JP2002351759A - 機器制御装置、機器情報登録装置、情報端末装置および機器制御システム - Google Patents

機器制御装置、機器情報登録装置、情報端末装置および機器制御システム

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JP2002351759A
JP2002351759A JP2001154176A JP2001154176A JP2002351759A JP 2002351759 A JP2002351759 A JP 2002351759A JP 2001154176 A JP2001154176 A JP 2001154176A JP 2001154176 A JP2001154176 A JP 2001154176A JP 2002351759 A JP2002351759 A JP 2002351759A
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stream
proxy object
network
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proxy
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JP2001154176A
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Hirosuke Suzuki
宏輔 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の被制御機器に対してネットワーク経由
でサーバーから代理制御を行って、任意のフォーマット
の出力情報を出力する機器制御装置、機器情報登録装
置、情報端末装置および機器制御システムを提供する。 【解決手段】 クライアントの情報端末8からネーミン
グサーバ14に登録された代理オブジェクトを取得し
て、取得した代理オブジェクトを用いて、サーバ1に接
続されたデジタル機器20A、20Bを制御し、出力情
報の要求が生じた際に、サーバ1はクライアントの情報
端末8が所望するフォーマットに出力情報をリアルタイ
ムで変換してネットワーク18経由でクライアントの情
報端末8に送出し、クライアントの情報端末8におい
て、変換されたフォーマットの出力情報を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、インター
フェースを介して接続された複数の被制御機器をネット
ワーク経由のアクセスにより制御する機器制御装置、機
器情報登録装置、情報端末装置および機器制御システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インターフェースを介して接続さ
れた複数の被制御機器に対して、各々動作をさせるため
の制御情報を生成して、供給する機器制御装置を用いる
制御システムがあった。
【0003】また、複数の被制御機器の出力情報をネッ
トワーク経由でサーバーから情報端末に供給するネット
ワークシステムがあった。
【0004】また、例えば、HDTV(高解像度テレビ
ジョン)受信信号の映像や音声のデータをSDTV(標
準テレビジョン)受信信号の映像や音声のデータなど異
なるフォーマットに変換するフォーマット変換の技術が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の制御システムおよびネットワークシステムでは、サー
バーにネットワークを介して情報端末を接続し、情報端
末からサーバーにアクセスすることにより、機器制御装
置に替えて、サーバーに被制御機器の制御を代理させて
行わせることが要求された場合に、サーバーがこの代理
制御を行うための機能を有していないため、サーバーが
被制御機器の代理制御を行うことができないという不都
合があった。
【0006】また、特に、オブジェクト指向のプログラ
ムを用いた被制御機器に対する制御を行うための代理オ
ブジェクトをサーバーに実装することが要求された場合
に、サーバーがこの代理オブジェクトを実装するための
機能を有していないため、サーバーに代理オブジェクト
の実装を行うことができないという不都合があった。
【0007】また、複数の被制御機器の出力情報のフォ
ーマットは複数のフォーマットであるため、任意の被制
御機器の出力情報をネットワーク経由でサーバーから情
報端末に供給する場合に、出力情報のフォーマットによ
っては情報端末側で受信して再生できないものがあり、
このため、任意の被制御機器の出力情報を情報端末側で
受信して再生できないという不都合があった。
【0008】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、複数の被制御機器に対してネットワー
ク経由でサーバーから代理制御を行うことができ、ま
た、サーバーに代理オブジェクトの実装を行うことによ
り、任意のフォーマットの出力情報を出力することがで
きる機器制御装置、機器情報登録装置、情報端末装置お
よび機器制御システムを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の機器制御装置
は、インターフェースを介して接続された複数の被制御
機器に対して、各々動作をさせるための制御情報を生成
して、供給する機器制御装置において適用される。
【0010】本発明の機器制御装置は、複数の被制御機
器のそれぞれがインターフェースを介して接続されたこ
とを検知する機器接続検知手段と、接続が検知された複
数の被制御機器の固有の情報に基づいて、オブジェクト
指向のプログラムを用いた制御情報となる代理オブジェ
クトの自動生成削除を行うためのオブジェクトを自動生
成するオブジェクト生成手段と、生成された代理オブジ
ェクトとその属性をネットワークを介して機器情報登録
装置に登録する代理オブジェクト登録手段と、削除され
た代理オブジェクトをネットワークを介して機器情報登
録装置から登録抹消する代理オブジェクト登録抹消手段
と、複数の被制御機器から出力される所定のストリーム
を任意のフォーマットに変換するストリーム変換手段
と、変換されたストリームをネットワーク上に送出する
送出手段とを備えるものである。
【0011】また、本発明の機器情報登録装置は、ネッ
トワークを介して接続された機器制御装置からの制御情
報により、機器情報の登録に関する動作をする機器情報
登録装置において適用される。本発明の機器情報登録装
置は、機器制御装置により生成された代理オブジェクト
がネットワークを介して登録されたとき、代理オブジェ
クトを出力可能に保持する代理オブジェクト保持手段
と、代理オブジェクトがネットワークを介して登録抹消
されたとき、代理オブジェクトを出力不能に解放する代
理オブジェクト解放手段と、登録された代理オブジェク
トを検索する代理オブジェクト検索手段と、ネットワー
ク上からの代理オブジェクトに対する要求に応じて代理
オブジェクトをネットワーク上に送出する送出手段とを
備えるものである。
【0012】また、本発明の情報端末装置は、ネットワ
ークを介して接続された機器制御装置に対して、ネット
ワークを介して機器情報登録装置から供給される制御情
報を用いて動作を要求する情報端末装置において適用さ
れる。本発明の情報端末装置は、ネットワークを介して
機器情報登録装置から機器制御装置により生成された代
理オブジェクトを使用可能に取得する代理オブジェクト
取得手段と、代理オブジェクトを使用不能に解放する代
理オブジェクト解放手段と、ネットワークを介して機器
制御装置に対して、代理オブジェクトを用いてストリー
ムの要求をするストリーム要求手段と、ネットワークを
介して機器制御装置から送信されたストリームを受信す
るストリーム受信手段と、受信したストリームを再生す
るストリーム再生手段とを備えたものである。
【0013】また、本発明の機器制御システムは、各々
がインターフェースを介して接続され、各々固有の情報
を記憶する記憶手段を備え、制御情報により各々動作す
る複数の被制御機器と、複数の被制御機器のそれぞれが
インターフェースを介して接続されたことを検知する機
器接続検知手段と、接続が検知された複数の被制御機器
の固有の情報に基づいて、オブジェクト指向のプログラ
ムを用いた制御情報となる代理オブジェクトの自動生成
削除を行うためのオブジェクトを自動生成するオブジェ
クト生成手段と、生成された代理オブジェクトとその属
性をネットワークを介して機器情報登録装置に登録する
代理オブジェクト登録手段と、削除された代理オブジェ
クトをネットワークを介して機器情報登録装置から登録
抹消する代理オブジェクト登録抹消手段と、複数の被制
御機器から出力される所定のストリームを任意のフォー
マットに変換するストリーム変換手段と、変換されたス
トリームをネットワーク上に送出する送出手段とを有す
る機器制御装置と、機器制御装置により生成された代理
オブジェクトがネットワークを介して登録されたとき、
代理オブジェクトを出力可能に保持する代理オブジェク
ト保持手段と、代理オブジェクトがネットワークを介し
て登録抹消されたとき、代理オブジェクトを出力不能に
解放する代理オブジェクト解放手段と、登録された代理
オブジェクトを検索する代理オブジェクト検索手段と、
ネットワーク上からの代理オブジェクトに対する要求に
応じて代理オブジェクトをネットワーク上に送出する送
出手段とを有する機器情報登録装置と、ネットワークを
介して機器情報登録装置から機器制御装置により生成さ
れた代理オブジェクトを使用可能に取得する代理オブジ
ェクト取得手段と、代理オブジェクトを使用不能に解放
する代理オブジェクト解放手段と、ネットワークを介し
て機器制御装置に対して、代理オブジェクトを用いてス
トリームの要求をするストリーム要求手段と、ネットワ
ークを介して機器制御装置から送信されたストリームを
受信するストリーム受信手段と、受信したストリームを
再生するストリーム再生手段とを有する情報端末装置と
を備えたものである。
【0014】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。まず、機器制御装置において、被制御機器の接続の
検知の処理が行われる。機器接続検知手段は、複数の被
制御機器のそれぞれがインターフェースを介して接続さ
れたことを検知する。
【0015】次に、機器制御装置において、接続された
被制御機器に対応するオブジェクトの生成の処理が行わ
れる。オブジェクト生成手段は、接続が検知された複数
の被制御機器の固有の情報に基づいて、オブジェクト指
向のプログラムを用いた制御情報となる代理オブジェク
トの自動生成削除を行うためのオブジェクトを自動生成
する。ここで、機器の所定の記憶手段に、機器固有の情
報が書かれている。
【0016】ここで、オブジェクト生成手段は、インタ
ーフェースを介して接続される被制御機器の情報を調査
し、それに対応した適当なオブジェクトを生成する。
【0017】そして、機器制御装置において、オブジェ
クトのサービススタートメソッドの呼び出しの処理が行
われる。サービススタートメソッドは、被制御機器の固
有情報に基づいて代理オブジェクトを生成し、生成され
た代理オブジェクトを機器情報登録装置に登録し、ネッ
トワーク上のクライアントの情報端末からのアクセスを
可能にする。
【0018】クライアントの情報端末から機器情報登録
装置に登録された代理オブジェクトを取得して、クライ
アントの情報端末において、取得した代理オブジェクト
を用いて、機器制御装置に接続された被制御機器を制御
することを可能とする。
【0019】クライアントの情報端末から機器制御装置
に接続された被制御機器に対して、出力情報の要求が生
じた際に、機器制御装置はクライアントの情報端末が所
望するフォーマットに出力情報をリアルタイムで変換し
てネットワーク経由でクライアントの情報端末に送出す
る。
【0020】クライアントの情報端末において、機器制
御装置から受信した変換されたフォーマットの出力情報
を再生する。
【0021】
【発明の実施の形態】本実施の形態の機器制御装置は、
サーバに接続されたデジタル機器を代理オブジェクトを
用いてネットワーク上から制御を可能にするものであ
り、デジタル機器から出力される映像や音声等のストリ
ームを任意のフォーマットにリアルタイムで変換してネ
ットワークに送出して、クライアント側で変換されたス
トリームを受信して再生し、表示を可能とする機能を有
するものである。
【0022】[機器制御システム]図1は、本実施の形
態が適用されるサーバを用いた機器制御システムの構成
を示す図である。この機器制御システムは、機器制御装
置となるサーバ1と、複数の被制御機器となるデジタル
機器20A、20B〜と、デジタル機器20A、20B
〜をサーバ1に接続するインターフェース19と、機器
情報登録装置となるネーミングサーバ14と、サーバ1
とネーミングサーバ14とを接続するネットワーク16
と、複数のクライアントとなる情報端末8〜と、ネーミ
ングサーバ14と情報端末8〜(クライアント)とを接
続するネットワーク17と、情報端末8〜(クライアン
ト)をサーバ1に接続するネットワーク18とを有して
構成される。なお、ネットワーク16〜18は同じネッ
トワークの異なる回線である。
【0023】サーバ1は、常駐するサーバプロセス2
と、機器接続時に生成される機器接続時生成部3と、ス
トリーム要求条件に応じて動的に構成される動的構成部
5とを有して構成される。
【0024】サーバプロセス2は、図示はしないが、複
数のデジタル機器20A、20B〜のそれぞれがインタ
ーフェース19を介して接続されたことを検知する機器
接続検知手段と、接続が検知された複数のデジタル機器
20A、20B〜の固有の情報に基づいて、オブジェク
ト指向のプログラムを用いた制御情報となる代理オブジ
ェクトの自動生成削除を行うためのオブジェクトを自動
生成するオブジェクト生成手段と、情報端末8〜(クラ
イアント)から、オブジェクトの有する機能であるメソ
ッドを呼び出すリモートメソッド呼び出し手段を有して
構成される。
【0025】また、機器接続時生成部3は、サーバプロ
セス2の機器接続検知手段により複数のデジタル機器2
0A、20B〜のそれぞれがインターフェース19を介
して接続されたことを検知したときオブジェクト生成手
段により生成されるものであって、デジタル機器Aのサ
ービスオブジェクト4Aと、デジタル機器Bのサービス
オブジェクト4Bとを有して構成される。
【0026】また、動的構成部5は、ストリーム変換部
7におけるフォーマット変換のための条件を判断する条
件判断部6と、複数のデジタル機器20A、20B〜か
ら出力される所定のストリームを任意のフォーマットに
変換するストリーム変換部7とを有して構成される。
【0027】ネーミングサーバ14は、サーバプロセス
2のオブジェクト生成手段により生成された代理オブジ
ェクトを登録するプロキシオブジェクト登録部15を有
して構成される。
【0028】情報端末8〜(クライアント)は、ネーミ
ングサーバ14のプロキシオブジェクト登録部15に登
録された代理オブジェクトを取得するプロキシオブジェ
クト取得部9と、要求すべきストリームに応じて動的に
構成される動的構成部11とを有して構成される。
【0029】また、プロキシオブジェクト取得部9は、
デジタル機器Aのプロキシオブジェクト10Aと、デジ
タル機器Bのプロキシオブジェクト10Bとを有して構
成される。
【0030】また、動的構成部11は、サーバ1に対し
て再生可能な所望のフォーマットのストリームを要求す
るストリーム要求部12と、任意のフォーマットに変換
されたサーバから送出されるストリームを再生するスト
リーム再生部13とを有して構成される。
【0031】このように構成されたこの機器制御システ
ムは、以下のような動作をする。図2は、サーバ、ネー
ミングサーバ、クライアント(情報端末)間の動作図で
ある。
【0032】サーバ1において、ステップS1で、サー
バプロセス2の機器接続検知手段は、複数のデジタル機
器20A,20B〜のそれぞれがインターフェース19
を介して接続されたことを検知する。
【0033】また、サーバ1において、ステップS2
で、サーバプロセス2の機器接続時生成部3のオブジェ
クト生成手段は、接続が検知された複数のデジタル機器
20A,20B〜の固有の情報に基づいて、オブジェク
ト指向のプログラムを用いた制御情報となる代理(プロ
キシ)オブジェクトの自動生成削除を行うための機器A
のサービスオブジェクト4Aおよび機器Bのサービスオ
ブジェクト4Bを自動生成する。
【0034】これにより、サーバ1にデジタル機器20
A〜20Bが接続されたときに、デジタル機器20A,
20B〜をネットワーク18経由で情報端末8〜から操
作するための代理(プロキシ)オブジェクトが動作可能
な状態となるように生成される。
【0035】ステップS3で、サーバ1において、サー
バプロセス2のオブジェクト生成手段により生成された
代理(プロキシ)オブジェクトをネットワーク16を介
してネーミングサーバ14のプロキシオブジェクト登録
部15に登録する。
【0036】このとき、ネーミングサーバ14のプロキ
シオブジェクト登録部15に登録される代理(プロキ
シ)オブジェクトは、各デジタル機器20A〜20Bを
制御するための、例えば、Play(再生),Stop
(停止),FF(早送り),FW(巻き戻し)などのコ
マンドに相当するものである。
【0037】また、このとき、どのネーミングサーバに
登録するかは、任意である。例えば、サーバ1の知って
いる特定のネーミングサーバ、あるいはネットワーク1
6上にリクエストを出してそれに応じたネーミングサー
バなどが考えられる。
【0038】情報端末8〜(クライアント)において、
ステップS4で、プロキシオブジェクト取得部9は、ネ
ットワーク17を介してネーミングサーバ14のプロキ
シオブジェクト登録部15にアクセスして、デジタル機
器20A,20B〜を検索する。情報端末8〜(クライ
アント)から使用したいデジタル機器20A,20B〜
が検出されると、ステップS5で、情報端末8〜(クラ
イアント)のプロキシオブジェクト取得部9は、ネット
ワーク17を介してネーミングサーバ14のプロキシオ
ブジェクト登録部15から機器Aのプロキシオブジェク
ト10Aまたは機器Bのプロキシオブジェクト10Bを
取得する。
【0039】ステップS6で、サーバ1にネットワーク
18を介して接続されている複数のクライアントの情報
端末8〜(クライアント)において、情報端末8〜(ク
ライアント)のプロキシオブジェクト取得部9は、機器
Aのプロキシオブジェクト10Aまたは機器Bのプロキ
シオブジェクト10Bを使用して、サーバ1のサービス
オブジェクトと直接通信することによって、ネットワー
ク18を介して接続された複数の情報端末8〜(クライ
アント)からデジタル機器20A,20B〜を後述する
ようにして遠隔から操作して制御することが可能な状態
となる。
【0040】つまり、サーバプロセス2のリモートメソ
ッド呼び出し手段は、ネットワーク18を介して接続さ
れた複数の情報端末8〜からのアクセスにより、オブジ
ェクトの有する機能であるメソッドを呼び出す。
【0041】これにより、呼び出されたメソッドを用い
て各デジタル機器20A,20B〜が動作される。この
ように、サーバ1において、代理(プロキシ)オブジェ
クトを用いることにより、あたかもネットワーク18を
介して接続された複数の情報端末8〜から直接デジタル
機器20A,20B〜を操作して動作をさせるようにで
きる。
【0042】[代理オブジェクトの自動生成削除]上述
した図1に示した機器制御システムでは、サーバ1にサ
ーバプロセス2と呼ばれる動作プログラムが常駐してい
て、このサーバプロセス2により上述した機器接続検知
手段と、オブジェクト生成手段と、リモートメソッド呼
び出し手段の動作が行われる。ここでは、代理オブジェ
クトの生成動作を中心に説明する。
【0043】図3は、サーバの動作を示すフローチャー
トである。この動作は、サーバ1のサーバプロセス2に
より行われるものである。図3において、ステップS2
1でデジタル機器の接続の検知が行われる。具体的に
は、機器接続検知手段は、複数のデジタル機器20A,
20B〜それぞれがインターフェース19を介して接続
されたことを検知する。
【0044】ステップS22で、接続されたデジタル機
器に対応するオブジェクト(AvcUnit)の生成が
行われる。具体的には、オブジェクト生成手段は、接続
が検知された複数のデジタル機器20A,20B〜の固
有の情報に基づいて、サーバプロセス2により、オブジ
ェクト指向のプログラムを用いた制御情報となる代理
(プロキシ)オブジェクトの自動生成削除を行うための
オブジェクト(AvcUnit)を自動生成する。例え
ば、IEEE1394フォーマットでは、機器のコンフ
ィグレーションROM(ConfigurationR
OM(ReadOnly Memory))に、機器固
有の情報が書かれている。
【0045】ここで、オブジェクト生成手段は、インタ
ーフェース19を介して接続されるデジタル機器20
A,20B〜の情報を調査し、それに対応した適当なオ
ブジェクト(AvcUnit)を生成する。
【0046】ステップS23で、オブジェクト(Avc
Unit)のサービススタート(serviceSta
rt)メソッドの呼び出しが行われる。サービススター
トメソッドは、デジタル機器20A,20B〜の固有情
報に基づいて代理(プロキシ)オブジェクトを生成し、
ネットワーク18上のクライアントの情報端末8〜から
のアクセスを可能にする。
【0047】ステップS24でデジタル機器の削除の検
知が行われる。具体的には、機器接続検知手段2は、複
数のデジタル機器20A,20B〜のそれぞれがインタ
ーフェース19から削除されたことを検知する。
【0048】ステップS25で、オブジェクト(Avc
Unit)のサービスストップ(serviceSto
p)メソッドの呼び出しが行われる。サービスストップ
メソッドは、代理(プロキシ)オブジェクトへのネット
ワーク18上のクライアントの情報端末8〜からのアク
セスを終了状態にし、代理(プロキシ)オブジェクトを
削除する。
【0049】ステップS26で、接続されたデジタル機
器に対応するオブジェクト(AvcUnit)の削除が
行われる。
【0050】ここで、オブジェクト生成手段は、インタ
ーフェース19から削除されるデジタル機器の情報を調
査し、それに対応した適当なオブジェクト(AvcUn
it)を削除する。
【0051】図4は、オブジェクト(AvcUnit)
のサービススタート(serviceStart)メソ
ッドの動作を示すフローチャートである。例えば、イン
ターフェース19がIEEE1394フォーマットに準
拠したものであり、デジタル機器20A,20B〜がA
V/C(エー・ブイ・シー)コマンド(AV/C Di
gital Interface Command S
et)で制御可能なものである場合に、デジタル機器に
は機器の機能を示すサブユニット(Subunit)タ
イプという情報がある。
【0052】ここでは、ユニットはデジタル機器そのも
ののことで、サブユニットは、デジタル機器の機能を司
るものである。従って、サブユニットの組み合わせがユ
ニットとなる。ユニットの中をどのような機能単位で分
けるかは、適宜決められる。
【0053】ステップS31で、機器情報の調査が行わ
れる。具体的には、ここでは、デジタル機器のサブユニ
ット(Subunit)タイプの調査が行われる。
【0054】ステップS32で、サブユニットタイプN
Nに対応した代理(プロキシ)オブジェクト(Subu
nitTypeNN_impl)の生成が行われる。具
体的には、サブユニットタイプ(SubunitTyp
e)には、0以上の整数NNが割り当てられている。
【0055】ここで、代理(プロキシ)オブジェクトを
サブユニットタイプ別に、SubunitTypeNN
_implのように命名することを取り決めることによ
り、サブユニットタイプに応じた代理(プロキシ)オブ
ジェクトをオブジェクト(AvcUnit)から自動生
成することができる。
【0056】ステップS33で、代理(プロキシ)オブ
ジェクト(SubunitTypeNN_impl)を
ネットワークから利用可能にする。具体的には、リモー
トメソッド呼び出し手段は、ネットワーク18を介して
接続された複数の情報端末8〜からのアクセスにより、
代理(プロキシ)オブジェクト(SubunitTyp
eNN_impl)を利用可能にする。
【0057】例えば、デジタル機器として、テレビジョ
ンユニットはチューナサブユニット(受信機能)と、モ
ニタサブユニットとの組み合わせが考えられ、また、テ
レビ一体型ビデオテープレコーダは、チューナサブユニ
ット(受信機能)と、モニタサブユニットと、テープレ
コーダ/プレイヤーサブユニット(記録機能/再生機
能)との組み合わせが考えられる。このように機能単位
として適当なサブユニットが定められる。
【0058】なお、上述したサブユニットは、仮想的な
機能単位であり、実際の回路構成と一致するとは限らな
いものである。また、例えば、回路の中で、デコーダブ
ロックのようにAV/Cコマンドによるコントロールの
必要がないブロックのように、どのサブユニットにも入
らないものがある。
【0059】図5は、オブジェクト(AvcUnit)
のサービスストップ(serviceStop)メソッ
ドの動作を示すフローチャートである。
【0060】ステップS41で、代理(プロキシ)オブ
ジェクト(SubunitTypeNN_impl)を
ネットワークから利用不可能にする。具体的には、リモ
ートメソッド呼び出し手段は、ネットワーク18を介し
て接続された複数の情報端末8〜からのアクセスによ
り、代理(プロキシ)オブジェクト(SubunitT
ypeNN_impl)を利用不可能にする。
【0061】ステップS42で、代理(プロキシ)オブ
ジェクト(SubunitTypeNN_impl)の
削除が行われる。
【0062】このようにして、オブジェクト(AvcU
nit)のサービスストップ(serviceSto
p)メソッドは、サービススタート(serviceS
tart)メソッドで自動生成した代理(プロキシ)オ
ブジェクト(SubunitTypeNN_impl)
をネットワークから利用不可能にして、削除する。
【0063】なお、サービススタート(service
Start)メソッドは、オブジェクト(AvcUni
t)が生成された直後に、サーバプロセスにより呼び出
されて、サービスストップ(serviceStop)
メソッドは、デジタル機器が利用不可能になったとき
に、サーバプロセスにより呼び出される。
【0064】[オブジェクト指向のプログラミング]オ
ブジェクト指向のプログラミング言語として適用され
る、Java(サンマイクロシステムズ社の商標)につ
いて説明する。
【0065】まず、クラスについて説明する。一般的に
オブジェクトは「データ」と「動作」を含んだものであ
る。Javaにおいてオブジェクトに相当するものがク
ラスである。従って、1つのクラスが1つのオブジェク
トになる。
【0066】クラスはJavaの基本単位である。プロ
グラムの実行も1つのクラスを呼び出すことで実行され
る。クラスでは、データを変数、動作をメソッドと呼
ぶ。1つのクラスは、変数とメソッドから成り立ってい
る。この2つの要素をクラスのなかに書き込むことによ
って、クラスの性質と振る舞いが決まり、オブジェクト
として利用できる。
【0067】次に、変数およびメソッドについて説明す
る。クラスの性質を定義するのは変数である。変数は、
いくつかの基本的な型を持ち、クラスのなかで値を入れ
る「器」になる。この器に値を入れることでより具体的
なクラスとなる。メソッドはクラスに含まれる変数やほ
かのクラスを利用してプログラムの動作を定義する。
【0068】例えば、ビデオテープレコーダでは、その
動作を示すものとして、「記録」、「再生」、「停
止」、「早送り」、「巻き戻し」などのメソッドを持っ
ている。クラスがJavaVM(仮想マシン)に呼び出
されて、1つのオブジェクトとして振る舞いをする状態
を示す、クラスがインスタンス化されたときには、この
メソッドを利用することができる。
【0069】クラスは機能を引き継いだ子供のクラスを
作ることができる。これを継承という。このとき子供の
クラスは親のクラスの変数やメソッドを引き継ぐ。これ
により、プログラムを作成する際にすべての動作を記述
する必要が無くなる。
【0070】次に、RMI(Remote Metho
d Invocation)について説明する。RMI
はリモートメソッド呼び出し手段に対応する、アプリケ
ーション作成を支援するクラスとしてのAPI(App
lication Programming Inte
rface)である。RMIはデータをやりとりするだ
けではなく、メソッドやオブジェクトをやりとりするこ
とが可能である。C言語のリモートプロシージャーコー
ル(RPC)に似たものである。
【0071】RMIを使うと、ネットワークを介して複
数のコンピュータにまたがって処理を行うプログラムを
作成することができる。これを分散コンピューティング
という。RMIはJava独自の規格のため、Java
プログラム同士では簡単に通信することができるが、ほ
かのプログラム言語で作成されたプログラムなどとは通
信することはできない。
【0072】[IEEE1394シリアルバス]本実施
の形態のインターフェース19に適用されるIEEE1
394シリアルバス(以下、1394シリアルバスとい
う。)の概要を説明する。まず、接続形態を説明する。
1394シリアルバスでは接続形態が限定されいて、各
機器をループのないツリー状に接続することで、最大6
3台の機器を1つのバスに接続することができる。各機
器のポートは、受信したデータ信号を連続的に他のポー
トへ伝送することにより、データ信号がバス全体に伝搬
する。
【0073】次に、ケーブルについて説明する。2組の
差動信号線TPAおよびTPBと、電源ペアVG(グラ
ンド)およびVP(電源)で構成される。TPAおよび
TPBの2本の信号線で、バスの動的なコンフィグレー
ション、バスの使用権を取得するためのアービトレーシ
ョン、データ信号の伝搬を行う。TPAには常時バイア
スをかけており、TPBではそれを検出することによ
り、アクティブなケーブルの接続の有無を判定してい
る。
【0074】次に、物理レイヤー部の信号について説明
する。TPA,TPBの2本の信号線は、「1」、
「0」、「Z」の3値をとる。「Z」は接続されたポー
トのどちらにも駆動されていないハイインピーダンス状
態を意味する。TPAからはストローブと呼ばれる信号
を、TPBからはデータを送信する。受信側ではデータ
とストローブの排他的論理和をとることでクロックを得
て、クロックの変化点でデータを読み取る。
【0075】次に、バス初期化について説明する。各ポ
ートは、接続相手のTPAが出力するバイアスの有無を
検出して、ノードが接続されたか取り外されたかを判定
する。ポートの接続状態の変化を検出したノードは、他
の接続のあるポートに対して一定時間バスリセット信号
を送信する。これを受信したノードは、さらに接続のあ
る他のポートにバスリセット信号を送信する。これを繰
り返し、最終的にバスに接続された全ノードにバスリセ
ット信号が伝わる。バスリセット信号を受信したノード
は、それ以前の形態情報や、各自のノードIDをクリア
する。その後、各ノードは自らが、バスに接続された各
ノードが隣接する複数のノードに接続されている状態の
ブランチか、または隣接するノードは1つだけのリーフ
かを認識するようにし、さらに、各ノードの親子関係付
けを行い、ツリー構造におけるルートノードの決定が行
われる。
【0076】次に、アドレスについて説明する。64ビ
ット幅のアドレス空間のうち、上位10ビット(最大1
023)のバスIDとそれに続く6ビット(最大(6
3)のノードIDで機器を識別する。残りの48ビット
はノード内のアドレス空間として割り当てられる。ま
た、このアドレス空間の所定のレジスタ空間には、CS
R(Control and Status Regi
ster)と、CFR(Configration R
egister,コンフィグレーションROMと同じ)
が標準化される。
【0077】次に、非同期通信(アシンクロナス通信)
について説明する。1394インターフェースで用いる
データパケットの転送方法の一つとして、非同期通信が
ある。これは片方向のデータパケット転送である。送信
側はデータパケット転送先アドレスをパケットヘッダー
に明記し、バスに送信する。データパケットはバス上の
すべてのノードまで伝搬する。パケットヘッダーに明記
された転送先アドレスに対応するノードは、そのデータ
パケットを受信し、受信結果(ack)を返送する。そ
の一連の転送プロセスをアシンクロナスサブアクション
と呼ぶ。
【0078】ここで、アシンクロナスサブアクションを
開始するためには、サブアクションギャップと呼ばれる
一定期間、バスがアイドル状態にならなくてはならな
い。また、受信側がデータパケットを受け取って、ac
kを返送する間もバスはアイドル状態となり、この間隔
をackギャップと呼ぶ。ackギャップはサブアクシ
ョンギャップに比べて充分短いため、他のサブアクショ
ンが開始されることはない。
【0079】次に、アイソクロナス通信について説明す
る。1394インターフェースで用いるデータパケット
の転送方法のもう一つの方法として、アイソクロナス通
信がある。アイソクロナス通信は、バス上に1台存在す
るサイクルマスターが一定間隔で送信するサイクルスタ
ートパケットに同期して行われる。アイソクロナス通信
の送信側のノードはサイクルスタートパケットを受信す
るとアイソクロナスギャップを待ってアービトレーショ
ンを開始し、アイソクロナスパケットを送信する。他に
も送信ノードが存在する場合には、引き続きアイソクロ
ナスギャップで、アービトレーションを開始し、アイソ
クロナスパケットを送信する。
【0080】ここで、アイソクロナスギャップは、サブ
アクションギャップより充分短い期間になっているた
め、この間にアシンクロナス通信を行いたいノードがい
ても、サブアクションギャップが検出できないため送信
できない。つまり、毎サイクル、アイソクロナスパケッ
トを送信するノードに優先権が与えられることになる。
また、アイソクロナス通信は、アシンクロナス通信のよ
うに、データ転送先のアドレスを指定することはなく、
バスにブロードキャストされる。アイソクロナスパケッ
トには0〜63までのチャンネル番号が割り振られ、ノ
ードは必要なチャンネル番号のアイソクロナスパケット
を受信すればよい。
【0081】[ストリーム変換部]ここで、情報端末8
〜(クライアント)側からサーバ1にインターフェース
19を介して接続されているデジタル機器20A,20
B〜を動作させて、デジタル機器20A,20B〜から
の出力をネットワーク18を介して受信して情報端末8
〜(クライアント)側で再生したいという要求がある場
合には、以下のような動作をする。
【0082】図2に戻って、ステップS7で、情報端末
8〜(クライアント)の動的構成部11のストリーム要
求部12は、自身のアドレス、所望のフォーマット、ビ
ットレート、フレームレート等の情報とともにストリー
ム開始要求を、ネットワーク18を介して、プロキシオ
ブジェクト経由でサーバ1に送る。
【0083】このとき、ストリーム開始要求としては、
ストリームの復号や、フォーマットの変換の実行を行う
ための「Start Down Conversio
n」などを送る。
【0084】サーバ1のサービスオブジェクトは受信し
た要求をもとに、インターフェース19を介して接続さ
れているデジタル機器20A,20B〜を制御するとと
もに、ステップS8で、サーバ1の動的構成部5は動的
に条件判断部6からの条件に基づいてストリーム変換部
7を構築する。
【0085】図6は、ストリーム変換部の構成図であ
る。図6において、ストリーム変換部7は、デジタル機
器20A,20B〜から出力されるDV(Digita
l Video)ストリームを読み出すDV読み出し部
31と、読み出されたDVストリームを復号するDV復
号部32と、条件判断部6からのフォーマット変換信号
Scに基づいて復号されたストリームデータのフォーマ
ットを変換するための処理を行うフォーマット間変換部
33と、条件判断部6からのフォーマット信号Sfに基
づいて所定のフォーマットへストリームデータの圧縮を
行うストリーム圧縮部34と、条件判断部6からのプロ
トコル信号Spに基づいて所定のプロトコルでストリー
ムデータをネットワークへ送信するネットワーク送信部
35とを有して構成される。
【0086】条件判断部6は、ストリーム要求部12か
らのストリーム要求に基づいて、ストリーム変換部7に
おけるストリーム変換動作の条件を判断して、フォーマ
ット変換信号Sc、フォーマット信号Sfおよびプロト
コル信号Spを生成する。
【0087】[DVストリーム]DVのフォーマット
は、以下の通りである。映像解像度は720画素×48
0画素であり、音声チャンネル数は2または4チャンネ
ルであり、スクランブルインターリーブNRZI変調方
式で、誤り訂正符号としてリードソロモン積符号を用い
ていて、データレートとして映像は24.95Mbp
s、音声は1.56Mbpsである。
【0088】また、デジタルインターフェースとして、
VTR間だけでなく、図示したサーバやAV機器やパー
ソナルコンピュータなどとの接続が可能なインターフェ
ースとして、リアルタイム伝送が可能なIEEE139
4規格が選択されたときに、映像データ、音声データ、
AV/Cコマンド(機器制御、状態問い合わせなど)を
伝送するAVプロトコルが設けられている。
【0089】このAVプロトコルによれば、圧縮された
映像データと音声データを多重して伝送するため、1本
のケーブルを接続するだけで、圧縮ひずみを累積させず
にVTRの再生やVTR間のダビング記録を行うことが
できる。
【0090】DVストリームは、IEEE1394規格
のアイソクロナス(Isochronous)トランザ
クションを使って伝送される。DVストリームのアイソ
クロナスパケットにはIEEE1394規格で定められ
たパケットのデータ領域に、AV信号特有の情報を表す
ためのCIPヘッダーを2クワドレット(quadle
t=8バイト)と、DIFブロックと呼ばれる80バイ
トのブロックデータの並びとして表されたDV信号がの
せられる。
【0091】図7は、ストリーム変換部の動作図であ
る。図7において、ステップS51で、DV読み出し部
31でデジタル機器20A,20B〜から出力されるD
VストリームをDV読み出し部31で読み出して、読み
出されたDVストリームをDV復号部32へ供給する。
具体的には、サーバ1の機器Aのサービスオブジェクト
4Aまたは機器Bのサービスオブジェクト4Bは、デジ
タル機器20A,20B〜に対して、インターフェース
19上でDVストリームを流すチャンネルを指定して、
DV読み出し部31は、そのチャンネルからDVストリ
ームを読み出してDV復号部32へ供給する。
【0092】ステップS52で、DV復号部32は、D
Vストリームを復号化して、フォーマット間変換部33
へ供給する。具体的には、DV復号部32では、供給さ
れたDVストリームを復号化して、フォーマット間変換
部33へ供給する。
【0093】ステップS53で、フォーマット間変換部
33では任意のフォーマットで圧縮する際に必要な変換
をしてストリーム圧縮部34へ供給する。具体的には、
フォーマット間変換部33では、復号されたDVストリ
ームを任意のフォーマットで圧縮する際に必要な変換を
する。例えば、解像度およびフレームレートの変換のた
めの間引き処理、R,G,Bなどの色などの調整をす
る。
【0094】ステップS54で、ストリーム圧縮部34
では、任意のフォーマットに映像と音声を圧縮してネッ
トワーク送信部へ供給する。具体的には、ストリーム圧
縮部34では、DVストリームの映像データと音声デー
タを各々要求されたビットレートとフレームレートで種
々のフォーマットにリアルタイムで符号化する。ストリ
ーム圧縮部34は、DVストリームの映像データと音声
データを任意のフォーマットに圧縮する部分であり、様
々なコーデックを組み込むことが可能である。
【0095】例えば、ストリーム圧縮部34におけるコ
ーデックとして、映像データに対しては、H.261,
H.263,MPEG(Moving Picture
Experts Group)−1,2,4などを用
いても良く,音声データに対しては、G.723,MP
3,ATRAC(Adaptive TRansfor
m Acoustic Coding)3などを用いて
も良い。
【0096】これにより、例えば、DVストリームの映
像データと音声データをH.261,H.263または
MPEG−1,2,4フォーマットの映像データと、
G.723,MP3,ATRAC3フォーマットの音声
データに変換することができる。
【0097】このとき、例えば、解像度720画素×4
80画素のDVストリームの映像データを解像度352
画素×288画素のH.261の映像データにダウンコ
ンバートすることができる。また、フレームレートにつ
いて、DVストリームの映像データの30FPSから
H.261の映像データの15FPSにダウンコンバー
トすることができる。
【0098】なお、クライアント(情報端末8)側のス
トリーム再生部13のストリーム復号部52のデコード
能力およびネットワーク帯域に適合する最も高いビット
レートのフォーマットに変換すれば良い。
【0099】ステップS55で、ネットワーク送信部3
5では、変換されたストリームを任意のプロトコルでク
ライアント(情報端末8)に送信する。具体的には、ネ
ットワーク送信部35が、種々のプロトコルによってク
ライアント(情報端末8)に所望のプロトコルに変換さ
れたストリームを送信する。ネットワーク送信部35に
おいても、種々のプロトコルを組み込むことが可能であ
る。
【0100】例えば、ネットワーク送信部35における
プロトコルとして、RTP(Realtime Tra
nsport Protocol),UDP(User
Datagram Protocol),RSTP
(Realtime Stream Transpor
t Protocol)などを用いても良い。
【0101】なお、サーバ1とのネットワーク18およ
びクライアント(情報端末8)側のストリーム再生部1
3のストリーム受信部51の受信能力に適合する最も高
速のプロトコルに変換すれば良い。
【0102】[コーデック]コーデックの概要を以下に
説明する。H.26xはITU−Tの通信、特にテレビ
電話用の動画像符号化勧告である。なお、H.262
は、ITU−TがISO/IEC−JTC1と共同で作
成したMPEG−2との共通標準である。
【0103】H.261は、デジタル統合網ISDNで
のテレビ電話/テレビ会議用の符号化勧告で、伝送速度
がp×64Kbps(pは1から30の整数)、映像フ
ォーマットがCIF(Common Intermed
iate Format:解像度352画素×288画
素でフレームレート最大30FPS)というNTSCと
PALの中間フォーマット、およびその縦横1/2のQ
CIF(Quarter CIF:解像度176画素×
144画素でフレームレート最大30FPS)を採用し
ている。
【0104】また、H.261の特徴としては、マクロ
ブロック(16画素×16画素)が4つの8画素×8画
素ブロック(サブブロック)からなること、その個々の
サブブロックにDCT変換を適用することで、個々のマ
クロブロックは輝度信号ブロック4個と色差信号ブロッ
ク2個としてDCT変換を行うこと、などの動画像符号
化の基本的な処理方式を用いている。
【0105】また、MPEG−1は蓄積メディア用の動
画像圧縮フォーマットであり、MPEG−2は放送メデ
ィア用の動画像圧縮フォーマットであり、MPEG−4
は汎用マルチメディアに適した超低速メディア用の動画
像圧縮フォーマットである。H.263は、MPEG−
4との共通標準である。
【0106】MPEG−2はデジタル放送に適用され、
トランスポートストリーム(MPEG2−TS)の形で
放送が行われるのが標準的であり、チューナで受信され
たこのデジタル信号をそのままIEEE1394規格の
インターフェース上で伝送することでデジタル放送から
VTRなどへの効率的な伝送を行うことができる。
【0107】MPEG−1の伝送レートは、4Mbps
であり、MPEG−2の伝送レートは、4Mbps、標
準テレビジョン(SD(Stanndard Difi
nition)−TV)用の15Mbps、60Mbp
s、高解像度テレビジョン(HD(High Difi
nition)−TV)用の80Mbpsなどである。
MPEG−4の伝送レートは、インターネットでのビデ
オストリーミングなどに適した超低ビットレート/低遅
延対応の500kbps〜40Mbpsなどである。
【0108】G.723は、テレビ電話に適するH.2
62に対応した音声のフォーマットであり、伝送レート
は、5.3Kbps、6.3kbpsである。
【0109】MP3(MPEG Audio laye
r3)の伝送レートは、モノラル64Kbps、ステレ
オ128kbpsである。
【0110】ATRAC3は、人間の知覚処理過程に整
合した帯域分割符号化を行うものであり、伝送レート
は、1.4Mbps〜300kbpsである。
【0111】[プロトコル]UDPプロトコルは、主に
オーディオ用に用いられ、インターネット等で誤り制御
等を必要としない簡易な用途に元いられるプロトコルで
ある。
【0112】RTPプロトコルは、主にビデオ用に用い
られ、ビデオやオーディオのようなリアルタイム情報を
伝送する場合、伝送するパケット間の時間差を保証する
ために、各パケットにシーケンス番号とタイムスタンプ
(時刻印)等を付加して送るプロトコルである。
【0113】RSTPプロトコルは、主にビデオ用に用
いられ、ビデオやオーディオのようなリアルタイムスト
リーム情報を伝送する場合、伝送するストリームのパケ
ット間の時間差を保証するために、各パケットにシーケ
ンス番号とタイムスタンプ(時刻印)等を付加して送る
プロトコルである。
【0114】[ネットワーク]ネットワークは、ADS
L(Asynmetric Digital Subs
criber Line)、ISDN(Integra
ted Services Digital Netw
ork)、PSTN(Public Switched
Telephone Network)、インターネ
ットなど様々なマルチメディア通信に利用可能な各種ネ
ットワークを採用することができる。
【0115】[ストリーム再生部]図2に戻って、ステ
ップS7で、情報端末8〜(クライアント)は、サーバ
1に対してストリーム送信開始の要求を出すと、ステッ
プS9で、動的構成部11のストリーム再生部13を動
的に構成する。そして、ステップS10で、サーバ1か
ら情報端末8〜(クライアント)へストリーミングが開
始される。
【0116】図8は、ストリーム再生部の構成図であ
る。図8において、ストリーム再生部13は、ネットワ
ーク18を介して送信されるストリームを受信するネッ
トワーク受信部51と、受信されたストリームを復号す
るストリーム復号部52と、復号されたストリームを再
生する再生部53とを有して構成される。なお、ストリ
ーム要求部12は、予めストリーム要求の際に、ストリ
ーム再生部13におけるストリーム再生動作の条件を検
出して、フォーマット変換信号Sc、フォーマット信号
Sfおよびプロトコル信号Spを生成する。
【0117】図9は、ストリーム再生部の動作図であ
る。ステップS61で、ストリームをネットワーク受信
部51でサーバ1から受信する。具体的には、ネットワ
ーク18に対するネットワーク受信部51が許容するプ
ロトコルで送信されるストリームをネットワーク受信部
51で受信する。ここで、ネットワーク受信部51に
は、ネットワーク18に対してネットワーク受信部51
が許容する様々なプロトコルを組み込むことが可能であ
る。
【0118】ステップS62で、ネットワーク受信部5
1は映像と音声のストリームをパケットから取り出し
て、ストリーム復号部52へ供給する。具体的には、サ
ーバ1が送信したストリームをネットワーク受信部51
で受信すると、ストリームの映像データおよび音声デー
タを取り出してストリーム復号部52へ供給する。
【0119】ステップS63で、ストリーム復号部52
は、映像データおよび音声データを復号して再生部53
へ供給する。具体的には、ストリーム復号部52は、所
定フォーマットに変換された映像データおよび音声デー
タを復号する。ここで、ストリーム復号部52には、ネ
ットワーク18に対してネットワーク復号部52が許容
する様々なコーデックを組み込むことが可能である。
【0120】ステップS64で、再生部53は、映像デ
ータおよび音声データを再生する。具体的には、再生部
53は、映像データおよび音声データを再生して、モニ
タに映像を表示すると共に、スピーカから音声を出力す
る。
【0121】図2に戻って、ステップS11で、情報端
末8〜(クライアント)からサーバ1へストリーミング
の終了要求が出される。具体的には、情報端末8〜(ク
ライアント)がストリームの受信を終了する際には、ネ
ットワーク18を介して、プロキシオブジェクト経由で
ストリーム終了要求を、サーバ1に送る。
【0122】ここで、ストリーム終了要求としては、ス
トリームの復号や、フォーマットの変換の停止を行うた
めの「Stop Down Conversion」な
どを送る。
【0123】そこで、ステップS12で、サーバ1のサ
ービスオブジェクトは、ストリーム変換処理を停止し
て、サーバ1の動的構成部5は構成されたストリーム変
換部7を分解して動作を終了する。
【0124】また、ステップS13で、情報端末8〜
(クライアント)の動的構成部11は動的に構成された
ストリーム再生部13を分解して動作を終了する。
【0125】また、サーバ1にインターフェース19を
介して接続されているデジタル機器20A,20B〜が
サーバ1から抜かれたときには、サーバ1の機器接続時
生成部3の機器Aのサービスオブジェクト4Aまたは機
器Bのサービスオブジェクト4Bとプロキシオブジェク
トが削除され、ネットワーク16を介してネーミングサ
ーバ14のプロキシオブジェクト登録部15からプロキ
シオブジェクトが登録を抹消される。
【0126】また、ストリーム再生時には、サーバ1か
らネットワーク18を介して情報端末8〜(クライアン
ト)に、サーバ1における機器Aのサービスオブジェク
ト4Aまたは機器Bのサービスオブジェクト4Bとプロ
キシオブジェクトが削除されたこと、およびネーミング
サーバ14におけるプロキシオブジェクトの登録抹消が
通知され、情報端末8〜(クライアント)側でストリー
ム再生部13が分解される。
【0127】上述した本実施の形態によれば、ホームゲ
ートウエイ、サービスゲートウエイの要素技術として適
用することができる。
【0128】また、ネットワーク経由で、IEEE13
94規格のインターフェースに接続されたデジタル機器
を制御し、その出力を低速な転送レートによりネットワ
ーク経由で受信して再生することができる。
【0129】また、例えば、パーソナルコンピュータや
携帯端末装置などからホームネットワークを介してデジ
タル機器を制御することができ、新たな情報サービスシ
ステムを図ることができる。
【0130】また、将来、ネットワークが広帯域化した
際にも、柔軟に対応することができると共に、多種多様
なフォーマットとプロトコルに対応することができる。
【0131】また、上述した本実施の形態では、オブジ
ェクト指向のプログラミング言語として、Javaを使
用する例を示したが、これに限らず、他のC言語を使用
するようにしても良い。
【0132】また、上述した本実施の形態では、インタ
ーフェースとしてIEEE1394フォーマットを使用
する例を示したが、これに限らず、他のUSB(Uni
versal Serial Bus)を使用するよう
にしても良い。
【0133】また、上述した本実施の形態では、機器制
御装置として、サーバ1を使用する例を示したが、これ
に限らず、同様の構成および作用効果を奏するものであ
れば、セットトップボックス、ルータ、パーソナルコン
ピュータを使用するようにしても良い。
【0134】また、上述した本実施の形態では、ネット
ワーク16、17、18としては、インターネットを使
用する例を示したが、これに限らず、LAN(Loca
lArea Network)を使用するようにしても
良い。
【0135】また、上述した本実施の形態では、インタ
ーフェース19には、IEEE1394規格のインター
フェースを使用する例を示したが、これに限らず、LA
Nを使用して、複数台のビデオカメラを制御するように
しても良い。
【0136】また、上述した本実施の形態では、クライ
アントとしては、パーソナルコンピュータなどの情報端
末8〜を使用する例を示したが、これに限らず、携帯電
話を使用するようにしても良い。
【0137】
【発明の効果】この発明の機器制御装置は、インターフ
ェースを介して接続された複数の被制御機器に対して、
各々動作をさせるための制御情報を生成して、供給する
機器制御装置において、複数の被制御機器のそれぞれが
インターフェースを介して接続されたことを検知する機
器接続検知手段と、接続が検知された複数の被制御機器
の固有の情報に基づいて、オブジェクト指向のプログラ
ムを用いた制御情報となる代理オブジェクトの自動生成
削除を行うためのオブジェクトを自動生成するオブジェ
クト生成手段と、生成された代理オブジェクトとその属
性をネットワークを介して機器情報登録装置に登録する
代理オブジェクト登録手段と、削除された代理オブジェ
クトをネットワークを介して機器情報登録装置から登録
抹消する代理オブジェクト登録抹消手段と、複数の被制
御機器から出力される所定のストリームを任意のフォー
マットに変換するストリーム変換手段と、変換されたス
トリームをネットワーク上に送出する送出手段とを備え
たので、任意の被制御機器の出力情報を情報端末側で受
信して再生することができるという効果を奏する。
【0138】また、この発明の機器制御装置は、上述に
おいて、ストリーム変換手段におけるフォーマット変換
のための条件を判断する条件判断部を有するので、情報
端末からのストリーム要求時に条件に応じたフォーマッ
ト変換を行うことができるという効果を奏する。
【0139】また、この発明の機器情報登録装置は、ネ
ットワークを介して接続された機器制御装置からの制御
情報により、機器情報の登録に関する動作をする機器情
報登録装置において、機器制御装置により生成された代
理オブジェクトがネットワークを介して登録されたと
き、代理オブジェクトを出力可能に保持する代理オブジ
ェクト保持手段と、代理オブジェクトがネットワークを
介して登録抹消されたとき、代理オブジェクトを出力不
能に解放する代理オブジェクト解放手段と、登録された
代理オブジェクトを検索する代理オブジェクト検索手段
と、ネットワーク上からの代理オブジェクトに対する要
求に応じて代理オブジェクトをネットワーク上に送出す
る送出手段とを備えたので、機器制御装置から代理オブ
ジェクトを取得して登録し、要求に応じて取得した代理
オブジェクトを用いて、機器制御装置に接続された被制
御機器を制御可能にすることができるという効果を奏す
る。
【0140】また、この発明の情報端末装置は、ネット
ワークを介して接続された機器制御装置に対して、ネッ
トワークを介して機器情報登録装置から供給される制御
情報を用いて動作を要求する情報端末装置において、ネ
ットワークを介して機器情報登録装置から機器制御装置
により生成された代理オブジェクトを使用可能に取得す
る代理オブジェクト取得手段と、代理オブジェクトを使
用不能に解放する代理オブジェクト解放手段と、ネット
ワークを介して機器制御装置に対して、代理オブジェク
トを用いてストリームの要求をするストリーム要求手段
と、ネットワークを介して機器制御装置から送信された
ストリームを受信するストリーム受信手段と、受信した
ストリームを再生するストリーム再生手段とを備えたの
で、取得した代理オブジェクトを用いて、所望するフォ
ーマットでの出力情報を要求して、変換されたフォーマ
ットの出力情報を再生することができるという効果を奏
する。
【0141】また、この発明の情報端末装置は、上述に
おいて、ストリーム再生手段におけるストリーム再生の
ための条件を満たすストリームを要求するストリーム要
求部を有するので、ストリーム要求時にストリーム再生
のための条件に応じたストリーム要求を行うことができ
るという効果を奏する。
【0142】また、この発明の機器制御システムは、各
々がインターフェースを介して接続され、各々固有の情
報を記憶する記憶手段を備え、制御情報により各々動作
する複数の被制御機器と、複数の被制御機器のそれぞれ
がインターフェースを介して接続されたことを検知する
機器接続検知手段と、接続が検知された複数の被制御機
器の固有の情報に基づいて、オブジェクト指向のプログ
ラムを用いた制御情報となる代理オブジェクトの自動生
成削除を行うためのオブジェクトを自動生成するオブジ
ェクト生成手段と、生成された代理オブジェクトとその
属性をネットワークを介して機器情報登録装置に登録す
る代理オブジェクト登録手段と、削除された代理オブジ
ェクトをネットワークを介して機器情報登録装置から登
録抹消する代理オブジェクト登録抹消手段と、複数の被
制御機器から出力される所定のストリームを任意のフォ
ーマットに変換するストリーム変換手段と、変換された
ストリームをネットワーク上に送出する送出手段とを有
する機器制御装置と、機器制御装置により生成された代
理オブジェクトがネットワークを介して登録されたと
き、代理オブジェクトを出力可能に保持する代理オブジ
ェクト保持手段と、代理オブジェクトがネットワークを
介して登録抹消されたとき、代理オブジェクトを出力不
能に解放する代理オブジェクト解放手段と、登録された
上記代理オブジェクトを検索する代理オブジェクト検索
手段と、ネットワーク上からの代理オブジェクトに対す
る要求に応じて代理オブジェクトをネットワーク上に送
出する送出手段とを有する機器情報登録装置と、ネット
ワークを介して機器情報登録装置から機器制御装置によ
り生成された代理オブジェクトを使用可能に取得する代
理オブジェクト取得手段と、代理オブジェクトを使用不
能に解放する代理オブジェクト解放手段と、ネットワー
クを介して機器制御装置に対して、代理オブジェクトを
用いてストリームの要求をするストリーム要求手段と、
ネットワークを介して機器制御装置から送信されたスト
リームを受信するストリーム受信手段と、受信したスト
リームを再生するストリーム再生手段とを有する情報端
末装置とを備えたので、任意の被制御機器の出力情報を
情報端末側で受信して再生することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態が適用されるサーバを用いた機器
制御システムの構成を示す図である。
【図2】サーバ、ネーミングサーバ、クライアント間の
動作図である。
【図3】サーバの動作を示すフローチャートである。
【図4】オブジェクト(AvcUnit)のサービスス
タート(serviceStart)メソッドの動作を
示すフローチャートである。
【図5】オブジェクト(AvcUnit)のサービスス
トップ(serviceStop)メソッドの動作を示
すフローチャートである。
【図6】ストリーム変換部の構成図である。
【図7】ストリーム変換部の動作図である。
【図8】ストリーム再生部の構成図である。
【図9】ストリーム再生部の動作図である。
【符号の説明】
1……サーバ、2……サーバプロセス、3……機器接続
時生成部、4A……機器Aのサービスオブジェクト、4
B……機器Bのサービスオブジェクト、5……動的構成
部、6……条件判断部、7……ストリーム変換部、8…
…情報端末(クライアント)、9……プロキシオブジェ
クト取得部、10A……機器Aのプロキシオブジェク
ト、10B……機器Bのプロキシオブジェクト、11…
…動的構成部、12……ストリーム要求部、13……ス
トリーム再生部、14……ネーミングサーバ、15……
プロキシオブジェクト登録部、16〜18……ネットワ
ーク、19……インターフェース、20A……機器A、
20B……機器B、31……DV読み出し部、32……
DV復号部、33……フォーマット間変換部、34……
ストリーム圧縮部、35……ストリーム送信部、51…
…ネットワーク受信部、52……ストリーム復号部、5
3……再生部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB02 JA35 JB14 KA13 KB04 5C059 KK41 LA02 MA00 MA23 MB29 PP04 SS05 SS07 SS08 UA29 5K048 AA04 BA01 CA08 DC03 EA11 EB02 FC01 HA01 HA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターフェースを介して接続された複
    数の被制御機器に対して、各々動作をさせるための制御
    情報を生成して、供給する機器制御装置において、 上記複数の被制御機器のそれぞれが上記インターフェー
    スを介して接続されたことを検知する機器接続検知手段
    と、 接続が検知された上記複数の被制御機器の固有の情報に
    基づいて、オブジェクト指向のプログラムを用いた上記
    制御情報となる代理オブジェクトの自動生成削除を行う
    ためのオブジェクトを自動生成するオブジェクト生成手
    段と、 生成された代理オブジェクトとその属性をネットワーク
    を介して機器情報登録装置に登録する代理オブジェクト
    登録手段と、 削除された代理オブジェクトをネットワークを介して機
    器情報登録装置から登録抹消する代理オブジェクト登録
    抹消手段と、 上記複数の被制御機器から出力される所定のストリーム
    を任意のフォーマットに変換するストリーム変換手段
    と、 変換されたストリームをネットワーク上に送出する送出
    手段とを備えたことを特徴とする機器制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機器制御装置において、 上記ストリーム変換手段におけるフォーマット変換のた
    めの条件を判断する条件判断部を有することを特徴とす
    る機器制御装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して接続された機器制
    御装置からの制御情報により、機器情報の登録に関する
    動作をする機器情報登録装置において、 上記機器制御装置により生成された代理オブジェクトが
    ネットワークを介して登録されたとき、上記代理オブジ
    ェクトを出力可能に保持する代理オブジェクト保持手段
    と、 上記代理オブジェクトがネットワークを介して登録抹消
    されたとき、上記代理オブジェクトを出力不能に解放す
    る代理オブジェクト解放手段と、 登録された上記代理オブジェクトを検索する代理オブジ
    ェクト検索手段と、 ネットワーク上からの上記代理オブジェクトに対する要
    求に応じて上記代理オブジェクトをネットワーク上に送
    出する送出手段とを備えたことを特徴とする機器情報登
    録装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して接続された機器制
    御装置に対して、ネットワークを介して機器情報登録装
    置から供給される制御情報を用いて動作を要求する情報
    端末装置において、 ネットワークを介して上記機器情報登録装置から上記機
    器制御装置により生成された代理オブジェクトを使用可
    能に取得する代理オブジェクト取得手段と、 上記代理オブジェクトを使用不能に解放する代理オブジ
    ェクト解放手段と、 ネットワークを介して上記機器制御装置に対して、代理
    オブジェクトを用いてストリームの要求をするストリー
    ム要求手段と、 ネットワークを介して上記機器制御装置から送信された
    ストリームを受信するストリーム受信手段と、 受信したストリームを再生するストリーム再生手段とを
    備えたことを特徴とする情報端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報端末装置において、 上記ストリーム再生手段におけるストリーム再生のため
    の条件を満たすストリームを要求するストリーム要求部
    を有することを特徴とする情報端末装置。
  6. 【請求項6】 各々がインターフェースを介して接続さ
    れ、各々固有の情報を記憶する記憶手段を備え、制御情
    報により各々動作する複数の被制御機器と、 上記複数の被制御機器のそれぞれが上記インターフェー
    スを介して接続されたことを検知する機器接続検知手段
    と、接続が検知された上記複数の被制御機器の固有の情
    報に基づいて、オブジェクト指向のプログラムを用いた
    上記制御情報となる代理オブジェクトの自動生成削除を
    行うためのオブジェクトを自動生成するオブジェクト生
    成手段と、生成された代理オブジェクトとその属性をネ
    ットワークを介して機器情報登録装置に登録する代理オ
    ブジェクト登録手段と、削除された代理オブジェクトを
    ネットワークを介して機器情報登録装置から登録抹消す
    る代理オブジェクト登録抹消手段と、上記複数の被制御
    機器から出力される所定のストリームを任意のフォーマ
    ットに変換するストリーム変換手段と、変換されたスト
    リームをネットワーク上に送出する送出手段とを有する
    機器制御装置と、 上記機器制御装置により生成された代理オブジェクトが
    ネットワークを介して登録されたとき、上記代理オブジ
    ェクトを出力可能に保持する代理オブジェクト保持手段
    と、上記代理オブジェクトがネットワークを介して登録
    抹消されたとき、上記代理オブジェクトを出力不能に解
    放する代理オブジェクト解放手段と、登録された上記代
    理オブジェクトを検索する代理オブジェクト検索手段
    と、ネットワーク上からの上記代理オブジェクトに対す
    る要求に応じて上記代理オブジェクトをネットワーク上
    に送出する送出手段とを有する機器情報登録装置と、 ネットワークを介して上記機器情報登録装置から上記機
    器制御装置により生成された代理オブジェクトを使用可
    能に取得する代理オブジェクト取得手段と、上記代理オ
    ブジェクトを使用不能に解放する代理オブジェクト解放
    手段と、ネットワークを介して上記機器制御装置に対し
    て、代理オブジェクトを用いてストリームの要求をする
    ストリーム要求手段と、ネットワークを介して上記機器
    制御装置から送信されたストリームを受信するストリー
    ム受信手段と、受信したストリームを再生するストリー
    ム再生手段とを有する情報端末装置とを備えた機器制御
    システム。
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