JPH1122967A - 強制排気式給湯器の燃焼制御装置 - Google Patents
強制排気式給湯器の燃焼制御装置Info
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- JPH1122967A JPH1122967A JP17673997A JP17673997A JPH1122967A JP H1122967 A JPH1122967 A JP H1122967A JP 17673997 A JP17673997 A JP 17673997A JP 17673997 A JP17673997 A JP 17673997A JP H1122967 A JPH1122967 A JP H1122967A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 給湯器の通常の動作である燃焼量の急激な変
化や、バーナ着火時の圧力変化等によって誤動作が発生
しないようにする。 【解決手段】 燃焼ファン５の吐出側に風圧スイッチ２
を設け、この風圧スイッチ２のＯＮ−ＯＦＦにより風圧
の異常を検出するとともに、異常状態が所定時間継続し
ない限り異常と判定しない。また、異常状態が発生して
も燃焼開始状態である点火器動作中と燃焼ランプが点灯
していないときは、風圧スイッチ２からの信号によって
燃焼が停止することはない。
化や、バーナ着火時の圧力変化等によって誤動作が発生
しないようにする。 【解決手段】 燃焼ファン５の吐出側に風圧スイッチ２
を設け、この風圧スイッチ２のＯＮ−ＯＦＦにより風圧
の異常を検出するとともに、異常状態が所定時間継続し
ない限り異常と判定しない。また、異常状態が発生して
も燃焼開始状態である点火器動作中と燃焼ランプが点灯
していないときは、風圧スイッチ２からの信号によって
燃焼が停止することはない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用の強制排気
式給湯器の燃焼制御に関するものである。
式給湯器の燃焼制御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の強制排気式給湯器の燃焼
制御においては、図３に示すように風圧スイッチ２がＯ
Ｎすると、トランジスタ１８が直ちにＯＮしＢ点の電圧
はグランドレベルになる。その結果、トランジスタ１３
がＯＦＦとなりトランジスタ１２がＯＦＦするので、電
磁弁１への電源供給が停止する。すなわち、電磁弁１は
風圧スイッチ２がＯＮすると直ぐに閉じ燃焼を停止させ
てしまう。
制御においては、図３に示すように風圧スイッチ２がＯ
Ｎすると、トランジスタ１８が直ちにＯＮしＢ点の電圧
はグランドレベルになる。その結果、トランジスタ１３
がＯＦＦとなりトランジスタ１２がＯＦＦするので、電
磁弁１への電源供給が停止する。すなわち、電磁弁１は
風圧スイッチ２がＯＮすると直ぐに閉じ燃焼を停止させ
てしまう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃焼量
の急激な変化や、点火シーケンスにおける燃焼ファン５
の回転数変化や、バーナ着火による圧力変化など通常の
給湯器の動作においても風圧スイッチ２が瞬間的にＯＮ
し、その結果、器具が停止してほしい使い勝手が良くな
いという課題があった。
の急激な変化や、点火シーケンスにおける燃焼ファン５
の回転数変化や、バーナ着火による圧力変化など通常の
給湯器の動作においても風圧スイッチ２が瞬間的にＯＮ
し、その結果、器具が停止してほしい使い勝手が良くな
いという課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、燃焼ファンの吐出側に風圧スイッチを設
け、風圧スイッチのＯＮ−ＯＦＦにより風圧の異常を検
出する構成に、この異常状態が任意の時間継続しないと
異常と判定しない手段を設けたものである。
するために、燃焼ファンの吐出側に風圧スイッチを設
け、風圧スイッチのＯＮ−ＯＦＦにより風圧の異常を検
出する構成に、この異常状態が任意の時間継続しないと
異常と判定しない手段を設けたものである。
【０００５】上記発明によれば、給湯器の急激な燃焼量
の増加による瞬間的な圧力急上昇や、点火時の燃焼ファ
ンの回転数変化やバーナ着火時の風圧上昇が一時的にあ
っても器具が停止してしまうことがない。
の増加による瞬間的な圧力急上昇や、点火時の燃焼ファ
ンの回転数変化やバーナ着火時の風圧上昇が一時的にあ
っても器具が停止してしまうことがない。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明は燃焼ファンの吐出側に設
けた風圧スイッチと、風圧スイッチの信号を受けて燃焼
を停止する風圧安全手段を有するため、屋外に設置され
た煙突に強風により燃焼ファンの能力以上の圧力がかか
ったとき、風圧スイッチがＯＮし風圧安全手段が燃焼を
停止させる。
けた風圧スイッチと、風圧スイッチの信号を受けて燃焼
を停止する風圧安全手段を有するため、屋外に設置され
た煙突に強風により燃焼ファンの能力以上の圧力がかか
ったとき、風圧スイッチがＯＮし風圧安全手段が燃焼を
停止させる。
【０００７】このとき、風圧スイッチの信号が任意の時
間継続しないかぎり風圧異常と判定しない風圧異常検出
手段を設け、これによって給湯器の設定湯温が大きく変
わったり、給湯量が急に大きく変わったりして燃焼量が
急激に大きくなり、瞬間的に風圧スイッチがＯＮしても
異常と判定しない。
間継続しないかぎり風圧異常と判定しない風圧異常検出
手段を設け、これによって給湯器の設定湯温が大きく変
わったり、給湯量が急に大きく変わったりして燃焼量が
急激に大きくなり、瞬間的に風圧スイッチがＯＮしても
異常と判定しない。
【０００８】また、点火器動作中と燃焼ランプが点灯し
ていない時は風圧スイッチを有効としない風圧スイッチ
作動許可手段を設ける事により、点火シーケンス中に行
う燃焼ファンの起動にともなう風圧の急上昇や、バーナ
ー着火時に発生する圧力の急上昇により風圧スイッチが
ＯＮしても異常と判定しない。
ていない時は風圧スイッチを有効としない風圧スイッチ
作動許可手段を設ける事により、点火シーケンス中に行
う燃焼ファンの起動にともなう風圧の急上昇や、バーナ
ー着火時に発生する圧力の急上昇により風圧スイッチが
ＯＮしても異常と判定しない。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【００１０】（実施例１）図１は本発明の実施例１の家
庭用ガス給湯器の構造図である。図において、１は電磁
弁でありバーナ３に供給するガスを制御装置３の制御に
より開閉する。
庭用ガス給湯器の構造図である。図において、１は電磁
弁でありバーナ３に供給するガスを制御装置３の制御に
より開閉する。
【００１１】４は水量センサーで水入口と熱交換器６の
入り口の間に設け、蛇口が開けられ、水が熱交換器６に
流れ出すと水の水量に応じた水量信号を制御器３へ送
る。７は点火ガイシで点火火花を飛ばす。８はフレーム
ロッドで炎電流検出用の電極である。９はバーナでガス
を燃焼させる。５は燃焼ファンでバーナ９でガスの燃焼
により発生した排気ガスを排気パイプ１０を通じて屋外
へ排気するとともに、燃焼用の空気をバーナ９の下部よ
り吸い込む。
入り口の間に設け、蛇口が開けられ、水が熱交換器６に
流れ出すと水の水量に応じた水量信号を制御器３へ送
る。７は点火ガイシで点火火花を飛ばす。８はフレーム
ロッドで炎電流検出用の電極である。９はバーナでガス
を燃焼させる。５は燃焼ファンでバーナ９でガスの燃焼
により発生した排気ガスを排気パイプ１０を通じて屋外
へ排気するとともに、燃焼用の空気をバーナ９の下部よ
り吸い込む。
【００１２】図２は本発明の実施した制御装置３の回路
図である。１１は公知のいわゆるマイクロコンピュータ
である。１２はトランジスタで電磁弁１に供給する電源
をＯＮ−ＯＦＦする。１３はトランジスタでマイクロコ
ンピュータ１１の信号によりトランジスタ１２をＯＮ−
ＯＦＦする。
図である。１１は公知のいわゆるマイクロコンピュータ
である。１２はトランジスタで電磁弁１に供給する電源
をＯＮ−ＯＦＦする。１３はトランジスタでマイクロコ
ンピュータ１１の信号によりトランジスタ１２をＯＮ−
ＯＦＦする。
【００１３】１４はトランジスタで電磁弁１をマイクロ
コンピュータ１１の信号によりＯＮ−ＯＦＦする。１５
はトランジスタでマイクロコンピュータ１１の信号によ
り点火器３６をＯＮ−ＯＦＦする。１６はトランジスタ
で燃焼ランプ１７であるＬＥＤをマイクロコンピュータ
１１の信号によりＯＮ−ＯＦＦする。
コンピュータ１１の信号によりＯＮ−ＯＦＦする。１５
はトランジスタでマイクロコンピュータ１１の信号によ
り点火器３６をＯＮ−ＯＦＦする。１６はトランジスタ
で燃焼ランプ１７であるＬＥＤをマイクロコンピュータ
１１の信号によりＯＮ−ＯＦＦする。
【００１４】さて、風圧異常検出手段３７の構成を説明
する。１８はトランジスタで風圧スイッチ２によりＯＮ
−ＯＦＦされ、マイクロコンピュータ１１のトランジス
タ１３用駆動信号を引き込む働きをする。１９のコンデ
ンサは抵抗２０とともにタイマー回路を作り、風圧スイ
ッチ２がＯＮしてもトランジスタ１８がＯＮするのを任
意の時間遅らせる働きをする。なお、抵抗３２はコンデ
ンサ１９の放電抵抗を兼ねる。
する。１８はトランジスタで風圧スイッチ２によりＯＮ
−ＯＦＦされ、マイクロコンピュータ１１のトランジス
タ１３用駆動信号を引き込む働きをする。１９のコンデ
ンサは抵抗２０とともにタイマー回路を作り、風圧スイ
ッチ２がＯＮしてもトランジスタ１８がＯＮするのを任
意の時間遅らせる働きをする。なお、抵抗３２はコンデ
ンサ１９の放電抵抗を兼ねる。
【００１５】次に、風圧スイッチ作動許可手段３８の構
成を説明する。２１はダイオードでカソードはトランジ
スタ１６のコレクタに、アノードはテイコウ２５を介し
てトランジスタ２２のベースに接続する。ダイオード２
４においてそのカソードはトランジスタ１５のコレクタ
に、アノードはテイコウ２０とテイコウ２５に接続す
る。
成を説明する。２１はダイオードでカソードはトランジ
スタ１６のコレクタに、アノードはテイコウ２５を介し
てトランジスタ２２のベースに接続する。ダイオード２
４においてそのカソードはトランジスタ１５のコレクタ
に、アノードはテイコウ２０とテイコウ２５に接続す
る。
【００１６】ダイオード２３においてそのカソードはト
ランジスタ２２のコレクタに、アノードはテイコウ２０
とテイコウ２５に接続する。抵抗２６はトランジスタ２
２に電源を供給するバイアス抵抗である。
ランジスタ２２のコレクタに、アノードはテイコウ２０
とテイコウ２５に接続する。抵抗２６はトランジスタ２
２に電源を供給するバイアス抵抗である。
【００１７】なお、２８，２９，３０，３１の各抵抗も
また各々のトランジスタのバイアス抵抗である。
また各々のトランジスタのバイアス抵抗である。
【００１８】２７はＬＥＤ１７の保護抵抗である。この
ような構成にすると、風圧スイッチ２がＯＮになってい
ても、トランジスタ１５がＯＮのとき（点火器３６がＯ
Ｎの時）ダイオード２４のカソードはトランジスタ１５
によりグランドに接続される。したがってテイコウ２０
とテイコウ２５の接続点Ａは０．７Ｖ以下となり、トラ
ンジスタ１８はＯＦＦとなる。
ような構成にすると、風圧スイッチ２がＯＮになってい
ても、トランジスタ１５がＯＮのとき（点火器３６がＯ
Ｎの時）ダイオード２４のカソードはトランジスタ１５
によりグランドに接続される。したがってテイコウ２０
とテイコウ２５の接続点Ａは０．７Ｖ以下となり、トラ
ンジスタ１８はＯＦＦとなる。
【００１９】また、風圧スイッチ２がＯＮになっていて
も、トランジスタ１６がＯＦＦのとき（ＬＥＤ１７がＯ
ＦＦの時）ダイオード２１のカソードはトランジスタ１
５によりグランドから切り離される。その結果、テイコ
ウ２６とテイコウ２５によりトランジスタ２２はＯＮと
なる。
も、トランジスタ１６がＯＦＦのとき（ＬＥＤ１７がＯ
ＦＦの時）ダイオード２１のカソードはトランジスタ１
５によりグランドから切り離される。その結果、テイコ
ウ２６とテイコウ２５によりトランジスタ２２はＯＮと
なる。
【００２０】ダイオード２３のカソードはトランジスタ
２２によりグランドに接続される。したがってテイコウ
２０とテイコウ２５の接続点Ａは０．７以下となり、ト
ランジスタ１８はＯＦＦとなる。よって、このような回
路構成にすると、風圧スイッチ２がＯＮであってもトラ
ンジスタ１８はＯＮにならない。
２２によりグランドに接続される。したがってテイコウ
２０とテイコウ２５の接続点Ａは０．７以下となり、ト
ランジスタ１８はＯＦＦとなる。よって、このような回
路構成にすると、風圧スイッチ２がＯＮであってもトラ
ンジスタ１８はＯＮにならない。
【００２１】上記構成において、本発明の強制排気式給
湯器の燃焼制御装置の動作を説明する。
湯器の燃焼制御装置の動作を説明する。
【００２２】蛇口が開き水が流れると水量センサー４
が、水量信号を燃焼制御装置３のマイクロコンピュータ
１１に入る。マイクロコンピュータ１１は水量信号がは
いると燃焼ファン５を駆動する。このとき、燃焼ファン
５は急激に回転数を上げるので、風圧スイッチ２に加わ
る圧力が急激に大きくなる。
が、水量信号を燃焼制御装置３のマイクロコンピュータ
１１に入る。マイクロコンピュータ１１は水量信号がは
いると燃焼ファン５を駆動する。このとき、燃焼ファン
５は急激に回転数を上げるので、風圧スイッチ２に加わ
る圧力が急激に大きくなる。
【００２３】このとき、風圧スイッチ２が燃焼ファン５
の風圧に煽られてＯＮしても、このときは点火器３６は
ＯＦＦまた、燃焼ランプであるＬＥＤ１７はＯＦＦであ
る。上記に説明したとおりトランジスタ１５とダイオー
ド２４により、またトランジスタ２２とダイオード２３
によりトランジスタ１８はＯＮしないので風圧スイッチ
２が誤動作しても給湯器は正常に動作する。
の風圧に煽られてＯＮしても、このときは点火器３６は
ＯＦＦまた、燃焼ランプであるＬＥＤ１７はＯＦＦであ
る。上記に説明したとおりトランジスタ１５とダイオー
ド２４により、またトランジスタ２２とダイオード２３
によりトランジスタ１８はＯＮしないので風圧スイッチ
２が誤動作しても給湯器は正常に動作する。
【００２４】また、音燃焼ファン５が起動して点火器３
６がＯＮして、電磁弁がＯＮしたときバーナ９が着火し
たときも燃焼ガスの影響により急激に圧力が大きくな
り、風圧スイッチ２がＯＮしても、燃焼ランプであるＬ
ＥＤ１７はＯＦＦである。上記に説明したとおり、トラ
ンジスタ２２とダイオード２３によりトランジスタ１８
はＯＮしないので、風圧スイッチ２が誤動作しても給湯
器は正常に動作する。
６がＯＮして、電磁弁がＯＮしたときバーナ９が着火し
たときも燃焼ガスの影響により急激に圧力が大きくな
り、風圧スイッチ２がＯＮしても、燃焼ランプであるＬ
ＥＤ１７はＯＦＦである。上記に説明したとおり、トラ
ンジスタ２２とダイオード２３によりトランジスタ１８
はＯＮしないので、風圧スイッチ２が誤動作しても給湯
器は正常に動作する。
【００２５】さらに、バーナ９に着火し通常運転になっ
て給湯器が比例制御状態になったとき、蛇口が急にさら
に大きく開かれたとき、あるいは別の蛇口が開かれ、急
に給湯器の負荷が大きくなってガス量が大きくなると燃
焼量が大きくなるので燃焼ガスの影響により急激に圧力
が大きくなり、風圧スイッチ２がＯＮしても、コンデン
サ１９とテイコウ２０によりトランジスタ１８のベース
電圧は急に大きくならない。
て給湯器が比例制御状態になったとき、蛇口が急にさら
に大きく開かれたとき、あるいは別の蛇口が開かれ、急
に給湯器の負荷が大きくなってガス量が大きくなると燃
焼量が大きくなるので燃焼ガスの影響により急激に圧力
が大きくなり、風圧スイッチ２がＯＮしても、コンデン
サ１９とテイコウ２０によりトランジスタ１８のベース
電圧は急に大きくならない。
【００２６】その内に急激に大きくなった圧力は下がり
定常状態にもどり、風圧スイッチ２に加わる圧力も定常
状態にもどるので風圧スイッチ２がＯＦＦする。風圧ス
イッチ２がＯＦＦすると、コンデンサ１９の電荷はテイ
コウ３２を通じて放電するので、コンデンサ１９の電圧
は下がりトランジスタ１８はＯＮしなくなる。
定常状態にもどり、風圧スイッチ２に加わる圧力も定常
状態にもどるので風圧スイッチ２がＯＦＦする。風圧ス
イッチ２がＯＦＦすると、コンデンサ１９の電荷はテイ
コウ３２を通じて放電するので、コンデンサ１９の電圧
は下がりトランジスタ１８はＯＮしなくなる。
【００２７】通常に排気パイプ１０に強風により外部か
ら風圧が加わったときは、風圧スイッチ２がＯＮする。
風圧スイッチ２がＯＮするとテイコウ２５，２０，３２
によりトランジスタ１８がＯＮする。トランジスタ１８
がＯＮすると、テイコウ３０と３１の接続点Ｂの電圧は
グランドレベルとなり、その結果、トランジスタ１３が
ＯＦＦする。
ら風圧が加わったときは、風圧スイッチ２がＯＮする。
風圧スイッチ２がＯＮするとテイコウ２５，２０，３２
によりトランジスタ１８がＯＮする。トランジスタ１８
がＯＮすると、テイコウ３０と３１の接続点Ｂの電圧は
グランドレベルとなり、その結果、トランジスタ１３が
ＯＦＦする。
【００２８】トランジスタ１３がＯＦＦするとトランジ
スタ１２のベース電位が電源電圧と等しくなり、トラン
ジスタ１２もＯＦＦして電磁弁１に電気が供給されなく
なり、電磁弁１が閉じる。したがって、強風が吹いたと
きは給湯器は安全に停止する。
スタ１２のベース電位が電源電圧と等しくなり、トラン
ジスタ１２もＯＦＦして電磁弁１に電気が供給されなく
なり、電磁弁１が閉じる。したがって、強風が吹いたと
きは給湯器は安全に停止する。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の強制排気式給湯器の燃焼制御装置によれば次の効果が
得られる。
の強制排気式給湯器の燃焼制御装置によれば次の効果が
得られる。
【００３０】屋外に設置された煙突に強風により燃焼フ
ァンの能力以上の圧力がかかった場合に、風圧スイッチ
がＯＮし燃焼を停止させようとしたとき、風圧スイッチ
の信号が所定時間継続しない限り風圧異常信号と判定し
ないので給湯器の通常動作で発生する瞬間的な圧力変化
（例えば給湯器の設定湯温が大きく変わったり、給湯量
が急に大きく変わったりして燃焼量が急増減した場合の
圧力変化）が風圧スイッチに加わり、瞬間的に風圧スイ
ッチがＯＮしても異常と判定しないので誤動作すること
がなくなる。
ァンの能力以上の圧力がかかった場合に、風圧スイッチ
がＯＮし燃焼を停止させようとしたとき、風圧スイッチ
の信号が所定時間継続しない限り風圧異常信号と判定し
ないので給湯器の通常動作で発生する瞬間的な圧力変化
（例えば給湯器の設定湯温が大きく変わったり、給湯量
が急に大きく変わったりして燃焼量が急増減した場合の
圧力変化）が風圧スイッチに加わり、瞬間的に風圧スイ
ッチがＯＮしても異常と判定しないので誤動作すること
がなくなる。
【００３１】また、点火器動作中と燃焼ランプが点灯し
ていない時は風圧スイッチからの信号を有効としないの
で点火シーケンス中に行う燃焼ファンの起動にともなう
風圧の急上昇や、バーナー着火時に発生する圧力の急上
昇により風圧スイッチがＯＮしても誤動作することがな
い。
ていない時は風圧スイッチからの信号を有効としないの
で点火シーケンス中に行う燃焼ファンの起動にともなう
風圧の急上昇や、バーナー着火時に発生する圧力の急上
昇により風圧スイッチがＯＮしても誤動作することがな
い。
【図１】本発明の実施例１の強制排気式給湯器の構成図
【図２】本発明の実施例１の強制排気式給湯器の燃焼制
御装置の回路図
御装置の回路図
【図３】従来の給湯器の燃焼制御装置の回路図
１ 電磁弁 ２ 風圧スイッチ ３ 制御装置 ５ 燃焼ファン １１ マイクロコンピュータ １２，１８，２２ トランジスタ １７ ＬＥＤ １９ コンデンサ ２０ テイコウ ２１，２３，２４ ダイオード ３７ 風圧異常検出手段 ３８ 風圧スイッチ作動許可手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 幸作 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】燃焼ファンと、この燃焼ファンの吐出側に
設けた風圧スイッチと、前記風圧スイッチの信号が所定
時間オン状態を継続した場合には風圧異常と判定する風
圧異常検出手段と、前記風圧異常検出手段の信号により
燃焼を停止する燃焼停止手段とを備えた強制排気式給湯
器の燃焼制御装置。 - 【請求項２】風圧スイッチからの信号は点火器動作中と
燃焼ランプが点灯していないときは、無効となる請求項
１記載の強制排気式給湯器の燃焼制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17673997A JPH1122967A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 強制排気式給湯器の燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17673997A JPH1122967A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 強制排気式給湯器の燃焼制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122967A true JPH1122967A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16018961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17673997A Pending JPH1122967A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 強制排気式給湯器の燃焼制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122967A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006263102A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 食器洗浄機用ブースタの制御装置 |
| CN114777337A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-22 | 广东万和新电气股份有限公司 | 燃气热水器及其控制方法 |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP17673997A patent/JPH1122967A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006263102A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 食器洗浄機用ブースタの制御装置 |
| JP4619163B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2011-01-26 | 三洋電機株式会社 | 食器洗浄機用ブースタの制御装置 |
| CN114777337A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-22 | 广东万和新电气股份有限公司 | 燃气热水器及其控制方法 |
| CN114777337B (zh) * | 2022-04-27 | 2024-04-12 | 广东万和新电气股份有限公司 | 燃气热水器及其控制方法 |
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