JPH11205338A - マルチメディアバス交換装置と方法 - Google Patents

マルチメディアバス交換装置と方法

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JPH11205338A
JPH11205338A JP10007649A JP764998A JPH11205338A JP H11205338 A JPH11205338 A JP H11205338A JP 10007649 A JP10007649 A JP 10007649A JP 764998 A JP764998 A JP 764998A JP H11205338 A JPH11205338 A JP H11205338A
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JP10007649A
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Akira Koyama
明 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394高速バスを使用したマルチ
メディア交換装置において、交換機を使用しないで簡単
に、且つ経済的に小規模のマルチメディア交換方式を実
現する方法とその装置の提供である。 【解決手段】 端末ノード22、ゲートウエイノード3
およびバスマネージメントノードの、それぞれに、各端
末の機器アドレス、ISDNサブアドレス、機機種別コ
ード、IPアドレス、ノードIDを記録した機器アドレ
スの変換テーブル10を更新可能に設け、通信に際し
て、ノード側がバスマネージメントノード21から使用
チャネルの指定を受け、付与されたチャネルに対して、
直接変換テーブルから読み出した宛先あてにアドレスと
データとを送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチメディア交換
システムに関し、特にIEEE1394バスに接続され
た端末の通信に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用や、小規模企業における交
換装置は、アナログやディジタル方式の音声スイッチを
用いて音声の交換を行う簡易な交換装置が一般に用いら
れていた。近年パソコンや、ディジタル放送が家庭に普
及することによって、家庭の情報化が進みこれらの映像
やデータ情報を音声の情報に加えて各部屋や欠く個人に
対して個別あるいは一斉に配信するニーズが高まってい
る。
【0003】このようなニーズに対応する交換機として
が、ATM技術を用いることや、業務用として普及して
いるイーサネト8(Ethernet)等のLANを改
良し音声、映像等の即時系データ通せるようにすること
が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ATM
技術は非常に高価であり、Ethernetでは複数の
即時系データに対しっ実時間を保証するすることは困難
である。
【0005】家庭用の音声・映像を含むマルチメディア
交換装置としては、安価、即時性データの通信機器増設
のプラグアンドプレイによる実行を可能とし、取り扱い
を容易にすることが必須とする等の要求を満たすことが
必要である。
【0006】本発明の目的は上記のニーズを満足する低
価格標準インタフェーズを用いて実現可能なマルチメデ
ィアバス交換装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチメディア
バス交換装置は、1つのゲートウエイノードと、少なく
とも1つの端末ノードと、これら各ノードが接続されて
いる簡易インタフェースであるIEEE1394シリア
ルバスとからなり、各端末ノードに接続されている各種
通信機器間および他ネットワークとの通信を行うマルチ
メディアバス交換システムで、各ノードが1394イン
タフェース機能の他に、各ノードアドレスの変換テーブ
ルを有し、発信の際は、一つのバスマネージメントノー
ドとして選択されている端末ノードが保有するバスマネ
ージャ機能によって指定される通信チャネルを使用し、
通信先を前記変換テーブルから読み出した宛先のノード
アドレスに変換して接続するものである。
【0008】また、前記変換テーブルが、ネットワーク
コンフィギュレーションの都度各ノード間で行うデータ
の交換により更新され、さらに他ネットワークへの接続
と、該接続の管理とがゲートウエイノードによって行わ
れるものも本発明に含まれる。
【0009】バスマネージメントノードが、ネットワー
クコンフィギュレーションによる変換テーブルの更新結
果を確認するものも本発明の一つの実施態様である。
【0010】また、前記変換テーブルが、各通信機器の
機器アドレスと、ISDNサブアドレスと、機種別コー
ドと、IPアドレスと、ノードIDとからなるのが望ま
しい実施態様である。
【0011】また、本発明の、マルチメディア交換装置
は、1つのゲートウエイノードと、少なくとも1つの端
末ノードと、これらノードが接続されている、簡易イン
タフェースであるIEEE1394シリアルバスとから
なり、前記いずれかのノードに接続されている通信機器
相互間、および他のネットワークとの通信が行われるマ
ルチメディア通信交換接続方法において、前記端末ノー
ドの電源が入ると、自端末の属性を各端末に向けて放送
通信するステップと、各端末の属性が送信されると、該
端末別の属性を機器アドレスと、ノードIDと、機種ア
ドレスと、機種種別コードと、IPアドレスに区分して
更新テーブルに登録するステップと、発信に際し、使用
チャネルを要求するステップと、使用チャネルの要求に
対して要求条件に対応した通信チャネルを指定するステ
ップと、前記通信チャネルが付与されると通信データを
コード化するステップと、コード化したデータとアドレ
スとを付与されたチャネルに送出するステップとを有
し、他ネットワークからの着信があると、自ネットワー
クのゲートノードが受信データをベースに使用通信チャ
ネルを要求し、決定された通信チャネルにより着信先の
端末ノードの機器へ転送するステップを有している。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明のマルチメディアバス交換装
置の一実施の形態のブロック図である。
【0014】このマルチメディアバス交換装置は、IE
EE1394シリアル高速バス(以下1394バスと称
す)100とゲートノードと3と、端末ノード21
2、2 3、24と、からなり、各端末ノードは1394
バス100にそれぞれ個別に接続されている。
【0015】1394バス100はその保有帯域内に同
時に複数の通信チャネルを割り当てることができる他、
一つの通信チャネルの信号を複数の端末ノードで受信可
能に設定できるので、同時に複数の端末との間に通信接
続を構成することが可能で、かつ同一ネットワーク内で
放送型通信も可能になる。
【0016】また、各通信チャネルは、帯域を可変で確
保することができるので、音声のように情報の少ないリ
アルタイムデータから映像のように情報量の多いリアル
チムデータまでを同一のメカニズムで処理できる利点を
有する。
【0017】また、即時性が不要なプリントデータ、画
像スキャンデータに関しては、日同期転送のしくみが用
意されている。
【0018】交換機能の実現においては、通常バスに接
続されているネットワーク管理ノードが交換機能を有
し、あるノードからの接続要求を解釈し、相手IDの物
理的アドレスを発呼側に知らせることにより、ノード・
ノード間の臨時のパスを形成させる方法が通常である。
この方法は、簡易インタフェースであるIEEE139
4シリアルバスがノードの増設、撤去に追随して物理ア
ドレスを付与し直すため、一個所の管理ノードがこれを
管理した方が効果適なためである。
【0019】但し、ノードの数が非常に少ないときは特
定の交換ノードをは有することは得策ではない。このた
め交換ノード管理下でネットワーク構成するノードのそ
れぞれにアドレス変換機能を分散させることにより、小
規模ネットワークをやすく構成することを可能にする。
【0020】この実施の形態の基本的な考え方を図1お
よび図2により説明する。
【0021】図1において、端末ノードは、通常の電
話、パソコン、TV等である。ゲーツエイノードは、コ
ノゲートを通じてさらに外部のネットワーク、例えばP
STN、ISDN,LAN等に接続する機能を有する。
ISDN−TA,CATVのセットトップ、CSディジ
タル放送のチューナなどがこれに相当する。各ノード装
置は、高速バス100に接続するインタフェース機能1
394PHY13と1394LINK12を有する。ネ
ットワークの管理は、ネットワークに一つだけ存在する
バスマネジャ11を有するバスマネージメントノード2
1が行い、各ノードからの要求によりIsochチャネ
ルの割り当てを実行する。各ノードはアドレスの変換テ
ーブル10を有し、各端末に搭載される機能(アップリ
ケーション)が要求する接続先をこの変換テーブルを用
いて1394高速バス内のノードアドレスに変換してバ
スマネージメントノード2ノードアドレスと所望の通
信、例えば64kbpsの音声通信、6Mbpsの映像
通信帯域幅を要求する。各ノードは、バスマネージャ1
1が割り当てたチャネルを使用し、ISOCHRONO
USな通信を行うことができる。内線間であれば139
4バス100の帯域の範囲の高速通信が可能であり、ゲ
ートウエイを介しての他ネットワークとの通信であれば
外線の通信速度に応じた帯域での通信が可能である。
【0022】また、変換テーブルのデータはネットワー
クコンフィグレーションが行われた際各ノード間のデー
タ交換によって最新の状態に更新書き換えが行われる。
【0023】図2はネットワーク接続のハードウエア改
装を示す図である。
【0024】ネットワークには端末ノード21乃至2x
と、1394バスに繋がる物理層PHY1013と、L
INK1012と、1394バス100にデータを流し
込みまたは取り込む入出力レジスタ1014と、渇区端
末固有のデータスピードとデータ形式を高速バス100
に適合させるための速度変換、符号化復号化ブロック1
015と、通信を制御する通信制御部1016とを有す
る。
【0025】各端末の機能に応じ表示部1018、操作
入力部1017を有し、接続要求・情報受信を行う。ま
た、変換テーブルは前端末に搭載されている。
【0026】上記の構成により、同一ネットワーク上に
接続されている各端末が通信を要求した際、別のネット
ワーク場のノードに接続されることはなく、各端末内の
変換テーブルを参照し直接のパスを接続することができ
る。特に、非同期通信ASYNC通信を行う場合は、I
sochチャネル使用に比べ、バスリソースを使わずに
通信に入ることができる。
【0027】
【実施例】図1に示すマルチメディア交換装置に見られ
るように、端末ノード2およびゲートウエイノード3
は、通常電話、パソコン、TVなどであり、マルチメデ
ィアバスはIEEE1394シリアルバス、そして外部
ネットワークにはPSTN、ISDN,LANがあり、
ISDN−TA,CATVのセットトップ、CSディジ
タル放送のチューナ等もこれに相当する。
【0028】各ノード装置は、1394バス100に接
続するインタフェース機能1394PHY13、139
4LINK12を有する。ネットワークの管理はネット
ワークに1つだけあり、バスマネージャー11が担当
し、各端末ノードからの要求によりIsochチャネル
の割り当てを行う。各ノードはアドレスの変換手ぶる1
0を有し、各端末に搭載される機能(アップリケーショ
ン)が要求する接続先をこの変換テーブルを用いて13
94バス内のノードあっドレスに変換し、バスマネージ
ャーにノードアドレスと所望の通信、例えば64kps
の音声通信、6Mbpsの映像通信帯域幅を要求する。
各ノードは、バスマネージャが割り当てたチャネルを用
いて即時性(Isochronous)な通信を行うこ
とができる。同一バス内であれば1394の帯域の許す
範囲の通信が可能である。
【0029】図2は、ネットワーク接続のハードウエア
階層を示す。ネットワークには、端末ノード21〜24
ゲートウエイノード3が繋がる。端末は1394バスに
繋がる物理層PHY1013と,LINK1012と、
バスにデータを流し込み、あるいは取り出す入出力レジ
スタ1014と、各端末固有のデータスピードとデータ
形式を1394バスに適合させるための速度変換および
符号化復号化ブロック1015と、通信を制御する通信
制御部1016とを有する。渇区端末の機能に応じ表示
美1018と、操作・入力部1017とを有し、接続要
求・情報受信を行う。本発明の特徴であるネットワーク
IC変換テーブルは、全端末に搭載される。ゲートウエ
イノードにおいては、外部ネットワークと接続するため
の物理層と、ネットワーク層が搭載される。
【0030】図3は、変換テ―ブルの構成を示す図であ
る。各機器には、変換テーブル1010が搭載されてい
る。このテーブルはネットワークに接続されている機器
全ての識別のためアップリケーションレベルで規定する
固有の機器アドレス1101と、ISDNネットワーッ
クで付与できるISDNサブアドレス1102と、電話
・映像系等の双方向通信が可能なものか、それ以外のも
のかなどの機種種別コード1103と、(機種種別コー
ドは、標準により規定されるもの、各アップリケーショ
ンにより決めるっものが出てくると想定する)、IPア
ドレス1104、および1394バスコンフィギュレー
ション時、設定されるノードアドレス1105を記載す
る。
【0031】図4は、本発明の交換方式で通話または通
信する際の手順を示すフローチャートで(a)はネット
ワーク構成時の操作で、下記のように行われる。
【0032】電源がオンされると(ステップ200
1)、各ノードの1394PHYが働き、ネットワーク
コンフィギュレーションを行う(ステップ2002)。
この段階でルートノードやネットワークマネージメント
ノードが周知される。これに加え本発明では各端末ノー
ドが以下に示す操作を行う。
【0033】1.自端末の属性を各端末ノードへ送信す
る自端末属性送信(ステップ2003) 2.他端末から送られる属性を受信し(他端末属性受信
ステップ2004)。
【0034】次に、図4(b)は発信、あるいはデータ
伝送における動作のフローチャートで、下記の手順を行
う。
【0035】1.発信先指定(ステップ2006) 2.変換テーブル検索(ステップ2007) 3.検出した内部ノードIDを指定して、通話チャネル
(Isochチャネル)を要求(ステップ2008) 4.バスマネージメントノードのチャネル割り当て(ス
テップ2009) 5.付与されたチャネルを受け、送信データの符号化実
施(ステップ2010) 6.送信データ、およびアドレスの送信レジスタへの書
き込み(ステップ2011) 7.付与されたチャネルにより転送(ステップ201
2)。
【0036】図4(c)は、受信端末ノードの動作のフ
ローチャートで、 8.自端末に送られてくるデータの読み込み(ステップ
2013)、 9.受信データの復号化(ステップ2014)、 10.データの再生(ステップ2015)。
【0037】図5は装置の構成を示す図で、図2に示す
端末ノードの構成の詳細図であり、送受信別に分離して
表示したものである。
【0038】最下層のLINK/PHY1013は、1
394の標準であり、即時性/非同期性であるIsoc
h/Asyncのデータチャネルに対応するレジスタ受
信:10141、および送信:10142にデータが書
かれる。
【0039】速度変換部1015と、送信側の符号化部
1021と受信側の復号化部1022とを経て制御信号
・音声信号が分離され、それぞれ、制御信号1023、
と音声。映像信号処理1024とに分離される。処理さ
れたデータは、音声・映像であれば、画像表示・スピー
カ1018で表現、画像入力・マイク1017から入力
される。制御おデータは通信制御部1016に送られ、
回線や、ハードウエアを操作する。
【0040】図6は、この特許の主たる応用であるIS
DNover1394の構成を示す図である。上部は直
接外部回路に接続されるインタフェース回路を示し、下
半分は同一バス内で使われる送信・受信機能を有する電
話型端末を示す。
【0041】インタフェースノードでは、回線信号をB
チャネル(Bch)2本、Dチャネル(Dch)1本に
分離し、64Kbpsの信号速度を192Kbps10
151から100Mbp10152に変換し、Isoc
h.チャネルへの書き込み/読み出し102511を行
う。Dチャネル信号から、あるいはDチャネル信号へは
アドレス、および呼処理信号の抽出と、内部アドレスへ
の変換テーブルによる変換10161と、Isoch
チャネル割り当て10101を行う。同一バス内の内部
端末においては、自ノードへの着信のデータ処理と送り
たいノードへのデータ書き込みを行い、受信/送信の速
度変換10151/10152、復号部1022/符号
化部1021を経てスピーカ・受話器10188の鳴
動、あるいはマイク・送話器1017からの音声入力を
行う。
【0042】制御信号については、操作読取、表示部1
0171の読み取り・表示10172、アドレス・呼処
理情報抽出10161、を行った後、制御情報のインタ
フェースデバイス(LINK/PHY)への書き込み読
み取り10141を行う。
【0043】図7は、従来の集中型制御のネットワーク
構成を示す図で、図1との差は、交換ノード1を有し、
各端末ノード2、ゲートウェイノード3は、通信時まず
交換ノードを指定し相手先を交換ノードで確認後直接の
相手を目指してデータ送受する点である。
【0044】次に、本実施例の動作について説明する。
【0045】図1は、基本的なネットワーク構成を示
し、通常の電話やデータ通信は、同一バス内の端末ノー
ド21〜24が、外線の電話番号をダイヤルし通話要求す
るところから始まる。端末ノード1は、自分の変換テー
ブルを検索し、外線に繋ぐためのゲートウェイ3の内部
IDを確認する。ついで、ノードのどれかが持っている
バスマネージャ11に対し通話チャネルを要求する。
【0046】この操作はIsochチャネルを使用する
場合のみで、Asyncチャネルを使う場合は直接デー
タを相手ノードに送るだけでよい。
【0047】標準準拠は、通話チャネルの割り当てを受
け、データを準備して、バスにデータを流す。この作業
は、LINKレジスタにデータを書き込むことにより行
う。
【0048】受信側端末ノードでは自ノード宛に送られ
たデータを読み出し、元のデータに変換する。ゲートウ
ェイノードの場合、データの送信に先立って送られた制
御データ中の外部の通信先アドレスへの発呼処理を行
い、通話パスを確保する。
【0049】相手ビジー等により通話パスが確保できな
い場合は、ビジー信号等を通話要求した端末に送信す
る。
【0050】図2は図1のデータパスを機能ブロック構
成で示したものである。信号の流れは、操作入力部10
17−通信制御部1016−ネットワークID変換テー
ブル10−符号化・速度変換1015−入出力レジスタ
−1014を経て1394標準バス100のLINK/PH
Y1013にデータを書き込む流れとなる。受信時はこ
の逆となる。
【0051】図3は変換テーブル10の構成を示し、各
ノードの端末がネットワーク内の各端末にアクセスする
際ユーザインタフェースとして使うであろう機器アドレ
ス、例えば部屋の名前「居間の電話」「食堂の端末」お
よび「××部屋の電話」などのIDに対応して、臨時あ
るいは固定的に与えられるIPアドレス、ISDNサブ
アドレスをテーブルとして規定する。最後のノードID
には、1394バス標準のPHY基本機能により決定さ
れるノードアドレスが入る。
【0052】上記一群のアドレスを1ユニットとし、ネ
ットワークに接続されている全ノードの情報が各ノード
の変換テーブル10に書かれる。
【0053】図4は上記構成を用いて通話、およびデー
タ通信を行う際の手順を説明している。
【0054】ネットワークの構成時において、新しい端
末の追加、削除が行われるとバスにリセットが掛かり、
ネットワークのコンフィグレーションが始まる。
【0055】まず、最下層の物理層PHYによるネット
ワークコンフィグレーションが行われ物理的接続が完了
する。本特許の交換網コンフィグレーションは、上記接
続完了後各端末が自分のアドレステーブルを各端末にブ
ロードキャストするところから始まる。
【0056】通常同時にバス使用要求があると、バスの
衝突が発生し、何時までも通信ができない恐れがある
が、1394においては、アクセス権の制御により確実
に通信出来るよう配慮されている。全ノードからのブロ
ードキャストが終了した段階で交換網コンフィグレーシ
ョンが完了する。
【0057】図5は装置構成を示す。本図は、ネットワ
ーク中の端末ノードの例を示し、音声、および画像の入
出力をネットワークに対して行う。信号は、LINK/
PHYのインタフェースを通ってバスに接続され、入力
と出力に対し、それぞれ下記ルートを通って端末ユーザ
にサービスが表示される。
【0058】入力時:画像入力・マイク−符号化−速度
変換−送信レジスタ−バス(ASYNC、ISOCHの
いずれかのポート利用)。
【0059】出力時:バス―受信レジスタ―速度変換部
―復号化−音声・映像信号処理−画像表示あるいはスピ
ーカ放声。
【0060】制御信号:制御パネル、あるいはキーボー
ド等の操作による通信相手の設定、通信の操作として、
バスへの信号は、速度変換部を経由しバスに信号を流
す。
【0061】他ノードからの信号はバスインタフェース
PHYか受信レジスタから速度変換部を通して制御信号
処理部に書き込まれ、ユーザの呼び出し、端末内アプリ
ケーションソフトウェアによる処理に繋がれる。
【0062】図6はISDNを1394バス上に載せて
通信する際の構成を示す。基本構成の考え方は図5と同
等である。具体的な速度変換としては、64Kbpsbp
sまたは128Kbpsの信号(伝送レイトは192K
bps)を、100〜400Mbpsのスロットにマッ
プする等の手段を使う。バスマネージャは、バスに接続
する全てのノードを管理するノードであり、任意のバス
が自動的に選ばれる。以降は、このバスマネージャがネ
ットワークの管理をする。
【0063】各端末は、発呼に際し最低限の制御信号の
送受(ネゴ)を行う。
【0064】図7は従来のネットワークの例を示す。図
1との大きな違いは交換機能(1394バスにおける交
換機能は、ネットワークを確保し、通話のためのチャネ
ルを確保する機能の有無である。従来のバス交換装置で
は、交換機能とバスマネージャの搭載されている交換ノ
ードが、交換テーブルを持ち、クライアントからの要求
に応える方式を取っていたものである。
【0065】
【発明の効果】本発明のマルチメディア交換装置は、上
述した各種の構成手段により以下のような効果をもたら
すことができる。
【0066】第1に、集中して交換専用の端末を持つこ
となく、分散してマネージメントノードにチャネル要求
の会話をしながら交換を行う機能を持った端末をバスに
接続することにより、対応端末間での自由な交信が可能
となる。
【0067】第2に、集中型の交換機を設置した場合発
生する、バスビジーを極めて少なくすることが可能にな
る。
【0068】第3はリアルタイムの通話と、バーストデ
ータのように送信した後しばらく回線が不要となる通信
を同時に行うことができ、帯域を効率的に使えることに
よっても話中を減らすことができる。
【0069】第4に、1本のバスで構成することがで
き、かつ物理的対応を実配線で行う必要が無くアドレス
設定等も全て論理的に端末から処理できることから、間
違える要素が少なく、かつ工事が非常に容易である。
【0070】第5に、シリアルバスのもっているプラグ
アンドプレイが利用でき、ノードの追加削除が容易であ
る。
【0071】第6に、電話等の音声端末だけでなく、デ
ータ専用端末も同じバスに直結できるので新たに交換機
の設置も可能である。
【0072】さらに、1394バスを使用することによ
る基本的な特徴としては、下記各項目が効果としてカウ
ントされる。 ・映像、音声、データが多数・同時に取り扱える ・広帯域のデータが扱える ・即時性データが扱える ・交換装置自身が家庭で自由に扱えること ・端末を着脱したら自動的に認識し、直ぐ電話もデータ
も映像も端末の種別に応じて機能すること ・配線も含め工事が非常にやり安いこと
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチメディア交換装置の一実施の形
態のブロック図である。
【図2】図1に示す端末ノードと、ゲートウエイノード
の詳細ブロック図である。
【図3】変換テーブルの一実施例を示す図である。
【図4】同一ネットワーク内に置ける接続のフローチャ
ートで、(a)はネットワーク構成時の動作のフローチ
ャート、(b)は発信およびデータ伝送時の動作のフロ
ーチャート、(c)は受信時における端末ノードの動作
のフローチャートである。
【図5】図2に示す端末ノードの送受別詳細ブロック図
である。
【図6】ISDNに対して接続する場合の本発明のネッ
トワークの操作を含むブロック図である。
【図7】従来のIEEE1394シリアル明日バス使用
のネットワークを示す図である。
【符号の説明】
1 交換ノード 21、22〜24 端末ノード 3 ゲートウエイノード 4 変換テーブル 10 IEEE1394シリアルバス 11 バスマネージャ 12 1394LINK 13 1394PHY 1012 LINK 1013 PHY 1014 入出力レジスタ 1015 符号化・速度変換部 1016 通信制御部 1017 操作入力部 1018 表示部 1019 リンク・ネットワーク 1021 符号化部 1022 復号化部 1023 制御信号処理部 1024 音声映像信号処理部 1101 機器アドレス 1102 ISDNサブアドレス 1103 機器種別アドレス 1104 IPアドレス(臨時固定) 1105 ノードID(1394個有)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのゲートウエイノードと、少なくと
    も1つの端末ノードと、これら各ノードが接続されてい
    る簡易インタフェースであるIEEE1394シリアル
    バスとからなり、各端末ノードに接続されている各種通
    信機器間および他ネットワークとの通信を行うマルチメ
    ディアバス交換システムにおいて、 各ノードが1394インタフェース機能の他に、各ノー
    ドアドレスの変換テーブルを有し、発信の際は、一つの
    バスマネージメントノードとして選択されている端末ノ
    ードが保有するバスマネージャ機能によって指定される
    通信チャネルを使用し、通信先を前記変換テーブルから
    読み出した宛先のノードアドレスに変換して接続するこ
    とを特徴とするマルチメディアバス交換装置。
  2. 【請求項2】 前記変換テーブルが、ネットワークコン
    フィギュレーションの都度各ノード間で行うデータ交換
    により更新される請求項1記載のマルチメディア交換装
    置。
  3. 【請求項3】 他ネットワークへの接続と、該接続の管
    理とがゲートウエイノードによって行われる請求項1ま
    たは2記載のマルチメディア交換装置。
  4. 【請求項4】 バスマネージメントノードが、ネットワ
    ークコンフィギュレーションによる変換テーブルの更新
    結果を確認する請求項2記載のマルチメディア交換装
    置。
  5. 【請求項5】 前記変換テーブルが、各通信機器の機器
    アドレスと、ISDNサブアドレスと、機種別コード
    と、IPアドレスと、ノードIDとからなる請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載のマルチメディア交換装置。
  6. 【請求項6】 1つのゲートウエイノードと、少なくと
    も1つの端末ノードと、これらノードが接続されてい
    る、簡易インタフェースであるIEEE1394シリア
    ルバスとからなり、前記いずれかのノードに接続されて
    いる通信機器間、および他のネットワークとの通信が行
    われるマルチメディア通信交換接続方法において、 前記端末ノードの電源が入ると、自端末の属性を各端末
    に向けて放送通信するステップと、 各端末の属性が送信されると、該端末別の属性を機器ア
    ドレスと、ノードIDと、機種アドレスと、機種種別コ
    ードと、IPアドレスに区分して更新テーブル登録する
    ステップと、 発信に際し、使用チャネルを要求するステップと、 使用チャネルの要求に対して要求条件に対応した通信チ
    ャネルを指定するステップと、 前記通信チャネルが付与されると通信データをコード化
    するステップと、コード化したデータとアドレスとを付
    与されたチャネルに送出するステップとを有し、 他ネットワークからの着信があると、自ネットワークの
    ゲートノードが受信データをベースに使用通信チャネル
    を要求し、決定された通信チャネルにより着信先の端末
    ノードの機器へ転送するステップを有することを特徴と
    するマルチメディア通信交換接続方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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