JPH11227762A - 合成樹脂製角型折り畳み運搬容器 - Google Patents

合成樹脂製角型折り畳み運搬容器

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JPH11227762A
JPH11227762A JP3872398A JP3872398A JPH11227762A JP H11227762 A JPH11227762 A JP H11227762A JP 3872398 A JP3872398 A JP 3872398A JP 3872398 A JP3872398 A JP 3872398A JP H11227762 A JPH11227762 A JP H11227762A
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JP
Japan
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side wall
synthetic resin
pair
square
transport container
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Application number
JP3872398A
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English (en)
Inventor
Akira Ito
明 伊藤
Takashi Fujitani
崇 藤谷
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 角型底部及び二対の側壁部を有する運搬
容器に於いて、一対の側壁部が角型底部上に折り畳むこ
とができるとともに折り畳んだ状態から180度拡開さ
せることができ、且つ他の一対の側壁部が角型底部上に
折り畳んだ前記一対の側壁部の上に折り畳むことができ
るとともに折り畳んだ状態から180度拡開させること
ができる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器。 【効果】 側壁部を折り畳んだ状態から180度拡開さ
せることにより、角型底部及び側壁部をほぼ平面にする
ことができる為に容器内部を容易に洗浄することがで
き、また全ての側壁部が角型底部上に折り畳めることに
より未使用時の省スペース化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、種々の物品を運搬
する際に使用する合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に関
する。
【0002】
【従来の技術】未使用時に角型底部上に各側壁部を折り
畳むことができる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器が使
用されているが、従来の合成樹脂製角型折り畳み運搬容
器は容器内部を洗浄することが困難であった。かかる運
搬容器としては、一対の側壁部が外側に180度拡開で
きるものの、他の一対の側壁部が角型底部の周辺に立設
し外側に180度拡開できないものであるため、容器内
部を洗浄するのが困難であった。
【0003】また、各側壁部が外側に180度拡開でき
るものの、各側壁部を角型底部上に折り畳むことができ
ない運搬容器が従来知られている。しかし、かかる運搬
容器は、各側壁部を外側に180度拡開できるため洗浄
が容易であるものの、側壁部を折り畳めないため運搬時
にスペースを取り、また保管の時にも余分な場所を確保
しなければならないという不都合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容器内部を
容易に洗浄することができ、しかも全側壁部を内側に折
り畳める合成樹脂製角型折り畳み運搬容器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、角型底部、該
角型底部の周辺に対向して立設させることができる一対
の側壁部及び角型底部の周辺に対向して立設させること
ができる他の一対の側壁部を有する合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器に於いて、一対の側壁部が角型底部上に折
り畳むことができるとともに折り畳んだ状態から180
度拡開させることができ、且つ他の一対の側壁部が角型
底部上に折り畳んだ前記一対の側壁部の上に折り畳むこ
とができるとともに折り畳んだ状態から180度拡開さ
せることができることを特徴とする合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器に関する。
【0006】本発明は、一対の側壁部が角型底部の対向
する周辺に設けられた連結軸部を側壁部の下端に設けら
れた軸受部に嵌合させることによって構成されている蝶
番によって連結され、また他の一対の側壁部が角型底部
の対向する他の周辺の底面から一段立ち上がった段部に
設けられた連結軸部を該側壁部の下端に設けられた軸受
部に嵌合させることによって構成されている蝶番によっ
て連結されている前記合成樹脂製角型折り畳み運搬容器
に関する。
【0007】本発明は、角型底部の他の対向する周辺に
底面から一段立ち上がった段部がその外側縁と肉薄ヒン
ジ部を介して接続された内外2重壁構造のジョイント部
が形成され、該ジョイント部に設けられた連結軸部を側
壁部の下端に設けられた軸受部に嵌合させることによっ
て構成されている蝶番によって連結されている前記合成
樹脂製角型折り畳み運搬容器に関する。
【0008】本発明は、一対の側壁部の各両端にピンが
形成されるとともに他の一対の側壁部の各両端付近に円
弧状通孔が形成され、円弧状通孔内に係合させたピンを
円弧状通孔の下端に移動させた際に各側壁部を折り畳む
ことができるとともに円弧状通孔内に係合させたピンを
円弧状通孔の上端に移動させた際に各側壁部を角型底部
の周辺に立設させることができる前記合成樹脂製角型折
り畳み運搬容器に関する。
【0009】本発明は、一対の側壁部の各両端に通孔が
形成されるとともに他の一対の側壁部の各両端の内面に
固定爪が形成され、各側壁部を角型底部の周辺に立設さ
せた際に通孔に固定爪を係止させることによって立設さ
せた各側壁部を固定することができる前記合成樹脂製角
型折り畳み運搬容器に関する。
【0010】本発明は、一対の側壁部に形成されたピン
の頭部を他の一対の側壁部に形成された円弧状通孔の下
端に設けられた切欠に通して該ピンを該円弧状通孔から
外した後に、各側壁部を180度に拡開させることがで
きる前記合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に関する。
【0011】また、本発明は、容器全体が合成樹脂製で
ある前記合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器について説明す
る。
【0013】図1は本発明に係わる合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器に於いて各側壁部を角型底部の周辺に立設
させた状態を示す斜視図であり、図2は本発明に係わる
合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於いて各側壁部を折
り畳んだ状態を示す斜視図であり、図3は本発明に係わ
る合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於いて各側壁部を
折り畳んだ状態から180度拡開させた状態を示す斜視
図であり、図4右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型
折り畳み運搬容器に於いて角型底部の周辺に各側壁部を
立設させた状態の部分正面図であり、図4左半分は本発
明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於いて角
型底部の周辺に各側壁部を立設させた状態の部分断面図
であり、図5右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折
り畳み運搬容器に於いて角型底部の周辺に各側壁部を立
設させた状態の部分断面図であり、図5左半分は本発明
に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於いて角型
底部の周辺に各側壁部を立設させた状態の部分側面図で
あり、図6右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器に於いて一対の側壁部を折り畳むとともに
他の一対の側壁部を立設させた状態の部分断面図であ
り、図6左半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳
み運搬容器に於いて各側壁部を折り畳んだ状態の部分断
面図であり、図7右半分は本発明に係わる合成樹脂製角
型折り畳み運搬容器に於ける肉薄ヒンジ部でジョイント
部を下方に折り曲げた状態の底部の部分平面図であり、
図7左半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運
搬容器に於ける肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方に折
り曲げた状態の底部の部分底面図であり、図8右半分は
本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於け
る肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方に折り曲げた状態
の底部の部分正面図であり、図8左半分は本発明に係わ
る合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於ける肉薄ヒンジ
部でジョイント部を下方に折り曲げた状態の底部の部分
断面図であり、図9右半分は本発明に係わる合成樹脂製
角型折り畳み運搬容器に於ける肉薄ヒンジ部でジョイン
ト部を下方に折り曲げた状態の底部の部分断面図であ
り、図9左半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳
み運搬容器に於ける肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方
に折り曲げた状態の底部の部分側面図であり、図10右
半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器
に於ける側壁部の部分正面図であり、図10左半分は本
発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於ける
側壁部の部分背面図であり、図11右半分は本発明に係
わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於ける側壁部の
部分平面図であり、図11左半分は本発明に係わる合成
樹脂製角型折り畳み運搬容器に於ける側壁部の部分横断
面図であり、図12は本発明に係わる合成樹脂製角型折
り畳み運搬容器に於ける側壁部の縦断面図であり、図1
3右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬
容器に於ける他の側壁部の部分正面図であり、図13左
半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器
に於ける他の側壁部の部分背面図であり、図14右半分
は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於
ける他の側壁部の部分平面図であり、図14左半分は本
発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於ける
他の側壁部の部分横断面図であり、図15は本発明に係
わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於ける他の側壁
部の縦断面図である。
【0014】本発明は、角型底部1、該角型底部1の周
辺に対向して立設させることができる一対の側壁部2及
び角型底部1の周辺に対向して立設させることができる
他の一対の側壁部3を有する合成樹脂製角型折り畳み運
搬容器に於いて、一対の側壁部2が角型底部1上に折り
畳むことができるとともに折り畳んだ状態から180度
拡開させることができ、且つ他の一対の側壁部3が角型
底部1上に折り畳んだ前記一対の側壁部2の上に折り畳
むことができるとともに折り畳んだ状態から180度拡
開させることができることを特徴とする合成樹脂製角型
折り畳み運搬容器に関する。
【0015】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運
搬容器に於いて、角型底部1の対向する一対の周辺に
は、角型底部1の周辺に立設することができ、且つ角型
底部1上に折り畳むことができるとともに折り畳んだ状
態から180度拡開させることができる一対の側壁部2
が、蝶番によって連結されている。角型底部1と側壁部
2とを連結する蝶番は、例えば角型底部1の対向する一
対の周辺に設けられた連結軸部11を側壁部2の下端に
設けられた軸受部21に嵌合させることによって構成す
ることが好ましいが、必要に応じて角型底部1の対向す
る一対の周辺に設けられた軸受部に側壁部2の下端に設
けられた連結軸部を嵌合させることによって構成しても
よいし、或いは金属棒等より成る連結軸部を別に設け、
それを角型底部1の対向する一対の周辺に設けられた軸
受部及び側壁部2の下端に設けられた軸受部に嵌合させ
ることによって構成してもよい。かかる蝶番、即ち連結
軸部及び軸受部は、当該容器を廃棄処理する上から樹脂
製であるのが好ましい。
【0016】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運
搬容器に於いては、角型底部1と側壁部2とを連結する
蝶番を折り曲げることにより、角型底部1上に側壁部2
を折り畳んだり、折り畳んだ側壁部2を立設させたり、
折り畳んだ状態から側壁部2を180度拡開させたり、
或いは180度拡開させた側壁部2を内側に折り畳んだ
りすることができる。
【0017】また、本発明の運搬容器の角型底部1の対
向する一対の周辺には、角型底部1の周辺に立設するこ
とができ、且つ角型底部1上に折り畳まれた一対の側壁
部2の上に折り畳まむことができるとともに折り畳んだ
状態から180度拡開させることができる一対の側壁部
3が、角型底部1に連結されている。
【0018】即ち、好ましい態様としては、角型底部1
の対向する他の一対の周辺には、底面から一段立ち上が
った段部12が形成されるとともに該段部12の外側縁
と肉薄ヒンジ部13を介して接続された内外2重壁構造
のジョイント部14が形成され、該ジョイント部14に
角型底部1の周辺に立設させることができ、且つ角型底
部1上に折り畳んだ一対の側壁部2の上に折り畳むこと
ができるとともに折り畳んだ状態から180度拡開させ
ることができる他の一対の側壁部3が蝶番によって連結
されている。ジョイント部14と側壁部3とを連結する
蝶番は、例えば側壁部3の下端に設けられた連結軸部3
1をジョイント部14に設けられた軸受部15を嵌合さ
せることによって構成することが好ましいが、必要に応
じて側壁部3の下端に設けられた軸受部にジョイント部
14に設けられた連結軸部を嵌合させることによって構
成してもよいし、或いは金属棒等より成る連結軸部を別
に設け、それを側壁部3の下端に設けられた軸受部及び
ジョイント部14に設けられた軸受部に嵌合させること
によって構成してもよい。本発明に係わる合成樹脂製角
型折り畳み運搬容器に於いては、ジョイント部14と側
壁部3とを連結する蝶番を折り曲げることにより、角型
底部1上に折り畳んだ側壁部2の上に側壁部3を折り畳
んだり、折り畳んだ側壁部3を立設させたりすることが
でき、また肉薄ヒンジ部13を折り曲げることにより、
立設させた側壁部3を折り畳んだ状態から180度拡開
させた状態に拡開させたり、180度拡開させた側壁部
3を内側に折り畳んで立設させたりすることができる。
【0019】前記ジョイント部14は、上記のように角
型底部1に肉薄ヒンジ部13を介して接続されなくて、
該ジョイント部の下端に設けられた軸受部に角型底部1
に設けられた連結軸部を嵌合させることによって連結し
てもよく、該ジョイント部と側壁部3とが肉薄ヒンジ部
を介して連結してもよい。かかるヒンジ部の代わりに蝶
番によって連結してもよいが、ジョイント部14と角型
底部1及び側壁部3との連結が両者とも蝶番になるため
組立作業工程が増える。
【0020】尚、本発明の運搬容器の一対の側壁部に形
成することができるジョイント部14は、その上部に位
置する側壁部3が外側に180度拡開した時に同時に外
側に180拡開し、また側壁部3に対して立設した時
(組み立て時)に該ジョイント部の側壁に設置されたス
プリングとジョイント部の側壁と対向する側壁部3の側
壁に設けられたスプリングの着脱自在の孔によって簡易
的に停止せしめることができる。このように両側の側壁
部3を一時的に立てることが可能とすることにより、他
の一対の側壁部2のピン22を側壁部3の円弧状通孔3
2に容易に嵌着することができる。
【0021】また、角型底部1の対向する他の一対の周
辺には、底面から一段立ち上がった段部12が肉薄ヒン
ジ部でなく直接角型底部1に形成されており、該段部1
2の先端部に設けられた軸受部に側壁部3の下端に設け
られた連結軸部31を嵌合させることによって構成する
蝶番によってほぼ180度拡開するように側壁部3がと
りつけることもできる。
【0022】図1乃至図15に示す合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器は、一対の側壁部2の各両端にピン22が
形成されるとともに他の一対の側壁部3の各両端付近に
円弧状通孔32が形成されており、円弧状通孔32内に
係合させたピン22を円弧状通孔32の下端に移動させ
ながら角型底部1と側壁部2とを連結する蝶番を折り曲
げて側壁部2を折り畳んだ後に、角型底部1と側壁部3
とを連結する蝶番を折り曲げて側壁部3を折り畳むこと
により、図1に示すように立設させた各側壁部を図2に
示すように折り畳むことができ、また角型底部1と側壁
部3とを連結する蝶番を折り曲げて側壁部3を立設させ
た後に、円弧状通孔32内に係合させたピン22を円弧
状通孔32の上端に移動させながら角型底部1と側壁部
2とを連結する側壁部2を立設させることにより、図2
に示すように折り畳んだ各側壁部を図1に示すように立
設させることができる。
【0023】各側壁部を角型底部1の周辺に立設させた
際に、側壁部3の各両端の内面に形成された固定爪33
を側壁部2の両端に形成された通孔23に係止させるこ
とにより、立設させた各側壁部を安定に固定することが
できる。
【0024】図1乃至図15に示す合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器は、角型底部1と側壁部2とを連結する蝶
番を折り曲げることにより、立設させた側壁部2を折り
畳んだ状態から180度拡開させた状態に拡開させた
り、180度拡開させた側壁部3を内側に折り畳んで立
設させることができ、またピン22の頭部を円弧状通孔
32の下端に設けられた切欠34に通してピン22を円
弧状通孔32から外した後に、肉薄ヒンジ部13を折り
曲げることにより、立設させた側壁部3を折り畳んだ状
態から180度拡開させた状態に拡開させたり、180
度拡開させた側壁部3を内側に折り畳んで立設させるこ
とができる。
【0025】尚、運搬容器の側壁部に開口部を設けたく
ない場合には、上記ピン22、上記円弧状通孔32や図
示するような開口部を設けないものが使用できる。本発
明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於いて
は、例えば側壁部2を短側壁部とし、側壁部3を長側壁
部とすることが好ましいが、必要に応じて側壁部2と側
壁部3を同じ長さにしてもよし、側壁部2を長側壁部と
し、側壁部3を短側壁部としてもよい。
【0026】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運
搬容器に於いて、角型底部1、側壁部2、側壁部3等
は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂を使用
して射出成形によって成形することができるが、段部1
2とジョイント部14との間に肉薄ヒンジ部13が設け
られた角型底部1はポリプロピレンによって形成するこ
とが好ましい。特に、本発明の運搬容器は蝶番の部分も
含めて全てが合成樹脂からなるものが廃棄処理の容易さ
から好ましい。
【0027】
【発明の効果】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み
運搬容器は、図3に示すように、側壁部2を折り畳んだ
状態から180度拡開させるとともに側壁部3を折り畳
んだ状態から180度拡開させることにより、角型底部
1、側壁部2及び側壁部3をほぼ平面にすることができ
る為に容器内部を容易に洗浄することができ、また全て
の側壁部が角型底部1上に折り畳めることにより未使用
時の省スペース化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容
器に於いて各側壁部を角型底部の周辺に立設させた状態
を示す斜視図である。
【図2】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容
器に於いて各側壁部を折り畳んだ状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容
器に於いて各側壁部を折り畳んだ状態から180度拡開
させた状態を示す斜視図である。
【図4】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳
み運搬容器に於いて角型底部の周辺に各側壁部を立設さ
せた状態の部分正面図であり、左半分は本発明に係わる
合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於いて角型底部の周
辺に各側壁部を立設させた状態の部分断面図である。
【図5】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳
み運搬容器に於いて角型底部の周辺に各側壁部を立設さ
せた状態の部分断面図であり、左半分は本発明に係わる
合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於いて角型底部の周
辺に各側壁部を立設させた状態の部分側面図である。
【図6】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳
み運搬容器に於いて一対の側壁部を折り畳むとともに他
の一対の側壁部を立設させた状態の部分断面図であり、
左半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容
器に於いて各側壁部を折り畳んだ状態の部分断面図であ
る。
【図7】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳
み運搬容器に於ける肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方
に折り曲げた状態の底部の部分平面図であり、左半分は
本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於け
る肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方に折り曲げた状態
の底部の部分底面図である。
【図8】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳
み運搬容器に於ける肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方
に折り曲げた状態の底部の部分正面図であり、左半分は
本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於け
る肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方に折り曲げた状態
の底部の部分断面図である。
【図9】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳
み運搬容器に於ける肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方
に折り曲げた状態の底部の部分断面図であり、左半分は
本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於け
る肉薄ヒンジ部でジョイント部を下方に折り曲げた状態
の底部の部分側面図である。
【図10】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器に於ける側壁部の部分正面図であり、左半
分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に
於ける側壁部の部分背面図である。
【図11】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器に於ける側壁部の部分平面図であり、左半
分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に
於ける側壁部の部分横断面図である。
【図12】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬
容器に於ける側壁部の縦断面図である。
【図13】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬
容器に於ける他の側壁部の部分正面図であり、左半分は
本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於け
る他の側壁部の部分背面図である。
【図14】右半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り
畳み運搬容器に於ける他の側壁部の部分平面図であり、
左半分は本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬容
器に於ける他の側壁部の部分横断面図である。
【図15】本発明に係わる合成樹脂製角型折り畳み運搬
容器に於ける他の側壁部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 角型底部 11 連結軸部 12 段部 13 肉薄ヒンジ部 14 ジョイント部 15 軸受部 2 側壁部 21 軸受部 22 ピン 23 通孔 3 側壁部 31 連結軸部 32 円弧状通孔 33 固定爪 34 切欠

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角型底部、該角型底部の周辺に対向して
    立設させることができる一対の側壁部及び角型底部の周
    辺に対向して立設させることができる他の一対の側壁部
    を有する合成樹脂製角型折り畳み運搬容器に於いて、一
    対の側壁部が角型底部上に折り畳むことができるととも
    に折り畳んだ状態から180度拡開させることができ、
    且つ他の一対の側壁部が角型底部上に折り畳んだ前記一
    対の側壁部の上に折り畳むことができるとともに折り畳
    んだ状態から180度拡開させることができることを特
    徴とする合成樹脂製角型折り畳み運搬容器。
  2. 【請求項2】 一対の側壁部が角型底部の対向する周辺
    に設けられた連結軸部を側壁部の下端に設けられた軸受
    部に嵌合させることによって構成されている蝶番によっ
    て連結され、また他の一対の側壁部が角型底部の対向す
    る他の周辺の底面から一段立ち上がった段部に設けられ
    た連結軸部を該側壁部の下端に設けられた軸受部に嵌合
    させることによって構成されている蝶番によって連結さ
    れている請求項1記載の合成樹脂製角型折り畳み運搬容
    器。
  3. 【請求項3】 角型底部の他の対向する周辺に底面から
    一段立ち上がった段部がその外側縁と肉薄ヒンジ部を介
    して接続された内外2重壁構造のジョイント部が形成さ
    れ、該ジョイント部に設けられた連結軸部を側壁部の下
    端に設けられた軸受部に嵌合させることによって構成さ
    れている蝶番によって連結されている請求項1又は請求
    項2記載の合成樹脂製角型折り畳み運搬容器。
  4. 【請求項4】 一対の側壁部の各両端にピンが形成され
    るとともに他の一対の側壁部の各両端付近に円弧状通孔
    が形成され、円弧状通孔内に係合させたピンを円弧状通
    孔の下端に移動させた際に各側壁部を折り畳むことがで
    きるとともに円弧状通孔内に係合させたピンを円弧状通
    孔の上端に移動させた際に各側壁部を角型底部の周辺に
    立設させることができる請求項1、請求項2又は請求項
    3記載の合成樹脂製角型折り畳み運搬容器。
  5. 【請求項5】 一対の側壁部の各両端に通孔が形成され
    るとともに他の一対の側壁部の各両端の内面に固定爪が
    形成され、各側壁部を角型底部の周辺に立設させた際に
    通孔に固定爪を係止させることによって立設させた各側
    壁部を固定することができる請求項4記載の合成樹脂製
    角型折り畳み運搬容器。
  6. 【請求項6】 一対の側壁部に形成されたピンの頭部を
    他の一対の側壁部に形成された円弧状通孔の下端に設け
    られた切欠に通して該ピンを該円弧状通孔から外した後
    に、各側壁部を180度に拡開させることができる請求
    項4記載の合成樹脂製角型折り畳み運搬容器。
  7. 【請求項7】 容器全体が合成樹脂製である請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の合成
    樹脂製角型折り畳み運搬容器。
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