JPH11227766A - プラスチック容器 - Google Patents

プラスチック容器

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Publication number
JPH11227766A
JPH11227766A JP3711298A JP3711298A JPH11227766A JP H11227766 A JPH11227766 A JP H11227766A JP 3711298 A JP3711298 A JP 3711298A JP 3711298 A JP3711298 A JP 3711298A JP H11227766 A JPH11227766 A JP H11227766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
molding portion
plastic
molding
container body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3711298A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Tanaka
中 洋 二 田
Toru Ichikawa
川 徹 市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosokawa Yoko KK
Polymer Systems Co Ltd
Original Assignee
Hosokawa Yoko KK
Polymer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hosokawa Yoko KK, Polymer Systems Co Ltd filed Critical Hosokawa Yoko KK
Priority to JP3711298A priority Critical patent/JPH11227766A/ja
Publication of JPH11227766A publication Critical patent/JPH11227766A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛇腹状に折り畳んだ容器本体をプラスチック
フィルムが具有する復元性に抗してその状態に保持する
ので、プラスチック容器をコンパクト状態で廃棄するこ
とができる。 【解決手段】 プラスチックラミネートフィルムで筒状
に成形した容器本体11と、この容器本体11の両端に
インサートインジェクション成形手段により一体的に結
合された上側成形部12と下側成形部13と、上側成形
部および下側成形部の一方に形成された突部15と、上
側成形部および下側成形部の他方に形成された上記突部
を嵌合する凹部16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、化粧品
やクリームのような流動性物質や粉末コーヒーを収容す
るプラスチック容器に関する。
【0002】
【従来の技術】粉末コーヒー容器として、図6に示すよ
うに、プラスチックフィルムを筒状に成形した容器本体
1と、この容器本体1の開口端部に一体的に結合された
上側成形部2と下側成形部3とを有し、上側成形部2と
下側成形部3を同一外径としたものは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記形式の粉末コーヒ
ー容器においては、使用済みの粉末コーヒー容器は、上
側成形部と下側成形部を互いに接する方向に押圧してコ
ンパクトにした状態で廃棄されるのが通常であるが、容
器本体のプラスチックフィルムが具有する復元性により
容器本体に再び広がる方向の力が作用し、使用済みの粉
末コーヒー容器をコンパクトに保持することができな
い。本発明は上記した点を考慮してなされたもので、コ
ンパクト状態で廃棄されるプラスチック容器を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプラスチック容
器は、プラスチックラミネートフィルムで筒状に成形し
た容器本体と、この容器本体の両端にインサートインジ
ェクション成形手段により一体的に結合された上側成形
部と下側成形部と、上側成形部および下側成形部の一方
に形成された突部と、上側成形部および下側成形部の他
方に形成された上記突部を嵌合する凹部とを有して構成
される。本発明のプラスチック容器は、プラスチックラ
ミネートフィルムで筒状に成形した容器本体と、この容
器本体の両端にインサートインジェクション成形手段に
より一体的に結合された上側成形部と下側成形部とを有
し、上側成形部と下側成形部を互いに嵌合する寸法とし
たことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の態様】以下本発明の実施の態様を図面に
つき説明する。図1は、本発明によるプラスチック容器
を粉末コーヒー容器に適用した例を示す。粉末コーヒー
容器10は、筒状に成形した容器本体11と、この容器
本体11の開口端部にインサートインジェクション成形
手段により一体的に結合された上側成形部12と下側成
形部13とから形成され、上側成形部12には取出し口
14が突設されている。
【0006】上記容器本体10は、ガスバリヤー性が要
求される場合には、ポリエチレン30ミクロン/アルミ
ニウム箔12ミクロンの/ポリエステル12ミクロンの
ラミネートフィルムで成形することが適当であり、透明
でガスバリヤー性が要求される場合には、ポリプロピレ
ン50ミクロン/ガラス蒸着ポリエステル12ミクロン
/ポリプロピレン50ミクロンのラミネートフィルムで
成形することが適当である。
【0007】上記上側成形部12の下端部には、下方に
突出する全体形状を矢印状とした係合突部15が形成さ
れている。係合突部15の数は、好ましくは、直径線上
に配置された2つであるが、係合突部15の数は、必要
に応じて可変する。また、上記下側成形部13の上端部
には、上記係合突部15に対応して係合突部15が嵌合
される凹部16が形成されている。
【0008】つぎに、作用を説明する。粉末コーヒー容
器10に充填され粉末コーヒーは、粉末コーヒー容器1
0を反転することにより、上側成形部12に設けた取出
し口14から取り出される。粉末コーヒーの取り出し
は、粉末コーヒー容器10が空になるまで行われる。粉
末コーヒー容器10が空になると、空になった粉末コー
ヒー容器10は、使用済み容器として廃棄されるが、空
になった粉末コーヒー容器10をこのまま廃棄すると、
空になった粉末コーヒー容器10は、全体形状が高いた
め、かさばってしまう。
【0009】そこで、空になった粉末コーヒー容器10
は、図2に示すように、容器本体11のプラスチックフ
ィルムが具有する柔軟性を利用して、上側成形部12と
下側成形部13を互いに接する方向に押圧し、上側成形
部12の下端部に設けた矢印状係合突部15を下側成形
部13の上端部に設けた凹部16に嵌合する。これによ
り、空になった粉末コーヒー容器10は、容器本体11
を蛇腹状に折り畳んだ状態を保持し、コンパクトな形態
で廃棄される。また、使用前の段階で、粉末コーヒー容
器10をコンパクトな形態に保持すれば、同じダンボー
ル箱に従来のものより多数収容して納入することができ
る。
【0010】図3は本発明による粉末コーヒー容器の他
の変形例を示し、図3に示す粉末コーヒー容器10a
は、図1と同様に、筒状に成形した容器本体11aと、
この容器本体11aの開口端部にインサートインジェク
ション成形手段により一体的に結合された上側成形部1
2aと下側成形部13aとから形成されているが、上側
成形部12aの内径は、下側成形部13aの外径よりわ
ずかに大径をなしている。そのため、図4に示すよう
に、上側成形部12aと下側成形部13aを互いに接す
る方向に押圧すると、上側成形部12aが下側成形部1
3aに外嵌し、空になった粉末コーヒー容器10aは、
容器本体11aを蛇腹状に折り畳んだ状態を保持し、コ
ンパクトな形態で廃棄される。
【0011】図3に示す粉末コーヒー容器10aにおい
ては、容器本体11aは、下端が小径で上端が大径であ
るが、容器本体11aを下端から上端まで同一径とする
こともできる。図3に示す粉末コーヒー容器において、
上側成形部12aに下方を小径とした傾斜面を設け、下
側成形部13aに上側成形部12aの傾斜面に対応した
傾斜面を設けて、上側成形部12aと下側成形部13a
を嵌合することもできる。
【0012】図5は本発明によるプラスチック容器の他
の変形例を示し、図5に示すプラスチック容器10b
は、下端を円形上端を偏平とした容器本体11bと、こ
の容器本体11bの上部にインサートインジェクション
成形手段により一体的に結合された口部12bと、容器
本体11bの下部にインサートインジェクション成形手
段により一体的に結合された下側成形部13bとから形
成されている。下側成形部13bには口部12bが装着
される凹部16bが形成されている。上記プラスチック
容器10bは、内容物を取り出して空になった後、容器
本体11bを二つ折りして、口部12bを下側成形部1
3bの凹部16bに装着することで折り畳んだ状態を保
持し、コンパクトな形態で廃棄することができる。
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプラスチッ
ク容器によれば、上側成形部と下側成形部を嵌合するこ
とで、蛇腹状に折り畳んだ容器本体をプラスチックフィ
ルムが具有する復元性に抗してその状態に保持するの
で、プラスチック容器をコンパクト状態で廃棄すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラスチック容器を示す斜視図。
【図2】図1に示すプラスチック容器の廃棄状態を示す
図。
【図3】本発明によるプラスチック容器の他の実施の形
態を示す斜視図。
【図4】図3に示すプラスチック容器の廃棄状態を示す
図。
【図5】本発明によるプラスチック容器の他の実施の形
態を示す図。
【図6】従来のプラスチック容器を示す斜視図。
【符号の説明】
10 プラスチック容器 11 容器本体 12 上部成形部 13 下部成形部 15 突部 16 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックラミネートフィルムで筒状に
    成形した容器本体と、この容器本体の両端にインサート
    インジェクション成形手段により一体的に結合された上
    側成形部と下側成形部と、上側成形部および下側成形部
    の一方に形成された突部と、上側成形部および下側成形
    部の他方に形成された上記突部を嵌合する凹部とを有す
    ることを特徴とするプラスチック容器。
  2. 【請求項2】プラスチックラミネートフィルムで筒状に
    成形した容器本体と、この容器本体の両端にインサート
    インジェクション成形手段により一体的に結合された上
    側成形部と下側成形部とを有し、上側成形部と下側成形
    部を互いに嵌合する寸法としたことを特徴とするプラス
    チック容器。
  3. 【請求項3】上側成形部に下方を小径とした傾斜面、下
    側成形部に上側成形部の傾斜面に対応した傾斜面を設け
    たことを特徴とする請求項2に記載のプラスチック容
    器。
JP3711298A 1998-02-19 1998-02-19 プラスチック容器 Pending JPH11227766A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20040120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040217