JPH1123352A - パッケージ検査システム - Google Patents

パッケージ検査システム

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JPH1123352A
JPH1123352A JP17822097A JP17822097A JPH1123352A JP H1123352 A JPH1123352 A JP H1123352A JP 17822097 A JP17822097 A JP 17822097A JP 17822097 A JP17822097 A JP 17822097A JP H1123352 A JPH1123352 A JP H1123352A
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JP
Japan
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package
weight
inspection
ceiling
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP17822097A
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English (en)
Inventor
Noriaki Honda
則明 本田
Minoru Komatsu
稔 小松
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1123352A publication Critical patent/JPH1123352A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】糸条パッケージを、貯留領域へ送給する搬送装
置に装着したままの状態で、外観・重量等の所要検査が
実行できるようにする。 【解決手段】天井搬送装置Tに装着したパッケージ位置
に対応する重量検出機構を備えた重量測定装置10を、
搬送路途中に配置する。重量検出機構は、パッケージP
の中央部開口Qへ挿入されて当該パッケージを持ち上げ
可能なアーム15を複数個有する。パッケージPを搬送
装置Tに装着したままの状態で重量測定が行えるから、
作業能率が向上し、従来の如き移載装置・搬送用トレイ
が不要なので、搬送システムの構成が簡素化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸条等のパッケー
ジを、貯留倉庫へ収納する前に検査するためのシステム
に関し、搬送中の状態を保持したまま検査を実行できる
ようにすることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】糸条を巻き上げて生産されたパッケージ
は、通常、貯留倉庫へ収納する前に、重量や外観等の検
査が行われる。パッケージを天井搬送装置で搬送する場
合、パッケージは、天井搬送装置に連設したクリールの
水平に突設されたペグに、中央部の開口を挿し通して装
着される。重量測定は、パッケージをクリールに装着し
たままの状態では難しいため、従来は、搬送路の途中で
パッケージを搬送用トレイへ移載して平置き状態に積み
替えてから行っている。また、このとき、必要に応じて
パッケージの巻き上げ状態や外形寸法等の外観検査も行
う。しかるのち、パッケージは搬送用トレイに載置され
た状態で、貯留倉庫に収納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の検査システム
は、パッケージ重量を測定するために、パッケージを天
井搬送装置のクリールから搬送用トレイへ積み替える必
要があった。それ故、検査能率・搬送能率が良好とは言
えなかった。また、パッケージ積み替えのための移載装
置、及び、パッケージの搬送用トレイを必要とするか
ら、搬送システムの構成が複雑になっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、パッケージの
積み替え作業を行うことなく所要の検査を実行できるよ
う検査システムを改良したものであって、その特徴とす
るところは、天井搬送装置によって搬送されるパッケー
ジの搬送路の途中に検査ステーションを設け、当該検査
ステーションにてパッケージの検査を天井搬送装置に装
着したままの状態で実行できるように構成した点にあ
る。
【0005】また、天井搬送装置によって搬送されるパ
ッケージの搬送路に連絡する天井吊り下げ式のパッケー
ジ貯留領域を設けた場合には、前記天井搬送装置におけ
るパッケージの装着形態と前記貯留領域におけるパッケ
ージの貯留形態とをほぼ等しい形態とする。
【0006】パッケージの重量検査を行う場合、前記検
査ステーションにパッケージの重量測定装置を設ける。
当該重量測定装置は、天井搬送装置に装着したパッケー
ジを持ち上げ可能に構成された重量検出機構を有するも
のとする。さらに前記重量測定装置の重量検出機構を、
天井搬送装置に装着したパッケージに対応して複数個設
けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を糸条パッケージの検査シ
ステムに適用した場合の実施形態を、図面を用いて説明
する。図1は、ワインダー等で巻き上げられたパッケー
ジPを貯留領域Yへ送給する搬送システムの一例を示す
ものであり、搬送装置Tに装着したパッケージPを、移
載装置U及び収納装置Vにより、貯留領域Yへ格納する
ためのものである。なお貯留領域Yには、例えば、天井
吊り下げ式のパッケージ貯留倉庫が設けられる。
【0008】本実施形態では、パッケージPの搬送手段
を天井搬送装置Tとしている。天井搬送装置Tは、図2
に示すように、天井に設けた搬送レールにR沿って移動
する駆動体部1と、この駆動体部1から垂下するように
連設したクリール2とから構成される。クリール2には
複数のペグ3がほぼ水平又はやや上向きに突設されてお
り、このペグ3をパッケージPの中央部開口Qへ挿通さ
せることによって、複数個のパッケージPが装着保持さ
れるように構成されている。
【0009】搬送装置Tの搬送路の途中には検査ステー
ションSが設けられる。本実施形態の検査ステーション
Sは、図1に示すように、二つの部分から成る。一つ
は、検査員Mの目視による外観検査部s1 であり、もう
一つは、重量測定装置10による重量検査部s2 であ
る。前者の外観検査部s1 では、検査員Mが、天井搬送
装置Tによって搬送されてきたパッケージPをクリール
2に装着したままの状態で糸条の性状やパッケージPの
巻き上げ状態を観察し、また必要に応じメジャー等を用
いてパッケージPの外形寸法を計測する。あるいは、移
動式センサー等の測定手段を用いてパッケージPの外形
寸法を自動測定するようにしてもよい。天井搬送装置T
におけるパッケージPの保持位置は、検査員Mの目の高
さ位置近くとなるように設定することにより、検査能率
を向上させることができる。例えば、外観検査部s1
設置領域において、検査員Mの目の高さ位置から鉛直方
向の最下位に配置されたパッケージPまでの高低差は、
目視可能な1m以内であることが好ましい。鉛直方向の
最上位に位置するパッケージPについては、検査員Mが
上から見下ろせる程度の高さに設定されていることが好
ましい。
【0010】外観検査を終えたパッケージPは、搬送装
置Tにより次の重量検査部s2 へ移送され、今度は重量
測定装置10によってパッケージ重量が自動検査項目と
して測定される。重量測定装置10は、天井搬送装置T
に連設されているクリール2に装着したパッケージP
を、水平方向に突設した持ち上げ可能なアーム15で受
載すると共に、パッケージ重量を自動測定するようにな
っているものである。その概略構成は、例えば図3及び
図4に示す如く、基台フレーム11上に、重量検出機構
を備えた可動フレーム12が載設され、該可動フレーム
12は、水平エアーシリンダ13により前後方向に、垂
直エアーシリンダ14により上下方向に移動可能になさ
れている。
【0011】可動フレーム12に設けられる前記重量検
出機構とは、前記天井搬送装置Tのクリール2に装着さ
れている糸条パッケージPの中央開口部Q(通常は紙管
で構成される。)へ挿入されるアーム15と、該アーム
15に接続したロードセル等の重量検知器16とから成
っている。
【0012】なお本例では、重量検査用のアーム15
を、鉛直方向に上下2段に配設してあるが、アーム15
の配設個数及び配置は、検査対象となるパッケージPの
配置に応じ適宜変更することを妨げない。
【0013】パッケージ重量を測定するには、天井搬送
装置Tによって、クリール2に装着したパッケージP
を、重量測定装置10の正面の所定位置へ移動させる。
パッケージPが所定位置に達したならば、重量測定装置
10の可動フレーム12を水平エアーシリンダ13を制
御して前進させ、図5に示す如く、アーム15をパッケ
ージPの紙管20の中央開口部Qへ挿入する。アーム1
5は、上方が開口する凹溝15aを有しており、該凹溝
15aの幅及び深さ寸法は、パッケージPを保持してい
るペグ3の外形寸法よりも大きく設定されている。従っ
てアーム15をパッケージPの中央開口部Qへ挿入した
ときに、上記凹溝15a内に、前記ペグ3が内装され
る。
【0014】次いで、垂直エアーシリンダ14を動作さ
せて、可動フレーム12を所定寸法だけ上昇させる。こ
れにより、図6に示す如くアーム15がパッケージPを
持ち上げ、パッケージPの重量が、アーム15のみで支
持されるようになる。このときのアーム15に作用する
荷重をロードセル等の重量検知器16で読み取ることに
より、パッケージPの重量を測定することができる。
【0015】パッケージ重量の測定を終了したならば、
前記工程とは反対に、可動フレーム12を降下させたの
ち後退させ、アーム15をパッケージPの中央開口部Q
から抜き取る。そして、天井搬送装置Tにより、検査を
終了したパッケージPを送り出すと共に、次の検査対象
となるパッケージPを重量測定装置10の正面へ移動さ
せ、前述と同様にしてパッケージPの重量測定を実行す
る。
【0016】前述の如き本発明のパッケージ検査システ
ムは、紡糸巻取機やワインダー等の巻取り手段で製造さ
れたパッケージPを、玉揚げ手段で玉揚げ動作をすると
共に天井搬送装置Tに連設されているクリール2に装着
し、搬送路の途中に設けた検査ステーションSにおいて
クリール2に装着したままの状態でパッケージの外観検
査を目視により行うと共に、目視では困難な重量検査を
重量測定装置により自動検査したのち、天井吊り下げ式
貯留倉庫等より成るパッケージ貯留領域へそのまま格納
することができる。このため、パッケージを天井搬送装
置から移し変える作業等が不要なので検査作業の効率が
非常に良くなり、機構そのものを簡素にすることができ
る。さらに、例えばパッケージPごとにIDタグ等を付
設しておけば、品質データ等の必要情報を添付した状態
で、パッケージを貯留領域へ格納することが可能であ
る。また、本発明に係る重量測定装置は、パッケージの
配置に合わせて重量検出機構を複数個設けたので、複数
パッケージの重量測定を一度にすることができ、効率が
良い。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る検査システムに
よれば、パッケージを天井搬送装置に装着したままの状
態で所要の検査を行うことができる。従って、検査作業
の能率が非常に良い。また、従来の如きパッケージの移
載装置も搬送用トレイも不要となるから、搬送システム
の構成が簡素化する。
【0018】本発明の請求項2に係る検査システムによ
れば、天井搬送装置に対するパッケージの装着形態と、
検査ステーションにおけるパッケージの検査形態と、貯
留領域におけるパッケージの貯留形態とがほぼ等しくな
るから、同一の搬送手段で、パッケージを検査し、しか
るのち貯留領域へ搬送することができる。従って、例え
ば天井搬送装置にIDタグを付設することにより、ホス
トコンピューター等で品質データ等の必要情報を管理す
ることが容易にでき、パッケージの供給から貯留領域へ
の格納までの工程を自動化することが可能である。しか
も、パッケージの移載を繰り返す必要がなくなるので、
パッケージ搬送システムの構成がより簡単になる。
【0019】本発明の請求項3に係る検査システムによ
れば、天井搬送装置に装着したパッケージを持ち上げ可
能に構成された重量検出機構を有する重量測定装置を検
査ステーションに設けたので、簡単な機構により、天井
搬送装置に装着したままの状態でパッケージの重量測定
をすることができる。
【0020】本発明の請求項4に係る検査システムによ
れば、重量測定装置に重量検出機構をパッケージに対応
して複数個設けたので、同時に複数個のパッケージの重
量を自動測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る検査システムを、パッケージの
搬送システムに設けた場合の概略構成を示す平面図であ
る。
【図2】 本発明の実施形態に使用する天井搬送装置の
一例を示すものであって、図(A)は正面図、図(B)
は側面図である。
【図3】 本発明に係る検査システムの実施形態に利用
する重量測定装置の一例を示す正面図である。
【図4】 本発明に係る検査システムの実施形態に利用
する重量測定装置の一例を示す側面図である。
【図5】 本発明に係る検査システムにおけるパッケー
ジ重量の測定要領を説明する図面であって、図(A)は
紙管部分の正面図、図(B)は紙管部分の側面断面図で
ある。
【図6】 本発明に係る検査システムにおけるパッケー
ジ重量の測定要領を説明する図面であって、図(A)は
重量検出状態の紙管部分の正面図、図(B)は同状態の
紙管部分の側面断面図である。
【符号の説明】
P パッケージ R 搬送レール S 検査ステーション s1 外観検査部 s2 重力検査部 T 天井搬送装置 Y 貯留領域 1 駆動体部 2 クリール 3 ペグ 10 重量測定装置 11 基台フレーム 12 可動フレーム 13 水平エアーシリンダ 14 垂直エアーシリンダ 15 アーム 16 重量検知器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井搬送装置によって搬送されるパッケ
    ージの搬送路の途中に検査ステーションが設けられ、当
    該検査ステーションにてパッケージの検査を天井搬送装
    置に装着したままの状態で実行することを特徴とするパ
    ッケージ検査システム。
  2. 【請求項2】 天井搬送装置によって搬送されるパッケ
    ージの搬送路に連絡する天井吊り下げ式のパッケージ貯
    留領域が設けられ、前記天井搬送装置におけるパッケー
    ジの装着形態と前記貯留領域におけるパッケージの貯留
    形態とがほぼ等しい形態になされている請求項1に記載
    のパッケージ検査システム。
  3. 【請求項3】 前記検査ステーションにパッケージの重
    量測定装置が備えられ、当該重量測定装置は、天井搬送
    装置に装着したパッケージを持ち上げ可能に構成された
    重量検出機構を有している請求項1又は2に記載のパッ
    ケージ検査システム。
  4. 【請求項4】 前記重量測定装置の重量検出機構は、天
    井搬送装置に装着したパッケージに対応して複数個設け
    られている請求項3に記載のパッケージ検査システム。
JP17822097A 1997-07-03 1997-07-03 パッケージ検査システム Pending JPH1123352A (ja)

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JP17822097A JPH1123352A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 パッケージ検査システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110877799A (zh) * 2019-10-29 2020-03-13 海宁小二慧储智能科技有限公司 布匹仓储存放方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110877799A (zh) * 2019-10-29 2020-03-13 海宁小二慧储智能科技有限公司 布匹仓储存放方法
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