JPH11231490A - 自動現像処理装置 - Google Patents

自動現像処理装置

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JPH11231490A
JPH11231490A JP10028975A JP2897598A JPH11231490A JP H11231490 A JPH11231490 A JP H11231490A JP 10028975 A JP10028975 A JP 10028975A JP 2897598 A JP2897598 A JP 2897598A JP H11231490 A JPH11231490 A JP H11231490A
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JP
Japan
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shaft
rollers
processing
liquid
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP10028975A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Nishimoto
陽二 西本
Yasuto Kimura
康人 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to EP99102475A priority patent/EP0936501B1/en
Priority to DE69928976T priority patent/DE69928976T2/de
Priority to US09/244,571 priority patent/US6106168A/en
Publication of JPH11231490A publication Critical patent/JPH11231490A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/08Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
    • G03D3/13Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
    • G03D3/132Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed by roller assembly

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液面よりも上方に位置する歯車等へ処理液1
が伝搬するのを防止してフィルムの搬送を良好に行う。
処理液1の酸化、液量の減少を抑制する。 【解決手段】 処理液1の液面Lに対して垂直方向に回
転軸を有する円柱形状のシャフト21を上記液面Lを横
切るように設け、このシャフト21を介して液面Lの上
方から下方への駆動力の伝達を行う。シャフト21は、
液面Lに垂直方向の上記回転軸を中心に回転するので、
シャフト21と接触する処理液1は、所定の高さ位置で
シャフト21と接触したままとなり、シャフト21を上
方に伝って液面Lよりも上方に位置する傘歯車23・1
5等に伝搬することがない。また、シャフト21の回転
が、上記回転軸を中心とした回転となるので、シャフト
21の回転によって液面L付近の処理液1が上方へ掻き
上げられることがなく、処理液1と空気との反応、混合
が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフィルムな
どの写真感光材料に対する現像処理用の処理液を収容す
る処理槽に、フィルム搬送ローラを備えたフィルム搬送
ユニットを沈め、フィルムを処理液に浸すことにより現
像処理を行う自動現像処理装置に関し、特に、処理槽外
部から処理槽内の液面を介してフィルム搬送ローラに回
転駆動力を伝達する自動現像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から提案されている自動現像処理装
置は、例えば図4に示すように、内部に現像液、漂白
液、定着液等の薬液である処理液51を収容する処理槽
52を複数有している。そして、フィルムなどの写真感
光材料を搬送するための複数の搬送ローラを有する搬送
ユニット(以下、ラックと称する)53を各処理槽52
内に沈め、各処理槽52内部でフィルムを搬送しながら
フィルムを各処理液51に浸すことにより、フィルムに
対して現像処理を行うようになっている。各処理槽52
の通過によって現像処理されたフィルムは、その後、図
示しない乾燥部に搬送されて乾燥され、装置外部に排出
される。
【0003】ここで、ラック53が備える上述した複数
の搬送ローラは、一対の導入ローラ54a・54b、大
径ローラ55a・55b・55c…、第1小径ローラ5
6a・56b・56c…、第2小径ローラ57a・57
b・57c…、および、反転ローラ(図示せず)で構成
されている。これら各ローラは、各々の回転軸が全てフ
ィルムの幅方向に沿うように設けられている。また、反
転ローラは、どのローラとも当接せずにラック53の下
端部に設けられており、反転ローラの周面の案内によ
り、搬送されたフィルムの搬送方向が反転するようにな
っている。
【0004】導入ローラ54a・54bは、処理槽52
内にフィルムを導入するためのものであり、ラック53
のフィルム導入口近傍に互いに対向するように配置され
ている。
【0005】大径ローラ55aは、ラック53が処理槽
52内部にセットされた際に、その周面の一部が処理槽
52内の処理液51の液面Lを横切るように、ラック5
3内部上方に設けられている。そして、大径ローラ55
b・55c…は、各大径ローラ間(大径ローラ55a・
55b間を含む)が略等間隔となるように、大径ローラ
55aから鉛直下方にこの順で設けられており、完全に
処理液51中に浸されるようになっている。
【0006】第1小径ローラ56a・56b・56c…
は、一対の導入ローラ54a・54bによって導かれた
フィルムを挟持し、互いの回転によって搬送できるよう
に大径ローラ55a・55b・55c…と対向するよう
にそれぞれ設けられている。
【0007】第2小径ローラ57a・57b・57c…
は、上記の反転ローラによって搬送方向が反転されたフ
ィルムを挟持し、互いの回転によって搬送できるよう
に、同じく大径ローラ55a・55b・55c…と、第
1小径ローラ56a・56b・56c…とは反対側で対
向するようにそれぞれ設けられている。
【0008】次に、これらの搬送ローラに付与される回
転駆動力は、処理槽52外部の駆動源(図示せず)から
処理槽52に設けられたギアおよび平歯車を介して伝達
されるようになっている。以下、各搬送ローラが回転す
る原理について説明する。
【0009】図4で示した大径ローラ55a・55b・
55c…、第1小径ローラ56a・56b・56c…、
第2小径ローラ57a・57b・57c…は、図5に示
すように、第1平歯車65a・65b・65c…、第2
平歯車66a・66b・66c…、第3平歯車67a・
67b・67c…と回転軸を同一としてそれぞれ接続さ
れている。そして、第1平歯車65a・65b・65c
…と第2平歯車66a・66b・66c…、第1平歯車
65a・65b・65c…と第3平歯車67a・67b
・67c…とは、互いに歯合するようにそれぞれ設けら
れている。
【0010】このとき、大径ローラ55aと一体的に設
けられる第1平歯車65aは、大径ローラ55aと同様
に、ラック53が処理槽52内部にセットされた際に、
その周面の凹凸部の一部が処理槽52内の処理液51の
液面Lを横切るように設けられる。また、反転ローラ
は、ラック53において一番下部に位置する第1平歯車
と回転軸を同一として接続されている。
【0011】また、第1平歯車65a・65bの間、第
1平歯車65b・65cの間、…には第4平歯車68a
・68b・68c…が両者に歯合するように設けられて
いる。そして、ラック53において一番上部に位置する
第1平歯車65aは、駆動源からの駆動力が伝達される
ギア69と同軸で設けられる第5平歯車70と、第4平
歯車68aとの歯合部とは反対側で歯合するようになっ
ている。
【0012】なお、導入ローラ54a・54b(図4参
照)と同軸に設けられる平歯車については図示はしてい
ない。しかし、駆動源からの回転駆動力は、導入ローラ
54a・54bの各々の回転が、大径ローラ55aと第
1小径ローラ56aとの間にフィルムを導くことができ
る回転となるように、例えば第5平歯車70を少なくと
も介して導入ローラ54a・54bに伝達されるように
なっている。
【0013】上記の構成により、駆動源からの回転駆動
力が付与されることにより、ギア69および第5平歯車
70が同時に例えば同図中E方向に回転すると、第5平
歯車70と歯合した第1平歯車65aがそれとは逆のF
方向に回転し、これに伴って、第1平歯車65aと歯合
する第2平歯車66a、第3平歯車67a、第4平歯車
68aがE方向に回転する。また、第4平歯車68aの
E方向の回転により、第4平歯車68aと歯合する第1
平歯車65bがF方向に回転し、これに伴って、第1平
歯車65bと歯合する第2平歯車66b、第3平歯車6
7b、第4平歯車68bがE方向に回転する。
【0014】以下、このようにして、第1平歯車65a
・65b・65c…が全てF方向に回転することによ
り、第1平歯車65a・65b・65c…と同軸で設け
られた大径ローラ55a・55b・55c…が全てF方
向に回転する。一方、第2平歯車66a・66b・66
c…および第3平歯車67a・67b・67c…が全て
E方向に回転することにより、第1小径ローラ56a・
56b・56c…および第2小径ローラ57a・57b
・57c…が全てE方向に回転する。
【0015】したがって、図4において、フィルム導入
口(図示せず)および導入ローラ54a・54bの間を
通過したフィルムは、大径ローラ55a・55b・55
c…と第1小径ローラ56a・56b・56c…との回
転により、大径ローラ55aと第1小径ローラ56aと
の間、大径ローラ55bと第1小径ローラ56bとの
間、…を順に通って下方に搬送される。そして、上記フ
ィルムは、反転ローラによって搬送方向が反転された
後、今度は、大径ローラ55a・55b・55c…と第
2小径ローラ57a・57b・57c…との回転によ
り、大径ローラ55aと第2小径ローラ57aとの間、
大径ローラ55bと第2小径ローラ57bとの間、…を
逆に下から上向きに通って搬送される。その後、上記フ
ィルムは、大径ローラ55aと第2小径ローラ57aと
の間を介して次の処理槽52に搬送される。つまり、上
記フィルムは、図中の矢印Pで示したフィルム搬送経路
を通る。
【0016】また、図6は、図4中のA−A線での矢視
断面図を示しているが、同図に示すように、ラック53
内部のフィルム搬送路に対応する位置には、スリット状
の吐出口58…が設けられており、処理液51はこの吐
出口58…を介して処理槽52内に導入されるようにな
っている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、処理液51の液面Lと平行な方向に回転軸を
有する第1平歯車65aの周面の凹凸部の一部が処理槽
52内の処理液51の液面Lを横切るように設けられて
いるので、第1平歯車65aの回転時には、第1平歯車
65aの歯の部分(凸部)でもって処理液51が掻き上
げられ、上記処理液51が、そのまま上記歯の部分に
付着するか、あるいは、掻き上げられた後に落下し、
処理槽52内の処理液51と混ざる。
【0018】ここで、上記の場合、第1平歯車65a
と歯合する第2平歯車66a、第3平歯車67a、第5
平歯車70にも、掻き上げられた処理液51が伝搬し、
そのうち各平歯車の周面で血漿する。その結果、駆動源
からの動力伝達に負荷がかかると共に動力伝達が良好に
行われなくなり、フィルムの搬送に支障を来すという問
題が生ずる。
【0019】一方、上記の場合、掻き上げによって処
理液51が頻繁に空気と触れるので、処理液51の酸化
が促進されて処理液51としての機能が低下すると共
に、処理液51の蒸発量が増し、仕様によって元から決
まっている処理液51の液量が減る。その結果、仕様に
応じた良好な現像処理を行うことができないという問題
が生ずる。
【0020】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、各搬送ローラへの動力伝
達を処理液の液面を掻き上げることなく行い、これによ
って、処理液の他の部材への伝搬を防止してフィルムの
搬送を良好に行うことができると共に、処理液の酸化、
液量の減少を抑制して処理液の仕様に応じた現像処理を
確実に行うことができる自動現像処理装置を提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る自
動現像処理装置は、上記の課題を解決するために、写真
感光材料に対する現像処理用の処理液を収容する処理槽
と、写真感光材料を搬送する複数の搬送ローラを有する
搬送ユニットとを備え、当該搬送ユニットを処理槽内に
沈めて写真感光材料を処理液に浸すことにより、写真感
光材料に対して現像処理を行う自動現像処理装置におい
て、処理槽外部から処理槽内の液面を介して上記各搬送
ローラに駆動力を伝達する動力伝達手段を備え、上記動
力伝達手段は、液面に対して垂直方向に回転軸を有する
軸状伝達部を一部に有し、上記軸状伝達部は上記液面を
横切るように配置される一方、上記軸状伝達部以外の部
位は、上記液面を横切らないように配置されていること
を特徴としている。
【0022】上記の構成によれば、処理槽内に沈められ
る搬送ユニットの各搬送ローラには、動力伝達手段によ
って処理槽外部から付与される駆動力が伝達され、これ
によって、各搬送ローラが駆動し、写真感光材料が処理
液内を搬送される。
【0023】上記動力伝達手段は、液面に対して垂直方
向に回転軸を有し、液面を横切るように配置される軸状
伝達部と、上記液面を横切らないように配置される軸状
伝達部以外の部位とからなり、上記軸状伝達部を介して
液面の上方から下方への駆動力の伝達が行われる。つま
り、上記構成では、処理液の液面と接触するのは軸状伝
達部のみであり、軸状伝達部以外の部位は、上記液面と
は接触しない。
【0024】ここで、上記軸状伝達部は、上記液面に垂
直方向に設けられる回転軸を中心に回転するので、上記
軸状伝達部に接触する処理液は、所定の高さ位置で軸状
伝達部に接触したままであり、軸状伝達部の回転によっ
て軸状伝達部を上方に伝って液面よりも上方に位置する
動力伝達手段に伝搬することはない。これにより、従来
のように、伝搬した処理液の血漿によって動力伝達手段
の駆動が妨げられることもない。したがって、上記構成
によれば、処理槽外部からの駆動力を処理液の液面を介
して各搬送ローラに伝達するに際し、余分な負荷を生じ
させることなく動力伝達をスムーズに行うことができ、
その結果、フィルムの搬送を良好に行うことができる。
【0025】また、上記軸状伝達部は、上記液面に垂直
方向に設けられる回転軸を中心に回転するので、軸状伝
達部の回転時に、従来のように液面付近の処理液を上方
へ掻き上げることがない。これにより、処理液と空気と
が反応する度合いが従来よりも確実に抑えられ、その結
果、処理液の酸化および蒸発が大幅に抑制される。した
がって、上記構成によれば、処理液の機能低下、液量減
少を確実に抑制することができ、その結果、処理液の仕
様に応じた良好な現像処理を行うことができる。
【0026】請求項2の発明に係る自動現像処理装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成にお
いて、上記軸状伝達部は、円柱形状で構成されているこ
とを特徴としている。
【0027】上記の構成によれば、軸状伝達部を円柱形
状で構成することにより、軸状伝達部の静止時と回転時
とで、処理液の液面における軸状伝達部の断面形状が変
化しないため、軸状伝達部をその他の例えば四角柱形状
で構成する場合に比べ、液面の波打ちが起こりにくく、
その結果、軸状伝達部の回転によって処理液が空気と混
ざることがほとんどない。したがって、軸状伝達部を円
柱形状で構成した場合、その他の形状で構成する場合に
比べ、処理液の酸化および蒸発が進行するのを大幅に遅
らせることができ、その結果、品質の低下をより回避し
ながら処理液をより長期間使用することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0029】本発明の自動現像処理装置は、図2に示す
ように、フィルムなどの写真感光材料に対する現像処理
用の処理液1を収容する処理槽2と、フィルムを搬送す
る複数の搬送ローラを有するラック3(搬送ユニット)
とを備えている。そして、ラック3を処理槽2内に沈め
てフィルムを処理液1に浸すことにより、フィルムに対
して現像処理が行われる。
【0030】ラック3は、図1に示すように、APS
(Advanced Photo System )対応の幅24mmのフィル
ムを搬送するための第1搬送路W1と、いわゆる135
タイプである幅35mmのフィルムを搬送するための第
2搬送路W2とを有していると共に、各搬送路ごとに上
記の搬送ローラを複数有している。第1搬送路W1およ
び第2搬送路W2は並走するように形成されており、フ
ィルム幅の異なる2種類のフィルムを一度に搬送して現
像処理を行うことができる構造となっている。以下、各
搬送路ごとに設けられた各搬送ローラについて説明す
る。
【0031】ラック3は、図1に示す第1搬送路W1に
対応する搬送ローラとして、図2に示すように、大径ロ
ーラ4a・4b・4c・4d…、第1小径ローラ5a・
5b・5c・5d…、および、第2小径ローラ6a・6
b・6c・6d…を有していると共に、図示しない一対
の導入ローラおよび反転ローラを有している。これら各
ローラは、各々の回転軸が全てフィルムの幅方向に沿う
ように設けられていると共に、処理液1の液面Lに対し
て平行となるように設けられている。
【0032】一対の導入ローラは、処理槽2内にフィル
ムを導入するためのものであり、ラック3の図示しない
フィルム導入口近傍に互いに対向するように配置されて
いる。一方、反転ローラは、どのローラとも当接せずに
ラック3の下端部に設けられており、反転ローラの周面
の案内により、搬送されたフィルムの搬送方向が反転す
るようになっている。
【0033】大径ローラ4aは、ラック3が処理槽2内
にセットされても、回転によりその周面が処理槽2内の
処理液1の液面Lと接触しないように、ラック3内部上
方に設けられている。また、大径ローラ4b・4c・4
d…は、各大径ローラ間(但し、大径ローラ4a・4b
間を除く)が略等間隔となるように、大径ローラ4aか
ら鉛直下方にこの順で設けられており、完全に処理液1
中に浸されるようになっている。
【0034】第1小径ローラ5a・5b・5c・5d…
は、上記一対の導入ローラによって導かれたフィルムを
挟持し、互いの回転によって搬送できるように大径ロー
ラ4a・4b・4c・4d…と対向するようにそれぞれ
設けられている。
【0035】第2小径ローラ6a・6b・6c・6d…
は、上記の反転ローラによって搬送方向が反転されたフ
ィルムを挟持し、互いの回転によって搬送できるよう
に、同じく大径ローラ4a・4b・4c・4d…と、第
1小径ローラ5a・5b・5c・5d…とは反対側で対
向するようにそれぞれ設けられている。なお、これら各
ローラが回転する原理については後述する。
【0036】また、ラック3は、図1に示す第2搬送路
W2に対応する搬送ローラとして、図2に示すように、
大径ローラ7a・7b・7c・7d…、第1小径ローラ
8a・8b・8c・8d…、および、第2小径ローラ9
a・9b・9c・9d…を有していると共に、図示しな
い一対の導入ローラおよび、反転ローラを有している。
大径ローラ7a・7b・7c・7d…と大径ローラ4a
・4b・4c・4d…とは、同一の回転軸30a・30
b・30c・30d…(図1参照)を有している。ま
た、第1小径ローラ8a…は第1小径ローラ5a…と、
第2小径ローラ9a…は第2小径ローラ6a…と、それ
ぞれ回転軸を同軸として設けられている。また、第2搬
送路W2に設けられた上記一対の導入ローラおよび上記
反転ローラについても、第1搬送路W1に設けられた一
対の導入ローラおよび反転ローラとそれぞれ同軸で設け
られている。
【0037】それゆえ、大径ローラ7a…と第1小径ロ
ーラ8a…とは、一対の導入ローラによって導かれたフ
ィルムを挟持し、互いの回転によって搬送できるように
互いに対向して配置されると共に、大径ローラ7a…と
第2小径ローラ9a…とは、反転ローラによって搬送方
向が反転されたフィルムを挟持し、互いの回転によって
搬送できるように、第1小径ローラ8a・8b・8c・
8d…とは反対側で互いに対向して配置される。
【0038】次に、本自動現像処理装置が備える、処理
槽2外部の駆動源(図示せず)から各搬送ローラへの駆
動力の伝達機構について、以下に説明する。
【0039】図1に示すように、ラック3における大径
ローラ4a・7aの上方位置には、大径ローラ4a・7
aの回転軸30aと平行な回転軸を有するシャフト11
が設けられている。シャフト11の一方の端部には、駆
動源からの回転駆動力によってシャフト11と同軸で回
転するギア12が固着されている。また、回転軸30a
において、大径ローラ7aに対して大径ローラ4aとは
反対側の端部には、これらのローラと同軸で第1平歯車
13が設けられている。この第1平歯車13は、シャフ
ト11と同軸でギア12よりもラック3内部側に固着さ
れた第2平歯車14と歯合している。
【0040】一方、回転軸30aにおける第1平歯車1
3と反対側には、これらのローラと同軸で傘歯車15が
設けられている。第1平歯車13および傘歯車15は、
各々の回転時に処理槽2内の処理液1と接触し、処理液
1を掻き上げないように、処理液1の液面Lよりも上方
位置に設けられている。
【0041】また、処理液1の液面Lよりも下方位置に
設けられる大径ローラ4b・7bの回転軸30bにおい
て、大径ローラ4bに対して大径ローラ7bと反対側端
部には、これらのローラと同軸で傘歯車16が設けられ
ている。また、回転軸30c・30d…において、大径
ローラ4c・4d…に対して大径ローラ7c・7d…と
反対側端部には、これらのローラと同軸で第3平歯車1
7c・17d…が設けられている。そして、傘歯車16
と第3平歯車17cとの間、第3平歯車17c・17d
の間、…には、これらの各歯車と互いに歯合するように
第4平歯車18b・18c・18d…がそれぞれ設けら
れている。
【0042】図2に示す第1小径ローラ5b・5c・5
d…の各回転軸において、第1小径ローラ5b・5c・
5d…に対して第1小径ローラ8b・8c・8d…と反
対側には、図3に示すように、これらのローラと回転軸
を同一とする第5平歯車19b・19c・19d…がそ
れぞれ設けられている。第5平歯車19b・19c・1
9d…は、傘歯車16、第3平歯車17c・17d…と
それぞれこの順で歯合するように設けられている。
【0043】また、図2に示す第2小径ローラ6b・6
c・6d…の各回転軸において、第2小径ローラ6b・
6c・6d…に対して第2小径ローラ9b・9c・9d
…と反対側には、同様に図3に示すように、これらのロ
ーラと回転軸を同一とする第6平歯車20b・20c・
20d…がそれぞれ設けられている。第6平歯車20b
・20c・20d…は、傘歯車16、第3平歯車17c
・17d…と、第5平歯車19b・19c・19d…と
は反対側でそれぞれこの順で歯合するように設けられて
いる。
【0044】なお、第1小径ローラ5aの回転軸におい
て、第1小径ローラ5aに対して第1小径ローラ8aと
反対側、および、第2小径ローラ6aの回転軸におい
て、第2小径ローラ6aに対して第2小径ローラ9aと
反対側には、図示はしないが、これら各ローラと回転軸
を同一とし、ともに傘歯車15と歯合する平歯車がそれ
ぞれ設けられている。
【0045】また、一対の導入ローラと同軸に設けられ
る平歯車については図示はしていない。しかし、駆動源
からの回転駆動力は、各導入ローラの各々の回転が、大
径ローラ4a(7a)と第1小径ローラ5a(8a)と
の間にフィルムを導くことができる回転となるように、
例えば第2平歯車14を少なくとも介して導入ローラに
伝達されるようになっている。また、各反転ローラは、
ラック3において一番下部に位置する第3平歯車と回転
軸を同一として接続されている。
【0046】次に、本発明の特徴であるシャフト駆動に
ついて以下に説明する。本発明では、傘歯車15から液
面Lを介しての傘歯車16への駆動力の伝達を、液面L
に垂直な回転軸を有するシャフトを介して行う構成とな
っている。
【0047】具体的には、図1および図3に示すよう
に、ラック3は、処理液1の液面Lに対して垂直方向に
回転軸を有する円柱形状のシャフト21(軸状伝達部)
を備えている。このシャフト21は、処理液1によって
酸化されにくい例えばSUS(Stainless Steel )31
6等の金属あるいは樹脂で構成され、処理液1の液面L
を横切るように配置されると共に、シャフト支持部材2
2によって支持されている。シャフト21における液面
Lよりも上方位置には、シャフト21の回転軸と同軸で
傘歯車23が固着されている一方、液面Lよりも下方位
置には、同じくシャフト21の回転軸と同軸で傘歯車2
4が固着されている。傘歯車23は、回転軸30aより
も上側の部位である上凹凸部15aにて傘歯車15と歯
合するように設けられている一方、傘歯車24は、回転
軸30bよりも上側の部位である上凹凸部16aにて傘
歯車16と歯合するように設けられている。
【0048】つまり、本実施形態では、処理液1の液面
Lを介して処理槽2の外部からの回転駆動力を液面Lよ
りも下方位置に配置される傘歯車および平歯車に伝達す
る構造において、従来のように、液面L近傍で液面Lと
平行な方向に回転軸を有する歯車等の動力伝達部材を処
理液1の液面Lに接触させる構成をとらない上に、液面
Lより上方位置で液面Lに平行な方向を回転軸に持つ傘
歯車15の回転駆動力を、液面Lに垂直な方向を回転軸
とするシャフト21の回転駆動力に一旦置き換えて、そ
の後、液面Lより下方位置で液面Lに平行な方向を回転
軸に持つ傘歯車16に回転駆動力を伝達する構成であ
る。このような構成では、処理液1の液面Lと接触する
シャフト21が、液面Lに垂直な方向の回転軸を中心に
回転するので、処理液1の上方への掻き上げは当然起こ
らない。
【0049】このように、本実施形態では、請求項1に
記載した、処理槽2外部の駆動源から各搬送ローラへの
動力伝達手段を、各シャフト、ギア、平歯車、回転軸、
および、傘歯車で構成している。
【0050】また、ラック3は、第1搬送路W1を搬送
されるフィルムに対して処理液1を吐出すると共に処理
槽2内に導くスリット状の吐出口10a…を有している
と共に、第2搬送路W2を搬送されるフィルムに対して
処理液1を吐出すると共に処理槽2内に導くスリット状
の吐出口10b…を有している。各吐出口10a・10
bの開口面積は、それぞれのフィルム幅に対応したもの
となっている。
【0051】また、本自動現像処理装置は、処理液1を
適当な温度に暖めるヒータ(図示せず)と、該ヒータに
て暖められた処理液1を、処理槽2の内部と外部とで循
環させるポンプ(図示せず)とを有しており、これによ
って、処理槽2内の処理液1の液温を現像処理に適した
温度に常に維持できるようになっている。
【0052】次に、上記動力伝達伝達手段を備える自動
現像処理装置の動作について説明する。なお、以下での
説明の便宜上、各シャフト、ギア、平歯車、および、傘
歯車の回転方向を次のように定義しておく。つまり、図
3において、回転軸が処理液1の液面Lと平行なものに
ついては、各々の回転軸を中心として時計回りの方向を
A方向、反時計回りの方向をB方向と定義する一方、回
転軸が処理液1の液面Lに垂直なものについては、回転
軸に沿って右手の親指を下向きに置いたときに、残りの
4本の指が向く回転方向をC方向、上記C方向とは反対
回りの方向をD方向と定義する。また、図1および図2
における各回転方向は、図3と対応しているものとす
る。
【0053】上記の構成により、図1において、駆動源
からギア12に回転駆動力が付与され、ギア12が例え
ば図1で示すB方向に回転すると、これに同期してシャ
フト11および第2平歯車14が同じくB方向に回転す
るので、第2平歯車14と歯合した第1平歯車13、お
よび、第1平歯車13と同軸で設けられた傘歯車15が
A方向に回転する。
【0054】すると、傘歯車15の上凹凸部15aにて
歯合した傘歯車23が、同図中C方向に回転するので、
傘歯車23と同軸で設けられたシャフト21および傘歯
車24が同じくC方向に回転し、傘歯車24と上凹凸部
16aで歯合する傘歯車16がA方向に回転する。
【0055】このとき、シャフト21は、処理液1の液
面Lに対して垂直方向に設けられた回転軸を中心として
回転するので、シャフト21の回転時に処理液1を掻き
上げることなく、傘歯車15の回転駆動力が傘歯車2
3、シャフト21、および、傘歯車24を介して傘歯車
16に伝達される。
【0056】傘歯車16がA方向に回転すると、図3に
示すように、傘歯車16と歯合した第5平歯車19b、
第6平歯車20b、および、第4平歯車18bがB方向
に回転する。そして、第4平歯車18bのB方向の回転
により、第4平歯車18bと歯合した第3平歯車17c
がA方向に回転する。
【0057】以下、同様にして、第5平歯車19c…、
第6平歯車20c…、および、第4平歯車18c…がB
方向に回転する一方、第4平歯車18c…と歯合した第
3平歯車17d…がA方向に回転する。
【0058】したがって、傘歯車15・16、第3平歯
車17b・17c…と同軸で設けられた大径ローラ4a
…(大径ローラ7a…)および反転ローラは全てA方向
に回転する一方、第5平歯車19b…と同軸で設けられ
た第1小径ローラ5b…(第1小径ローラ8b…)、お
よび、第6平歯車20b…と同軸で設けられた第2小径
ローラ6b…(第2小径ローラ9b…)は全てB方向に
回転する。
【0059】これにより、図2において、図示しないフ
ィルム導入口および導入ローラの間を通過した幅24m
mのフィルムは、大径ローラ4aと第1小径ローラ5a
との間、大径ローラ4bと第1小径ローラ5bとの間、
…を順に通って下方に搬送される。そして、上記フィル
ムは、反転ローラによって搬送方向が下向きから上向き
に反転された後、今度は、大径ローラ4aと第2小径ロ
ーラ6aとの間、大径ローラ4bと第2小径ローラ6b
との間、…を逆に下から上向きに通って搬送される。そ
の後、上記フィルムは、大径ローラ4aと第2小径ロー
ラ6aとの間を介して次の処理槽2に搬送される。
【0060】一方、幅35mmのフィルムについては、
大径ローラ7a…と第1小径ローラ8a…との間を順に
通って下方に搬送され、反転ローラによって搬送方向が
下向きから上向きに反転された後、今度は、大径ローラ
7a…と第2小径ローラ9a…との間を逆に下から上向
きに通って搬送され、最後に大径ローラ7aと第2小径
ローラ9aとの間を介して次の処理槽2に搬送される。
つまり、上記フィルムは、図中の矢印Pで示したフィル
ム搬送経路を通る。
【0061】以上のように、処理槽2の外部から処理槽
2内の処理液1の液面を介して各搬送ローラに駆動力を
伝達する構造において、本発明では、液面Lと接触する
位置にシャフト21を設け、このシャフト21を介して
液面Lの上方から下方への駆動力の伝達を行っている。
このとき、シャフト21は、液面Lに垂直方向に設けら
れる回転軸を中心に回転するので、シャフト21に接触
する処理液1は、シャフト21が回転しても所定の高さ
位置でシャフト21に接触したままであり、シャフト2
1の回転によってシャフト21を上方に伝って液面Lよ
りも上方に位置する例えば傘歯車23・15に伝搬する
ことがなく、傘歯車23・15において処理液1が血漿
することもない。したがって、傘歯車23・15の回転
に負荷がかかることもないので、上記液面Lを介しての
各搬送ローラへの動力伝達をスムーズに行うことができ
る。
【0062】また、シャフト21が回転しても、液面L
付近の処理液1が上方へ掻き上げられることはないの
で、従来のような処理液1の酸化および蒸発が大幅に抑
制される。その結果、処理液1の機能低下、液量減少を
確実に抑制することができるので、たとえ酸化の影響を
受けやすい少容量仕様の処理液1を用いても、各処理液
1の仕様に応じた良好な現像処理を行うことができる。
また、処理液1の機能低下が抑制されるので、処理液1
の品質管理も容易となる。
【0063】なお、本実施形態では、液面Lに垂直方向
に回転軸を有するシャフト21を円柱形状で構成してい
るが、液面Lに垂直方向に回転軸を有しているものであ
れば、シャフト21の形状は特に限定されず、その他、
多角柱形状、円錐形状、逆円錐形状で構成してもよい。
これらの場合でも、回転時に処理液1を上方へ掻き上げ
ることがないので、本実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0064】特に本実施形態のように、シャフト21を
円柱形状で構成した場合、シャフト21の静止時と回転
時とで液面Lにおけるシャフト21の断面形状が変化し
ないため、シャフト21を多角柱形状で構成する場合に
比べ、液面Lの波打ちが起こりにくく、それゆえ、シャ
フト21の回転によって処理液1が空気と混ざることが
ほとんどない。したがって、シャフト21を円柱形状で
構成した場合、その他の形状で構成する場合に比べ、処
理液1の酸化が進行するのを大幅に遅らせることがで
き、その結果、品質の低下をより回避しながら処理液1
をより長期間使用することができる。
【0065】また、シャフト21を例えば多角柱形状で
構成すると、シャフト21の回転時にシャフト21の各
々の側面に処理液1が負荷となってかかるが、シャフト
21を円柱形状で構成した場合、そのような負荷は大幅
に軽減される。その結果、シャフト21をよりスムーズ
に回転させて動力伝達をより良好に行うことができる。
【0066】なお、本実施形態では、シャフト21の表
面を面一としているが、シャフト21の回転時に処理液
1の波打ちをさらに回避すべく、例えばシャフト21の
表面に溝を刻んで凹凸を形成するようにしてもよい。
【0067】なお、本実施形態では、処理液1の液面L
より下方位置にある各搬送ローラへの回転駆動力の伝達
を平歯車を介して順に行っているが、これに限定される
ことはなく、例えばベルト機構、クランク機構、カム機
構によって各搬送ローラへ回転駆動力を伝達する構成に
も本発明を適用することができる。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明に係る自動現像処理装置
は、以上のように、処理槽外部から処理槽内の液面を介
して上記各搬送ローラに駆動力を伝達する動力伝達手段
を備え、上記動力伝達手段は、液面に対して垂直方向に
回転軸を有する軸状伝達部を一部に有し、上記軸状伝達
部は上記液面を横切るように配置される一方、上記軸状
伝達部以外の部位は、上記液面を横切らないように配置
されている構成である。
【0069】それゆえ、上記軸状伝達部と接触する処理
液は、所定の高さ位置で軸状伝達部に接触したままであ
り、軸状伝達部の回転によって軸状伝達部を上方に伝っ
て液面よりも上方に位置する動力伝達手段に伝搬するこ
とはない。これにより、従来のように、伝搬した処理液
の血漿によって動力伝達手段の駆動が妨げられることも
ない。したがって、上記構成によれば、処理槽外部から
の駆動力を処理液の液面を介して各搬送ローラに伝達す
るに際し、余分な負荷を生じさせることなく動力伝達を
スムーズに行うことができ、その結果、フィルムの搬送
を良好に行うことができるという効果を奏する。
【0070】また、軸状伝達部の回転時に、従来のよう
に液面付近の処理液が上方へ掻き上げられることがな
い。これにより、処理液と空気とが反応する度合いが従
来よりも確実に抑えられ、その結果、処理液の酸化およ
び蒸発が大幅に抑制される。したがって、上記構成によ
れば、処理液の機能低下、液量減少を確実に抑制するこ
とができ、その結果、処理液の仕様に応じた良好な現像
処理を行うことができるという効果を併せて奏する。
【0071】請求項2の発明に係る自動現像処理装置
は、以上のように、請求項1の構成において、上記軸状
伝達部は、円柱形状で構成されている構成である。
【0072】それゆえ、軸状伝達部を例えば多角柱形状
で構成する場合に比べ、液面の波打ちが起こりにくく、
軸状伝達部の回転によって処理液が空気と混ざることが
ほとんどない。その結果、処理液の酸化および蒸発が進
行するのを大幅に遅らせることができ、品質の低下をよ
り回避しながら処理液をより長期間使用することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるA−A線矢視断面図であり、本発
明に係る自動現像処理装置のラック内部の概略の構成を
示す断面図である。
【図2】上記ラックに設けられた各搬送ローラの配置お
よびフィルム搬送経路を示す断面図である。
【図3】上記ラックにおいて、上記各搬送ローラと同軸
で設けられた各歯車およびシャフトの配置を示す断面図
である。
【図4】従来の自動現像処理装置において、ラックに設
けられた各搬送ローラの配置およびフィルム搬送経路を
示す断面図である。
【図5】上記ラックにおいて、上記各搬送ローラと同軸
で設けられた各歯車およびギアの配置を示す断面図であ
る。
【図6】図4におけるA−A線矢視断面図であり、上記
自動現像処理装置のラック内部の概略の構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 処理液 2 処理槽 3 ラック(搬送ユニット) 4a・4b… 大径ローラ(搬送ローラ) 5a・5b… 第1小径ローラ(搬送ローラ) 6a・6b… 第2小径ローラ(搬送ローラ) 7a・7b… 大径ローラ(搬送ローラ) 8a・8b… 第1小径ローラ(搬送ローラ) 9a・9b… 第2小径ローラ(搬送ローラ) 11 シャフト(動力伝達手段) 12 ギア(動力伝達手段) 13 第1平歯車(動力伝達手段) 14 第2平歯車(動力伝達手段) 15 傘歯車(動力伝達手段) 16 傘歯車(動力伝達手段) 17c・17d… 第3平歯車(動力伝達手段) 18b・18c… 第4平歯車(動力伝達手段) 19b・19c… 第5平歯車(動力伝達手段) 20b・20c… 第6平歯車(動力伝達手段) 21 シャフト(動力伝達手段、軸状伝達部) 23 傘歯車(動力伝達手段) 24 傘歯車(動力伝達手段) 30a・30b… 回転軸(動力伝達手段) L 液面 P フィルム搬送経路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真感光材料に対する現像処理用の処理液
    を収容する処理槽と、写真感光材料を搬送する複数の搬
    送ローラを有する搬送ユニットとを備え、当該搬送ユニ
    ットを処理槽内に沈めて写真感光材料を処理液に浸すこ
    とにより、写真感光材料に対して現像処理を行う自動現
    像処理装置において、 処理槽外部から処理槽内の液面を介して上記各搬送ロー
    ラに駆動力を伝達する動力伝達手段を備え、 上記動力伝達手段は、液面に対して垂直方向に回転軸を
    有する軸状伝達部を一部に有し、上記軸状伝達部は上記
    液面を横切るように配置される一方、上記軸状伝達部以
    外の部位は、上記液面を横切らないように配置されてい
    ることを特徴とする自動現像処理装置。
  2. 【請求項2】上記軸状伝達部は、円柱形状で構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の自動現像処理装
    置。
JP10028975A 1998-02-10 1998-02-10 自動現像処理装置 Pending JPH11231490A (ja)

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