JPH11228696A - ポリアリ―レンスルフィド類の酸化 - Google Patents

ポリアリ―レンスルフィド類の酸化

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JPH11228696A
JPH11228696A JP10329180A JP32918098A JPH11228696A JP H11228696 A JPH11228696 A JP H11228696A JP 10329180 A JP10329180 A JP 10329180A JP 32918098 A JP32918098 A JP 32918098A JP H11228696 A JPH11228696 A JP H11228696A
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Dirk Dr Zierer
ディルク・ツィーラー
Helmut Dipl Ing Scheckenbach
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ポリアリーレンスルフィドのスルフィド単位を
実質的に選択的且つ完全にスルホキシド単位に転化する
方法。 【解決手段】式:R-SO3H(式中、Rは、ハロゲン原子、O
H基、1〜6個の炭素原子を有する脂肪族基または6〜18個
の炭素原子を有する芳香族基である)または式:R1-CR2
R3-COOH(式中、R1は、ハロゲン原子であり、R2及びR3
は、互いに独立して、各々、ハロゲン原子、1〜5個の炭
素原子を有する脂肪族基または1〜5個の炭素原子を有す
るハロゲン化脂肪族基である)の濃縮酸中に懸濁させた
ポリアリーレンスルフィドを、温度-20℃から+45℃の範
囲で撹拌しながら、30〜85%濃度の過酸化水素溶液を計
量注入することによって酸化する、ポリアリーレンスル
ホキシドの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアリーレンス
ルフィドの酸化による、ポリアリーレンスルホキシドの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアリーレンスルホキシド類は、ポリ
マー材料が高い要求条件を満たさなければならない場合
に特に使用される、特殊なエンジニアリングポリマーで
ある。従って、ポリアリーレンスルホキシド類は、例え
ば、高いガラス転移温度、融点及び分解温度により特徴
付けられる。ポリアリーレンスルホキシド類はプラスチ
ックフォームの製造時の高温発泡剤として使用し得るの
で、さらに工業的に重要である。
【0003】広範囲にわたる好都合な物質的な特徴にも
拘わらず、ポリアリーレンスルホキシド類は、これらの
ポリマーの製造が技術的に複雑であり且つポリアリーレ
ンスルホキシドが比較的高価であるため、広く使用され
ていない。
【0004】ポリフェニレンスルホキシド(PPSO)の公知
の製造方法は、70%濃度硝酸と無水酢酸中に懸濁させた
低分子量ポリフェニレンスルフィド(PPS)との反応であ
る(ドイツ特許出願DE-A第1211399号/米国特許第332686
号)。この反応は、温度0〜5℃で24時間という長時間に
わたって実施されている。
【0005】欧州特許EP第0623639号は、不活性媒体中
に懸濁させたポリアリーレンスルフィド類をオゾンによ
って酸化することを記載しており、使用した酸化剤の量
に依存して、幾つか又は全てのスルフィド単位(-S-)が
スルホキシド単位(=スルフィニル基)(-SO-)に転化す
るという。しかしながら、毒性のオゾンの取り扱いは技
術的に複雑であり、従ってこの方法は、非常に経済的で
はない。
【0006】さらに、ドイツ特許出願DE-A第1938806号
は、硫酸を含有する媒体中、スルホニル基を含有するポ
リアリーレンスルフィドを酸素又は酸素キャリヤ、例え
ば、過酸化水素(H2O2)で酸化する方法について開示す
る。この方法では、存在するスルフィド単位は直接スル
ホン単位(=スルホニル基)(-SO2-)に転化される。
【0007】濃硫酸中に懸濁させたPPSのH22による
酸化は、Chimia 28 (1974), 567-5
75頁(R. Gabler, J. Studinka; "
Neue Polyhenylenesulfone
- Reaktion anfesten Polyme
ren" [New polyphenylenesul
fones - reaction on solid
polymers])にも記載されている。この文献で
は、得られたポリフェニレンスルホン(PPSO 2)は、スル
ホキシド単位も含有し得ることを開示しており、このこ
とは、PPSからPPSO2への酸化がスルホキシド単位の形成
を介して起こっていることを示唆する。しかしながら、
PPSO段階は、この方法を素通りできないことも開示され
ている。
【0008】さらに、英国特許GB第1365486号は、スル
ホニル-含有ポリアリーレンスルフィドの酸化について
記載している。この特許では、ポリアリーレンスルフィ
ドスルホンを硫酸に溶解させ、過酸化水素と硫酸との混
合物を添加することにより酸化する。この方法によれ
ば、ポリアリーレンスルフィドスルホンのスルフィド単
位の幾つかもスルホキシド単位に転化するが、スルホン
単位への転化が主に起きるという。
【0009】同様に、欧州特許出願EP-A第0623641号
は、PPSO段階が、PPS粉末の過酢酸(酢酸+H2O)との酸
化−触媒量の硫酸の存在下でも単離できないと開示して
いる。この方法でも、スルホン単位が非常に早期の段階
で形成し、得られた生成物は常に、純粋なポリアリーレ
ンスルホン又はスルホン単位の数が主であるポリアリー
レンスルホキシドスルホンコポリマーである。
【0010】欧州特許出願EP-A第0791027号は、ポリア
リーレンチオエーテル類の平衡系NO2/N2O4による酸化方
法を開示しており、該方法はスルホキシド単位の形成に
対して高い選択性を導くが、近年の研究では、芳香族上
にニトロ基が幾らか取り込まれていることが示されてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、公知
方法の欠点、特に長時間の反応時間及び低い選択性を克
服する、ポリアリーレンスルホキシド類の経済的な製造
方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本目的は、式:R-SO3H
(式中、Rは、ハロゲン原子、OH基、1〜6個の炭素原子
を有する脂肪族基、1〜6個の炭素原子を有するハロゲン
化脂肪族基または6〜18個の炭素原子を有する芳香族基
である)または式:R1-CR2R3-COOH(式中、R1は、ハロ
ゲン原子であり、R2及びR3は、互いに独立して、各々、
ハロゲン原子、1〜5個の炭素原子を有する脂肪族基また
は1〜5個の炭素原子を有するハロゲン化脂肪族基であ
る)の濃縮酸中に懸濁させたポリアリーレンスルフィド
を、温度-20℃から+45℃の範囲で十分に撹拌しながら、
30〜100%濃度の過酸化水素溶液を計量注入することによ
って酸化することにより達成される。
【0013】意外にも、本発明の方法により、ポリアリ
ーレンスルフィドのスルフィド単位は、実質的に選択的
に、即ち90%以上の程度でスルホキシド単位に転化し、
スルホン単位にはほんの少ししか転化しないことが知見
された。さらに、このようにして得られたポリアリーレ
ンスルホキシドは、高い分解温度を有することが知見さ
れた。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の関係においては、ポリア
リーレンスルフィド類は、アリーレンスルフィド単位を
含有する直鎖又は分岐ポリマーである。好ましいポリア
リーレンスルフィド類は、式: -[(Ar1)n-X]m-[(Ar2)i-Y]j-[(Ar3)k-Z]l-[(Ar4)o-W]p- (I) (式中、Ar1、Ar2、Ar3、Ar4及びW、X、Y及びZは、互い
に独立して、同一又は異なり、指数n、m、i、j、k、l、
o及びpは、互いに独立して0または整数1、2、3若しくは
4であり、その合計は少なくとも2であり、Ar1、Ar2、Ar
3及びAr4は、炭素原子6〜18個を有するアリーレン系で
あり、W、X、Y及びZは、-SO2-、-S-、-SO-、-CO-、-O
-、-COO-又は炭素原子1〜6個を有するアルキレン若しく
はアルキリデン基から選択される二価の結合基であり、
結合基W、X、YまたはZの少なくとも一つは-S-を含む)
の繰り返し単位を有するポリアリーレンチオエーテル類
である。
【0015】アリーレン系Ar1、Ar2、Ar3及びAr4は、置
換されていても非置換であってもよい。好ましいアリー
レン系は、フェニレン、ビフェニレン、ナフタレン、ア
ントラセン及びフェナントレンである。特に好ましいポ
リアリーレンスルフィドは、中でもFortron(登録商
標)及びRyton(登録商標)の名で知られるポリフェニ
レンスルフィドである。
【0016】本願で請求する方法においては、ポリアリ
ーレンスルフィドを、式:R-SO3Hまたは式:R1-CR2R3-C
OOH[式中、Rは、ハロゲン原子、OH基、1〜6個の炭素原
子を有する脂肪族基(例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、n-ブチル、t-ブチル、ペンチル若しくはイソペンチ
ル)、ハロゲン化脂肪族基(例えば、-CF3、-CCl3若し
くは-CHCl2)または6〜18個の炭素原子を有する芳香族
基(例えば、フェニル、トリル、ビフェニル、ナフチ
ル、アントラセニル若しくはフェナントレニル)であ
り、R1は、ハロゲン原子(好ましくは、フッ素または塩
素)であり、R2及びR3は、互いに独立して、各々、ハロ
ゲン原子(好ましくは、フッ素又は塩素)、1〜5個、好
ましくは1〜3個の炭素原子を有する脂肪族基(例えば、
メチル、エチル及びプロピル)または1〜5個、好ましく
は1〜3個の炭素原子を有するハロゲン化脂肪族基(例え
ば、-CF3、-CCl3及び-CHCl2)である]の酸中に懸濁させ
る。
【0017】特に好ましい酸は、濃硫酸、メタンスルホ
ン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、トリクロロメタ
ンスルホン酸、クロロスルホン酸、トリフルオロ酢酸、
トリクロロ酢酸及びジクロロ酢酸である。この酸の濃度
は、通常75〜100%であり、好ましくは80〜96%であり、
及び特に好ましくは82.5〜90%である。
【0018】ポリアリーレンスルフィドのポリアリーレ
ンスルホキシドへの酸化に関しては、30〜100%濃度の過
酸化水素溶液を通常、ポリアリーレンスルフィド懸濁液
中へ酸化剤として計量注入する。過酸化水素溶液の濃度
は、好ましくは35〜85%であり、特に好ましくは50〜85%
である。あるいは、酸化は、(A)50〜100%濃度の過酸化
水素溶液と(B)95〜100%濃度の式:R-SO3Hまたは式:R1-
CR2R3-COOH(式中、R、R1、R2及びR3は、各々上記定義
の置換基の一つである)の酸との、A:Bが10:1〜1:10の
割合の混合物で実施することもできる。この場合に特に
好ましいのは、濃過酸化水素溶液と濃硫酸又はジクロロ
過酢酸から製造した、新しく製造したペルオキソ硫酸
(Caro酸とも称される)である。
【0019】本発明の方法で本質的な点は、計量される
酸化剤がポリアリーレンスルフィド懸濁液中にできる限
り迅速且つ十分に分配されること及び計量が-20〜+45℃
の温度、好ましくは0〜+25℃の温度、及び特に好ましく
は5〜20℃の温度で行われることである。酸化剤の十分
且つ迅速な分配は、通常、反応混合物の十分な混合によ
って達成される。このことは、通常公知の方法、例え
ば、有効な撹拌機及びフロースポイラーなどを使用する
ことにより実施することができる。特定の温度範囲を維
持するためには、酸化剤及びポリアリーレンスルフィド
懸濁液並びに反応混合物のいずれをも冷却すると都合が
よい。特に、酸化剤を計量注入する際には、温度を大き
く上昇させないこと、特に45℃以上に上昇させないよう
にしなければならない。
【0020】酸化剤は、1時間当たり酸化剤0.1〜2モル
当量を計量注入するように添加すべきであり、1モル当
量とは、スルフィド単位1モルを酸化するのに必要な酸
化剤の量である。計量は、好ましくは1時間当たり0.25
〜1モル当量であり、特に1時間当たり0.5〜0.7モル当
量が好ましい。
【0021】反応した酸化剤のモル当量は、ポリアリー
レンスルフィド中のスルフィド単位のモル量にほぼ対応
しなければならない。即ち、酸化剤のモル量対スルフィ
ド単位のモル量の割合は、酸化剤を過剰に添加した時に
はせいぜい1.05:1であり、酸化剤を化学量論量未満で添
加した時には0.98:1以上でなければならない。
【0022】計量終了後、反応混合物をさらに、0.5〜5
時間、好ましくは0.5〜3時間、及び特に好ましくは1〜2
時間、できる限りスルフィド単位を完全に酸化させるた
めに、十分に混合する。温度は、通常、特定の範囲に維
持する。好ましくは、反応混合物を冷却することによっ
て一定温度に維持する。
【0023】実施するためには、反応混合物を水又は氷
水で希釈して濾過すると、フィルターにポリアリーレン
スルホキシドが残存し、稀酸が濾液として得られる。あ
るいは、例えば、先のバッチからの稀酸を希釈用に使用
することもできる。得られた生成物の粒径は、実施の際
の反応混合物の混合を変動させることにより影響を受け
得、より小さな粒径は、通常、バッチのより十分な混合
及び低粘度の場合に得られる。通常、70μm以下、好ま
しくは50μm以下の粒径が得られる。
【0024】反応開始時にできるだけ微粉砕したポリア
リーレンスルフィド粉末を使用すると、一般的に都合が
よい。ポリアリーレンスルフィドの粒径は、通常1〜100
μmであり、好ましくは5〜75μmであり、及び特に好ま
しくは5〜45μmである。
【0025】本発明の方法においては、通常、スルフィ
ド単位の90%以上、好ましくは95%以上がスルホキシド単
位に酸化され、通常、10%未満、好ましくは5%未満がス
ルホン単位に酸化される。
【0026】残存スルフィド単位の割合は、通常5%未満
であり、好ましくは2%未満である。本発明の方法により
得られるポリアリーレンスルホキシドの特徴的な分解段
階は、概して、硝酸中での酸化により得られた生成物と
比較して20〜25℃高い温度である。本発明により酸化し
たポリフェニレンスルフィドに関しては、空気中で10K/
分で500℃まで加熱することによって実施した、熱重量
分析法(TGA)により測定した分解段階は、通常、365〜36
7℃であるのに対し、硝酸中で酸化したPPSの分解段階は
340℃である。窒素下での示差走査熱量計(DSC)により測
定すると、本発明の生成物の分解段階は約380〜385℃で
あり、硝酸中での酸化後の生成物では約365〜370℃であ
る。
【0027】本発明の方法により製造したポリアリーレ
ンスルホキシド類は、溶融圧縮法により、または個々の
ガラス温度若しくは融点に依存して焼結方法により熱可
塑的にさらに加工することができる。熱可塑加工におい
ては、ポリアリーレンスルホキシドを含む成形材料を熱
可塑性樹脂に典型的な方法、例えば、射出成形及び押出
により、成型品及び機能的部品に転化する。これらの成
型品は、微粉充填剤(例えば、チョーク、タルク、粘土
及びマイカ)、繊維強化材料(例えば、ガラス繊維、炭
素繊維、金属繊維、ポリマー繊維又はウィスカー)、並
びに慣用の添加剤及び加工助剤(例えば、酸化防止剤、
潤滑剤、離型剤及びUV安定剤)をも含み得る。
【0028】熱可塑的に加工可能なポリアリーレンスル
ホキシドを含む成型品を、例えば、航空機構造物又は自
動車構造物及び化学装置構造物など、高強度機能性構成
部品として特に使用する。焼結法により製造し、且つポ
リアリーレンスルホキシドを含む成型品は、高い熱安定
性及び耐薬品性が必要な場合に特に使用される。ポリア
リーレンスルホキシド類は、他のポリマーの高温化学発
泡剤又は充填剤及び強化剤としても使用し得る。
【0029】以下の実施例においては、粒径17μmを有
するポリフェニレンスルフィド(PPS、Ticona GmbH, Fr
ankfurt製のFortron(登録商標))を使用した。
【0030】
【実施例】実施例1−7 酸化:ポリフェニレンスルフィド(PPS)のmPPSグラム
(=nPPSモル当量)を濃度XH2SO4%を有する硫酸m
H2SO4グラムに懸濁させた。懸濁液をT(開始)℃(T
Start℃)に冷却した。XH2O2%濃度の過酸化水素溶液(H
2O2)のmH2O2グラム(=nH2O2モル当量)をt(計量)
分(tMeter分)の間撹拌しながら滴下添加し、反応温度
はT(反応)℃(TReact℃)を超えないようにした。
【0031】H2O2を滴下添加後、冷却しながら反応バッ
チをさらにt(反応)時間(tReact時間)撹拌し、室温で
t(後)時間(tAfter時間)撹拌した。
【0032】反応終了時、バッチは、多少激しく粘稠な
様相を呈していた。生成物は、実質的に完全に溶解形、
一部溶解形、非常に膨潤またはほんの一部膨潤形(表1
の粘稠度)のいずれかで存在していた。
【0033】反応混合物の色は、透明緑様から濁った緑
様〜乳暗紫色(表1の色)を変動した。硫酸は、反応終
了時にX(終了)%(XEnd%)の濃度を有していた。
【0034】実施:冷水(氷水)を反応バッチに添加する
ことにより、生成物を沈澱させ、Ultraturraxで約30分
間分散させた。
【0035】その後、生成物を濾別し、脱イオン水約10
リットルで中性になるまで洗浄した。120℃の真空乾燥
オーブン中で乾燥させたポリマーをミキサーに移し、凝
集粒子を互いに分離させた。
【0036】分析:分析結果を表4に示す。
【0037】
【表1】
【0038】実施例8−12 酸化:ポリフェニレンスルフィド(PPS)のmPPSグラム
(=nPPSモル当量)を濃度XH2SO4%を有する硫酸m
H2SO4グラムに懸濁させた。
【0039】懸濁液をT(開始)℃(TStart℃)に冷却し
た。96%濃度の硫酸m'H2SO4グラム及び85%濃度の過酸化
水素溶液(H2O2)のmH2O2グラム(=nH2O2モル当量)
から新しく製造したCaro酸mCaroグラムを、t(計量)分
(tMeter分)の間撹拌しながら滴下添加した。反応温度
はT(反応)℃(TRea ct℃)を超えなかった。
【0040】Caro酸を滴下添加後、冷却しながら反応バ
ッチをさらにt(反応)時間(tReact時間)撹拌し、室温
でt(後)時間(tAfter時間)撹拌した。
【0041】反応終了時、バッチは、多少激しく粘稠な
様相を呈していた。生成物は、一部溶解形または多少膨
潤形で存在していた。
【0042】反応混合物の色は、暗赤-茶から錆赤〜暗
桃色(表2の色)を変動した。硫酸は、反応終了時にX
(終了)%(XEnd%)の濃度を有していた。
【0043】実施:冷水(氷水)を反応バッチに添加する
ことにより生成物を沈澱させ、Ultraturraxで約30分間
分散させた。
【0044】その後、生成物を濾別し、脱イオン水約10
リットルで中性になるまで洗浄した。120℃の真空乾燥
オーブン中で乾燥させたポリマーをミキサーに移し、凝
集粒子を互いに分離させた。
【0045】分析:分析結果を表4に示す。実施例13−16 酸化:ポリフェニレンスルフィド(PPS)のmPPSグラム
(=nPPSモル当量)を濃度XDCA%を有するジクロロ酢
酸(DCA)mDCAグラムに懸濁させた。
【0046】懸濁液をT(開始)℃(TStart℃)に冷却し
た。XH2O2%濃度の過酸化水素溶液(H2O2)のmH2O2
ラム(=nH2O2モル当量)をt(計量)分(tMeter分)の
間撹拌しながら滴下添加し、反応温度はT(反応)℃(T
React℃)を超えないようにした。
【0047】H2O2を滴下添加後、冷却しながら反応バッ
チをさらにt(反応)時間(tReact時間)撹拌し、室温で
t(後)時間(tAfter時間)撹拌した。
【0048】反応終了時、バッチは、多少激しく粘稠な
様相を呈していた。生成物は、実質的に完全に溶解形、
一部溶解形またはほんの少し膨潤形(表3の粘稠度)の
いずれかで存在していた。
【0049】反応混合物の色は、濁った無色〜乳白色
(表3の色)を変動した。反応終了時に、ジクロロ酢酸
はX(終了)%(XEnd%)の濃度を有していた。
【0050】実施:熱水(60〜70℃)を反応バッチに添加
することにより生成物を沈澱させ、Ultraturraxで約30
分間分散させた。
【0051】その後、生成物を濾別し、脱イオン水約5
リットルで中性になるまで洗浄した。120℃の真空乾燥
オーブン中で乾燥させたポリマーをミキサーに移し、凝
集粒子を互いに分離させた。
【0052】分析:分析結果を表4に示す。
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598029656 D−65451 Kelsterbach,G ermany

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式:R-SO3Hまたは式:R1-CR2R3-COOH
    (式中、Rは、ハロゲン原子、OH基、1〜6個の炭素原子
    を有する脂肪族基、1〜6個の炭素原子を有するハロゲン
    化脂肪族基または6〜18個の炭素原子を有する芳香族基
    であり、R1は、ハロゲン原子であり、R2及びR3は、互い
    に独立して、各々、ハロゲン原子、1〜5個の炭素原子を
    有する脂肪族基または1〜5個の炭素原子を有するハロゲ
    ン化脂肪族基である)の濃縮酸中に懸濁させたポリアリ
    ーレンスルフィドを、温度-20℃から+45℃の範囲で撹拌
    しながら、30〜100%濃度の過酸化水素溶液を計量注入す
    ることによって酸化する、ポリアリーレンスルホキシド
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 反応した過酸化水素溶液のモル量が、ポ
    リアリーレンスルフィド中のスルフィド単位のモル量に
    ほぼ対応する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 濃硫酸、メタンスルホン酸、トリフルオ
    ロメタンスルホン酸、トリクロロメタンスルホン酸又は
    クロロスルホン酸の形態の式:R-SO3Hの酸を使用する、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 濃トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸ま
    たはジクロロ酢酸の形態の式:R1-CR2R3-COOHの酸を使
    用する、請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 式:R-SO3H又は式:R1-CR2R3-COOHの酸
    の濃度が75〜100%である、請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 使用するポリアリーレンスルフィドが、
    式: -[(Ar1)n-X]m-[(Ar2)i-Y]j-[(Ar3)k-Z]l-[(Ar4)o-W]p- (式中、Ar1、Ar2、Ar3、Ar4及びW、X、Y及びZは、互い
    に独立して、同一又は異なり、指数n、m、i、j、k、l、
    o及びpは、互いに独立して0または整数1、2、3若しくは
    4であり、その合計は少なくとも2であり、Ar1、Ar2、Ar
    3及びAr4は、炭素原子6〜18個を有するアリーレン系で
    あり、W、X、Y及びZは、-SO2-、-S-、-SO-、-CO-、-O
    -、-COO-又は炭素原子1〜6個を有するアルキレン若しく
    はアルキリデン基から選択される二価の結合基であり、
    結合基W、X、YまたはZの少なくとも一つは-S-を含む)
    の繰り返し単位を有する直鎖又は分岐ポリアリーレンチ
    オエーテルである、請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 使用するポリアリーレンスルフィドがポ
    リフェニレンスルフィドである、請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ポリアリーレンスルフィドの粒径が1〜
    100ミクロンである、請求項1〜7のいずれか1項に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 過酸化水素溶液の計量が、1時間当たり
    0.1〜2モル当量である、請求項1〜8のいずれか1項に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 過酸化水素溶液を計量注入後、反応混
    合物をさらに-20℃〜+45℃の温度で、0.5〜5時間十分に
    撹拌する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 過酸化水素溶液の代わりに、(A)50〜1
    00%濃度の過酸化水素溶液と(B)95〜100%濃度の式:R-SO
    3Hまたは式:R1-CR2R3-COOH(式中、Rは、ハロゲン原
    子、OH基、1〜6個の炭素原子を有する脂肪族基、1〜6個
    の炭素原子を有するハロゲン化脂肪族基または6〜18個
    の炭素原子を有する芳香族基であり、R 1は、ハロゲン原
    子であり、R2及びR3は、互いに独立して、各々、ハロゲ
    ン原子、1〜5個の炭素原子を有する脂肪族基または1〜5
    個の炭素原子を有するハロゲン化脂肪族基である)の酸
    の、A:Bが10:1〜1:10の割合で含む混合物を、ポリアリ
    ーレンスルフィドを酸化するために計量注入する、請求
    項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
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