JP3887934B2 - トラクタの油圧クラッチの昇圧回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧クラッチの昇圧回路に関するものであり、特に、方向制御弁の切り換えにより圧油を複数の油圧クラッチへ択一的に供給し、この圧油をリリーフして昇圧特性を変更する油圧クラッチの昇圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ポンプからの圧油を方向制御弁の切り換え操作により複数の油圧クラッチへ択一的に供給し、該油圧クラッチに接続する油路の圧油をリリーフして昇圧特性を変更する油圧クラッチの昇圧回路があり、例えば、トラクタや田植機、芝刈機等の作業車両に備えられた前後進切換用クラッチの油圧回路が知られている。
【0003】
該前後進切換用クラッチは、駆動軸と一体に回転するドラムの前後に前進用の多板クラッチと後進用の多板クラッチが設けられており、油圧ポンプから前後進切換用クラッチへ通じる油路の途中に方向制御弁を設けてある。該方向制御弁を切り換えることにより、前進側供給ポートまたは後進側供給ポートの何れかへ択一的に圧油を供給し、前後進切換用クラッチを前進若しくは後進に操作するように形成されている。そして、油圧ポンプから前後進切換用クラッチへ通じる油路の圧油をリリーフ弁にて調整し、前後進切換用クラッチの昇圧を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来は方向制御弁を切り換えて油圧クラッチを操作する際に、クラッチ精度のバラツキや方向制御弁の温度特性により、圧油の昇圧特性が変化することが多い。特にソレノイド式方向制御弁を使用する場合は初期圧力調整が困難であるため、最適な昇圧特性を得ることができず、クラッチ接続時のショックが大きかった。
【0005】
そこで、方向制御弁の操作により複数の油圧クラッチへ圧油を択一的に供給する油圧回路に於いて、クラッチ精度のバラツキや方向制御弁の温度特性に拘わらず安定した昇圧制御を行うために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、油圧ポンプ(44)からの圧油を方向制御弁(46)の切り換え操作により機体の前後進切換用クラッチ(31)へ択一的に供給し、該前後進切換用クラッチ(31)に接続する油路の圧油をリリーフして昇圧特性を変更するトラクタ(10)の油圧クラッチの昇圧回路に於いて、前記油圧ポンプ(44)と方向制御弁(46)を結ぶ油路(49)に分岐油路(52)を設け、この分岐油路(52)に電磁比例リリーフ弁(53)を介装し、該電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)がオフのとき、前後進切換用クラッチ(31)へ供給される圧油がクラッチピストンの最小作動圧となるように該電磁比例リリーフ弁(53)を初期設定し、且つ、前記方向制御弁(46)を切り換えたとき、クラッチピストンがストロークエンドに達するまでの所定時間が経過した後に、該電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)をオンして、該電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)の吸引力及びバネ力と、前記分岐油路(52)の圧力とのバランンスを調整しながら、前記前後進切換用クラッチ(31)へ供給する圧油を昇圧するように構成し、
前記方向制御弁(46)が切り換えられて、前記前後進切換用クラッチ(31)のクラッチピストン(41)または(43)がストロークエンドに達する時点t 2 までは、コントローラ(50)から電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)へ信号S R を出力せず、コントローラ(50)から方向制御弁(46)のソレノイド(47)または(48)へ信号S C を出力する時点t 1 から前記時点t 2 までの所定時間T 1 が経過した後にコントローラ(50)からソレノイド(54)へ信号S R を出力し、この時、前記時点t 2 から所定の時点t 3 までの所定時間T 2 は、前記ソレノイド(54)への信号を一定の低い値S R1 に保持し、同時に、コントローラ(50)によって方向制御弁(46)をデューティ制御し、前記所定時間T 2 はソレノイド(47)または(48)へ出力する信号S C のデューティ比を小さくし、
前記所要時間T 2 が経過した時点t 3 以降は、方向制御弁(46)のソレノイド(47)または(48)への信号S C を100%出力すると共に、電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)への信号S R を増加することにより、前記前後進切換用クラッチ(31)への供給圧P C を上昇させ、更に経過した時点t 4 で前記ソレノイド(54)への信号S R を最大にするように構成したトラクタの油圧クラッチの昇圧回路を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って詳述する。図1は作業車両の一例としてトラクタ10を示し、車体の前部にエンジン11が載置されてフード12で被蔽されている。キャビン13の内部にはシート14を装着してあり、変速レバー15や各種操作スイッチ等が設けられている。シート14の前方にステアリングハンドル16を設け、該ステアリングハンドル16の近傍に前後進レバー17が取り付けられている。前記エンジン11の動力はミッションケース18内に収められたギヤ式変速装置を介して後輪19に伝達されるとともに、ギヤ式変速装置から分岐された動力を前輪動力伝達軸20から前輪21に伝達できるように構成されている。
【0008】
図2は前記ミッションケース18の内部を示し、エンジンの動力は主クラッチ25から出力ギヤ26を経て入力軸27の第1ギヤ28へ伝達される。該入力軸27と平行に駆動軸30が設けられおり、この駆動軸30に前後進切換用クラッチ31が装着されている。該前後進切換用クラッチ31は、駆動軸30と一体に回転するドラム32の前後に夫々前進用多板クラッチ33と後進用多板クラッチ34が設けられている。前進用多板クラッチ33の前方に前進ギヤ35が遊嵌され、後進用多板クラッチ34の後方に後進ギヤ36が遊嵌されている。
【0009】
また、前記入力軸27及び駆動軸30と平行にカウンタ軸37を設け、該カウンタ軸37の後端にカウンタギヤ38を固設する。このカウンタギヤ38は、前記入力軸27の後端に設けた第2ギヤ29に噛合するとともに、後進ギヤ36にも噛合している。従って、前記入力軸27の回転は、第1ギヤ28を介して前進ギヤ35へ伝達されるとともに、第2ギヤ29及びカウンタギヤ38を経て後進ギヤ36へ伝達される。即ち、前進ギヤ35は駆動軸30上を正方向へ遊転し、後進ギヤ36は駆動軸30上を逆方向へ遊転する。
【0010】
後述するように、方向制御弁の切換操作により前後進切換用クラッチ31の前進側供給ポート40に圧油が導入されたときは、クラッチピストン41が移動して前進用多板クラッチ33が入りになり、前記前進ギヤ35の回転が前進用多板クラッチ33を介してドラム32へ伝達される。従って、駆動軸30が正回転して機体は前進走行する。一方、後進側供給ポート42に圧油が導入されれば、クラッチピストン43が移動して後進用多板クラッチ34が入りになり、前記後進ギヤ36の回転が後進用多板クラッチ34を介してドラム32へ伝達される。従って、駆動軸30が逆回転して機体は後進走行する。
【0011】
図3は複数の油圧クラッチへ圧油を択一的に供給する一例として前後進切換用クラッチ31の油圧回路を示し、油圧ポンプ44から吐出される圧油は減圧回路45を通り、その一部がソレノイド式方向制御弁46を介して前後進切換用クラッチ31へ供給される。コントローラ50からの信号Sc によりソレノイド47または48を励磁して、該方向制御弁46を中立位置(イ)から前進位置(ロ)または後進位置(ハ)へ切り換えれば、油圧ポンプ44から吐出された圧油が油路49を通って供給ポート40または42へ導入され、前後進切換用クラッチ31が前進若しくは後進に操作される。
【0012】
ここで、前記油圧ポンプ44と方向制御弁46を結ぶ油路49に絞り51を設け、この絞り51の後段に分岐油路52を設けて電磁比例リリーフ弁53を介装する。図4に示すように、該電磁比例リリーフ弁53は、ソレノイド54の吸引力で可動ピン55を押圧し、該可動ピン55の押圧力及び調整バネ56のバネ力の合計値と、ポペット57にかかるコントロールポート58の圧力とのバランスを調整しながら、入口59側の油圧を可変できるように構成されている。また、調整ネジ60を回転してリリーフシート部61を移動することにより、ソレノイド54がオフのときの初期圧力を調整することができる。
【0013】
図3に示したコントローラ50から前記ソレノイド54へ出力される信号SR が低いときは、前記可動ピン55の押圧力が小さいためポペット57が開き易くなり、分岐油路52の圧油が多量にタンク65へ戻るので、分岐油路52が低圧となる。一方、ソレノイド54への信号SR が高くなるのに伴い、前記ポペット57が開き難くなり、分岐油路52が高圧となる。このように、前記ソレノイド54への信号SR の大きさを増減することにより、分岐油路52の圧力即ち前記方向制御弁46へ通じる油路49の圧力を制御する。
【0014】
また、前記ソレノイド54への信号SR がオフのときは、前記油路49の圧力(後述の前後進切換用クラッチ31への供給圧Pc と等しくなる)が、クラッチピストンの最小作動圧Pc0(供給ポート40または42に圧油が充満してクラッチピストン41または43が動きだす直前の圧力)となるように、前記電磁比例リリーフ弁53を初期設定しておく。
【0015】
尚、前記油路49の絞り51の前段から潤滑油路66を分岐して、前後進切換用クラッチ31の潤滑ポートへ接続する。
次に、図3及び図5に従って、本発明の油圧回路による前後進切換用クラッチ31の昇圧制御について説明する。t1 の時点でコントローラ50から方向制御弁46のソレノイド47または48へ信号Sc を出力し、ソレノイド47または48がオンになると、方向制御弁46が中立位置(イ)から前進位置(ロ)または後進位置(ハ)へ切り換り、圧油が油路49を通って供給ポート40または42へ導入される。
【0016】
前述したように、電磁比例リリーフ弁53の初期設定により、前記油路49の圧力がクラッチピストンの最小作動圧Pc0になっているため、方向制御弁46が切り換わったときに、前後進切換用クラッチ31への供給圧Pc は直ちにクラッチピストンの最小作動圧Pc0となる。従って、速やかにクラッチピストン41または43が動きだすため、サージ圧の発生を抑えることができる。
【0017】
そして、前記方向制御弁46が切り換えられて、前後進切換用クラッチ31のクラッチピストン41または43がストロークエンドに達するt2 の時点までは、コントローラ50から電磁比例リリーフ弁53のソレノイド54へ信号SR を出力せず、t1 からt2 までの所定時間T1 が経過した後に、コントローラ50から該ソレノイド54へ信号SR を出力する。
【0018】
このとき、前記t2 の時点からある所定の時点t3 までは、前記ソレノイド54への信号を一定の低い値SR1に保持する。これと同時に、コントローラ50によって方向制御弁46をデューティ制御し、t2 からt3 までの所定時間T2 はソレノイド47または48へ出力する信号Sc のデューティ比を小さくする。従って、前後進切換用クラッチ31への供給圧がPc1程度までの低い圧力に抑えられる。
【0019】
前記所定時間T2 が経過してt3 の時点以降は、方向制御弁46のソレノイド47または48への信号Sc を100%出力するとともに、電磁比例リリーフ弁53のソレノイド54への信号SR を増加することにより、前後進切換用クラッチ31への供給圧Pc が上昇する。そして、t4 の時点で前記ソレノイド54への信号SR を最大にすることにより、前後進切換用クラッチ31への供給圧Pc が最大となる。
【0020】
即ち、方向制御弁46のソレノイド47または48をオンした後に、所定時間T1 が経過してから電磁比例リリーフ弁53の操作を開始し、更に、電磁比例リリーフ弁53の操作開始から所定時間T2 は前記ソレノイド47または48へのデューティ比を小さく制御するので、前進用多板クラッチ33または後進用多板クラッチ34が完全に接続された後に昇圧制御が行われることになる。
【0021】
このように、方向制御弁46を切り換えたときにサージ圧が発生せず、且つ、クラッチ精度のバラツキや油温変化に拘わらず、安定した昇圧制御を行うことができ、機体の発進時や変速時のショックを低減しつつ速やかにクラッチ圧を最大にできる。また、3位置方向制御弁を使用しているため、前進用多板クラッチ33と後進用多板クラッチ34が同時に作動することはなく、別途牽制回路を設ける必要がない。
【0022】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は油圧クラッチへ供給される圧油をリリーフ弁にて制御するに際して、前記電磁比例リリーフ弁のソレノイドがオフのとき、油圧クラッチへ供給される圧油がクラッチピストンの最小作動圧となるように電磁比例リリーフ弁を初期設定して、方向制御弁を切り換えたときにクラッチピストンがストロークエンドに達した後、前記電磁比例リリーフ弁のソレノイドをオンして昇圧制御を開始することにより、クラッチ接続のショックが著しく軽減され、且つ、円滑な昇圧特性を得ることができる。
詰まり、方向制御弁(46)のソレノイド(47)または(48)へ信号S C を出力する時点t 1 から前記時点t 2 までの所定時間T 1 が経過した後にコントローラ(50)からソレノイド(54)へ信号S R を出力し、この時、前記時点t 2 から所定の時点t 3 までの所定時間T 2 は、前記ソレノイド(54)への信号を一定の低い値S R1 に保持し、同時に、コントローラ(50)によって方向制御弁(46)をデューティ制御し、且つ前記所定時間T 2 はソレノイド(47)または(48)へ出力する信号のデューティ比を小さく制御するので、前後進切換用クラッチにおける多板クラッチが完全に接続された後に昇圧制御が行われるところ、方向制御弁(46)を切り換えたときにサージ圧が発生せず、且つ、クラッチ精度のバラツキや油温変化に拘わらず、安定した昇圧制御を行なうことができるので、機体の発進時や変速時のショックを低減しつつ速やかにクラッチ圧を最大にすることができる。
【0024】
斯くして、本発明は、クラッチ精度のバラツキや方向制御弁の温度特性に拘わらず、安定した昇圧制御を行なうことできるので、トラクタの油圧クラッチの昇圧回路における昇圧制御を円滑に遂行することができ、多大の実践的有用性を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】作業車両の一例であるトラクタの側面図。
【図2】ミッションケースの側面内部を示す展開断面図。
【図3】前後進切換用クラッチの油圧回路図。
【図4】電磁比例リリーフ弁の一部切欠断面図。
【図5】前後進切換用クラッチの昇圧制御を説明するグラフ。
【符号の説明】
31 前後進切換用クラッチ
33 前進用多板クラッチ
34 前進用多板クラッチ
41,43 クラッチピストン
44 油圧ポンプ
46 方向制御弁
47,48 ソレノイド
49 油路
50 コントローラ
52 分岐油路
53 電磁比例リリーフ弁
54 ソレノイド
Claims (1)
- 油圧ポンプ(44)からの圧油を方向制御弁(46)の切り換え操作により機体の前後進切換用クラッチ(31)へ択一的に供給し、該前後進切換用クラッチ(31)に接続する油路の圧油をリリーフして昇圧特性を変更するトラクタ(10)の油圧クラッチの昇圧回路に於いて、前記油圧ポンプ(44)と方向制御弁(46)を結ぶ油路(49)に分岐油路(52)を設け、この分岐油路(52)に電磁比例リリーフ弁(53)を介装し、該電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)がオフのとき、前後進切換用クラッチ(31)へ供給される圧油がクラッチピストンの最小作動圧となるように該電磁比例リリーフ弁(53)を初期設定し、且つ、前記方向制御弁(46)を切り換えたとき、クラッチピストンがストロークエンドに達するまでの所定時間が経過した後に、該電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)をオンして、該電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)の吸引力及びバネ力と、前記分岐油路(52)の圧力とのバランンスを調整しながら、前記前後進切換用クラッチ(31)へ供給する圧油を昇圧するように構成し、
前記方向制御弁(46)が切り換えられて、前記前後進切換用クラッチ(31)のクラッチピストン(41)または(43)がストロークエンドに達する時点t 2 までは、コントローラ(50)から電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)へ信号S R を出力せず、コントローラ(50)から方向制御弁(46)のソレノイド(47)または(48)へ信号S C を出力する時点t 1 から前記時点t 2 までの所定時間T 1 が経過した後にコントローラ(50)からソレノイド(54)へ信号S R を出力し、この時、前記時点t 2 から所定の時点t 3 までの所定時間T 2 は、前記ソレノイド(54)への信号を一定の低い値S R1 に保持し、同時に、コントローラ(50)によって方向制御弁(46)をデューティ制御し、前記所定時間T 2 はソレノイド(47)または(48)へ出力する信号S C のデューティ比を小さくし、
前記所要時間T 2 が経過した時点t 3 以降は、方向制御弁(46)のソレノイド(47)または(48)への信号S C を100%出力すると共に、電磁比例リリーフ弁(53)のソレノイド(54)への信号S R を増加することにより、前記前後進切換用クラッチ(31)への供給圧P C を上昇させ、更に経過した時点t 4 で前記ソレノイド(54)への信号S R を最大にするように構成したことを特徴とするトラクタの油圧クラッチの昇圧回路。
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