JP2003308375A - 売上データ管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の店舗のＰＯＳレジスタ経由の現金売上
データと、実際の現金売上金額データとの集計、整合、
管理を容易にする。 【解決手段】 企業Ａが管理／運営する第１店舗にＰＯ
Ｓレジスタ１１と入金機１２を設置する。現金売上の金
額をＰＯＳレジスタ１１に入力し、売上で得た現金を入
金機１２に投入する。入金機１２は投入現金の金額をカ
ウントする。ＰＯＳレジスタ１１の現金金額と入金機１
２がカウントした現金金額を通信ネットワークを介して
情報提供会社の受信サーバ１１０に送信する。第２〜第
Ｎ店舗においても同様の処理を行う。データ処理マシン
１１２で各ＰＯＳレジスタの現金金額と、対応する入金
機の現金金額の突合せ処理を行い、データベース１１３
に格納する。企業Ａは、サーバマシン１０１から通信ネ
ットワークを介して情報提供会社の配信サーバ１１１に
アクセスし、データ処理マシン１１２の処理結果を確認
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、企業が経営する複
数の店舗の売上データを管理するシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、飲食店経営、小売業、コンビニエ
ンスストア等の業界では、直営／フランチャイズ方式等
により広範囲の地域に多店舗展開し、業績を伸ばすこと
が行われている。各店舗にはＰＯＳ（point-of-sale）
レジスタと入金機が設置される。ＰＯＳレジスタには、
売上が発生する度にその売上種別と売上金額が電子デー
タとして入力される。また、現金の授受による売上が発
生した場合、得られた現金は一時的にＰＯＳレジスタに
格納される。１日の営業が終了すると、ＰＯＳレジスタ
に残っている現金はまとめて入金機に投入される。各店
舗では、ＰＯＳレジスタに入力された売上金額のデータ
を企業の管理部にデータ通信により通知する。一方、入
金機に投入した現金金額のデータは店舗からＦＡＸもし
くはＰＯＳレジスタとは独立したデータ送信により、企
業の管理部門へ通知される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】企業の管理部門では、
各店舗から送られてくる売上金額の中の現金売上金額総
額と入金機に投入された現金金額とを精査、確認するた
め、双方の突合わせ作業（マッチング処理）を人手によ
り行う。マッチング処理は本社としての店舗管理上、店
舗の営業日毎に行われるのが通例である。このマッチン
グ処理に際し、各店舗のＰＯＳレジスタデータは、通
常、本部側サーバにデータ通信され、それにより、各店
舗の集計作業も自動的に行われる。一方で、入金機に投
入された現金は、回収業者（例えば警備会社）に回収さ
れるが、入金機に投入された売上現金データは、回収業
者からＦＡＸで送付される事が多い。

【０００４】ところで、上述のような他店舗展開を行う
企業の管理部門の担当者が毎日管理すべき、店舗のＰＯ
Ｓ売上データ及び入金機への投入現金データは極めて多
数である。したがって、これら多数の店舗から送られて
くる全データを短時間で人手により処理するのは管理部
門の担当者の負担が大きく、ミスを誘発する原因ともな
る。さらに、これらのデータを集計した上で分析すると
なると膨大な時間と労力が必要とされる。各店舗の入金
機に投入された現金データを、回収業者がデータ形式で
提供する場合もある。しかしながら、そのデータは回収
業者側のフォーマットで作成されており、企業が集計す
るＰＯＳレジスタデータとは別のフォーマットである。
したがって、企業の管理部門にとっては結局、マッチン
グ作業が発生することとなっている。

【０００５】本発明は以上の問題を解決するものであ
り、日々発生する複数の店舗のＰＯＳレジスタ上の現金
売上金額データと、入金機に投入した実際の現金売上金
額データとの集計及び管理を容易にすることを目的とす
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明に係る売上データ
管理システムは、企業の店舗に設置され、発生する売上
の種別とその売上金額とを含む売上情報が入力される売
上情報入力端末と、店舗に設置され、売上のうち現金の
授受により得られた現金が投入され所定期間保管される
売上現金管理手段と、売上情報入力端末から売上情報を
受信し、売上現金管理手段から現金の投入情報を受信す
る情報提供人の受信手段と、売上情報と投入情報に基づ
くデータ処理を行う情報提供人のデータ処理手段と、デ
ータ処理手段の処理結果を企業のサーバマシンに配信す
る配信手段とを備えることを特徴とする。

【０００７】好ましくは、データ処理手段は、売上情報
から売上種別が現金である売上の売上金額を抽出し、投
入情報から現金の投入金額を抽出するデータ編集手段
と、データ編集手段により抽出された売上金額と投入金
額とを突き合わせ、双方の額が一致しているか確認し、
一致していない場合、その差額を算出するデータマッチ
ング手段とを有する。

【０００８】より好ましくは、データ処理手段は、売上
情報およびデータマッチング手段の処理結果の集計およ
び／または分析を行うデータ集計手段を有する。

【０００９】好ましくは、売上現金管理手段への現金の
投入は、売上情報入力端末に固有の識別情報と関連付け
られ、売上情報入力端末ごとに行われる。

【００１０】好ましくは、売上現金管理手段は、投入さ
れる現金の金額をカウントするカウント手段と、カウン
ト手段のカウント結果と識別情報とを関連付けて記憶す
る記憶手段とを有する。

【００１１】また、本発明に係る売上データ管理システ
ムは、企業の店舗に設置され、所定の売上集計期間中に
発生した売上の売上種別と売上金額が入力される売上情
報入力端末と、店舗に設置され、売上集計期間中に発生
した売上から得られる現金が投入され、その投入金額が
算出される売上現金算出手段と、店舗の売上情報入力端
末から売上種別と売上金額とを受信し、売上現金算出手
段から投入金額を受信する、情報提供人の受信サーバ
と、売上金額と投入金額に基づいてデータ処理を行うデ
ータ処理手段と、データ処理手段の処理結果を企業のサ
ーバに配信する情報提供人の配信サーバとを備えること
を特徴とする。

【００１２】以上のように、本発明によれば、多数の店
舗で発生する売上のデータは情報提供人により処理さ
れ、企業にはその処理結果が配信される。したがって、
それらの店舗を経営する企業にとって、売上データの処
理に費やす労力と時間を節約することができ、店舗経営
のコストダウンを図ることができる。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は本発明に係る実施形態が適
用される売上データ管理システムのシステム構成を示す
図である。第１店舗、第２店舗、第３店舗、〜第Ｎ店舗
は、企業Ａにより直営／ＦＣ形態等により運営される。
これら各店舗には、それぞれＰＯＳレジスタと入金機が
設置される。設置されるＰＯＳレジスタの台数は店舗に
より異なるが、設置される入金機は各店舗に１台設置さ
れる。例えば、第１店舗には１台のＰＯＳレジスタ１１
と１台の入金機１２が設置され、第２店舗には３台のＰ
ＯＳレジスタ２１、２２、２３と１台の入金機２４が設
置され、第３店舗には２台のＰＯＳレジスタ３１、３２
と１台の入金機３３が設置され、第Ｎ店舗には１台のＰ
ＯＳレジスタＮ１と１台の入金機Ｎ２が設置される。
尚、本実施形態では、入金機を各店舗に１台設置する構
成としたが、これに限るものではない。各店舗の売上金
と入金機の容量との関係で、１店舗に複数の入金機を設
置してもよく、また、近隣２店舗で１台の入金機を共同
利用してもよい。

【００１４】各店舗の各ＰＯＳレジスタには、売上が発
生する度にその売上種別と売上金額が電子データとして
入力される。売上種別には、実際に現金の授受が行われ
る場合、カード決済による場合、商品券による場合、掛
売りの場合等がある。現金の授受が行われた場合、ＰＯ
Ｓレジスタには得られた現金が一時的に格納される。

【００１５】各店舗の入金機には現金が投入される。各
入金機は、投入された現金の金額をカウントする機能、
紙幣／硬貨種別枚数を集計する機能、投入者ＩＤ、投入
時刻等を入力する機能を備える。これらのカウント結
果、集計結果、入力情報（投入者ＩＤ、投入時刻等）は
入金機データとして入金機内に記録される。尚、投入者
ＩＤとは、各ＰＯＳレジスタもしくはそれに応じて割り
振られた店舗スタッフ固有の識別番号である。

【００１６】各ＰＯＳレジスタおよび各入金機はデータ
通信機能を備えており、企業Ａと情報提供会社とを結ぶ
通信ネットワーク接続されている。本実施形態では、第
２店舗のように３台のＰＯＳレジスタ２１〜２３が設置
されている場合、それぞれのＰＯＳレジスタが個別に通
信ネットワークに接続される。通信ネットワークには企
業Ａの本社管理部門により管理されるサーバマシン１０
１が接続されている。尚、第２および第３店舗のよう
に、複数のＰＯＳレジスタが設置される場合、通信ネッ
トワークに接続されるサーバを店舗側に設置し、複数の
ＰＯＳレジスタをそのサーバに接続させる構成としても
よい。

【００１７】また、通信ネットワークには情報提供会社
の受信サーバ１１０と配信サーバ１１１が接続される。
情報提供会社において、受信サーバ１１０と配信サーバ
１１１にはデータ処理マシン１１２が接続されている。
受信サーバ１１０は、企業Ａの第１〜第Ｎ店舗に設置さ
れた各ＰＯＳレジスタと各入金機から送られてくるデー
タを受信する。受信サーバ１１０が受信したデータは、
データ処理マシン１１２により後述する所定の処理が施
される。データ処理マシン１１２の処理結果はデータベ
ース１１３に格納される。データベース１１３内に格納
されたデータは、適宜編集・加工処理が施され、企業Ａ
のサーバマシン１０１からアクセス可能なファイルとし
て配信サーバ１１１に保存される。

【００１８】１日の営業が終了すると第１〜第Ｎの各店
舗では営業終了処理が行われる。すなわち、企業Ａの売
上の集計処理は日次で行われる。図２は、営業終了処理
の処理手順を示すフローチャートである。第１店舗にお
ける処理を例にとって説明する。まず、ステップＳ２０
０でＰＯＳレジスタ１１に残っている現金が入金機１２
へ投入される。入金機１２はカウンタ機能を備えてお
り、ステップＳ２０２において、投入された現金の総額
（投入金額）および紙幣／硬貨種別枚数が算出される。
次いでステップＳ２０４において、この投入金額と紙幣
／硬貨種別枚数に加えて、投入者ＩＤ、投入時刻が入金
機データとして記録される。投入された現金は入金機１
２内に保管される。次いでステップＳ２０６において、
ＰＯＳレジスタ１１において１日の売上集計処理が行わ
れ、ＰＯＳ集計データが算出される。ＰＯＳ集計データ
は、「現金売上」、「カード売上」、「金券売上」、お
よび「掛売り」の区分毎の売上金額と、これらの区分の
売上金額を合計した総売上金額を含む。

【００１９】尚、各店舗では、現金の一部を翌日の釣り
銭に充当することや小口現金として経費支払いに充当す
ることが行われる場合がある。この場合、上述のステッ
プＳ２００では、ＰＯＳレジスタ１１に格納された現金
からそれらの充当分を除いた現金が入金機１２に投入さ
れる。また、ステップＳ２０６の売上集計処理では、こ
れらの充当分は「釣り銭用支出」「経費支払い」として
計上される。

【００２０】入金機１２への投入処理とＰＯＳレジスタ
１１の売上集計処理が行われたら、ステップＳ２０８
で、ＰＯＳレジスタ１１と入金機１２からの送信処理が
実行され、ＰＯＳ集計データと入金機データが通信ネッ
トワークを介して情報提供会社の受信サーバ１１０へ送
信される。

【００２１】尚、第２店舗においては、各ＰＯＳレジス
タ２１〜２３について、ステップＳ２００〜Ｓ２０８の
処理が行われる。したがって、入金機２４内に保管され
る現金は、投入者ＩＤと関連付けられ、ＰＯＳレジスタ
２１〜２３毎に独立して管理される。すなわち、入金機
２４においては、ＰＯＳレジスタ２１〜２３に対応して
３つの入金機データが記憶される。

【００２２】他の店舗においても、第１若しくは第２店
舗と同様の営業終了処理が実行され、それぞれのＰＯＳ
レジスタおよび入金機からＰＯＳ集計データと入金機デ
ータが通信ネットワークを介して情報提供会社の受信サ
ーバ１１０へ送信される。

【００２３】図３は、情報提供会社における処理手順を
示すフローチャートである。第１店舗〜第Ｎ店舗の各店
舗のＰＯＳレジスタおよび入金機からＰＯＳ集計データ
と入金機データを受信したら（ステップＳ３００）、ス
テップＳ３０２においてデータ編集処理が行われ、ＰＯ
Ｓレジスタ比較データと入金機比較データが生成され
る。ＰＯＳレジスタ比較データは、ＰＯＳ集計データか
ら取り出される現金売上金額である。もし、釣り銭用支
出、経費支払い等が計上されている場合、現金売上金額
からその計上金額分を減算した金額がＰＯＳレジスタ比
較データとされる。また、入金機比較データは、入金機
データから取り出される投入金額である。

【００２４】次いで、ステップＳ３０４でデータマッチ
ング処理が実行され、投入者ＩＤを介してＰＯＳレジス
タ比較データと入金機比較データの突合せが行われる。
上述のように、ＰＯＳレジスタ比較データは、現金の授
受による売上の総額から釣り銭の充当分や経費支払いへ
の充当分を差し引いた金額である。換言すれば、ＰＯＳ
レジスタに対応する投入者ＩＤと関連付けて入金機に投
入されるはずの現金の金額である。また、入金機比較デ
ータは、１日の営業終了処理の段階でＰＯＳレジスタに
残っている現金から釣り銭の充当分や経費支払いの充当
分を取り除き、そのＰＯＳレジスタに対応した投入者Ｉ
Ｄの入力と共に現実に入金機に投入された現金の金額で
ある。したがって、本来、同一の投入者ＩＤで突き合わ
せられるＰＯＳレジスタ比較データと入金機比較データ
は一致するはずである。しかしながら、釣り銭の額を間
違えるミス等により双方の比較データが一致しない場合
がある。ステップＳ３０４のデータマッチング処理で
は、ＰＯＳレジスタ比較データと入金機比較データを突
合せ、双方のデータが一致しているか確認し、一致して
いない場合、その差額（違算データ）が算出される。

【００２５】次いで、ステップＳ３０６においてデータ
集計が行われ、１営業日の実績集計が行われる。例え
ば、当該営業日に入金機に現金が投入され、入金機デー
タを送信してきた店舗数、各入金機に投入された現金の
総額、ＰＯＳ集計データの売上総額、ＰＯＳ集計データ
の現金売上総額、現金売上比率、違算発生店舗数、違算
金額の総計等が集計される。

【００２６】ステップＳ３０８では、ステップＳ３０４
の処理結果およびステップＳ３０６の集計結果のデータ
ベース１１３への格納処理が実行される。ステップＳ３
０４のデータマッチング処理の結果は、店舗テーブルに
格納される。店舗テーブルは、店舗コード、営業日付、
上述のＰＯＳ集計データ、上述の入金機データ、違算デ
ータ等の項目を有する。また、ステップＳ３０６の集計
結果は、上述の集計項目で構成される所定のテーブルに
格納される。

【００２７】ステップＳ３０４のデータマッチングの処
理結果およびステップＳ３０６のデータ集計の結果の企
業Ａへの報知は、配信サーバ１１１により行われる。配
信サーバ１１１上には、企業Ａのためのサイトが構築さ
れており、そのサイトには、図４に示す実績レポート画
面や図５に示す店別集計画面を表示するページが作成さ
れている。これらの画面の各項目には、データベース１
１３から読み出されるレコードに基づいてデータが表示
される。したがって、企業Ａの管理部門では、サーバマ
シン１０１からこのサイトにアクセスすることにより、
実績レポート画面や店別集計画面をダウンロードし、各
データを確認することが可能となる。

【００２８】尚、このステップＳ３０８で格納されたデ
ータは、配信サーバ１１１から企業Ａの管理部門のサー
バマシン１０１へ自動的に送信してもよい。これによ
り、企業Ａの本社管理部門の担当者が配信サーバ１１１
へアクセスし、当該データをサーバマシン１０１へダウ
ンロードする必要がなくなり、作業がより省力化され
る。

【００２９】尚、入金機に投入された現金金額は、情報
提供会社から、入金機からの現金回収を担当する警備会
社のサーバマシン１２０（図１参照）へ送信される。警
備会社は、営業終了処理が行われた日の翌日（銀行休業
日の場合は翌営業日）、受信した現金金額を企業Ａが指
定する金融機関の口座に振り込む。これにより、企業Ａ
は各店舗の現金売上を翌日には本社口座にて資金化する
ことができる。各店舗に設置された入金機に保管される
現金は、所定のスケジュールで警備会社が回収する。

【００３０】以上のように本実施形態によれば、企業Ａ
は、第１店舗〜第Ｎ店舗の全店舗分の、ＰＯＳレジスタ
の現金売上の売上額と入金機への投入金額との突合せ処
理に費やす人手、時間を節約することができる。

【００３１】また、情報提供会社では、突合せ処理の結
果に基づいて、上述の各種の集計処理を行い企業Ａに提
供している。したがって、企業Ａは、営業戦略上および
店舗運営上、有用な情報を得ることができる。

【００３２】本実施形態において、ＰＯＳレジスタ、入
金機、企業Ａのサーバマシン、情報提供会社の受信サー
バ、配信サーバ、および警備会社のサーバマシンを一般
的な通信ネットワークに接続しているが、これに限るも
のではなく、ＶＰＮ（Virtual Personal Network 仮想
専用ネットワーク）に接続するシステム構成としもよ
い。ＶＰＮは、インフラとして既存の公衆回線を使用
し、データの送受信が企業Ａ、情報提供会社、および警
備会社の間でのみ行われるよう制御されるクローズドネ
ットワークである。ＶＰＮを利用することによって送受
信のセキュリティに関して極めて高い安全性が保障され
る。

【００３３】尚、図４の実績レポート画面や図５の店別
集計画面は一例であり、データベース１１３に格納され
たレコードを他の画面レイアウトあるいは表示形式で提
供することが可能であることは言うまでもない。

【００３４】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、多数の
店舗を出店する企業にとって、各店舗で発生する売上デ
ータの収集、集計処理に関して時間および人手を節約す
ることができ、店舗管理業務のコストダウンを、及び迅
速なデータ集計による店舗運営業務の効率化を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る実施形態が適用される売上データ
管理システムのシステム構成図である。

【図２】各店舗で行われる営業終了処理の処理手順を示
すフローチャートである。

【図３】情報提供会社で実行される、受信データの処理
手順を示すフローチャートである。

【図４】実績レポート画面のレイアウトを示す図であ
る。

【図５】店別集計画面のレイアウトを示す図である。

【符号の説明】

１１、２１、２２、２３、３１、３２ ＰＯＳレジスタ １２、２４、３３ 入金機 １０１ サーバマシン １１０ 受信サーバ １１１ 配信サーバ １１２ データ処理マシン １１３ データベース １２０ 警備会社サーバマシン

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 企業の店舗に設置され、発生する売上の
   種別とその売上金額とを含む売上情報が入力される売上
   情報入力端末と、 前記店舗に設置され、前記売上のうち現金の授受により
   得られた現金が投入され所定期間保管される売上現金管
   理手段と、 前記売上情報入力端末から前記売上情報を受信し、前記
   売上現金管理手段から前記現金の投入情報を受信する情
   報提供人の受信手段と、 前記売上情報と前記投入情報に基づくデータ処理を行う
   前記情報提供人のデータ処理手段と、 前記データ処理手段の処理結果を前記企業のサーバマシ
   ンに配信する配信手段とを備えることを特徴とする売上
   データ管理システム。
2. 【請求項２】 前記データ処理手段は、前記売上情報か
   ら前記売上種別が現金である売上の前記売上金額を抽出
   し、前記投入情報から前記現金の投入金額を抽出するデ
   ータ編集手段と、 前記データ編集手段により抽出された前記売上金額と前
   記投入金額とを突き合わせ、双方の額が一致しているか
   確認し、一致していない場合、その差額を算出するデー
   タマッチング手段とを有することを特徴とする請求項１
   に記載の売上データ管理システム。
3. 【請求項３】 前記データ処理手段は、前記売上情報お
   よび前記データマッチング手段の処理結果の集計および
   ／または分析を行うデータ集計手段を有することを特徴
   とする請求項２に記載の売上データ管理システム。
4. 【請求項４】 前記売上現金管理手段への現金の投入
   は、前記売上情報入力端末に固有の識別情報と関連付け
   られ、前記売上情報入力端末ごとに行われることを特徴
   とする請求項１に記載の売上データ管理システム。
5. 【請求項５】 前記売上現金管理手段は、投入される現
   金の金額をカウントするカウント手段と、前記識別情報
   を含む投入情報を入力する入力手段と、前記カウント手
   段のカウント結果と前記識別情報とを関連付けて記憶す
   る記憶手段とを有することを特徴とする請求項４に記載
   の売上データ管理システム。
6. 【請求項６】 企業の店舗に設置され、所定の売上集計
   期間中に発生した売上の売上種別と売上金額が入力され
   る売上情報入力端末と、 前記店舗に設置され、前記売上集計期間中に発生した売
   上から得られる現金が投入され、その投入金額が算出さ
   れる売上現金算出手段と、 前記店舗の前記売上情報入力端末から前記売上種別と前
   記売上金額とを受信し、前記売上現金算出手段から前記
   投入金額を受信する、情報提供人の受信サーバと、 前記売上金額と前記投入金額に基づいてデータ処理を行
   うデータ処理手段と、 前記データ処理手段の処理結果を前記企業のサーバに配
   信する前記情報提供人の配信サーバとを備えることを特
   徴とする売上データ管理システム。