JPH11232601A - 磁気データ読取装置 - Google Patents

磁気データ読取装置

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JPH11232601A
JPH11232601A JP2736398A JP2736398A JPH11232601A JP H11232601 A JPH11232601 A JP H11232601A JP 2736398 A JP2736398 A JP 2736398A JP 2736398 A JP2736398 A JP 2736398A JP H11232601 A JPH11232601 A JP H11232601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
reading
readout
magnetic
read
Prior art date
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Pending
Application number
JP2736398A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideshi Sezai
秀史 瀬在
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2736398A priority Critical patent/JPH11232601A/ja
Publication of JPH11232601A publication Critical patent/JPH11232601A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気データの読取時に読取不良が発生したと
き、その読取不良箇所を補正して読取効率を高める。 【解決手段】 磁気データ記録媒体のトラックに記録さ
れているデータを読取る読取手段と、読取られたデータ
が読取不良と判定されたときに、その読取不良と判定さ
れた箇所のデータが既知のデータか否かを判定する判定
手段と、読取不良と判定された箇所のデータが既知のデ
ータと判定されたときに、その読取不良と判定されたデ
ータを補正して読取データを生成する生成手段と、生成
されたデータに基づいて所定の演算処理を行う演算手段
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗車券等の磁気デ
ータ記録媒体に、1トラックで独立してFM方式又はM
FM方式で記録されているデータの読取を効果的に行う
ことのできる磁気データ読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気データ記録媒体が乗車券の場
合、比較的大型券でトラックを複数個設けることができ
るときは、読取不良を極力防止するために、複数のトラ
ックに同一内容のデータを記録し、いずれか一方のデー
タが読取られればその読取られたデータに基づいて入出
場の演算処理が行われるように構成されている。
【0003】また、エドモンソン券タイプのような比較
的小型券で、トラック数が少なく、したがって、同一デ
ータを複数個記録できない場合、データ読取が不良のと
きは、入出場の演算処理ができないので、入出場が拒否
されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複数のトラックに同一内容のデータが記録されてい
るような磁気データ記録媒体であっても、同一内容のデ
ータの記録されている全てのトラックのデータ読取が不
良になることがあり、この場合は、読取不良により入出
場等の演算処理ができなくなる欠点があった。
【0005】ところで、磁気データ記録媒体が乗車券の
場合、例えば、その乗車券の用いられる駅が乗継乗車駅
でない場合、乗継乗車を示すデータは、一定の既知のデ
ータで形成されるが、このような既知のデータ部分が読
取不良の場合であっても、読取不良と判定されて入出場
の処理効率が低下するという欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、磁気データの
読取不良が発生したときに、その読取不良のデータを可
能な限り救済して読取効率を高めることのできる磁気デ
ータ読取装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気データ
読取装置は、上記目的を達成するために、磁気データ記
録媒体のトラックに記録されているデータを読取る読取
手段と、読取られたデータが読取不良と判定されたとき
に、その読取不良と判定された箇所のデータが既知のデ
ータか否かを判定する判定手段と、読取不良と判定され
た箇所のデータが既知のデータと判定されたときに、そ
の読取不良と判定されたデータを補正して読取データを
生成する生成手段と、生成されたデータに基づいて所定
の演算処理を行う演算手段と、を有することを特徴とし
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る磁気
データ読取装置の概略構成図であって、この磁気データ
読取装置は自動改札機に組込まれたものであり、また、
この磁気データ読取装置で用いられる磁気データ記録媒
体は乗車券として説明する。
【0009】乗車券Cは、図示しない搬送機構によりピ
ンチローラRに押圧されながら読取用の磁気ヘッドHを
移動するように構成されている。
【0010】図中、1は、読取処理回路であって、図示
しないが、磁気ヘッドHで読取られた信号をハイブリッ
ドIC等で形成された信号生成回路、この信号生成回路
で生成されたF2F信号の磁気データ幅を検出し、その
検出された磁気データ幅を処理してデータを読取るCP
U等から構成されている。
【0011】この読取処理回路1の図示しないメモリに
は、後述の補正用のデータが記憶されていて、読取不良
発生時に、その記憶されているデータを用いて補正でき
るように構成されている。
【0012】なお、この読取処理回路1は、本出願人
が、先に、特願平8−350089号又は特願平9−2
2520号で提案しているように、乗車券に記録されて
いる複数本のトラックの各トラック毎に設け、読取時間
を短縮するようにしてもよい。
【0013】ここでは説明を簡単にするために、乗車券
Cには、図2に示されるように、1本のトラックTのみ
が設けられているものとして説明する。このトラックT
には、周知の乗車券のトラックに記録されていると同様
に、トラックTの前後にプリアンブルデータP1 ,ポス
トアンブルデータP2 がそれぞれ記録されているととも
に、これらデータP1 ,P2 間に、乗車区間や乗車期間
等の所定の乗車券データが記録されるデータ記録エリア
Dが設けられている。
【0014】図2中、dは、データ記録エリアD内にお
ける既知データエリアである。この既知データエリアd
は、例えば、乗継乗車駅を示すデータが記録される。こ
の磁気データ読取装置の組込まれている自動改札機の設
置駅が乗継乗車駅でない場合、その設置駅で使用される
乗車券Cの既知データエリアd内に所定の一定データが
記録されているとして処理できることを意味している。
そして、この一定のデータ内容は、上記読取処理回路1
の図示しないメモリに予め記憶されている。
【0015】以下、図3のフローチャートを用いて乗車
券Cの読取不良発生時の補正制御動作について説明す
る。
【0016】今、乗車券Cが図示しない自動改札機の本
体の投入口に挿入されて磁気ヘッドHによりトラックT
に記録されているデータの読取りが開始されたとする
(ステップ100肯定。以下、ステップを「S」とす
る。)。
【0017】乗車券Cの搬送に従ってトラックT内のデ
ータが順次採集され(S102)、その採集されたデー
タが図示しないメモリに記憶される。
【0018】読取られたデータが良好に行われたとき
は、その読取られたデータを基に入出場の演算処理が行
われ(S104否定、S110)、その演算処理の結
果、入出場を許可できるときは、ドア(図示せず)が開
かれて入出場が許可され、その演算処理の結果、有効期
間切れ等により入出場を許可できないときは、ドアが閉
じられて入出場が拒否される。
【0019】さて、データ読取りにおいて、読取不良が
発生した場合(S104肯定)、その読取不良の発生箇
所が既知データエリアd内か否かが判定され、その読取
不良の箇所が既知データエリアdを除いたデータ記録エ
リアD内の場合(S106否定)、後述のような補正処
理を行って演算処理を行うことができないので、従来と
同様に、読取不良による異常処理が行われる(S11
2)。したがって、この異常処理の場合は、ドアが閉じ
られるとともに、乗車券Cは利用者に返却されて係員処
理とされる。
【0020】読取不良の発生箇所が既知データエリアd
内のデータのときは(S106肯定)、予めメモリに記
憶されているデータを用いて読取不良箇所のデータが補
正され、読取データは、正常に読取られたときと同様の
状態に生成される(S108)。そして、その生成され
たデータを用いて入出場の演算処理が行われる(S11
0)。
【0021】上述のデータ補正をさらに具体的に説明す
ると、データがFM方式で記録されている場合で、ビッ
ト抜けが生じて読取不良となった場合、メモリに記憶さ
れているデータに基づいてそのビット抜けが「1」又は
「0」に補正される。
【0022】上述のように、データの読取不良が発生し
た場合、読取データが補正されて入出場の演算処理が行
われるので、読取不良による自動改札処理の低下を防止
することができる。
【0023】なお、上述の例では、磁気データ記録媒体
を乗車券としたが、プリペイドカードやストアードフェ
アカード等の磁気カードであってもよく、また、読取不
良の原因がパンチ穴によりデータが欠落しているような
場合でもよく、このような場合も、その欠落したデータ
を補正して読取処理を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る磁気データ読取装置は、磁
気データ記録媒体のトラックに記録されているデータを
読取る読取手段と、読取られたデータが読取不良と判定
されたときに、その読取不良と判定された箇所のデータ
が既知のデータか否かを判定する判定手段と、読取不良
と判定された箇所のデータが既知のデータと判定された
ときに、その読取不良と判定されたデータを補正して読
取データを生成する生成手段と、生成されたデータに基
づいて所定の演算処理を行う演算手段とからなるので、
読取不良箇所のデータを補正して読取処理を行うことか
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る磁気データ読取装
置の概略構成図である。
【図2】トラックのデータ内容を示す説明図である。
【図3】補正制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 読取処理回路 H 磁気ヘッド R ピンチローラ C 磁気データ記録媒体(乗車券) T トラック P1 プリアンブルデータ P2 ポストアンブルデータ D データ記録エリア d 既知データエリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気データ記録媒体のトラックに記録さ
    れているデータを読取る読取手段と、 読取られたデータが読取不良と判定されたときに、その
    読取不良と判定された箇所のデータが既知のデータか否
    かを判定する判定手段と、 読取不良と判定された箇所のデータが既知のデータと判
    定されたときに、その読取不良と判定されたデータを補
    正して読取データを生成する生成手段と、 生成されたデータに基づいて所定の演算処理を行う演算
    手段と、 を有することを特徴とする磁気データ読取装置。
JP2736398A 1998-02-09 1998-02-09 磁気データ読取装置 Pending JPH11232601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2736398A JPH11232601A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 磁気データ読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2736398A JPH11232601A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 磁気データ読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11232601A true JPH11232601A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12218977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2736398A Pending JPH11232601A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 磁気データ読取装置

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JP (1) JPH11232601A (ja)

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