JP2000030204A - 磁気データ読取装置 - Google Patents
磁気データ読取装置Info
- Publication number
- JP2000030204A JP2000030204A JP10198530A JP19853098A JP2000030204A JP 2000030204 A JP2000030204 A JP 2000030204A JP 10198530 A JP10198530 A JP 10198530A JP 19853098 A JP19853098 A JP 19853098A JP 2000030204 A JP2000030204 A JP 2000030204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveform
- width
- height
- detected
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気データの読取りエラーの発生を未然に防
止する。 【解決手段】 磁気情報記録媒体の搬送方向に沿って設
けられたトラックに記録されているデータをリードヘッ
ドを介して読取り、その読取りによって得られた波形の
幅に基づいてその磁気情報記録媒体に記録されているデ
ータを読取る磁気データ読取装置において、前記リード
ヘッドを介して得られた波形の高さを検出する波形高さ
検出手段と、検出された波形高さに基づいて前記リード
ヘッドを介して得られた波形の幅を補正する波形幅補正
手段とからなる。
止する。 【解決手段】 磁気情報記録媒体の搬送方向に沿って設
けられたトラックに記録されているデータをリードヘッ
ドを介して読取り、その読取りによって得られた波形の
幅に基づいてその磁気情報記録媒体に記録されているデ
ータを読取る磁気データ読取装置において、前記リード
ヘッドを介して得られた波形の高さを検出する波形高さ
検出手段と、検出された波形高さに基づいて前記リード
ヘッドを介して得られた波形の幅を補正する波形幅補正
手段とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗車券類等の磁気
情報記録媒体に、FM方式、あるいはMFM方式等の所
定の方式で記録されているデータを読取るための磁気デ
ータ読取装置に係り、特に、読取エラーの発生を未然に
防止できるようにしたものに関する。
情報記録媒体に、FM方式、あるいはMFM方式等の所
定の方式で記録されているデータを読取るための磁気デ
ータ読取装置に係り、特に、読取エラーの発生を未然に
防止できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動改札機等に組込まれている磁
気データ読取装置は、磁気データ読取装置の本体に投入
された乗車券類等の磁気情報記録媒体が搬送される途
中、リードヘッドによりその磁気情報記録媒体のトラッ
クに記録されている磁気データが読取られ、ハイブリッ
ドICからなる信号生成回路で磁気データの波形の幅
(以下、「波形幅」というときもある)が検出され、そ
の検出された波形幅のデータは、CPUにおいて
“1”,“0”に変換されるように構成されている。
気データ読取装置は、磁気データ読取装置の本体に投入
された乗車券類等の磁気情報記録媒体が搬送される途
中、リードヘッドによりその磁気情報記録媒体のトラッ
クに記録されている磁気データが読取られ、ハイブリッ
ドICからなる信号生成回路で磁気データの波形の幅
(以下、「波形幅」というときもある)が検出され、そ
の検出された波形幅のデータは、CPUにおいて
“1”,“0”に変換されるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の磁気データ読取装置は、磁気情報記録媒体に磁気デ
ータが正常に記録(エンコード)されている場合であっ
ても、搬送系の搬送ムラや突発的なノイズ等により波形
幅(ビット間隔)に変動(ジッタ)が発生して読取不良
となり、磁気情報記録媒体が乗車券類の場合、正常な乗
車券類であるにもかかわらず入出場が拒否される欠点が
あった。
来の磁気データ読取装置は、磁気情報記録媒体に磁気デ
ータが正常に記録(エンコード)されている場合であっ
ても、搬送系の搬送ムラや突発的なノイズ等により波形
幅(ビット間隔)に変動(ジッタ)が発生して読取不良
となり、磁気情報記録媒体が乗車券類の場合、正常な乗
車券類であるにもかかわらず入出場が拒否される欠点が
あった。
【0004】本発明の実施の形態の説明の項で用いる図
3の波形図を基にさらに説明すると、実線で示されるイ
の波形は、リードヘッドの出力を増幅処理して得られた
波形であるが、中間の波形は、本来、左右の波形と同じ
鎖線で示される波形にならなければならないのにもかか
わらず、何らかの原因により大きく変動した状態にあ
る。このように波形が変動すると、所定のしきい値(図
3の+v,−v参照)を用いて形成された波形幅(図3
のロ参照)が本来の幅と相違してしまう。したがって、
このような波形幅を基にしたデータ解析に誤りが生じる
ことがあった。
3の波形図を基にさらに説明すると、実線で示されるイ
の波形は、リードヘッドの出力を増幅処理して得られた
波形であるが、中間の波形は、本来、左右の波形と同じ
鎖線で示される波形にならなければならないのにもかか
わらず、何らかの原因により大きく変動した状態にあ
る。このように波形が変動すると、所定のしきい値(図
3の+v,−v参照)を用いて形成された波形幅(図3
のロ参照)が本来の幅と相違してしまう。したがって、
このような波形幅を基にしたデータ解析に誤りが生じる
ことがあった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、データを、常
時、正確に読取ることができるようにした磁気データ読
取装置を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、データを、常
時、正確に読取ることができるようにした磁気データ読
取装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気データ
読取装置は、上記目的を達成するために、磁気情報記録
媒体の搬送方向に沿って設けられたトラックに記録され
ているデータをリードヘッドを介して読取り、その読取
りによって得られた波形の幅に基づいてその磁気情報記
録媒体に記録されているデータを読取る磁気データ読取
装置において、前記リードヘッドを介して得られた波形
の高さを検出する波形高さ検出手段と、検出された波形
高さに基づいて前記リードヘッドを介して得られた波形
の幅を補正する波形幅補正手段と、を有することを特徴
としている。
読取装置は、上記目的を達成するために、磁気情報記録
媒体の搬送方向に沿って設けられたトラックに記録され
ているデータをリードヘッドを介して読取り、その読取
りによって得られた波形の幅に基づいてその磁気情報記
録媒体に記録されているデータを読取る磁気データ読取
装置において、前記リードヘッドを介して得られた波形
の高さを検出する波形高さ検出手段と、検出された波形
高さに基づいて前記リードヘッドを介して得られた波形
の幅を補正する波形幅補正手段と、を有することを特徴
としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は一実施の形態に係る磁気デ
ータ読取装置の概略構成を示すブロック図である。
に基づいて説明する。図1は一実施の形態に係る磁気デ
ータ読取装置の概略構成を示すブロック図である。
【0008】リードヘッドHは、図示しない搬送路の途
中に設けられていて、その搬送路を介して搬送される乗
車券類等の磁気情報記録媒体Cのトラック(図示せず)
に当接できるように設けられている。
中に設けられていて、その搬送路を介して搬送される乗
車券類等の磁気情報記録媒体Cのトラック(図示せず)
に当接できるように設けられている。
【0009】磁気情報記録媒体Cのトラックには、FM
あるいはMFM方式等の所定の方式で乗車区間等の所定
のデータが記録されている。したがって、この磁気情報
記録媒体Cのトラックに記録されているデータをリード
ヘッドHを介して読取ったときの信号を増幅回路1で処
理すると、増幅された波形の信号が得られ、,その得ら
れた信号はCPU2に入力されるように構成されてい
る。
あるいはMFM方式等の所定の方式で乗車区間等の所定
のデータが記録されている。したがって、この磁気情報
記録媒体Cのトラックに記録されているデータをリード
ヘッドHを介して読取ったときの信号を増幅回路1で処
理すると、増幅された波形の信号が得られ、,その得ら
れた信号はCPU2に入力されるように構成されてい
る。
【0010】CPU2は、波形幅の検出を行うととも
に、波形の高さの検出を行う波形検出部2aと、検出さ
れた波形の高さに応じて検出された波形幅を補正し、そ
の補正された波形幅を基に“1”,“0”に変換してデ
ータ読取りを行うデータ処理部2bとを有している。
に、波形の高さの検出を行う波形検出部2aと、検出さ
れた波形の高さに応じて検出された波形幅を補正し、そ
の補正された波形幅を基に“1”,“0”に変換してデ
ータ読取りを行うデータ処理部2bとを有している。
【0011】データ処理部2bの図示しないメモリに
は、波形の高さ(図2では「検出レベル」)に基づいて
波形幅を補正するための補正テーブルが設けられてい
る。すなわち、この補正テーブルには、検出された波形
の高さがL1 からL2 までは検出された波形幅をA1 だ
け補正し、また、検出された波形の高さがL2 を越えL
3までは検出された波形幅をA2 だけ補正できるよう
に、検出された波形の高さに応じた波形幅の補正量が記
憶されている。
は、波形の高さ(図2では「検出レベル」)に基づいて
波形幅を補正するための補正テーブルが設けられてい
る。すなわち、この補正テーブルには、検出された波形
の高さがL1 からL2 までは検出された波形幅をA1 だ
け補正し、また、検出された波形の高さがL2 を越えL
3までは検出された波形幅をA2 だけ補正できるよう
に、検出された波形の高さに応じた波形幅の補正量が記
憶されている。
【0012】データ処理回路2bの制御動作を図3の波
形図を用いて説明すると、図3のイに示される実線は、
リードヘッドHで読取られた信号を増幅回路1で増幅処
理して得られた波形を示している。この波形のうち、中
間の波形は、本来、左右の波形と同一であるべきである
にもかかわらず、何らかの原因で高くなっている状態を
示している。
形図を用いて説明すると、図3のイに示される実線は、
リードヘッドHで読取られた信号を増幅回路1で増幅処
理して得られた波形を示している。この波形のうち、中
間の波形は、本来、左右の波形と同一であるべきである
にもかかわらず、何らかの原因で高くなっている状態を
示している。
【0013】このような所定の波形の高さよりも高い波
形を波形検出部2aで所定のしきい値(図3の+v,−
v)を用いて図3のロに示されるような波形に整形する
と、本来の波形幅よりも幅の広い波形が得られる。すな
わち、図3のロにおいて、一点鎖線で示される補正値A
i分だけ広い波形が得られる。
形を波形検出部2aで所定のしきい値(図3の+v,−
v)を用いて図3のロに示されるような波形に整形する
と、本来の波形幅よりも幅の広い波形が得られる。すな
わち、図3のロにおいて、一点鎖線で示される補正値A
i分だけ広い波形が得られる。
【0014】もし、データ処理部2bにおいて、後述す
るような補正を行わずに、波形検出部2aから得られた
波形を基にデータ処理部2bでデータ解析を行うと、
“1”と読取るべきところを“0”と誤って読取るなど
の読取りエラーが発生してしまうが、このデータ処理部
2bにおいては、波形の高さに応じて波形幅を補正し
て、すなわち、本来の波形幅に修正してデータ解析が行
われる。
るような補正を行わずに、波形検出部2aから得られた
波形を基にデータ処理部2bでデータ解析を行うと、
“1”と読取るべきところを“0”と誤って読取るなど
の読取りエラーが発生してしまうが、このデータ処理部
2bにおいては、波形の高さに応じて波形幅を補正し
て、すなわち、本来の波形幅に修正してデータ解析が行
われる。
【0015】すなわち、データ処理部2bにおいては、
メモリに記憶されている補正テーブルを用いて波形の高
さ(Li)に基づいた補正量(Ai)を求め、その求め
られた補正量で検出された波形幅が補正される。したが
って、補正された後の波形幅は、磁気情報記録媒体Cに
記録されているデータと対応したものとなり、読取りエ
ラーを未然に防止することができる。
メモリに記憶されている補正テーブルを用いて波形の高
さ(Li)に基づいた補正量(Ai)を求め、その求め
られた補正量で検出された波形幅が補正される。したが
って、補正された後の波形幅は、磁気情報記録媒体Cに
記録されているデータと対応したものとなり、読取りエ
ラーを未然に防止することができる。
【0016】なお、図3のロにおいては、波形検出回路
2aで検出された波形幅から補正量Aiだけ減じられる
例を示しているが、この中間の波形が本来の波形高さよ
りも低いときは、テーブルで求められた補正量分だけ増
加されるように補正される。また、図3の左右両側の波
形は、補正量が0で波形検出部2aで検出された波形幅
がデータ処理部2bでそのまま用いられることを示して
いる。
2aで検出された波形幅から補正量Aiだけ減じられる
例を示しているが、この中間の波形が本来の波形高さよ
りも低いときは、テーブルで求められた補正量分だけ増
加されるように補正される。また、図3の左右両側の波
形は、補正量が0で波形検出部2aで検出された波形幅
がデータ処理部2bでそのまま用いられることを示して
いる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る磁気データ読取装置は、リ
ードヘッドを介して得られた波形の高さを検出する波形
高さ検出手段と、検出された波形高さに基づいて前記リ
ードヘッドを介して得られた波形の幅を補正する波形幅
補正手段とを有しているので、読取不良の発生を未然に
防止することができ、情報記録媒体が乗車券類のとき
は、改札処理効率を高めることができる。
ードヘッドを介して得られた波形の高さを検出する波形
高さ検出手段と、検出された波形高さに基づいて前記リ
ードヘッドを介して得られた波形の幅を補正する波形幅
補正手段とを有しているので、読取不良の発生を未然に
防止することができ、情報記録媒体が乗車券類のとき
は、改札処理効率を高めることができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る磁気データ読取装
置の概略構成を示すブロック図である。
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】データ処理部のメモリに記憶されている補正テ
ーブルの一例である。
ーブルの一例である。
【図3】補正制御動作を説明するための波形図である。
1 増幅回路 2 CPU 2a 波形検出部 2b データ処理部 H リードヘッド C 磁気情報記録媒体
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気情報記録媒体の搬送方向に沿って設
けられたトラックに記録されているデータをリードヘッ
ドを介して読取り、その読取りによって得られた波形の
幅に基づいてその磁気情報記録媒体に記録されているデ
ータを読取る磁気データ読取装置において、 前記リードヘッドを介して得られた波形の高さを検出す
る波形高さ検出手段と、 検出された波形高さに基づいて前記リードヘッドを介し
て得られた波形の幅を補正する波形幅補正手段と、 を有することを特徴とする磁気データ読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10198530A JP2000030204A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 磁気データ読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10198530A JP2000030204A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 磁気データ読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000030204A true JP2000030204A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16392687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10198530A Pending JP2000030204A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 磁気データ読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000030204A (ja) |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP10198530A patent/JP2000030204A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7489460B2 (en) | Magnetic data read circuit and card processing unit | |
EP1126398A2 (en) | Magnetic card reader and reproduction and demodulation method | |
JP2000030204A (ja) | 磁気データ読取装置 | |
JPS5853003A (ja) | 磁気リ−ド方式 | |
US7130257B2 (en) | Recording/reproducing apparatus having a substituting part substituting for burst errors and a method of substituting for burst errors | |
JP2007272947A (ja) | 磁気情報の読取方法 | |
JP3664876B2 (ja) | 磁気データ読取装置 | |
JP2000113606A (ja) | データ記憶媒体からのリード・データ・エラーの訂正方法および装置 | |
JP2007311002A (ja) | 磁気データの復調方法 | |
JPH02244408A (ja) | 磁気媒体読取り装置 | |
JPH02244409A (ja) | 磁気テープ装置 | |
JPH05342774A (ja) | 誤り率低減回路 | |
JPH11328882A (ja) | 磁気データ読取装置 | |
JP2000251204A (ja) | 磁気データ読取装置 | |
JP3388996B2 (ja) | 磁気情報処理装置 | |
JP3510323B2 (ja) | 磁気データ読取装置 | |
JPH11232601A (ja) | 磁気データ読取装置 | |
US6307698B1 (en) | Magnetic tape read apparatus and error identification method | |
JPH06349013A (ja) | 周波数変調信号の2値データ読取り方法 | |
JPS63157371A (ja) | 符号誤り訂正装置 | |
JP3245902B2 (ja) | 磁気券の冗長ビット設定装置 | |
JPH05189764A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH0831112A (ja) | 磁気データ読取装置 | |
JPH1031807A (ja) | リードアフターライト回路及び磁気記録再生装置 | |
JPH1069606A (ja) | 磁気データ読取装置 |