークエンス番号(seque
nce #number) フィールドである。上述したように、該
シークエンス番号フィールドは、特定のコネクションID
にて送受信されるデータパケットに対し、連続的な値が
使用される。
【0108】デスティネーションノードは、該シークエ
ンス番号フィールドによって、有意なデータの連続性を
監視し、不一致が生じた場合には、ソースノードに対し
て再送要求を行なう。次の16 bits は、確認応答番号(r
econfirmation #number) フィールドである。このフィ
ールドは、上述の再送要求フラグの値が1 の時のみ、意
味を持つフィールドである。上述の再送要求フラグの値
が1の時、このフィールドは、再送要求が生じている開
始パケットのシークエンス番号を示す。
【0109】次の16 bits は、バッファサイズ(buffer
#size) フィールドである。このフィールドには、デス
ティネーションノードのバッファサイズが書かれる。次
の16 bits は、reservedフィールドであり、将来のため
に予約されている。次のフィールドは可変長のデータフ
ィールドであり、該データフィールドをパケットのペイ
ロードと称する。
【0110】本実施の形態においては、該データフィー
ルドがクアッドレットの倍数でない場合、クアッドレッ
トに満たないビットには0 が詰められる。次の32 bits
のフィールドはdata#CRC フィールドであり、上述のhe
ader#CRC フィールドと同様に、前述のヘッダインフォ
メーションと該データフィールドとのエラー検出に用い
られる。なお、data#CRC フィールドは、データフィー
ルドのみに付けられても良いことはいうまでもない。
【0111】上記動作により、本実施の形態において
は、ソースノードに対して、ノードオフセットが事前に
通知できるので、ソースノードとデスティネーションノ
ードとの接続に際し、ノードオフセットの転送オーバヘ
ッドをなくし、転送までの遅延を軽減する効果がある。
【0112】(本発明の他の実施形態)本実施の形態は
複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェ
ース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステ
ムに適用しても1つの機器(例えば、複写機、ファクシ
ミリ装置)からなる装置に適用しても良い。
【0113】また、前述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように、前記各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0114】また、この場合、前記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0115】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0116】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0117】
【発明の効果】前記説明したように、本発明において
は、ノードオフセットの授受のための、転送オーバーヘ
ッドをなくして、転送開始までの遅延を軽減することが
できる効果がある。また、本発明の他の特徴によれば、
通信帯域をあまり使用しない場合に、多数の通信を同時
に行なうことができるとともに、データ転送中断により
失われたデータを容易に検出することが可能であり、該
データ転送の中断からの復帰を、確実に、かつ、簡単に
行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を表すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る各ノードの動作を示
すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るデスティネーション
ノードのメモリ空間を示す図である。
【図4】本発明に係る各ノード間のコマンドやデータの
授受を示すダイアグラムである。
【図5】本実施の形態にかかるAsynchronousパケットを
示す図である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 computer 12 演算処理装置 (MPU) 14 第一の1394インターフェイス 16 キーボードなど第一の操作部 18 第一のデコーダ 20 CRTディスプレイなどの表示装置 22 ハードディスク 24 第一のメモリ 26 PCIバスなどのコンピュータ内部バス 28 VCR 30 撮像光学系 32 A/D変換器 34 ビデオ処理部 36 圧縮伸長回路 38 第一のメモリ 40 第二のメモリ 42 第一のデータセレクタ 44 第二の1394インターフェイス 46 第一のメモリ制御回路 48 第二のメモリ制御回路 50 システムコントローラ 52 第二の操作部 54 電子ビューファインダ 56 D/A変換器 58 記録部 60 プリンタ 62 第三の1394インターフェイス 64 第二のデータセレクタ 66 第三の操作部 68 プリンタコントローラ 70 第二のデコーダ 72 第三のメモリ 74 画像処理部 76 ドライバ 78 プリンタヘッド 200 コントロールノード 202 ソースノード 204 デスティネーションノード 206 ソースノード内部のサブユニット 208 画像データ等のobject 210 デスティネーションノード内部の第一のメモリ空
間 212 第一のコ ネクション 214 デスティネーションノード内部の第n のメモリ空
間 216 第n のコネクション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/56 H04L 11/20 102Z H04N 1/00 107 (72)発明者 新井田 光央 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データを送信する送信機器と該情報
    データを受信する受信機器との間の論理的な接続を示す
    コネクションIDを用いて通信を行なうデータ通信シス
    テムにおいて、 前記情報データは、前記コネクションIDを用いて設定
    されるメモリ空間の所定の領域に格納されることを特徴
    とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ通信システムに
    おいて、 前記メモリ空間の所定の領域は、前記コネクションID
    の値を用いて動的に設定されることを特徴とするデータ
    通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1若しくは2に記載のデータ通信
    システムにおいて、 前記メモリ空間の所定の領域は、前記コネクションID
    と前記を送信機器が送信可能な最大データ量とにより設
    定されることを特徴とするデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載のデー
    タ通信システムにおいて、 前記メモリ空間は、前記データ通信システムを構成する
    機器の具備する仮想的なメモリ空間であることを特徴と
    するデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載のデー
    タ通信システムにおいて、 前記コネクションIDは、前記送信機器と前記受信機器
    との問で通信される通信パケットのデータ部に格納され
    ることを特徴とするデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項に記載のデー
    タ通信システムにおいて、 前記データ通信システムは、前記コネクションIDを管
    理する機能を具備する管理機器を含み、該管理機器を用
    いて前記送信機器と前記受信機器との間の論理的な接続
    を改定することを特徴とするデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータ通信システムに
    おいて、 前記メモリ空間の所定の領域は、前記管埋機器により設
    定されることを特徴とするデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のデータ通信システムに
    おいて、 前記管理機器は、前記メモリ空間の所定の領域を示す情
    報を、前記情報データを送信する前に前記送信装置に通
    知することを特徴とするデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のデータ通信システムに
    おいて、 前記管理機器は、前記データ通信システム構成する各機
    器を示すノードIDを用いて、前記送信機器と前記受信
    機器とに前記コネクションIDを送信することを特徴と
    するデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9の何れか1項に記載のデ
    ータ通信システムにおいて前記管理機器は、IEEE1
    394規格に準拠したAsynchronous転送方
    式を用いて、前記コネクションID又は前記メモリ空間
    の所定の領域を示す情報を送信することを特徴とするデ
    ータ通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れか1項に記載の
    データ通信システムにおいて前記送信機器から出力され
    る情報データは、前記データ通信システムを構成する全
    ての機器に転送されることを特徴とするデータ通信シス
    テム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のデータ通信システ
    ムにおいて前記送信機器から出力される情報データは、
    IEEE1394規格に準拠したAsynchrono
    us転送方式を用いて転送されることを特徴とするデー
    タ通信システム。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のデータ通信システ
    ムにおいて、 前記送信機器は、前記データ通信システムを構成する全
    ての機器を指定するブロードキャストIDと前記コネク
    ションIDとにより構成された通信パケットを用いて前
    記情報データを送信することを特徴とするデータ通信シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 請求項6に記載のデータ通信システム
    において、 前記管埋機器は、一組の送信機器と受信機器との間に、
    複数のコネクションIDを設定できることを特徴とする
    データ通信システム。
  15. 【請求項15】 請求項6に記載のデータ通信システム
    において、 前記管理横器は、一つの送信機器と複数の受信機器との
    門に、複数のコネクションIDを設定できることを特徴
    とするデータ通信システム。
  16. 【請求項16】 請求項6に記載のデータ通信システム
    において、 前記管理機器は、複数の送信機器と一つの受信機器との
    問に、複数のコネクションIDを設定できることを特徴
    とするデータ通信システム。
  17. 【請求項17】 請求項6に記載のデータ通信システム
    において、 前記管理機器は、複数の送信機器と複数の受信機器との
    間に、複数のコネクションIDを設定できることを特徴
    とするデータ通信システム。
  18. 【請求項18】 請求項6に記載のデータ通信システム
    において、 前記管理機器は、前記複数のコネクションIDに関する
    付加情報をテーブルを用いて管理することを特徴とする
    データ通信システム。
  19. 【請求項19】 請求項6〜18の何れか1項に記載の
    データ通信システムにおいて、 前記管埋機器は、前記送信機器から送信された終了フラ
    グにより、前記情報データの通信が終了したことを認識
    することを特徴とするデータ通信システム。
  20. 【請求項20】 請求項6〜17の何れか1項に記載の
    データ通信システムにおいて、 前記送信機器と前記受信機器との論理的な接続の開放
    は、前記管理機器或い前記受信機器により行なうことを
    特徴とするデータ通信システム。
  21. 【請求項21】 請求項1〜20の何れか1項に記載の
    データ通信システムにおいて、 前記受信機器は、前記送信機器の接続要求に対して、受
    信バッファのサイズ、メモリ空間内の所定の領域を示す
    アドレス情報、データ開始のポインタを示すシーケンシ
    ャル番号、準備完了を示す情報の少なくとも一つの情報
    を含むパケットを返送することを特徴とするデータ通信
    システム。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21の何れか1項に記載の
    データ通信システムにおいて、 前記受信機器は、正常にデータが受信されたことを示す
    ビットを設けることを特徴とするデータ通信システム。
  23. 【請求項23】 請求項1〜22の何れか1項に記載の
    データ通信システムにおいて、 前記送信機器は、前記受信機器からのレスポンスを所定
    期間計時し、該期間により通信異常を検出することを特
    徴とするデータ通信システム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載のデータ通信システ
    ムにおいて、 前記送信機器は、前記通信異常を検出した場合に、前記
    情報データの再送動作を白動的に開始することを特徴と
    するデータ通信システム。
  25. 【請求項25】 情報データを送信する送信装置と、該
    情報データを受信する受信装置と、該情報データの通信
    を管理する管理装置とを含むデータ通信システムにおい
    て、 前記送信装置と前記受信装置と前記管理装置とが、前記
    送信装置と前記受信装置との間の論理的な接続を設定し
    た後、前記管理装置が、前記情報データを格納するメモ
    リ空間の領域を設定することを特徴とするデータ通信シ
    ステム。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載のデータ通信システ
    ムにおいて、 前記メモリ空間は、前記データ通信システムを構成する
    機器の具備する仮想的なメモリ空間であることを特徴と
    するデータ通信システム。
  27. 【請求項27】 情報データを送信する送信機器と、該
    情報データを受信する受信機器との間の論理的な接続を
    示すコネクションIDを用いて通信を行うデータ通信シ
    ステムに接続可能なデータ通信装置において、 前記情報データを送受信する通信手段と、 前記情報データを前記コネクションIDを用いて設定さ
    れるメモリ空間の所定の領域に格納するように制御する
    制御手段とを具備することを特徴とするデータ通信装
    置。
  28. 【請求項28】 複数の機器により構成されたデータ通
    信システムに接続可能データ通信装置において、 情報データを送受信する通信手段と、 各機器問の論理的な接続を示すID情報と、該ID情報
    を用いて通信される情報データを格納するメモリ空間の
    領域とを設定する設定手段とを具備することを特徴とす
    るデータ通信装置。
  29. 【請求項29】 情報データを送信する送信機器と、該
    情報データを受信する受信機器との間の論理的な接続を
    示すコネクションIDを用いて通信を行うデータ通信シ
    ステムに適用可能なデータ通信方法において、 前記コネクションIDを用いて設定されるメモリ空間の
    所定の記領域に、前記情報データを格納することを特徴
    とするデータ通信方法。
  30. 【請求項30】 情報データを送信する送信装置と、該
    情報データを受信する受信装置と、該情報データの通信
    を管理する管理装置とを含むデータ通信システムに適用
    可能なデータ通信方法において、 前記送信装置と前記受信装置との間の論理的な接続を設
    定するように前記送信装置と前記受信装置と前記管理装
    置とを制御した後、前記情報データを格納するメモリ空
    間の領域を設定するように前記管理装置を制御すること
    を特徴とするデータ通信方法。
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