JP2002032838A - 自動販売機の運用方法および自動販売機の運用システム - Google Patents

自動販売機の運用方法および自動販売機の運用システム

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JP2002032838A
JP2002032838A JP2000219721A JP2000219721A JP2002032838A JP 2002032838 A JP2002032838 A JP 2002032838A JP 2000219721 A JP2000219721 A JP 2000219721A JP 2000219721 A JP2000219721 A JP 2000219721A JP 2002032838 A JP2002032838 A JP 2002032838A
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Japan
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vending machine
data center
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vending
data
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Taro Mori
太郎 森
Yasushi Yano
裕史 矢野
Yoshiaki Shibao
芳昭 芝尾
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自販機オペレータの巡回作業員による巡回中
でなくても、必要に応じて個々の自動販売機の状況を把
握し、販売機会損失を最少限に抑制する。 【解決手段】 多数の自動販売機10に通信機能をもた
せてデータセンタ60とネットワーク30で結び、各自
動販売機10で取得したデータをネットワーク30を介
してデータセンタ60に収集する一方、データセンタ6
0からネットワーク30を介して各自動販売機10に運
用データを配信することで、多数の自動販売機10をデ
ータセンタ60の下で統合して運用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機の運
用方法と、自動販売機の運用システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動販売機は個々に独立した機
械であり、それを管理する自販機オペレータの巡回作業
員が1台1台巡回して、商品を補充したり、代金の回収
等の必要な作業を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものは、自販機オペレータの巡回作業員によ
る巡回中にしか個々の自動販売機の状況を把握すること
ができないため、売り切れが頻繁に発生したり、売れて
ない自動販売機を巡回する無駄が発生したりすることが
避けられず、また、故障その他のトラブルの発生も迅速
に発見することができないため、販売機会損失が多発す
るという問題があった。
【0004】この発明の課題は、上記従来のもののもつ
問題点を排除して、自販機オペレータの巡回作業員によ
る巡回中でなくても、必要に応じて個々の自動販売機の
状況を把握することができ、そのため、販売機会損失を
最少限に抑制することのできる自動販売機の運用方法お
よび自動販売機の運用システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するものであって、請求項1に係る発明は、ネットワ
ークを用いて自動販売機を運用する方法であって、多数
の自動販売機に通信機能をもたせてデータセンタとネッ
トワークで結び、各自動販売機で取得したデータをネッ
トワークを介してデータセンタに収集する一方、データ
センタからネットワークを介して各自動販売機に運用デ
ータを配信することで、前記多数の自動販売機をデータ
センタの下で統合して運用する自動販売機の運用方法で
ある。
【0006】請求項2に係る発明は、ネットワークを用
いて自動販売機を運用する方法であって、自販機オペレ
ータが管理する多数の自動販売機に通信機能をもたせ
て、これらの自動販売機、自販機オペレータおよびデー
タセンタをネットワークで結び、各自動販売機および/
または自販機オペレータで取得したデータをネットワー
クを介してデータセンタに収集する一方、データセンタ
からネットワークを介して各自動販売機および/または
自販機オペレータに運用データを配信することで、自販
機オペレータが管理するすべての自動販売機をデータセ
ンタの下で統合して運用する自動販売機の運用方法であ
る。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2記載の発明において、前記データセンタには飲料
・原料メーカがネットワークで結ばれ、データセンタが
自動販売機を統合して運用するための前記運用データを
飲料・原料メーカも共有する自動販売機の運用方法であ
る。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1または請
求項2記載の発明において、前記データセンタには自販
機メーカがネットワークで結ばれ、データセンタが自動
販売機を統合して運用するための前記運用データを自販
機メーカも共有する自動販売機の運用方法である。
【0009】請求項5に係る発明は、ネットワークを用
いて自動販売機を運用するシステムであって、通信機能
を有する多数の自動販売機とデータセンタとをネットワ
ークで結び、前記データセンタに、前記各自動販売機で
取得し、ネットワークを介して収集したデータを保存す
るサーバを設け、前記サーバからネットワークを介して
前記各自動販売機に運用データを配信することで、前記
多数の自動販売機を前記データセンタの下で統合して運
用するように構成した自動販売機の運用システムであ
る。
【0010】請求項6に係る発明は、ネットワークを用
いて自動販売機を運用するシステムであって、自販機オ
ペレータが管理する多数の自動販売機に通信機能をもた
せて、これらの自動販売機、自販機オペレータおよびデ
ータセンタをネットワークで結び、前記データセンタ
に、前記各自動販売機および/または前記自販機オペレ
ータで取得し、ネットワークを介して収集したデータを
保存するサーバを設け、前記サーバからネットワークを
介して前記各自動販売機および/または前記自販機オペ
レータに運用データを配信することで、前記自販機オペ
レータが管理するすべての自動販売機を前記データセン
タの下で統合して運用するように構成した自動販売機の
運用システムである。
【0011】請求項7に係る発明は、請求項5または請
求項6記載の発明において、前記データセンタには飲料
・原料メーカがネットワークで結ばれ、前記データセン
タが自動販売機を統合して運用するための前記運用デー
タを前記飲料・原料メーカも共有する自動販売機の運用
システムである。
【0012】請求項8に係る発明は、請求項5または請
求項6記載の発明において、前記データセンタには自販
機メーカがネットワークで結ばれ、前記データセンタが
自動販売機を統合して運用するための前記運用データを
前記自販機メーカも共有する自動販売機の運用システム
である。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照して説明する。図1は、この発明による自動販売機
の運用システムを含む自動販売機ネットワークシステム
の一実施の形態を示す概念図であり、この自動販売機ネ
ットワークシステム1は、全国各地に設置された多数の
自動販売機10をネットワーク30に接続し、このネッ
トワーク30に、自動販売機10を運用する自販機オペ
レータ40、自動販売機10で扱う商品を製造する飲料
・原料メーカ50、自動販売機10を製造・販売する自
販機メーカ(部品サプライヤを含む)55、およびデー
タセンタ60を接続し、これらの自動販売産業界全体で
やりとりするデータを一元化してデータセンタ60で統
合管理することで、接続されたすべての自動販売機10
の運用に革新的な効率化をもたらすものである。
【0014】また、ネットワーク30には、警備会社8
0、CTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグレ
ーション)センタ82、自販機設置会社84、共同物流
センタ86、広告代理店88、コンテンツ配信会社9
0、および、銀行・カード会社や通信キャリア等の電子
決済機関92が接続され、これらを含めて自動販売機ネ
ットワークシステム1が構成されている。
【0015】図2は、この発明による自動販売機の運用
システムの一実施の形態を示すブロック図であり、この
自動販売機の運用システム2において、自動販売機10
には、通信モデム11、表示制御プログラム12、自販
機表示装置13、カメラ14、マイク15、およびスピ
ーカ16が設けられている。
【0016】自販機表示装置13は、図31に示すよう
に、自動販売機10の前面において商品サンプル(例え
ばサンプル缶)を掲示する窓の位置に、窓の代わりに設
置されるタッチパネル式の表示装置であり、そのため、
商品サンプルを画像表示することができるとともに、表
示された商品サンプルの部分をタッチするだけでその商
品を選択することができ、また、商品サンプルに限らず
他の種々の画像を表示することができるようになってい
る。
【0017】また、自動販売機10には、自販機メモリ
20、販売・稼動実績ファイル21、データ転送制御プ
ログラム22、およびカードリーダ23が設けられてい
る。
【0018】さらに、自動販売機10には、コントロー
ラ25、衝撃センサ26、および開扉センサ27が設け
られている。
【0019】また、この自動販売機の運用システム2
は、データセンタ60にサーバ61が設置され、サーバ
61には、メインプログラム62、自販機ファイル6
4、販売履歴・在庫推移ファイル65、故障履歴ファイ
ル66、障害対策ファイル67、在庫部品ファイル6
8、および電子マップファイル69が設けられ、これら
とネットワーク30とを結ぶ制御部78が設けられてい
る。
【0020】また、サーバ61には、顧客情報ファイル
71、商品画像情報ファイル72、売上ランキングファ
イル73、景品情報ファイル74、マイレージファイル
75、ゲームコンテンツファイル76、および地域天気
予報ファイル77が設けられ、これらも制御部78によ
ってネットワーク30と結ばれている。
【0021】このうち、自販機ファイル64には、自販
機ID、設置場所、設置場所の電源容量、コンセントの
形状、水道配管の有無、搬入制約条件(エレベータ、階
段等)、設置先電話番号、業種、客層、機種、人数、対
象利用人数、男女比、棚割構成その他の自販機設置状況
に関するデータが保存されている。
【0022】また、顧客情報ファイル71には、顧客I
D、性別、名前、住所、電話番号、カードID、携帯番
号、マイレージポイント、商品購入履歴その他の顧客情
報に関するデータが保存されている。
【0023】また、自動販売機の運用システム2は、自
販機オペレータ40にクライアント42が設けられ、ま
た、自販機オペレータ40が保有する巡回車両44に巡
回ナビゲーション46が設けられている。
【0024】また、自動販売機の運用システム2は、飲
料・原料メーカ50および自販機メーカ(部品サプライ
ヤを含む)55に、クライアント51、56がそれぞれ
設けられ、また、警備会社80、CTIセンタ82およ
び自販機設置会社84にも、クライアント81、83、
85がそれぞれ設けられている。
【0025】さらに、自動販売機の運用システム2は、
ゲームコンテンツ91が、広告代理店88またはコンテ
ンツ配信会社90からネットワーク30を介して配信さ
れて、データセンタ60に設置したサーバ61のゲーム
コンテンツファイル76に保存され、また、地域天気予
報情報95が、各地の気象台94からネットワーク30
を介して配信されて、サーバ61の地域天気予報ファイ
ル77に保存され、さらに、顧客口座情報93が、サー
バ61からネットワーク30を介して銀行・カード会社
や通信キャリア等の電子決済機関92に配信されるよう
になっている。
【0026】次に、上記の実施の形態の作用について、
図3〜30に示すフローチャートを用いて説明する。
【0027】<基本情報登録動作>最初に、自動販売機
10を新規設置(配置替えを含む)する際の「基本情報
登録動作」について、図3を参照して説明する。
【0028】図3に示すように、自販機オペレータ40
がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、デ
ータセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステッ
プS1)、データセンタ60がそのユーザIDを認証し
てデータ送信を促す(ステップS2)。
【0029】そこで、自販機オペレータ40が、新規設
置(配置替えを含む)する自動販売機10の自販機I
D、設置先の住所、電話番号、業種、客層、機種その他
の設置のための基本情報を入力してそれを送信する(ス
テップS3)。
【0030】すると、データセンタ60が、自動販売機
10の設置のための基本情報を受信して、それをサーバ
61の自販機ファイル64および電子マップファイル6
9に登録する(ステップS4)。
【0031】そして、データセンタ60から自販機オペ
レータ40のクライアント42(および必要に応じて自
販機設置会社84のクライアント85)へ、自動販売機
10の設置マップおよび推奨棚割パターンを配信し(ス
テップS5)、自販機オペレータ40は、自動販売機1
0の設置マップおよび推奨棚割パターンを受信して、ク
ライアント42にそれを表示する(ステップS6)。
【0032】ここで、自動販売機10の設置マップの表
示内容には、設置先の地図および基本情報等の、設置作
業員が自動販売機10を運搬し据え付けるにあたって知
っておくべき情報が含まれるものであり、また、自動販
売機10の推奨棚割パターンは、サーバ61の販売履歴
・在庫推移ファイル65の検索によって得られるその地
域内の多くの設置先での販売実績から、業種、客層その
他の条件を考慮して導き出されるものである。
【0033】<基本情報・棚割参照動作>つぎに、自販
機オペレータ40が自動販売機10の基本情報または棚
割を参照する際の「基本情報・棚割参照動作」につい
て、図4を参照して説明する。
【0034】図4に示すように、自販機オペレータ40
がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、デ
ータセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステッ
プS11)、データセンタ60がそのユーザIDを認証
してデータ送信を促す(ステップS12)。
【0035】そこで、自販機オペレータ40が、基本情
報または棚割のいずれか一方を選択する(ステップS1
3)。
【0036】基本情報を選択した場合は、自販機オペレ
ータ40が、基本情報を参照したい自動販売機10の自
販機IDを入力してそれを送信する(ステップS1
4)。
【0037】すると、データセンタ60が、受信した自
販機IDからサーバ61の自販機ファイル64を検索し
てその自動販売機10の基本情報を配信し(ステップS
15)、自販機オペレータ40は、その自動販売機10
の基本情報を受信してクライアント42に表示する(ス
テップS16)。そのため、自販機オペレータ40は、
クライアント42に表示される内容を見ることで、その
自動販売機10の基本情報を参照することができる。
【0038】そして、その自動販売機10の基本情報を
変更する場合は(ステップS17のYES)、自販機オ
ペレータ40がクライアント42を利用して基本情報を
変更し(ステップS18)、続いて、基本情報の参照を
継続する(別の自動販売機10の基本情報を参照する)
場合は(ステップS19のYES)、ステップS14に
戻って別の自動販売機10の自販機IDを入力する一
方、基本情報の参照を継続しない場合は(ステップS1
9のNO)、ステップS13に戻って基本情報または棚
割のいずれか一方を選択することができる。
【0039】また、ステップS13で棚割を選択した場
合は、自販機オペレータ40が、棚割を参照したい自動
販売機10の自販機IDを入力してそれを送信する(ス
テップS21)。
【0040】すると、データセンタ60が、受信した自
販機IDからサーバ61の販売履歴・在庫推移ファイル
65を検索してその自動販売機10の推奨棚割パターン
を配信し(ステップS22)、自販機オペレータ40
は、その自動販売機10の推奨棚割パターンを受信して
クライアント42に表示する(ステップS23)。その
ため、自販機オペレータ40は、クライアント42に表
示される内容を見ることで、その自動販売機10の推奨
棚割パターンを参照することができる。
【0041】そして、その自動販売機10の棚割を変更
する場合は(ステップS24のYES)、業種別の推奨
棚割パターンを参照するなら(ステップS25のYE
S)、データセンタ60が、売上ランキングファイル7
3を検索してその自動販売機10の業種の売上ランキン
グおよび推奨棚割パターンを配信し(ステップS2
6)、自販機オペレータ40は、その業種の売上ランキ
ングおよび推奨棚割パターンを受信してクライアント4
2に表示するため(ステップS27)、この表示を見て
棚割を変更することができる(ステップS28)一方、
業種別の推奨棚割パターンを参照しなくても(ステップ
S25のNO)、棚割を変更することができる(ステッ
プS28)。
【0042】続いて、棚割の参照を継続する(別の自動
販売機10の棚割を参照する)場合は(ステップS29
のYES)、ステップS21に戻って別の自動販売機1
0の自販機IDを入力する一方、棚割の参照を継続しな
い場合は(ステップS29のNO)、ステップS13に
戻って基本情報または棚割のいずれか一方を選択するこ
とができる。
【0043】<棚割情報配信動作>つぎに、データセン
タ60から自動販売機10へ棚割情報を自動配信する
「棚割情報配信動作」について、図5を参照して説明す
る。
【0044】図5に示すように、例えば、自動販売機1
0の棚割が変更された場合や所定の条件または時期にな
ったとき、データセンタ60が、サーバ61の自販機フ
ァイル64を検索して、配信する自動販売機10のID
を取得し(ステップS31)、その自動販売機10へ棚
割情報を自動的に配信する(ステップS32)。
【0045】すると、その自動販売機10が、棚割情報
を受信してメモリに登録する(ステップS33)。
【0046】<棚割情報オフライン表示動作>つぎに、
自動販売機10の設置作業員または自販機オペレータ4
0の巡回作業員が棚割を確認する際の「棚割情報オフラ
イン表示動作」について、図6を参照して説明する。
【0047】図6に示すように、自動販売機10の設置
作業員または自販機オペレータ40の巡回作業員が、自
動販売機10を操作して棚割情報表示要求を入力すると
(ステップS41)、自動販売機10が、自販機メモリ
20に登録してある推奨棚割パターンを自販機表示装置
13に表示する(ステップS42)。
【0048】そのため、自動販売機10の設置作業員ま
たは自販機オペレータ40の巡回作業員は、自販機表示
装置13に表示される推奨棚割パターンを見ることで、
推奨される棚割を確認することができる。
【0049】<棚割情報オンライン表示動作>つぎに、
自動販売機10の自販機メモリ20に棚割情報が登録し
てない、または、登録できない場合の「棚割情報オンラ
イン表示動作」について、図7を参照して説明する。
【0050】図7に示すように、自動販売機10の設置
作業員または自販機オペレータ40の巡回作業員が、自
動販売機10を操作してその自動販売機10の自販機I
Dを入力するとともに、棚割情報表示要求を入力してそ
れをデータセンタ60へ送信する(ステップS51)。
【0051】すると、データセンタ60が、自動販売機
10の自販機IDを受信してそれを認証するとともに、
棚割情報表示要求を受信し(ステップS52)、この受
信した自販機IDからサーバ61の販売履歴・在庫推移
ファイル65を検索して、その自動販売機10の推奨棚
割パターンを配信する(ステップS53)。
【0052】そして、自動販売機10は、その推奨棚割
パターンを受信して自販機表示装置13に表示する(ス
テップS54)。そのため、自動販売機10の設置作業
員または自販機オペレータ40の巡回作業員は、自販機
表示装置13に表示される推奨棚割パターンを見ること
で、推奨される棚割パターンを確認することができる。
【0053】<販売実績登録動作>つぎに、自動販売機
10の販売実績情報を自動登録する「販売実績登録動
作」について、図8を参照して説明する。
【0054】図8に示すように、あらかじめ設定された
時刻または頻度で、自動販売機10からデータセンタ6
0へ、その自動販売機10の自販機IDおよび、棚(コ
ラム)ごとの販売実績データを自動的に送信する(ステ
ップS61)。
【0055】すると、データセンタ60が、自動販売機
10の自販機IDを受信してそれを認証するとともに、
棚(コラム)ごとの販売実績データを受信して、サーバ
61の販売履歴・在庫推移ファイル65に登録する(ス
テップS62)。
【0056】<巡回計画動作>つぎに、自販機オペレー
タ40の巡回作業員のための「巡回計画動作」につい
て、図9を参照して説明する。
【0057】図9に示すように、自販機オペレータ40
がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、デ
ータセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステッ
プS71)、データセンタ60がそのユーザIDを認証
してデータ送信を促す(ステップS72)。
【0058】そこで、自販機オペレータ40が、自己が
管理しているすべての自動販売機10を対象とする在庫
状況表示要求を入力してそれを送信する(ステップS7
3)。
【0059】すると、データセンタ60が、受信した在
庫状況表示要求に基づき、その自販機オペレータ40が
管理しているすべての自動販売機10について、サーバ
61の販売履歴・在庫推移ファイル65に登録してある
販売実績データをタイムリに検索して販売予測係数を算
出し(ステップS74)、つぎに、サーバ61の地域天
気予報ファイル77を検索して天気情報による販売予測
係数を算出し(ステップS75)、これに基づいて欠品
予測時刻を算出する(ステップS76)。
【0060】また、自販機オペレータ40の各巡回作業
員による巡回ルート内に、優先順位をつけるべき自動販
売機10がある場合は(ステップS77)、データセン
タ60が、そのルート内優先順位を設定し(ステップS
78)、つぎに、サーバ61の電子マップファイル69
を検索して各自動販売機10の設置場所を確認するとと
もに、巡回作業員の勤務可能時間等を勘案して、効率的
な巡回経路および訪問台数を設定する(ステップS7
9)。
【0061】さらに、データセンタ60は、巡回する各
自動販売機10に補充すべき商品の個数すなわち出庫数
量を算出したうえ(ステップS80)、これらの巡回関
連情報を自販機オペレータ40へ配信する(ステップS
81)。
【0062】すると、自販機オペレータ40は、巡回関
連情報を受信してそれをクライアント42に表示する
(ステップS82)。
【0063】そして、クライアント42に表示された巡
回関連情報を見て、巡回条件を変更する場合は(ステッ
プS83)、自販機オペレータ40が希望するように巡
回条件を変更してそれを送信することができ(ステップ
S84)、その場合はステップS78に戻って繰り返
す。
【0064】<巡回ナビゲーション動作>つぎに、自販
機オペレータ40の巡回作業員のための「巡回ナビゲー
ション動作」について、図10を参照して説明する。
【0065】図10に示すように、自販機オペレータ4
0の巡回作業員が、巡回車両44の巡回ナビゲーション
46を利用してユーザIDを入力し、データセンタ60
のサーバ61にアクセスすると(ステップS91)、デ
ータセンタ60がそのユーザIDを認証してデータ送信
を促す(ステップS92)。
【0066】そこで、自販機オペレータ40の巡回作業
員が、自分の巡回ルート内にあるすべての自動販売機1
0を対象とする巡回情報表示要求を入力してそれを送信
する(ステップS93)。
【0067】すると、データセンタ60が、巡回情報表
示要求を受信して、その巡回作業員の巡回ルート内にあ
るすべての自動販売機10を対象とする効率的な巡回経
路、訪問台数および商品の出庫数量を巡回ナビゲーショ
ン46へ配信する(ステップS94)。
【0068】すると、巡回ナビゲーション46が、効率
的な巡回経路、訪問台数および商品の出庫数量を受信し
て表示するため(ステップS95)、自販機オペレータ
40の巡回作業員は、巡回ナビゲーション462表示内
容を見ることで、効率的な巡回経路、訪問台数および商
品の出庫数量を確認することができる。
【0069】<マイレージ会員登録動作>つぎに、マイ
レージ会員を登録する際の「マイレージ会員登録動作」
について、図11を参照して説明する。
【0070】図11に示すように、入会申込者が、パソ
コンまたは携帯端末を使って、マイレージ会員の入会に
必要な申込事項を入力してそれを送信する(ステップS
101)。
【0071】すると、データセンタ60が、入会申込者
からの申込事項を受信して、代金の決済情報を含む入会
申込内容を確認する(ステップS102)。
【0072】そして、入会申込内容が確認できたら、そ
の入会申込者に顧客IDを付与してマイレージ会員とし
てサーバ61の顧客情報ファイル71に登録し、登録し
た顧客IDをその新規登録会員に配信する(ステップS
103)。
【0073】新規登録会員はその顧客IDを受領し(ス
テップS104)、それ以後、顧客IDを用いること
で、自動販売機10を利用して商品を購入する際にマイ
レージポイントを加算していくことができる。
【0074】<マイレージ会員商品購入動作>つぎに、
マイレージ会員が商品を購入する際の「マイレージ会員
商品購入動作」について、図12を参照して説明する。
【0075】図12に示すように、マイレージ会員であ
る消費者が、自動販売機10に対し、携帯電話等の携帯
端末またはカードを使って顧客情報を入力すると、自動
販売機10が、その顧客情報をデータセンタ60へ送信
する(ステップS111)。
【0076】すると、データセンタ60が、受信した顧
客情報から顧客IDを認証し、サーバ61の顧客情報フ
ァイル71を検索して決済情報を照会し、適正なら商品
選択を促す(ステップS112)。
【0077】そこで、マイレージ会員すなわち消費者
が、自動販売機10の自販機表示装置13に表示された
商品サンプルの部分をタッチすることで商品を選択する
と、自動販売機10が、その商品の種類、金額を自販機
IDとともにデータセンタ60へ送信する(ステップS
113)。
【0078】すると、データセンタ60が、受信した自
販機IDを認証し、決済情報をその自動販売機10へ配
信し(ステップS114)、これを受けて自動販売機1
0が、カードまたは携帯電話等の携帯端末またはカード
に対して決済処理を行い、その結果をデータセンタ60
へ送信する(ステップS115)。
【0079】データセンタ60は、この自動販売機10
からの決済結果を確認し、そのマイレージ会員のマイレ
ージポイント加算処理を行い、加算したマイレージポイ
ントを自動販売機10へ配信する(ステップS11
6)。
【0080】自動販売機10は、加算処理されたマイレ
ージポイントを受信してそれを表示し、それによりマイ
レージポイントの現在値(加算後の最新値)をそのマイ
レージ会員に知らせるとともに、そのポイントで交換可
能な景品を表示する(ステップS117)。
【0081】そこで、そのマイレージ会員すなわち消費
者が、景品を選択すると(ステップS118)、その景
品が自動販売機10で交換可能な商品の場合は(ステッ
プS119のYES)、自動販売機10が、その景品
(商品)を贈呈してその結果をデータセンタ60へ送信
する(ステップS120)一方、選択された景品が自動
販売機10で交換できない場合は(ステップS119の
NO)、自動販売機10が、その景品選択情報をデータ
センタ60へ送信する(ステップS121)。
【0082】そして、景品選択情報を受信したデータセ
ンタ60は、その景品選択情報に基づく処理依頼を飲料
・原料メーカ50へ配信するとともに(ステップS12
2)、そのマイレージ会員のマイレージポイント減算処
理を行う(ステップS123)。
【0083】また、自動販売機10が景品(商品)を贈
呈してその結果をデータセンタ60へ送信した場合も、
データセンタ60は、そのマイレージ会員のマイレージ
ポイント減算処理を行う(ステップS123)。
【0084】<商品表示変更動作>つぎに、自販機オペ
レータ40が自動販売機10の商品表示や価格表示を変
更する際の「商品表示変更動作」について、図13を参
照して説明する。
【0085】図13に示すように、自販機オペレータ4
0がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、
データセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステ
ップS131)、データセンタ60がそのユーザIDを
認証してデータ送信を促す(ステップS132)。
【0086】そこで、自販機オペレータ40が、対象と
なる自動販売機10を選択し、その自販機IDを入力し
てそれを送信する(ステップS133)。
【0087】すると、データセンタ60が、受信した自
販機IDに基づいて、サーバ61の商品画像情報ファイ
ル72を検索してその自動販売機10の商品表示情報お
よび設定価格を配信するとともに、売上ランキングファ
イル73を検索してその自動販売機10の売上ランキン
グを配信し(ステップS134)、自販機オペレータ4
0は、対象となる自動販売機10の商品表示情報、設定
価格および売上ランキングを受信してそれをクライアン
ト42に表示する(ステップS135)。
【0088】そして、自販機オペレータ40が、クライ
アント42の表示内容を見て自動配列を選択した場合は
(ステップS136のYES)、自販機オペレータ40
からデータセンタ60へ自動配列選択信号を送信し(ス
テップS137)、これを受けてサーバ61が、商品表
示の配列を売上ランキング順に自動的に並べ替えてそれ
を商品画像情報ファイル72に登録する(ステップS1
38)。
【0089】また、自販機オペレータ40が、自動配列
を選択しない場合は(ステップS136のNO)、商品
表示を手動調整するなら(ステップS139)、商品表
示を並べ替えてその情報を自販機オペレータ40からデ
ータセンタ60へ送信する(ステップS140)一方、
価格表示を手動調整するなら(ステップS139)、価
格表示を変更してその情報を自販機オペレータ40から
データセンタ60へ送信し(ステップS141)、これ
を受けてサーバ61が、並べ替え後の商品表示、変更後
の価格表示を商品画像情報ファイル72に登録する(ス
テップS142)。
【0090】そして、商品画像情報ファイル72に登録
された並べ替え後の商品表示、変更後の価格表示は、デ
ータセンタ60から自動販売機10へ配信され、自動販
売機10はこれを自販機表示装置13に表示する(ステ
ップS143)。
【0091】<商品表示一括変更動作>つぎに、自販機
オペレータ40または飲料・原料メーカ50が特定の自
動販売機群10…の商品表示や価格表示を一括して変更
する際の「商品表示一括変更動作」について、図14を
参照して説明する。
【0092】図14に示すように、自販機オペレータ4
0または飲料・原料メーカ50が、クライアント42ま
たはクライアント51を利用してユーザIDを入力し、
データセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステ
ップS151)、データセンタ60がそのユーザIDを
認証してデータ送信を促す(ステップS152)。
【0093】そこで、自販機オペレータ40または飲料
・原料メーカ50が、特定の自動販売機群10…を選定
し、それらの新しい商品表示、価格表示を入力して、そ
れらの自販機IDとともに送信する(ステップS15
3)。
【0094】すると、データセンタ60が、自販機ID
からその自動販売機群10…を特定し、それらの商品表
示、価格表示を一括変更して商品画像情報ファイル72
に登録する(ステップS154)。
【0095】そして、一括変更を実施するタイミングに
なると(ステップS155)、データセンタ60が、一
括変更後の商品表示、価格表示を配信し(ステップS1
56)、特定の自動販売機群10…は、商品表示、価格
表示を配信された内容に更新して自販機表示装置13に
表示する(ステップS157)。
【0096】<棚割・表示変更登録動作>つぎに、自販
機オペレータ40の巡回作業員が棚割または表示を変更
した際の「棚割・表示変更登録動作」について、図15
を参照して説明する。
【0097】図15に示すように、自販機オペレータ4
0の巡回作業員が、自動販売機10を操作して自販機I
Dを入力し、データセンタ60のサーバ61にアクセス
すると(ステップS161)、データセンタ60がその
自販機IDを認証してデータ送信を促す(ステップS1
62)。
【0098】そこで、自販機オペレータ40の巡回作業
員が、自動販売機10を操作して、変更した棚割情報ま
たは商品表示情報を入力してそれをデータセンタ60へ
送信する(ステップS163)。
【0099】すると、データセンタ60が、変更後の棚
割情報または商品表示情報を受信して、それをサーバ6
1の商品画像情報ファイル72に登録する(ステップS
164)。
【0100】<商品表示売上ランキング順変更動作>つ
ぎに、自動販売機10の商品表示を売上ランキング順に
自動変更する「商品表示売上ランキング順変更動作」に
ついて、図16を参照して説明する。
【0101】図16に示すように、データセンタ60
が、サーバ61の販売履歴・在庫推移ファイル65を参
照して、対象となる自動販売機10の販売履歴を参照し
(ステップS171)、その自動販売機10の売上ラン
キング順位を定期的にチェックする(ステップS17
2)。
【0102】売上ランキング順位に変更があった場合は
(ステップS173)、データセンタ60が、商品表示
を最新の売上ランキング順に自動的に並べ替えて商品画
像情報ファイル72に登録し(ステップS174)、並
べ替えた商品表示をその対象となる自動販売機10へ配
信する(ステップS175)。
【0103】それにより、対象となる自動販売機10
は、自販機表示装置13の商品表示を、並べ替え後の商
品表示に更新して表示する(ステップS176)。
【0104】<コンテンツ配信先・項目設定動作>つぎ
に、自販機オペレータ40が特定の自動販売機群10…
にオンラインで配信したいコンテンツを設定する際の
「コンテンツ配信先・項目設定動作」について、図17
を参照して説明する。
【0105】図17に示すように、自販機オペレータ4
0がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、
データセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステ
ップS181)、データセンタ60がそのユーザIDを
認証してデータ送信を促す(ステップS182)。
【0106】そこで、自販機オペレータ40が、コンテ
ンツの配信先となる特定の自動販売機群10…を選択
し、オンラインで配信するコンテンツの項目を設定し
て、それらの自販機IDとともに送信する(ステップS
183)。この場合のコンテンツとしては、例えば、ニ
ュースや天気予報のように、その情報内容が時々刻々変
化するものが適している。
【0107】すると、データセンタ60が、自販機ID
からその自動販売機群10…を特定し、コンテンツの項
目を受信してそれをサーバ61に設定・登録する(ステ
ップS184)。
【0108】<コンテンツ配信先・内容登録動作>つぎ
に、自販機オペレータ40が特定の自動販売機群10…
に一定期間利用したいコンテンツの内容を登録する際の
「コンテンツ配信先・内容登録動作」について、図18
を参照して説明する。
【0109】図18に示すように、自販機オペレータ4
0がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、
データセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステ
ップS191)、データセンタ60がそのユーザIDを
認証してデータ送信を促す(ステップS192)。
【0110】そこで、自販機オペレータ40が、コンテ
ンツの配信先となる特定の自動販売機群10…を選択
し、一定期間利用するコンテンツの内容を自販機IDと
ともに送信する(ステップS193)。この場合のコン
テンツとしては、例えば、商品画像、景品画像や、広
告、クイズ、アンケート、映画や音楽のプロモーション
ビデオのように、一定期間利用されたのち、新たなコン
テンツによって更新されるものが適している。
【0111】すると、データセンタ60が、自販機ID
からその自動販売機群10…を特定し、コンテンツの内
容を受信してそれをサーバ61に一括登録する(ステッ
プS194)。この登録されたコンテンツは、その後、
選択された特定の自動販売機群10…に配信されて、そ
の自動販売機群10…の画像・音声メモリに一定期間蓄
えられることとなる。
【0112】<コンテンツ配信動作>つぎに、データセ
ンタ60が、自販機オペレータ40により指定されたコ
ンテンツを指定された期日、時刻等の条件にしたがって
特定の自動販売機群10…に自動配信する際の「コンテ
ンツ配信動作」について、図19を参照して説明する。
【0113】図19に示すように、自販機オペレータ4
0により指定された期日、時刻等の条件が到来すると、
データセンタ60のサーバ61が、自販機オペレータ4
0により指定された特定の自動販売機群10…の自販機
IDを取得する(ステップS201)。
【0114】そして、オンライン配信の場合は(ステッ
プS202)、データセンタ60が、登録した項目のコ
ンテンツをオンラインで配信する(ステップS203)
一方、一括配信の場合は(ステップS202)、データ
センタ60が、登録したコンテンツの内容を一括配信す
る(ステップS204)。
【0115】すると、その自動販売機群10…が、オン
ラインで配信されたコンテンツについては自販機表示装
置13に逐次表示する(ステップS205)一方、一括
配信されたコンテンツについては、画像・音声メモリに
一定期間蓄えるとともに、その期間中継続して自販機表
示装置13に表示する(ステップS206)。
【0116】<コンテンツ利用動作>つぎに、消費者が
自動販売機10の自販機表示装置13に表示されたコン
テンツを利用する際の「コンテンツ利用動作」につい
て、図20を参照して説明する。
【0117】図20に示すように、消費者が自動販売機
10の商品を購入する際(ステップS211)、その商
品購入のタイミングで、自動販売機10が自販機表示装
置13にコンテンツを表示する(ステップS212)。
この場合のコンテンツは、例えばクイズであるとする。
【0118】すると、消費者は、商品購入と同時にその
クイズに回答することができる(ステップS213)。
【0119】消費者の回答が正解であるとき(ステップ
S214)、その自動販売機10がデータセンタ60と
オフラインになっている場合は、自動販売機10が抽選
を行い、当選した場合(ステップS215)、景品が選
択されればその消費者に景品(例えば商品)を贈呈し
(ステップS216)、また、現金が選択されればその
消費者に現金を返却する(ステップS217)。
【0120】一方、消費者が正解したとき、その自動販
売機10がデータセンタ60のサーバ61とオンライン
で繋がっている場合は、自動販売機10から回答情報を
自販機IDとともにデータセンタ60へ送信する(ステ
ップS221)。
【0121】データセンタ60が、回答情報を受信して
その回答が正解であることを確認すると抽選を行い(ス
テップS222)、当選した場合(ステップS22
3)、その正解者に景品、現金、マイレージの中からい
ずれか1つを選択するように促す(ステップS22
4)。
【0122】これに対し、正解者が景品を選択すれば
(ステップS225)、その正解者に景品(例えば商
品)を贈呈し(ステップS216)、また、現金を選択
すれれば(ステップS225)、その正解者に現金を返
却し(ステップS217)、さらに、マイレージを選択
した場合は(ステップS225)、その正解者に顧客情
報を入力することを促して自動販売機10がそれをデー
タセンタ60へ送信する(ステップS226)。
【0123】そして、データセンタ60が、その正解者
の顧客情報を受信して、その顧客がクイズに正解したこ
とを登録したうえ、あらかじめ決められたマイレージポ
イントの加算処理を行う(ステップS227)。
【0124】<苦情対応動作>つぎに、消費者が自動販
売機10で商品を購入したとき何らかの苦情がある際の
「苦情対応動作」について、図21を参照して説明す
る。
【0125】図21に示すように、消費者が自動販売機
10で商品を購入し、そのとき自動販売機10に設けら
れた苦情ボタンを操作すると(ステップS231)、自
動販売機10が、苦情対応要求を自販機IDとともにデ
ータセンタ60へ送信する(ステップS232)。
【0126】すると、データセンタ60が、自販機ID
を受信してそれを認証し、苦情対応要求を受信して登録
する(ステップS233)。
【0127】同時に、データセンタ60が、自販機ID
からその自動販売機10を管理している自販機オペレー
タ40を検索し、自販機オペレータ40が対応可能な営
業時間中であればその自販機オペレータ40へ、また、
自販機オペレータ40が営業時間外等で対応不可能な場
合はCTIセンタ82へ、その苦情対応要求を配信する
(ステップS234)。
【0128】苦情対応要求を受信した自販機オペレータ
40またはCTIセンタ82は、カメラ14、マイク1
5、スピーカ16を使った対話(コミュニケーション)
モードを開始させる対話起動信号を自動販売機10へ送
信し(ステップS235)、それにより、自動販売機1
0の前にいる消費者と、自販機オペレータ40またはC
TIセンタ82にいる担当者との間で、カメラ14、マ
イク15、スピーカ16を使い通信回線を利用した対話
(画像・音声情報の送受信)が行われる。
【0129】すなわち、自動販売機10から自販機オペ
レータ40またはCTIセンタ82へ、消費者の画像・
音声情報を自販機IDとともに送信する(ステップS2
36)一方、自販機オペレータ40またはCTIセンタ
82から自動販売機10へ、苦情対応の担当者の画像・
音声情報を送信する(ステップS237)。
【0130】そして、消費者が納得してその対話が終了
するまで(ステップS238)、消費者と担当者との間
の画像・音声情報の送受信が行われる。
【0131】<破壊防犯動作>つぎに、自動販売機10
が破壊を伴う犯罪に遭った際の「破壊防犯動作」につい
て、図22を参照して説明する。
【0132】図22に示すように、自動販売機10に設
けた衝撃センサ26が、設定レベル以上の衝撃が自動販
売機10に加えられたことを感知すると(ステップS2
41)、この衝撃センサ26の感知信号に基づいて、自
動販売機10が、所定のセキュリティ信号を自販機ID
とともにデータセンタ60へ送信する(ステップS24
2)。
【0133】すると、データセンタ60が、自販機ID
を受信してそれを認証するとともに、セキュリティ信号
を受信して登録する(ステップS243)。
【0134】同時に、データセンタ60が、自販機ID
からその自動販売機10を管理している自販機オペレー
タ40を検索し、警備会社80、自販機オペレータ40
等の関係者へそのセキュリティ信号を配信する(ステッ
プS244)。
【0135】セキュリティ信号を受信した警備会社8
0、自販機オペレータ40等の関係者は、カメラ14、
マイク15、スピーカ16を使った防犯モードを開始さ
せる防犯起動信号を自動販売機10へ送信し(ステップ
S245)、それにより、自動販売機10が、そのとき
の状況をリアルタイムで表わす画像・音声情報を、自販
機IDとともに警備会社80、自販機オペレータ40等
の関係者へ送信する(ステップS246)。
【0136】そのため、警備会社80、自販機オペレー
タ40等の関係者は、そのときの状況をリアルタイムで
表わす画像・音声情報を自販機IDとともに受信するこ
とで、その状況を監視・記録することができる(ステッ
プS247)。
【0137】<開錠防犯動作>つぎに、鍵を紛失または
盗まれた自動販売機10が錠の付け替え等の対処が完了
するまでに錠を開ける犯罪に遭った際等の「開錠防犯動
作」について、図23を参照して説明する。
【0138】図23に示すように、自動販売機10に設
けた開扉センサ27が、その自動販売機10は鍵を紛失
または盗まれたため錠の付け替え等の対処が実行される
のを待っているにもかかわらず、扉が開けられたことを
感知すると(ステップS251)、この開扉センサ27
の開扉感知信号に基づいて、自動販売機10が、所定の
セキュリティ信号を自販機IDとともにデータセンタ6
0へ送信する(ステップS252)。
【0139】すると、データセンタ60が、自販機ID
を受信してそれを認証するとともに、セキュリティ信号
を受信して登録する(ステップS253)。
【0140】同時に、データセンタ60が、自販機ID
からその自動販売機10を管理している自販機オペレー
タ40を検索し、警備会社80、自販機オペレータ40
等の関係者へそのセキュリティ信号を配信する(ステッ
プS254)。
【0141】セキュリティ信号を受信した警備会社8
0、自販機オペレータ40等の関係者は、カメラ14、
マイク15、スピーカ16を使った防犯モードを開始さ
せる防犯起動信号を自動販売機10へ送信し(ステップ
S255)、それにより、自動販売機10が、そのとき
の状況をリアルタイムで表わす画像・音声情報を、自販
機IDとともに警備会社80、自販機オペレータ40等
の関係者へ送信する(ステップS256)。
【0142】そのため、警備会社80、自販機オペレー
タ40等の関係者は、そのときの状況をリアルタイムで
表わす画像・音声情報を自販機IDとともに受信するこ
とで、その状況を観察・記録することができる(ステッ
プS257)。
【0143】<故障配信動作>つぎに、自動販売機10
に故障が発生した際の「故障配信動作」について、図2
4を参照して説明する。
【0144】図24に示すように、自動販売機10のコ
ントローラ25に設けたプログラムが、自動販売機10
に故障が発生したことを発見すると(ステップS26
1)、自動販売機10が、所定の故障情報を自販機ID
とともにデータセンタ60へ送信する(ステップS26
2)。
【0145】すると、データセンタ60が、自販機ID
を受信してそれを認証するとともに、故障情報を受信し
てそれをサーバ61に登録する(ステップS263)。
【0146】同時に、データセンタ60が、自販機ID
からその自動販売機10を管理している自販機オペレー
タ40を検索し、その自販機オペレータ40へ故障情報
を自販機IDとともに配信する(ステップS264)。
【0147】そして、自販機オペレータ40が、その故
障情報を自販機IDとともに受信する(ステップS26
5)。
【0148】<故障対応参照動作>つぎに、個別の自動
販売機10または特定機種による故障の内容やその対応
を参照する際の「故障対応参照動作」について、図25
を参照して説明する。
【0149】図25に示すように、自販機オペレータ4
0がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、
データセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステ
ップS271)、データセンタ60がそのユーザIDを
認証してデータ送信を促す(ステップS272)。
【0150】そこで、自販機オペレータ40が、故障の
内容やその対応を参照したい個別の自動販売機10また
は特定機種を選択してそれを送信する(ステップS27
3)。
【0151】すると、データセンタ60が、個別の自動
販売機10または特定機種を受信し、対応する故障履歴
ファイル66を検索してその故障履歴、対応履歴を配信
する(ステップS274)。
【0152】これを受けて、自販機オペレータ40が、
データセンタ60から配信された個別の自動販売機10
または特定機種の故障履歴、対応履歴を表示する(ステ
ップS275)。
【0153】そして、この表示を見て故障の内容やその
対応を更新する場合は(ステップS276)、自販機オ
ペレータ40が、個別の自動販売機10または特定機種
の故障履歴、対応履歴を更新することができる(ステッ
プS277)。
【0154】<故障対応ガイダンス動作>つぎに、自販
機オペレータ40からの故障の状況に応じて対応ガイダ
ンス等を行う際の「故障対応ガイダンス動作」につい
て、図26を参照して説明する。
【0155】図26に示すように、自販機オペレータ4
0がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、
データセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステ
ップS281)、データセンタ60がそのユーザIDを
認証してデータ送信を促す(ステップS282)。
【0156】そこで、自販機オペレータ40が、自動販
売機10の故障の状況を示すキーワードを入力してそれ
を自販機IDとともに送信する(ステップS283)。
【0157】すると、データセンタ60が、故障状況キ
ーワードを受信してそのキーワードにより知識データベ
ースを検索し、その状況や症状から想定される故障の対
処に必要な対応方法のガイダンス、交換部品、作業内容
指示等を自販機オペレータ40へ配信する(ステップS
284)。
【0158】自販機オペレータ40は、データセンタ6
0から配信された対応ガイダンスをクライアント42に
表示し(ステップS285)、また、部品交換が必要な
場合は(ステップS286)、交換部品をクライアント
42に表示し(ステップS287)、さらに、作業内容
を指示するためにクライアント42に表示する(ステッ
プS288)。
【0159】<故障対応指示動作>つぎに、自販機オペ
レータ40の巡回作業員からの故障の状況に応じて必要
な対応を指示する際の「故障対応指示動作」について、
図27を参照して説明する。
【0160】図27に示すように、自販機オペレータ4
0の巡回作業員が、自動販売機10または巡回ナビゲー
ション46を操作してユーザIDを入力し、データセン
タ60のサーバ61にアクセスすると(ステップS29
1)、データセンタ60がそのユーザIDを認証してデ
ータ送信を促す(ステップS292)。
【0161】そこで、自販機オペレータ40の巡回作業
員が、自動販売機10の故障の状況を示すキーワードを
入力してそれを自販機IDとともに送信する(ステップ
S293)。
【0162】すると、データセンタ60が、自販機ID
を受信してそれを認証するとともに、故障状況キーワー
ドを受信してそのキーワードにより知識データベースを
検索し、その状況や症状から想定される故障の対処に必
要な対応方法のガイダンス、交換部品、作業内容等を自
動販売機10または巡回ナビゲーション46へ配信する
(ステップS294)。
【0163】自動販売機10または巡回ナビゲーション
46は、データセンタ60から配信された対応ガイダン
スを表示し(ステップS295)、また、部品交換が必
要な場合は(ステップS296)、交換必要部品を表示
し(ステップS297)、さらに、作業内容を指示する
ために表示する(ステップS298)。
【0164】<部品手配動作>つぎに、自販機オペレー
タ40が部品の在庫照会または発注をする際の「部品手
配動作」について、図28を参照して説明する。
【0165】図28に示すように、自販機オペレータ4
0がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、
データセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステ
ップS301)、データセンタ60がそのユーザIDを
認証してデータ送信を促す(ステップS302)。
【0166】そこで、自販機オペレータ40が、必要な
部品の名称、形式、コード等を特定するため、検索エン
ジンを用いて部品コードを検索する(ステップS30
3)。
【0167】そして、必要な部品が特定されたら、自販
機オペレータ40が、特定した部品の在庫照会または発
注を入力してそれを送信する(ステップS304)。
【0168】すると、データセンタ60が、部品の在庫
照会または発注を受信してその部品の在庫情報を検索し
(ステップS305)、在庫がある場合は(ステップS
306のYES)、データセンタ60が、在庫引当処理
を行なって(ステップS307)、在庫情報を更新する
(ステップS308)一方、在庫がない場合は(ステッ
プS306のNO)、データセンタ60が、部品手配依
頼を自販機メーカ(部品サプライヤを含む)55へ配信
する(ステップS309)。
【0169】<定期メンテナンス動作>つぎに、定期的
なメンテナンスの時期および内容を自動的に提示する
「定期メンテナンス動作」について、図29を参照して
説明する。
【0170】図29に示すように、データセンタ60
が、まず、定期メンテナンスの時期にあたる自動販売機
10の自販機IDを取得し(ステップS311)、つぎ
に、その自動販売機10のメンテナンスの基本情報(メ
ンテナンス周期、実施履歴等)を取得し(ステップS3
12)、この基本情報に基づいて、その自動販売機10
の交換部品、時期、作業内容を含むメンテナンス計画を
作成する(ステップS313)。
【0171】この自動販売機10のメンテナンス計画の
作成にともなって、部品の発注が必要な場合は(ステッ
プS314)、データセンタ60が、必要な発注部品の
手配依頼を自販機メーカ(部品サプライヤを含む)55
へ配信する(ステップS315)。
【0172】そして、データセンタ60が、メンテナン
ス計画を作成した自動販売機10とそのメンテナンスの
内容をリストにして、その自動販売機10を管理してい
る自販機オペレータ40へ配信する(ステップS31
6)。
【0173】<メンテナンス実績登録動作>最後に、自
販機オペレータ40が各自動販売機10に対して実施し
たメンテナンスの内容を登録する「メンテナンス実績登
録動作」について、図30を参照して説明する。
【0174】図30に示すように、自販機オペレータ4
0がクライアント42を利用してユーザIDを入力し、
データセンタ60のサーバ61にアクセスすると(ステ
ップS321)、データセンタ60がそのユーザIDを
認証してデータ送信を促す(ステップS322)。
【0175】そこで、自販機オペレータ40が、メンテ
ナンスを実施した自動販売機10の自販機IDととも
に、実施したメンテナンスの内容を入力してそれをデー
タセンタ60へ送信する(ステップS323)。
【0176】すると、データセンタ60が、メンテナン
スを実施した自動販売機10の自販機IDおよびメンテ
ナンスの内容を受信して、それをサーバ61に登録する
(ステップS324)。
【0177】
【発明の効果】この発明は以上のように、多数の自動販
売機に通信機能をもたせてデータセンタとネットワーク
で結び、各自動販売機で取得したデータをネットワーク
を介してデータセンタに収集する一方、データセンタか
らネットワークを介して各自動販売機に運用データを配
信することで、前記多数の自動販売機をデータセンタの
下で統合して運用するように構成したので、自販機オペ
レータの巡回作業員による巡回中でなくても、必要に応
じて個々の自動販売機の状況を把握することができ、そ
のため、販売機会損失を最少限に抑制することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機ネットワークシステムの一実施の形
態を示す概念図である。
【図2】自動販売機の運用システムの一実施の形態を示
すブロック図である。
【図3】基本情報登録動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】基本情報・棚割参照動作を示すフローチャート
である。
【図5】棚割情報配信動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】棚割情報オフライン表示動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】棚割情報オンライン表示動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】販売実績登録動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】巡回計画動作を示すフローチャートである。
【図10】巡回ナビゲーション動作を示すフローチャー
トである。
【図11】マイレージ会員登録動作を示すフローチャー
トである。
【図12】マイレージ会員商品購入動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】商品表示変更動作を示すフローチャートであ
る。
【図14】商品表示一括変更動作を示すフローチャート
である。
【図15】棚割・表示変更登録動作を示すフローチャー
トである。
【図16】商品表示売上ランキング順変更動作を示すフ
ローチャートである。
【図17】コンテンツオンライン配信先・項目設定動作
を示すフローチャートである。
【図18】コンテンツ一括配信先・内容登録動作を示す
フローチャートである。
【図19】コンテンツ配信動作を示すフローチャートで
ある。
【図20】コンテンツ利用動作を示すフローチャートで
ある。
【図21】苦情対応動作を示すフローチャートである。
【図22】破壊防犯動作を示すフローチャートである。
【図23】開錠防犯動作を示すフローチャートである。
【図24】故障配信動作を示すフローチャートである。
【図25】故障対応参照動作を示すフローチャートであ
る。
【図26】故障対応ガイダンス動作を示すフローチャー
トである。
【図27】故障対応指示動作を示すフローチャートであ
る。
【図28】部品手配動作を示すフローチャートである。
【図29】定期メンテナンス動作を示すフローチャート
である。
【図30】メンテナンス実績登録動作を示すフローチャ
ートである。
【図31】自動販売機の一例を示す正面図である。
【符号の説明】 1 自動販売機ネットワークシステム 2 自動販売機の運用システム 10 自動販売機 11 通信モデム 12 表示制御プログラム 13 自販機表示装置 14 カメラ 15 マイク 16 スピーカ 20 自販機メモリ 21 販売・稼動実績ファイル 22 データ転送制御プログラム 23 カードリーダ 25 コントローラ 26 衝撃センサ 27 開扉センサ 30 ネットワーク 40 自販機オペレータ 42 クライアント 44 巡回車両 46 巡回ナビゲーション 50 飲料・原料メーカ 51 クライアント 55 自販機メーカ(部品サプライヤを含む) 56 クライアント 60 データセンタ 61 サーバ 62 メインプログラム 64 自販機ファイル 65 販売履歴・在庫推移ファイル 66 故障履歴ファイル 67 障害対策ファイル 68 在庫部品ファイル 69 電子マップファイル 70 制御部 71 顧客情報ファイル 72 商品画像情報ファイル 73 売上ランキングファイル 74 景品情報ファイル 75 マイレージファイル 76 ゲームコンテンツファイル 77 地域天気予報ファイル 80 警備会社 81 クライアント 82 CTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグ
レーション)センタ 83 クライアント 84 自販機設置会社 85 クライアント 86 共同物流センタ 88 広告代理店 90 コンテンツ配信会社 91 ゲームコンテンツ 92 電子決済機関 93 顧客口座情報 94 気象台 95 地域天気予報情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 320 G06F 17/60 320 326 326 (72)発明者 矢野 裕史 大分県別府市秋葉町7番24号 (72)発明者 芝尾 芳昭 千葉県流山市加1丁目5番1号 Fターム(参考) 3E044 AA01 CB01 DE01 DE02 5B049 BB07 BB11 CC02 CC05 CC09 CC27 DD01 DD04 EE01 EE23 EE56 FF03 FF04 GG04 GG07 GG09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを用いて自動販売機を運用
    する方法であって、 多数の自動販売機に通信機能をもたせてデータセンタと
    ネットワークで結び、 各自動販売機で取得したデータをネットワークを介して
    データセンタに収集する一方、 データセンタからネットワークを介して各自動販売機に
    運用データを配信することで、 前記多数の自動販売機をデータセンタの下で統合して運
    用する、ことを特徴とする自動販売機の運用方法。
  2. 【請求項2】 ネットワークを用いて自動販売機を運用
    する方法であって、 自販機オペレータが管理する多数の自動販売機に通信機
    能をもたせて、これらの自動販売機、自販機オペレータ
    およびデータセンタをネットワークで結び、 各自動販売機および/または自販機オペレータで取得し
    たデータをネットワークを介してデータセンタに収集す
    る一方、 データセンタからネットワークを介して各自動販売機お
    よび/または自販機オペレータに運用データを配信する
    ことで、 自販機オペレータが管理するすべての自動販売機をデー
    タセンタの下で統合して運用する、ことを特徴とする自
    動販売機の運用方法。
  3. 【請求項3】 前記データセンタには飲料・原料メーカ
    がネットワークで結ばれ、データセンタが自動販売機を
    統合して運用するための前記運用データを飲料・原料メ
    ーカも共有することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の自動販売機の運用方法。
  4. 【請求項4】 前記データセンタには自販機メーカがネ
    ットワークで結ばれ、データセンタが自動販売機を統合
    して運用するための前記運用データを自販機メーカも共
    有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    自動販売機の運用方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークを用いて自動販売機を運用
    するシステムであって、 通信機能を有する多数の自動販売機とデータセンタとを
    ネットワークで結び、 前記データセンタに、前記各自動販売機で取得し、ネッ
    トワークを介して収集したデータを保存するサーバを設
    け、 前記サーバからネットワークを介して前記各自動販売機
    に運用データを配信することで、前記多数の自動販売機
    を前記データセンタの下で統合して運用するように構成
    した、ことを特徴とする自動販売機の運用システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを用いて自動販売機を運用
    するシステムであって、 自販機オペレータが管理する多数の自動販売機に通信機
    能をもたせて、これらの自動販売機、自販機オペレータ
    およびデータセンタをネットワークで結び、 前記データセンタに、前記各自動販売機および/または
    前記自販機オペレータで取得し、ネットワークを介して
    収集したデータを保存するサーバを設け、 前記サーバからネットワークを介して前記各自動販売機
    および/または前記自販機オペレータに運用データを配
    信することで、前記自販機オペレータが管理するすべて
    の自動販売機を前記データセンタの下で統合して運用す
    るように構成した、ことを特徴とする自動販売機の運用
    システム。
  7. 【請求項7】 前記データセンタには飲料・原料メーカ
    がネットワークで結ばれ、前記データセンタが自動販売
    機を統合して運用するための前記運用データを前記飲料
    ・原料メーカも共有することを特徴とする請求項5また
    は請求項6記載の自動販売機の運用システム。
  8. 【請求項8】 前記データセンタには自販機メーカがネ
    ットワークで結ばれ、前記データセンタが自動販売機を
    統合して運用するための前記運用データを前記自販機メ
    ーカも共有することを特徴とする請求項5または請求項
    6記載の自動販売機の運用システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048243A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Saxa Inc 携帯無線端末装置を用いた決済システム
JP2006059029A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Saxa Inc ポイント管理システム
JP2011525265A (ja) * 2008-02-21 2011-09-15 ザ・コカ−コーラ・カンパニー 自動販売機販売ネットワークデータ管理を提供するためのシステムおよび方法
KR102121694B1 (ko) * 2019-07-26 2020-06-10 김대식 쇼케이스 운영 시스템

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