JPH11230479A - 高圧送水用パイプおよびその製法 - Google Patents

高圧送水用パイプおよびその製法

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JPH11230479A
JPH11230479A JP10046230A JP4623098A JPH11230479A JP H11230479 A JPH11230479 A JP H11230479A JP 10046230 A JP10046230 A JP 10046230A JP 4623098 A JP4623098 A JP 4623098A JP H11230479 A JPH11230479 A JP H11230479A
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JP
Japan
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bitumen
density polyethylene
outer periphery
pressure water
pipe
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Pending
Application number
JP10046230A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tsunaga
正行 津永
Shuichi Matsunami
秀一 松並
Kaoru Goto
薫 後藤
Kozo Jinkawa
興三 陣川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mesco Inc
Original Assignee
Mesco Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価、堅牢、取扱容易な高圧送水用パイプを
得る。 【構成】 中心部に設けられた樹脂製導管1と、該樹脂
製導管1の外周に設けた緩衝用布テープ2と、該緩衝用
布テープ2の外周に設けた補強鋼帯3と、該補強鋼帯3
の外周に設けた波付き鋼管4と、該波付き鋼管4の外周
に塗ったビチューメン12と、該ビチューメン12の外
面に設けた直鎖状低密度ポリエチレン層11とからなる
高圧送水用パイプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧送水用パイプおよ
びその製法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、上水、中水、下水用、汚水、し尿輸
送用、消火栓用、エアー配管、海水取水放流としては、
鋼管、鋳鉄管が公知である。また、中心部に設けられた
樹脂製導管と、該樹脂製導管の外周に設けた緩衝用布テ
ープと、該緩衝用布テープの外周に設けた補強鋼帯と、
該補強鋼帯の外周に設けた波付き鋼管と、該波付き鋼管
の外周に塗ったビチューメンと、該ビチューメンの外面
に設けた低密度ポリエチレン層とからなる高圧送水用パ
イプも別途公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従前公知の鋼
管、鋳鉄管のものは、重量大であり、取扱不便、かつ腐
蝕しやすく、地震等に対する適応性に欠如していた。ま
た、別に公知の樹脂製のものは、ビチューメンの外面に
設ける被覆層が、低密度ポリエチレン層であったから、
摩耗に対して課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、中心
部に設けられた樹脂製導管1と、該樹脂製導管1の外周
に設けた緩衝用布テープ2と、該緩衝用布テープ2の外
周に設けた補強鋼帯3と、該補強鋼帯3の外周に設けた
波付き鋼管4と、該波付き鋼管4の外周に塗ったビチュ
ーメン12と、該ビチューメン12の外面に設けた直鎖
状低密度ポリエチレン層11とからなる高圧送水用パイ
プとしたものである。また、本発明は、中心部に設けら
れる押出成形より形成された高密度ポリエチレンの樹脂
製導管1と、該樹脂製導管1の外周に螺旋状に密着巻回
した緩衝用布テープ2と、該緩衝用布テープ2の外周に
反対螺旋状に密着巻回した補強鋼帯3と、該補強鋼帯3
の外周に隙間8を置いて平板鋼板5を巻回しその合わせ
目6を溶接7しこれを型により外側から押して螺旋波を
形成した波付き鋼管4と、前記波付き鋼管4の外周に厚
く塗り余分のものを拭い取って平坦にしたビチューメン
12と、該ビチューメン12の外面に押出成形により形
成した直鎖状低密度ポリエチレン層11とからなる高圧
送水用パイプの製法としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
は高圧送水用パイプの中心部に設けられる樹脂製導管で
高密度ポリエチレンの押出成形により形成される。2は
その外周に巻回される緩衝用布テープであり、螺旋状に
巻回して場合により接着材を用いて固定する。3はその
外周に反対螺旋状に巻回した補強鋼帯であり、同様に場
合により接着材を用いて固定する。該補強鋼帯3は、通
常ステンレスを用い、必要により2重、3重複に巻回す
る。
【0006】このように、螺旋状に巻回した補強鋼帯3
の外側には、波付き鋼管4を設けるが、波付き鋼管4
は、当初は平板状に開いた形状の平板鋼板5を用い(図
4)、これを一重に巻いて合わせ目6を溶接7して接合
する。前記平板鋼板5は、補強鋼帯3の外側に相当に隙
間8を有して大径に取付け、合わせ目6を溶接7して接
合した後、外側からスパイラル状(図省略)の型で押圧
して螺旋状の波付き鋼板4を形成する。このとき、波付
き鋼管4の内面は前記補強鋼帯3に接触するようにす
る。
【0007】そして、波付き鋼管4の外周には、ビチュ
ーメン9を塗るが、その要領は、図8のように厚く塗
り、その後、図9のように余分のビチューメン9を拭い
取って平坦にする。そして、その上に直鎖状低密度ポリ
エチレン層10を押出成形より形成する。本発明の高圧
送水用パイプは、上水、下水の高圧送水として用いられ
る。
【0008】
【作用】本発明は、前記したように、図1のように高密
度ポリエチレンの押出成形により樹脂製導管1を形成
し、図2のようにその外周に緩衝用布テープ2を螺旋状
に巻回して固定し、図3のようにその外周に補強鋼帯3
を反対螺旋状に巻回して同様に固定する。
【0009】このように形成した補強鋼帯3の外側に
は、開いた形状の平板鋼板5を隙間8を置いて当接し、
これを一重に巻いて合わせ目6を接合して溶接7し、外
側からスパイラル状の型で押圧して螺旋状の波付きに形
成する。
【0010】そして、前記平板鋼板5には、スパイラル
状の型を用いて、波付き鋼管4に形成し、そのとき隙間
8にはなにも充填せず、単なる隙間とする。そして、波
付き鋼管4の外周に、ビチューメン9を塗るが、その要
領は、図8のように加熱して溶けたものを厚く塗り、図
9のように余分のビチューメン9を拭い取って平坦にす
る。そして、その上に直鎖状低密度ポリエチレン層10
を押出成形より形成したものであり、上水、下水の高圧
送水用パイプとして用いられる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、中心部に設けられた樹脂製導
管1と、該樹脂製導管1の外周に設けた緩衝用布テープ
2と、該緩衝用布テープ2の外周に設けた補強鋼帯3
と、該補強鋼帯3の外周に設けた波付き鋼管4と、該波
付き鋼管4の外周に塗ったビチューメン12と、該ビチ
ューメン12の外面に設けた直鎖状低密度ポリエチレン
層11とからなる高圧送水用パイプとしたものであるか
ら、従来の低密度ポリエチレン層に比し、直鎖状低密度
ポリエチレン層11としたので耐食性が向上する。ま
た、本発明は、中心部に設けられる押出成形より形成さ
れた高密度ポリエチレンの樹脂製導管1と、該樹脂製導
管1の外周に螺旋状に密着巻回した緩衝用布テープ2
と、該緩衝用布テープ2の外周に反対螺旋状に密着巻回
した補強鋼帯3と、該補強鋼帯3の外周に隙間8を置い
て平板鋼板5を巻回しその合わせ目6を溶接7しこれを
型により外側から押して螺旋波を形成した波付き鋼管4
と、前記波付き鋼管4の外周に厚く塗り余分のものを拭
い取って平坦にしたビチューメン12と、該ビチューメ
ン12の外面に押出成形により形成した直鎖状低密度ポ
リエチレン層11とからなる高圧送水用パイプの製法と
したものであるから、 イ.中心部には、押出成形より形成された高密度ポリエ
チレンの樹脂製導管1を設け、これにより送水するか
ら、鋼管、鋳物管に比し軽量であり、耐食性および可と
う性が改善される。 ロ.樹脂製導管1の外周に螺旋状に密着巻回して固定さ
れた緩衝用布テープ2を設けたから、緩衝用布テープ2
を容易に設けられ、かつ、樹脂製導管1に傷が付かな
い。 ハ.該緩衝用布テープ2の外周に反対螺旋状に密着巻回
して固定された補強鋼帯3を設けたから、樹脂製導管1
を鋼管と同様に堅牢構成にするばかりでなく、補強鋼帯
3を容易に設けられる。 ニ.該補強鋼帯3の外周に隙間8を置いて平板鋼板5を
巻回して合わせ目6を溶接7しこれを型により外側から
押して前記補強鋼帯3に接合するように螺旋波を形成し
た波付き鋼管4としたから、波付き鋼管4を容易に形成
でき、地形に添って曲げやすく、その上、高圧送水に適
したパイプにすることができる。 ホ.前記波付き鋼管4の外周に厚く塗り余分のものを拭
い取って平坦にする方法でビチューメン9を設けたか
ら、アスファルトのようなビチューメン9を、簡単容易
に形成できる。 ヘ.ビチューメン9の上に、直鎖状低密度ポリエチレン
層10を設けたから、摩耗に対して著しく堅牢となり、
他の材料に比し寒さには圧倒的に強いので寒冷地での使
用に向き、地域により送水パイプを曲げて敷設すること
があっても亀裂の発生は少ない。また、防食用直鎖状低
密度ポリエチレン層4は押出成形により形成したから、
波付き鋼管4の外周のビチューメン9の外周のように、
最も困難なところでも、防食用直鎖状低密度ポリエチレ
ン層4の被覆を、簡単容易に行ないうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】高密度ポリエチレンの樹脂製導管の斜視図。
【図2】樹脂製導管に緩衝用布テープを巻回した斜視
図。
【図3】緩衝用布テープの外周に補強鋼帯を巻回した斜
視図。
【図4】補強鋼帯の外周に隙間を置いて平板鋼板をお
き、これを巻回して合わせ目を溶接した斜視図。
【図5】図4のものを型により外側から押して螺旋波を
形成した波付き鋼管の斜視図。
【図6】波付き鋼管の外周に押出成形より直鎖状低密度
ポリエチレン層を形成した斜視図。
【図7】本願の断面図。
【図8】ビチューメンを厚く塗った断面図。
【図9】ビチューメンを平坦にした断面図。
【符号の説明】
1…樹脂製導管、2…緩衝布テープ、3…補強鋼帯、4
…波付き鋼管、5…平板鋼板、6…合わせ目、7…溶
接、8…隙間、9…ビチューメン、10…直鎖状低密度
ポリエチレン層。
フロントページの続き (72)発明者 陣川 興三 東京都墨田区両国2丁目10番5号 三井金 属エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に設けられた樹脂製導管1と、該
    樹脂製導管1の外周に設けた緩衝用布テープ2と、該緩
    衝用布テープ2の外周に設けた補強鋼帯3と、該補強鋼
    帯3の外周に設けた波付き鋼管4と、該波付き鋼管4の
    外周に塗ったビチューメン12と、該ビチューメン12
    の外面に設けた直鎖状低密度ポリエチレン層11とから
    なる高圧送水用パイプ。
  2. 【請求項2】 中心部に設けられる押出成形より形成さ
    れた高密度ポリエチレンの樹脂製導管1と、該樹脂製導
    管1の外周に螺旋状に密着巻回した緩衝用布テープ2
    と、該緩衝用布テープ2の外周に反対螺旋状に密着巻回
    した補強鋼帯3と、該補強鋼帯3の外周に隙間8を置い
    て平板鋼板5を巻回しその合わせ目6を溶接7しこれを
    型により外側から押して螺旋波を形成した波付き鋼管4
    と、前記波付き鋼管4の外周に厚く塗り余分のものを拭
    い取って平坦にしたビチューメン12と、該ビチューメ
    ン12の外面に押出成形により形成した直鎖状低密度ポ
    リエチレン層11とからなる高圧送水用パイプの製法。
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