JPH11227884A - キャップ締め装置 - Google Patents

キャップ締め装置

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JPH11227884A
JPH11227884A JP3985798A JP3985798A JPH11227884A JP H11227884 A JPH11227884 A JP H11227884A JP 3985798 A JP3985798 A JP 3985798A JP 3985798 A JP3985798 A JP 3985798A JP H11227884 A JPH11227884 A JP H11227884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
gripping
holding
heads
bottle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3985798A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Suzuki
三夫 鈴木
Kenji Yamazaki
健二 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP3985798A priority Critical patent/JPH11227884A/ja
Publication of JPH11227884A publication Critical patent/JPH11227884A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップ締め装置において、各種形状のキャ
ップを確実に把持して締付可能とすること。 【解決手段】 キャップ保持装置21を有してなるキャ
ップ締め装置10において、キャップ把持装置21がキ
ャップ把持領域の周囲に配置される複数の把持ヘッド3
3を備え、各把持ヘッド33のそれぞれをキャップ把持
領域に対して前進させる把持シリンダ34を把持ヘッド
33毎に設けてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップを容器に
締付けるキャップ締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャップを容器に装着する装置に関して
キャップをキャップ把持装置で把持し、更に同キャップ
を容器の口部に押し当てて回転させ、キャップを容器の
口部に螺着するキャップ締め装置が提案されている(実
開平2-144596号)。
【0003】上記キャップ把持装置は、キャップ把持領
域の両側に位置する一対の把持爪を備え、これによりキ
ャップを把持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、キャップ
把持装置を構成する一対の把持爪のキャップ把持領域に
対する前進ストロークが互いに完全に同一となるように
構成されている。従って、キャップ把持領域の周囲に放
射状に配置した把持爪により、例えば、平面形状が楕円
形のキャップである場合には、一部の把持爪がキャップ
の長径側の側面に衝合した時点で全ての把持爪の前進が
止まり、全ての把持爪がキャップを把持できず、キャッ
プ把持装置がキャップに加える把持力が低下し、容器に
対するキャップの締付力が弱く、内容物の漏れを生ずる
虞れがある。
【0005】本発明の課題は、キャップ締め装置におい
て、各種形状のキャップを確実に把持して締付け可能と
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、キャップ把持装置を有してなるキャップ締め装置に
おいて、キャップ把持装置がキャップ把持領域の周囲に
配置される複数の把持ヘッドを備え、各把持ヘッドのそ
れぞれをキャップ把持領域に対して前進させる把持シリ
ンダを把持ヘッド毎に設けてなる装置である。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記把持ヘッドのそれぞれが
キャップ把持領域の周囲に互いに対象配置され、それら
の把持ヘッドが把持シリンダによりキャップ把持領域を
挟んで互いに同期的に対向移動できる装置である。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明は下記、の作用を
有する。 キャップ把持装置を構成する複数の把持ヘッドのそれ
ぞれが、それらの把持ヘッド毎に個別に設けられる把持
シリンダにより、キャップ把持領域に対して互いに独立
的に駆動される。結果、キャップの平面形状が楕円形、
略多面形もしくはこれら以外のいかなる形状であって
も、把持装置を構成する各把持ヘッドはそれらが個々に
対応するキャップの表面に衝合するに至るまで前進しキ
ャップを把持する。このため、キャップ把持装置は必要
十分な把持力をキャップに加え、容器に対するキャップ
の締付力も必要十分となる。
【0009】キャップ把持装置は、上記により、キ
ャップの平面がいかなる形状であっても対応でき、キャ
ップの品種替えにより、キャップの形状が変わっても、
同一のキャップ把持装置でそのまま対応でき、キャップ
把持装置の交換を要しない。従って、キャップ締め装置
の生産性を高め、交換部品の保管スペース等を要しな
い。
【0010】請求項2に記載の本発明は下記の作用を
有する。 把持ヘッドのそれぞれがキャップ把持領域の周囲に互
いに対称配置され、それらの把持ヘッドが把持シリンダ
によりキャップ把持領域を挟んで互いに同期的に対向移
動する場合、キャップは相対する把持ヘッドに同時に挟
まれて把持され、結果として、キャップ締付センター上
に正確に芯出し位置決めされる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はキャップ締め装置を示す全
体図、図2はキャップ把持装置を示す縦断面図、図3は
図2の要部平面図、図4は図2の要部側面図である。
【0012】キャップ締め装置10は、図1〜図4のと
おり、キャップ1をボトル2の口部に締付けるものであ
る。
【0013】キャップ締め装置10は、図1のとおり、
架台11に支柱12を立て、支柱12の上部に支持ブラ
ケット13Aを介して支持した昇降シリンダ14を備
え、昇降シリンダ14のピストンロッド下端に接続フレ
ーム15を取着してある。昇降シリンダ14には空気配
管が接続されている。接続フレーム15の下枠に設けた
軸受16に回転軸17を回転自在に吊下げ支持してい
る。回転軸17は支柱12の中間部の位置にそれぞれ支
持ブラケット13B、13Cを介して設けた軸受18、
19に回転且つ軸方向移動自在に支持してある。回転軸
17の下端にはクラッチ20を介してキャップ把持装置
21が結合されている。支柱12の中間部にはモータ2
2が固定され、モータ22の回転力はベルト車23、ベ
ルト24を介して、回転軸17の中間スプライン部にス
プライン結合されたベルト車25に伝えられ、回転軸1
7を回転可能としている。キャップ締め装置10は、モ
ータ22による回転軸17の回転によってキャップ把持
装置21を回転可能としており、このキャップ把持装置
21の回転中心をキャップ締付センターとするものであ
る。尚、回転軸17の上端には空気配管が接続される回
転継手26が設けられ、回転軸17に設けた空気供給路
27(図2)からキャップ把持装置21の後述する把持
シリンダ34に空気圧力を供給可能としている。
【0014】キャップ締め装置10は、架台11のテー
ブル11A上にボトル保持具28を配置し、キャップ締
め装置10のキャップ締付センター上にボトル2の口部
を設定可能としている。
【0015】キャップ把持装置21は、回転軸17の下
端に旋回板31を固定し、この旋回板31の下面のキャ
ップ締付センター上にキャップ押え具32を固定し、ボ
トル2の口部に供給されたキャップ1を、キャップ把持
装置21による把持前に、キャップ押え具32によって
上から押圧することにより該キャップ1の傾きを矯正可
能としている。尚、旋回板31の外周にはカバー31A
が設けられている。
【0016】キャップ把持装置21は、キャップ押え具
32の直下のキャップ把持領域の周囲に複数(本実施形
態では8個)の把持ヘッド33を配置し、各把持ヘッド
33のそれぞれをキャップ把持領域に対して前進させる
把持シリンダ34を把持ヘッド33毎に設けてある。こ
のとき、キャップ把持装置21は、キャップ把持領域の
周囲に上述の把持ヘッド33を対称配置し、それらの把
持ヘッド33を把持シリンダ34により互いに同期的に
対向移動できるようにしている。
【0017】尚、キャップ把持装置21は、旋回板31
の下面の外周側の周方向複数位置(本実施形態では8位
置)のそれぞれに固定された取付ブラケット35のそれ
ぞれに把持シリンダ34を支持し、各把持シリンダ34
のピストンロッドに取着されたL型スライダ36のそれ
ぞれに把持ヘッド33を設けてある。把持ヘッド33は
例えば硬質ゴム製である。また、キャップ把持装置21
は、把持シリンダ34の直下に位置する上述したL型ス
ライダ36のL型の横片を、その両側のスライダガイド
37によって挟んで直線方向にガイド可能としている。
スライダガイド37は取付ブラケット35に取着されて
いる。
【0018】キャップ締め装置10による楕円状のキャ
ップ1の締付け動作は以下のようになされる。 (1) 架台11のテーブル11Aの上のボトル保持具28
にボトル2を保持させ、ボトル2の口部をキャップ締付
センター上に設定し、このボトル2の口部にキャップ1
を載置するように供給する。このキャップ1の供給は、
例えば、オペレータの手作業、もしくはキャップ供給装
置による自動供給作業にてなされる。
【0019】(2) 昇降シリンダ14により回転軸17を
介して、キャップ把持装置21を原位置から下降させ
る。キャップ把持装置21の旋回板31の下面に設けて
あるキャップ押え具32により上記(1) のキャップ1を
押圧し、キャップ1の傾きを矯正する。
【0020】(3) キャップ把持装置21の全把持ヘッド
33をそれらの把持シリンダ34により原位置から互い
に同期的に前進させる。これにより、キャップ締付セン
ターまわりの放射方向(8方)において、相対する把持
ヘッド33がキャップ1を同時に挟んで把持し、且つ該
キャップ1をキャップ締付センター上に正確に芯出し位
置決めする。
【0021】(4) モータ22により回転軸17を回転
し、クラッチ20を介してキャップ把持装置21を回転
させる。これにより、キャップ把持装置21はそれらの
把持ヘッド33により把持したキャップ1を、前述した
昇降シリンダ14による押圧壁、ボトル2の口部に対し
て回転し、ボトル2の口部に設けてある雄ねじ部に螺着
させる。キャップ1がボトル2の口部の雄ねじ部の締付
端に達し、キャップ把持装置21がキャップ1に及ぼす
締付トルクが一定値を越えると、クラッチ20が滑り、
キャップ把持装置21による過回転を防止し、キャップ
1の締付作業を終了とする。
【0022】この後、モータ22による回転軸17の回
転を停止し、キャップ把持装置21の全把持ヘッド33
をそれらの把持シリンダ34により原位置に後退させ、
昇降シリンダ14によりキャップ把持装置21を原位置
に上昇させる。
【0023】尚、キャップ締め装置10は、楕円形のキ
ャップ1に限らず、円形のキャップ1、異形のキャップ
1等、多種形状のキャップ1をキャップ把持装置21に
より把持して締付けできる。
【0024】従って、本実施形態は以下の作用を有す
る。 キャップ把持装置21を構成する複数の把持ヘッド3
3のそれぞれが、それらの把持ヘッド33毎に個別に設
けられる把持シリンダ34により、キャップ把持領域に
対して互いに独立的に駆動される。従って、キャップ1
の平面形状が楕円形、もしくはこれら以外のいかなる形
状であっても、把持装置21を構成する各把持ヘッド3
3はそれらが個々に対応するキャップ1の表面に衝合す
るに至るまでその前進を停止することなく、結果として
全ての把持ヘッド33が必ずキャップ1を把持するに至
る。このため、キャップ把持装置21は必要十分な把持
力をキャップ1に加え、容器に対するキャップ1の締付
力も必要十分となる。
【0025】キャップ把持装置21は、上記によ
り、キャップ1の平面形状がいかなる形状にも対応でき
るから、キャップ1の品種替えにより、キャップ1の形
状が変わっても、同一のキャップ把持装置21でそのま
ま対応でき、キャップ把持装置21の交換を必要としな
い。従って、キャップ締め装置10の生産性を高め、交
換部品の保管スペース等を要しない。
【0026】把持ヘッド33のそれぞれがキャップ把
持領域の周囲に互いに対称配置され、それらの把持ヘッ
ド33が把持シリンダ34によりキャップ把持領域を挟
んで互いに同期的に対向移動される場合、キャップ1は
相対する把持ヘッド33に同時に挟まれて把持され、結
果として、キャップ締付センター上に正確に芯出し位置
決めもされる。
【0027】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャップ
締め装置において、各種形状のキャップを確実に把持し
て締付け可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はキャップ締め装置を示す全体図である。
【図2】図2はキャップ把持装置を示す縦断面図であ
る。
【図3】図3は図2の要部平面図である。
【図4】図4は図2の要部側面図である。
【符号の説明】
1 キャップ 10 キャップ締め装置 21 キャップ把持装置 33 把持ヘッド 34 把持シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ把持装置を有してなるキャップ
    締め装置において、 キャップ把持装置がキャップ把持領域の周囲に配置され
    る複数の把持ヘッドを備え、各把持ヘッドのそれぞれを
    キャップ把持領域に対して前進させる把持シリンダを把
    持ヘッド毎に設けてなることを特徴とするキャップ締め
    装置。
  2. 【請求項2】 前記把持ヘッドのそれぞれがキャップ把
    持領域の周囲に互いに対象配置され、それらの把持ヘッ
    ドが把持シリンダによりキャップ把持領域を挟んで互い
    に同期的に対向移動せしめられる請求項1記載のキャッ
    プ締め装置。
JP3985798A 1998-02-06 1998-02-06 キャップ締め装置 Withdrawn JPH11227884A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3985798A JPH11227884A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 キャップ締め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3985798A JPH11227884A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 キャップ締め装置

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JPH11227884A true JPH11227884A (ja) 1999-08-24

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ID=12564654

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JP3985798A Withdrawn JPH11227884A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 キャップ締め装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021054530A (ja) * 2019-09-28 2021-04-08 朱暁鳳 食品を自動でガラス瓶に詰める装置

Cited By (1)

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Effective date: 20050510