JPH11230021A - 可変容量型斜板式液圧モータ - Google Patents

可変容量型斜板式液圧モータ

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JPH11230021A
JPH11230021A JP4906198A JP4906198A JPH11230021A JP H11230021 A JPH11230021 A JP H11230021A JP 4906198 A JP4906198 A JP 4906198A JP 4906198 A JP4906198 A JP 4906198A JP H11230021 A JPH11230021 A JP H11230021A
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JP
Japan
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casing
passage
swash plate
axial
cylinder
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Application number
JP4906198A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kagiwada
均 鍵和田
Takeshi Kobayashi
剛 小林
Takashi Niitome
隆志 新留
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧通路が形成されるケーシングの外径を小
さくでき、ケーシングに減速機等を取付ける場合でも、
全体の小型化、軽量化を図ることができる。 【解決手段】 ケーシング42には、傾転アクチュエー
タ17のシリンダ部18内に外部からの圧油を給排する
油圧通路49を設ける。また、この油圧通路49は、軸
方向通路部49A、傾斜通路部49Bおよび径方向通路
部49Cからなる3本の通路によって構成する。また、
油圧通路49のうち軸方向通路部49Aは、その基端側
をブレーキ取付段部47の支承面に開口させ、先端側を
シリンダ部18の近傍位置まで延びるように形成する。
さらに、軸方向通路部49Aの基端側開口はプラグ50
によって封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に油圧モータとして好適に用いられる可
変容量型斜板式液圧モータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械には
旋回用モータまたは走行用モータとして油圧モータが設
けられている。そして、この油圧モータを可変容量型斜
板式液圧モータによって構成することは、例えば特公平
7−99137号公報等によって知られている。
【0003】そこで、図5ないし図7を参照してこの種
の従来技術による可変容量型斜板式液圧モータを、走行
用の油圧モータに適用した場合を例に挙げて示す。
【0004】図において、1は可変容量型の斜板式液圧
モータからなる走行用油圧モータを示し、該油圧モータ
1は、後述の減速機30によってスプロケット34を回
転駆動することにより、例えば油圧ショベル等の履帯
(図示せず)を走行駆動するものである。
【0005】2は油圧モータ1のケーシングで、該ケー
シング2は、図5ないし図7に示す如く段付の筒部2A
と底部2Bとによって一端側に開口した有底筒状に形成
されている。また、ケーシング2の筒部2Aにはその外
周側に環状の鍔部2Cが一体形成され、該鍔部2Cは前
記油圧ショベルのトラックフレームにボルト(図示せ
ず)等を用いて固着される。
【0006】また、前記筒部2Aは、一端側に開口端面
2Dを有し、他端側は底部2Bから後述する減速機30
の遊星歯車減速機構33側に向けて突出した筒状の突出
部2Eとなり、該突出部2Eの外周側には図7に示すよ
うにスプライン3が形成されている。また、筒部2Aの
外周側にはおねじ4とベアリング嵌合部5,5とが形成
されると共に、筒部2Aと鍔部2Cとの間にはシール装
着溝6が全周に亘り形成されている。
【0007】さらに、筒部2Aの内周側には、開口端面
2D側に向けて3段階に拡径された段付筒状のブレーキ
取付段部7が形成され、該ブレーキ取付段部7の奥所側
は、後述するブレーキ装置23の固定側摩擦板24が当
接される段部端面としての環状の支承面7Aとなってい
る。また、ブレーキ取付段部7の奥所側には、支承面7
Aの外周側から軸方向に延びる短尺筒状のスプライン溝
部7Bが形成されている。一方、ケーシング2の開口端
面2D側は図5に示すようにリヤケーシングとしての蓋
体8によって閉塞される構造となっている。
【0008】9はケーシング2内に回転可能に設けられ
た回転軸としての駆動軸、10は駆動軸9と一体回転す
るようにケーシング2内に回転可能に設けられたロータ
を示し、該ロータ10には駆動軸9の周囲に離間して軸
方向に延びる複数のシリンダ11が形成されている。
【0009】12は蓋体8とロータ10との間に位置し
て蓋体8に固定された弁板12を示し、該弁板12は、
図6に示すようにロータ10の各シリンダ11と間欠的
に連通する一対の給排ポート12A(一方のみ図示)を
有し、該各給排ポート12Aは、蓋体8側に形成した一
対の給排通路13(一方のみ図示)と連通している。
【0010】14は複数本のピストンで、該各ピストン
14は一端側がロータ10の各シリンダ11内に摺動可
能に挿嵌され、他端側が各シリンダ11外に突出してい
る。そして、該ピストン14の突出端側には複数のシュ
ー15が揺動可能に設けられている。
【0011】16はケーシング2の底部2B側に傾転可
能に設けられた斜板で、この斜板16は、その表面上に
各シュー15が摺接され、底部2B側との間に設けた傾
転支承部(図示せず)を支点として傾転する構成となっ
ている。そして、斜板16は、その傾転角に応じて各ピ
ストン14のストローク量を変化させ、このストローク
量によって油圧モータ1のモータ容量を決定するもので
ある。
【0012】17はケーシング2の底部2B側に設けら
れた傾転アクチュエータで、該傾転アクチュエータ17
は、図6に示す如く駆動軸9の径方向に離間してケーシ
ング2の底部2B側に形成されたシリンダ部18と、基
端側が該各シリンダ部18内に摺動可能に挿嵌され、先
端側が斜板16の背面側に当接した一対の傾転制御ピス
トン19等とから構成されている。
【0013】20はケーシング2に穿設された油圧通路
で、該油圧通路20は、基端側がケーシング2の突出部
2E端面に開口し、先端側がケーシング2の筒部2A軸
方向中間部まで延びた軸方向通路部20Aと、ケーシン
グ2の筒部2A内を斜めに延び、基端側がケーシング2
の開口端面2Dに開口し、先端側が軸方向通路部20A
に連通した傾斜通路部20Bと、前記軸方向通路部20
Aとシリンダ部18との間を径方向で連通した径方向通
路部20Cとから構成されている。また、前記軸方向通
路部20Aの基端側はプラグ21によって封止されてい
る。
【0014】そして、油圧通路20は、傾斜通路部20
Bの基端側が蓋体8側に設けた容量制御弁22に接続さ
れ、油圧ショベルの運転者が該容量制御弁22を切換操
作することにより、容量制御弁22からの圧油をシリン
ダ部18に給排するものである。
【0015】23は駆動軸9とロータ10に制動を与え
るネガティブ型のブレーキ装置で、該ブレーキ装置23
は、図6に示す如くケーシング2のブレーキ取付段部7
のスプライン溝部7Bに廻止め状態で嵌合され、軸方向
に移動可能となった3枚の固定側摩擦板24と、該固定
側摩擦板24と交互に配置されると共にロータ10の外
周側に廻止め状態で設けられ、軸方向に移動可能となっ
た2枚の回転側摩擦板25と、ブレーキ取付段部7内に
軸方向に摺動可能に挿嵌されたブレーキピストン26
と、スプリング27等とから構成されている。
【0016】そして、ブレーキ装置23は、ブレーキピ
ストン26とブレーキ取付段部7との間に液圧室28を
画成され、ケーシング2には液圧室28と開口端面2D
との間にブレーキ解除圧を給排するための通液路29が
穿設されている。
【0017】そして、ブレーキ装置23は、スプリング
27によりブレーキピストン26を各摩擦板24,25
側に向けて常時付勢し、これにより該ブレーキピストン
26とブレーキ取付段部7との間で各固定側摩擦板24
を各回転側摩擦板25に摩擦接触させ、いわゆる駐車ブ
レーキとしてロータ10を駆動軸9と共に制動状態に保
持するものである。また、ブレーキ装置23は、外部か
ら通液路27Aを通じて液圧室28内にブレーキ解除圧
が供給されたときに、ブレーキピストン26が回転側摩
擦板25から離間し、このときにロータ10の制動を解
除するものである。
【0018】30は油圧モータ1のケーシング2に設け
られた走行用の減速機を示し、該減速機30は、ケーシ
ング2の筒部2A外周側に回転可能に取付けられた有底
円筒状のハウジング31と、該ハウジング31内に設け
られた2段の遊星歯車減速機構32,33等から大略構
成され、ハウジング31の外周側にはスプロケット34
が取付けられている。また、前記遊星歯車減速機構33
は、ケーシング2のスプライン3に取付けられたキャリ
ア33Aを有している。
【0019】35,35はケーシング2と減速機30の
ハウジング31との間をシールするメカニカルシール
で、該メカニカルシール35は、ケーシング2のシール
装着溝6内に設けられている。36,36はハウジング
31をケーシング2に対して回転可能に支持するベアリ
ングで、該ベアリング36は、おねじ4に螺着したナッ
ト37によりケーシング2の外周側に抜止め状態で取付
けられている。
【0020】従来技術による斜板式液圧回転機からなる
走行用の油圧モータ1は上述の如く構成を有するもの
で、油圧ポンプ(図示せず)からの圧油を油圧モータ1
に給排すると、このときの圧油が蓋体8の各給排通路1
3、弁板12の給排ポート12A等を介してロータ10
の各シリンダ11内に給排される。これにより、ピスト
ン14から各シュー15を介した斜板16への押圧力が
発生し、この押圧力により各シュー15が斜板16上を
周方向に沿って滑動し、これと一体的に各ピストン14
を介してロータ10が回転し、このときの回転力は駆動
軸9から減速機30へと伝えられる。
【0021】ここで、油圧ショベルの運転者等が容量制
御弁22を切換操作すると、該容量制御弁22からの圧
油が油圧通路20を通じて傾転アクチュエータ17のシ
リンダ部18に給排され、傾転制御ピストン19を伸縮
駆動させる。
【0022】この結果、斜板16は、傾転制御ピストン
19により傾転され、斜板16の傾転角は可変に制御さ
れる。そして、斜板16の傾転角を最大にしたときに
は、駆動軸9を低速、高トルクで回転させることができ
ると共に、斜板16の傾転角を最小にしたときには、駆
動軸9を高速、低トルクで回転させることができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、例えばケーシング2の外径をより小さく形
成することにより、該ケーシング2の外周側に設けられ
る減速機30を小型化して形成する方法が検討されてい
る。
【0024】しかし、この従来技術にあっては、ケーシ
ング2の突出部2Eには油圧通路20の軸方向通路部2
0Aを軸方向に貫通させて設ける構成としているため、
上述の如くケーシング2全体の外径を小さく形成する
と、突出部2E側では、図7に示すように例えばスプラ
イン3と軸方向通路部20Aとの間の肉厚dが薄くな
り、該突出部2Eの強度を確保するのが難しくなる。
【0025】このため、突出部2E(スプライン3)側
の外径寸法L1 を比較的大きめに設定せざるを得なくな
る。そして、このように突出部2E側の外径寸法L1 を
大きめに設定した場合には、メカニカルシール35、ベ
アリング36等の部品の組付上の理由によって、ベアリ
ング嵌合部5(おねじ4)側の外径寸法L2 およびシー
ル装着溝6側の径方向寸法L3 等についても、前記外径
寸法L1 に対応させて大きめに設定せざるを得なくな
る。
【0026】この結果、ケーシング2全体の肉厚が厚く
なり、重量が増えるばかりでなく、減速機30全体がケ
ーシング2と共に大型化してしまい、重量が増大する上
に生産コスト等が高くつくという問題がある。
【0027】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、油圧通路が一体形成されるケ
ーシングの外径を小さくすることができ、ケーシングを
小型化できると共に、十分な強度を確保することがで
き、例えばケーシングに減速機等を設ける場合にも、全
体の小型化、軽量化を図ることができるようにした容量
可変型斜板式液圧モータを提供することを目的としてい
る。
【0028】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の斜板式液圧回転機は、一端側が開口し
内周面が段付筒状に形成されたケーシングと、該ケーシ
ングに回転可能に設けられた回転軸と、該回転軸と一体
回転するように前記ケーシング内に設けられ軸方向に複
数のシリンダが形成されたロータと、軸方向の一端側が
該ロータの各シリンダ内に摺動可能に挿嵌され他端側が
前記各シリンダから突出した複数のピストンと、該各ピ
ストンの突出側に設けられた複数のシューと、前記各ピ
ストンの突出端側に位置して前記ケーシングに傾転可能
に設けられ前記ロータが回転するときに前記各シューが
摺動する斜板と、前記ケーシングの軸方向他端側に位置
して斜板とケーシングとの間に設けられ、油液の給排に
よって前記斜板を傾転駆動する傾転アクチュエータと、
該傾転アクチュエータのシリンダに外部からの傾転制御
用の圧油を給排するために前記ケーシングに形成された
油圧通路と、前記ケーシングの開口側の段部とロータと
の間に位置して設けられ、ブレーキ解除圧となる油液が
給排されるネガティブ型のブレーキ装置とからなる可変
容量型斜板式液圧モータに適用される。
【0029】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記油圧通路は、基端側が前記ケーシングの段
部端面に開口し、先端側が前記傾転アクチュエータのシ
リンダに連通した軸方向通路部と、前記ケーシングの段
部側を斜めに延び、基端側がケーシングの軸方向一端面
に開口し、先端側が軸方向通路部に連通する傾斜通路部
とから構成し、前記軸方向通路部にはその基端側開口を
封止する封止具を設けたことにある。
【0030】このように構成したことにより、外部から
の傾転制御用の圧油を油圧通路に供給するときには、こ
の圧油をケーシングの軸方向一端面に開口した傾斜通路
部から軸方向通路部へ流通させ、傾転アクチュエータの
シリンダへと導くことができる。そして、このときには
軸方向通路部の基端側開口に設けた封止具により、前記
圧油が軸方向通路部から外部に漏洩するのを防止でき
る。
【0031】ここで、油圧通路の軸方向通路部は、その
基端側をケーシングの軸方向一端側に設けた段部端面に
開口させ、先端側を傾転アクチュエータのシリンダに連
通させたから、ケーシングの軸方向他端側には軸方向通
路部を開口させる必要がなくなり、この軸方向他端側で
ケーシングの強度を十分に確保でき、ケーシング全体の
外径寸法を小さくすることができる。
【0032】また、請求項2の発明が採用する構成の特
徴は、前記油圧通路は、基端側が前記ケーシングの段部
端面に開口し、先端側が前記ケーシング内を傾転アクチ
ュエータの近傍位置まで延びた軸方向通路部と、前記ケ
ーシングの段部側を斜めに延び、基端側がケーシングの
軸方向一端面に開口し、先端側が軸方向通路部に連通す
る傾斜通路部と、前記傾転アクチュエータのシリンダと
前記軸方向通路部の先端側とを連通する径方向通路部と
から構成し、前記軸方向通路部にはその基端側開口を封
止する封止具を設けたことにある。
【0033】このように構成したことにより、外部から
の傾転制御用の圧油を油圧通路に供給するときには、こ
の圧油をケーシングの軸方向一端面に開口した傾斜通路
部から軸方向通路部、径方向通路部へと順次流通させ、
傾転アクチュエータのシリンダへと導くことができる。
そして、このときには前記圧油が軸方向通路部から外部
に漏洩するのを封止具によって防止できる。
【0034】ここで、油圧通路の軸方向通路部は、その
基端側をケーシングの軸方向一端側に設けた段部端面に
開口させ、先端側を傾転アクチュエータのシリンダ近傍
位置に開口させたから、ケーシングの軸方向他端側には
軸方向通路部を請求項1の発明と同様に開口させる必要
がなくなり、この軸方向他端側でケーシングの強度を十
分に確保でき、ケーシング全体の外径寸法を小さくする
ことができる。
【0035】さらに、請求項3の発明では、前記封止具
は、前記ケーシングの段部端面よりも奥まった位置に固
定する構成としている。
【0036】このように構成したことにより、封止具が
段部側に設けたブレーキ装置の構成部品と干渉するのを
避けることができる。
【0037】さらにまた、請求項4の発明では、前記ブ
レーキ装置は、前記ケーシングの段部に設けられた固定
側摩擦板と、前記ロータの外周に設けられ該固定側摩擦
板と交互に配置された回転側摩擦板と、前記ケーシング
の段部に軸方向に可動に設けられこれら各摩擦板を接離
するブレーキピストンとから構成し、前記軸方向通路部
の開口端には前記固定側摩擦板を配置している。
【0038】このように構成したことにより、ブレーキ
装置のブレーキピストンを各摩擦板に向けて作動させた
ときに、ケーシングの段部端面にはブレーキ装置のうち
軸方向通路部の開口端側に配置した固定側摩擦板を直接
係合(当接)させることができ、該ケーシングの段部端
面にはロータと一体に回転する回転側摩擦板を摺動接触
させる必要がなくなる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
可変容量型斜板式液圧モータを、走行用の油圧モータに
適用した場合を例に挙げ、図1ないし図4に従って詳細
に説明する。
【0040】ここで、図1ないし図3は本発明による第
1の実施の形態を示し、本実施の形態では前述した従来
技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
【0041】図中、41は本実施の形態に係る油圧モー
タ、42は該油圧モータ41のケーシングを示し、該ケ
ーシング42は、従来技術によるケーシング2と同様
に、段付の筒部42Aと底部42Bとによって、一端側
が開口した有底筒状に形成されている。また、ケーシン
グ42の筒部42Aには油圧ショベルのトラックフレー
ムに固着される鍔部42Cが一体形成されている。
【0042】また、前記筒部42Aは、一端側に蓋体8
が取付けらる開口端面42Dを有し、他端側は底部42
Bから減速機の遊星歯車減速機構(図示せず)側に向け
て突出した筒状の突出部42Eとなり、該突出部42E
の外周側にはスプライン43が形成されている。さら
に、筒部42Aの外周側にはスプライン43に近接して
おねじ44が形成されると共に、該筒部42Aの軸方向
中間部には一対のベアリング嵌合部45,45が形成さ
れている。また、筒部42Aと鍔部42Cとの間にはシ
ール装着溝46が形成されている。
【0043】一方、筒部42Aの内周側には、開口端面
42D側に向けて3段階に拡径された段付筒状のブレー
キ取付段部47が形成され、該ブレーキ取付段部47の
奥所側は、ブレーキ装置23の固定側摩擦板24が当接
される段部端面としての環状の支承面47Aとなってい
る。また、ブレーキ取付段部47の奥所側には、支承面
47Aの外周側から軸方向に延びるスプライン溝部47
Bが形成されている。また、この筒部42Aの内周側に
は、底部42Bとブレーキ取付段部47との間に位置し
て、軸方向にストレートに延びたロータ収容部48が設
けられている。
【0044】ここで、ケーシング42は、後述するよう
に突出部42E(スプライン43)側の外径寸法L4 、
ベアリング嵌合部45(おねじ44)側の外径寸法L5
およびシール装着溝46側の外径寸法L6 が、それぞれ
従来技術のものと比べて一定寸法だけ小さく設定されて
いる。
【0045】49は従来技術による油圧通路20に代え
てケーシング42に設けられた本実施の形態による油圧
通路を示し、該油圧通路49は、従来技術による油圧通
路20とほぼ同様に、ケーシング42内を軸方向に延び
た軸方向通路部49Aと、ケーシング42のブレーキ取
付段部47側を斜めに延び、基端側が開口端面42Dに
開口し、先端側が軸方向通路部49Aに連通する傾斜通
路部49Bと、前記軸方向通路部49Aと傾転アクチュ
エータ17のシリンダ部18との間を径方向で連通した
径方向通路部49Cとから構成されている。
【0046】ここで、油圧通路49の軸方向通路部49
Aは、図1ないし図3に示す如くその基端側がブレーキ
取付段部47の支承面47Aに開口し、先端側は傾転ア
クチュエータ17のシリンダ部18近傍位置まで延び、
径方向通路部49Cに連通している。また、この軸方向
通路部49Aの基端側開口にはねじ穴49Dが形成され
ている。
【0047】50は油圧通路49の軸方向通路部49A
基端側開口を封止する封止具としてのプラグで、該プラ
グ50は、図3に示す如く六角穴付きのテーパねじとし
て形成され、軸方向通路部49Aのねじ穴49Dに螺着
されている。ここで、プラグ50は、ケーシング42の
ブレーキ取付段部47支承面47Aよりも一定寸法だけ
奥まった位置で軸方向通路部49A内に固定されるもの
である。
【0048】次に、油圧モータ41のケーシング42に
設ける油圧通路49の加工方法について説明する。
【0049】まず、ブレーキ取付段部47の支承面47
A側から軸方向に向けて、傾転アクチュエータ17のシ
リンダ部18近傍位置まで穴加工を施すことにより、ケ
ーシング42には、ロータ収容部48側の位置に軸方向
通路部49Aを形成する(軸方向通路加工工程)。
【0050】次に、ケーシング42の開口端面42Dか
ら軸方向通路部49A側に向けて斜め方向に穴加工を施
すことにより、ケーシング42にはブレーキ取付段部4
7側の位置に傾斜通路部49Bを形成する。
【0051】また、傾転アクチュエータ17のシリンダ
部18側には、軸方向通路部49Aの先端側に向けて径
方向穴が設けられ、これにより、ケーシング42の底部
42B側には、径方向通路部49Cが形成されている。
この径方向通路部49Cは軸方向通路部49Aよりも先
に形成してもよく、軸方向通路部49Aの穴加工後に形
成してもよい。
【0052】かくして、本実施の形態では、ケーシング
42の突出部42E側に油圧通路49の軸方向通路部4
9Aを設ける必要がなくなり、油圧通路49全体を図1
に示すように開口端面42Dからシリンダ部18側(底
部42B側)までに至る範囲A内に収めて設けることが
できる。
【0053】これにより、ケーシング42の突出部42
Eを形成するときには、例えば軸方向通路部49Aの穴
径等とは無関係に突出部42E(スプライン43)の外
径寸法L4 を図2の如く設定することが可能となり、該
突出部42Eの外径寸法L4を図7に示す従来技術のも
のと比べて小さく(L4 <L1 )設定することができ
る。
【0054】そして、ケーシング42のベアリング嵌合
部45の外径寸法L5 についても、前記外径寸法L4 に
対応させて従来技術ものと比べて小さく(L5 <L2 )
設定することができる。また、これと同様にシール装着
溝46の径方向寸法L6 についても、従来技術ものと比
べて小さく(L6 <L3 )設定することができ、ケーシ
ング42全体の小型化、軽量化を図ることができると共
に、ケーシング42全体の強度を十分に確保することが
できる。
【0055】従って、本実施の形態によれば、ケーシン
グ42に取付けられる減速機についても、ケーシング4
2と同様に全体を小型化、軽量化して形成することがで
き、生産コスト等を低減することができる。そして、こ
のように減速機を小型化することにより、減速機のハウ
ジングを路面から離すように配設できるので、例えば油
圧ショベルの走行中には、この減速機に外部から岩石、
土砂等が衝突する可能性を減らすことができると共に、
該減速機の損傷等を防止して耐久性を向上でき、寿命等
を延ばすことができる。
【0056】さらに、プラグ50を油圧通路49の軸方
向通路部49Aに対しケーシング42のブレーキ取付段
部47支承面47Aよりも奥まった位置で固定する構成
としたから、該プラグ50がブレーキ装置23の固定側
摩擦板24と干渉するのを避けることができ、ブレーキ
装置23が有する駐車ブレーキとしての機能を十分に発
揮させることができる。
【0057】また、油圧通路49の軸方向通路部49A
基端側開口には、ブレーキ装置23の固定側摩擦板24
を配置することができるから、ブレーキ装置23のブレ
ーキ作動時に、ブレーキ取付段部47の支承面47Aに
は、固定側摩擦板24を直接係合(当接)させることが
できる。これにより、ロータ10と一体に回転する回転
側摩擦板25を支承面47Aに摩擦接触させる必要がな
くなり、ブレーキ装置23の耐久性等を向上することが
できる。
【0058】次に図4は本発明の第2の実施の形態を示
し、本実施の形態では前記第1の実施の形態と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものと
するに、本実施の形態では、油圧モータ41のケーシン
グ42には、前記第1の実施の形態による油圧通路49
に代えて、軸方向通路部61Aと傾斜通路部61Bとの
2本の通路部からなる油圧通路61を設けたことにあ
る。
【0059】ここで、前記油圧通路61は、ケーシング
42内を僅かに傾斜して軸方向に延び、基端側がケーシ
ング42のブレーキ取付段部47支承面47Aに開口
し、先端側が傾転アクチュエータ17のシリンダ部18
に直接連通した軸方向通路部61Aと、ケーシング42
のブレーキ取付段部47側を斜めに延び、基端側がケー
シング42の開口端面42Dに開口し、先端側が該軸方
向通路部61Aに連通する傾斜通路部61Bとから構成
されている。
【0060】また、前記軸方向通路部61Aの基端側開
口には、封止具としてのプラグ62が設けられ、該プラ
グ62は軸方向にストレートに延びた六角穴付きの平行
ねじとして形成されるものである。
【0061】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。特に本実施の形態では、油圧通路
61を軸方向通路部61Aと傾斜通路部61Bとの2本
の通路部から構成することにより、該油圧通路61に
は、前記第1の実施の形態で述べた油圧通路20の径方
向通路部20Cを省く構成としたから、該径方向通路部
20Cを形成する手間を省くことができ、油圧通路61
の形成時における全体の作業性等を向上することができ
る。
【0062】なお、前記各実施の形態では、油圧通路4
9(61)の軸方向通路部49A(61A)基端側開口
をプラグ50(62)によって封止する構成としたが、
これに替えて、例えば軸方向通路部49A(61A)に
はねじ穴49D等を省略し、軸方向にストレートに延び
た円柱状の栓部材を圧入する構成としてもよい。
【0063】また、前記各実施の形態では、ケーシング
42のうち突出部42E側に減速機が取付けられるスプ
ライン43を設ける構成として述べたが、本実施の形態
はこれに限らず、減速機の機種に応じて突出部42Eの
位置におねじ44またはベアリング嵌合部45を設ける
構成としてもよい。そして、この場合でも減速機の小型
化、軽量化を図ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、ケーシングには傾転アクチュエータのシリンダに
傾転制御用の圧油を給排するための油圧通路を設け、該
油圧通路を、ケーシングの段部端面から傾転アクチュエ
ータのシリンダに向けて軸方向に延びた軸方向通路部
と、ケーシングの軸方向一端面から軸方向通路部に向け
て段部側を斜め方向に延びる傾斜通路部とから構成した
から、ケーシングの軸方向他端側には軸方向通路部等の
油圧通路を開口させる必要がなくなり、この軸方向他端
側でケーシングの強度を十分に確保でき、ケーシング全
体の外径寸法を小さくすることができる。これにより、
ケーシングの小型化、軽量化を図ることができると共
に、当該液圧モータに例えば減速機等を装着する場合に
は、この減速機をケーシングと共に小型化、軽量化して
形成することができ、全体の生産コスト等を削減でき
る。
【0065】また、請求項2の発明では、ケーシングに
は傾転アクチュエータのシリンダに傾転制御用の圧油を
給排するための油圧通路を設け、該油圧通路を、ケーシ
ングの段部端面から傾転アクチュエータのシリンダ近傍
位置まで延びた軸方向通路部と、ケーシングの軸方向一
端面から軸方向通路部に向けて段部側を斜め方向に延び
る傾斜通路部と、軸方向通路部の先端側と前記シリンダ
との間を連通する径方向通路部とから構成したから、こ
れによっても、ケーシングの軸方向他端側には軸方向通
路部等の油圧通路を開口させる必要がなくなり、請求項
1の発明とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0066】さらに、請求項3の発明では、油圧通路の
軸方向通路部に設けた封止具をケーシングの段部端面よ
りも奥まった位置に固定する構成としたから、封止具が
段部側に設けたブレーキ装置と干渉するのを避けること
ができ、該ブレーキ装置の機能を十分に発揮させること
ができる。
【0067】さらにまた、請求項4の発明では、油圧通
路の軸方向通路部開口端にはブレーキ装置の固定側摩擦
板を配置する構成としたから、ブレーキ装置の作動時に
ケーシングの段部端面には、固定側摩擦板が摺動接触す
ることはなく、これによりブレーキ装置の耐久性を向上
でき、寿命等を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による走行用油圧モ
ータの要部を拡大して示す縦断面図である。
【図2】図1中のケーシングを単体で示す縦断面図であ
る。
【図3】図1中のブレーキ装置およびプラグ等を拡大し
て示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による走行用油圧モ
ータの要部を拡大して示す縦断面図である。
【図5】従来技術による走行用油圧モータおよび減速機
を示す縦断面図である。
【図6】図5中の走行用油圧モータを拡大して示す部分
断面図である。
【図7】図5中のケーシングを単体で示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
9 駆動軸(回転軸) 10 ロータ 11 シリンダ 14 ピストン 15 シュー 16 斜板 17 傾転アクチュエータ 23 ブレーキ装置 24 固定側摩擦板 25 回転側摩擦板 41 油圧モータ 42 ケーシング 42E 突出部 42D 開口端面 47 ブレーキ取付段部 47A 支承面(段部端面) 49,61 油圧通路 49A,61A 軸方向通路部 49B,61B 傾斜通路部 49C 径方向通路部 50,62 プラグ(封止具)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が開口し内周面が段付筒状に形成
    されたケーシングと、該ケーシングに回転可能に設けら
    れた回転軸と、該回転軸と一体回転するように前記ケー
    シング内に設けられ軸方向に複数のシリンダが形成され
    たロータと、軸方向の一端側が該ロータの各シリンダ内
    に摺動可能に挿嵌され他端側が前記各シリンダから突出
    した複数のピストンと、該各ピストンの突出側に設けら
    れた複数のシューと、前記各ピストンの突出端側に位置
    して前記ケーシングに傾転可能に設けられ前記ロータが
    回転するときに前記各シューが摺動する斜板と、前記ケ
    ーシングの軸方向他端側に位置して斜板とケーシングと
    の間に設けられ、油液の給排によって前記斜板を傾転駆
    動する傾転アクチュエータと、該傾転アクチュエータの
    シリンダに外部からの傾転制御用の圧油を給排するため
    に前記ケーシングに形成された油圧通路と、前記ケーシ
    ングの開口側の段部とロータとの間に位置して設けら
    れ、ブレーキ解除圧となる油液が給排されるネガティブ
    型のブレーキ装置とからなる可変容量型斜板式液圧モー
    タにおいて、 前記油圧通路は、基端側が前記ケーシングの段部端面に
    開口し、先端側が前記傾転アクチュエータのシリンダに
    連通した軸方向通路部と、前記ケーシングの段部側を斜
    めに延び、基端側がケーシングの軸方向一端面に開口
    し、先端側が軸方向通路部に連通する傾斜通路部とから
    構成し、前記軸方向通路部にはその基端側開口を封止す
    る封止具を設けたことを特徴とする可変容量型斜板式液
    圧モータ。
  2. 【請求項2】 一端側が開口し内周面が段付筒状に形成
    されたケーシングと、該ケーシングに回転可能に設けら
    れた回転軸と、該回転軸と一体回転するように前記ケー
    シング内に設けられ軸方向に複数のシリンダが形成され
    たロータと、軸方向の一端側が該ロータの各シリンダ内
    に摺動可能に挿嵌され他端側が前記各シリンダから突出
    した複数のピストンと、該各ピストンの突出側に設けら
    れた複数のシューと、前記各ピストンの突出端側に位置
    して前記ケーシングに傾転可能に設けられ前記ロータが
    回転するときに前記各シューが摺動する斜板と、前記ケ
    ーシングの軸方向他端側に位置して斜板とケーシングと
    の間に設けられ、油液の給排によって前記斜板を傾転駆
    動する傾転アクチュエータと、該傾転アクチュエータの
    シリンダに外部からの傾転制御用の圧油を給排するため
    に前記ケーシングに形成された油圧通路と、前記ケーシ
    ングの開口側の段部とロータとの間に位置して設けら
    れ、ブレーキ解除圧となる油液が給排されるネガティブ
    型のブレーキ装置とからなる可変容量型斜板式液圧モー
    タにおいて、 前記油圧通路は、基端側が前記ケーシングの段部端面に
    開口し、先端側が前記ケーシング内を傾転アクチュエー
    タの近傍位置まで延びた軸方向通路部と、前記ケーシン
    グの段部側を斜めに延び、基端側がケーシングの軸方向
    一端面に開口し、先端側が軸方向通路部に連通する傾斜
    通路部と、前記傾転アクチュエータのシリンダと前記軸
    方向通路部の先端側とを連通する径方向通路部とから構
    成し、前記軸方向通路部にはその基端側開口を封止する
    封止具を設けたことを特徴とする可変容量型斜板式液圧
    モータ。
  3. 【請求項3】 前記封止具は、前記ケーシングの段部端
    面よりも奥まった位置に固定する構成としてなる請求項
    1または2に記載の可変容量型斜板式液圧モータ。
  4. 【請求項4】 前記ブレーキ装置は、前記ケーシングの
    段部に設けられた固定側摩擦板と、前記ロータの外周に
    設けられ該固定側摩擦板と交互に配置された回転側摩擦
    板と、前記ケーシングの段部に軸方向に可動に設けられ
    これら各摩擦板を接離するブレーキピストンとから構成
    し、前記軸方向通路部の開口端には前記固定側摩擦板を
    配置してなる請求項1,2または3に記載の可変容量型
    斜板式液圧モータ。
JP4906198A 1998-02-13 1998-02-13 可変容量型斜板式液圧モータ Pending JPH11230021A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233972A (ja) * 2005-02-26 2006-09-07 Linde Ag 液圧式多行程型のアキシャルピストン機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006233972A (ja) * 2005-02-26 2006-09-07 Linde Ag 液圧式多行程型のアキシャルピストン機械

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