JPH11227458A - 自動車のドア構造 - Google Patents

自動車のドア構造

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JPH11227458A
JPH11227458A JP10031703A JP3170398A JPH11227458A JP H11227458 A JPH11227458 A JP H11227458A JP 10031703 A JP10031703 A JP 10031703A JP 3170398 A JP3170398 A JP 3170398A JP H11227458 A JPH11227458 A JP H11227458A
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sash
front side
collision energy
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door structure
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Yasukuni Matsuura
康城 松浦
Tetsuo Maki
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントピラー回りの衝突エネルギー吸収特
性の向上を図る。 【解決手段】 フルドアタイプのドアサッシュ7の前側
辺7Fのフロントピラー1前部への廻り込んだ前端部
に、車両進行方向と略平行な縦壁部10を設けることに
より、該縦壁部10の存在によって車両進行方向と略平
行に飛来して来る飛来物体Mの衝突方向の剛性が高めら
れるため、衝突の初期荷重が立ち上げられると共に、サ
ッシュ前側辺7Fの全体的な潰れ変形で衝突エネルギー
を吸収できるため、衝突エネルギー吸収量を大きくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のドア構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の中には、例えば図24に示すよ
うにフロントピラー30の前側面に緩衝パネル31を接
合して閉断面部32を構成したものが知られている(特
開平9−39833号公報参照)。
【0003】この緩衝パネル31はドアサッシュ33の
外面と略整合するようにして外観を整えてあり、車両前
方から飛来物体Mが衝突した際に該緩衝パネル31が潰
れ変形することによって、フロントピラー30及び飛来
物体Mの衝撃及び損傷を軽減させようとするものであ
る。図24中34はフロントウインドウパネルを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】緩衝パネル31をフロ
ントピラー30の前側面に接合配置してあるため、飛来
物体Mの衝突により該緩衝パネル31が変形した場合に
その修理性が悪く、また、別部品の緩衝パネル31を用
いているためコスト的におよび重量的に不利となってし
まう。
【0005】また、衝突エネルギー吸収をこの緩衝パネ
ル31の潰れ変形により行わせるものであるから、該緩
衝パネル31の潰れ変形する表面部分の質量が小さくマ
ス効果による衝突エネルギー吸収量が少なく、飛来物体
Mとの衝突により緩衝パネル31がフロントピラー30
の前側面に底付きしてフロントピラー30への影響が大
きくなる傾向にあり、これを回避するためには緩衝パネ
ル31を前方へ大きく張り出して閉断面部32の前後方
向寸法を大きくする必要があって、前方視界の悪化や重
量増加の問題を招いてしまう。
【0006】そこで、本発明は前方視界や重量増加を伴
うことなくフロントピラーへの飛来物体の衝突時に衝突
エネルギー吸収を効率よく行わせることができて、これ
ら両者を保護することができる自動車のドア構造を提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、アウタサッシュとインナサッシュとで閉断面に構成
したドアサッシュのサッシュ前側辺をフロントピラーの
側部から前部へ廻り込んで配置した構造において、前記
サッシュ前側辺のフロントピラー前部へ廻り込んだ前端
部に車両進行方向と略平行な縦壁部を形成したことを特
徴としている。
【0008】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のサッシュ前側辺の閉断面内に縦壁部に近接して、該
縦壁部と略平行にリブ壁を配設したことを特徴としてい
る。
【0009】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
に記載の縦壁部に車両進行方向と略平行に複数条の縦ビ
ード部を適宜の間隔をおいて形成したことを特徴として
いる。
【0010】請求項4の発明にあっては、請求項3に記
載の隣接する縦ビード部間に該縦ビード部と直交する方
向に横ビード部を形成したことを特徴としている。
【0011】請求項5の発明にあっては、請求項1〜4
に記載の縦壁部をアウタサッシュ及びインナサッシュの
各前縁部を重合して形成したことを特徴としている。
【0012】請求項6の発明にあっては、請求項1〜5
に記載の縦壁部に隣接してフロントピラー前側面と対向
する面に衝突エネルギー吸収体を併設したことを特徴と
している。
【0013】請求項7の発明にあっては、請求項1〜6
に記載のサッシュ前側辺の上部側から下部側に至るに従
って縦壁部の形成高さを漸次大きくしたことを特徴とし
ている。
【0014】請求項8の発明にあっては、アウタサッシ
ュとインナサッシュとで閉断面に構成したドアサッシュ
のサッシュ前側辺をフロントピラーの側部から前部へ廻
り込んで配置した構造において、前記サッシュ前側辺の
フロントピラー前部へ廻り込んだ前端部のフロントピラ
ー前側面と対向する面に衝突エネルギー吸収体を設けた
ことを特徴としている。
【0015】請求項9の発明にあっては、請求項6,8
に記載のサッシュ前側辺の上部側から下部側に至るに従
って衝突エネルギー吸収体の前後方向寸法を漸次大きく
したことを特徴としている。
【0016】請求項10の発明にあっては、請求項6,
8,9に記載の衝突エネルギー吸収体を金属薄板からな
る型材で構成したことを特徴としている。
【0017】請求項11の発明にあっては、請求項6,
8,9に記載の衝突エネルギー吸収体を合成樹脂からな
る型材で構成したことを特徴としている。
【0018】請求項12の発明にあっては、請求項11
に記載の型材の内側に補強リブを一体成形したことを特
徴としている。
【0019】請求項13の発明にあっては、請求項6,
8,9に記載の衝突エネルギー吸収体が金属製のドアモ
ールであることを特徴としている。
【0020】請求項14の発明にあっては、請求項1〜
13に記載の運転席側のドアサッシュのサッシュ前側辺
に対して、助手席側のドアサッシュのサッシュ前側辺の
閉断面を小型に形成したことを特徴としている。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、車両走
行中に前方よりフロントピラーに向けて飛来物体がある
と、該飛来物体は車両進行方向と略平行に飛来して来る
ようになることが多いが、ドアサッシュのサッシュ前側
辺のフロントピラー前部へ廻り込んだ前端部に設けた縦
壁部は車両進行方向と略平行に形成してあるため、飛来
物体が該サッシュ前側辺の前端部に衝突した際に該縦壁
部の飛来物体衝突方向に対する剛性が大きく、衝突時の
初期荷重を立ち上げることができ、しかも、サッシュ前
側辺の略全体的な潰れ変形を伴うため、該サッシュ前側
辺のマス効果により衝突エネルギー吸収量を大きくする
ことができて、飛来物体およびフロントピラー相互を適
正に保護することができる。
【0022】また、このように衝突時の初期荷重を立ち
上げることができるため、ある所定の衝突エネルギー吸
収を行わせる場合にサッシュ前側辺の前端部の潰れ変形
ストロークを極力小さくできるため、該前端部の前後方
向寸法を小さくすることができて前方視界を確保でき、
しかも、サッシュ前側辺を有効利用しているためコスト
的におよび重量的に有利に得ることができる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、縦壁部と略平行なリブ壁の存在
によって衝突時の初期荷重の立ち上がりを大きくして衝
突エネルギー吸収量を大きくすることができると共に、
該リブ壁の形状、板厚等の選定によって衝突エネルギー
吸収特性を任意にチューニングすることができる。
【0024】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、縦ビード部の存在によっ
て衝突時の初期荷重の立ち上がりをより大きくして衝突
エネルギー吸収量を更に大きくすることができると共
に、該縦ビード部の形状、大きさ、個数等の選定によっ
て衝突エネルギー吸収特性を任意にチューニングするこ
とができる。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
の発明の効果に加えて、隣接する縦ビード部間の横ビー
ド部の存在によって縦壁部にくの字状の座屈変形を促す
ことができて、衝突時の初期荷重レベルのコントロール
を行え、衝突エネルギー吸収特性のチューニングを容易
に行うことができる。
【0026】また、縦壁部をくの字状に整然と座屈変形
させて縦壁部の車幅方向への拡がりをなくし、フロント
ウインドウパネルへの干渉を回避できるから、該フロン
トウインドウパネルを保護することができる。
【0027】更に、このように縦壁部の車幅方向への拡
がりをなくすことができるため、衝突後における前方視
界の確保も行うことができて安全性を高めることができ
る。
【0028】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4の発明の効果に加えて、縦壁部をアウタサッシュ前
縁部とインナサッシュ前縁部とを重合して多重パネル構
造としてあるため、飛来物体の衝突方向の剛性をより高
めて衝突エネルギー吸収量を大きくすることができる。
【0029】また、アウタサッシュ、インナサッシュの
各前端部の重合幅の調整によって、衝突時の初期荷重レ
ベルのコントロールを行え、衝突エネルギー吸収特性の
チューニングを容易に行うことができる。
【0030】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5の発明の効果に加えて、衝突エネルギー吸収体の存
在によって、該衝突エネルギー吸収体のばね要素による
衝突エネルギー吸収作用が得られるため、衝突時の初期
荷重レベルおよび衝突エネルギー吸収量のチューニング
を容易に行うことができる。
【0031】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
〜6の発明の効果に加えて、飛来物体が前方車両からの
落下物であった場合、該飛来物体はサッシュ前側辺の下
部側に衝突する傾向が高くなるが、縦壁部はこのサッシ
ュ前側辺の上部側から下部側に至るに従って形成高さを
漸次高めてあるため、飛来物体の衝突傾向が高い該下部
側の衝突エネルギー吸収作用を適切に行わせることがで
きる。
【0032】請求項8に記載の発明によれば、車両走行
中にフロントピラーに向けて飛来物体があると、該飛来
物体はフロントピラーの前部に廻り込んだサッシュ前側
辺の前端部に衝突して該サッシュ前側辺を潰れ変形さ
せ、その後、衝突エネルギー吸収体の変形が進行するよ
うになるため、衝突時の初期荷重を立ち上げることがで
きると共に、サッシュ前側辺の略全体的な潰れ変形を伴
うため、該サッシュ前側辺のマス効果による衝突エネル
ギー吸収作用と衝突エネルギー吸収体のばね要素による
衝突エネルギー吸収作用とによって、衝突エネルギー吸
収量を大きくすることができて、飛来物体およびフロン
トピラー相互を適正に保護することができる。
【0033】また、このように衝突時の初期荷重を立ち
上げることができるため、ある所定の衝突エネルギー吸
収を行わせる場合に、サッシュ前側辺の前端部の潰れ変
形ストロークを極力小さくできるため、該前端部の前後
方向寸法を小さくすることができて前方視界を確保する
ことができる。
【0034】請求項9に記載の発明によれば、請求項
6,8の発明の効果に加えて、飛来物体が前方車両から
の落下物であった場合、該飛来物体はサッシュ前側辺の
下部側に衝突する傾向が高くなるが、衝突エネルギー吸
収体はこのサッシュ前側辺の上部側から下部側に至るに
従って前後方向寸法を漸次大きくしてあるため、飛来物
体の衝突傾向が高い該下部側の衝突エネルギー吸収作用
を適切に行わせることができる。
【0035】請求項10に記載の発明によれば、請求項
6,8,9の発明の効果に加えて、衝突エネルギー吸収
体を金属薄板からなる型材で構成してあるため、該型材
の形状、大きさ等によって衝突エネルギー吸収特性を容
易にチューニングすることができる。
【0036】請求項11に記載の発明によれば、請求項
6,8,9の発明の効果に加えて、衝突エネルギー吸収
体を合成樹脂からなる型材で構成してあるため、コスト
的に有利に得られる他、型材の形状、大きさ、壁厚等に
よって衝突エネルギー吸収特性を容易にチューニングす
ることができる。
【0037】請求項12に記載の発明によれば、請求項
11の発明の効果に加えて、型材の内側には補強リブを
一体成形してあるため、衝突時の初期荷重を高めて衝突
エネルギー吸収量を大きくすることができる。
【0038】請求項13に記載の発明によれば、請求項
6,8,9の発明の効果に加えて、衝突エネルギー吸収
体として、サッシュ前側辺の前端部を装飾する金属製の
ドアモールを有効利用しているため専用部品を用いるの
に較べてコスト的におよび重量的に有利に得ることがで
きる。
【0039】請求項14に記載の発明によれば、請求項
1〜13の発明の効果に加えて、運転席からの前方視界
を考察すると、運転席側のドアサッシュのサッシュ前側
辺に対して助手席側のドアサッシュのサッシュ前側辺は
視点からの距離が長くなるためその死角が狭くなるが、
該助手席側のドアサッシュのサッシュ前側辺の閉断面を
運転席側のドアサッシュのサッシュ前側辺の閉断面より
も小型に形成してあることによって、該助手席側のドア
サッシュのサッシュ前側辺の死角を大幅に狭くすること
ができて前方視界を拡大することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0041】図1,2において、1はピラーアウタ2と
ピラーインナ3とで閉断面に形成したフロントピラー
で、該フロントピラー1の閉断面内には前、後縁部をフ
ロントピラー1の前、後合わせフランジ1aおよび1b
にそれぞれ挾着接合したピラーレインフォース4を配設
して補強してある。
【0042】左右フロントピラー1,1の前後合わせフ
ランジ1a,1a上にはフロントウインドウパネル5の
左右側縁部を接着剤6を介して接着固定してある。
【0043】7はドア本体とドアサッシュ部とをプレス
成形して構成した一般にフルドアと称されているドアの
ドアサッシュを示し、該ドアサッシュ7はアウタサッシ
ュ8とインナサッシュ9とで閉断面に構成してあり、サ
ッシュ前側辺7Fはフロントピラー1の側部から前部に
廻り込んで配置してある。
【0044】そして、該サッシュ前側辺7Fのフロント
ピラー1前部へ廻り込んだ前端部に、図1の矢印aで示
す車両進行方向(車両中心線方向)と略平行に縦壁部1
0を形成してある。
【0045】この実施形態ではインナサッシュ9の前端
部を前方へ立ち上がらせて曲折成形して、その前縁をア
ウタサッシュ8の前縁と巻締め結合し、該巻締め結合部
7aよりも内側にオフセットして所要高さLの縦壁部1
0を構成している。
【0046】従って、この実施形態の構造によれば車両
走行中に前方より飛来物体Mがあると、該飛来物体Mは
図1の矢印bに示すように前記車両進行方向aと略平行
に飛来してくることが多いが、前述のようにサッシュ前
側辺7Fのフロントピラー1前部へ廻り込んだ前端部に
設けた縦壁部10は車両進行方向aと略平行に形成して
あるため、飛来物体Mがサッシュ前側辺7Fの前端部に
衝突した際に該縦壁部10の飛来物体衝突方向bに対す
る剛性が大きく、この剛性の大きな縦壁部10が座屈変
形もしくは倒れ変形して図2の(イ)から(ロ)に示す
ようにサッシュ前側辺7Fの略全体が潰れ変形するよう
になる。
【0047】この結果、図3のA1 線で示すように衝突
の初期荷重を立ち上げることができ、しかも、前側辺7
Fの略全体的な潰れ変形を伴うため、該サッシュ前側辺
のマス効果により衝突エネルギー吸収量を大きくするこ
とができて、飛来物体Mおよびフロントピラー1の相互
を適正に保護することができる。
【0048】また、このように衝突の初期荷重を立ち上
げることができるため、図3のB1線で示すように衝突
荷重が漸増する特性のものと競べた場合、図4の吸収エ
ネルギーと変位相関特性図のA2 線、B2 線で示すよう
に、ある所定の衝突エネルギー吸収を行わせる場合に、
例えば図4の0.5Emaxのエネルギー吸収を行わせ
る場合に、サッシュ前側辺7Fの前端部の潰れ変形スト
ロークをSα分だけ極力小さくできるため、該サッシュ
前側辺7Fの前端部の前後方向寸法L(図1参照)を小
さくすることができて前方視界を確保することができ
る。
【0049】更に、サッシュ前側辺7Fを有効利用して
いて従来の如き専用の緩衝パネルを用いていないため、
部品点数および衝突後における修理作業の増加を伴うこ
とがなく、従って、コスト的には勿論、重量的にも有利
に得ることができる。
【0050】図5〜9に示す実施形態は何れもサッシュ
前側辺7Fの閉断面内に、縦壁部10に近接して、該縦
壁部10と略平行にリブ壁11を配設して、該リブ壁1
1によって衝突時の初期荷重の立ち上がりを大きくして
衝突エネルギー吸収量を大きくするようにしたものであ
る。
【0051】ここで、図5に示す実施形態にあってはリ
ブ壁11の後縁フランジ11aをインナサッシュ9に接
合し、前縁フランジ11bをアウタサッシュ8に近接配
置して該リブ壁11を縦壁部10と平行に配設してある
が、図6に示すようにリブ壁11をその前端側がリブ壁
10に偏寄るように若干傾斜配設して、飛来物体衝突時
における該リブ壁11の前端側の開き方向への倒れ変形
を抑制するようにしてもよい。
【0052】また、図7,8は何れもリブ壁11の前縁
フランジ11bをサッシュ前側辺7Fの巻締め結合部7
aに挾着して、該リブ壁11の前端側の開き方向の倒れ
変形を防止するようにしてあるが、図8に示すようにイ
ンナサッシュ9の後縁フランジ11aに対応する位置に
インバース部12を形成し、該インバース部12に後縁
フランジ11aを係合することによってインナサッシュ
9への接合をなくすようにしてもよい。
【0053】更に、図9に示すようにリブ壁11はコ字
形断面に形成して前後方向の剛性を高めるようにしても
よい。
【0054】これらの実施形態では前述のようにリブ壁
11の存在によって衝突時の初期荷重の立ち上がりを大
きくして衝突エネルギー吸収量を大きくすることができ
るが、リブ壁11の形状および板厚等の選択によって衝
突エネルギー吸収特性を任意に、かつ、容易にチューニ
ングすることができる。
【0055】図10に示す実施形態は縦壁部10に車両
進行方向と略平行に複数条の縦ビード部13を適宜の間
隔をおいて形成して、該縦ビード部13によって衝突時
の初期荷重の立ち上がりを大きくして衝突エネルギー吸
収量を大きくするようにしたものであって、特にこの実
施形態にあっては隣接する縦ビード部13,13間に、
該縦ビード部13と直交する方向に横ビード部14を形
成してある。
【0056】従って、この実施形態によれば図12の
(イ)に示すようにサッシュ前側辺7Fの前端部に前方
より飛来物体Mが衝突した際には、縦壁部10の存在に
加えて縦ビード部13の存在によって衝突時の初期荷重
の立ち上がりを大きくして衝突エネルギー吸収量を大き
くすることができると共に、縦ビード部13,13間の
横ビード部14の存在により図12の(ロ)に示すよう
に縦壁部10にくの字状の座屈変形を促すことができ
て、衝突時の初期荷重レベルのコントロールを行え、衝
突エネルギー吸収特性のチューニングを容易に行うこと
ができる。
【0057】また、このように縦壁部10をくの字状に
整然と座屈変形させて縦壁部10の車幅方向への拡がり
をなくすことができるから、フロントウインドウパネル
5への干渉を回避してフロントウインドウパネル5を保
護することができると共に、衝突時における前方視界を
確保することもできる。
【0058】更に、前記縦ビード部13を図11の
(イ),(ロ),(ハ)に示すようにその断面を半円
形、三角形、方形等の形状選定により、および該縦ビー
ド部13の大きさ、個数の選定等によって衝突エネルギ
ー吸収特性を任意にチューニングすることができる。
【0059】図13に示す実施形態は、縦壁部10をア
ウタサッシュ8およびインナサッシュ9の各前縁部を重
合して多重パネル構造として構成することによって、飛
来物体Mの衝突方向bの剛性を高めて衝突エネルギー吸
収量を大きくするようにしたものであって、前記アウタ
サッシュ8,インナサッシュ9の各前縁部の重合幅Ls
を調整することにより衝突時の初期荷重レベルのコント
ロールを行え、衝突エネルギー吸収特性のチューニング
を容易に行うことができる。
【0060】ここで、飛来物体Mが前方車両からの落下
物であった場合、該飛来物体Mはサッシュ前側辺7Fの
下側部に衝突する傾向が高くなる。
【0061】そこで、前記各実施形態において、サッシ
ュ前側辺7Fの縦壁部10の形成高さLを図14〜17
に示すように、該サッシュ前側辺7Fの上部側から下部
側に至るに従って漸次大きくすることによって、飛来物
体Mの衝突傾向が高い該下側部の衝突エネルギー吸収作
用を適切に行わせることができる。
【0062】また、運転席からの前方視界を考察する
と、図18に示すようにドライバーD側のドアサッシュ
のサッシュ前側辺7FRはドライバーDの視界EPから
の距離が短いため死角θ1 は比較的大きくなる一方、助
手席側のドアサッシュのサッシュ前側辺7FLはドライ
バーDの視点EPからの距離が長く死角θ2 は比較的狭
くなる。
【0063】そこで、前記各実施形態において、助手席
側のドアサッシュのサッシュ前側辺7FLの閉断面を運
転席側のドアサッシュのサッシュ前側辺7FRよりも若
干小型に形成することによって、該閉断面を若干小型に
するだけでも前記死角θ2 を大幅に狭くすることができ
てサッシュ剛性を損なうことなく前方視界を拡大するこ
とができる。
【0064】図19に示す実施形態はサッシュ前側辺7
Fに縦壁部10を設けるのに替えて、該サッシュ前側辺
7Fのフロントピラー1前部へ廻り込んだ前端部のフロ
ントピラー1前側面と対向する面に衝突エネルギー吸収
体16を設けてある。
【0065】サッシュインナ9には前記衝突エネルギー
吸収体16を整然と配設し得るように、該衝突エネルギ
ー吸収体16を受容し得る段部15を凹設してある。
【0066】この実施形態の構造によれば、車両走行中
にフロントピラー1に向けて飛来物体M(図19には衝
突方向線bのみを示す)があると、該飛来物体Mはフロ
ントピラー1の前部に廻り込んだサッシュ前側辺7Fの
前端部に衝突して該サッシュ前側辺7Fを潰れ変形さ
せ、その後、衝突エネルギー吸収体16の変形が進行す
るようになるため、前記各実施形態と同様に衝突時の初
期荷重を立ち上げることができると共に、サッシュ前側
辺7Fの略全体的な潰れ変形を伴うため、該サッシュ前
側辺7Fのマス効果による衝突エネルギー吸収作用と衝
突エネルギー吸収体16のばね要素による衝突エネルギ
ー吸収作用とによって、衝突エネルギー吸収量を大きく
することができて、飛来物体Mおよびフロントピラー1
の相互を適正に保護することができる。
【0067】また、このように衝突時の初期荷重を立ち
上げることができるため、前記第1実施形態で詳述した
のと同様にある所定の衝突エネルギー吸収を行わせる場
合に、サッシュ前側辺7Fの前端部の潰れ変形ストロー
クを極力小さくできるため、該前端部の前後方向寸法L
を小さくすることができて前方視界を確保することがで
きる。
【0068】前記衝突エネルギー吸収体16としては、
例えば図20に示すような金属薄板からなる型材17を
用いることができる。
【0069】同図の(イ)はコ字形の型材17を横向き
に配設した場合を、および(ロ)はコ字形の型材17を
縦向きに配設して飛来物体Mの衝突方向の抗力壁が2つ
となるようにした場合を示し、また、同図の(ハ)はL
字形の型材17の一方の端末側を更に内側に向けて逆L
字形に曲折して前記抗力壁が2つとなるようにした場合
を示している。この実施形態の場合、型材17の形状、
大きさ等によって衝突エネルギー吸収特性を容易にチュ
ーニングすることができる。
【0070】図21は衝突エネルギー吸収体16として
用いられる合成樹脂からなる型材18を示すもので、同
図の(イ)はコ字形の型材18の内側に複数個の補強リ
ブ19を一体成形したものを示し、また、(ロ)は角筒
形の型材18の内側に補強リブ19を縦方向に一体成形
した場合を、および(ハ)は角筒形の型材18の内側に
補強リブ19を対角状に一体成形した場合を示し、この
実施形態の場合も型材18の形状、大きさ、壁厚、樹脂
材料、補強リブ19の有無等によって衝突エネルギー吸
収特性を容易にチューニングすることができる他、樹脂
材の押出し成形、射出成形等によってコスト的に有利に
得ることができる。
【0071】図22は衝突エネルギー吸収体16として
金属製のドアモール20を用いた場合を示している。
【0072】ドアモール20は断面略チャンネル形に形
成してあって、インナサッシュ9の前端部にクリップ等
の止着手段21により固設し、巻締め結合部7aに近接
配置して斜め前方からの見栄えを向上させるためのもの
で、該ドアモール20のチャンネル開口部分にはドア閉
時にピラーアウタ2の前側面に密接するドアウェザース
トリップ22を嵌着固定してある。
【0073】従って、この実施形態によれば、衝突エネ
ルギー吸収体16として金属製のドアモール20を有効
利用しているため、専用部品を用いるのに較べてコスト
的におよび重量的に有利に得ることができる。
【0074】図23は図1に示した実施形態における縦
壁部10と、図19に示した実施形態における衝突エネ
ルギー吸収体16とを併設したもので、本実施形態では
縦壁部10の後方に衝突エネルギー吸収体16を直列的
に配置し得るように、インナサッシュ9の前端部に縦壁
部10に続いて段部15を形成し、この段部15に衝突
エネルギー吸収体16を受容、配設してある。
【0075】衝突エネルギー吸収体16としては、前記
図20〜22に示したものを選択的に用いることができ
る。
【0076】また、縦壁部10としては図10,11に
示した実施形態のように縦ビード部13,横ビード部1
4を設けたものや、あるいは図13に示した実施形態の
ようにアウタサッシュ8,インナサッシュ9の各前端部
を重合して縦壁部10を構成したものを採用することが
でき、更には、図5〜9に示したように縦壁部10の裏
側に近接してリブ壁11を配設した構造を採用すること
ができる。
【0077】従って、この実施形態の構造によれば、前
記図1〜13に示した各実施形態の効果に加えて、衝突
エネルギー吸収体16の存在によって、該衝突エネルギ
ー吸収体16のばね要素による衝突エネルギー吸収作用
が得られるため、衝突時の初期荷重レベルおよび衝突エ
ネルギー吸収量のチューニングを容易に行うことができ
る。
【0078】なお、図23に示す実施形態では縦壁部1
0の後方に衝突エネルギー吸収体16を直列的に配設し
てあるが、場合によって該衝突エネルギー吸収体16を
縦壁部10と並列的に併設することもできる。
【0079】また、図19,22,23の各実施形態に
おいて、サッシュ前側辺7Fの上部側から下部側に至る
に従って衝突エネルギー吸収体16の前後方向寸法を漸
次大きくすれば、前記図14〜17に示した実施形態と
同様の効果を得ることができる。
【0080】更には、これら図19,22,23の各実
施形態の場合も、図18に示した実施形態と同様に運転
席側のドアサッシュのサッシュ前側辺7FRに対して、
助手席側のドアサッシュのサッシュ前側辺7FLの閉断
面を若干小型に形成すれば、サッシュ剛性を損なうこと
なく前方視界の拡大を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の要部を示す略示的断面
図。
【図2】同第1実施形態の作用を示すもので、(イ)は
飛来物体の衝突時を、(ロ)は衝突後の変形状態を示
す。
【図3】同第1実施形態の荷重−変位特性図。
【図4】同第1実施形態の吸収エネルギーと変位相関
図。
【図5】本発明の第2実施形態の要部を示す略示的断面
図。
【図6】本発明の第3実施形態の要部を示す略示的断面
図。
【図7】本発明の第4実施形態の要部を示す略示的断面
図。
【図8】本発明の第5実施形態の要部を示す略示的断面
図。
【図9】本発明の第6実施形態の要部を示す略示的断面
図。
【図10】本発明の第7実施形態の要部を示す略示的断
面図。
【図11】図10のA−A線に沿う略示的断面図で、
(イ),(ロ),(ハ)は縦ビード部の各異なる形状を
示す。
【図12】同第7実施形態の作用を示すもので、(イ)
は飛来物体の衝突時を、(ロ)は衝突後の変形状態を示
す。
【図13】本発明の第8実施形態の要部を示す略示的断
面図。
【図14】本発明の第9実施形態の要部を示す略示的側
面図。
【図15】図14のB−B線に沿う略示的断面図。
【図16】図14のC−C線に沿う略示的断面図。
【図17】図14のD−D線に沿う略示的断面図。
【図18】本発明の第10実施形態を示す略示的断面
図。
【図19】本発明の第11実施形態を示す略示的断面
図。
【図20】(イ),(ロ),(ハ)は同第11実施形態
の衝突エネルギー吸収体に用いられる金属薄板製型材の
各異なる例を示す略示的斜視図。
【図21】(イ),(ロ),(ハ)は同第11実施形態
の衝突エネルギー吸収体に用いられる合成樹脂製型材の
各異なる例を示す略示的斜視図。
【図22】同第11実施形態の衝突エネルギー吸収体と
してドアモールを用いた場合の要部を示す略示的断面
図。
【図23】本発明の第12実施形態を示す略示的断面
図。
【図24】従来の構造の要部を示す略示的断面図。
【符号の説明】
1 フロントピラー 7 ドアサッシュ 7F サッシュ前側辺 8 アウタサッシュ 9 インナサッシュ 10 縦壁部 11 リブ壁 13 縦ビード部 14 横ビード部 16 衝突エネルギー吸収体 17 金属薄板製型材 18 合成樹脂製型材 19 補強リブ 20 ドアモール

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタサッシュとインナサッシュとで閉
    断面に構成したドアサッシュのサッシュ前側辺をフロン
    トピラーの側部から前部へ廻り込んで配置した構造にお
    いて、前記サッシュ前側辺のフロントピラー前部へ廻り
    込んだ前端部に車両進行方向と略平行な縦壁部を形成し
    たことを特徴とする自動車のドア構造。
  2. 【請求項2】 サッシュ前側辺の閉断面内に縦壁部に近
    接して、該縦壁部と略平行にリブ壁を配設したことを特
    徴とする請求項1に記載の自動車のドア構造。
  3. 【請求項3】 縦壁部に車両進行方向と略平行に複数条
    の縦ビード部を適宜の間隔をおいて形成したことを特徴
    とする請求項1,2に記載の自動車のドア構造。
  4. 【請求項4】 隣接する縦ビード部間に該縦ビード部と
    直交する方向に横ビード部を形成したことを特徴とする
    請求項3に記載の自動車のドア構造。
  5. 【請求項5】 縦壁部をアウタサッシュ及びインナサッ
    シュの各前縁部を重合して形成したことを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載の自動車のドア構造。
  6. 【請求項6】 縦壁部に隣接してフロントピラー前側面
    と対向する面に衝突エネルギー吸収体を併設したことを
    特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の自動車のドア
    構造。
  7. 【請求項7】 サッシュ前側辺の上部側から下部側に至
    るに従って縦壁部の形成高さを漸次大きくしたことを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の自動車のドア構
    造。
  8. 【請求項8】 アウタサッシュとインナサッシュとで閉
    断面に構成したドアサッシュのサッシュ前側辺をフロン
    トピラーの側部から前部へ廻り込んで配置した構造にお
    いて、前記サッシュ前側辺のフロントピラー前部へ廻り
    込んだ前端部のフロントピラー前側面と対向する面に衝
    突エネルギー吸収体を設けたことを特徴とする自動車の
    ドア構造。
  9. 【請求項9】 サッシュ前側辺の上部側から下部側に至
    るに従って衝突エネルギー吸収体の前後方向寸法を漸次
    大きくしたことを特徴とする請求項6,8に記載の自動
    車のドア構造。
  10. 【請求項10】 衝突エネルギー吸収体を金属薄板から
    なる型材で構成したことを特徴とする請求項6,8,9
    の何れかに記載の自動車のドア構造。
  11. 【請求項11】 衝突エネルギー吸収体を合成樹脂から
    なる型材で構成したことを特徴とする請求項6,8,9
    の何れかに記載の自動車のドア構造。
  12. 【請求項12】 型材の内側に補強リブを一体成形した
    ことを特徴とする請求項11に記載の自動車のドア構
    造。
  13. 【請求項13】 衝突エネルギー吸収体が金属製のドア
    モールであることを特徴とする請求項6,8,9の何れ
    かに記載の自動車のドア構造。
  14. 【請求項14】 運転席側のドアサッシュのサッシュ前
    側辺に対して、助手席側のドアサッシュのサッシュ前側
    辺の閉断面を小型に形成したことを特徴とする請求項1
    〜13の何れかに記載の自動車のドア構造。
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JPH02310123A (ja) * 1989-05-25 1990-12-25 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車の風切音防止装置
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