JPH11228135A - 酸化セリウム粉末とそれを含む化粧料、塗料およびプラスチック - Google Patents
酸化セリウム粉末とそれを含む化粧料、塗料およびプラスチックInfo
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- JPH11228135A JPH11228135A JP10034721A JP3472198A JPH11228135A JP H11228135 A JPH11228135 A JP H11228135A JP 10034721 A JP10034721 A JP 10034721A JP 3472198 A JP3472198 A JP 3472198A JP H11228135 A JPH11228135 A JP H11228135A
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Abstract
鉛を配合した化粧料、塗料およびプラスチックの問題点
を解決し、紫外線遮蔽に有効な化粧料、塗料およびプラ
スチックを提供する。 【解決手段】1次粒子の数平均粒子径が0.01〜0.
5μmであり、且つX線回折の回折角度28.6゜(1
11面)の半価幅2θ(゜)が0.7〜0.15゜であ
ることを特徴とする酸化セリウム粉末。
Description
とそれを含む化粧料、塗料およびプラスチックに関す
る。さらに詳細には、乳液、クリーム、ローション等の
スキンケア化粧品、ファンデーション、コンパクトパウ
ダー、口紅、アイシャドウ、マニキュア等のメークアッ
プ化粧品等の化粧料および食品等の酸敗防止用包装フィ
ルムの紫外線吸収剤、塗料やプラスチックの変色防止用
紫外線吸収剤、自動車、車輌、船舶、航空機、家庭電化
製品、機械類、建築物外壁、橋梁、事務用品、玩具、雑
貨、シート、フイルム等の塗料やプラスチックに最適な
酸化セリウム粉末を提供する。
280nmの短波長領域のC波、280〜320nmの
中波長領域のB波、320〜390nmの長波長領域の
A波がある。この内、C波は地球上の水蒸気などの吸収
されて地球の表面の到達しないので問題は少ない。しか
し、B波は皮膚に紅斑と火傷という急性の炎症を引き起
こす。そして、この紅斑は後に消退してメラニン色素の
沈着を起こさせ黒化の原因となる。これがサンバーン
(sun burn)と呼ばれる現象である。また、A
波は紅斑をともなわず直接皮膚を黒化させる。これがサ
ンタン(sun tan)と呼ばれる現象である。これ
らの疾患は急性の光線性皮膚異常や日光皮膚炎と呼ば
れ、それ自体有害であるし、また長期にわたりこれらの
紫外線を浴び続けると、光線性角化症や皮膚癌などの悪
性の疾患を引き起こすことがある。そのためにこれらの
紫外線から皮膚を保護するために、化粧料には、各種の
紫外線遮蔽剤が配合されている。
乳液などの下地化粧料や、口紅、アイシャドウー、おし
ろい等の仕上げ化粧料や、整髪料等の頭髪用化粧料など
があり、その目的により種々の成分が配合されている。
日焼け止め化粧品には、必ず紫外線遮蔽剤が配合されて
いる。このような紫外線遮蔽剤として、パラアミノ安息
香酸、メトキシベンゾフェノン系、ケイ皮酸系、サリチ
ル酸系等の有機系化合物や微粒子酸化チタン、微粒子酸
化亜鉛等の金属酸化物からなる無機系化合物が使用され
ている。
は、紫外線遮蔽剤は有機系、および無機系の紫外線蔽剤
をバランス良く配合して使用されている。有機系化合物
は、紫外線吸収性は高いが、遮蔽する波長範囲が狭く、
紫外線による変質等の化学的安定性がそれほどよくな
い。その上に、化粧品の使用に対しては、皮膚へ刺激性
が強いものが多く、使用の規制や、配合量に制限があ
る。一方、無機系化合物は、紫外線による変質も少なく
安定であり、有機系化合物より化学的に安定である。し
かしながら、微粒子酸化チタンは紫外線B波の遮蔽には
有効であるが、紫外線A波の遮蔽には十分でない。微粒
子酸化亜鉛は、逆に、紫外線A波には有効であるが、紫
外線B波には十分でない。また、微粒子酸化チタン、微
粒子酸化亜鉛は光酸化触媒作用があるため、これらの無
機微粒子を配合した化粧料は、共存する他の配合成分で
ある油脂、高級アルコール類などを変質させたり、着色
させるという問題がある。
セリウムおよび/または含水酸化セリウムを酸化第二セ
リウムとして少なくとも0.1重量%配合してなる化粧
料が、特開平1−190626号公報で提案されてい
る。しかしながら、この酸化セリウムを配合した化粧料
も、280〜370nmの範囲の紫外線は効率よく遮蔽
するものの、370nm以上の紫外線の遮蔽には不十分
である。
境に暴露して使用される場合が多い。この自然環境は、
太陽光線、雨、雪、湿度、温度、風、塩分等の種々の重
複した条件で使用される。これらの環境が、塗料やプラ
スチック製品の表面を、劣化、侵食して、変色、光沢低
下、白亜化、亀裂、脆化させる。このような自然環境下
における劣化現象への抵抗力を耐候性と総称している。
紫外線による耐候性低下を防止する目的で、紫外線遮蔽
剤として酸化チタンが最も広く用いられる。
プラスチックでは、塗膜中の顔料粒子が固定化し樹脂の
紫外線による直接分解と酸化チタンの光触媒反応により
粒子周辺の樹脂分解の両方の作用により塗料の内部に向
かって侵食が起こる。
セリウムや酸化チタンおよび酸化亜鉛の上述した問題点
を解決し、紫外線遮蔽性に有効で、紫外線による変質や
光活性が少ない化粧品、塗料およびプラスチックに最適
な酸化セリウム粉末を提供することである。
めに、本発明の酸化セリウム粉末は次の構成を有する。
すなわち「1次粒子の数平均粒子径が0.01〜0.5
μmであり、且つX線回折の回折角度28.6゜(11
1面)の半価幅2θ(゜)が0.7〜0.15であるこ
とを特徴とする酸化セリウム粉末。」である。
なわち「1次粒子の数平均粒子径が0.01〜0.5μ
mであり、且つX線回折の回折角度28.6゜(111
面)の半価幅2θ(゜)が0.7〜0.15゜であるこ
とを特徴とする酸化セリウム粉末を含むもの。」であ
る。また、本発明の塗料やプラスチックは、次の構成を
有する。すなわち、「1次粒子の数平均粒子径が0.0
1〜0.5μmであり、且つX線回折の回折角度28.
6゜(111面)の半価幅2θ(゜)が0.7〜0.1
5゜であることを特徴とする酸化セリウム粉末を含むも
の。」である。
1次粒子の数平均粒子径が0.01〜0.5μmであ
り、且つX線回折の回折角度28.6゜(111面)の
半価幅2θ(゜)が0.7〜0.15゜であるとするも
のである。
り、その1次粒子の数平均粒子径は0.01〜0.5μ
m、好ましくは0.02〜0.3μmである。粒子径が
0.01μm未満であれば、粒子数は多いが、光が透過
する確率が高く、遮蔽が不十分である。また粒子径が
0.5μmを超えると、光は透過せずに散乱するが、粒
子数が少ないために遮蔽が不十分である。
1面)の半価幅2θ(゜)は、0.7〜0.15゜、好
ましくは0.5〜0.2゜である。半価幅が0.7を超
える領域では、結晶性が不十分でアモルファスに近く、
また0.15゜未満では結晶性は十分であるが、粒子が
成長しすぎて、いずれも紫外線が透過しやすい。
原料粉末としては、各種の方法で製造したものを用いる
ことが出来る。例えば、水熱方法は、セリウム塩の水溶
液にアンモニア水などの塩基を添加して中和し、沈殿を
析出させた後、耐圧容器中で加熱、結晶化させる。アル
コキシド法は、セリウムのアルコキシド化合物のアルコ
ール溶液を加水分解する。気相法は、高周波誘導熱プラ
ズマを用い、超高温中で、セリウム粉末を瞬時に溶融さ
せて酸化セリウム粉末が得られる。また、焼成法は、炭
酸セリウムや蓚酸セリウムのようなセリウムの有機化合
物を焼成し、炭酸根や蓚酸根を飛ばす方法、または塩化
セリウムや硝酸セリウム水溶液を木材パルプ等のプリカ
ーサに浸積させ、プリカーサごと焼成させる。
いて、上述した酸化セリウム原料が使用出来るが、酸化
セリウムを酸化雰囲気で焼成して、粒子径と結晶性を調
整させる製造法を採用するために、1次粒子の数平均粒
子径が0.01〜0.5μmであり、且つX線回折の回
折角度28.6゜(111面)の半価幅2θ(゜)が
0.7〜0.15゜である原料粉末が必要とされる。
態で塗料及び化粧品に配合することが出来るのはもちろ
んのことであるが、ペースト状、スラリー状などの各種
形態で配合することが出来る。
FA型)で粉末を観察し、1次粒子の数平均粒子径で表
した。
B)を用いて測定した。X線源にCuKα線を用い、測
定範囲(2θ)を20〜80゜までスキャンさせ、酸化
セリウム粉末の立方晶の回折パターンを測定した。回折
角度(2θ)は、28.6゜、47.5゜、56.4゜
に主なピークを有した。
間隔、相対強度を持つ物質を選び出し立方晶の酸化セリ
ウムの特性ピークと一致した。その中で最も強いピーク
を示す28.6゜(111面、格子定数3.1234オ
ングストローム)の半価幅を測定し、本特許の半価幅と
して代表させた。
型、積分球付き)を用いて測定した。粉末3重量%を水
に分散させる。粉末の分散が不十分であると、測定中に
沈澱を生じたりして、正しい素材の特性を評価出来ない
ので、分散剤としてヘキサメタリン酸ナトリウムを0.
1重量%添加し、島津製作所(株)製の超音波分散機
(Hi−PowerSUB−300)にて3分間分散さ
せる。このようにして完全に分散したスラリーを石英セ
ルで15μmの厚さにし、250〜500nmの波長の
光を照射し、透過率を測定して、紫外線遮蔽性の評価基
準とした。
148.7mlに31重量%の過酸化水素水19.7g
を加えた後、純水を加えて全量を200mlとした。一
方、28重量%アンモニア水を、NH3 とCeCl3 に
含まれるClとの原子比(NH3 /Cl)が1.5にな
るように65.6ml計りとり、これに純水を加えて全
量を200mlとした。そして、純水50ml添加して
いるビーカに、この2つの溶液を、少しずつ滴下、攪拌
し、含酸化セリウムゲルを沈澱させた。次にこの沈殿ゲ
ルを、オートクレーブにて、150℃で24時間加熱処
理してスラリー500mlを得、これを純水で5回濾過
洗浄した。そしてアトライターミルで粉砕し、さらに2
00mlのエチルアルコールで洗浄、攪拌、濾過、減圧
乾燥することにより酸化セリウム粉末が得られた。
148.7mlに31重量%の過酸化水素水19.7g
を加えた後、純水を加えて全量を200mlとした。一
方、28重量%アンモニア水を、NH3 とCeCl3 に
含まれるClとの原子比(NH3 /Cl)が1.5にな
るように65.6ml計りとり、これに純水を加えて全
量を200mlとした。そして、純水50ml添加して
いるビーカに、この2つの溶液を、少しずつ滴下、攪拌
し、含酸化セリウムゲルを沈澱させた。次にこの沈殿ゲ
ルを、オートクレーブにて、150℃で24時間加熱処
理してスラリー500mlを得、これを純水で5回濾過
洗浄、濾過、減圧乾燥した。この粉末をアルミナるつぼ
に入れ、電気炉で空気中で5℃/min、600℃で3
時間保持し焼成した。そしてアトライターミルで粉砕
し、さらに200mlのエチルアルコールで洗浄、攪
拌、濾過、減圧乾燥することにより酸化セリウム粉末が
得られた。
148.7mlに31重量%の過酸化水素水19.7g
を加えた後、純水を加えて全量を200mlとした。一
方、28重量%アンモニア水を、NH3 とCeCl3 に
含まれるClとの原子比(NH3 /Cl)が1.5にな
るように65.6ml計りとり、これに純水を加えて全
量を200mlとした。そして、純水50ml添加して
いるビーカに、この2つの溶液を、少しずつ滴下、攪拌
し、含酸化セリウムゲルを沈澱させた。次にこの沈殿ゲ
ルを、オートクレーブにて、150℃で24時間加熱処
理してスラリー500mlを得、これを純水で5回濾過
洗浄、濾過、減圧乾燥した。この粉末をアルミナるつぼ
に入れ、電気炉で空気中で5℃/min、1000℃で
3時間保持し焼成した。そしてアトライターミルで粉砕
し、さらに200mlのエチルアルコールで洗浄、攪
拌、濾過、減圧乾燥することにより酸化セリウム粉末が
得られた。
148.7mlに31重量%の過酸化水素水19.7g
を加えた後、純水を加えて全量を200mlとした。一
方、28重量%アンモニア水を、NH3 とCeCl3 に
含まれるClとの原子比(NH3 /Cl)が1.5にな
るように65.6ml計りとり、これに純水を加えて全
量を200mlとした。そして、純水50ml添加して
いるビーカに、この2つの溶液を、少しずつ滴下、攪拌
し、含酸化セリウムゲルを沈澱させた。次にこの沈殿ゲ
ルを、オートクレーブにて、110℃で10時間加熱処
理してスラリー500mlを得、これを純水で5回濾過
洗浄した。そしてアトライターミルで粉砕し、さらに2
00mlのエチルアルコールで洗浄、攪拌、濾過、減圧
乾燥することにより酸化セリウム粉末が得られた。
148.7mlに31重量%の過酸化水素水19.7g
を加えた後、純水を加えて全量を200mlとした。一
方、28重量%アンモニア水を、NH3 とCeCl3 に
含まれるClとの原子比(NH3 /Cl)が1.5にな
るように65.6ml計りとり、これに純水を加えて全
量を200mlとした。そして、純水50ml添加して
いるビーカに、この2つの溶液を、少しずつ滴下、攪拌
し、含酸化セリウムゲルを沈澱させた。次にこの沈殿ゲ
ルを、オートクレーブにて、150℃で24時間加熱処
理してスラリー500mlを得、これを純水で5回濾過
洗浄、濾過、減圧乾燥した。この粉末をアルミナるつぼ
に入れ、電気炉で空気中で5℃/min、1200℃で
3時間保持し焼成した。そしてアトライターミルで粉砕
し、さらに200mlのエチルアルコールで洗浄、攪
拌、濾過、減圧乾燥することにより酸化セリウム粉末が
得られた。
1000mlに800gの木材パルプを24時間浸積さ
せる。湿ったパルプを石英ガラスに入れ、円筒型焼成炉
にて少量の空気を送りながら5℃/minの昇温速度で
焼成させる。500〜600℃でパルプを燃焼させる。
その後さらに温度を1000℃に昇温させ、3時間保持
し焼成後室温まで放冷する。塩化セリウムが灰化された
粉末を純水で5回濾過洗浄した。そしてアトライターミ
ルで粉砕し、さらに1000mlのエチルアルコールで
洗浄、攪拌、濾過、減圧乾燥することにより酸化セリウ
ム粉末が得られた。
定結果を比較して表1に示す。
有効で、化粧料、塗料およびプラスチックに配合して、
紫外線による変質や光活性を少なくすることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 1次粒子の数平均粒子径が0.01〜0.
5μmであり、且つX線回折の回折角度28.6゜(1
11面)の半価幅2θ(゜)が0.7〜0.15゜であ
ることを特徴とする酸化セリウム粉末。 - 【請求項2】 請求項1に記載の酸化セリウム粉末を含
むことを特徴とする化粧料。 - 【請求項3】 請求項1に記載の酸化セリウム粉末を含
むことを特徴とする塗料。 - 【請求項4】 請求項1に記載の酸化セリウム粉末を含
むことを特徴とするプラスチック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034721A JPH11228135A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 酸化セリウム粉末とそれを含む化粧料、塗料およびプラスチック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034721A JPH11228135A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 酸化セリウム粉末とそれを含む化粧料、塗料およびプラスチック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11228135A true JPH11228135A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12422203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10034721A Pending JPH11228135A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 酸化セリウム粉末とそれを含む化粧料、塗料およびプラスチック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11228135A (ja) |
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