JPH11230200A - 油圧クラッチの昇圧回路 - Google Patents

油圧クラッチの昇圧回路

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JPH11230200A
JPH11230200A JP10038943A JP3894398A JPH11230200A JP H11230200 A JPH11230200 A JP H11230200A JP 10038943 A JP10038943 A JP 10038943A JP 3894398 A JP3894398 A JP 3894398A JP H11230200 A JPH11230200 A JP H11230200A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 方向制御弁により複数の油圧クラッチへ圧油
を択一的に供給する油圧回路に於いて、方向制御弁の温
度特性に拘わらず安定した昇圧制御を行う。 【解決手段】 油圧ポンプ44からの圧油は、その一部
が油路49からソレノイド式方向制御弁46を介して前
後進切換用クラッチ31へ供給される。分岐油路51に
介装された可変リリーフ弁52のスプールは、バネ53
のバネ圧とパイロットポート54のパイロット圧にて付
勢され、このパイロット圧はソレノイド式比例減圧弁5
7の2次側から出力される。比例減圧弁のソレノイド5
8がオフのとき、前後進切換用クラッチ31へ供給され
る圧油がクラッチピストンの最小作動圧となるよう可変
リリーフ弁を初期設定し、方向制御弁を切り換え、クラ
ッチピストンがストロークエンドに達した後、比例減圧
弁のソレノイドをオンして昇圧制御を開始することで、
クラッチ接続のショックが軽減され、円滑な昇圧特性を
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧クラッチの昇圧
回路に関するものであり、特に、方向制御弁の切り換え
により圧油を複数の油圧クラッチへ択一的に供給し、こ
の圧油をリリーフして昇圧特性を変更する油圧クラッチ
の昇圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ポンプからの圧油を方向制御
弁の切り換え操作により複数の油圧クラッチへ択一的に
供給し、該油圧クラッチに接続する油路の圧油をリリー
フして昇圧特性を変更する油圧クラッチの昇圧回路があ
り、例えば、トラクタや田植機、芝刈機等の作業車両に
備えられた前後進切換用クラッチの油圧回路が知られて
いる。
【0003】該前後進切換用クラッチは、駆動軸と一体
に回転するドラムの前後に前進用の多板クラッチと後進
用の多板クラッチが設けられており、油圧ポンプから前
後進切換用クラッチへ通じる油路の途中に方向制御弁を
設けてある。該方向制御弁を切り換えることにより、前
進側供給ポートまたは後進側供給ポートの何れかへ択一
的に圧油を供給し、前後進切換用クラッチを前進若しく
は後進に操作するように形成されている。そして、油圧
ポンプから前後進切換用クラッチへ通じる油路の圧油を
リリーフ弁にて調整し、前後進切換用クラッチの昇圧を
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は方向制御弁を切
り換えて油圧クラッチを操作する際に、クラッチ精度の
バラツキや方向制御弁の温度特性により、圧油の昇圧特
性が変化することが多い。特にソレノイド式方向制御弁
を使用する場合は初期圧力調整が困難であるため、最適
な昇圧特性を得ることができず、クラッチ接続時のショ
ックが大きかった。
【0005】そこで、方向制御弁の操作により複数の油
圧クラッチへ圧油を択一的に供給する油圧回路に於い
て、クラッチ精度のバラツキや方向制御弁の温度特性に
拘わらず安定した昇圧制御を行うために解決すべき技術
的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、油圧ポンプからの圧
油を方向制御弁の切り換え操作により複数の油圧クラッ
チへ択一的に供給し、該油圧クラッチに接続する油路の
圧油をリリーフして昇圧特性を変更する油圧クラッチの
昇圧回路に於いて、前記油圧ポンプと方向制御弁を結ぶ
油路に分岐油路を設け、この分岐油路に可変リリーフ弁
を介装するとともに、バネ圧とソレノイド式比例減圧弁
の2次側から出力されるパイロット圧にて可変リリーフ
弁のスプールを付勢するように構成した油圧クラッチの
昇圧回路、及び、前記比例減圧弁のソレノイドがオフで
あって、該比例減圧弁の2次側から出力されるパイロッ
ト圧が最小のとき、油圧クラッチへ供給される圧油がク
ラッチピストンの最小作動圧となるように前記可変リリ
ーフ弁を初期設定し、且つ、前記方向制御弁を切り換え
たとき、クラッチピストンがストロークエンドに達する
までの所定時間が経過した後に、前記比例減圧弁のソレ
ノイドをオンして油圧クラッチへ供給する圧油を昇圧す
るように構成した油圧クラッチの昇圧回路を提供するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1は作業車両の一例としてトラク
タ10を示し、車体の前部にエンジン11が載置されて
フード12で被蔽されている。キャビン13の内部には
シート14を装着してあり、変速レバー15や各種操作
スイッチ等が設けられている。シート14の前方にステ
アリングハンドル16を設け、該ステアリングハンドル
16の近傍に前後進レバー17が取り付けられている。
前記エンジン11の動力はミッションケース18内に収
められたギヤ式変速装置を介して後輪19に伝達される
とともに、ギヤ式変速装置から分岐された動力を前輪動
力伝達軸20から前輪21に伝達できるように構成され
ている。
【0008】図2は前記ミッションケース18の内部を
示し、エンジンの動力は主クラッチ25から出力ギヤ2
6を経て入力軸27の第1ギヤ28へ伝達される。該入
力軸27と平行に駆動軸30が設けられおり、この駆動
軸30に前後進切換用クラッチ31が装着されている。
該前後進切換用クラッチ31は、駆動軸30と一体に回
転するドラム32の前後に夫々前進用多板クラッチ33
と後進用多板クラッチ34が設けられている。前進用多
板クラッチ33の前方に前進ギヤ35が遊嵌され、後進
用多板クラッチ34の後方に後進ギヤ36が遊嵌されて
いる。
【0009】また、前記入力軸27及び駆動軸30と平
行にカウンタ軸37を設け、該カウンタ軸37の後端に
カウンタギヤ38を固設する。このカウンタギヤ38
は、前記入力軸27の後端に設けた第2ギヤ29に噛合
するとともに、後進ギヤ36にも噛合している。従っ
て、前記入力軸27の回転は、第1ギヤ28を介して前
進ギヤ35へ伝達されるとともに、第2ギヤ29及びカ
ウンタギヤ38を経て後進ギヤ36へ伝達される。即
ち、前進ギヤ35は駆動軸30上を正方向へ遊転し、後
進ギヤ36は駆動軸30上を逆方向へ遊転する。
【0010】後述するように、方向制御弁の切換操作に
より前後進切換用クラッチ31の前進側供給ポート40
に圧油が導入されたときは、クラッチピストン41が移
動して前進用多板クラッチ33が入りになり、前記前進
ギヤ35の回転が前進用多板クラッチ33を介してドラ
ム32へ伝達される。従って、駆動軸30が正回転して
機体は前進走行する。一方、後進側供給ポート42に圧
油が導入されれば、クラッチピストン43が移動して後
進用多板クラッチ34が入りになり、前記後進ギヤ36
の回転が後進用多板クラッチ34を介してドラム32へ
伝達される。従って、駆動軸30が逆回転して機体は後
進走行する。
【0011】図3は複数の油圧クラッチへ圧油を択一的
に供給する一例として前後進切換用クラッチ31の油圧
回路を示し、油圧ポンプ44から吐出される圧油は減圧
回路45を通り、その一部がソレノイド式方向制御弁4
6を介して前後進切換用クラッチ31へ供給される。コ
ントローラ50からの信号Sc によりソレノイド47ま
たは48を励磁して、該方向制御弁46を中立位置
(イ)から前進位置(ロ)または後進位置(ハ)へ切り
換えれば、油圧ポンプ44から吐出された圧油が油路4
9を通って供給ポート40または42へ導入され、前後
進切換用クラッチ31が前進若しくは後進に操作され
る。
【0012】ここで、前記油圧ポンプ44と方向制御弁
47を結ぶ油路49に絞り61を設け、該絞り61の後
段に分岐油路51を設けて可変リリーフ弁52を介装す
る。該可変リリーフ弁52のスプールは、バネ53とパ
イロットポート54の油圧にて付勢されており、このバ
ネ圧とパイロット圧との合算圧によって入口側の油圧を
制御する。
【0013】いま、パイロットポート54のパイロット
圧が低いときは、該可変リリーフ弁52のスプールが開
き易くなり、油路51の油が多量にタンク55へ戻るの
で、該可変リリーフ弁52の入口側の油圧即ち前記油路
49を流れる圧油が低圧となる。一方、パイロットポー
ト54のパイロット圧が高くなるのに伴い、該可変リリ
ーフ弁52のスプールが開き難くなり、該可変リリーフ
弁52の入口側の油圧即ち前記油路49を流れる圧油が
高圧となる。このように、該可変リリーフ弁52のパイ
ロット圧を増減することにより、油路49の圧力即ち前
後進切換用クラッチ31への供給圧Pc を制御する。
【0014】本発明では、前記可変リリーフ弁52のパ
イロット圧を制御するために、前記油路49に設けた絞
り61の前段から油路56を分岐し、この油路56と前
記パイロットポート54のパイロット油路54aとの間
にソレノイド式比例減圧弁57が設けられている。
【0015】該比例減圧弁57は、コントローラ50か
らの信号SR によってソレノイド58を励磁したとき、
スプールが移動して前記パイロット油路54aとタンク
55に通じる油路55aの開口を小さくするとともに、
パイロット油路54aと油路56の開口を大きくするよ
うにする構成されている。従って、ソレノイド58への
信号SR を増減することにより、該比例減圧弁57の2
次側の出力される圧力が変化し、パイロットポート54
のパイロット圧を制御することができる。
【0016】尚、前記油路49の絞り61の前段から潤
滑油路59を分岐して、前後進切換用クラッチ31の潤
滑ポートへ接続する。図4及び図5に示すように、前記
方向制御弁46と可変リリーフ弁52と比例減圧弁57
は一体構成になっており、図3の回路図と併せて説明す
れば、油圧ポンプ44から吐出された圧油は減圧回路4
5を経て入口ポート60に導入され、圧油は絞り61を
通って方向制御弁46を結ぶ油路49と分岐油路51へ
導出される。この分岐油路51に設けられた可変リリー
フ弁52のリリーフポペット52aは、リリーフポペッ
ト52aとパイロットスプール52bとの間に設けたバ
ネ53のバネ圧と、パイロットポート54のパイロット
圧との合算圧によって、分岐油路51を閉じる方向へ付
勢されている。
【0017】該リリーフポペット52aとパイロットス
プール52bは同径に形成されているため、調整ネジ5
2cを回転してクラッキング圧力を調整した場合でも、
パイロット制御圧とリリーフポート圧との関係は変化し
ない。従って、該可変リリーフ弁52の初期設定を任意
に変更することができ、変更した後も、前記比例減圧弁
57による可変リリーフ弁52の圧力制御は変化しな
い。
【0018】一方、前記絞り61の前段で油路56を分
岐し、この油路56に比例減圧弁57が設けられてい
る。該比例減圧弁57には前記可変リリーフ弁52のパ
イロットポート54に通じるパイロット油路54aと、
タンク55に通じる油路55aが接続されている。前述
したように、コントローラ50からの信号SR によりソ
レノイド58を励磁してスプール位置を調整することに
より、パイロット油路54aを開閉して可変リリーフ弁
52のパイロットポート54のパイロット圧を増減す
る。即ち、前記ソレノイド58への信号SR を増加すれ
ばパイロットポート54のパイロット圧が高くなり、可
変リリーフ弁52のリリーフポペット52aスプールが
開き難くなって、方向制御弁46へ通じる油路49の油
圧が上昇する。
【0019】而して、コントローラ50から比例減圧弁
57のソレノイド58へ信号SR が出力されず、該ソレ
ノイド58がオフであるときは、前記可変リリーフ弁5
2のパイロットポート54のパイロット圧は最小とな
る。このとき、前記油路49の圧力即ち前後進切換用ク
ラッチ31への供給圧Pc が、クラッチピストンの最小
作動圧Pc0(供給ポート40または42に圧油が充満し
てクラッチピストン41または43が動きだす直前の圧
力)となるように、前記可変リリーフ弁52を初期設定
しておく。
【0020】次に、図3及び図6に従って、本発明の油
圧回路による前後進切換用クラッチ31の昇圧制御につ
いて説明する。コントローラ50から信号Sc を出力し
て、t1 の時点でソレノイド47または48がオンにな
ると、方向制御弁46が中立位置(イ)から前進位置
(ロ)または後進位置(ハ)へ切り換り、圧油が油路4
9を通って供給ポート40または42へ導入される。前
述したように、可変リリーフ弁52の初期設定により、
前記油路49の圧力がクラッチピストンの最小作動圧P
c0になっているため、方向制御弁46が切り換わったと
きに、前後進切換用クラッチ31への供給圧Pc は直ち
にクラッチピストンの最小作動圧Pc0となる。
【0021】そして、前記方向制御弁46が切り換えら
れて、前後進切換用クラッチ31のクラッチピストン4
1または43がストロークエンドに達するまでの所定時
間時間T1 が経過したとき(t2 の時点に至ったと
き)、コントローラ50からソレノイド58へ信号SR
を出力し、前記比例減圧弁57を操作して可変リリーフ
弁52のパイロットポート54のパイロット圧を上昇す
る。然るときは、前記前後進切換用クラッチ31への供
給圧Pc が上昇し、t3 の時点でソレノイド58への信
号SR を最大にすることにより、前後進切換用クラッチ
31への供給圧Pcが最大となる。即ち、方向制御弁4
6のソレノイド47または48をオンした後、時間T1
が経過してから比例減圧弁57を操作するため、前進用
多板クラッチ33または後進用多板クラッチ34が完全
に接続された後に昇圧制御が行われることになる。
【0022】このように、方向制御弁46を切り換える
とクラッチピストン41または43が直ちに移動してサ
ージ圧が発生せず、且つ、クラッチ精度のバラツキや油
温変化に拘わらず、安定した昇圧制御を行うことがで
き、機体の発進時や変速時のショックを低減しつつ速や
かにクラッチ圧を最大にできる。また、3位置方向制御
弁を使用しているため、前進用多板クラッチ33と後進
用多板クラッチ34が同時に作動することはなく、別途
牽制回路を設ける必要がない。
【0023】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は油圧クラ
ッチへ供給される圧油をリリーフ弁にて制御するに際し
て、可変リリーフ弁のスプールをバネ圧とパイロット圧
にて付勢している。このパイロット圧はソレノイド式比
例減圧弁の2次側から出力され、該比例減圧弁は電気的
に調整されるので、前記可変リリーフ弁の初期設定を容
易且つ任意に変更することができる。
【0025】また、前記比例減圧弁のソレノイドがオフ
のとき、油圧クラッチへ供給される圧油がクラッチピス
トンの最小作動圧となるように可変リリーフ弁を初期設
定し、方向制御弁を切り換えたときにクラッチピストン
がストロークエンドに達した後、比例減圧弁のソレノイ
ドをオンして昇圧制御を開始することにより、クラッチ
接続のショックが著しく軽減され、且つ、円滑な昇圧特
性を得ることができる。
【0026】斯くして、クラッチ精度のバラツキや方向
制御弁の温度特性に拘わらず、安定した昇圧制御を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】作業車両の一例であるトラクタの側面図。
【図2】ミッションケースの側面内部を示す展開断面
図。
【図3】前後進切換用クラッチの油圧回路図。
【図4】一体構成になった方向制御弁と可変リリーフ弁
と比例減圧弁の平面図。
【図5】図4の縦断正面図。
【図6】前後進切換用クラッチの昇圧制御を説明するグ
ラフ。
【符号の説明】
31 前後進切換用クラッチ 33 前進用多板クラッチ 34 前進用多板クラッチ 41,43 クラッチピストン 44 油圧ポンプ 46 方向制御弁 47,48 ソレノイド 49 油路 50 コントローラ 51 分岐油路 52 可変リリーフ弁 53 バネ 54 パイロットポート 57 比例減圧弁 58 ソレノイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプからの圧油を方向制御弁の切
    り換え操作により複数の油圧クラッチへ択一的に供給
    し、該油圧クラッチに接続する油路の圧油をリリーフし
    て昇圧特性を変更する油圧クラッチの昇圧回路に於い
    て、前記油圧ポンプと方向制御弁を結ぶ油路に分岐油路
    を設け、この分岐油路に可変リリーフ弁を介装するとと
    もに、バネ圧とソレノイド式比例減圧弁の2次側から出
    力されるパイロット圧にて可変リリーフ弁のスプールを
    付勢するように構成したことを特徴とする油圧クラッチ
    の昇圧回路。
  2. 【請求項2】 前記比例減圧弁のソレノイドがオフであ
    って、該比例減圧弁の2次側から出力されるパイロット
    圧が最小のとき、油圧クラッチへ供給される圧油がクラ
    ッチピストンの最小作動圧となるように前記可変リリー
    フ弁を初期設定し、且つ、前記方向制御弁を切り換えた
    とき、クラッチピストンがストロークエンドに達するま
    での所定時間が経過した後に、前記比例減圧弁のソレノ
    イドをオンして油圧クラッチへ供給する圧油を昇圧する
    ように構成した請求項1記載の油圧クラッチの昇圧回
    路。
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