JPH11232559A - 施設管理システム装置 - Google Patents

施設管理システム装置

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JPH11232559A
JPH11232559A JP3134698A JP3134698A JPH11232559A JP H11232559 A JPH11232559 A JP H11232559A JP 3134698 A JP3134698 A JP 3134698A JP 3134698 A JP3134698 A JP 3134698A JP H11232559 A JPH11232559 A JP H11232559A
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JP
Japan
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sales
room
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temporary
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JP3134698A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Kano
弘光 加納
Koichi Tsurumaru
康一 鶴丸
Yoshiro Furukawa
善郎 古川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホテル等の宿泊、休憩に供する施設の部屋
に係る売上げの内で、顧客がチェックインした時点で既
に当該部屋の等級に応じた部屋料金の売上げが当該部屋
の基本料金として確定しており、また当該部屋に設置さ
れた冷蔵庫内の商品を顧客が利用した場合にはかかる利
用済み商品の売上げも確定している。これらの情報を活
用して、施設内の各部屋に関する顧客のチェックインの
状況や,各部屋の冷蔵庫の商品の売上げ状況を刻々と把
握して、都度リアルタイムにモニターする施設管理シス
テムを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る施設管理システムは、各
種事象データを記録する事象データファイルの情報によ
り売上げ実績をリアルタイムにモニターする場合に、未
精算の部屋を仮精算して売り上げた場合の仮売上げ実績
を前記売上げ実績とともに表示するリアルタイムモニタ
ー表示機能を持ち、特に各部屋の入室時間から予定の時
間が経過した部屋に限定して前記仮売上げ実績の対象と
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテル等の宿泊、
休憩等に供する施設の部屋に係る売上げ情報を管理する
施設管理システム装置に関し、詳しくは売上げに関する
実績をリアルタイムにモニターする施設管理システム装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より販売予測や時間帯別の売上げ分
析に関しては、特開平5−67275号公報(IPC
G07G 1/12)に見られるように、顧客が購入し
た商品の金額および売上時刻に関する売上状況の情報を
収集、集計して、売上状況を把握するシステムにおい
て、収集した前記売上状況の情報より当日の時間帯別売
上を集計し、斯かる集計情報をそれまでの時間帯別売上
情報に累計して、斯かる累計情報と前記集計情報とに基
づいて、現在時刻以降の当日時間帯別売上を予測し、ま
た当日の時間帯別価格帯別情報の分析を行つて、斯かる
予測情報からグラフ表示デ−タを作成するものがある。
【0003】また特開平9−26990号公報(IPC
G06F 17/60)に見られるように、ホテル等
の施設内に設置された売店の商品の発注の適切化を図り
売店の効率的販売管理を実施する為に、毎日の宿泊数及
び宴会客数を収集し、各日の各商品の売上情報と各日の
客数とに係る相関を求めて、各日の予約客数から前記相
関を用いて各日の各商品の売上予測を行って各日の商品
の発注を行う、ものがある。かかる従来例では、過去の
時間帯別売上情報と当日の集計情報を基にして現在時刻
以降の当日時間帯別売上の予測と当日の時間帯別価格帯
別情報の分析を行っており、また毎日の宿泊数及び宴会
客数と各日の各商品の売上情報と各日の客数との相関を
求めて、その相関により各日の各商品の売上予測を行っ
ている。そしてこれらは過去の売上情報及び客数などか
ら売上げの予測を行なうものであって、現在進行中の売
上げを把握するには、該売上げが実績として扱われるよ
うになるまで待つ必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のご
とき従来の技術では、下記のごとき問題点が存在する。
ホテル等の宿泊、休憩に供する施設の部屋に係る売上げ
の内で、各部屋の売上げは、当該施設の売店での売上げ
のように代金の回収とともに販売されている売上げと比
較すると、顧客がチェックインした時点で既に当該部屋
の等級に応じた部屋料金の売上げが当該部屋の基本料金
として確定しており、また当該部屋に設置された冷蔵庫
内の商品を顧客が利用した場合にはかかる利用済み商品
の売上げも確定している。特に、施設のフロント会計機
とオンラインで接続された冷蔵庫内の商品については、
リアルタイムに前記フロント会計機で把握されている。
にもかかわらず、これら売上げが確定していて後に回収
が予定されている情報に関しては、上記の販売予測や時
間帯別の売上げ分析では活かされていない。特に月々の
売上げ締め時においてその直前での販売予測や時間帯別
の売上げを速報したい時期に、正確な金額を把握しきれ
ないという問題がある。本発明は上記問題点を解決する
ためになされたものであって、施設内の各部屋に関する
顧客のチェックインの状況や,各部屋の冷蔵庫の商品の
売上げ状況を刻々と把握して、都度リアルタイムにモニ
ターする施設管理システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る施設管理シ
ステムは、各種の情報を表示する情報表示部と、各種の
情報を入力する情報入力部と、各種事象に関する事象デ
ータを記録する事象データファイルと、を有する宿泊、
休憩等に供する部屋を管理する施設管理システム装置に
おいて、前記事象データファイルの情報により前記部屋
に係る売上げ実績をリアルタイムにモニターして前記情
報表示部に表示する場合に、未精算の部屋を仮精算して
売り上げた場合の仮売上げ実績を前記売上げ実績ととも
に表示するリアルタイムモニター表示機能、を持つこと
を特徴とし、また前記リアルタイムモニター表示機能に
おいて、各部屋の入室時間から予定の時間が経過した部
屋に限定して前記仮売上げ実績の対象とする、ことを特
徴とするものである。本発明における施設管理システム
装置では、チェックイン、チェックアウト等施設の業務
で発生する各種事象のデータを管理し、業務の支援や売
上集計、施設の部屋に係る売り上げのリアルタイムモニ
ターによる経営支援を実現し、施設で発生する前記各種
の事象に関するデータの有効的な利用を促進する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。説明を簡潔に表現する為
に「データベース;Data Base」を「DB」と省略し、
「ソフトウェア;Software 」を「SW」と省略し、
「アプリケーションプログラム;Application Program
」を「AP」と省略して表記する。またホテル等のの
宿泊、休憩に係る施設において発生したイベントの中で
情報としてコンピュータ処理されるべき事象に係るもの
を以下「事象データ」と呼ぶ。
【0007】図1は本発明の施設管理システム装置にお
ける一実施例のフロント会計機のブロック構成を示す模
式図であり、図2は本発明の施設管理システム装置にお
ける一実施例の情報処理装置のブロック構成を示す模式
図である。図1は施設のフロントに設置されたフロント
会計機及びその周辺装置であり、これらフロント会計機
及びその周辺装置の機器は複数セット設置されているこ
ともある。図2は図1のフロント会計機とRS232C
等の通信手段で接続された施設情報処理装置及びその周
辺装置である。図1に示されたフロント会計機1は、前
記部屋に関する現在の利用状態、過去の利用状況、及び
将来の予約等の情報を記憶する情報記憶部103を持
つ。そして情報記憶部103は、各部屋に関してその等
級や利用料金及び現在の利用状態等の情報を持つ部屋情
報ファイル1031と、各部屋を利用する顧客のチェッ
クインやチェックアウトの時間及び各部屋に設置された
冷蔵庫の当該顧客に対する売上げに係る情報等の利用状
況を持つ利用状況ファイル1032と、各部屋の利用に
係る部屋売上げと前記冷蔵庫内の商品毎の売上げとを、
日常の売上げの締め処理としての日計や月次の締め処理
としての月計等の累計情報を持つ売上げ情報ファイル1
033と、を有している。フロント会計機1は通信ネッ
トワークによって施設の各部屋に設置された電話機、冷
蔵庫、または両替機等の端末機104、10
4、...、104と接続されている。図2に示された
情報処理装置2は、施設における掃除・作業等に係る業
務支援や、売上集計・部屋稼動率等の経営支援等に係る
各種の指示を行なう情報入力部201と、各種の情報を
視覚的に表示する情報表示部202と、通信プログラム
203、メッセージ送受信部品204、DB管理AP2
05、リアルタイムモニターAP206、DBアクセス
部品207等の各種のプログラムを有し、また複数のフ
ァイルに分割された事象データファイル208、20
8、、...、208及びこれら複数の事象データファ
イル208を検索するための索引を持つインデックス情
報ファイル2081、リアルタイムモニターAP206
用のリアルタイムモニターデータファイル209等の各
種データファイルを有する。通信プログラム203は、
各種事象データの送受信をフロント会計機1との間で実
現するプログラムである。フロント会計機1から送られ
てくるデータのバッファリングを行ない、後述するメッ
セージ送受信部品に受信したデータを事象データとして
引き渡すことによりバッファリングされたデータを事象
データファイル208というDBへ記録する。DBアク
セス部品207は、前記各種の事象データを記憶する事
象データファイル208やリアルタイムモニターデータ
ファイル209などのDBファイル(以下DBFという)
に関して、DBFを構築する為の一般的なDBエンジン
により提供されているDBアクセス用のオブジェクトを
使用して前記DBFへの操作を行なう。DBアクセス部
品207は、リアルタイムモニターAP206や、例え
ば履歴管理のAPなど、情報処理装置2が保有する複数
のAPにおいて使用可能なDBアクセス汎用SW部品
と、リアルタイムモニターAP206等の固有のAPに
特化されたDBアクセス特化プログラムとで構成されて
おり、DBアクセス汎用SW部品は、DBコネクション
機能(接続、切断の機能)、レコード操作機能(レコード
の追加、更新、削除の機能)、DBFへの検索実行と検
索結果の管理との機能を持っている。DBアクセス特化
プログラムは以下の4つのSW部品で構成されている。
第1には、システム管理データの追加、更新、削除、所
望の検索結果などシステム管理情報を得る為のシステム
管理データアクセス用SW部品である。第2には、シス
テム履歴管理データの追加、更新、削除、及び検索結果
を得る為のシステム履歴管理データアクセス用SW部品
である。第3には、事象関連データの追加、更新、削
除、及び検索結果を得る為の事象データアクセス用SW
部品である。第4には、システムに固有の定数データの
追加、更新、削除、及び検索結果を得る為の定数データ
アクセス用SW部品である。メッセージ送受信部品20
4はSW部品であって、情報処理装置2の各AP間で情
報の送受信を媒介するものである。例えば通信プログラ
ム203が事象データをフロント会計機1より受信した
場合には、メッセージ送受信部品204を通じて情報処
理装置2の各APへ当該事象データの受信が伝達され
る。メッセージ送受信部品204は、情報処理装置2に
おけるAP間の情報交換を構築する為の一般的な情報交
換エンジンにより提供されているSWでり、情報交換オ
ブジェクトを使用して前記AP間のメッセージ送受信を
実現している。例えば、あるAPが、他のAPにメッセ
ージを送信する場合には、各APに対応した送信情報を
付加してメッセージ送受信部品204に引き渡すと、情
報処理装置2内の全てのAPに当該メッセージが引き渡
される。各APでは引き渡されたメッセージが自ら処理
すべきものか否かを付加された送信情報の内容から判断
する。フロント会計機1において発生した事象に係るデ
ータ(事象データ)に関して、これら各種の事象データ
はフロント会計機1から情報処理装置2に通信回線(例
えばRS232C)を介して送信されて事象の発生が通
知される。情報処理装置2においては通信プログラム2
03によって情報処理装置2内の各APにメッセージ送
受信部品204を通じて事象データが渡される。即ち通
信プログラム203は情報処理装置2内の各APが当該
事象データを処理する必要があるか否かを判断せず、発
生した全ての事象データを無条件に情報処理装置2内の
各APへと引き渡している。例えば事象データの発生を
メッセージ送受信部品204を通じて通知されたDB管
理AP205は、当該事象データを自ら処理すべき事象
データと判断して、当該事象データを事象データファイ
ル208にDBアクセス部品207を介して記録する。
事象データは、各事象のデータ形式によって各種のデー
タ形式に分類される(例えば入室、掃除/作業、精算、
値引き等の施設において発生している各業務に対応した
事象のデータ形式等)が、事象データの先頭には事象デ
ータの内容を表す事象コードが必ず設定されており、リ
アルタイムモニターAP206はかかる事象コードによ
り処理する必要があるかどうかを判断する。更に事象デ
ータのデータ形式の中には、フロント会計機1で当該事
象が発生した日時が必ず設定されているが、この事象発
生日時はデータ形式の種類によっては部屋への入室日時
や部屋の精算日時や部屋の掃除終了日時等としても扱わ
れる。図3は、インデックス情報ファィル2081の記
録フォーマットを示す模式図であり、図4は各事象デー
タファイル208に記録されている記録開始日時、記録
終了日時の記録フォーマットを示す模式図である。各事
象データファイル208を管理するために、インデック
ス情報ファィル2081内には各事象データファイル毎
に、記録開始日時と記録終了日時及び事象データファイ
ルの名称が記録されている。インデックス情報ファィル
2081に記録された各事象データファイル208に対
する記録開始日時及び記録終了日時および事象データフ
ァイルの名称によって、事象データファイル208自身
の分割に係る情報が管理され、事象データの検索、記録
に際して使用されている。図7は、本発明の施設管理シ
ステム装置における情報表示部202に表示された画面
の一実施例であって、リアルタイムモニターの画面を示
す模式図である。図7に於いて横軸は日付を示し、縦軸
の左側は売上げ累計金額であり、縦軸の右側は施設の部
屋の稼動累計である。本画面例での横軸には1から31
の数字が1つおきに表示されている。各日付(表示が省
略された偶数の日付の位置も)の位置(表示が省略され
た偶数の日付の位置も)には縦の棒グラフが表示されて
いて左側の棒は前記稼動累計を示すものであり右側の棒
は前記累計金額を示すものである。そしてこの左側の棒
は上下2段に分けて表示され、上段は施設の部屋を休憩
として利用した稼動実績を累計したもので、下段は施設
の部屋を宿泊として利用した稼動実績を累計したもので
ある。左の縦軸上に「4.8」と書かれ、横軸と平行に
書かれた実線704は当月度の売上げ目標金額である。
縦軸と横軸とが交差している原点から前記売上げ目標金
額としての実線の最右に向けて書かれた実線705は売
上げ目標金額を日々の達成目標として示している。前記
原点から引かれた破線706は、前記休憩と前記宿泊の
2つの稼動目標を併せた稼動目標を示す。
【0008】図12は、本発明の施設管理システム装置
における一実施例のI/O系の事象グループの精算に係
るレコードの内容を示す模式図である。この精算レコー
ドの各種の項目の中で最初の精算ID(index)
は、フロント会計機1において順次発生している精算と
いう個々の事象毎に付与されたユニークなコードであ
る。図13は、本発明の施設管理システム装置における
一実施例のI/O系の事象グループの精算明細に係るレ
コードの内容を示す模式図である。この精算明細レコー
ドは、前記精算レコードの発生に伴う売上げの全ての種
類について前もって定められた商品番号が個々の売上げ
に付与されており、前記精算明細レコード内には、かか
る商品番号が記録されている。これらの売上げの種類と
しては、休憩料金、宿泊料金、施設の各部屋に設置され
た冷蔵庫内の個々の商品の売上げ等の顧客に対する売上
げが全て含まれている。この精算明細レコードの各種の
項目の中で最初の精算明細ID(InDex)は、精算と
いう個々の事象毎で、しかも個々の商品の売上げ毎に付
与されたユニークなコードである。また2番目の精算I
D(FK)は、この精算明細レコードが発生することに
なった精算という事象がどの精算レコードに対応してい
るのかを示すものであり、括弧内の「FK」は「Foreig
n Key (この精算明細レコード自身のkeyではなく、
よそのkeyであることを意味する)」を省略したもの
である。対応する精算IDを検索キーとして、精算明細
レコードをすべて参照することによって、ある事象に係
る全ての売上げ金額を得るようになっている。図8は、
本発明の施設管理システム装置における一実施例のI/
O系の事象グループの仮精算に係るレコードの内容を示
す模式図である。また図9は、本発明の施設管理システ
ム装置における一実施例のI/O系の事象グループの仮
精算明細に係るレコードの内容を示す模式図である。施
設を利用する顧客がいまだ各部屋を使用中である場合に
仮に精算して、現時点における利用金額を計算する場合
に、かかる精算を仮精算という。上記で説明した図12
及び図13は、精算IDを仮精算IDと、また精算明細
IDを仮精算明細IDと読み替えることによって、前記
仮精算における売上げ見込みに係る事象データファイル
208内の仮精算レコード(図12に対応)及び仮精算明
細レコード(図13に対応)のフォーマットとなる。但
し、仮精算レコードにおいてはそのレコード内のチェッ
クアウトの日時を示す「check out日時」は「仮精算日
時」を示している。これらの仮精算レコード及び仮精算
明細レコードは、例えば情報処理装置2からフロント会
計機1に要求することにより、フロント会計機1は施設
の各部屋で顧客による使用中の全ての部屋を仮精算して
情報処理装置2へ事象データとして送信されることによ
り事象データファイル208内に生成される。またフロ
ント会計機1において前記の要求に対応するのではなく
施設の各部屋で顧客による使用開始から一定時間の経過
を待って自動的に仮精算して情報処理装置2へ事象デー
タとして送信する方法でも、事象データファイル208
内に前記仮精算レコード及び仮精算明細レコードは生成
される。図6は、リアルタイムモニターデータファイル
209の記録内容を示す模式図である。リアルタイムモ
ニターデータファイル209は以下の3種類のレコード
で構成されている。1つ目は、プリセットデータレコー
ド2091であって売上げ目標金額20911と、稼動
目標20912とから構成される。これらのプリセット
データは情報入力部201より予め入力されてプリセッ
トデータレコード2091内に記録されている。売上げ
目標金額20911は施設の部屋や売店等に係る売上げ
実績の目標を示す金額であり、稼動目標20912は施
設の部屋の利用回数に係る稼動実績の目標を示す1種の
カウンターである。2つ目には、累計データレコード2
092であって売上げ実績を日付毎に累計した売上げ累
計金額20921と、休憩に係る前記稼動実績を日付毎
に累計した休憩稼動累計20922と、宿泊に係る前記
稼動実績を日付毎に累計した宿泊稼動累計20923
と、とから構成される。累計データレコード2092の
内容は、全て実績であり、休憩稼動累計20922と、
宿泊稼動累計20923とは、稼動目標20912と同
じく施設の部屋の利用回数に係る稼動実績を示す1種の
カウンターである。3つめには、仮累計データレコード
2093であって売上げは確保されているがいまだ精算
がなされていなくて回収されていない施設の部屋の利用
に係る金額を日付毎に累計した仮売上げ累計金額209
31と、休憩に係る前記部屋の利用に係る稼動状態を施
設の全ての部屋について累計した休憩稼動累計2093
2と、宿泊に係る前記部屋の利用に係る稼動状態を施設
の全ての部屋について累計した宿泊稼動累計20933
と、から構成される。仮累計データレコード2093の
内容は、全て実績ではなく、仮休憩稼動累計20932
と、仮宿泊稼動累計20933とは、稼動目標2091
2と同じく施設の部屋の利用回数に係る稼動状態を示す
1種のカウンターである。次にこのように構成された本
実施例の施設管理システム装置におけるリアルタイムモ
ニターの画面7の表示について、図5においてその制御
手順を示したフローチャートに基づいて以下の各STE
P毎に説明する。
【0009】STEP01 ; リアルタイムモニターA
Pが起動されると、リアルタイムモニターデータファイ
ル209に記憶されている前記売上げ目標金額と前記稼
動目標とのプリセットデータレコード2091を読み出
して、図7に示されたリアルタイムモニターの画面とし
て横軸と縦軸と共に実線704、705、破線706を
表示する。リアルタイムモニターデータファイル209
内の売上げ累計金額と稼動累計とに係る累計データレコ
ード2092、仮累計データレコード2093をクリア
ーしておく。 STEP02; 本STEP02においては、月初の日付
から現在迄の日付に限定した事象データファィル208
の全てのレコードを対象にして、その中の上述した精算
レコードを対象にして、以下のようにリアルタイムモニ
ターデータファイル209の累計データレコード209
2内の日付毎の売上げ累計金額20921、2092
1、...、20921、及び休憩稼動累計2092
2、、20922、...、20922、宿泊稼動累計
20923、20923、...、20923を計算す
る。先ず、読み込んだ精算レコード内の「在室区分コー
ド」が宿泊としての利用である事を示している場合に
は、累計データレコード2092内の該当する日付に対
応する宿泊稼動累計20923を+1だけカウントアッ
プする。そして読み込んだ精算レコード内の「在室区分
コード」が休憩としての利用である事を示している場合
には、累計データレコード2092内の該当する日付に
対応する休憩稼動累計20922を+1だけカウントア
ップする。次に読み込んだ精算レコード中の「精算I
D」を検索キーとして事象データファイル208内の全
ての精算明細レコードを読み出す。そしてこれらの精算
明細レコードのうちで売上げ合計金額に対応した商品番
号を持つ精算明細レコードに記録されている「金額」を
読み出して、該「金額」を当該精算レコードにおける売
上げ合計金額として、累計データレコード2092内の
該当する日付に対応する売上げ累計金額20921に累
計する。月初の日付から現在迄の日付に限定した事象デ
ータファィル208の全てのレコードの処理を終了した
ら、STEP03へ進む。 STEP03; 本STEP03では、事象データファィ
ル208内の前述した仮精算レコード及び仮精算明細レ
コードを使用して近々売上げが予想される仮売上げ金額
及び仮稼動実績を求める。これらの仮精算レコード及び
仮精算明細レコードを、情報処理装置2からフロント会
計機1に要求する。そしてフロント会計機1から施設の
各部屋で顧客により使用されている全ての部屋を仮精算
して情報処理装置2へ事象データとして送信され事象デ
ータファイル208内に生成される、のを待つ。 STEP04; 本STEP04ではSTEP03により
事象データファイル208内に生成された仮精算レコー
ドを1レコードづつ読み込む。かかる仮精算レコードが
なくなればSTEP10へ進み、さもなければ次のST
EP05へ進む。 STEP05; 本STEP05では読み込まれた仮精算
レコード内に記録されているチェックイン日時「 check
in日時」を調べて現在日時より予定の時間が経過して
いるかどうかをみて、経過していなければSTEP04
へ戻る。ここで予定の時間が経過しているかを調べるこ
とは、予定時間を経過することによって部屋の基本料金
が確定し、回収がより確実になるということを意味して
いる。但、前記経過時間を調べないで全ての仮精算レコ
ードを対象にする方法もあり、この場合にはSTEP0
4へ戻らない。 STEP06; 本STEP06では読み込まれた仮精算
レコード内の「仮精算ID」を検索キーとして事象デー
タファイル208内の全ての仮精算明細レコードを読み
出す。そしてこれらの仮精算明細レコードのうちで売上
げ合計金額に対応した商品番号を持つ仮精算明細レコー
ドに記録されている「金額」を読み出して、該「金額」
を当該仮精算レコードにおける仮売上げ合計金額とし
て、仮累計データレコード2093内の仮売上げ累計金
額20931に累計する。 STEP07; 本STEP07では読み込まれた仮精算
レコード内の「在室区分コード」を見て当該仮精算レコ
ードが宿泊にかかるレコードか休憩にかかるレコードか
を判断する。そして休憩にかかるレコードと判断された
場合にはSTEP09へ進む。 STEP08; 本STEP08では読み込まれた仮精算
レコードが「宿泊」にかかるものであるので、仮累計デ
ータレコード2093内の仮宿泊稼動累計20933を
+1だけカウントアップして、STEP04へ戻る。 STEP09; 本STEP09では読み込まれた仮精算
レコードが「休憩」にかかるものであるので、仮累計デ
ータレコード2093内の仮休憩稼動累計20932を
+1だけカウントアップして、STEP04へ戻る。 STEP10; 本STEP10では、これまでのSTE
P01からSTEP09で作成されたリアルタイムモニ
ターデータファイル209内の情報(累計データレコー
ド2092内の各日付毎の売上げ累計金額20921、
休憩稼動累計20922、宿泊稼動累計20923、及
び、仮累計データレコード2093内の仮売上げ累計金
額20931、仮休憩稼動累計20932、仮宿泊稼動
累計20933)により、図7に示されたリアルタイム
モニターの画面を情報表示部202に表示する。図7に
おいて記号701、702、703で示された部分は仮
精算に係る仮累計データレコード2093内のデータを
表示するものであって特に色を変える等の強調表示をし
ている。各々仮宿泊稼動累計20933、仮休憩稼動累
計20932、仮売上げ累計金額20931に対応する
数値を棒グラフ化したものである。701は宿泊にかか
る仮精算で発生する稼動累計部分である。702は休憩
にかかる仮精算で発生する稼動累計部分である。703
は宿泊及び休憩に係る仮精算で発生する売上げ累計金額
部分である。記号701、702、703で示された部
分以外の棒グラフ部分は全て実績に係るデータを示して
いる。リアルタイムモニターの画面を表示した後にリア
ルタイムモニターデータファイル209の情報のうち累
計データレコード2092と仮累計データレコード20
93のデータをクリアへする。ここで、事象データファ
イル208の記録の方法について補足する。本発明にお
いて、事象データファイル208は例えば毎日一定の時
間においてそれ以前に発生した事象データが記録された
事象データファイル208をクローズして、検索、読み
出しに限定されて使用するものとし、そして当該時間以
降は新たに事象データファイル208を作成してオープ
ンし、当該事象データ以降に発生する事象データについ
ては、この新たに作成された事象データファイル208
内にされる。従って、このクローズされた事象データフ
ァイル208は2重化して保存されるというわけではな
い。クローズされた事象データファイル208はその後
一切書き込み処理をせずに、読み出し専用のファイルと
して扱うというファイルの管理がなされている。
【0010】
【発明の効果】本発明の施設管理システム装置は、施設
で発生する各種事象に関する事象データを記録する事象
データファイル、を有する施設管理システム装置におい
て、前記事象データファイルの情報により当該施設の売
上げ実績をリアルタイムにモニターして前記情報表示部
に表示する場合に、未精算の部屋を仮精算して売り上げ
た場合の仮売上げ実績を前記売上げ実績とともに表示す
るリアルタイムモニター表示機能、を持ち、また前記リ
アルタイムモニター表示機能において、各部屋の入室時
間から予定の時間が経過した部屋に限定して前記仮売上
げ実績の対象としている。かかるリアルタイムモニター
表示機能により、施設における各部屋の売上げについ
て、顧客がチェックインした時点で発生する当該部屋の
基本料金や、また当該部屋に設置された冷蔵庫内の商品
の売上げ等の施設における各部屋の売上げを、売上げ分
析に反映させ、特に月々の売上げ締め時においてその直
前での売上げを速報したい時に、刻々と正確な金額を把
握できるという効果を有するものである。また予定の時
間が経過している未精算の部屋に限定することによっ
て、予定時間を経過することによって部屋の基本料金が
確定してより確実な仮売上げ実績でのリアルタイムモニ
ターを実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の施設管理システム装置における一
実施例のフロント会計機のブロック構成を示す模式図で
ある。
【図2】 本発明の施設管理システム装置における一
実施例の情報処理装置のブロック構成を示す模式図であ
る。
【図3】 本発明のホテル管理システム装置における
一実施例のインデックス情報ファィルの記録フォーマッ
トを示す模式図である。
【図4】 本発明のホテル管理システム装置における
一実施例の事象データファイルのインデックス情報レコ
ードの記録フォーマットを示す模式図である。
【図5】 本発明の施設管理システム装置における一
実施例のリアルタイムモニターの表示処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】 本発明の施設管理システム装置における一
実施例のリアルタイムモニターデータファイルの記録フ
ォーマットを示す模式図である。
【図7】 本発明の施設管理システム装置における一
実施例のリアルタイムモニターの画面を示す模式図であ
る。
【図8】 本発明の施設管理システム装置における一
実施例のI/O系の事象グループの仮精算に係るレコー
ドの内容を示す模式図である。
【図9】 本発明の施設管理システム装置における一
実施例のI/O系の事象グループの仮精算明細に係るレ
コードの内容を示す模式図である。
【図10】 本発明の施設管理システム装置における
一実施例の操作系の事象グループを一覧表示する模式図
である。
【図11】 本発明の施設管理システム装置における
一実施例のI/O系の事象グループを一覧表示する模式
図である。
【図12】 本発明の施設管理システム装置における
一実施例のI/O系の事象グループの精算に係るレコー
ドの内容を示す模式図である。
【図13】 本発明の施設管理システム装置における
一実施例のI/O系の事象グループの精算明細に係るレ
コードの内容を示す模式図である。
【符号の説明】
1 フロント会計機 103 情報記憶部 1031 部屋情報ファイル 1032 利用状況ファイル 1033 売上げ情報ファイル 104 端末機 2 情報処理装置 201 情報入力部 202 情報表示部 203 通信プログラム 204 メッセージ送受信部品 205 DB管理AP 206 リアルタイムモニターAP 207 DBアクセス部品 208 事象データファイル 2081 インデックス情報ファイル 209 リアルタイムモニターデータファイル 2091 プリセットデータレコード 20911 売上げ目標金額 20912 稼動目標 2092 累計データレコード 20921 売上げ累計金額 20922 休憩稼動累計 20923 宿泊稼動累計 2093 仮累計データレコード 20931 仮売上げ累計金額(数値) 20932 仮休憩稼動累計(数値) 20933 仮宿泊稼動累計(数値) 701 仮宿泊稼動累計(表示) 702 仮休憩稼動累計(表示) 703 仮売上げ累計金額(表示)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の情報を表示する情報表示部と、各
    種の情報を入力する情報入力部と、各種事象に関する事
    象データを記録する事象データファイルと、を有する宿
    泊、休憩等に供する部屋を管理する施設管理システム装
    置において、前記事象データファイルの情報により前記
    部屋に係る売上げ実績をリアルタイムにモニターして前
    記情報表示部に表示する場合に、未精算の部屋を仮精算
    して売り上げた場合の仮売上げ実績を前記売上げ実績と
    ともに表示するリアルタイムモニター表示機能、を持つ
    ことを特徴とする施設管理システム装置。
  2. 【請求項2】 前記リアルタイムモニター表示機能にお
    いて、各部屋の入室時間から予定の時間が経過した部屋
    に限定して前記仮売上げ実績の対象とする、ことを特徴
    とする請求項1記載の施設管理システム装置。
JP3134698A 1998-02-13 1998-02-13 施設管理システム装置 Pending JPH11232559A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013250615A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Digi Japan Inc 表示制御システム
JP2017174395A (ja) * 2016-11-29 2017-09-28 株式会社パラダイムシフト システム利用料管理装置およびシステム利用料管理方法
JP2017174369A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 株式会社パラダイムシフト システム利用料管理装置およびシステム利用料管理方法

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