JPH11229724A - アルミ押出し形材を使用した荷役用観音扉 - Google Patents
アルミ押出し形材を使用した荷役用観音扉Info
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- JPH11229724A JPH11229724A JP10030803A JP3080398A JPH11229724A JP H11229724 A JPH11229724 A JP H11229724A JP 10030803 A JP10030803 A JP 10030803A JP 3080398 A JP3080398 A JP 3080398A JP H11229724 A JPH11229724 A JP H11229724A
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Abstract
み立てた荷役用観音扉を提供する。 【構成】 この荷役用観音扉は、一対の扉本体100,
200を車両搭載容器の側柱163に揺動可能に取り付
けている。扉本体100は、アルミ押出し形材でできた
ヒンジ側パネル110,中間パネル120,120及び
ロックロッド側パネル130を相互に直接連結して組み
立てられる。ヒンジ側パネル110の側部には、係止溝
112c及び先端にフック112kのある連結用側壁1
12jをもつ係合受け部112が形成されている。これ
に対する中間パネル120の側部には、係止溝112c
に嵌り込むフック121b及びフック112kが落とし
込まれる受け溝121fを備えた係合部121が形成さ
れている。 【効果】 係止溝112cにフック121bを嵌め合せ
てパネル110,120を開くだけの簡単な作業によ
り、水密性に優れた連結部を介して両パネル110,1
20が強固に連結される。
Description
の運搬車,冷凍車,海上コンテナ等に組み込まれ、アル
ミ押出し形材からなる複数の部材を相互に連結した構造
の荷役用観音扉に関する。
ンテナ等には、荷物の積み卸しに使用される荷役観音扉
が設けられている。従来の観音扉は、たとえばバン車の
後部に設けられるものでは、図1に示すように、左右の
扉10,20をヒンジ機構11,21で車体側の左右フ
レーム12,22に旋回自在に取り付けている。そし
て、通常は各扉10,20に対して上下方向に延びる2
本のロック用ロッド13,14及び23,24を設けて
いる。各ロッド13,14及び23,24はそれぞれハ
ンドル15,16及び25,26で回転操作され、車体
の上側又は下側に設けた係止突起17,18及び27,
28に各ロッド13,14及び23,24の先端に設け
た係合部が止められる。開放時には、係止突起17,1
8及び27,28から各ロッド13,14及び23,2
4の係合部を離脱させ、左右の扉10,20を開放す
る。閉鎖時には、開放されている扉10,20を閉め、
閉鎖姿勢にある扉10,20のハンドル15,16及び
25,26を操作して各ロッド13,14及び23,2
4の先端を対応する係止突起17,18及び27,28
に係合させる。これによって、扉10,20が閉鎖状態
に拘束される。
ニヤ板の両面にアルミ板を張り合せたものが使用されて
いる。そのため、雨水等の侵入によって扉の木質部分が
吸湿し、重量増加が生じることがある。浸透した水分
は、木質部分の腐食,使用金具の発銹等の原因にもな
る。本発明者等は、木質扉の欠点を解消するものとし
て、耐食性に優れたアルミ押出し形材を連結して扉本体
を組み立て、ロック機構を扉内部に内蔵させることによ
り、扉の表面を平坦にして美観を向上させると共に、耐
久性に優れた観音扉を特開平8−310246号公報で
紹介した。しかし、クサビを介してアルミ押出し形材を
連結する方式であるため、連結用の部品が必要とされ、
クサビ嵌合用の特殊な継手設計がアルミ押出し形材の連
結部に要求される。更には、連結部に生じ易い隙間をシ
ール剤で充填して水の浸透を防ぐ必要がある。このよう
なことから、製造に手数を要し、結果として製造コスト
の上昇を招く。本発明は、このような問題を解消すべく
案出されたものであり、アルミ押出し形材相互を弾性的
に嵌合連結する継手部をアルミ押出し形材自体の側部に
形成することにより、アルミ押出し形材を容易に且つ強
固に直接連結し、しかも水密性に優れた連結部をもつ観
音扉を提供することを目的とする。
は、その目的を達成するため、中空アルミ押出し形材で
できた複数のパネルの側端面を相互に直接連結した左右
の扉本体と、パネルの上部開口及び下部開口を塞ぐ上レ
ール及び下レールと、扉左右側に取り付けられ、容器本
体側の側柱に連結されたヒンジ金具と、扉中央側を構成
するパネルに装着されたロックロッドとを備えている。
連結される一方のパネルの側端部に嵌合受け部を設け、
これに対する他方のパネル側端部に嵌合部を設ける。嵌
合受け部は、パネル表面部から同一平面状で側方に延び
た係止突起をもち、係止突起の基部裏側に係止溝が形成
されている。係止突起との間で係止溝を区画する内方側
壁は、パネル表面部からパネル裏面部に延びている。パ
ネル裏面部から同一平面状の平面部が側方に延び、平面
部の先端に裏面から表面部に向けて当接部が立上がって
いる。平面部の途中にはパネル表面部に向けて立上がる
外方側壁が設けられ、外方側壁の先端にフックが形成さ
れている。
側方に延びた平面部をもち、平面部の先端に嵌合受け部
の係止溝に嵌り込むフックが形成されている。また、平
面部の途中から連結用側壁がパネル裏面部に向けて立上
がり、嵌合受け部の外方側壁の先端にあるフックが嵌り
込む受け溝が連結用側壁の基部に形成されている。連結
用側壁の先端は、嵌合受け部の平面部に当接する当接平
面部になっている。嵌合受け部の係止溝に嵌合部のフッ
クを嵌め込み、嵌合部の受け溝に嵌合受け部のフックを
落とし込むとき、嵌合部の連結用側壁に嵌合受け部の外
方側壁を押圧する弾性復元力が嵌合受け部の外方側壁に
作用し、弾性力をもって両パネルが機械的に噛み合わさ
れ、強固に直接連結される。
フックの外側面とほぼ同じ曲率の円弧状に成形されてい
ることが好ましい。嵌合受け部の外方側壁は、嵌合部の
連結用側壁とほぼ同じ曲率の円弧状に成形されているこ
とが好ましい。嵌合受け部の平面部を部分的に薄肉化
し、薄肉部に嵌合部の当接平面部を押圧させることもで
きる。この場合、必要に応じてパネル長手方向に延びる
ビス位置決め用切り込みを薄肉部に形成し、連結した両
パネルに貫通するビスによって両パネルを補助的に固着
してもよい。ヒンジやロックロッドが装着される箇所で
は、ヒンジ側パネル,中間パネル及びロックロッド側パ
ネルを部分的に肉厚とし、機械的強度を確保することが
好ましい。
に取り付けられる観音扉を例にとって、本発明を具体的
に説明する。本発明に従った観音扉は、アルミ押出し形
材を所定長さに切断した複数のパネル部材を相互に直接
連結した一対の扉本体100,200を備えている。ア
ルミ押出し形材としては、アルマイト処理等の化成処理
を施した6000系のアルミニウム合金が使用される。
各パネルは、表面側と裏面側との間に延びるリブで補強
されたアルミ製の中空押出し形材で作られ、耐食性,強
度,軽量性に優れた部材である。一方の扉本体100
は、図2に示すように合計4枚のヒンジ側パネル11
0,中間パネル120,120及びロックロッド側パネ
ル130を備えている。中間パネル120の枚数を容器
本体の開口部に応じて選択するとき、必要幅をもつ扉本
体100となる。他方の扉本体200も、ほぼ同様な構
造を持っているので、以下の説明では扉本体100で代
表させる。
すように容器本体側の側柱に対向する箇所にフランジ1
11を備えており、フランジ111と反対側側部に嵌合
受け部112が形成されている。また、表面部113を
部分的に肉厚にし、ヒンジ取付け部114としている。
フランジ111は、表面部113から段差をもって側方
に延びる覆い部111aを備え、覆い部111aの裏面
側にガスケット装着溝111bを形成する突起111c
が形成されている。嵌合受け部112は、パネル表面部
113と同一平面状で側方に延びた係止突起112aを
もっている。係止突起112aはほぼ半円状に隆起した
断面形状になっており、その基部内側面とパネル側面の
円弧状内方側壁112bで係止溝112cが区画され
る。円弧状内方側壁112bは、垂直側壁112dを経
てパネル裏面部115につながっている。
と同一平面状の平面部112eが垂直側壁112dより
側方に突出している。平面部112eの途中からストッ
パ部112fがパネル表面側に突出しており、ストッパ
部112fよりも側方の平面部112eが薄肉部112
gとなっている。薄肉部112gのほぼ中央に、パネル
110の長手方向に延びる切込み112h(図4b)が
形成されている。切込み112hは、パネル110を中
間パネル120に連結した後で両パネル110,120
を固着させるため必要に応じて使用されるビス119
(図4c)を位置決めする箇所となる。薄肉部112g
の更に側方には、パネル裏面部115と同一平面状にな
った先端平面部112iが形成されている。先端平面部
112iの途中からパネル表面側に向けて円弧状の外方
側壁112jが立上がっており、外方側壁112jの先
端にフック112kが形成されている。先端平面部11
2iの端部は、パネル平面に対して直角に立上がった当
接部112lとなっている。
ネル120は、嵌合受け部112に対向する側面に嵌合
部121が形成され、反対側の側面に嵌合受け部112
と同一形状の嵌合受け部122が形成されている。中間
パネル120の表面部123を部分的に肉厚にし、ロッ
クロッド取付け部124としている。嵌合部121は、
パネル表面部123と同一平面状で側方に延びた平面部
121aをもち、平面部121aの先端に嵌合受け部1
12の係止溝112cに嵌り込むフック121bが形成
されている。フック121bの外側面121cは、嵌合
受け部112の円弧状内方側壁112bと同じ曲率で湾
曲している。平面部121aの途中からパネル裏面側
に、嵌合受け部112の円弧状外方側壁112jとほぼ
同じ曲率で湾曲した円弧状の側壁121dが立上がって
いる。円弧状側壁121dの先端は、パネル裏面部12
5と平行な当接平面部121eになっている。当接平面
部121eは、嵌合受け部112の薄肉部112gより
も若干短い幅をもっている。また、円弧状側壁121d
がパネル表面部123から立上がる箇所では側壁基部が
クランク状になっており、嵌合受け部112のフック1
12kが嵌り込む受け溝121fが形成されている。
ル120に連結される方の側面に中間パネル120の嵌
合部121と同一形状の嵌合部131が形成され、反対
側の側面にガスケット装着溝132bを形成する突起1
32cを備えた端部突出部132が設けられている。ま
た、パネル表面部133の一部が厚肉のロックロッド取
付け部134になっている。以上の形状をもつ各パネル
110,120,130は、それぞれ異なる押出し金型
を使用するだけで、押出し成形法によって一体的成形さ
れる。
1,131が形成されたパネル110,120,130
は、クサビ等を使用することなく機械的な噛合いによっ
て直接連結される。たとえば、ヒンジ側パネル110と
中間パネル120とを連結する場合、図4(b)に示す
ようにヒンジ側パネル110の係止溝112cに中間パ
ネルのフック121bの先端を嵌め込み、ヒンジ側パネ
ル110と中間パネル120との間の角度が開くように
中間パネル120を相対的に旋回させる。中間パネル1
20の旋回に伴って、フック121bの内周面が係止突
起112aの半円状側面に沿って摺動するため、係止溝
112cにフック121bがスムーズに滑り込む。ま
た、円弧状側壁121dがヒンジ側パネル110の円弧
状外方側壁112jを押圧し、円弧状外方側壁112j
を弾性的に若干開かさせる。更に中間パネル120を旋
回させると、円弧状側壁121dの表面を摺動している
フック112kが受け溝121fに落とし込まれ、図4
(c)に示すように弾性復元力で円弧状側壁112jが
元形状に復帰する。このとき、ヒンジ側パネル110の
当接部112kが中間パネル120の本体側面に当接す
る。
込まれた状態では、図4cで左方向の弾性力がフック1
12kに加わっているので、嵌合受け部112と嵌合部
121との噛合い状態が解除されることなく、パネル1
10及び120が強固に連結される。また、フック12
1bと円弧状側壁112b,薄肉部112gと当接平面
部121e及び円弧状外方側壁112jと円弧状側壁1
21dが互いに押し付けられて面接触しているため、シ
ール剤等を使用しなくても十分な水密性が確保される。
ただし、車両走行時等の振動による離脱を考慮すると
き、必要に応じてパネル110,120をビス119で
固着してもよい。
は、中間パネル120の側面にヒンジ側パネル110の
当接部112lが押し付けられているので、容器内側か
らの力(図4(c)では下向きの力)に十分耐える連結
構造になっている。仮に、容器内側から大きな力が加わ
った場合にあっても、当接平面部121lの移動がスト
ッパ部112fで規制されるため、扉本体100が外側
に撓むことも抑えられる。更に、係止溝112cに噛み
合ったフック121bと係止突起112aの合せ部がパ
ネル表面側に臨むだけであるため、連結部の隙間に水が
回り込むことが無くなる。また、外側に突出部がないた
め、店名,広告等の表示に好適な識別性の高い扉表面と
なる。中間パネル120,120相互及び中間パネル1
20とロックロッド側パネル130も、同様な嵌合受け
部122及び嵌合部121,131を介して連結され
る。他方の扉本体200も、同様な連結構造で複数のパ
ネルを連結することにより組み立てられるが、この扉本
体200には、図4(a)に示すようにロックロッド側
パネル130の端部突出部132を表面側から覆うフラ
ンジ232をもつロックロッド側パネル230が使用さ
れる。
5の嵌合部121,131及び嵌合受け部112,12
2を設け、各パネル110,120,130を相互に連
結することもできる。この場合、たとえば中間パネル1
20(b)のパネル表面部123と同一平面を形成する
平面部121aを一側端壁121gから側方に延ばし、
平面部121aに対して先広がりになった係止突起12
1hを一側端壁121gから突出させる。係止突起12
1hは、当接平面部121iの途中からフック受け12
1jを起立させている。嵌合部121に噛み合うヒンジ
側パネル110(a)の端部には、図3の円弧状外方側
壁112jに替えて、パネル裏面部115と平行に延び
た先端平面部112iの先端にフック112mを設けて
いる。中間パネル120の他端及びロックロッド側パネ
ル130(c)の一端にも、同様な嵌合受け部122及
び嵌合部131がそれぞれ設けられている。
を介してヒンジ側パネル110と中間パネル120とを
連結する場合、図6(b)に示すように係止溝112c
にフック121bを嵌め合わせ、ヒンジ側パネル110
と同一平面になるように中間パネル120を反時計方向
に旋回させる。中間パネル120の旋回に伴って当接平
面部121iが薄肉部112gに当接して撓み、更に図
6(c)に示すようにフック受け121jをフック11
2mに噛み合わせる。この連結構造では、当接平面部1
21iが薄肉部112gに干渉して内側に湾曲し、フッ
ク受け121jの開口が広げられるため、フック受け1
21jとフック112mとの噛合い、ひいてはヒンジ側
パネル110と中間パネル120との連結が容易にな
る。また、嵌合受け部112に嵌合部121が嵌り合っ
た状態で連結されたヒンジ側パネル110と中間パネル
120の連結部は、内側に向かう力(図6(c)では上
向きの力)に対して抵抗力の高い連結部になる。更に、
図4(c)の連結構造に比較してより中空度の高い連結
構造が得られるため、扉内外の熱遮断性も向上する。
て組み立てられた所定大きさの扉本体100は、アルミ
押出し形材をパネル110,120,130に使用して
いることから、アルミ押出し形材の内部空洞が上下に開
口している。そこで、図2に示すように、扉本体100
の上下それぞれに上レール101及び下レール102を
取り付け、上下の開口を塞ぐ。上レール101及び下レ
ール102としては、図7に断面形状を示すように、車
両搭載容器の開口部を形成する上フレーム161及び下
フレーム162に押し付けられる覆い部をもつアルミ押
出し形材が使用される。扉本体100の側部にあるガス
ケット装着溝111b(図3a)にガスケット103を
差し込み、ガスケットコーナ104,105を介して上
レール101及び下レール102にガスケット103を
連結する。
した扉本体100に、ロックロッド140が取り付けら
れる。図2に示すロックロッド140は、ハンドル14
1で回転操作されるように設けられ、車両搭載容器の上
フレーム161又は下フレーム162に固着した係止突
起142,143にロッド先端の係合部が止められる。
ロックロッド自体は、従来のものが使用可能であるた
め、ここではその詳細な構造の説明を省略する。ロック
ロッド140は、扉本体100に外付け又は組み込みの
何れに方式によっても設けることができる。外付けする
場合、図2に示すようにロックロッド140の取付位置
に当る裏面を切り落としたパネル130を使用し、ロッ
クロッド140の取付け金具144,145をパネル1
30に固着した後、裏面の開口部137を裏板138で
閉じる。ロックロッド140をパネル130に内蔵させ
る場合には、開口部137側からロックロッド140を
パネル130に当てがい、取付け金具144,145で
固着する。この場合、パネル130の表面部133の一
部を切り落とし、ハンドル141の操作部を外側に臨ま
せる。
て車両搭載容器側側柱163(図4a)に揺動可能に取
り付けられるが、図2ではヒンジ150だけを示す。ヒ
ンジ150を取り付ける箇所に当る裏面が切り落とされ
たヒンジ側パネル110が使用され、車体側に枢軸点を
もつヒンジ150をパネル110に固着した後、開口部
115を裏板116で塞ぐ。このようにして、パネル1
10,120,130を直接連結して扉本体100を組
み立てることができるため、特開平8−310246号
公報で紹介した連結方法に比較して部品点数が少なく、
組立て作業自体も容易になる。しかも、水密性に優れた
連結部を介して各パネル110,120,130が連結
されるため、シール剤の充填等が省略可能であり、収納
荷物が確実に保護される車両搭載容器が得られる。しか
も、扉本体を耐食性,強度及び軽量性に優れたアルミ押
出し形材で作っているため、燃費の節減が要求される車
両等に適したものとなるばかりでなく、長期間にわたっ
て優れた美観が維持される。
は、アルミ押出し形材製のパネルを相互に直接連結した
左右の扉で構成されているため、従来の木質本体にアル
ミ板を張り合せた扉に比較して、燃費の節減が要求され
る車両等に適した軽量性で、耐久性に優れたものとな
る。また、個々の扉部材は、クサビ等の連結金具を必要
とすることなく、両者を相互に噛み合わせるだけの単純
な作業によって強固に連結される。連結された扉本体
は、係止突起とフックとの合せ目が前面側に臨むだけで
あるため水密性に優れ、しかも前面に突起物がないため
識別性の高い扉表面として店名,広告等を表示できる。
間パネル(b)及びロックロッド側パネル(c)の断面
図
図(a)及び連結方法の説明図(b,c)
(a),中間パネル(b)及びロックロッド側パネル
(c)の断面図
てた扉本体の断面図(a)及び連結方法の説明図(b,
c)
す扉本体の縦断面図
30:ロックロッド側パネル 111:フランジ 121,131:嵌合部 11
2,122:嵌合受け部 132:端部突出部 113,123,133:パネ
ル表面部 114:ヒンジ取付け部 124,13
4:ロックロッド取付け部 115,125:パネル
裏面部 117,137:開口部 118,13
8:裏板 140:ロックロッド 141:ハンドル 14
2,143:係止突起 144,145:取付け金具 150:ヒンジ 161:車両搭載容器の上フレーム
162:車両搭載容器の下フレーム 163:車
両搭載容器の側柱 111a:覆い部 111b,132b:ガスケット
装着溝 111c,132c:突起 112a:係止突起 112b:円弧状内方側壁
112c:係止溝 112d:垂直側壁 112e:平面部 112
f:ストッパ部 112g:薄肉部 112h:切
込み 112i:先端平面部 112j:円弧状外
方側壁 112k:フック 112l:当接部
112m:フック 121a:平面部 121b:フック 121c:
フック外側面 121d:円弧状連結用側壁 121e:当接平面部
121f:受け溝 121g:一側端壁 121h:係止突起 121
i:当接平面部 121j:フック受け
Claims (8)
- 【請求項1】 中空アルミ押出し形材でできた複数のパ
ネルの側端面を相互に直接連結した左右の扉本体と、パ
ネルの上部開口及び下部開口を塞ぐ上レール及び下レー
ルと、扉左右側に取り付けられ、容器本体側の側柱に連
結されたヒンジ金具と、扉中央側を構成するパネルに装
着されたロックロッドとを備え、 連結される一方のパネルの側端面には、パネル表面部か
ら同一平面状で側方に延びた係止突起の基部裏側に係止
溝が形成され、パネル表面部から内方側壁がパネル裏面
部に延び、パネル裏面部から同一平面状で側方に延びた
平面部の途中でパネル表面部に向けて外方側壁が立上が
り、該外方側壁の先端にフックが形成され、裏面から表
面部に向けて直立した当接部が前記平面部の先端にある
嵌合受け部が形成され、 連結される他方のパネルの側端面には、パネル表面部か
ら同一平面状で側方に延びた平面部の先端に前記嵌合受
け部の係止溝に嵌り込むフックが形成され、連結用側壁
が前記平面部の途中からパネル裏面部に向けて立上が
り、前記嵌合受け部の外方側壁の先端にあるフックが嵌
り込む受け溝が前記連結用側壁の基部に形成され、前記
連結用側壁の先端が前記嵌合受け部の平面部に当接する
当接平面部になっている嵌合部が形成され、 前記嵌合受け部の係止溝に前記嵌合部のフックを嵌め込
み、前記嵌合部の受け溝に前記嵌合受け部のフックを落
とし込むとき、前記嵌合部の連結用側壁に前記嵌合受け
部の外方側壁を押圧する弾性復元力が前記嵌合受け部の
外方側壁に作用するアルミ押出し形材を使用した荷役用
観音扉。 - 【請求項2】 中空アルミ押出し形材でできた複数のパ
ネルの側端面を相互に直接連結した左右の扉本体と、パ
ネルの上部開口及び下部開口を塞ぐ上レール及び下レー
ルと、扉左右側に取り付けられ、容器本体側の側柱に連
結されたヒンジ金具と、扉中央側を構成するパネルに装
着されたロックロッドとを備え、 連結される一方のパネルの側端面には、パネル表面部か
ら同一平面状で側方に延びた係止突起の基部裏側に係止
溝が形成され、パネル表面部から内方側壁がパネル裏面
部に延び、パネル裏面部と平行に側方に延び、先端にフ
ックが設けられた平面部をもつ嵌合受け部が形成され、 連結される他方のパネルの側端面には、パネル表面部か
ら同一平面状で側方に延びた平面部の先端に前記嵌合受
け部の係止溝に嵌り込むフックが形成され、前記嵌合受
け部の平面部に内側から押し当てられる当接平面部に前
記嵌合受け部の平面部のフックが嵌り込むフック受けを
設けた係止突起が前記側端面から側方に突出した嵌合部
が形成され、 前記嵌合受け部の係止溝に前記嵌合部のフックを嵌め込
み、前記嵌合部の当接平面部のフック受けに前記嵌合受
け部の平面部のフックを噛み合わせるとき、前記嵌合受
け部の平面部に前記嵌合部の当接平面部を押圧する弾性
復元力が前記嵌合部の当接平面部に作用するアルミ押出
し形材を使用した荷役用観音扉。 - 【請求項3】 嵌合受け部の内方側壁の側面が嵌合部の
フックの外側面とほぼ同じ曲率の円弧状に成形されてい
る請求項1記載の荷役用観音扉。 - 【請求項4】 嵌合受け部の外方側壁が嵌合部の連結用
側壁とほぼ同じ曲率の円弧状に成形されている請求項1
記載の荷役用観音扉。 - 【請求項5】 請求項2記載の当接平面部は、自由状態
で平面部に対して先広り状で他方のパネルの側端面に設
けられている荷役用観音扉。 - 【請求項6】 嵌合受け部の平面部の一部に薄肉部を設
け、該薄肉部に嵌合部の当接平面部を押圧させる請求項
1又は2記載の荷役用観音扉。 - 【請求項7】 パネル長手方向に延びるビス位置決め用
の切込みを請求項6記載の薄肉部に設けた荷役用観音
扉。 - 【請求項8】 ヒンジ及び/又はロックロッドが装着さ
れる箇所でヒンジ側パネル及び/又は中間パネル及びロ
ックロッド側パネルが部分的に肉厚になっている請求項
1又は2記載の荷役用観音扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03080398A JP3354096B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | アルミ押出し形材を使用した荷役用観音扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03080398A JP3354096B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | アルミ押出し形材を使用した荷役用観音扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11229724A true JPH11229724A (ja) | 1999-08-24 |
JP3354096B2 JP3354096B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=12313851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03080398A Expired - Lifetime JP3354096B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | アルミ押出し形材を使用した荷役用観音扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3354096B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255728A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Mitsubishi Alum Co Ltd | トラック用リアドア |
JP2012233666A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫の扉下シール構造 |
CN103009967A (zh) * | 2011-09-23 | 2013-04-03 | 东普雷股份有限公司 | 车辆用开闭门扇 |
US11807308B2 (en) | 2021-01-21 | 2023-11-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle floor structure |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP03080398A patent/JP3354096B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255728A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Mitsubishi Alum Co Ltd | トラック用リアドア |
JP2012233666A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫の扉下シール構造 |
CN103009967A (zh) * | 2011-09-23 | 2013-04-03 | 东普雷股份有限公司 | 车辆用开闭门扇 |
US11807308B2 (en) | 2021-01-21 | 2023-11-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle floor structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3354096B2 (ja) | 2002-12-09 |
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