JP6723553B2 - マーケット管理システムおよびマーケット管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動可能な店舗を集めてマーケットを運営するための管理用のシステムおよび管理方法に関する。
従前より、携帯端末装置やカーナビゲーション装置などが備えるGPS機能を利用して移動販売業者の販売場所や移動状況を判別し、販売の管理や販促の支援などを行うためのIT技術が開発されている。
たとえば、特許文献1には、移動販売が可能な駐車エリアの位置情報が登録されているサーバ装置において、移動販売車に設置されている売上端末装置から位置情報を含む斡旋要求を受け付けて、その位置情報に基づき最寄りの販売可能エリアを通知することが記載されている。さらに特許文献1には、営業を開始した後の売上端末装置から位置情報を含む売上データを送信し、サーバ装置において売上端末装置からの送信情報に基づき売上げ額やその売上げが発生した駐車エリアを特定し、売上げ額および駐車エリアの利用時間に応じた移動販売利用料を求めることが、記載されている。
また、特許文献2には、需要者が関心を持つ商品のカテゴリと移動販売業者が販売している商品のカテゴリとが登録されたサーバ装置において、双方の端末装置から送信される位置情報を受信し、需要者の端末装置の表示範囲内に入る販売者の端末装置が検出されたときに、両者に対応する登録情報を照合し、カテゴリの一致が検出されたことに応じて、いずれかの端末装置に他方の端末装置の位置情報を表示させることが記載されている。
特開2014−13483号公報 特開2016−62415号公報
上記特許文献1,2を含む従来の管理システムは、市中を移動しながら適所で停まって販売を行う移動販売業者を対象とするもので、営業の場所が定められている場合でも、一般に先着順で出店者が決まるため、付近の人々のニーズに適合する店舗が出店するとは限らない。複数の移動販売業者を一所に集めてマーケットを開催するために出店させる業者を選択するような場合にも、先着順で出店者を決める方法では遠方の業者の負荷が大きくなって敬遠され、顧客のニーズやマーケットの主催者の狙いに適した出店者を選択するのは難しい。
本発明は上記の問題に着目し、出店希望の受付や選択、ならびに出店状況の管理を容易に行うと共に、顧客のニーズや主催者の狙いに適した店舗を出店させることができるようにすることを目的とする。
本発明によるマーケット管理システムは、複数の出店区画のそれぞれに移動可能な店舗を配置して、これらの店舗によるマーケットを運営するために用いられるものである。
上記の「複数の出店区画」は、市中の空き地、公園、商業施設内のフリースペースなどのいわゆる広場に相当する場所や、人々が行き交う道に沿って延びる細長いエリアに設けることができる。ただし、これに限らず、ある程度の距離を隔てて分布する複数の場所のそれぞれを「区画」として統合管理してもよい。
上記の店舗は、位置情報を報知する機能を有する無線通信装置と共に移動させることができる。この無線通信装置は、店舗を構成する物品(販売用の車両や後述する多機能カートなど)に設備として配備されていることが望ましいが、これに限らず、店舗で業務を行う者が所持する携帯端末装置(スマートフォンなど)を上記の無線通信装置としてもよい。
本発明の管理システムには、店舗の識別情報および連絡先情報を含む店舗関連情報店舗毎に登録される店舗情報記憶部と、複数の出店区画の位置を特定するための区画位置情報が区画毎に登録される区画情報記憶部とが設けられる。さらに、本発明のマーケット管理システムには、以下の出店希望受付手段および出店者決定手段の各機能が設けられる。
出店希望受付手段は、インターネットを介して前記店舗情報記憶部に登録されている店舗の識別情報を含む出店希望通知を受け付ける処理を、受付期間を限定して実施する。
出店者決定手段は、優先して出店させるべき店舗の条件を指定する操作を受け付けて、この条件への適合度が高いほど選択される確率が高められるようにした選択のルールに基づき、出店希望受付手段により受け付けられた出店希望通知中の店舗の識別情報に対応する店舗関連情報を分析して各出店区画に配置する店舗を選択する。そして、選択された店舗の識別情報に対応する連絡先情報が示す連絡先に出店決定通知を送るための情報処理を実行する。
本発明において、店舗情報記憶部の店舗関連情報に当該店舗で用いられる無線通信装置の識別情報を含めた場合には、出店者決定手段により選択された店舗について店舗情報記憶部に識別情報が登録されている無線通信装置との通信により当該店舗の位置情報を取得すると共に、当該店舗に対して決定した出店区画について前記区画情報記憶部に登録されている区画位置情報と前記通信により取得した位置情報とを照合することによって、前記出店決定通知が送られた店舗が決定された区画に出店しているか否かを判別する出店管理手段を設けることができる。この出店管理手段による判別結果は、管理システムに保存したり、システムに属する通信端末機器に送信して表示させることができる。
上記の管理システムによれば、様々な店舗の店舗関連情報を店舗情報記憶部に登録しておくことによって、マーケットの開始より前の所定期間内に、登録された店舗からの出店希望を受け付けて、それらの店舗の中から指定された条件への適合度が高い店舗を優先的に選択することができる。また、マーケットが開催される当日には、出店決定通知を送った店舗の無線通信端末装置から受信した位置情報をその店舗に割り当てられた区画の区画位置情報と照合することにより、各店舗が割り当てられた区画に出店しているか否かを容易に判別することができる。
また、出店希望を受け付けた各店舗の店舗関連情報を分析する際の条件設定を変動させることによって、マーケットが開催される会場の周囲の環境、会場周辺を行き来する人々の嗜好の傾向、マーケットが含まれるイベントのテーマ、その他の主催者側の狙いに適した店舗を選択することができる。
上記のマーケット管理システムの一実施形態では、前記店舗情報記憶部の店舗関連情報に、前記出店者決定手段および出店管理手段による過去の処理の結果を反映した数値情報が複数種含まれる(たとえば出店希望が認められた回数、出店回数、売上げ累計額など)。また出店者決定手段は、前記店舗情報記憶部に登録されている複数種の数値情報のうちの少なくとも1つに関して優先すべき順序を指定する操作を受け付け、この指定がなされた数値情報を対象にした分析処理によって当該指定に対する各店舗の適合度を判別する。よって、様々な内容のマーケットの設営に関して、感覚に頼ることなく、適切な店舗を容易に選択することが可能になる。
たとえば、実績のある店舗を中心とする安定したマーケットを開催したい場合には、過去の出店採用実績や売上げ実績などを表す数値が高い店舗が優先されるような指定を行えばよい。一方、目新しさが感じられるマーケットを開催するために、出店採用実績を示す数値が低い店舗が優先されるような指定を行ったり、業績が振るわない店舗や新規開業者を応援する目的で、出店実績を示す数値が低い店舗が優先されるような指定を行うことも可能である。
また他の実施形態による管理システムには、開催されるマーケットのスケジュール情報が登録されるスケジュール情報記憶部が設けられる。その場合、出店希望受付手段は、前記スケジュール情報が示すマーケットの開催時点より前の所定の期間を前記受付期間として出店希望通知を受け付ける。また出店管理手段は、出店者決定手段により出店決定通知が送られた店舗が決定された区画に出店しているか否かを判別する処理を、少なくとも前記スケジュール情報が示すマーケットの開催期間中に繰り返し実行する。
上記の実施形態によれば、スケジュール情報に基づき、マーケットの開始より前に出店者の受付および決定を着実に実行することができる。またマーケットの開催中には、各店舗が割り当てられた区画に出店しているか否かや、その区画に対する移動の状況を正確に把握することができる。
上記の管理システムにより管理される区画には、車輪および荷台を含むカート本体と、このカート本体に着脱可能に立設される業務用ユニットと、前記無線通信装置の機能とを備える多機能カートによる店舗を配置することができる。
本発明によれば、一定の期間内に出店希望を出した店舗を対象に、これらの店舗に関する情報を分析して顧客のニーズやマーケットの主催者の狙いに適した店舗を選択することができる。また、各店舗を位置情報を報知する機能を有する無線通信装置と共に移動させ、無線通信装置との通信により店舗の位置情報を取得することによって、選択された店舗の出店状況の管理を、効率良くかつ精度良く行うことができる。
本発明による管理が適用されたイベント会場の一部分の概略構成を示す説明図である。 電気供給用の第1のインフラ設備の電気構成を示すブロック図である。 水供給用の第2のインフラ設備の電気構成を示すブロック図である。 店舗として使用される多機能カートのカート本体の外観を示す斜視図である。 カート本体に業務用ユニットが連結された状態の多機能カートを示す斜視図である。 多機能カートの電気構成を示すブロック図である。 マーケット管理システムのソフトウェア構成を示す機能ブロックである。 各種データベースのデータ構成やデータベース間の関係を示す説明図である。 出店者を選択するための条件の設定画面の例を示す説明図である。 出店者の決定処理に用いられる重み付けテーブルの例を示す説明図である。 出店者決定処理の手順を示すフローチャートである。 一出店者に対する1サイクル分の出店管理の手順を示すフローチャートである。 インフラ設備の利用状況を管理する処理の手順を示すフローチャートである。
図1は、本発明による管理が適用されたイベント会場Pの一部分の概略構成を示すものである。このイベント会場Pは、市中の空き地に設営されたもので、来場者が通る通路に沿って複数の出店区画R0,R1,R2,・・が設けられ、出店者らに業務に必要な電気および水ならびに無線通信環境を提供するためのインフラ設備2E,2Wが適所に設置された形態のものである。また、出店区画R0,R1,R2・・・の周囲には、来場者の休息や食事のためのテーブル7や椅子8が配置される。
図中の出店区画R0〜R10(以下、単に「区画」という。)のうち、イベント会場Pの入り口付近にある区画R0には、イベントの運営者による案内所が設けられ、後述する多機能カート3による案内カウンターが配置される。その他の区画R1,R2・・・は出店を希望する事業者の中から選ばれた者に割り当てられ、各々の事業者が所持またはイベント会場Pから貸与された多機能カート3や一般車両4(軽トラック,キッチンカーなど)による店舗が配置される。なお、店舗には、飲食物を提供するものや物品を販売するものの他に、占い,ゲームなどのアミューズメント系のサービスを提供するものや、演芸・音楽ライブを行うミニステージなども含まれる。
第1のインフラ設備2Eは、出店した店舗に電気を提供するためのものであり、第2のインフラ設備2Wは、営業中の店舗に水を提供するためのものである。この実施例では、第1のインフラ設備2Eは、隣り合う2つの区画内の境界位置または1つの区画内に設置される。第2のインフラ設備2Wは、3〜4区画での共同利用を想定して、区画R3,R8,R9に設置されている。
各インフラ設備2E,2Wは、関係者からあらかじめ許可を受けた上で、イベント会場Pの最寄りの建物の配電設備に接続され、この配電設備から商用電源の供給を受けて作動する。いずれのインフラ設備2E,2Wにも、マイクロコンピュータによる制御部20や無線通信回路21(図2,3参照。)が設けられており、情報の送受信を行う無線通信端末機器としての機能と共に、イベント会場Pにおける無線通信網のアクセスポイントとしての機能が設定される。
上記のイベント会場Pを管理する法人または団体(以下「管理者」という。)は、様々な企画のイベントを開催するために、イベント毎に出店希望者を募り、応募してきた事業者の中から出店者を決定し、イベント当日の出店状況や各インフラ設備2E,2Wの利用状況を管理する。この管理業務には、後述する管理システム1が用いられる。
図2は電源供給用の第1のインフラ設備2Eの電気構成の概略を示すもので、図3は水供給用の第2のインフラ設備2Wの電気構成の概略を示すものである。各インフラ設備2E,2Wには、先に述べた制御部20および無線通信回路21のほか、操作部および表示部として機能するタッチパネル22,商用電源からの交流を直流に変換して上記の各構成20,21,22に供給するDC電源回路23が設けられる。
第1のインフラ設備2Eには、さらに、装置の回路内に流れた電流を測定するための電流センサ24,商用電源の中継回路25,および外部の電気機器を接続するためのコンセント26が設けられる。制御部20は、電流センサ24による測定値を取り込み、所定長さの時間(たとえば10分)単位での使用電力量を算出して、その使用電力量に処理時刻を組み合わせたレポート情報を作成する。コンセント26に電気機器が接続されていない間は、内部の回路で使用された電力量のみが測定され、電気機器が接続されると、その電気機器に供給された電力量が内部での使用電力量とを合わせた値が測定される。レポート情報は無線通信回路21を介して管理システム1に通知されると共に、制御部20の内部メモリにも保存され、保存されたレポート情報を呼び出し操作によってタッチパネル22に表示させることもできる。
図示を省略したが、第2のインフラ設備2Wは、吐水部や給水管などを含む水栓装置である。給水管は連結用の配管を介して前記最寄りの建物の水道設備に連結され、その給水管の適所に水量センサ27が設置される。店舗で業務を行う者は、吐水部のコックをひねることによって水の供給を受けることができる。
第2のインフラ設備2Wの制御部20は、水量センサ27による測定値を取り込んで、所定長さの時間(たとえば10分)単位での使用水量を算出し、その使用水量に処理時刻を組み合わせたレポート情報を作成する。レポート情報は無線通信回路21を介して管理システム1に通知されると共に、制御部20の内部メモリにも保存され、保存されたレポート情報を呼び出し操作によってタッチパネル22に表示させることもできる。
各インフラ設備2E,2Wからのレポート情報は、管理システム1のほか、電気や水の供給源である最寄りの建物の関係者又は関係者から委託を受けた第三者が管理するコンピュータシステム(以下「外部システム」という。図示は省略。)に送信することもできる。
図4〜6は、案内カウンターや店舗として使用される多機能カート3の構成を示すものである。この実施例の多機能カート3は、車輪や荷台を有するカート本体3A(図4参照。)を必須の構成として、このカート本体3Aに着脱可能に立設される業務用ユニット3B(図5)を組み合わせることにより、移動可能なミニ店舗として機能するものである。
図示例の業務用ユニット3Bは、カート本体3Aより少し突き出る広さの天板38を有するカウンターテーブルであり、その天板38の上に、業務に使用する機器39や商品などを載せて使用することができる。また、天板38の下方の空間に棚を設けたり、その棚に並べられた商品を視認するための窓を前板に設けるなどのアレンジも可能である。
さらに業務用ユニット3Bは、カウンターテーブルに限らず、陳列機能を備える冷蔵庫または冷凍庫もしくは温熱庫が組み込まれたもの、調理台を備えたものなどの複数種のタイプがあり、各種タイプの中のいずれかが選択されて、カート本体3Aに連結される。
カート本体3Aと業務用ユニット3Bとはネジにより連結されるが、その連結は工具を用いて容易に解除することができる。したがって、商品や備品を運搬する目的でカート本体3Aのみを使用することもでき、適宜、業務用ユニット3Bを取り替えることもできる。
カート本体3Aは単なる台車ではなく、マイクロコンピュータによる制御部30,無線通信回路31,GPS回路32,DC電源回路33,蓄電池ユニット34,電流センサ35,商用電源の中継回路36,コンセント37などを有するIoT機器である(図6参照。)。
図6の回路が第1のインフラ機器2Eなどを介して商用電源に接続されている場合には、DC電源回路33により商用電源の交流から変換される直流が、制御部30,無線通信回路31,GPS回路32,および蓄電池ユニット34の駆動回路に供給される。コンセント37に業務用の電気機器39(図5参照。)が接続されると、電源中継回路36によって当該電気機器39に商用電源の交流が中継される。図6の回路が商用電源に接続されていない場合にも、蓄電池ユニット34の蓄電池を電源として、当該回路を同様に動作させ、電気機器39にも交流を供給することができる。
制御部30は、電流センサ35による測定値や蓄電池の充電量を監視しながら、蓄電池ユニット34の充電動作や放電動作を制御する。また、無線通信回路31を介して管理システム1と交信することにより、GPS回路32により取得した位置情報を管理システム1に送信する。
なお、店舗としてキッチンカーなどの一般車両4が使用される場合には、車両4内のカーナビゲーション装置、またはスマートフォンやタブレット端末などの汎用の通信端末機器からの位置情報が管理システム1に送信される。さらに各店舗は、POSレジ用のアプリケーションが組み込まれた汎用通信端末機器または専用のPOSレジ端末を業務に使用しており、これらからも位置情報を含む売上げ通知が管理システム1に送信される。また多機能カート3にPOSレジの機能を組み込むことも可能である。
図7は、イベントの運営を管理する管理システム1の構成を示す機能ブロック図である。この管理システム1は、インターネットサーバーおよび入力用のPC端末を含むコンピュータネットワークシステムであって、複数種のデータベースを含むデータベース部10,会員情報管理部101,申込受付処理部102,出店者決定処理部103,出店管理部104,インフラ管理部105,精算処理部106,顧客対応処理部107,処理条件入力部108,および店舗、インフラ設備、外部システム、イベント会場を訪れる顧客のそれぞれに対する通信処理部109〜112などが含まれる。
データベース部10には、会員データベース11,スケジュール管理データベース12,出店者管理データベース13,区画管理データベース14,インフラ設備管理データベース15,インフラ利用管理データベース16など(図7では各データベースを「DB」と略して記載。)が含まれる。
図8は、上記の各データベース11〜16に保存される情報の概略や各データベース11〜16間の関係を示すものである。以下、図7および図8を参照して、各データベース11〜16やプログラムによる各種処理部101〜112の機能について、説明する。
会員データベース11は、イベント会場Pで販売などの業務を行うことが可能な個人・法人を会員として管理するためのもので、会員の連絡先を含む固有情報が登録される基本情報管理テーブル11a,業務に使用される機器に関する情報が登録される機器管理テーブル11b,過去の出店に関する詳細出店履歴情報11dおよび当該履歴情報の分析により作成される出店履歴管理テーブル11cなどが含まれる。各テーブル11a,11b,11cや詳細出店履歴情報11dは、会員に固有の識別情報(以下「会員ID」という。)を介して紐付けられている。この紐付けがなされた一群の情報は[課題を解決するための手段]に記載した「店舗関連情報」に相当するものである。
会員情報管理部101は、店舗用の通信処理部109と協働して、基本情報管理テーブル11aおよび機器管理テーブル11bに対する登録処理を実行する。
具体的には、通信処理部109が、インターネット上の会員登録用サイトを介して、イベント会場Pへの出店を希望する事業者の通信端末機器(PC,スマートフォンなど)から基本情報を受け付ける。会員情報管理部101は、受け付けられた情報に新規の会員IDを紐付けて会員データベース11の基本情報管理テーブル11aに登録する。なお、会員IDやパスワードは、重複登録されないことを前提に、会員により指定される内容のものを登録することができ、また適宜変更することも可能である。
会員登録を完了した事業者が、登録された会員IDやパスワードを用いて、業務に使用する機器(以下「業務用機器」という。)から管理システム1にアクセスした場合も、会員情報管理部101は通信処理部109と協働して、そのアクセスに対する認証を行った後、業務用機器からの送信情報に含まれるMACアドレスや機器の種別などの情報を抽出し、機器管理テーブル11bに登録する。MACアドレスは、機器の識別情報(以下「機器ID」という。)として登録される。
業務用機器として登録できるのは、GPS回路および無線通信回路を備える機器、具体的には、先に述べた多機能カート3、カーナビゲーション装置、POSレジ端末などの専用機器や、業務用のアプリケーションが組み込まれた汎用の通信端末機器である。なお、一会員に対して、複数の業務用機器を登録する(たとえば多機能カート3とPOSレジ端末)ことも可能であり、またイベント会場Pに出店した後での登録も可能である。
会員毎の詳細出店履歴情報11dには、過去に開催されたイベントに対する出店希望の提出の有無、出店者決定用の抽選での当選の有無、当選後に実際に出店をしたか否か、出店した場合の位置情報および売上げ情報の履歴などが含まれる。これらの情報は、会員登録後の申込受付処理部102,出店者決定処理部103,出店管理部104での処理に伴って蓄積される。蓄積された情報は、会員情報管理部101や出店管理部104により分析されて、これまでの出店回数、出店決定用抽選への当選回数、当選後に出店がキャンセルされた回数、過去の売上げの累積値や平均値などの数値情報が導出され、これらが出店履歴管理テーブル11cに登録される。
スケジュール管理データベース12には、イベント会場Pで開催される予定のイベントに関して管理者により入力された情報が登録される。この登録情報には、イベントを特定する識別コード(イベントID)、イベント名、イベントの開催日時および終了日時、出店受付の開始日時および終了日時などが含まれる。
出店者管理データベース13には、出店者として決定された会員の会員IDと当該会員に割り当てられた区画の識別情報(区画ID)との組み合わせが登録される。区画管理データベース14には、イベント会場Pの個々の区画毎に、種別,あらかじめ各区画内で測定された位置情報(区画の中央部の緯度・経度),最寄りのインフラ設備の識別情報(設備ID),そのインフラ設備に対する相対位置などが登録される。
インフラ設備管理データベース15には、各インフラ設備2E,2Wの種別およびあらかじめ測定された位置情報(緯度・経度)が、設備IDに紐付けられて登録される。インフラ利用管理データベース16には、各インフラ設備2E,2Wにおけるイベント期間中の累積使用量が保存される管理テーブル16aやその元情報である詳細使用履歴情報16bなどが、設備毎に登録される。
出店者管理データベース13と区画管理データベース14とは、イベント会場Pの区画IDを介して紐付けられ、区画管理データベース14,インフラ設備管理データベース15,インフラ管理データベース16は、インフラ設備の設備IDを介して紐付けられる。
区画管理データベース14およびインフラ設備管理データベース15の登録情報は、管理システム1の運営者があらかじめ準備して入力したものであるが、イベント会場Pの構成の変化などに応じて、適宜、更新することもできる。
申込受付処理部102は、スケジュール管理データベース12に登録された出店受付開始日時や終了日時に従って、会員データベース11に登録された会員IDやパスワードによりログインした通信端末機器からの出店希望通知を受け付ける。出店受付期間が終了すると、出店者決定処理部103により出店者および出店区画が決定され(詳細は後述する。)、各出店者の会員IDと出店区画の区画IDとの組み合わせが出店者管理データベース13に登録される。
出店管理部104は、スケジュール管理データベース12に登録されたイベント開始日時や終了日時に基づき処理を実行すべき期間を判別し、その期間に入ると、出店者管理データベース13と会員データベース11との間のリンクを辿って、各区画の出店者が使用する業務用機器の機器IDを特定し、その機器IDを持つ業務用機器と通信処理部109を介しての交信を行って、出店者の状態を判別する。
インフラ管理部105も、同様にスケジュール情報に基づき処理を実行すべき期間を判別し、その期間に入ると、インフラ設備用の通信処理部110と協働して各インフラ設備2E,2Wとの交信を開始し、前述したレポート情報を取得する。そして各レポート情報を分析し、その分析結果によりインフラ利用管理データベース16を更新する。
精算処理部106は、イベントの終了後の管理者の指定操作に従って起動して、インフラ利用管理データベース16の管理テーブル16aに登録された累計使用量に基づき電気および水の使用料金を算出する。さらに精算処理部106は、累計使用量や使用料金の算出結果を含む通知を、通信処理部111を介して外部システムに送信するなど、使用料金の支払いに関連する処理を実行する。
顧客対応処理部107は、顧客用の通信処理部112と協働して不特定多数の通信端末機器からのアクセスを受け付け、アクセス後の要求に応じた応答を返す。たとえば、特定の店舗の検索要求や業種を指定しての検索要求を受け付けた場合には、会員データベース11や区画管理データベース14を参照して検索条件に適合する店舗を特定し、その出店区画を示す地図の表示用データを送信する。イベントPの内部や周辺に相当する位置情報を含む検索要求を受けた場合には、当該位置情報の表示を含むナビゲーション入り地図の表示用データを送信することもできる。合わせて、詳細出店履歴情報11dに含まれる位置情報や売上げ情報を分析することによって検索条件に該当する店舗が営業中であるか否かを判別し、その判別結果を通知することもできる。
なお、図8では、1つのイベント会場Pに関するデータ構成のみを表しているが、管理対象のイベント会場が複数ある場合には、スケジュール管理データベース12、出店者管理データベース13、区画管理データベース14、インフラ設備管理データベース15、インフラ利用管理データベース16には、イベント会場毎に図8に示した各種情報が登録され、これらの情報群がイベント会場の識別情報を介して紐付けされる。
以下、上記の管理システム1において重要度が高い出店者決定処理部103,出店管理部104,インフラ管理部105が実行する処理について、詳細に説明する。
<出店者決定処理>
この実施例では、先着順に出店者を決定する方法をとらず、スケジュール管理データベース12に登録されている出店受付開始日時から出店受付終了日時までの期間(以下「受付期間」という。)内に、会員からの出店希望通知を受け付け、期間終了後に抽選により出店者を選択するようにしている。この抽選に際しては、イベントの主催者から指定された条件が管理システム1に入力され、その条件に適した会員に対する当選確率が高められる。
図9は、上記の抽選の条件を設定するための設定画面の例として、同じイベント会場Pで異なる日に開催される2つのイベントに関する設定画面を左右に並べて示している。
例示の設定画面には、スケジュール管理データベース12に登録されたイベント名称や開催期間を含む案内情報と共に、過去の出店履歴に関する条件を指定するための第1指定領域51や、業種別の出店数を指定するための第2指定領域52が含まれている。
第1指定領域51には、条件となるパラメータを選択するためのコンボボックス50が3つ設けられている。これらのコンボボックス50には、出店履歴管理テーブル11cに登録されている各種の数値情報が選択肢として設定されており、いずれかの数値情報が選択されると、対応する数値について、数値が高いほど優先度を高くする設定を行うための選択肢(「多い」を優先)と、数値が低いほど優先度を高くする設定を行うための選択肢(「少ない」を優先)とが現れる。
各コンボボックス50に対する選択は、他のコンボボックス50との間で選択肢が重複することがない限り、自由に行うことができ、優先の順序も自由に変更することができる。ただし、「キャンセル回数」を選択した場合の優先の順序は、『「少ない」を優先』に固定される(図9の例1を参照。)。
第2指定領域52には、複数(図示例では5つ)の業種毎に、「詳細設定」のボタン53が設けられている。この実施例では、様々な業種をツリー構造に分類して管理しており、第2指定領域52では、ツリー構造の最上位のカテゴリの業種名が「詳細設定」のボタン53に対応づけられて表示されている。ボタン53が操作されると、対応するカテゴリに属する下位の業種名の一覧画面(図示省略)が表示され、この画面で業種毎に出店数が入力され、入力が完了して一覧画面が閉じられると、入力された出店数の合計値が対応する上位カテゴリに設定されて、第2指定領域52の表示に反映される。なお、出店数は、下位カテゴリの単位ではなく、上位カテゴリの単位で指定することもできる。
図10は、第1指定領域51で設定された条件を出店者決定用の抽選に反映させるために出店者決定処理部103に相当するプログラムに組み込まれた重み付けテーブルの例である。この例では、出店希望者を、条件に対応する数値の優先順にソートした後に、順位に応じてA,B,Cの3ランクに分類し、条件とランクとの組み合わせ毎に重みを変動させている。具体的には、ソート後の順位の上位20%に入る出店希望者がAランクに分類され、下位の20%に入る出店希望者がCランクに分類され、残りの60%がBランクに分類されている。いずれの条件でも、Aランクに対する重みがBランクに対する重みより大きく、Cランクに対する重みは0(重みなし)に設定されている。また、各条件間で比較すると、条件1に対する重みが最も大きく、条件2に対する重みが2番目となり、条件3に対する重みが3番目となる。
なお、上位のランク分けは、分類の対象となる出店希望者の数および条件に対応する数値の分散がそれぞれ所定の基準値を超えた場合に実施される。よって、応募数を十分に上回る数の出店希望者が得られるようになり、ある程度の数のイベントの実施によって会員間の出店履歴情報のばらつきが大きくなったときにランク分けが行われて、指定された条件への適合度が高い出店希望者をAランクに入れることが可能になる。出店希望者の数または条件に対応する数値の分散が基準値以下の場合には、重み付けのない単純抽選が行われるので、過去の実績のわずかな差で当選確率に差が生じるのを防ぐことができる。
図11は、出店者決定処理部103により実行される処理の概略手順を示すフローチャートである。この処理は、申込受付処理部102による出店希望通知の受付が完了した後、図9に示した設定画面による条件の設定が確定したことに応じて開始される。
以下、適宜、図9,図10を合わせて参照して、図11の処理を説明する。
この実施例の出店者決定処理では、最初のステップS1で、受け付けられた全ての出店希望通知から会員IDを抽出し、以下の処理の対象として保存した後に、業種別処理のループL0(ステップS2〜S15)に入る。このループL0は、出店数が指定された業種毎に実行されるもので、設定画面内の第1指定領域51で指定された条件毎の処理のループL1(ステップS4〜S10)を含む入れ子構造になっている。
ループL0では、ステップS1で保存された対象会員IDにより会員データベース11の基本情報管理テーブル11aを参照して、現在の処理対象の業種に紐付けられている対象会員IDを選択候補として抽出する。ここで抽出された会員IDを、以下「候補ID」という。
ここでループL1に入り、各候補IDについて、出店履歴管理テーブル11cから第1条件で設定された数値情報を抽出し(ステップS6)、この数値情報をキーとして各候補IDを設定された条件に従ってソートした後、図10に示した重み付けテーブルの定義に従って、ソート後の各候補IDをA,B,Cのランクに分類する(ステップS7)。さらに、重み付けテーブルから着目中の条件に係るランク毎の重みを読み出し、各候補IDにそれぞれに対応する重みを設定する(ステップS8)。
条件2,3に対しても同様に、ステップS6〜S8が実行されてループL1が終了すると、ステップS10において、候補ID毎に、上記のループL1で設定された条件毎の重みの合計値に対応する数の枝番が設定される。図10によれば、たとえば、条件1に関する数値はAランク、条件2に関する数値はBランク、条件3に関する数値はCランクとなった候補IDでは、重みの合計値は9となり、9個の枝番が設定される。また、条件2および条件3に関する数値はCランクであるが、条件1に関する数値はAランクとなった候補IDでは、重みの合計値は6となり、6個の枝番が設定される。一方、どの条件に関してもCランクとなった候補IDでは、重みの合計値は0となり、枝番は設定されないため、当選確率は最も低くなる。
ステップS11では、枝番を含む全ての候補IDを対象として、着目中の業種に対して設定されている数の候補IDを選択する抽選を実行する。枝番も元の候補IDと同じものとして取り扱われるので、枝番が多いほど当選確率が高められる。つぎのステップS12では、当選した候補IDを、以後の処理のために保存する(保存される候補IDを、以下では「当選ID」という。)と共に、候補IDから削除(枝番がある場合には枝番も含めて削除)する。さらに、ステップS13では、ステップS11で設定された枝番を含む非当選の候補IDを削除し、これをもって1回分のループL0を終了する。
出店者数が指定された全ての業種に対するループL0が終了した後は、ステップS15において、毎回のループL0のステップS12で保存された当選IDを対象として、区画の割り当て処理を実行する。たとえば、あらかじめ各区画に対して業種が指定されている場合には、区画毎または同じ業種に対応する区画のグループ毎に、対応する業種に紐付けられている当選IDを対象にした抽選を実行する。また出店希望通知に出店希望の区画が含まれている場合には、区画毎に、その区画への出店希望に紐付けられている当選IDを抽出してそれらの中の1つを選択する抽選を実行する。各抽選では、出店者決定処理での抽選と同様の重み付けを行ってもよいし、逆に当選確率に差を設けない単純抽選を実行してもよい。
ステップS15には、各当選IDに対して割り当てられた区画の区画IDと当選IDとの組み合わせを出店者管理データベース13に登録する処理も含まれる。ステップS15が終了すると、出店者決定処理部103は、出店者管理データベース13に登録された当選ID(出店者の会員ID)により基本情報管理テーブル11aを検索して、当該会員IDに紐付けられているメールアドレスを抽出し、そのアドレス宛のEメールにより出店決定通知を発送する(ステップS16)。このステップS16をもって、出店者決定処理は終了となる。
出店者決定通知には、出店者に関して出店者管理データベース13に登録された区画IDや各区画と区画IDとの関係を示す地図情報などを含めるのが望ましい。また管理者の側での確認や来場者への案内の用途もかねて、各出店者と区画とを対応づけた地図情報を作成し、出店者決定通知に添付するか、又は地図情報が保存されたインターネット上のアドレス(url)へのリンクを設定してもよい。
出店者決定通知はEメールに限らず、SNSの通知機能を用いてもよい。または郵便による通知を行うために、通知の内容や基本情報に含まれる連絡先住所を印刷したり、電話による通知を行うために、出店者の電話番号リストを表示してもよい。
なお、条件別処理のループL1は、条件1,2,3のうちの具体的な内容が設定されているものに対して実行されるもので、設定が行われていない条件に対する処理に入った場合には、直後のステップS5で「NO」の判定が行われてループL1が終了する。条件1,2,3のいずれに関しても具体的な条件が設定されなかった場合には、ループL1およびステップS10は実質的にスキップされて、ステップS11において重み付けのない抽選が実行される。また、いずれの業種に対しても出店者数の指定が行われなかった場合には、ステップS1で保存された全ての対象会員IDを候補IDとして、ループL0が一回のみ実行される。
上記のとおり、この実施例では、条件1〜3の設定内容に基づき各候補IDに重みを設定し、その重みの値に応じた数の枝番を付与する方法により当選確率を調整したが、当選確率を調整する方法はこの実施例の方法に限定されるものではない。また、出店者の決定は抽選に限らず、たとえば重みの合計値または平均値が高い順に出店数分の候補IDを選択する方法により、出店者を決定してもよい。
出店者決定処理のための条件設定におけるパラメータも、出店履歴管理テーブル11cに登録されている数値情報や業種に限定されるものではない。たとえば、業務用機種の指定(多機能カート3を使用する店舗を指定)や会員の住所・居所を指定することもできる。
<出店管理>
上記の出店者決定処理が終了した後、イベント当日に、出店者が業務用機器を作動させると、当該機器では、あらかじめ組み込まれたプログラムに基づき管理システム1との交信を開始して、所定の時間毎に位置情報を含む通知を管理システム1に送信する。
一方、管理システム1では、スケジュール管理データベース12に登録されたイベントの開始日時より所定時間前になると、出店管理部104による出店管理が開始される。この出店管理では、上記の通知が出店者毎にチェックされ、その判別結果に応じて、各出店者の状態を「0」「1」「2」の3値のいずれかで表すフラグ(以下「状態フラグ」という。)が設定される。
状態フラグの「0」は業務用機器が通信不可能状態であることを意味し、「1」は、業務用機器は通信可能であるが割り当てられた区画の外に位置していることを意味し、「2」は、業務用機器は通信可能かつ割り当てられた区画内に位置していることを意味する。出店管理処理が開始された時点では、いずれの出店者についても、状態フラグは「0」に設定される。
図12は、出店管理の対象となる一出店者(図11のステップS11での抽選に当選してステップS16の出店者決定通知が発送された会員)に対して実施される1回分の処理の手順を示すものである。いずれの出店者に対しても、少なくともスケジュール情報が示すイベントの開催期間中に、図12に示す処理が繰り返し実行される。
出店管理部104は、まず、処理対象の会員の会員ID(以下「着目ID」という。)により会員データベース11内の機種管理テーブル11bを参照して、当該着目IDに紐付けられている機種IDを特定し(ステップS21)、この機種IDの業務用機器からの通知が届いているか否かをチェックする(ステップS22)。業務用機器からの通知が確認されるまでの間は、ステップS22での「NO」判定とステップS32での「YES」判定とが行われて終了となる状態が続く。
業務用機器からの通知が確認されたことによりステップS22で「YES」と判定されると、出店管理部104は、その通知から位置情報を抽出し、着目IDに対する出店者管理データベース13と区画管理データベース14との間のリンクを辿って、当該着目IDに紐付けられている区画の位置情報を取得し、各位置情報を照合する(ステップS23)。各位置情報が示す地点の間の距離が所定の許容値以内であれば、双方は一致すると判定されて(ステップS24で「YES」の判定)、ステップS25の判定を経てステップS26に進み、状態フラグが「2」に変更される。一方、各位置情報が一致しないと判定された場合(ステップS24で「NO」の判定)には、ステップS27の判定を経てステップS28に進み、状態フラグが「1」に変更される。
さらに、業務用機器からの通知に売上げ情報が含まれる場合(ステップS29で「YES」の判定)には、その売上げ情報を、通知を受けた時刻、位置情報、および状態フラグと組み合わせて、詳細出店履歴情報に追加する(ステップS30)。業務用機器からの通知に売上げ情報が含まれない場合(ステップS29で「NO」の判定)には、通知を受けた時刻、位置情報、状態フラグの組み合わせを詳細出店履歴情報11dに追加する(ステップS31)。
その後の処理でも同様に、業務用機器からの通知を受けている間は、その通知中の位置情報が処理対象の会員に割り当てられた区画の位置情報に適合するか否かが判別され(ステップS22〜S24)、その判別結果が前回と同じであれば、ステップS25又はS27で「YES」と判定されて状態フラグが維持され、前回とは異なる判別結果になった場合には、ステップS25又はS27で「NO」と判定されて状態フラグが変更される(ステップS26又はステップS28)。
通知を受けていた業務用機器から通知が届かない状態になると、ステップS22およびステップS32での判定が「NO」となり、出店管理部104は、状態フラグを「0」に変更し(ステップS33)、その状態フラグを現在時刻と組み合わせて保存する(ステップS34)。その後に業務用機器からの通知が再開されてステップS22の判定が「YES」となると、再びステップS23〜S31の手順が実行される。
なお、同じ会員に対して複数の業務用機器が登録されている場合には、登録されている業務用機器毎に通知の有無や状態フラグの現在値や位置情報の判別が行われた後に、機器毎の判別結果を統合して状態フラグの値を決定する。その際に業務用機器毎の判別結果に矛盾が生じた場合には、売上げ情報の送信機能を持つ業務用機器からの通知に対する判別結果を優先して採用する。
また、図12の例では、各業務用機器から管理システム1に定期的に送信される通知を管理システム1において確認することとしたが、これに限らず、出店者に関して登録されている業務用機器に対して管理システム1から順に問い合わせを行い、その問い合わせに対する業務用機器からの返信の有無や返信の内容を判別するようにしてもよい。
図12に示した出店管理処理によれば、たとえば、イベントの開催時刻より所定時間前に、出店者の業務用機器がイベント会場P内の無線通信網に入り、位置情報の通知が初めて管理システム1に届いたときに、ステップS22の判定が「YES」となって、ステップS23,S24,S27,S28の流れで処理が進み、状態フラグが「0」から「1」に変更される。さらに、ステップS29からステップS31に進んで、変更後の状態フラグが時刻や位置情報と共に記録される。この後も、通知される位置情報が区画の位置情報に一致するまでは、同様の流れ(ただしステップS28はスキップされる。)で処理が進み、状態フラグは「1」で維持される。
上記の業務用機器が対応する会員に割り当てられた区画に入ると、ステップS21,S22,S23,S24,S25,S26の流れで処理が進み,状態フラグは「1」から「2」に変更される、さらに、ステップS29からステップS31に進んで、変更後の状態フラグが時刻や位置情報と共に記録される。その後も、業務用機器が出店会員に紐付けられた区画に滞在している間は同様の流れ(ただしステップS26はスキップされる。)で処理が進み、状態フラグは「2」で維持される。さらに、業務用機器から売上げ情報を含む通知が送信されるようになると、ステップS29からステップS30に移行し、詳細出店履歴情報11dに売上げ情報が追加される。
業務用機器が割り当てられた区画から出た場合には、ステップS21,S22,S23,S24,S27,S28の流れで処理が進み、状態フラグは「1」に変更され、その後、ステップS29を経てステップS30またはS31に進み、変更後の状態フラグを含む情報が詳細出店履歴情報11dに追加される。
スケジュール情報が示すイベント終了日時を過ぎて、全ての出店者に関する状態フラグが「0」になると、図12に示した処理は終了する。この後、出店管理部104は、各出店者の詳細出店履歴情報11dを個別に分析して、出店の有無、割り当てられた区画への滞在時間、区画からの途中退出の有無、累計売上げ、割り当てられた区画外での営業の有無などを特定し、それらの特定結果により出店履歴管理テーブル11cを更新する。
さらに出店管理部104は、イベント期間中も、図12に示した処理と並列させて詳細出店履歴情報の分析を行い、割り当てられた区画の外にいる時間が所定の許容時間を超える業務用機器や、位置情報の通知や売上げ情報を含む通知が所定時間以上受信できない業務用機器の機器IDを抽出する。この抽出結果は、イベント会場の現場の見回り用に使用できるように、現場にいる担当者の通信端末機器などに送信される。これにより、誤って他の区画に出店をしている店舗のサポートや売上を隠匿するためにPOSレジを停止させるような不正行為への対処を行うことができる。
<インフラ利用管理>
イベント会場P内の各インフラ設備2E,2Wの制御部20は、電流センサ24または水量センサ27による測定値に基づき、単位時間毎の電気または水の使用量を算出し、その算出結果や自装置の設備IDを含むレポート情報を管理システム1に送信する。管理システム1では、このレポート情報をインフラ設備用の通信処理部110により受け付け、インフラ管理部105により、図13に示す手順に従って処理する。
図13に示すインフラ利用管理は、スケジュール情報が示すイベントの開始時刻の所定時間前から開始され、各インフラ設備に対する個別処理のループL4(ステップS41〜S44)が、イベントの終了時刻になるまで繰り返し実行される。
ループL4では、着目中のインフラ設備の設備IDに対応する通知を取得し(ステップS42)、その通知に含まれる使用量データを設備IDおよび通知時刻と組み合わせてインフラ利用管理データベース16の詳細使用履歴情報16bに追加する(ステップS43)。なお、この場合にも、インフラ設備からの通知を取得する方法に代えて、管理システム1から各インフラ設備2E,2Wに問い合わせを行い、その問い合わせに対する返信に含まれる使用量データを取得してもよい。
イベントの終了時刻になり、そのときに実行されているループL4が終了すると、ステップS45での判定が「YES」となってステップS46に進む。このステップS46でインフラ管理部105は、インフラ設備2E,2W毎に詳細使用履歴情報16bを抽出して電気または水の累計使用量を算出し、その累計使用量と対応するインフラ設備2Eまたは2Wの設備IDと組み合わせて管理テーブル16aに登録する。
上記インフラ利用管理の終了後の管理システム1では、管理者の指定操作に従って作動した精算処理部106によって、インフラ利用管理データベース16内に登録された累計使用量に基づく利用料金が算出され、その算出結果を含む通知が通信処理部111によって外部システム(電気・水の供給元施設の関係者又は第三者により管理されるシステム)に送信される。
なお、各インフラ設備2E,2Wからのレポート情報を、外部システムにも送信し、外部システムでも図13と同様の処理を行うようにしてもよい。その場合には、精算処理部106は、外部システムとの通信により詳細使用履歴情報または累計使用量の計算結果の整合性を確認した上で、利用料金の計算を行ってもよい。または、外部システムから累計使用量や利用量料金の計算結果に基づく請求通知を受け取り、精算処理部106において、自システムでの処理結果との整合性を確認してもよい。
出店者に対しては、たとえば、出店区画やインフラ設備の利用料として定めた一定の金額に、イベント期間中の累計売上額に所定の率を掛けた額を加算した額を請求することができるが、これに限定されるものではない。
上記の管理システム1によれば、相当数の会員を登録して上記図11〜13を含む処理を繰り返すことにより、出店希望通知を受け付けた会員の中から、指定された条件に適した会員を出店者として選択することが可能になる。したがって、イベントの内容や主催者の狙いをふまえて出店者の顔ぶれを変動させることができ、魅力の高いマーケットを運営することができる。
なお、図1〜3に示したインフラ設備2E,2Wや図4〜6に示した多機能カート3は、マーケットの運営だけでなく、災害発生などの緊急時に、電気および水、ならびに無線通信環境を提供するために利用することもできる。
ここまで、特定の期間中に開催されるイベントにおけるマーケットの管理について説明したが、これに限らず、常設のマーケットにおいても、日,週,月などの単位で出店希望を受け付けて、上記と同様の出店者決定処理や出店管理を行うことができる。また、ある程度の距離を隔てて点在する複数の小規模スポットを1つのグループにまとめて、各スポットに対する出店希望を期間を限定して受け付けて、当該期間の終了後に上記実施例と同様の出店者決定処理や出店管理を行うことも可能である。その場合には、出店者決定処理の条件をスポット毎に変動させてもよい。
また、上記の実施例の管理システム1では、各会員の営業実績について、当該システムで管理しているマーケット会場Pに出店した場合にのみ当該会場内で発生した位置情報や売上げ情報を収集して、後日の出店者決定処理に使用できるようにしているが、これに限らず、マーケット会場Pの外で生じた情報も収集して、出店者決定処理の条件を指定する場合のパラメータとしてもよい。
各変形例を含む本発明の管理システムによれば、単なる先着順ではなく、出店場所の周囲の環境、客層、管理者の側の目的などをふまえて出店者の条件を設定し、その条件に適した会員を優先的に出店させることができる。
1 マーケット管理システム
2E,2W インフラ設備
3 多機能カート
3A カート本体
3B 業務用ユニット
30 制御部
31 無線通信回路
32 GPS回路
33 DC電源回路
4 一般車両
10 データベース部
11 会員データベース
12 スケジュール管理データベース
13 出店者管理データベース
101 会員情報管理部
102 申込受付処理部
103 出店者決定処理部
104 出店管理部

Claims (6)

  1. 複数の出店区画のそれぞれに移動可能な店舗を配置して、これらの店舗によるマーケットを運営するために用いられるコンピュータシステムであって、
    店舗の識別情報および連絡先情報を含む店舗関連情報が、店舗毎に登録される店舗情報記憶部と、
    前記複数の出店区画の位置を特定するための区画位置情報が区画毎に登録される区画情報記憶部と、
    インターネットを介して前記店舗情報記憶部に登録されている店舗の識別情報を含む出店希望通知を受け付ける処理を、受付期間を限定して実施する出店希望受付手段と、
    優先して出店させるべき店舗の条件を指定する操作を受け付けて、この条件への適合度が高いほど選択される確率が高められるようにした選択のルールに基づき、前記出店希望受付手段により受け付けられた出店希望通知中の識別情報に対応する店舗関連情報を分析して各出店区画に配置する店舗を選択し、選択された店舗の識別情報に対応する連絡先情報が示す連絡先に出店決定通知を送るための情報処理を実行する出店者決定手段とを、
    具備するマーケット管理システム。
  2. 前記店舗情報記憶部の店舗関連情報には、当該店舗関連情報にかかる店舗と共に移動して当該店舗の位置情報を報知する無線通信装置の識別情報が含まれており、
    前記出店者決定手段により選択された店舗について前記店舗情報記憶部に識別情報が登録されている無線通信装置との通信により当該店舗の位置情報を取得すると共に、当該店舗に対して決定された出店区画について前記区画情報記憶部に登録されている区画位置情報と前記通信により取得した位置情報とを照合することによって、前記出店決定通知が送られた店舗が決定された区画に出店しているか否かを判別する出店管理手段を、さらに具備する請求項1に記載されたマーケット管理システム。
  3. 前記店舗情報記憶部の店舗関連情報には、前記出店者決定手段および出店管理手段による過去の処理の結果を反映した数値情報が複数種含まれており、
    前記出店者決定手段は、前記店舗情報記憶部に登録されている複数種の数値情報のうちの少なくとも1つに関して優先すべき順序を指定する操作を受け付け、この指定がなされた数値情報を対象にした分析処理によって当該指定に対する各店舗の適合度を判別する、
    請求項2に記載されたマーケット管理システム。
  4. 開催されるマーケットのスケジュール情報が登録されるスケジュール情報記憶部がさらに設けられ、
    前記出店希望受付手段は、前記スケジュール情報が示すマーケットの開始時点より前の所定の期間を前記受付期間として前記出店希望通知を受け付け、前記出店管理手段は、前記出店決定通知が送られた店舗が決定された区画に出店しているか否かを判別する処理を、少なくとも前記スケジュール情報が示すマーケットの開催期間中に繰り返し実行する、請求項2に記載されたマーケット管理システム。
  5. 前記店舗は、車輪および荷台を含むカート本体と、このカート本体に着脱可能に立設される業務用ユニットと、前記無線通信装置の機能とを備える多機能カートである、請求項2に記載されたマーケット管理システム。
  6. 移動可能な店舗の識別情報および連絡先情報を含む店舗関連情報が、店舗毎に登録される店舗情報記憶部と、複数の出店区画の位置を特定するための区画位置情報が区画毎に登録される区画情報記憶部とを、インターネットに接続されたコンピュータシステムに設定し、当該コンピュータシステムにおいて、
    インターネットを介して前記店舗情報記憶部に登録されている店舗の識別情報を含む出店希望通知を受け付ける処理を、受付期間を限定して実施するステップと、
    優先して出店させるべき店舗の条件を指定する操作を受け付けて、この条件への適合度が高いほど選択される確率が高められるようにした選択のルールに基づき、受け付けられた出店希望通知中の識別情報に対応する店舗関連情報を分析して各出店区画に配置する店舗を選択するステップと、
    選択された店舗の識別情報に対応する連絡先情報が示す連絡先に出店決定通知を送るための情報処理を実行するステップとを、実行するマーケット管理方法。
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