JP2020045291A - 酸化セリウム含有組成物 - Google Patents
酸化セリウム含有組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020045291A JP2020045291A JP2018172388A JP2018172388A JP2020045291A JP 2020045291 A JP2020045291 A JP 2020045291A JP 2018172388 A JP2018172388 A JP 2018172388A JP 2018172388 A JP2018172388 A JP 2018172388A JP 2020045291 A JP2020045291 A JP 2020045291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cerium oxide
- containing composition
- sugar
- sugar derivative
- cerium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
Description
例えば、特許文献1には、セリウム含有ナノ粒子を、クエン酸及びエチレンジアミン四酢酸によって安定化した医薬組成物が開示され、酸化ストレス関連疾患等を予防的に治療することができることが開示されている。
そこで、本発明は、前述した4種類の活性酸素種(ROS)に対して、優れた消去能を有する酸化セリウム含有組成物、酸化セリウム含有組成物を含む医薬組成物を提供することを課題とする。
酸化セリウム粒子と糖誘導体を組み合わせて含むことで、高い反応性を持つ4種類の活性酸素種(ROS)、すなわちヒドロキシルラジカル(・OH)、スーパーオキサイド(O2 -・)、一重項酸素(1O2)、及び過酸化水素(H2O2)の何れにも優れた活性酸素消去能を示す。
このような糖誘導体を用いることで、優れた活性酸素消去能を発揮し、かつ生体安全性も高い。
これより、水への分散安定性が得られる。
これにより、pH変化を受けにくく、分散安定性も向上する。
凝集した水酸化セリウム粒子を、糖誘導体水溶液により解膠することを含む。
これにより、保存に適した製剤を製造できる。また、このようにして製造した酸化セリウム含有組成物は、水に再分散することも可能である。
また、本発明の製造方法によれば、優れた活性酸素消去能を示す酸化セリウム含有組成物を製造することができる。
以下、本発明の酸化セリウム含有組成物について説明をする。
本発明の酸化セリウム含有組成物は、酸化セリウム粒子、及び糖アルコールを含む。
以下、各成分について、説明する。
酸化セリウム粒子は、活性酸素種の消去能がある公知のものを用いることができる。
該組成物において、酸化セリウム粒子の平均一次粒子径は、好ましくは100nm以下、さらに好ましくは50nm以下、より好ましくは10nm以下である。
ここで、平均一次粒子径は、例えば透過型電子顕微鏡を用いて、粒子の画像を撮影し、撮影された画像から任意の10個以上の粒子について測定した直径の平均値として求めることができる。
また、動的光散乱法による散乱スペクトルの解析により行うこともできる。
糖誘導体としては特に制限されず、糖、糖アルコール、糖酸、及び配糖体から選ばれる。中でも、糖アルコールを好ましく用いることができ、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、ペンタエリスリトール、グリセリンを好ましく用いることができる。
酸化セリウム含有組成物における糖誘導体の含有量は特に制限されないが、固形分全量に対し、好ましくは1〜50質量%、さらに好ましくは5〜40質量%、特に好ましくは10〜30質量%である。
前記成分を含む、本発明の酸化セリウム含有組成物は、水を含むゾル(コロイド)であってもよく、水を実質的に含まない固形物であってもよい。
酸化セリウム含有組成物における、酸化セリウム粒子及び糖誘導体の含有量は特に制限されないが、固形分全量に対し、酸化セリウム粒子及び糖誘導体の合計量で好ましくは50〜100質量%、さらに好ましくは55〜99.99質量%、さらに好ましくは60〜99.9質量%、特に好ましくは70〜99質量%である。
水を含むゾル(コロイド)の場合には、水の含有量は、好ましくは90〜99.9質量%、さらに好ましくは99〜99.9質量%である。
固形物の場合には、水の含有量は、好ましくは1〜20質量%、さらに好ましくは1〜10質量%である。このような固形物は、水に再分散させることで、コロイドの形態とすることができる。
また、コロイド(固形物を再分散させた形態も含む)のpHは、好ましくは3〜7、さらに好ましくは4〜6である。
本発明では、例えば、メタリン酸塩を用いることが好ましい。メタリン酸塩としては、例えばメタリン酸ナトリウムが挙げられる。また、メタリン酸塩を用いる場合の濃度は、酸化セリウム粒子に対する質量比で、好ましくは1〜20、さらに好ましくは1〜10である。
これにより、酸化セリウム含有組成物を他の原料などと混合して、各機能を有する組成物を調製する際に、pHの影響を受けにくいという効果が得られ、また、分散安定性も向上する。
本発明の酸化セリウム含有組成は、例えば、以下の3工程を経ることで製造することができる。
1.水酸化セリウムの沈殿を得る。
2.水酸化セリウムの沈殿を溶液から分離精製する。
3.分離した水酸化セリウムを糖誘導体水溶液に分散する。
セリウム塩のモル数の2倍量以上であるアルカリ金属の水酸化物やアンモニアの水溶液と、セリウム塩又はセリウム塩水溶液を混合し、セリウムの水酸化物を生成させた後、固液分離と分離した固体部分のエタノール等での洗浄を繰り返し、水酸化セリウムの沈殿物を得る方法が挙げられる。
また、超音波照射下で、アルカリ金属の水酸化物やアンモニアの水溶液と、セリウム塩又はセリウム塩水溶液を混合し、セリウムの水酸化物を生成させた後、徐々に約100℃まで昇温し、熟成させる方法が挙げられる。
当該工程により、水酸化セリウムが糖誘導体分子と配位などしながら解膠しコロイド化して分散が進む過程と水酸化物から酸化物への結晶化が進む過程が同時に進行する。
例えば、酸化セリウム粒子をゾル(コロイド)として得た場合には、糖誘導体又はその水溶液を添加し、攪拌した後、60〜80℃で、18〜48時間静置して、本発明の酸化セリウム組成物を調製することが挙げられる。
また、固形物の酸化セリウム含有組成物を再度水に混合することで、コロイドを調製することができる。
乾燥の方法は、各必須成分の構造が維持される限り特に限定されないが、加熱乾燥、凍結乾燥などが挙げられる。
本発明の酸化セリウム含有組成物は、4種類の活性酸素種(ROS)、すなわちヒドロキシルラジカル(・OH)、スーパーオキサイド(O2 -・)、一重項酸素(1O2)、及び過酸化水素(H2O2)の何れにも優れた活性酸素消去能を示す。
従って、本発明の酸化セリウム含有組成物は、抗酸化剤とすることが好ましい。
本発明の酸化セリウム含有組成物は、必要に応じて他の原料と組み合わせることで、抗酸化用の医薬組成物、食品組成物、化粧料組成物等とすることが可能である。
具体的には、酸化ストレスにより引き起こされる疾患や状態の予防又は改善に用いるための医薬組成物、食品組成物、化粧料組成物とすることが可能である。
前記疾患として、アルツハイマーやパーキンソン病などの神経変性疾患が挙げられる。
医薬組成物の形態としては、経口医薬組成物が好ましく挙げられる。
<1>試験1
本発明は、糖アルコールを添加することによる、酸化セリウム含有組成物の効果を確認するために行った。
以下の2種の試料を調製した。
表1に示す原料を準備した。
続いて、得られた混合物について、遠心分離装置を用いて固液分離した。得られた固体部分(残渣)にエタノール40mlを添加し、スパーテルで残渣をほぐしながら、よく攪拌した。
前記と同様に遠心分離装置を用いて、固液分離をした。
再度、エタノールの添加と攪拌、固液分離を行った。
得られた固体部分(残渣)を0.1質量%ソルビトール水溶液300mlに分散させ、よく攪拌した後、75℃恒温槽に入れて24時間静置し解膠することで、コロイドである酸化セリウム含有組成物を得た。得られた酸化セリウム含有組成物は黄色透明であった。
得られた酸化セリウム含有組成物25.00gにおける酸化セリウム含有量は0.03g、ソルビトール量は0.025gであった。
ソルビトール水溶液を用いた解膠を行う代わりに、精製水を添加することにより、コロイドである酸化セリウム含有組成物を調製し、酸化セリウム含有組成物Bを得た。得られた酸化セリウム含有組成物は白色であった。
前述した酸化セリウム含有組成物A及びBについて、ヒドロキシルラジカル(・OH)、スーパーオキサイド(O2 -・)、一重項酸素(1O2)、及び過酸化水素(H2O2)の消去能を評価した。
超音波発生装置(Spin Nanotechnology IV−2,Nimo)を使用し、・OHと一重項酸素(1O2)を同時に、反応混合液中に発生させた[参考文献:1-4]。酸化セリウム含有組成物と、10mMのDMPOを含むBis-Tris-HCl緩衝液(pH7.0,最終濃度:50mM)を混合し、反応混合液を作成した。一定量(1mL)の反応混合液を、ガラス試験管(外径:φ15mm,壁厚:0.8mm,全長:85mm)に入れ、超音波(1650kHz,50W)を1分間照射した。超音波照射終了後、一定量(約50μL)を速やかにガラスキャピラリー(外径:φ1.3mm,内径:φ0.8mm,全長:120mm)に移し、パテで封をした後に、キャビティ内に固定されたEPR試料管に挿入した。X-bandEPR装置(JEF-FA100,JEOL)を用いて、以下の条件でDMPOと・OHの反応生成物であるDMPO-OHの測定を行った。
マイクロ波周波数:9.45GHz、マイクロ波パワー:4mW、中心磁場:336.5mT、掃引幅:±5mT、掃引解像度:8192points、掃引時間:120秒、時定数:0.1秒、磁場変調周波数:100kHz、変調幅:0.063mT。照射終了後から測定開始までは60秒であった。
得られたDMPO-OHのシグナルの二重積分値からスピン数を求めた。DMPO-OHの濃度は既知の濃度の1-Oxyl-2,2,6,6-tetramethyl-4-hydroxypiperidine(TEMPOL)水溶液のスピン数に基づいて算出した。
1. Kohno M, Mokudai T, Ozawa T, Niwano Y. Free radical formation from sonolysis of water in the presence of different gases. J Clin Biochem Nutr. 2011; 49(2): 96-101.
2. Tada M, Niwano Y, Kohno M. Generation Mechanism of Deferoxamine Radical by Tyrosine-Tyrosinase Reaction. Anal Sci. 2015; 31(9): 911-916.
3. Nakamura K, Kanno T, Ikai H, et al. Reevaluation of quantitative ESR spin trapping analysis of hydroxyl radical by applying sonolysis of water as a model system. Bull Chem Soc Jpn. 2010; 3: 1037-1046.
4. Matsumura Y, Iwasawa A, Kobayashi, T, et al. Detection of High-frequency Ultrasound-induced Singlet Oxygen by the ESR Spin-trapping Method. Chem. Lett. 2013; 42(10): 1291-1293.
・OHの発生と同様に、超音波発生装置を使用し、・OHと1O2を同時に、反応混合液中に発生させた。生じた1O2を、TPCを用いて選択的に検出した。酸化セリウム含有組成物と、5mMのTPCを含むTris-HCl緩衝液(pH8.0,最終濃度:50mM)を混合し、反応混合液を作成した。一定量(1mL)の反応混合液を、ガラス試験管(外径:φ15mm,壁厚:0.8mm,全長:85mm)に入れ、超音波(1650kHz,50W)を5分間照射した。超音波照射終了後、一定量(約50μL)を速やかにガラスキャピラリー(外径:φ1.3mm,内径:φ0.8mm,全長:120mm)に移し、パテで封をした後に、キャビティ内に固定されたEPR試料管に挿入した。X-bandEPR装置(JEF-FA100,JEOL)を用いて、以下の条件でTPCと1O2の反応生成物であるTPCラジカルの測定を行った。
マイクロ波周波数:9.45GHz、マイクロ波パワー:4mW、中心磁場:336.5mT、掃引幅:±5mT、掃引解像度:8192points、掃引時間:120秒、時定数:0.1秒、磁場変調周波数:100kHz、変調幅:0.063mT。照射終了後から測定開始までは60秒であった。
得られたTPCラジカルのシグナルの二重積分値からスピン数を求めた。TPCラジカルの濃度は既知の濃度のTEMPOL水溶液のスピン数に基づいて算出した
ヒポキサンチン(HPX)-キサンチンオキシダーゼ(XOD)による酵素反応によりスーパーオキサイド(O2 -・)を生成させた。スーパーオキサイド(O2 -・)の検出にはDMPOを用いた。DMPOとO2 -・の反応生成物(DMPO-OOH)のシグナルを安定化させるため、Dimethylsulfoxide(DMSO)を反応液中に加えた。HPX、DMPO、DMSOならびに酸化セリウム含有組成物を含むBis-Tris-HCl緩衝液(pH7.0)に、XODを混合することで酵素反応を開始させた。試薬の最終濃度は、HPX(0.25mM)、XOD(0.1U/mL)、DMPO(0.67M)、DMSO(3.5M)、Bis-Tris-HCl緩衝(50mM)であった。
酵素反応開始後、一定量(約50μL)を速やかにガラスキャピラリー(外径:φ1.3mm,内径:φ0.8mm,全長:120mm)に移し、パテで封をした後に、キャビティ内に固定されたEPR試料管に挿入した。X-bandEPR装置(JEF-FA100,JEOL)を用いて、以下の条件でDMPOとO2 -・の反応生成物であるDMPO-OOHのEPRシグナルを測定した。
マイクロ波周波数:9.45GHz、マイクロ波パワー:4mW、中心磁場:336.5mT、掃引幅:±5mT、掃引解像度:8192points、掃引時間:120秒、時定数:0.1秒、磁場変調周波数:100kHz、変調幅:0.063mT。酵素反応開始から測定開始までは60秒であった。
得られたDMPO-OOHのシグナルの二重積分値からスピン数を求めた。DMPO-OOHの濃度は既知の濃度のTEMPOL水溶液のスピン数に基づいて算出した
H2O2の分解反応により酸素と水が生じる(式1)。
TEMPOLのEPRシグナルは、生じた酸素のスピンとのスピン-スピン相互作用により線幅の広がりを見せる。酸素濃度増加によるスピン-スピン緩和時間(T2)に関係した線幅の広がりからH2O2消去能を評価した。
マイクロ波周波数:9.45GHz、マイクロ波パワー:4mW、中心磁場:336.8mT、掃引幅:±0.5mT、掃引解像度:8192points、掃引時間:60秒、時定数:0.1秒、磁場変調周波数:100kHz、変調幅:0.05mT。反応開始から測定開始までは60秒であった。
TEMPOLのEPRシグナルの高さ(signalheight)を記録し、(signalheight)1/2の値を算出することで線幅の値を求めた。
結果を、図1〜4に示す。
図1にDMPO-OHを検出した結果を示す。1分間の超音波の照射によって、約8μMのDMPO-OHが検出された。したがって、それに相応する濃度の・OHが検出された。0.1質量%の酸化セリウム含有組成物Aを含む反応混合液ではDMPO-OHの濃度が低下した。この結果から、酸化セリウム含有組成物Aによる・OHの消去が示唆された。一方、0.1質量%の酸化セリウム含有組成物Bを含む反応混合液ではDMPO-OHの濃度が増加した。これは、酸化セリウム含有組成物Bの有する酸化力に由来するものであると予想される。
図2にTPCラジカルを検出した結果を示す。5分間の超音波の照射によって、約11μMのTPCラジカルが検出された。したがって、それに相応する濃度の1O2が検出された。0.1質量%の酸化セリウム含有組成物Aを含む反応混合液ではTPCラジカルの濃度が低下した。この結果から、酸化セリウム含有組成物Aによる1O2の消去が示唆された。酸化セリウム含有組成物Aの1O2消去能は酸化セリウム含有組成物Bと比較して高かった。
図3にDMPO-OOHを検出した結果を示す。HPX-XOD反応によって、約19μMのDMPO-OOHが検出された。したがって、それに相応する濃度のO2 -・が検出された。0.1質量%の酸化セリウム含有組成物Aを含む反応混合液ではDMPO-OOHは観察されなかった。この結果から、酸化セリウム含有組成物AによるO2 -・の消去が示唆された。0.1質量%の酸化セリウム含有組成物Bの添加では、DMPO-OOHの濃度はほとんど変化しなかった。
図4に、TEMPOLの線幅の変化を示す。脱酸素条件の結果と比較して、0.1質量%の酸化セリウム含有組成物Aを添加することで、TEMPOLの線幅は時間依存的に増加した。この結果から、キャピラリー内の溶存酸素量の経時的な増加が示唆された。これはH2O2の分解による結果であると考えられる。時間当たりのTEMPOLの線幅の増大量は、酸化セリウム含有組成物Bの方が大きかった。したがって、H2O2消去能に関しては酸化セリウム含有組成物Bの方が高い値を示した。
酸化セリウム含有組成物は本実験で検出したDMPO-OH等の反応生成物を還元、消去することはなかった。以上のとおり、酸化セリウム粒子とソルビトールを含む酸化セリウム含有組成物Aは、4つのROSに対して、高い消去能を示した。特に、・OH、1O2、O2 -・の消去能は、異なる手法で製造した酸化セリウム含有組成物Bと比較して高い値を示した。
Claims (12)
- 酸化セリウム粒子、及び糖誘導体を含む、酸化セリウム含有組成物。
- 前記糖誘導体が、糖、糖アルコール、糖酸、及び配糖体から選ばれる、請求項1に記載の酸化セリウム含有組成物。
- 前記糖誘導体が糖アルコールであり、該糖アルコールが、ソルビトール又はマンニトールである、請求項2に記載の酸化セリウム含有組成物。
- 酸化セリウム粒子が糖誘導体水溶液に分散したコロイドである、請求項1〜3の何れかに記載の酸化セリウム含有組成物。
- 酸化セリウム粒子と、糖誘導体の含有量の質量比が、1:5×10-3〜1:5である、請求項1〜4の何れかに記載の酸化セリウム含有組成物。
- 酸化セリウム粒子の表面に糖誘導体が付着している、請求項1〜5の何れかに記載の酸化セリウム含有組成物。
- さらにメタリン酸塩を含む、請求項1〜6の何れかに記載の酸化セリウム含有組成物。
- 酸化セリウム粒子、及び糖誘導体を含む、酸化セリウム含有組成物の製造方法であって、
凝集した水酸化セリウム粒子を、糖誘導体水溶液により解膠することを含む、製造方法。 - 前記糖誘導体が、糖、糖アルコール、糖酸、及び配糖体から選ばれる、請求項8に記載の製造方法。
- 前記糖誘導体が、糖アルコールであり、該糖アルコールが、ソルビトール又はマンニトールである、請求項8又は9に記載の製造方法。
- さらに乾燥工程を含む、請求項8〜10の何れかに記載の製造方法。
- 前記糖誘導体水溶液における糖誘導体濃度は、0.01〜5質量%である、請求項8〜11の何れかに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018172388A JP2020045291A (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 酸化セリウム含有組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018172388A JP2020045291A (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 酸化セリウム含有組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020045291A true JP2020045291A (ja) | 2020-03-26 |
Family
ID=69900721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018172388A Pending JP2020045291A (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 酸化セリウム含有組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020045291A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113477068A (zh) * | 2021-05-30 | 2021-10-08 | 中国人民解放军东部战区疾病预防控制中心 | 香烟烟气活性氧清除剂的制备方法及添加方法 |
WO2022014122A1 (ja) * | 2020-07-13 | 2022-01-20 | 恒隆 川口 | セリウム化合物を有効成分として含む、医薬組成物 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01190626A (ja) * | 1988-01-25 | 1989-07-31 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 化粧品組成物 |
JPH06500256A (ja) * | 1990-08-31 | 1994-01-13 | エイエスイーシー・マニュファクチュアリング・カンパニー | 高度分散セリアを含む三元触媒の調製 |
JPH11228135A (ja) * | 1998-02-17 | 1999-08-24 | Toray Ind Inc | 酸化セリウム粉末とそれを含む化粧料、塗料およびプラスチック |
JP2004055861A (ja) * | 2002-07-22 | 2004-02-19 | Asahi Glass Co Ltd | 研磨剤および研磨方法 |
KR20160079328A (ko) * | 2014-12-26 | 2016-07-06 | 솔브레인 주식회사 | 화학 기계적 연마용 슬러리 조성물 및 이를 이용한 반도체 소자의 제조 방법 |
KR20170008636A (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 한국생명공학연구원 | 레반-산화세륨 나노입자 복합체 |
CN107189829A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-09-22 | 南宁市钱隆汽车租赁有限公司 | 汽油添加剂 |
WO2018062403A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 花王株式会社 | 研磨液組成物 |
JP2018059054A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-12 | 花王株式会社 | 研磨液組成物 |
-
2018
- 2018-09-14 JP JP2018172388A patent/JP2020045291A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01190626A (ja) * | 1988-01-25 | 1989-07-31 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 化粧品組成物 |
JPH06500256A (ja) * | 1990-08-31 | 1994-01-13 | エイエスイーシー・マニュファクチュアリング・カンパニー | 高度分散セリアを含む三元触媒の調製 |
JPH11228135A (ja) * | 1998-02-17 | 1999-08-24 | Toray Ind Inc | 酸化セリウム粉末とそれを含む化粧料、塗料およびプラスチック |
JP2004055861A (ja) * | 2002-07-22 | 2004-02-19 | Asahi Glass Co Ltd | 研磨剤および研磨方法 |
KR20160079328A (ko) * | 2014-12-26 | 2016-07-06 | 솔브레인 주식회사 | 화학 기계적 연마용 슬러리 조성물 및 이를 이용한 반도체 소자의 제조 방법 |
KR20170008636A (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 한국생명공학연구원 | 레반-산화세륨 나노입자 복합체 |
WO2018062403A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 花王株式会社 | 研磨液組成物 |
JP2018059054A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-12 | 花王株式会社 | 研磨液組成物 |
CN107189829A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-09-22 | 南宁市钱隆汽车租赁有限公司 | 汽油添加剂 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022014122A1 (ja) * | 2020-07-13 | 2022-01-20 | 恒隆 川口 | セリウム化合物を有効成分として含む、医薬組成物 |
CN113477068A (zh) * | 2021-05-30 | 2021-10-08 | 中国人民解放军东部战区疾病预防控制中心 | 香烟烟气活性氧清除剂的制备方法及添加方法 |
CN113477068B (zh) * | 2021-05-30 | 2023-05-16 | 中国人民解放军东部战区疾病预防控制中心 | 香烟烟气活性氧清除剂的制备方法及添加方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Candás-Zapico et al. | Single particle analysis of TiO2 in candy products using triple quadrupole ICP-MS | |
JP5914708B2 (ja) | 連続シリカ生成方法およびそれから調製したシリカ生成物 | |
JP3919482B2 (ja) | ガラス体製造のための熱分解法により製造された二酸化珪素、該二酸化珪素の製造方法および該二酸化珪素を含有する分散液 | |
JP2020045291A (ja) | 酸化セリウム含有組成物 | |
JP4468987B2 (ja) | トリテルペン含有のオレオゲル形成剤、トリテルペン含有のオレオゲルおよびトリテルペン含有のオレオゲルの製造方法 | |
JPH0244023A (ja) | 新規な吸収性沈降シリカ及びこのシリカを主体とした組成物 | |
JP2006161026A (ja) | 有機溶媒膨潤性ミクロゲル及びその製造方法 | |
WO1997002211A1 (en) | Amorphous silicas and oral compositions | |
JP6770517B2 (ja) | 焼成アパタイトを含む歯表面膜形成用粉体 | |
EP0785169B1 (en) | Amorphous silicas and oral compositions | |
Rao et al. | Growth-sensitive 3D ordered gold nanoshells precursor composite arrays as SERS nanoprobes for assessing hydrogen peroxide scavenging activity | |
JP2000505804A (ja) | フレーバーと相容性のシリカ、その製造方法及びそれを含有する歯磨き組成物 | |
CN100536816C (zh) | 一种辅酶q10纳米微囊乳液及其制备方法和应用 | |
CN108238628B (zh) | 氧化亚铜类材料的合成及其在光声技术检测硫化物上的应用 | |
US7166271B2 (en) | Silica-coated boehmite composites suitable for dentifrices | |
Umar et al. | Synthesis of ZnO nanoparticles using Sapindus rarak DC fruit pericarp extract for rhodamine B photodegradation | |
JPWO2008062871A1 (ja) | 微粒子酸化亜鉛粉体の製造方法及びこれを配合した化粧料 | |
JP6039484B2 (ja) | 組成物及び化粧料 | |
EP0315503A1 (fr) | Silice pour compositions dentifrices compatible notamment avec la chlorhexidine | |
JP2021038146A (ja) | N−アシルアミン類の製造方法 | |
TW201811306A (zh) | 口腔用組合物及口腔內齒垢分散劑 | |
EP3480197B1 (en) | Pyrroloquinone quinone monosodium, method for manufacturing same, and composition including same | |
JP2006282654A (ja) | 抗酸化剤 | |
WO2012041262A1 (en) | Method for activation of aqueous silver nanoparticle dispersions for surface enhanced raman spectroscopy | |
KR101095992B1 (ko) | 마이크로에멀젼을 이용한 풀러렌-실리카 나노복합체의 제조방법 및 상기 방법으로 제조된 풀러렌실리카 나노복합체를 함유하는 자외선차단용 조성물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20181121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20181122 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220527 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20221129 |