JPH1123118A - 冷蔵庫用自動製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫用自動製氷装置

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JPH1123118A
JPH1123118A JP10046913A JP4691398A JPH1123118A JP H1123118 A JPH1123118 A JP H1123118A JP 10046913 A JP10046913 A JP 10046913A JP 4691398 A JP4691398 A JP 4691398A JP H1123118 A JPH1123118 A JP H1123118A
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JP
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ice making
rack
automatic ice
making device
refrigerator according
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JP10046913A
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Ryuken Ri
龍權 李
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WiniaDaewoo Co Ltd
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Daewoo Electronics Co Ltd
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    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25C1/00Producing ice
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    • F25C5/18Storing ice
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    • F25C2305/022Harvesting ice including rotating or tilting or pivoting of a mould or tray
    • F25C2305/0221Harvesting ice including rotating or tilting or pivoting of a mould or tray rotating ice mould
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 動力伝達制御を容易に遂行し、誤動作発生を
減少させる冷蔵庫用自動製氷装置を提供する。 【解決手段】 冷蔵庫用自動製氷装置300はハウジン
グ305と、ハウジング305に取り付けた製氷容器3
30と、ハウジング305に内蔵した回転軸を有するモ
ータ310と、製氷容器330を回転させる動力伝達装
置370と、モータ310の回転方向を逆転させる信号
を伝達する第1のマイクロスイッチ364と、動力伝達
装置370と接触するときに、モータ310に供給され
る電流を遮断する信号を伝達する第2のマイクロスイッ
チ360および、収納箱340が氷で満たされたとき、
その信号を制御部302に伝達することにより自動製氷
装置300の動作を停止させる第3のマイクロスイッチ
360で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関するもの
であり、より詳細には冷蔵庫用自動製氷装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷蔵庫は冷凍室、冷蔵室及び製
氷室などで構成され、冷却器により冷却された冷気がフ
ァンにより、これら各部に供給される。冷凍室は食品を
冷凍状態に保存し、冷蔵室は食品を新鮮に保存するため
に低温状態に保存し、製氷室は水を凍らせて氷を作る役
割をなす。前記製氷室内には、水を凍らせる製氷装置が
設置される。前記製氷装置は、製氷のために給水装置に
より供給された水を貯蔵する製氷容器が設けられ、製氷
後に駆動装置により前記製氷容器を回転させて上下を反
転させることにより氷を取り出し、再び製氷容器に給水
して製氷する動作を繰り返す装置である。このような自
動製氷装置の例は、Akira Kawamotoによる米国特許第
5,177,980号、Sung-Ki Jeong による米国特許第 5,400,
605号などに開示されている。
【0003】図1に示すように、冷蔵庫用自動製氷装置
100は、本体105に固定された、駆動力を発生する
モータ110、該モータ110により発生した駆動力を
伝達する歯車組立体120、該歯車組立体120と回転
可能に結合する製氷容器130、該製氷容器130から
取り出された氷を貯蔵する収納箱150、該収納箱15
0が氷で満たされたか否かを感知する満氷感知レバー1
60で構成される。
【0004】前記モータ110は、前記本体105に複
数個の固定部材116により固定され、前記モータ11
0の回転軸112の一端にはウォームギヤ114が形成
される。前記モータ110により発生された駆動力は、
前記ウォームギヤ114を通して前記ギヤ組立体120
に伝達される。前記歯車組立体120は、ウォームホイ
ール122、第1の平歯車124、第2の平歯車126
及び駆動歯車128で構成される。前記ウォームホイー
ル122は、前記モータ110のウォームギヤ114と
噛合し、前記ウォームホイール122の中心軸には前記
ウォームホイール122より小さい直径の第1の歯車1
23が固定的に結合する。前記第1の歯車123には、
前記第1の平歯車124が噛合し、前記第1の平歯車1
24の中心軸には前記第1の平歯車124より小さい直
径の第2の歯車125が固定的に結合する。前記第2の
歯車125には、前記第2の平歯車126が噛合し、前
記第2の平歯車126の中心軸には、前記第2の平歯車
126より小さい直径の第3の歯車127が固定的に結
合する。前記第3の歯車127には、前記駆動歯車12
8が最終的に噛合する。前記駆動歯車128の中心に
は、中心軸121が突出して形成され、前記中心軸12
1は、前記製氷容器130の一端に形成した固定溝13
8に挿入される。前記中心軸121は四角形の形状で構
成され、前記製氷容器130の回転時に、前記製氷容器
130の滑りを防止する。
【0005】一方、前記製氷容器130は、前記本体1
05の一方の側面にこれと一体に形成した固定板132
と回転可能に結合する。前記製氷容器130は供給され
た水を貯蔵するために、凹部137を多数有する四角形
の容器であり、前記凹部138は仕切りで区切りされ
る。前記製氷容器130の第1の側面には円形軸134
が突出して形成され、前記円形軸134は、前記固定板
132の一方の側に形成した円形溝136に回転可能に
挿入される。前記製氷容器130の第2の側面には、四
角形の溝138が形成され、前記溝138には前記駆動
歯車128の中心軸121が挿入される。
【0006】一方、前記駆動歯車128の中心軸121
にはカム129が挿入され、前記カム129には前記満
氷検知レバー160の一端が接触する。前記満氷検知レ
バー160は、前記カム129に接触する第1の端部、
下方に曲げられた屈曲部164を形成した第2の端部お
よび、前記第1の端部と前記第2の端部の間に位置し、
前記満氷検知レバー160を前記本体105に枢軸可能
に固定する枢軸ピン168が貫通する枢軸穴166を形
成した中間部で構成される。前記満氷検知レバー160
の屈曲部164は、前記収納溝150の内部に位置して
氷が満たされた程度を感知する。前記満氷検知レバー1
60の上部にはリミットスイッチ140が位置し、前記
満氷検知レバー160と接触する。
【0007】前記モータ110に電流が供給されて前記
モータ110が回転すると、前記モータ110の前記ウ
ォームギヤ114と噛合した前記ウォームホイール12
2が回転する。従って、前記ウォームホイール122と
噛合した前記第1の平歯車124、該第1の平歯車と噛
合した前記第2の平歯車126、前記第2の平歯車12
6と噛合した前記駆動歯車128に回転力が伝達され、
最終的に前記製氷容器130が回転する。前記製氷容器
130が時計方向に回転すると、前記製氷容器130に
貯蔵された氷が取り出され、前記氷は前記製氷容器13
0の下方に位置した前記収納箱150に貯蔵される。
【0008】一方、前記駆動歯車128の回転により、
前記カム129が前記満氷検知レバー160に接触す
る。従って、前記満氷検知レバー160は下方に移動
し、相対的に前記満氷検知レバー160の第2の端部が
上方に移動する。前記満氷検知レバー160が上方に移
動して、最終的に前記リミットスイッチ140に設けた
端子142に接触する。従って、前記リミットスイッチ
140の信号が制御部に伝達され、前記モータ110は
逆回転する。前記モータ110の逆回転により、回転力
は前記の場合と逆順に前記製氷容器130に伝達され、
氷の取り出し作業を完了した前記製氷容器130は、元
の位置に復帰する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の冷蔵庫用自動製氷装置は、一つのリミット
スイッチのみでモータを調節するために、スイッチの誤
動作が生じるという問題があり、また動力伝達が単純な
平歯車の回転運動のみでなされるために、動力伝達を制
御し難いという問題点があった。
【0010】従って、本発明は以上のような従来技術の
問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は、
動力伝達制御を容易に遂行し、誤動作発生を減少させる
冷蔵庫用自動製氷装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、ハウジングと、前記ハウジング取り付け
た、水を凍らせて氷を生成するための製氷容器と、前記
ハウジングに内蔵した、前記製氷容器を駆動するための
駆動力を発生する、回転軸を有するモータと、前記モー
タにより発生した駆動力を前記製氷容器に伝達すること
により、前記製氷容器を回転させる動力伝達装置と、前
記動力伝達装置と接触して、前記モータの回転方向を逆
転させる信号を制御部に伝達する第1のマイクロスイッ
チと、前記第1の手段と接触するときに、前記モータに
供給される電流を遮断する信号を前記制御部に転送する
第2のマイクロスイッチと、収納箱に氷が満たされたと
き、これを感知してその信号を前記制御部に伝達するこ
とにより自動製氷装置の動作を停止させる第3のマイク
ロスイッチとを具えることを特徴とする冷蔵庫用自動製
氷装置を提供する。
【0012】本発明によると、前記動力伝達装置は前記
ハウジングに内蔵され、前記モータの回転軸の一端にこ
れと一体に形成したウォームギヤ、該ウォームギヤと噛
合するウォームホイールを一体に形成したスクリューシ
ャフト、該スクリューシャフトと連結し、前記スクリュ
ーシャフトの回転により、前後に往復するラック、該ラ
ックの上面に位置し、前記ラックと噛合して前記ラック
が往復することにより回転するピニオンギヤおよび、前
記ピニオンギヤと回転可能に噛合する駆動歯車で構成さ
れる。また前記駆動歯車は、その一端に回転軸を一体に
形成し、この回転軸は前記製氷容器と結合する。
【0013】前記ラックの第1の端部の内部には雌ねじ
部を形成し、前記雌ねじ部は前記スクリューシャフトの
一端と回転可能に噛合する。
【0014】前記ハウジングの一方の側面には、前記動
力伝達装置を回転可能に支持するための一対の支持ブラ
ケットが、これと一体に突出して形成され、前記ウォー
ムホイールが前記一対の支持ブラケットの間に設けられ
る。また、前記ウォームホイールと前記一対の支持ブラ
ケットの間には、前記ウォームホイールの円滑な回転の
ために、一対のワッシャーが設けられる。前記ラックの
第1の端部の反対側位置した第2の端部には、突出部が
突出して形成され、前記突出部は前記第1のマイクロス
イッチと接触する。
【0015】前記第1のマイクロスイッチは前記ハウジ
ングの一方の側壁に取り付けられ、前記制御部と接続
し、前記ラックの突出部に接触した時に前記マイクロス
イッチを動作させる感知板を含む。一方、前記ラックの
往復動作を安定して案内するためのガイド部材が、前記
自動製氷装置のハウジングの一方の側壁に固定される。
前記ガイド部材は略L字形の部材であり、前記ラックの
底面及び一方の側が、前記略L字形部材に滑動可能に接
触する。
【0016】前記駆動歯車の一部には略V字形の切欠部
が形成され、前記略V字形の切欠部の谷部には前記第2
のマイクロスイッチと接触する円形部材が一体に形成さ
れる。前記第2のマイクロスイッチは前記ハウジングに
内蔵され、前記制御部と接続し、前記駆動歯車の略V字
形の切欠部の谷部に接触した時に前記マイクロスイッチ
を動作させる感知板を含む。
【0017】前記収納箱には、前記収納箱に貯蔵される
氷の量に応じて上下に移動可能な満氷検知レバーが位置
する。前記満氷検知レバーの一方の側には、前記ラック
の突出部と接触するカムがこれと一体に形成される。前
記カムは矩形板であり、上面に傾斜面を形成して、この
傾斜面が前記ラックの突出部と接触する。一方、第3の
マイクロスイッチは前記制御部と接続し、前記カムの底
面に接触した時に前記マイクロスイッチを動作させる感
知板を含む。
【0018】前記満氷検知レバーは、前記ラックの突出
部と接触するカムを一体に形成した第1の端部、前記収
納箱内に配置した、下方に屈曲した形状を有する屈曲部
を一体に形成した、前記第1の端部の反対側に位置する
第2の端部および、前記満氷検知レバーが前記ハウジン
グに枢軸可能に固定されるように貫通する枢軸穴を形成
した中間部で構成される。前記屈曲部の曲部には、前記
製氷容器から氷が取り出されたときに、前記カムを上方
に移動させるための板が取り付けられ、前記板の底面に
は四角形の突出片がこれと一体で形成される。
【0019】前記の自動製氷装置は、複数のスイッチを
使用して前記自動製氷装置を制御するために、安定的な
制御が可能で、かつ誤動作の発生が減少するという長所
がある。
【0020】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは、次に参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好適な実施例をより詳細に説明する。図2は、本発明
による冷蔵庫用自動製氷装置300を示す。図2に示す
ように、前記冷蔵庫用自動製氷装置300は、ハウジン
グ305、前記ハウジングに取り付けられ、供給された
水を凍らせて氷を生成するための製氷容器330、前記
ハウジング305に内蔵した、前記製氷容器330を駆
動するための駆動力を発生するモータ310、該モータ
310により発生した駆動力を前記製氷容器330に伝
達することにより、前記製氷容器330を回転させる動
力伝達装置370、該動力伝達装置370と接触して、
前記モータ310の回転方向を逆転させる信号を制御部
302に伝達する第1のマイクロスイッチ364、前記
動力伝達装置370と接触したときに、前記モータ31
0に供給される電流を遮断する信号を前記制御部302
に伝達する第2のマイクロスイッチ360、収納箱が氷
で満たされたとき、これを感知してその信号を前記制御
部302に伝達することにより自動製氷装置の動作を停
止させる第3のマイクロスイッチ366で構成される。
前記モータ310は、前記ハウジング305に一対の固
定部材314により固定され、前記自動製氷装置300
を調整する制御部302とリレー307を通して接続す
る。前記モータ310は回転軸311を具備し、前記回
転軸311の先端にはウォームギヤ312を一体に形成
する。
【0022】前記動力伝達装置370は、一端に前記モ
ータ310のウォームギヤ312と噛合するウォームホ
イール324を一体で形成したスクリューシャフト32
2、一端に前記スクリューシャフト322が内挿され、
前記スクリューシャフト322の回転により前後に往復
するラック320、該ラック320が往復することによ
り回転するピニオンギヤ327および、前記ピニオンギ
ヤ327と回転可能に噛合し、その一方の側に形成した
回転軸356により前記製氷容器330を回転させる駆
動ギヤ350で構成される。
【0023】前記ハウジング305の一方の側面には、
前記動力伝達装置370を回転可能に支持するための一
対の支持ブラケット326が、このハウジングと一体に
突出して形成される。前記ウォームホイール324は、
前記一対の支持ブラケット326の間に設けられる。前
記ウォームホイール324と前記一対の支持ブラケット
326の間には、前記スクリューシャフト322の円滑
な回転運動のためにワッシャー328がそれぞれ設けら
れる。
【0024】図2及び図3に示すように、前記ラック3
20は、上面には前記ピニオンギヤ327と噛合可能な
歯329を形成し、前記ラック320の第1の端部の内
部には中空323を形成する。前記中空323の表面に
はねじ山が形成し、前記スクリューシャフト322の一
端を内挿する。前記ラック320の第2の端部には突出
部325を形成し、前記突出部325は、第1のマイク
ロスイッチ364の一方の側面に設けた検知板365と
接触する。前記ピニオンギヤ327を、前記ラック32
0と前記駆動歯車350との間に配置し、このピニオン
ギヤ327は、前記ラック320が水平に往復すること
により回転し、かつ前記駆動歯車350と噛合して前記
駆動歯車350に駆動力を伝達する。
【0025】一方、前記ラック320は、往復時に、前
記スクリューシャフト322の回転により前記ラック3
20の中心軸方向に回転する。従って、前記ラック32
0の回転を防止し、前記ラック320の安定した往復動
作を案内するための案内部材321を設ける。前記ガイ
ド部材321は、前記ハウジング305の一方の側面に
取り付けた略L字形の板であり、前記ラック320の底
面及び一方の側面を支持する。
【0026】図2及び図4に示すように、前記駆動歯車
350は、前記ピニオンギヤ327の回転運動を前記製
氷容器330に伝達して前記製氷容器330を回転させ
る。前記駆動歯車350には、前記ピニオンギヤ327
と噛合可能な歯351を形成し、前記駆動歯車350の
中心には、前記製氷容器330と連結する回転軸356
が前記製氷容器330の方向に突出して形成される。前
記回転軸356は前記製氷容器330の第1の端部に形
成した四角形溝336と結合する。前記駆動歯車350
の回転時に前記製氷容器330の滑りを防止するため
に、前記回転軸356は四角形形状を有する。また、前
記駆動歯車350の回転軸356には、円形部材354
を内挿する。前記円形部材354の直径は、前記駆動歯
車350の直径より小さく、その一部には略V字形の切
欠部352を形成する。前記円形部材354の略V字形
の切欠部352は、第2のマイクロスイッチ360の一
方の側面に設けた感知板361に形成した略V字形の谷
部362と接触する。前記駆動歯車350が回転する場
合、前記円形部材354もまた回転し、このとき、前記
円形部材354の略V字形の切欠部352と、前記第2
のマイクロスイッチ360の略V字形の谷部362は、
互いに係合及び分離する。
【0027】図2及び図5に示すように、一般に前記製
氷容器330は四角形形状の容器であり、供給された水
を貯蔵するために、その内部が隔壁337により区切ら
れる。前記製氷容器330の第1の端部は、前記自動製
氷装置300のハウジング305に固定した固定板33
8に回転可能に固定される。前記固定板338の一端は
前記ハウジング305に固定され、他端はストッパー3
34がこれと一体に突出して形成され、また前記ストッ
パー334から一定の距離だけ離間した結合溝335を
形成する。前記製氷容器330の第2の端部には四角形
の溝336が形成され、この溝336は前記動力伝達装
置370と連結する。一方、前記製氷容器330の底面
には、製氷を感知する製氷感知センサ332を設置す
る。
【0028】図2及び図6に示すように、前記満氷検知
レバー346は、前記収納箱340に貯蔵される氷が満
たされたことを検知する装置である。前記満氷検知レバ
ー346は、前記ラック320の突出部325と接触す
るカム342を一体に形成した第1の端部、前記収納箱
340の内部に位置し、かつ下方に屈曲する形状をなす
屈曲部344を一体に形成した第2の端部および、前記
満氷検知レバー346が前記ハウジング305に枢軸可
能に固定されるように、枢軸ピン349が貫通する枢軸
穴343を形成した中間部で構成される。前記カム34
2は、矩形板であり、水平面345には傾斜面341を
形成する。前記カム342の下面は、第3のマイクロス
イッチ366の一方の側面に設けた検知板368と接触
する。
【0029】一方、前記満氷検知レバー346の屈曲部
344には、前記収納箱340から氷が取り出されたと
き、前記カム342を円滑に上方に移動させるための板
348が取り付けられる。前記板348の底面には、前
記氷を前記収納箱340に貯蔵するとき、前記氷と前記
満氷検知レバー346との間の接触面積を広げるために
突出片371を形成する。
【0030】以下、本発明の望ましい実施例による冷蔵
庫用自動製氷装置の作用を説明する。図2に示すよう
に、まず、自動製氷装置300のハウジング305に固
定された製氷容器330に水が供給される。前記製氷容
器330が満水になると、冷気が製氷室302に供給さ
れ、氷が生成する。このとき、前記製氷容器330に取
り付けた製氷感知センサ332が製氷を感知して制御部
302に信号を伝達する。前記信号により制御部302
はモータ310を駆動し、前記モータ310の回転軸3
11が回転する。従って、前記回転軸311の先端に形
成したウォームギヤ312と噛合しているウォームホイ
ール324が連動する。さらに前記ウォームホイール3
24と一体に形成したスクリューシャフト322が回転
する。前記スクリューシャフト322の回転により、前
記スクリューシャフト322と回転可能に噛合したラッ
ク320が水平方向に前進する。前記ラック320は前
記ラック320の底面及び一方の側面に接触可能に設置
した案内部材321により安定して水平方向に前進す
る。
【0031】このとき、前記ラック320の上面に形成
した歯329と噛合したピニオンギヤ327が反時計方
向に回転し、前記ピニオンギヤ327と噛合した駆動歯
車350が最終的に時計方向に回転する。従って、前記
駆動歯車350に回転軸356により結合した前記製氷
容器330は時計方向に回転する。前記製氷容器330
が180度回転したとき、前記製氷容器330は、前記
ハウジング305に固定された固定部材338の一端に
形成したストッパー334と接触する。そのため前記製
氷容器330が変形し、前記製氷容器330に貯蔵され
た氷が取り出される。前記取り出された氷は、前記製氷
容器330の下方に位置した収納箱340に貯蔵され
る。前記製氷容器330が時計方向に180度回転した
とき、前記ラック320の第2の端部に形成した前記突
出部325は、第1のマイクロスイッチ364の感知板
365に接触する。このとき、前記第1のマイクロスイ
ッチ364は、接触信号を前記制御部302に伝達し、
前記制御部302は前記モータ310を逆回転させる。
前記逆回転により前記ラック320は後退し、前記ラッ
ク320と噛合した前記ピニオンギヤ327は、時計方
向に回転する。前記ピニオンギヤ327と噛合した前記
駆動歯車350は、反時計方向に回転する。
【0032】従って、時計方向に180度回転した前記
製氷容器330は元の位置に復帰し、前記駆動歯車35
0の回転軸356に内挿された円形部材354も連動す
る。このとき、第2のマイクロスイッチ360の感知板
361面に形成した略V字形の谷部362は、前記円形
部材354に形成した略V字形の切欠部352と係合す
る。従って、前記第2のマイクロスイッチ360は、前
記制御部302に接触信号を伝達し、前記制御部302
は前記信号により、前記モータ310の駆動を停止さ
せ、空いている前記製氷容器330に再び水を供給し、
製氷を始める。
【0033】一方、前記ラック320の前進時には、前
記ラック320の第2の端部に形成した突出部325
は、前記満氷検知レバー346に固定したカム342の
傾斜面341に接触する。従って、前記カム342は、
前記ラック320の前進により下方に移動し、前記ハウ
ジング305に枢軸可能に固定された前記満氷検知レバ
ー346は上方に移動する。このとき、前記製氷容器3
30から取り出された氷が、前記収納箱340の内部に
位置する前記満氷検知レバー346の下部から貯蔵され
る。従って、前記収納箱340が氷で満たされたとき、
前記満氷検知レバー346は、貯蔵された氷により、前
記収納箱340の内側上方から固定される。板348の
底面に突出して形成した突出片371により、氷が満た
されたか否かはより容易に感知できる。
【0034】前記満氷検知レバー346と連結したカム
342は、下方に移動し、前記第3のマイクロスイッチ
366の感知板368に接触する。前記第3のマイクロ
スイッチ366は、前記カム342との接触により、接
触信号を前記制御部302に伝達し、前記制御部302
は前記自動製氷装置300の動作を止める。
【0035】前記収納箱340の氷が取り出されたと
き、前記満氷検知レバー346は、前記満氷検知レバー
346の屈曲部344に取り付けた板348の自重によ
り下方に移動する。
【0036】
【発明の効果】以上で説明したように、前記の自動製氷
装置は複数のスイッチを使用して前記自動製氷装置を制
御するために、安定的な制御が可能で、かつ誤動作の発
生が減少するという長所がある。
【0037】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の冷蔵庫用自動製氷装置を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明による冷蔵庫用自動製氷装置を示す組立
図である。
【図3】本発明による冷蔵庫用自動製氷装置のラックを
拡大して示す斜視図である。
【図4】本発明による冷蔵庫用自動製氷装置の駆動歯車
を拡大して示す斜視図である。
【図5】本発明による冷蔵庫用自動製氷装置の製氷容器
を拡大して示す斜視図である。
【図6】本発明による冷蔵庫用自動製氷装置の満氷検知
レバーの動作状態を概略示す図である。
【符号の説明】
300 自動製氷装置 302 制御部 305 ハウジング 307 リレー 310 モータ 311 回転軸 312 ウォームギヤ 314 固定部材 320 ラック 321 案内部材 322 スクリューシャフト 323 中空 324 ウォームホイール 325 突出部 326 支持ブラケット 327 ピニオンギヤ 328 ワッシャー 329 ラック320の歯 330 製氷容器 332 製氷感知センサ 334 ストッパー 335 結合溝 336 四角形溝 337 隔壁 338 固定板 340 収納箱 341 傾斜面 342 カム 343 枢軸穴 344 屈曲部 345 水平面 346 満氷検知レバー 348 板 349 枢軸ピン 350 駆動歯車 352 略V字形の切欠部 354 円形部材 356 回転軸 360 第2のマイクロスイッチ 361 感知板 362 略V字形の谷部 364 第1のマイクロスイッチ 365 検知板 366 第3のマイクロスイッチ 368 検知板 370 動力伝達装置 371 突出片

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、 前記ハウジングに取り付けた、水を凍らせて氷を生成す
    るための製氷容器と、 前記ハウジングに内蔵した、前記製氷容器を駆動するた
    めの駆動力を発生する、回転軸を有するモータと、 前記モータにより発生した駆動力を前記製氷容器に伝達
    することにより、前記製氷容器を回転させる第1の手段
    と、 前記第1の手段と接触して、前記モータの回転方向を逆
    転する信号を制御部に伝達する第2の手段と、 前記第1の手段と接触する際に、前記モータに供給され
    る電流を遮断する信号を前記制御部に伝達する第3の手
    段と、 収納箱が氷で満たされたとき、これを感知してその信号
    を前記制御部に伝達することにより、自動製氷装置の動
    作を停止させる第4の手段とを具えることを特徴とする
    冷蔵庫用自動製氷装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の手段は、 前記ハウジングに内蔵され、かつ、前記モータの回転軸
    の一端に、これと一体に形成したウォームギヤ、 該ウォームギヤと噛合するウォームホイールを一体に形
    成したスクリューシャフト、 該スクリューシャフトと連結し、前記スクリューシャフ
    トの回転により、前後に往復するラック、 該ラックの上面に位置し、前記ラックと噛合して前記ラ
    ックが往復することにより回転するピニオンギヤおよ
    び、 前記ピニオンギヤと回転可能に噛合する駆動歯車で構成
    され、該駆動歯車はその一端が前記製氷容器と接続する
    回転軸を有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵
    庫用自動製氷装置。
  3. 【請求項3】 前記ラックの第1の端部の内部に雌ねじ
    部を形成し、この雌ねじ部が前記スクリューシャフトの
    一端と回転可能に噛合することを特徴とする請求項2に
    記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングの一方の側面に、前記第
    1の手段を回転可能に支持するための一対の支持ブラケ
    ットを一体に突出して形成し、前記ウォームホイールを
    前記一対の支持ブラケットの間に設けることを特徴とす
    る請求項2に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  5. 【請求項5】 前記ウォームホイールと前記一対の支持
    ブラケットの間に、前記ウォームホイールの円滑な回転
    のための一対のワッシャーを設けたことを特徴とする請
    求項4に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  6. 【請求項6】 前記ラックの第1の端部の反対側に位置
    する第2の端部に突出部を形成し、前記突出部が前記第
    2の手段と接触することを特徴とする請求項2に記載の
    冷蔵庫用自動製氷装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の手段が前記ハウジングの一方
    の側壁に取り付けられ、前記制御部を接続するマイクロ
    スイッチ及び、前記ラックの突出部に接触した時に前記
    マイクロスイッチを動作させる感知板を含むことを特徴
    とする請求項6に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  8. 【請求項8】 前記ラックの往復運動を安定して案内す
    るための案内部材を前記自動製氷装置のハウジングの一
    方の側壁に固定したことを特徴とする請求項6に記載の
    冷蔵庫用自動製氷装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイド部材が略L字形の部材であ
    り、前記ラックの底面及び一方の側部が、前記略L字形
    の部材に滑動可能に接触することを特徴とする請求項8
    に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動歯車の一部には略V字形の切
    欠部を形成し、前記略V字形の切欠部の谷部には前記第
    3の手段と接触する円形部材を一体に形成したことを特
    徴とする請求項6に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  11. 【請求項11】 前記第3の手段が前記ハウジングに内
    蔵され、前記制御部を接続するマイクロスイッチ及び、
    前記駆動歯車の略V字形の切欠部の谷部に接触した時に
    前記マイクロスイッチを動作させる感知板を含むことを
    特徴とする請求項10に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  12. 【請求項12】 前記第4の手段が、前記収納箱に位置
    し、前記収納箱に貯蔵される氷の量に応じて上下に移動
    可能な満氷検知レバーと、前記満氷検知レバーの一方の
    側にこれと一体に形成したカム、前記制御部に接続する
    マイクロスイッチ、および前記カムの底面に接触した時
    に前記マイクロスイッチを動作させる感知板を含むこと
    を特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  13. 【請求項13】 前記満氷検知レバーが、前記ラックの
    突出部と接触するカムを一体に形成した第1の端部、前
    記収納箱内に配置した、下方に屈曲した形状を有する屈
    曲部を一体に形成した、前記第1の端部の反対側に位置
    する第2の端部、および前記満氷検知レバーが前記ハウ
    ジングに枢軸可能に固定されるように枢軸ピンが貫通す
    る枢軸穴を形成した中間部で構成されることを特徴とす
    る請求項12に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  14. 【請求項14】 前記屈曲部の曲部には、前記収納箱か
    ら氷が取り出されたときに、前記カムを上方に移動させ
    るための板が取り付けられ、前記板の底面には矩形の突
    出片をこれと一体に形成したことを特徴とする請求項1
    3に記載の冷蔵庫用自動製氷装置。
  15. 【請求項15】 前記カムが矩形板であり、その上面に
    傾斜面を形成して、この傾斜面が前記ラックの突出部と
    接触することを特徴とする請求項12に記載の冷蔵庫用
    自動製氷装置。
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