JPH11228992A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH11228992A JPH11228992A JP3264798A JP3264798A JPH11228992A JP H11228992 A JPH11228992 A JP H11228992A JP 3264798 A JP3264798 A JP 3264798A JP 3264798 A JP3264798 A JP 3264798A JP H11228992 A JPH11228992 A JP H11228992A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 繊維又は硬質表面等に強固に付着した澱粉質
汚れに効果的に作用し、洗浄力を効果的に向上せしめた
洗浄剤組成物の提供。 【解決手段】 液化型アルカリα−アミラーゼ及びアル
カリプロテアーゼを含有する洗浄剤組成物。
汚れに効果的に作用し、洗浄力を効果的に向上せしめた
洗浄剤組成物の提供。 【解決手段】 液化型アルカリα−アミラーゼ及びアル
カリプロテアーゼを含有する洗浄剤組成物。
Description
【0001】本発明は洗浄剤組成物、詳しくは液化型ア
ルカリα−アミラーゼ及びアルカリプロテアーゼを組み
合わせて配合してなる洗浄力の優れた洗浄剤組成物に関
する。
ルカリα−アミラーゼ及びアルカリプロテアーゼを組み
合わせて配合してなる洗浄力の優れた洗浄剤組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】洗浄剤に酵素を配合することは古くから
行われている。かかる酵素は洗浄補助剤として作用し、
衣料や硬質表面に付着した各種の汚垢及びシミを変質さ
せることによって、これら汚れの除去を促進する機能を
果たす。
行われている。かかる酵素は洗浄補助剤として作用し、
衣料や硬質表面に付着した各種の汚垢及びシミを変質さ
せることによって、これら汚れの除去を促進する機能を
果たす。
【0003】ところで澱粉質の汚れを除去するためには
従来からα−アミラーゼが用いられており、α−アミラ
ーゼ含有洗浄液に被洗物を長時間浸漬しておくことによ
り、澱粉質汚れに対する洗浄力を向上させることができ
る。また近年アルカリ領域で最大活性を示すかまたはア
ルカリ耐性を有するアルカリα−アミラーゼが見出さ
れ、アルカリ性界面活性剤と併用することが可能とな
り、洗浄効果がさらに向上した洗浄剤組成物が得られて
いる(国際公開公報WO94/26881)。
従来からα−アミラーゼが用いられており、α−アミラ
ーゼ含有洗浄液に被洗物を長時間浸漬しておくことによ
り、澱粉質汚れに対する洗浄力を向上させることができ
る。また近年アルカリ領域で最大活性を示すかまたはア
ルカリ耐性を有するアルカリα−アミラーゼが見出さ
れ、アルカリ性界面活性剤と併用することが可能とな
り、洗浄効果がさらに向上した洗浄剤組成物が得られて
いる(国際公開公報WO94/26881)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、衣類や
皿等の硬質表面に汚れが付着してから洗浄まで時間をお
いた場合、澱粉質の汚れが強固に付着し、これまでのα
−アミラーゼでは十分に除去できないという問題があっ
た。
皿等の硬質表面に汚れが付着してから洗浄まで時間をお
いた場合、澱粉質の汚れが強固に付着し、これまでのα
−アミラーゼでは十分に除去できないという問題があっ
た。
【0005】したがって本発明は、繊維や硬質表面等に
強固に付着した澱粉質汚れに効果的に作用し、洗浄力を
効果的に向上せしめた洗浄剤組成物を提供することを目
的とする。
強固に付着した澱粉質汚れに効果的に作用し、洗浄力を
効果的に向上せしめた洗浄剤組成物を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意研究した結果、これまでタンパク質汚
れ、例えば襟や袖口の汚れ成分である皮膚角質の剥離小
片等の除去に主に用いられてきたアルカリプロテアーゼ
を、液化型アルカリα−アミラーゼと併用することによ
り、繊維等に強固に付着した澱粉質汚れを除去する効果
が飛躍的に向上することを見出し、本発明を完成させ
た。
達成すべく鋭意研究した結果、これまでタンパク質汚
れ、例えば襟や袖口の汚れ成分である皮膚角質の剥離小
片等の除去に主に用いられてきたアルカリプロテアーゼ
を、液化型アルカリα−アミラーゼと併用することによ
り、繊維等に強固に付着した澱粉質汚れを除去する効果
が飛躍的に向上することを見出し、本発明を完成させ
た。
【0007】すなわち本発明は、液化型アルカリα−ア
ミラーゼ及びアルカリプロテアーゼを含有する洗浄剤組
成物を提供するものである。
ミラーゼ及びアルカリプロテアーゼを含有する洗浄剤組
成物を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】液化型アルカリα−アミラーゼ
は、至適pHがアルカリ領域にあるもの、またはアルカ
リ領域においても至適pHにおける活性と比較して十分
に活性を有し、かつ安定性を保持するものであって、澱
粉または澱粉系多糖を高ランダムに分解することができ
るものである。さらに詳しくは澱粉、アミロース、アミ
ロペクチン及びそれらの部分分解物のα−1,4グルコ
シド結合を分解し、アミロースからはグルコース、マル
トース、マルトトリオース、マルトテトラオース、マル
トペンタオース、及びマルトヘキサオースを生成する
が、プルランには作用しないものである。具体的にはバ
チルス エスピー(Bacillus sp.) KSM-AP1378(FERMBP-
3048)株が生産する液化型アルカリα−アミラ−ゼ、又
はそれに強力な酸化剤耐性、熱耐性、又はキレート剤耐
性等の性質を付与するために改変された変異体酵素が特
に好ましい。変異体酵素の具体的な例としては当該α−
アミラーゼ構造遺伝子の202位のメチオニン残基がス
レオニン残基に置き換わった変異型α−アミラーゼ、並
びに181位のアルギニン残基及び182位のグリシン
残基が欠失した変異型α−アミラーゼ等が挙げられる。
これらα−アミラーゼのアミノ酸配列、酵素学的性質、
及び採取・精製方法は国際公開公報WO94/2688
1号公報及び特願平9−80299号公報に記載されて
いる。
は、至適pHがアルカリ領域にあるもの、またはアルカ
リ領域においても至適pHにおける活性と比較して十分
に活性を有し、かつ安定性を保持するものであって、澱
粉または澱粉系多糖を高ランダムに分解することができ
るものである。さらに詳しくは澱粉、アミロース、アミ
ロペクチン及びそれらの部分分解物のα−1,4グルコ
シド結合を分解し、アミロースからはグルコース、マル
トース、マルトトリオース、マルトテトラオース、マル
トペンタオース、及びマルトヘキサオースを生成する
が、プルランには作用しないものである。具体的にはバ
チルス エスピー(Bacillus sp.) KSM-AP1378(FERMBP-
3048)株が生産する液化型アルカリα−アミラ−ゼ、又
はそれに強力な酸化剤耐性、熱耐性、又はキレート剤耐
性等の性質を付与するために改変された変異体酵素が特
に好ましい。変異体酵素の具体的な例としては当該α−
アミラーゼ構造遺伝子の202位のメチオニン残基がス
レオニン残基に置き換わった変異型α−アミラーゼ、並
びに181位のアルギニン残基及び182位のグリシン
残基が欠失した変異型α−アミラーゼ等が挙げられる。
これらα−アミラーゼのアミノ酸配列、酵素学的性質、
及び採取・精製方法は国際公開公報WO94/2688
1号公報及び特願平9−80299号公報に記載されて
いる。
【0009】かかる液化型アルカリα−アミラーゼの洗
浄剤組成物中の配合量は、国際公開公報WO94/26
881号公報の第13頁〜第15頁に記載の方法で活性
測定を行った場合に、好ましくは0.02〜20000
U/gであり、さらに好ましくは0.2〜10000U
/gである。さらに1000〜100000U/gの活
性で造粒された造粒粒子として配合されることが特に好
ましい。かかる酵素造粒物として洗浄剤組成物に配合す
る場合の配合量は0.002〜20重量%、特に0.0
2〜10重量%であることが好ましい。
浄剤組成物中の配合量は、国際公開公報WO94/26
881号公報の第13頁〜第15頁に記載の方法で活性
測定を行った場合に、好ましくは0.02〜20000
U/gであり、さらに好ましくは0.2〜10000U
/gである。さらに1000〜100000U/gの活
性で造粒された造粒粒子として配合されることが特に好
ましい。かかる酵素造粒物として洗浄剤組成物に配合す
る場合の配合量は0.002〜20重量%、特に0.0
2〜10重量%であることが好ましい。
【0010】本発明に用いられるアルカリプロテアーゼ
は至適pHが7〜12、好ましくは7.1〜11.5の
ものであり通常知られているものを使用することができ
る。アルカリプロテアーゼの入手可能な市販品としては
例えば以下のものが挙げられるが、以下の例示は本発明
を限定するものではない。 (1)アルカラーゼ(Alcalase)、(2)サビナーゼ(Sav
inase)、(3)エスペラーゼ(Esperase)、(4)デュラ
ザイム(Durazym) 、(5)エバラ−ゼ(Everlase) (以
上、ノボ ノルディスク社)。(6)ピュラフェクト(P
urafect)、(7)マクサペム(Maxapem) 、(8)プロペ
ラーゼ(Properase) 、(9)マクサターゼ(Maxatase)
(以上、ジェネンコア社)。
は至適pHが7〜12、好ましくは7.1〜11.5の
ものであり通常知られているものを使用することができ
る。アルカリプロテアーゼの入手可能な市販品としては
例えば以下のものが挙げられるが、以下の例示は本発明
を限定するものではない。 (1)アルカラーゼ(Alcalase)、(2)サビナーゼ(Sav
inase)、(3)エスペラーゼ(Esperase)、(4)デュラ
ザイム(Durazym) 、(5)エバラ−ゼ(Everlase) (以
上、ノボ ノルディスク社)。(6)ピュラフェクト(P
urafect)、(7)マクサペム(Maxapem) 、(8)プロペ
ラーゼ(Properase) 、(9)マクサターゼ(Maxatase)
(以上、ジェネンコア社)。
【0011】市販の酵素以外では、特に下記公報記載の
アルカリプロテアーゼを使用することが好ましい。 (10)特開平1-101885号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ (11)特開平4-281782号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ (12)特開平4-349882号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ (13)特開平5-308966号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ (14)特開平7-163337号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ
アルカリプロテアーゼを使用することが好ましい。 (10)特開平1-101885号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ (11)特開平4-281782号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ (12)特開平4-349882号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ (13)特開平5-308966号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ (14)特開平7-163337号公報記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ
【0012】かかるアルカリプロテアーゼは1種または
2種以上を洗浄剤組成物に配合することができる。かか
るアルカリプロテア−ゼの洗浄剤組成物中の配合量は、
特開平5−25492号公報の第4頁〜第5頁に記載の
方法で活性測定を行った場合に、好ましくは0.000
005〜10APU/g、さらに好ましくは0.000
05〜5APU/gである。さらにアルカリプロテアー
ゼが0.05〜100APU/gの活性で造粒された造
粒粒子として配合されることが特に好ましい。酵素造粒
物として洗浄剤組成物に配合する場合の配合量は0.0
1〜10重量%、特に0.1〜5重量%であることが好
ましい。
2種以上を洗浄剤組成物に配合することができる。かか
るアルカリプロテア−ゼの洗浄剤組成物中の配合量は、
特開平5−25492号公報の第4頁〜第5頁に記載の
方法で活性測定を行った場合に、好ましくは0.000
005〜10APU/g、さらに好ましくは0.000
05〜5APU/gである。さらにアルカリプロテアー
ゼが0.05〜100APU/gの活性で造粒された造
粒粒子として配合されることが特に好ましい。酵素造粒
物として洗浄剤組成物に配合する場合の配合量は0.0
1〜10重量%、特に0.1〜5重量%であることが好
ましい。
【0013】上記液化型アルカリα−アミラーゼ及びア
ルカリプロテアーゼは精製分画物であってもよく、粗酵
素またはそれらの造粒物であってもよい。上述したよう
な造粒物とする場合には、ホウ素化合物やカルシウム塩
等の酵素安定化剤、硫酸ナトリウム等の増量剤ないし溶
解促進剤、セルロースパウダー等の骨格形成剤、ポリエ
チレングリコール等のバインダー、酸化チタン等の増白
剤、アルキル硫酸エステル塩等の界面活性剤を混合し、
常法により造粒することができる。2種類以上の酵素を
造粒する場合には、別々に造粒してもよいし、酵素を混
合し、同一造粒物としてもよい。具体的な造粒方法とし
ては、特開昭62−257990号公報記載の方法を使
用することができる。
ルカリプロテアーゼは精製分画物であってもよく、粗酵
素またはそれらの造粒物であってもよい。上述したよう
な造粒物とする場合には、ホウ素化合物やカルシウム塩
等の酵素安定化剤、硫酸ナトリウム等の増量剤ないし溶
解促進剤、セルロースパウダー等の骨格形成剤、ポリエ
チレングリコール等のバインダー、酸化チタン等の増白
剤、アルキル硫酸エステル塩等の界面活性剤を混合し、
常法により造粒することができる。2種類以上の酵素を
造粒する場合には、別々に造粒してもよいし、酵素を混
合し、同一造粒物としてもよい。具体的な造粒方法とし
ては、特開昭62−257990号公報記載の方法を使
用することができる。
【0014】本発明の洗浄剤組成物の中には、さらに下
記記載の洗剤成分を配合することが好ましい。
記記載の洗剤成分を配合することが好ましい。
【0015】本発明に配合される界面活性剤としては、
用途に応じて知られているものを使用することができる
が、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤を主界面
活性剤として使用することが好ましい。陰イオン界面活
性剤としては、炭素数10〜18のアルキル鎖を持つ直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステ
ル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、
アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩等のアルカリ金
属塩が好ましい。また牛脂やヤシ由来の脂肪酸塩を消泡
やすすぎ性向上のために配合してもよい。非イオン界面
活性剤としてはポリオキシアルキレン〔好ましくはオキ
シエチレン及び/又はオキシプロピレン〕アルキルエー
テル、プロピレンオキサイドとプロピレングリコールと
の縮合物にエチレンオキサイドを付加させた分子量50
00以下の化合物(プルロニックという名称で知られて
いる)及びモノアルキル(アミド)アミンオキサイドが
好適である。詳しくは特開平8−218093号公報の
第3頁〜第4頁に記載のものを使用することができる。
洗浄剤中の界面活性剤の配合量は0.5〜60重量%で
あることが好ましく、衣料用洗浄剤の場合は20〜40
重量%、漂白洗浄剤の場合は0.5〜20重量%、自動
食器洗浄機用洗浄剤の場合は1〜10重量%であること
が特に好ましい。
用途に応じて知られているものを使用することができる
が、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤を主界面
活性剤として使用することが好ましい。陰イオン界面活
性剤としては、炭素数10〜18のアルキル鎖を持つ直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステ
ル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、
アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩等のアルカリ金
属塩が好ましい。また牛脂やヤシ由来の脂肪酸塩を消泡
やすすぎ性向上のために配合してもよい。非イオン界面
活性剤としてはポリオキシアルキレン〔好ましくはオキ
シエチレン及び/又はオキシプロピレン〕アルキルエー
テル、プロピレンオキサイドとプロピレングリコールと
の縮合物にエチレンオキサイドを付加させた分子量50
00以下の化合物(プルロニックという名称で知られて
いる)及びモノアルキル(アミド)アミンオキサイドが
好適である。詳しくは特開平8−218093号公報の
第3頁〜第4頁に記載のものを使用することができる。
洗浄剤中の界面活性剤の配合量は0.5〜60重量%で
あることが好ましく、衣料用洗浄剤の場合は20〜40
重量%、漂白洗浄剤の場合は0.5〜20重量%、自動
食器洗浄機用洗浄剤の場合は1〜10重量%であること
が特に好ましい。
【0016】衣料用洗浄剤はアルミノ珪酸塩を含有する
ことが好ましい。アルミノ珪酸塩のうち結晶性のもの
は、従来より合成ゼオライトとして知られているもので
あり、洗濯液中の硬度成分を封鎖することで、硬度成分
による洗浄への影響を防ぐ成分である。A型、X型、P
型ゼオライトに代表され、特にA型が好ましい。合成ゼ
オライトの平均一次粒径は0.1〜10μm、特に0.
1〜5μmのものが好適に使用される。また非晶質のも
のは、非イオン界面活性剤のような液状性の高い基剤を
使用する場合の吸油剤として用いる場合に好適であり、
また被覆剤に使用することで、香料等の飛散を少なくす
ることができる。詳しくは特開平8−218093号公
報の第4頁に記載のものを使用することができる。アル
ミノ珪酸塩は、5〜50重量%、好ましくは10〜40
重量%配合される。
ことが好ましい。アルミノ珪酸塩のうち結晶性のもの
は、従来より合成ゼオライトとして知られているもので
あり、洗濯液中の硬度成分を封鎖することで、硬度成分
による洗浄への影響を防ぐ成分である。A型、X型、P
型ゼオライトに代表され、特にA型が好ましい。合成ゼ
オライトの平均一次粒径は0.1〜10μm、特に0.
1〜5μmのものが好適に使用される。また非晶質のも
のは、非イオン界面活性剤のような液状性の高い基剤を
使用する場合の吸油剤として用いる場合に好適であり、
また被覆剤に使用することで、香料等の飛散を少なくす
ることができる。詳しくは特開平8−218093号公
報の第4頁に記載のものを使用することができる。アル
ミノ珪酸塩は、5〜50重量%、好ましくは10〜40
重量%配合される。
【0017】アルミノ珪酸塩以外の金属イオン封鎖剤と
しては、ポリカルボン酸系化合物があり、クエン酸塩、
イソクエン酸塩、ニトリル三酢酸塩、イミノジ酢酸塩、
ヒドロキシイミノジ酢酸塩などの複数のカルボキシル基
を有する通常キレート剤と呼ばれる低分子化合物、アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸等のホモポリマー、
上述の低分子化合物とマレイン酸とのコポリマー、カル
ボキシメチルセルロース等のセルロース化合物、ポリグ
リシジル酸塩、及びポリアスパラギン酸塩等の高分子化
合物があげられる。これら高分子化合物は汚れ分散剤と
しても作用する。ポリカルボン酸系化合物の洗浄剤組成
物中の配合量は、0.5〜30重量%であることが好ま
しく、衣料用洗浄剤は2〜10重量%、漂白洗浄剤は1
〜10重量%、自動食器洗浄機用洗浄剤としては2〜3
0重量%であることが特に好ましい。特に過炭酸ナトリ
ウム等の漂白成分を配合する場合は漂白剤の安定性確保
の為に、また自動食器洗浄機用洗浄剤の場合は乾燥後の
ウォータースポットの発生や残留物の抑制の為に、上記
アルミノ珪酸塩よりもクエン酸塩等の低分子化合物を金
属イオン封鎖剤として配合するこことが好ましい。詳し
くは特開平8−218093号公報の第4頁〜第5頁の
有機ビルダー記載のものを使用することができる。
しては、ポリカルボン酸系化合物があり、クエン酸塩、
イソクエン酸塩、ニトリル三酢酸塩、イミノジ酢酸塩、
ヒドロキシイミノジ酢酸塩などの複数のカルボキシル基
を有する通常キレート剤と呼ばれる低分子化合物、アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸等のホモポリマー、
上述の低分子化合物とマレイン酸とのコポリマー、カル
ボキシメチルセルロース等のセルロース化合物、ポリグ
リシジル酸塩、及びポリアスパラギン酸塩等の高分子化
合物があげられる。これら高分子化合物は汚れ分散剤と
しても作用する。ポリカルボン酸系化合物の洗浄剤組成
物中の配合量は、0.5〜30重量%であることが好ま
しく、衣料用洗浄剤は2〜10重量%、漂白洗浄剤は1
〜10重量%、自動食器洗浄機用洗浄剤としては2〜3
0重量%であることが特に好ましい。特に過炭酸ナトリ
ウム等の漂白成分を配合する場合は漂白剤の安定性確保
の為に、また自動食器洗浄機用洗浄剤の場合は乾燥後の
ウォータースポットの発生や残留物の抑制の為に、上記
アルミノ珪酸塩よりもクエン酸塩等の低分子化合物を金
属イオン封鎖剤として配合するこことが好ましい。詳し
くは特開平8−218093号公報の第4頁〜第5頁の
有機ビルダー記載のものを使用することができる。
【0018】本発明の洗浄剤組成物には、アルカリ剤を
配合することが好ましい。アルカリ剤としては、デンス
灰や軽灰と総称される炭酸ナトリウム等、セスキ炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウムなどのアルカリ金属炭酸
塩、トリポリリン酸塩等のリン酸塩、JIS1号、2号
等の非晶質のアルカリ金属珪酸塩、並びに特開平7−8
9712号公報、特開昭60−227895号公報及び
Phys.Chem.Glasses.7,127-138(1966)、Z.Kristallogr.,
129, 396-404(1969) 等に記載されており、またヘキス
ト社より商品名「Na-SKS-6」(δ−Na2Si2O5)として市
販されているアルカリ性の結晶性珪酸塩等が挙げられ
る。アルカリ剤の洗浄剤組成物中の配合量は、5〜80
重量%であることが好ましく、衣料用洗浄剤及び漂白洗
浄剤の場合は10〜40重量%、自動食器洗浄機用洗浄
剤としては20〜80重量%であることが好ましい。
配合することが好ましい。アルカリ剤としては、デンス
灰や軽灰と総称される炭酸ナトリウム等、セスキ炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウムなどのアルカリ金属炭酸
塩、トリポリリン酸塩等のリン酸塩、JIS1号、2号
等の非晶質のアルカリ金属珪酸塩、並びに特開平7−8
9712号公報、特開昭60−227895号公報及び
Phys.Chem.Glasses.7,127-138(1966)、Z.Kristallogr.,
129, 396-404(1969) 等に記載されており、またヘキス
ト社より商品名「Na-SKS-6」(δ−Na2Si2O5)として市
販されているアルカリ性の結晶性珪酸塩等が挙げられ
る。アルカリ剤の洗浄剤組成物中の配合量は、5〜80
重量%であることが好ましく、衣料用洗浄剤及び漂白洗
浄剤の場合は10〜40重量%、自動食器洗浄機用洗浄
剤としては20〜80重量%であることが好ましい。
【0019】漂白洗浄剤に配合される漂白剤としては、
過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、又は硫酸ナト
リウム過酸化水素付加体が好適であり、特に過炭酸ナト
リウムが好ましい。これら漂白剤は食器の茶渋等を除去
する目的で自動食器洗浄機用洗浄剤に配合することが好
ましく、必要に応じて衣料用洗浄剤に配合してもよい。
またアルミノ珪酸塩等のその他洗浄成分による影響を受
けやすいので、過炭酸ナトリウムはホウ酸ナトリウムで
被覆することが好ましい。漂白剤は漂白洗浄剤に20〜
90重量%配合されることが好ましく、自動食器洗浄機
用洗浄剤の場合は1〜30重量%、衣料用洗浄剤の場合
は、1〜30重量%配合することが好ましい。なお、漂
白剤の漂白力を向上するために、テトラアセチルエチレ
ンジアミン、特開昭59−22999号公報、特開平6
−316700号公報記載の漂白活性化剤を配合しても
よい。
過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、又は硫酸ナト
リウム過酸化水素付加体が好適であり、特に過炭酸ナト
リウムが好ましい。これら漂白剤は食器の茶渋等を除去
する目的で自動食器洗浄機用洗浄剤に配合することが好
ましく、必要に応じて衣料用洗浄剤に配合してもよい。
またアルミノ珪酸塩等のその他洗浄成分による影響を受
けやすいので、過炭酸ナトリウムはホウ酸ナトリウムで
被覆することが好ましい。漂白剤は漂白洗浄剤に20〜
90重量%配合されることが好ましく、自動食器洗浄機
用洗浄剤の場合は1〜30重量%、衣料用洗浄剤の場合
は、1〜30重量%配合することが好ましい。なお、漂
白剤の漂白力を向上するために、テトラアセチルエチレ
ンジアミン、特開昭59−22999号公報、特開平6
−316700号公報記載の漂白活性化剤を配合しても
よい。
【0020】本発明の洗浄剤組成物には、その他成分と
して硫酸ナトリウム等の増量剤、ポリエチレングリコー
ル(PEG)、ポリビニルピロリドン(PVP)及びポ
リビニルアルコール(PVA)等の分散剤または色移り
防止剤、セルラーゼ、液化型以外のアミラーゼ、リパー
ゼ及びペクチナーゼ等の酵素、ホウ素化合物、カルシウ
ム化合物及び亜硫酸ナトリウム等の酵素安定剤、ビフェ
ニル型及びスチルベン型の蛍光染料、シリコーン/シリ
カ系等の消泡剤、酸化防止剤、青味付剤並びに香料等の
従来から公知の成分を公知の配合量で配合することがで
きる。上記成分として具体的には特開平8−21809
3号公報の第4頁〜第7頁に記載されているものを使用
することができる。
して硫酸ナトリウム等の増量剤、ポリエチレングリコー
ル(PEG)、ポリビニルピロリドン(PVP)及びポ
リビニルアルコール(PVA)等の分散剤または色移り
防止剤、セルラーゼ、液化型以外のアミラーゼ、リパー
ゼ及びペクチナーゼ等の酵素、ホウ素化合物、カルシウ
ム化合物及び亜硫酸ナトリウム等の酵素安定剤、ビフェ
ニル型及びスチルベン型の蛍光染料、シリコーン/シリ
カ系等の消泡剤、酸化防止剤、青味付剤並びに香料等の
従来から公知の成分を公知の配合量で配合することがで
きる。上記成分として具体的には特開平8−21809
3号公報の第4頁〜第7頁に記載されているものを使用
することができる。
【0021】また洗浄剤の製造方法としては、従来公知
の製造方法を使用することができる。特に別途製造した
洗剤粒子に酵素粒子をドライブレンドすることが好まし
い。
の製造方法を使用することができる。特に別途製造した
洗剤粒子に酵素粒子をドライブレンドすることが好まし
い。
【0022】本発明の洗浄剤組成物の形態は特に問わな
いが、粉末状ないし粒状のものが好適であり、嵩密度は
0.5〜1.2g/cm3 、好ましくは0.6〜1.0g
/cm 3 程度の高密度洗剤が好適である。
いが、粉末状ないし粒状のものが好適であり、嵩密度は
0.5〜1.2g/cm3 、好ましくは0.6〜1.0g
/cm 3 程度の高密度洗剤が好適である。
【0023】本発明の洗浄剤組成物は、衣料用洗浄剤、
漂白洗浄剤、自動食器洗浄機用洗浄剤等として使用する
ことができる。
漂白洗浄剤、自動食器洗浄機用洗浄剤等として使用する
ことができる。
【0024】本発明の洗浄剤組成物は洗濯機洗浄、漬け
置き洗浄などの洗浄方法、並びに衣類や水の量、汚れの
度合、洗濯機の使用方法などにより、それぞれの洗浄に
適した濃度にて使用することができる。例えば洗濯機洗
浄の場合、好ましくは0.03〜0.3重量%(固形分
換算)程度の洗浄濃度で使用することができる。
置き洗浄などの洗浄方法、並びに衣類や水の量、汚れの
度合、洗濯機の使用方法などにより、それぞれの洗浄に
適した濃度にて使用することができる。例えば洗濯機洗
浄の場合、好ましくは0.03〜0.3重量%(固形分
換算)程度の洗浄濃度で使用することができる。
【0025】
【実施例】次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
【0026】液化型アルカリα−アミラーゼ活性測定法 液化型アルカリα−アミラーゼの酵素活性は以下の方法
(1)〜(6)により測定した。
(1)〜(6)により測定した。
【0027】(1)DNS試薬の調製 水酸化ナトリウム16gをイオン交換水200mlに溶解
し、これにDNS(3,5−ジニトロサリチル酸)5g
を徐々に添加しながら溶解した。DNSを完全に溶解さ
せた後、酒石酸ナトリウムカリウムを300g加えた。
完全に溶解させた後、イオン交換水にて1000mlに調
製してDNS試薬とした。
し、これにDNS(3,5−ジニトロサリチル酸)5g
を徐々に添加しながら溶解した。DNSを完全に溶解さ
せた後、酒石酸ナトリウムカリウムを300g加えた。
完全に溶解させた後、イオン交換水にて1000mlに調
製してDNS試薬とした。
【0028】(2)基質溶液の調製 1.0gのポテト由来可溶性澱粉(和光純薬社製)を1
00mlのイオン交換水に溶解して基質溶液とした。
00mlのイオン交換水に溶解して基質溶液とした。
【0029】(3)サンプルの調製と測定 試験管に基質溶液を0.5ml入れ、これに100mMグリ
シン緩衝液(pH10.0)を0.4ml、及び適当に希釈
した酵素水溶液0.1mlを加え、50℃の恒温槽中で1
5分間反応させた。反応終了後、DNS試薬を1.0ml
添加し、沸騰水中で正確に5分間発色させ、発色後、直
ちに氷水浴中に入れ冷却した。その後イオン交換水4ml
を加え、よく混合し、速やかに535nmにおける吸光度
を測定した。
シン緩衝液(pH10.0)を0.4ml、及び適当に希釈
した酵素水溶液0.1mlを加え、50℃の恒温槽中で1
5分間反応させた。反応終了後、DNS試薬を1.0ml
添加し、沸騰水中で正確に5分間発色させ、発色後、直
ちに氷水浴中に入れ冷却した。その後イオン交換水4ml
を加え、よく混合し、速やかに535nmにおける吸光度
を測定した。
【0030】(4)ブランクの調製と測定 試験管に基質溶液を0.5ml入れ、そこに100mMグリ
シン緩衝液(pH10.0)を0.4ml、及びDNS試薬
を1.0ml、さらに適当に希釈した酵素水溶液を0.1
ml添加し、沸騰水中で正確に5分間発色させ、その後直
ちに氷水浴中に入れ冷却した。次いでイオン交換水4ml
を加え、よく混合し、速やかに535nmにおける吸光度
を測定した。
シン緩衝液(pH10.0)を0.4ml、及びDNS試薬
を1.0ml、さらに適当に希釈した酵素水溶液を0.1
ml添加し、沸騰水中で正確に5分間発色させ、その後直
ちに氷水浴中に入れ冷却した。次いでイオン交換水4ml
を加え、よく混合し、速やかに535nmにおける吸光度
を測定した。
【0031】(5)検量線の作成 試験管に基質溶液を0.5ml入れ、これに100mMグリ
シン緩衝液(pH10.0)を0.4ml、及びブドウ糖濃
度が260−1500μMになるように検量線用ブドウ
糖溶液を1.0ml加えた。次いでDNS試薬を1.0ml
添加し、沸騰水中で正確に5分間発色させた後、直ちに
氷水浴中に入れ冷却した。その後イオン交換水4mlを加
え、よく混合し、速やかに535nmにおける吸光度を測
定した。横軸にブドウ糖濃度、縦軸に吸光度をとり、傾
きを求め、換算係数(F)を次式によって算出した。
シン緩衝液(pH10.0)を0.4ml、及びブドウ糖濃
度が260−1500μMになるように検量線用ブドウ
糖溶液を1.0ml加えた。次いでDNS試薬を1.0ml
添加し、沸騰水中で正確に5分間発色させた後、直ちに
氷水浴中に入れ冷却した。その後イオン交換水4mlを加
え、よく混合し、速やかに535nmにおける吸光度を測
定した。横軸にブドウ糖濃度、縦軸に吸光度をとり、傾
きを求め、換算係数(F)を次式によって算出した。
【0032】
【数1】
【0033】(6)アミロースに対する分解活性を液化
型アルカリα−アミラーゼ活性とし次式に従って算出し
た。
型アルカリα−アミラーゼ活性とし次式に従って算出し
た。
【0034】
【数2】活性(U/L)=δ吸光度×F×希釈倍率
【0035】(式中、δ吸光度=サンプルの吸光度−ブ
ランクの吸光度である)
ランクの吸光度である)
【0036】実施例1〜6、及び比較例1〜3 洗浄剤組成物の調製 表1及び表2に示す配合で各洗浄剤組成物を調製した。
非イオン界面活性剤の配合量のうち3重量%に相当する
量、結晶性アルミノ珪酸ナトリウム配合量のうち8重量
%に相当する量、及び結晶性珪酸塩と酵素との全配合量
を除く成分に水を添加し、含水量50重量%の水性スラ
リーを調製した。該スラリーを噴霧乾燥し、嵩密度0.
26〜0.3g/cm3 の洗剤生地を調製した。次にこれ
らの洗剤生地をハイスピードミキサー( 攪拌転動造粒
機、深江工業株式会社製) に投入し、結晶性アルミノ珪
酸ナトリウムの配合量の5重量%に相当する量、非イオ
ン界面活性剤(3重量%相当)、及び結晶性珪酸塩の全
配合量を加えて粉砕攪拌造粒を行い、粒子が成長したこ
と(500μm程度) を確認した。さらに残りの結晶性
アルミノ珪酸ナトリウムを加えて攪拌を行い、粒子表面
を被覆した。得られた高密度の洗剤生地に酵素造粒物を
乾式混合することにより、嵩密度0.7〜0.78g/
cm3 の高密度粒状洗浄剤組成物を得た。
非イオン界面活性剤の配合量のうち3重量%に相当する
量、結晶性アルミノ珪酸ナトリウム配合量のうち8重量
%に相当する量、及び結晶性珪酸塩と酵素との全配合量
を除く成分に水を添加し、含水量50重量%の水性スラ
リーを調製した。該スラリーを噴霧乾燥し、嵩密度0.
26〜0.3g/cm3 の洗剤生地を調製した。次にこれ
らの洗剤生地をハイスピードミキサー( 攪拌転動造粒
機、深江工業株式会社製) に投入し、結晶性アルミノ珪
酸ナトリウムの配合量の5重量%に相当する量、非イオ
ン界面活性剤(3重量%相当)、及び結晶性珪酸塩の全
配合量を加えて粉砕攪拌造粒を行い、粒子が成長したこ
と(500μm程度) を確認した。さらに残りの結晶性
アルミノ珪酸ナトリウムを加えて攪拌を行い、粒子表面
を被覆した。得られた高密度の洗剤生地に酵素造粒物を
乾式混合することにより、嵩密度0.7〜0.78g/
cm3 の高密度粒状洗浄剤組成物を得た。
【0037】
【表1】
【0038】なお表1中の各原料の詳細は以下の通りで
ある。 ・アミラーゼ造粒物:バチルス エスピー KSM AP-137
8(FERM BP-3048) が生産する液化型アルカリα−アミラ
ーゼ粉末を、界面活性剤、無機塩(芒硝)、及びポリエ
チレングリコールとの混合物と共に造粒したもので、造
粒物中の液化型アルカリα−アミラーゼ活性は1500
0U/g。 ・LAS−Na:直鎖アルキル(C10-13)ベンゼンス
ルホン酸ナトリウム。・AS:アルキル硫酸ナトリウ
ム。 (C12アルコール50%、及びC14アルコール50%の
混合アルコールの硫酸化物。 ・AOS:α−オレフィン(C14-18)スルホン酸ナト
リウム。 ・石鹸:牛脂(C14-18)脂肪酸ナトリウム。 ・非イオン界面活性剤:ポリオキシエチレン(エチレン
オキサイド平均付加モル数=6)アルキル(C12-13)
エーテル。 ・結晶性珪酸塩:SKS−6(ヘキスト社製の結晶性珪
酸塩、平均粒径120μm、125μm以上45%)を
ハンマーミルで粉砕したもの(平均粒径40μm、12
5μm以上5%)。 ・非晶性アルミノ珪酸ナトリウム:1号珪酸ナトリウム
(東曹産業社製、固形分44%)。 ・結晶性アルミノ珪酸ナトリウム:4A型ゼオライト、
平均粒径3μm(ゼオビルダー社製)。 ・マレイン酸コポリマー:マレイン酸/アクリル酸=3
0/70(モル比)、分子量60000、ナトリウム
塩。 ・ポリエチレングリコール:平均分子量10000。 ・蛍光染料:チノパールCBS(チバガイギ社製)とホ
ワイテックスSA(住友化学製)を1/1の重量比で配
合。 また、アルカリプロテアーゼは、表2に示す5種類(N
o.1〜5)を用いた。
ある。 ・アミラーゼ造粒物:バチルス エスピー KSM AP-137
8(FERM BP-3048) が生産する液化型アルカリα−アミラ
ーゼ粉末を、界面活性剤、無機塩(芒硝)、及びポリエ
チレングリコールとの混合物と共に造粒したもので、造
粒物中の液化型アルカリα−アミラーゼ活性は1500
0U/g。 ・LAS−Na:直鎖アルキル(C10-13)ベンゼンス
ルホン酸ナトリウム。・AS:アルキル硫酸ナトリウ
ム。 (C12アルコール50%、及びC14アルコール50%の
混合アルコールの硫酸化物。 ・AOS:α−オレフィン(C14-18)スルホン酸ナト
リウム。 ・石鹸:牛脂(C14-18)脂肪酸ナトリウム。 ・非イオン界面活性剤:ポリオキシエチレン(エチレン
オキサイド平均付加モル数=6)アルキル(C12-13)
エーテル。 ・結晶性珪酸塩:SKS−6(ヘキスト社製の結晶性珪
酸塩、平均粒径120μm、125μm以上45%)を
ハンマーミルで粉砕したもの(平均粒径40μm、12
5μm以上5%)。 ・非晶性アルミノ珪酸ナトリウム:1号珪酸ナトリウム
(東曹産業社製、固形分44%)。 ・結晶性アルミノ珪酸ナトリウム:4A型ゼオライト、
平均粒径3μm(ゼオビルダー社製)。 ・マレイン酸コポリマー:マレイン酸/アクリル酸=3
0/70(モル比)、分子量60000、ナトリウム
塩。 ・ポリエチレングリコール:平均分子量10000。 ・蛍光染料:チノパールCBS(チバガイギ社製)とホ
ワイテックスSA(住友化学製)を1/1の重量比で配
合。 また、アルカリプロテアーゼは、表2に示す5種類(N
o.1〜5)を用いた。
【0039】
【表2】
【0040】試験例1 4゜DHの硬水に、表1記載の洗浄剤組成物のそれぞれ
を溶解し、洗浄剤組成物濃度が0.0667重量%の洗
剤水溶液1リットルを調整しターゴトメーター用ステン
レスビーカーに移し、そのビーカーをターゴトメーター
にセットした。これに澱粉質配合汚染布EMPA112
(cocoa・木綿布) 5 枚を投入後、ターゴトメータ
ーを、回転数100rpm 、30℃にて10分間運転し、
その布を洗浄した。その布を流水下で濯ぎ、アイロンプ
レスをした後、反射率測定に供した。原布(澱粉質で汚
染されていないもの)、及び洗浄前後の人工汚染布の反
射率を、460nmにて自記色彩計(島津製作所製)を用
いて測定し、次式によって洗浄率(%)を算出した。
を溶解し、洗浄剤組成物濃度が0.0667重量%の洗
剤水溶液1リットルを調整しターゴトメーター用ステン
レスビーカーに移し、そのビーカーをターゴトメーター
にセットした。これに澱粉質配合汚染布EMPA112
(cocoa・木綿布) 5 枚を投入後、ターゴトメータ
ーを、回転数100rpm 、30℃にて10分間運転し、
その布を洗浄した。その布を流水下で濯ぎ、アイロンプ
レスをした後、反射率測定に供した。原布(澱粉質で汚
染されていないもの)、及び洗浄前後の人工汚染布の反
射率を、460nmにて自記色彩計(島津製作所製)を用
いて測定し、次式によって洗浄率(%)を算出した。
【0041】
【数3】
【0042】結果を表2に示す。表2より、実施例1〜
6の洗浄剤組成物は比較例1〜3の洗浄剤組成物より洗
浄力が優れていることが確認された。
6の洗浄剤組成物は比較例1〜3の洗浄剤組成物より洗
浄力が優れていることが確認された。
【0043】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物を用いれば、繊維
や硬質表面等に強固に付着した澱粉質汚れを除去する効
果を飛躍的に高めることができる。
や硬質表面等に強固に付着した澱粉質汚れを除去する効
果を飛躍的に高めることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 液化型アルカリα−アミラーゼ及びアル
カリプロテアーゼを含有する洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 界面活性剤を0.5〜60重量%含有す
る請求項1記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 液化型アルカリα−アミラーゼが100
0〜100000U/gの活性で造粒された造粒粒子と
して配合されるものである請求項1又は2記載の洗浄剤
組成物 - 【請求項4】 アルカリプロテアーゼが0.05〜10
0APU/gの活性で造粒された造粒粒子として配合さ
れるものである請求項1〜3のいずれか一項記載の洗浄
剤組成物 - 【請求項5】 液化型アルカリα−アミラーゼがバチル
ス エスピー(Bacillus sp.) KSM-AP1378(FERM BP-304
8)由来のもの、又は当該酵素の変異体である請求項1〜
4のいずれか1項記載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3264798A JPH11228992A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3264798A JPH11228992A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11228992A true JPH11228992A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12364658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3264798A Pending JPH11228992A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11228992A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003512046A (ja) * | 1999-10-20 | 2003-04-02 | ノボザイムス アクティーゼルスカブ | グルカノトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドおよびそれをコードする核酸 |
JP2007511628A (ja) * | 2003-11-12 | 2007-05-10 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | 表面光沢組成物 |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP3264798A patent/JPH11228992A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003512046A (ja) * | 1999-10-20 | 2003-04-02 | ノボザイムス アクティーゼルスカブ | グルカノトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドおよびそれをコードする核酸 |
JP2007511628A (ja) * | 2003-11-12 | 2007-05-10 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | 表面光沢組成物 |
JP4869940B2 (ja) * | 2003-11-12 | 2012-02-08 | チバ ホールディング インコーポレーテッド | 表面光沢組成物 |
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