JPH11230546A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH11230546A
JPH11230546A JP10030014A JP3001498A JPH11230546A JP H11230546 A JPH11230546 A JP H11230546A JP 10030014 A JP10030014 A JP 10030014A JP 3001498 A JP3001498 A JP 3001498A JP H11230546 A JPH11230546 A JP H11230546A
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battery
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control circuit
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/24Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements
    • F23N5/242Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements using electronic means

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電池の残存寿命が少なくなったときに、確実に
電池交換を促す報知を行う燃焼装置を提供する。 【解決手段】点火手段26と、電池13の電圧を検出す
る電池電圧検出回路41,48と、電池13を電源とし
て燃焼部の作動を制御し、電池13の電圧が第1基準電
圧以下となったときに報知手段24を作動させる制御回
路14と、電池13の電圧が前記第1基準電圧よりも低
い第2基準電圧以下となったときに制御回路14の作動
を禁止する作動禁止回路15とを備えた燃焼装置におい
て、電池13の電圧が前記第2基準電圧以下となったと
きに、制御回路14に電圧低下信号を継続して出力する
電圧低下信号出力回路15を設け、制御回路14は、作
動禁止回路15による作動の禁止が解除されて作動を再
開するときに、前記電圧低下信号の出力の有無を確認
し、該電圧低下信号が出力されているときには報知手段
24を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、電池を電源とし
て作動する燃焼装置の電池交換時期の報知に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電池を電源として作動する燃焼装
置が知られている。例えば電池を電源とするガスこんろ
においては、CPU等により構成されて燃焼状態を制御
する制御回路を備えた電子ユニットが電池を電源として
作動すると共に、燃料ガスの供給電磁弁や、ガスバーナ
に点火するスパーカも電池を電源として作動する。
【0003】ここで、制御回路を構成するCPUには、
正常な動作を保証する電圧(最低保証動作電圧、例えば
1.8V)が規定されている。そして、電池の電圧がC
PUの最低保証動作電圧よりも低くなると、CPUの誤
動作等が生じて正常な燃焼状態の制御を行うことができ
なくなるおそれがある。
【0004】そのため、一般に、電子ユニットには電池
の電圧を検出する電圧検出回路が設けられ、電池の電圧
が最低保証動作電圧よりも若干高い電圧に設定された作
動禁止電圧(例えば1.9V)以下となったときに、C
PUの作動を禁止する作動禁止回路が設けられている。
この禁止回路の働きにより、電池の電圧が最低保証動作
電圧以下の状態でCPUが作動し、CPUの誤動作によ
り、正常な燃焼状態の制御が行われなくなることを防止
している。
【0005】しかし、電池の電圧が前記作動禁止電圧以
下となったときに、いきなりCPUの作動を禁止する
と、予備の電池がないときには、ガスこんろが使用でき
なくなって調理が中断されるため、使用者の使い勝手が
悪い。そこで、電池の電圧が、前記作動禁止電圧よりも
高い値に設定された電池交換電圧(例えば2.0V)以
下となったときに、CPUがランプやブザー等の報知手
段により使用者に電池の交換を促す報知を行い、電池の
残存寿命に余裕がある段階で電池の交換が行われるよう
にしたガスこんろが知られている。
【0006】ここで、電池を電源とするガスこんろにお
いては、上述したようにスパーカ等の点火手段も電池を
電源として作動する。そして、電力消費の大きいスパー
カを作動させると、電池の電圧が瞬間的に大きく低下す
る場合がある。
【0007】そのため、電池の残存寿命が短くなり、電
池の出力能力が低下した状態でスパーカを作動させる
と、電池の電圧が瞬間的に前記電池交換電圧以下となる
場合がある。この場合、スパーカの作動停止後に電池の
電圧が前記電池交換電圧を超えるまで回復するときもあ
るが、電池の残存寿命が少ないことが明らかである。
【0008】そこで、一度でも電池の電圧が前記電池交
換電圧以下となったときには、その後の電池の電圧の回
復に拘わらず、CPUが電池の交換を促す報知を継続し
て(電池が交換されるまで)行うようにしたものもあ
る。
【0009】これにより、調理中に電池の電圧が前記最
低保証動作電圧以下となって、ガスこんろが使用不能と
なることを防止している。
【0010】しかし、電池の残存寿命が少なくなった状
態でスパーカを作動させると、場合によっては電池の電
圧が前記電池交換電圧よりも低い前記作動禁止電圧以下
まで低下することがある。この場合には、前記作動禁止
回路が作動してCPUの作動が禁止されるため、上述し
たCPUによる電池の交換を促す報知も行われない。
【0011】そして、スパーカの作動停止後に、電池の
電圧が前記作動禁止電圧(例えば1.9V)を超えるま
で回復し、前記作動禁止回路による禁止が解除されて前
記制御回路が作動を再開したときに、電池の電圧が前記
電池交換電圧(例えば2.0V)以下であれば、制御回
路がそれを検出して報知を行うことができるが、電池の
電圧が更に前記電池交換電圧を超えるまで回復していた
ときには、実際には電池の残存寿命が少ない状態である
にも拘わらず、電池の交換を促す報知がなされないとい
う不都合があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不都合
を解消し、電池の残存寿命が少なくなったときに、確実
に電池交換を促す報知を行うことができる燃焼装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、電池を電源として燃焼部に点火する点火手
段と、該電池の電圧を検出する電池電圧検出回路と、前
記電池を電源として前記燃焼部の作動を制御すると共
に、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧
が第1基準電圧以下となったときに報知手段を作動させ
る制御回路と、前記電池電圧検出回路で検出された前記
電池の電圧が、前記第1基準電圧よりも低く、前記制御
回路の正常動作が保証される最低保証動作電圧以上に設
定された第2基準電圧以下となったときに、前記制御回
路の作動を禁止する作動禁止回路とを備えた燃焼装置に
おいて、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の
電圧が前記第2基準電圧以下となったときに、前記制御
回路に電圧低下信号を継続して出力する電圧低下信号出
力回路を設け、前記制御回路は、前記作動禁止回路によ
る作動の禁止が解除されて、作動を再開するときに、前
記電圧低下信号出力回路からの前記電圧低下信号の出力
の有無を確認し、該電圧低下信号が出力されているとき
には前記報知手段を作動させることを特徴とする。
【0014】かかる本発明によれば、前記点火手段を作
動させたときのように、前記電池から比較的大きな電力
が取り出されて電池の電圧が前記第2基準電圧よりも低
くなったときに、前記作動禁止回路により前記制御回路
の作動が禁止される。そして、前記制御回路の作動が禁
止されると、前記電池電圧検出回路で検出される前記電
池の電圧が前記第1基準電圧以下であっても、前記報知
手段は作動されない。
【0015】しかし、この場合、前記電圧低下信号出力
回路から前記制御回路に対して、前記電圧低下信号が継
続して出力される。そのため、前記点火手段の作動が停
止されて、前記電池の電圧が前記第2基準電圧を超える
まで回復して前記作動禁止手段による作動の禁止が解除
され、前記制御回路が作動を再開したときに、前記制御
回路は前記電圧低下信号出力回路からの前記電圧低下信
号の出力の有無を確認することで、前記電池の電圧が前
記第2基準電圧以下となる状態が生じていたことを認識
することができる。
【0016】そして、瞬間的であっても、前記電池の電
圧が前記第2基準電圧以下となる状態となったときは、
前記電池の残存寿命が少なくなって該電池の出力能力が
低下していると判断できる。そのため、前記制御回路
は、作動再開時に前記電圧低下信号が出力されていたと
きは、前記報知手段を作動させる。これにより電池の残
存寿命が少なくなったことを使用者に確実に報知するこ
とができる。
【0017】また、前記作動禁止回路は、前記電池電圧
検出回路で検出される前記電池の電圧が前記第2基準電
圧以下となり、且つ、前記電圧低下信号出力回路から前
記電圧低下信号が出力されているときに、前記制御回路
の作動を禁止することを特徴とする。
【0018】前記電圧低下信号出力回路や前記作動禁止
回路は電子回路で構成されるが、電子回路を構成する電
子部品には性能のばらつきがあるため、前記電池電圧検
出回路で検出される前記電池の電圧が前記第2基準電圧
以下となったときに、前記作動禁止回路による前記制御
回路の禁止が、前記電圧低下信号出力回路による前記電
圧低下信号の出力開始よりも早く行われる場合が生じ得
る。そして、この場合には、前記制御回路の作動停止に
より電池の電圧が上昇し、前記電圧低下信号出力回路か
ら前記電圧低下信号が出力されないおそれがある。
【0019】そこで、本発明では、前記作動禁止回路
は、前記電圧低下信号出力回路から前記電圧低下信号が
出力されているときにのみ、前記制御回路の作動を禁止
するようにしている。これにより、前記作動禁止回路に
よる前記制御回路の作動の禁止が解除されたときには、
必ず前記電圧低下信号が出力された状態となるので、電
池の交換を促す報知を確実に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を、図
1,図2を参照して説明する。図1は本発明の燃焼装置
であるガスこんろの構成図、図2は図1に示したガスこ
んろに備えられた電子ユニットの回路構成図である。
【0021】図1を参照して、本実施の形態のガスこん
ろは、調理容器Aに入れられた調理物Bを加熱するガス
バーナ1と、ガスバーナ1に燃料ガスを供給するガス供
給路2に設けられた安全弁3と、加熱量調節手段4と、
安全弁3への通電やガスバーナ1の点火制御等を行う電
子ユニット5と、操作手段6とを備える。
【0022】安全弁3は、使用者による点火/消火ボタ
ン7の点火操作(押し操作)でバネ8に抗して機械的に
開弁されると共に、電子ユニット5からコイル9への通
電により開弁状態が保持され、電子ユニット5からコイ
ル9への通電の遮断によりバネ8の付勢力で閉弁され
る。
【0023】加熱量調節手段4は、電子ユニット5から
の通電のオン、オフにより開閉される電磁弁10と、電
磁弁10を迂回し、燃料ガスの供給流量が主ガス供給路
11よりも小さいバイパス路12とからなる。電磁弁1
0を開弁状態から閉弁状態に切換えると、それまで安全
弁3の下流で分岐した主ガス供給路11とバイパス路1
2の双方を経由してガスバーナ1に供給されていた燃料
ガスが、バイパス路12のみによって行われるようにな
るので、ガスバーナ1への燃料ガスの供給流量が減少す
る。そのため、ガスバーナ1の加熱量を減少させること
ができる。
【0024】また、点火/消火スイッチ7が押し下げ操
作されると、マイクロスイッチ20がON(閉)し、該
マイクロスイッチ20のONに応じて電子ユニット5が
作動を開始する。
【0025】電子ユニット5は、電池13を電源として
作動し、制御回路14,作動禁止回路15,及び電圧低
下信号出力回路16を備える。制御回路14は、電池1
3からの電源供給が開始されると、先ずスパーカ26
(本発明の点火手段に相当)を介して点火電極25に火
花放電を生じさせ、ガスバーナ1の点火処理を行う。
【0026】そして、制御回路14は、操作手段6の保
温スイッチ21が操作されて調理物Bの保温指示がなさ
れているときは、温度センサ17により検出される調理
物Bの温度が、操作手段6に備えられた保温温度設定ス
イッチ18により設定された目標保温温度と略一致する
ように、加熱量調節手段4によりガスバーナ1の加熱量
を調節する。
【0027】また、制御回路14は、ガスバーナ1の燃
焼状態を検出する炎センサ19により、ガスバーナ1の
失火を検出したときは、安全弁3のコイル9への通電を
遮断して安全弁3を閉弁し、ブザー22(本発明の報知
手段に相当)により使用者に失火の発生を報知する。
【0028】さらに、制御回路14は、電池13の電圧
が低下して交換時期となったときには、電池交換ランプ
24(本発明の報知手段に相当)を点滅又は点灯させ
て、使用者に電池13の交換を促す報知を行う。
【0029】次に、図2を参照して、本実施の形態のガ
スこんろにおける電池13の交換時期の報知処理につい
て説明する。
【0030】図2は、図1に示した電子ユニット5の要
部を示した回路構成図である。CPU30は入出力ポー
トを備え、図示しないROM,RAM等の記憶手段と共
に制御回路14を構成する。CPU30は、出力ポート
1 ,P2 からの出力によりトランジスタ31,32を
介して安全弁3の開弁保持と閉弁を行い、出力ポートP
9 からの出力によりスパーカ26を介して点火電極25
に火花放電を生じさせ、出力ポートP3 ,P4 からの出
力により電磁弁駆動IC33を介して電磁弁10を開閉
する。
【0031】ここで、本実施の形態のCPU30の最低
保証動作電圧は1.8Vに規定されているため、電池1
3の電圧が1.8V以下となるとCPUが誤動作するお
それがある。そのため、CPU30は電池13の電圧を
1.9V(本発明の第2基準電圧に相当)、2.0V
(本発明の第1基準電圧に相当)、2.2V(本発明の
第1基準電圧に相当)の3段階で監視し、それぞれの電
圧レベルに応じて電池13の交換を促す報知を行う。
尚、使用開始時の電池13の電圧は約3Vである。
【0032】コンパレータ35は、電池13の電圧が
2.2Vまで低下したことを検知するためのものであ
り、レギュレータ34により生成された1.5Vの安定
電圧を抵抗36,37で分圧した電圧が基準電圧として
正入力端子に入力され、電池13の出力電圧を抵抗3
8,39で分圧した電圧(電池13の電圧に応じて変化
する)が比較電圧として負入力端子に入力される。尚、
コンパレータ35と抵抗36〜39により本発明の電池
電圧検出回路が構成される。
【0033】そして、抵抗36〜39の抵抗値は、電池
13の電圧が2.2V以下となったときに、コンパレー
タ35の出力が0Vからハイインピーダンス状態に切り
替わるように設定され、コンパレータ35の出力端子は
抵抗40を介してプルアップされている。そのため、電
池13の電圧が2.2V以下となると、CPUの入力ポ
ートP7 への入力レベルが0V(ロジック低レベル)か
らロジック高レベルに切り替わる。
【0034】CPU30は、入力ポートP7 への入力レ
ベルがロジック高レベルとなり、電池13の電圧が2.
2V以下となったことを認識したときは、出力ポートP
5 から間欠的に0Vを出力して電池交換ランプ24を点
滅させる(第1の報知)。この電池交換ランプ24の点
滅により、使用者に、電池13が交換時期となったこと
を認識させることができる。尚、電池交換ランプ24に
は、電流制限抵抗63が直列接続されている。
【0035】また、コンパレータ41は、電池13の電
圧が2.0Vまで低下したことを検知するためのもので
あり、レギュレータ34により生成された1.5Vの安
定電圧を抵抗42,43で分圧した電圧が基準電圧とし
て正入力端子に入力され、電池13の出力電圧を抵抗4
4,45で分圧した電圧(電池13の電圧に応じて変化
する)が比較電圧として負入力端子に入力される。尚、
コンパレータ41と抵抗42〜45により本発明の電池
電圧検出回路が構成される。
【0036】そして、抵抗42〜45の抵抗値は、電池
13の電圧が2.0V以下となったときに、コンパレー
タ41の出力が0Vからハイインピーダンス状態に切り
替わるように設定され、コンパレータ41の出力端子は
抵抗46を介してプルアップされている。そのため、電
池13の電圧が2.0V以下となると、CPUの入力ポ
ートP8 への入力レベルが0V(ロジック低レベル)か
らロジック高レベルに切り替わる。
【0037】CPU30は、入力ポートP8 への入力レ
ベルがロジック高レベルとなり、電池13の電圧が2.
0V以下となったことを認識したときは、出力ポートか
ら連続的に0Vを出力して電池交換ランプ24を点灯さ
せる(第2の報知)。この電池交換ランプ24の点灯に
より、使用者に、電池13を直ちに交換する必要がある
ことを認識させることができる。
【0038】ここで、電池13の残存寿命が少なくなっ
た状態で、スパーカ26や電磁弁10のように消費電力
が大きいものを作動させると、電池13の電圧が2.2
V以下となったり、さらに2.0V以下となったりする
場合がある。この場合、スパーカ26や電磁弁10の作
動低下後に電池13の電圧が2.2V、或いは2.0V
を超えるまで回復することがある。
【0039】しかし、このように電池13の電圧が低下
したときは、電池の残存寿命が少なく、電池13の出力
能力が低下していることが明らかである。そこで、CP
U30はコンパレータ35からの出力により電池13の
電圧が2.2V以下となったこと、或いはコンパレータ
41からの出力により電池41の電圧が2.0V以下と
なったことを認識したときには、その後のコンパレータ
35或いはコンパレータ41の出力に拘わらず、前記第
1の報知又は前記第2の報知を継続して行う。
【0040】次に、コンパレータ47は、電圧検知IC
48(本発明の電池電圧検出回路に相当),バッファア
ンプ50,61及び抵抗51〜55と共に電圧低下信号
出力回路16を構成する。ここで、コンパレータ47の
正入力端子に入力される基準電圧VB は、コンパレータ
47の出力に応じて切り替わる。
【0041】即ち、コンパレータ47の出力が0Vであ
るときは、 VB1=(R54・R55)/{R54・R55+R53(R54+R55)} =R54/(R54+R53+R54/R55)・1.5(V)となり、 コンパレータ47の出力がハイインピーダンス状態であ
るときには、 VB2=R54/(R53+R54)・1.5(V) (>
B1) となる。 (R53〜R55はそれぞれ抵抗53〜55の抵抗値)一
方、コンパレータ47の負入力端子には、バッファアン
プ50を介した電圧検知IC48の出力が、抵抗51,
52で分圧されて入力される。電圧検知IC48は、電
池13の電圧が1.9V以下となったときに、出力がハ
イインピーダンス状態から0Vに切り替わるものであ
る。そして、電圧検知IC48の出力端子は抵抗49に
より1.5Vにプルアップされているため、電池13の
電圧が1.9V以下となると、バッファアンプ50への
入力電圧が0Vから1.5Vに切り替わり、それに応じ
てバッファアンプ50の出力電圧も0Vから1.5Vに
切り替わる。
【0042】そして、抵抗51〜55の抵抗値は、電池
13の電圧が1.9V以下となったとき、即ちバッファ
アンプ50の出力が1.5Vから0Vに切り替わったと
きに、コンパレータ47の出力が0Vからハイインピー
ダンス状態に切り替わるように設定されている。ここ
で、上述したように、コンパレータ47の出力が0Vか
らハイインピーダンス状態に切り替わると、コンパレー
タ47の正入力端子への入力電圧がVB1からVB2に上昇
する。
【0043】そして、抵抗55の抵抗値は、一度電池1
3の電圧が1.9V以下となったときは、その後、電池
13の電圧が1.9Vを超えるまで回復してバッファア
ンプ50の出力が0Vから1.5Vに切り替わっても、
コンパレータ47の負入力端子への入力電圧が、VB2
超えないように設定されている。
【0044】そのため、一度電池13の電圧が1.9V
以下となったことが検知されると、電圧低下信号出力手
段16を構成するコンパレータ47の出力は継続してハ
イインピーダンス状態となる。ここで、コンパレータ4
7の出力がハイインピーダンス状態となると、バッファ
アンプ61への入力電圧が、0VからR53/R54・1.
5V(R53,R54はそれぞれ抵抗53,54の抵抗値)
に切り替わり、抵抗62によりプルアップされたバッフ
ァアンプ61の出力が0Vからロジック高レベルに切り
替わる。これにより、CPU30の入力ポートP0 に、
ロジック高レベルの信号(本発明の電圧低下信号に相
当)が継続して出力される。
【0045】尚、マイクロスイッチ20がOFF(開)
され、電圧低下信号出力回路16への電源供給が遮断さ
れたときに、電圧低下信号出力手段16からCPU30
への電圧低下信号の継続出力が解除される。
【0046】また、AND素子57は、電圧検知IC4
8,反転素子56,58,抵抗59,及びコンデンサ6
0と共に作動禁止回路15を構成する。電圧検知IC4
8が電池13の電圧が1.9V以下となったことを検知
して、電圧検知IC48の出力がハイインピーダンス状
態から0Vに切り替わると、反転素子56からの出力が
0Vからロジック高レベルに切り替わる。
【0047】そして、このとき、上述したように、バッ
ファアンプ61の出力はロジック高レベルであるため、
AND素子57の2つの入力端子には共にロジック高レ
ベルの電圧が入力される。そのため、AND素子57か
らの出力がロジック高レベルとなって、反転素子58か
らロジック低レベル信号(リセット信号)が出力され
る。
【0048】即ち、電池13の電圧が1.9V以下とな
ると、作動禁止回路15からCPU30のリセット端子
への出力レベルが、ロジック高レベルからロジック低レ
ベルに切り替わり、CPU30及びCPU30により構
成される制御回路14の作動が禁止される。
【0049】CPU30の作動が禁止されると、CPU
30の出力ポートP1 ,P2 ,P3〜P6 ,及びP9
らの出力がロジック高レベルとなるので、トランジスタ
31,32がOFFされてコイル9への通電が遮断さ
れ、図1に示した安全弁3が閉弁され、図1に示したガ
スバーナ1は消火される。そして、CPU30の作動が
禁止されるので、CPU30の誤動作が防止される。
【0050】次に、例えば電池13が2.2V付近まで
低下した状態でスパーカ26を作動させると、電池13
の電圧が瞬間的に1.9V以下となることが生じ得る。
この場合、上述したように、電圧低下信号出力手段16
からからCPU30の入力ポートP0 にロジック高レベ
ルの電圧低下信号が出力されると共に、作動禁止回路1
5からCPU30のリセット端子にロジック低レベルの
リセット信号が出力され、CPU30の作動が禁止され
る。
【0051】この場合、スパーカ26の作動停止後に、
電池13の電圧が1.9Vを超えるレベルまで回復する
と、作動禁止回路15からの出力がロジック高レベルか
らロジック低レベルに切り替わるため、CPU30の作
動禁止が解除されて、CPU30が作動を再開する。一
方、電圧低下信号出力回路16からCPU30の入力ポ
ートP0 には、上述したように電圧低下信号が継続して
出力されている。
【0052】そのため、CPU30は、作動を再開する
ときに、入力ポートP0 に電圧低下信号出力手段16か
ら電圧低下信号が入力されているか否かを確認すること
で、作動の再開前に電池13の電圧が1.9V以下とな
っていたか否かを認識する。そして、電圧低下信号が入
力されていたときには、電池13の残存寿命が極めて少
ないと想定されるため、CPU30は、電池交換ランプ
24を点灯させると共に、ブザー22を鳴動させて、使
用者に電池13の交換を強く促す。
【0053】これにより、CPU30の作動再開時に、
電池13の電圧が1.9Vからさらに2.2Vを超える
まで回復し、前記第1の報知及び前記第2の報知がなさ
れない状態であっても、CPU30により電池13の交
換を促す報知を確実に行うことができる。
【0054】尚、本実施の形態では、作動禁止回路15
にAND素子57を設け、電圧低下信号出力回路16か
ら電圧低下信号が確実に出力された後に、作動禁止回路
15からCPU30にリセット信号を出力するようにし
たが、電圧低下信号出力回路16からの電圧低下信号の
出力タイミングと、作動禁止回路15からのリセット信
号の出力タイミングとのずれが問題とならない場合に
は、AND素子57を使用せず、反転素子56の出力を
直接反転素子58に入力するようにしてもよい。
【0055】また、本実施の形態では、電池13の電圧
が2.2V及び2.0V以下となったことを検知するた
めにコンパレータ35及び41を用いたが、電圧検知I
C48と同様の電圧検知ICを用いて検知するようにし
てもよい。
【0056】また、本実施の形態では、燃焼装置として
ガスこんろを例に説明したが、ガス瞬間湯沸かし器のよ
うな他のガス器具や、灯油を燃料とする燃焼装置に対し
ても本発明の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のガスこんろの構成図。
【図2】図1のガス調理器に備えた電子ユニットの回路
構成図。
【符号の説明】
1…ガスバーナ、2…ガス供給路、3…安全弁、4…加
熱量調節手段、5…電子ユニット、6…操作手段、7…
点火/消火スイッチ、8…バネ、9…コイル、10…電
磁弁、11…主ガス供給路、12…バイパス路、13…
電池、14…制御回路、15…作動禁止回路、16…電
圧低下信号出力回路、17…温度センサ、18…保温温
度設定手段、19…炎センサ、20…マイクロスイッ
チ、21…保温スイッチ、22…ブザー、23…保温ラ
ンプ、24…電池交換ランプ、25…点火電極、26…
スパーカ、30…CPU、34…レギュレータ、35,
41,47…コンパレータ、48…電圧検知IC、A…
調理容器、B…調理物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を電源として燃焼部に点火する点火手
    段と、該電池の電圧を検出する電池電圧検出回路と、 前記電池を電源として前記燃焼部の作動を制御すると共
    に、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧
    が第1基準電圧以下となったときに報知手段を作動させ
    る制御回路と、 前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が、
    前記第1基準電圧よりも低く、前記制御回路の正常動作
    が保証される最低保証動作電圧以上に設定された第2基
    準電圧以下となったときに、前記制御回路の作動を禁止
    する作動禁止回路とを備えた燃焼装置において、 前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が前
    記第2基準電圧以下となったときに、前記制御回路に電
    圧低下信号を継続して出力する電圧低下信号出力回路を
    設け、 前記制御回路は、前記作動禁止回路による作動の禁止が
    解除されて、作動を再開するときに、前記電圧低下信号
    出力回路からの前記電圧低下信号の出力の有無を確認
    し、該電圧低下信号が出力されているときには前記報知
    手段を作動させることを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】前記作動禁止回路は、前記電池電圧検出回
    路で検出される前記電池の電圧が前記第2基準電圧以下
    となり、且つ、前記電圧低下信号出力回路から前記電圧
    低下信号が出力されているときに、前記制御回路の作動
    を禁止することを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
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