JPH11227289A - ラインプリンタ - Google Patents

ラインプリンタ

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Publication number
JPH11227289A
JPH11227289A JP3107898A JP3107898A JPH11227289A JP H11227289 A JPH11227289 A JP H11227289A JP 3107898 A JP3107898 A JP 3107898A JP 3107898 A JP3107898 A JP 3107898A JP H11227289 A JPH11227289 A JP H11227289A
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JP
Japan
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paper feed
gear
switching
ink sheet
head
Prior art date
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Ceased
Application number
JP3107898A
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English (en)
Inventor
Hideki Omori
英樹 大森
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11227289A publication Critical patent/JPH11227289A/ja
Ceased legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を低減させ、簡単な構造で用紙の搬
送、インクシートの巻取り、自動給紙の切換えを行なう
ことのできるラインプリンタを提供すること。 【解決手段】 紙送りモータ44により正逆回転駆動さ
れ紙送りローラ32を回転駆動する紙送りギア47を配
設し、この紙送りギア47により正逆回転駆動され給紙
ローラ31を回転駆動する給紙切換え伝達ギア49を配
設し、この給紙切換え伝達ギア49により回転駆動され
用紙を載置する圧接板25を揺動させるための切換えレ
バー29を回動させる給紙切換え用カムギア54を配設
し、前記紙送りギア47により正逆回転駆動され、イン
クシートを巻取り駆動するためのインクシート巻取りギ
ア36に選択的に噛合されるインクシート巻取り伝達ギ
ア59を配設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラインプリンタに係
り、特に、印字ドットがライン状に形成された印字ヘッ
ドによりインクシートのインクを用紙に転写して印字を
行なうラインプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印字ドットがライン状に形成さ
れた印字ヘッドによりインクシートのインクを用紙に転
写して印字を行なうラインプリンタが用いられている。
【0003】このようなラインプリンタにおいては、円
筒状のプラテンを配設するとともに、このプラテンに対
して印字ドットがライン状に形成された印字ヘッドを接
離自在に配設し、内部にインクシートが収容されたイン
クシートカセットを着脱自在に配設して構成されてい
る。
【0004】そして、前記プラテンと印字ヘッドとの間
に搬送される用紙に対して、インクシートカセットのイ
ンクシートを介して印字ヘッドを圧接させた状態で、前
記用紙の搬送およびインクシートの巻取りを行ないなが
ら、所望の印字情報に基づいて印字ヘッドを駆動するこ
とにより、前記用紙に対して所望の印字を行なうように
なっている。
【0005】この場合に、用紙を積層して載置する載置
板を配設するとともに、この載置板に載置された用紙を
1枚ずつ取り出す給紙ローラを配設し、前記給紙ローラ
を回転駆動することにより、用紙を自動的に取り出して
プラテンと印字ヘッドとの間に給紙することができるよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のプリンタにおいては、用紙の搬送を行なう紙送
り機構と、インクシートの巻取りを行なう巻取り機構と
を別個の機構として設けるようにしており、さらに、自
動給紙の切換え機構も別個の機構として設けるようにな
っていた。
【0007】そのため、部品点数の増大を招くととも
に、構造が複雑となってしまい、製造効率が悪く、製造
コストも高くなってしまうという問題を有している。
【0008】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
で、部品点数を低減させ、簡単な構造で用紙の搬送、イ
ンクシートの巻取りおよび自動給紙の切換えを行なうこ
とができ、容易に、かつ、安価に製造することのできる
ラインプリンタを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係るラインプリンタは、フレー
ムにプラテンを配設するとともに、このプラテンに対し
て印字ドットがライン状に形成された印字ヘッドを接離
自在に配設し、内部にインクシートが収容されたインク
シートカセットを着脱自在に配設し、用紙を載置する圧
接板を揺動自在に配設し、この圧接板に載置された用紙
を取り出す給紙ローラを配設するとともに、この用紙を
前記プラテンと印字ヘッドとの間に搬送する紙送りロー
ラを配設してなるラインプリンタであって、前記圧接板
を揺動動作させるための切換えレバーを回動自在に配設
し、紙送りモータの正逆回転駆動により正逆回転駆動さ
れ前記紙送りローラを回転駆動するための紙送りギアを
配設し、この紙送りギアにより正逆回転駆動され前記給
紙ローラを回転駆動するための給紙切換え伝達ギアを配
設し、この給紙切換え伝達ギアにより回転駆動され前記
切換えレバーを回動させる給紙切換え用カムギアを配設
し、前記紙送りギアにより正逆回転駆動され、前記イン
クシートを巻取り駆動するためのインクシート巻取りギ
アに選択的に噛合されるインクシート巻取り伝達ギアを
配設したことを特徴とするものである。
【0010】この請求項1に記載の発明によれば、紙送
りモータを正逆回転駆動して紙送りギアを正逆回転させ
ることにより、紙送りローラが回転駆動され、この紙送
りギアの回転に伴って給紙切換え伝達ギアを正逆回転さ
せることにより、給紙ローラが回転駆動される。さら
に、給紙切換え伝達ギアの正逆回転により、給紙切換え
用カムギアを回転させて切換えレバーを回動させ、これ
により、圧接板を揺動させて給紙ローラに対して用紙を
接離させ、自動給紙の切換えを行なうようになってい
る。さらに、前記紙送りギアの回転駆動により、インク
シート巻取りギアにインクシート巻取り伝達ギアを選択
的に噛合させることにより、インクシートカセットのイ
ンクシートを巻取り駆動するようになっている。このよ
うに1つの紙送りモータにより、用紙の搬送動作、イン
クシートの巻取り動作および自動給紙の切換えを行なう
ことができ、部品点数を低減させ、簡単な構造で、容易
に、かつ、安価に製造することができるものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、前記給紙切換え伝達ギアの正逆回転駆動によ
り揺動動作される給紙切換え用揺動板を設け、この給紙
切換え用揺動板に、この給紙切換え用揺動板の揺動動作
により前記給紙切換え用カムギアに対して選択的に噛合
されて前記給紙切換え用カムギアを正逆回転させる給紙
用ギアおよび給紙停止用ギアを配設し、前記給紙切換え
用カムギアに、前記給紙切換え用揺動板に形成されたカ
ムピンが追随し、給紙用ギアまたは給紙停止用ギアのい
ずれかが噛合した状態あるいは、いずれも噛合しない状
態を保持する給紙切換え用カム溝を形成したことを特徴
とするものである。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、給紙
切換え伝達ギアの正逆回転駆動により、給紙切換え揺動
板をそのカムピンを給紙切換え用カム溝に追随させなが
ら揺動させることにより、給紙切換え用カムギアに対し
て給紙用ギアまたは給紙停止用ギアのいずれかが噛合し
た状態あるいは、いずれも噛合しない状態に保持させ、
これにより、切換えレバーの選択的な揺動動作を行なう
ことができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1から図24を参照して説明する。
【0014】図1から図5は本発明に係るラインプリン
タの実施の一形態を示したもので、底板1およびこの底
板1の両側からそれぞれ立設される一対の側板2,2と
からなるフレーム3を有しており、これら各側板2の間
には、円筒状のプラテン4が回転自在に取付けられてい
る。
【0015】前記フレーム3の各側板2の内側には、一
対のヘッド移送用部材5,5がその基端部の揺動軸6を
中心として上下方向に揺動自在に取付けられている。こ
れら各ヘッド移送用部材5の一側には、それぞれヘッド
圧接部材7,7が前記揺動軸6を中心として上下方向に
揺動自在に取付けられており、このヘッド移送用部材5
の先端部とヘッド圧接部材7の先端部の間には、ヘッド
圧接ばね8が介設されている。また、前記ヘッド移送用
部材5の先端部には、平面形状ほぼエ字状を有する放熱
板9の先端縁両端部が固着されており、この放熱板9の
先端縁下面には、ヘッド取付板10を介してフレーム3
の幅方向に延在する平板状の印字ヘッド11が前記プラ
テン4に対向するように取付けられている。
【0016】また、前記フレーム3の一方の側板2に
は、ヘッドアップダウンモータ12が配設されており、
このヘッドアップダウンモータ12の出力ギア13に
は、ヘッドアップダウンモータ12の正逆回転により正
逆回転されるヘッド位置切換え伝達ギア14が噛合され
ている。このヘッド位置切換え伝達ギア14には、この
ヘッド位置切換え伝達ギア14と一体に回転するヘッド
位置切換え揺動ギア15が同軸状に配設されており、こ
のヘッド位置切換え揺動ギア15には、ヘッド位置切換
え用揺動板16が前記ヘッド位置切換え揺動ギア15の
回転軸を中心として揺動自在に配設されている。このヘ
ッド位置切換え用揺動板16には、前記ヘッド位置切換
え揺動ギア15にそれぞれ噛合されるヘッドダウン用ギ
ア17およびヘッドアップ用ギア18が回転自在に取付
けられており、前記ヘッド位置切換え伝達ギア14の近
傍には、ヘッド位置切換え用カムギア19が配設されて
いる。そして、前記ヘッド位置切換え用揺動板16の揺
動動作により、前記ヘッドダウン用ギア17またはヘッ
ドアップ用ギア18がヘッド位置切換え用カムギア19
に対して選択的に噛合されるようになされている。
【0017】また、前記ヘッド位置切換え用カムギア1
9の一面には、ほぼ渦巻き状を有するヘッド位置切換え
用カム溝20が形成されており、このヘッド位置切換え
用カム溝20には、前記ヘッド圧接部材7の基端部に形
成されたカムピン21が係合されるようになされてい
る。
【0018】さらに、前記ヘッド位置切換え伝達ギア1
4には、このヘッド位置切換え伝達ギア14の回転力を
直交する方向に変換して伝達するクラウンギア22が噛
合されており、このクラウンギア22には、歯車伝達機
構23を介してファン24が接続されている。このファ
ン24は、前記放熱板9に対向する位置に配置されてお
り、前記ヘッドアップダウンモータ12の回転駆動によ
り、ヘッド位置切換え伝達ギア14、クラウンギア22
および歯車伝達機構23を介してファン24が回転駆動
され、これにより、放熱板9を冷却するようになってい
る。
【0019】また、前記フレーム3の各側板2の一端側
には、複数の用紙を積層して載置するための圧接板25
がその基端部の両側に突設された支持ピン26を中心と
して上下に揺動自在に配設されており、この圧接板25
の先端側両側には、係止用切欠き27が形成されてい
る。この圧接板25は、図示しないばねの付勢力によ
り、常に上方に付勢されている。
【0020】前記各側板2の間であって前記圧接板25
の先端部上方には、給紙切換え用カム軸28が回転自在
に配設されており、この給紙切換え用カム軸28の前記
各係止用切欠き27に対応する位置には、それぞれ切換
えレバー29,29が取付けられている。前記各側板2
の間であって前記圧接板25の先端部上方には、給紙用
駆動軸30が配設されており、この給紙用駆動軸30の
ほぼ中央部には、給紙ローラ31が取付けられている。
さらに、前記各側板2の間であって前記給紙ローラ31
とプラテン4との間には、紙送りローラ32が回転自在
に配設されている。
【0021】さらに、前記フレーム3の一方の側板2に
は、巻取りボビンユニット34が配設されている。この
巻取りボビンユニット34は、図6に示すように、前記
側板2を貫通するボビン軸35を有しており、このボビ
ン軸35の前記側板2より外側には、インクシート巻取
りギア36が回転自在に取付けられている。また、この
ボビン軸35のインクシート巻取りギア36と側板2と
の間には、環状のフェルト37を介して押え板38が挿
入されており、前記ボビン軸35のインクシート巻取り
ギア36の外側には、環状のフェルト37を介して押え
板38が挿入されている。このインクシート巻取りギア
36の外側に位置する押え板38の外側には、付勢ばね
39を介して押え板38が挿入されており、前記ボビン
軸35の前記付勢ばね39の外側に位置する押え板38
および側板2側に位置する押え板38の外側には、前記
各部材をボビン軸35に保持するための止め板40,4
0が装着されている。さらに、前記ボビン軸35の側板
2より内側には、付勢ばね41を介して巻取りボビン4
2が取付けられており、前記巻取りボビン42は、付勢
ばね41の付勢力に抗してボビン軸35の軸方向に移動
自在とされている。
【0022】さらに、前記フレーム3の他方の側板2に
は、図示しないインクシートカセットを前記印字ヘッド
11とプラテン4との間に挿入するためのカセット挿入
孔43が形成されている。
【0023】前記インクシートカセットの内部の両端部
には、図示しない一対の巻取り軸が配設されており、こ
れら各巻取り軸には、図示しないインクシートが各巻取
り軸の間でその一部が外部に露出するように巻回されて
いる。前記インクシートカセットの少なくとも一端部一
側には、前記巻取り軸と一体に回転する巻取りリール
(図示せず)が外部に露出するように配設されており、
前記インクシートカセットを装着した状態で、前記巻取
りリールが巻取りボビン42に係合され、この巻取りボ
ビン42の回転により、巻取りリールを回転させること
によりインクシートを巻取るようになっている。
【0024】前記フレーム3の側板2の一側には、紙送
りモータ44が配設されており、この紙送りモータ44
の出力ギア45には、2段ギアとされた紙送り伝達ギア
46の大径部が噛合されている。この紙送り伝達ギア4
6の小径部には、紙送り駆動軸33の一端部に同軸状に
固着され2段ギアとされた紙送りギア47の大径部が噛
合されており、この紙送りギア47の小径部には、第2
伝達ギア48を介して給紙用駆動軸30の一端部に同軸
状に固着された給紙切換え伝達ギア49が噛合されてい
る。この給紙切換え伝達ギア49には、給紙切換え伝達
ギア49と一体に回転する給紙切換え揺動ギア50が同
軸状に配設されており、この給紙切換え揺動ギア50に
は、給紙切換え用揺動板51が前記給紙切換え揺動ギア
50の回転軸を中心として揺動自在に配設されている。
この給紙切換え用揺動板51には、前記給紙切換え揺動
ギア50にそれぞれ噛合される給紙用ギア52および給
紙停止用ギア53が回転自在に取付けられており、前記
給紙切換え伝達ギア49の近傍には、給紙切換え用カム
軸28の一端部に同軸状に固着された給紙切換え用カム
ギア54が配設されている。そして、前記給紙切換え用
揺動板51の揺動動作により、前記給紙用ギア52また
は給紙停止用ギア53が給紙切換え用カムギア54に対
して選択的に噛合されるようになされている。
【0025】また、前記給紙切換え用カムギア54の一
面には、ほぼ扇形を有し半径方向ほぼ中央部に当接用突
起55が形成された給紙切換え用カム溝56が形成され
ており、この給紙切換え用カム溝56には、前記給紙切
換え用揺動板51に形成されたカムピン57が係合され
るようになされている。
【0026】また、前記紙送りギア47の一側には、イ
ンクシート巻取り用揺動板58の基端部が紙送り駆動軸
33を中心として揺動自在に取付けられており、このイ
ンクシート巻取り用揺動板58の先端部には、紙送りギ
ア47の小径部に常時噛合されるとともにインクシート
巻取りギア36に選択的に噛合されるインクシート巻取
り伝達ギア59が回転自在に取付けられている。さら
に、前記インクシート巻取り用揺動板58には、上方に
延在する揺動動作部60が一体に形成されており、前記
ヘッド移送用部材5の先端部一側には、図2、図7およ
び図8に示すように、前記側板2を貫通して延在し、印
字ヘッド11のヘッドダウン時に前記揺動動作部60に
圧接される揺動動作片61が形成されている。
【0027】次に、前述した構成からなる本実施形態の
作用について説明する。
【0028】通常の状態では、ヘッド圧接部材7のカム
ピン21がヘッド位置切換え用カムギア19のヘッド位
置切換え用カム溝20の最外周部に位置しており、印字
ヘッド11がヘッドアップ状態に保持されている。ま
た、切換えレバー29が、図に示すように、圧接板25
の各係止用切欠き27に係合されており、圧接板25が
下方に揺動された状態に保持されている。
【0029】そして、カセット挿入孔43からインクシ
ートカセットを前記印字ヘッド11とプラテン4との間
に挿入して装着して、インクシートカセットの巻取りリ
ールを巻取りボビン42に係合させるとともに、圧接板
25の上面に複数枚の用紙を積層して載置しておく。
【0030】まず、図9から図12に示すように、最初
に紙送りモータ44を正方向(時計方向)に回転駆動す
ることにより、紙送り伝達ギア46を介して紙送りギア
47が図10において時計方向に回転駆動される。この
とき、印字ヘッド11はヘッドアップ状態に保持されて
いるので、ヘッド移送用部材5の揺動動作片61がイン
クシート巻取り用揺動板58の揺動動作部60に当接さ
れておらず、そのため、インクシート巻取り伝達ギア5
9がインクシート巻取りギア36に噛合されず、インク
シート巻取りギア36は回転駆動されない。さらに、前
記紙送りギア47の回転駆動により、第2伝達ギア48
を介して給紙切換え伝達ギア49が時計方向に回転さ
れ、給紙ローラ31が回転駆動されるとともに、給紙切
換え揺動ギア50も一体に回転してこの回転に伴って給
紙切換え用揺動板51が揺動し、給紙用ギア52が給紙
切換え用カムギア54に噛合され、給紙切換え用カムギ
ア54が時計方向に回転駆動される。これにより、給紙
切換え用カム軸28が回転されて切換えレバー29が回
転され、切換えレバー29と圧接板25の係止用切欠き
27との係合が解除されて、圧接板25が上方に揺動さ
れる。
【0031】この圧接板25の上方への揺動により、最
上位にある用紙が給紙ローラ31に当接され、給紙ロー
ラ31の回転に伴って紙送りローラ32の方向に用紙が
搬送される。このとき、紙送りローラ32が時計方向、
すなわち、用紙の搬送方向と反対の方向に回転駆動され
ているので、用紙は、その先端縁が紙送りローラ32に
突き当てられるまで、搬送されることになる。
【0032】続いて、図13から図16に示すように、
紙送りモータ44を逆方向に回転駆動することにより、
紙送り伝達ギア46を介して紙送りギア47が図14に
おいて反時計方向に回転駆動され、これにより、紙送り
ローラ32により用紙が搬送されバックフィード動作が
行なわれる。さらに、前記紙送りギア47の回転駆動に
より、第2伝達ギア48を介して給紙切換え伝達ギア4
9が反時計方向に回転され、給紙ローラ31が回転駆動
されるとともに、給紙切換え揺動ギア50も一体に回転
してこの回転に伴って給紙切換え用揺動板51が揺動
し、給紙停止用ギア53が給紙切換え用カムギア54に
噛合され、給紙切換え用カムギア54が反時計方向に回
転駆動される。これにより、給紙切換え用カム軸28が
回転されて切換えレバー29が回転され、切換えレバー
29が圧接板25の係止用切欠き27に係合されて、圧
接板25が下方に揺動される。この状態で、用紙の給紙
ローラ31に対する当接が解除される。
【0033】用紙の後端縁が所定位置まで搬送され、バ
ックフィード動作が完了したら、図17および図18に
示すように、ヘッドアップダウンモータ12を正方向
(反時計方向)に回転駆動することにより、ヘッド位置
切換え伝達ギア14が時計方向に回転され、このヘッド
位置切換え伝達ギア14とともに回転されるヘッド位置
切換え揺動ギア15の回転により、ヘッド位置切換え用
揺動板16が揺動して前記ヘッドダウン用ギア17がヘ
ッド位置切換え用カムギア19に噛合される。このヘッ
ドダウン用ギア17の噛合により、ヘッド位置切換え用
カムギア19が時計方向に回転され、これにより、ヘッ
ド圧接部材7のカムピン21がヘッド位置切換え用カム
溝20に追随してヘッド位置切換え用カム溝20の内周
側に移動され、ヘッド圧接部材7が下方に揺動され、こ
のヘッド圧接部材7と一体となってヘッド移送用部材5
も下方に揺動される。
【0034】そして、このヘッド圧接部材7の揺動動作
により、印字ヘッド11がプラテン4に近接すると、前
記ヘッド移送用部材5の揺動により、このヘッド移送用
部材5の揺動動作片61がインクシート巻取り用揺動板
58の揺動動作部60に当接し、このインクシート巻取
り用揺動板58が揺動されてインクシート巻取り伝達ギ
ア59がインクシート巻取りギア36に噛合される。
【0035】この状態で、紙送りモータ44を正方向に
回転駆動することにより、紙送り伝達ギア46を介して
紙送りギア47が時計方向に回転駆動され、インクシー
ト巻取り伝達ギア59を介してインクシート巻取りギア
36が時計方向に回転されて、巻取りボビン42の回転
により、巻取りリールを回転させることによりインクシ
ートが巻取り駆動され、インクシートの頭出し動作が行
なわれる。
【0036】インクシートの頭出しが終了したら、図1
9から図22に示すように、さらにヘッドアップダウン
モータ12を正方向に回転駆動することにより、ヘッド
圧接部材7を下方に揺動動作させ、この揺動動作によ
り、印字ヘッド11がインクシートおよび用紙を介して
プラテン4に当接されると、ヘッド移送用部材5は、揺
動されなくなるが、ヘッド圧接部材7は、このカムピン
21がヘッド位置切換え用カムギア19のヘッド位置切
換え用カム溝20の最内周部に位置するまで、ヘッド圧
接ばね8の付勢力に抗してさらに下方に揺動され、これ
により、ヘッド圧接ばね8の付勢力をもって印字ヘッド
11がプラテン4に圧接した状態に保持される。
【0037】この状態で、紙送りモータ44を正方向に
回転駆動することにより、紙送り伝達ギア46を介して
紙送りギア47が図20において時計方向に回転駆動さ
れ、インクシート巻取り伝達ギア59、インクシート巻
取りギア36をそれぞれ介して巻取りボビン42を回転
させることによりインクシートが巻取り駆動される。同
時に、前記紙送りギア47の回転駆動により、紙送りロ
ーラ32が回転駆動され、用紙が搬送される。この状態
で、所定の印字信号に基づいて前記印字ヘッド11を駆
動することにより、前記インクシートのインクを用紙に
転写して用紙に対して所望の印字を行なうようになって
いる。
【0038】このとき、前記紙送りギア47の回転によ
り、第2伝達ギア48を介して給紙切換え伝達ギア49
が時計方向に回転され、給紙ローラ31が回転駆動され
るが、切換えレバー29により圧接板25が下方に揺動
されて、用紙の給紙ローラ31に対する当接が解除され
ているので、用紙が給紙されることはない。さらに、紙
送りギア47の回転により、給紙切換え揺動ギア50も
一体に回転してこの回転に伴って給紙切換え用揺動板5
1が揺動されるが、給紙切換え用揺動板51に形成され
たカムピン57が給紙切換え用カム溝56の当接用突起
55に当接することになるため、給紙切換え揺動板の揺
動が規制され、給紙切換えカムギアに対して給紙用ギア
52および給紙停止用ギア53のいずれも噛合されず、
切換えレバー29は揺動されず、圧接板25は下方に位
置した状態に保持されている。
【0039】そして、印字が終了したら、図23および
図24に示すように、ヘッドアップダウンモータ12を
逆方向(時計方向)に回転駆動することにより、ヘッド
位置切換え伝達ギア14が反時計方向に回転され、この
ヘッド位置切換え伝達ギア14とともに回転されるヘッ
ド位置切換え揺動ギア15の回転により、ヘッド位置切
換え用揺動板16が揺動して前記ヘッドアップ用ギア1
8がヘッド位置切換え用カムギア19に噛合される。こ
のヘッドアップ用ギア18の噛合により、ヘッド位置切
換え用カムギア19が反時計方向に回転され、これによ
り、ヘッド圧接部材7のカムピン21がヘッド位置切換
え用カム溝20に追随してヘッド位置切換え用カム溝2
0の外周側に移動され、ヘッド圧接部材7がヘッド移送
用部材5とともに上方に揺動され、印字ヘッド11がプ
ラテン4から離隔される。
【0040】その後、紙送りモータ44を正方向に回転
駆動することにより、紙送り伝達ギア46を介して紙送
りギア47が時計方向に回転駆動され紙送りローラ32
が回転して用紙の排紙動作を行なう。このとき、印字ヘ
ッド11はヘッドアップ状態に保持されているので、イ
ンクシート巻取り伝達ギア59がインクシート巻取りギ
ア36に噛合されておらず、インクシート巻取りギア3
6は回転駆動されない。
【0041】続いて、前記紙送りローラ32の正方向へ
の回転駆動により、第2伝達ギア48を介して給紙切換
え伝達ギア49が時計方向に回転され、給紙ローラ31
が回転駆動されるとともに、給紙切換え用揺動板51が
揺動して給紙用ギア52が給紙切換え用カムギア54に
噛合され、給紙切換え用カムギア54が時計方向に回転
駆動される。これにより、切換えレバー29が回転さ
れ、切換えレバー29が圧接板25の係止用切欠き27
から解除されて圧接板25が上方に揺動され、次の用紙
の給紙動作が行なわれる。
【0042】また、例えば、前記インクシートを、例え
ば、イエロー、マゼンタ、シアンおよび黒の各色毎のイ
ンクシートを順次連続して接続するように構成すること
により、フルカラーの印字を行なうことができる。この
場合に、前記各色のインクによる印字動作が終了した
後、バックフィード動作を行ない、この動作を繰り返し
て行なうことにより、複数の色のインクを印字すること
ができるものである。
【0043】したがって、本実施形態においては、この
ように1つの紙送りモータ44により、用紙の搬送動
作、インクシートの巻取り動作および自動給紙の切換え
を行なうことができ、部品点数を低減させ、簡単な構造
で、容易に、かつ、安価に製造することができるもので
ある。
【0044】また、ヘッド移送用部材5の揺動により、
インクシート巻取り伝達ギア59をインクシート巻取り
ギア36に選択的に噛合させるようにしているので、印
字ヘッド11のヘッドアップ時においてはインクシート
の巻取り動作を行なわず、印字ヘッド11がプラテン4
に近接したインクシートの頭出し時および印字ヘッド1
1のヘッドダウン時においてのみインクシートの巻取り
動作を行なうことができる。
【0045】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
できる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係るラインプリンタは、1つの紙送りモータにより、
用紙の搬送動作、インクシートの巻取り動作および自動
給紙の切換えを行なうことができ、部品点数を低減さ
せ、構造を簡単にすることができ、その結果、容易に、
かつ、安価に製造することができる。
【0047】また、請求項2に記載の発明は、給紙切換
え伝達ギアにより揺動される給紙切換え揺動板により、
給紙切換え用カムギアに対して給紙用ギアまたは給紙停
止用ギアのいずれかが噛合した状態あるいは、いずれも
噛合しない状態に保持させ、これにより、切換えレバー
の選択的な揺動動作を行なうことができる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るラインプリンタの実施の一形態
を示す斜視図
【図2】 本発明のラインプリンタの分解斜視図
【図3】 本発明のラインプリンタの紙送り機構部分を
示す側面図
【図4】 本発明のラインプリンタのヘッドアップダウ
ン機構部分を示す概略平面図
【図5】 図4のヘッドアップダウン機構部分を示す概
略側面図
【図6】 本発明のラインプリンタの巻取りボビンユニ
ット部分を示す分解斜視図
【図7】 本発明のラインプリンタのヘッド移送用部材
を示す平面図
【図8】 図7のヘッド移送用部材を示す側面図
【図9】 本発明のラインプリンタの給紙動作時におけ
るヘッド位置切換え伝達ギア、ヘッド位置切換え用揺動
板およびヘッド位置切換え用カムギアの動作を示す説明
【図10】 本発明のラインプリンタの給紙動作時にお
けるヘッド圧接部材、ヘッド移送用部材、インクシート
巻取り用揺動板およびインクシート巻取りギアの動作を
示す説明図
【図11】 本発明のラインプリンタの給紙動作時にお
ける給紙切換え用揺動板、給紙用ギア、給紙停止用ギア
および給紙切換え用カムギアの動作を示す説明図
【図12】 本発明のラインプリンタの給紙動作時にお
ける給紙ローラ、切換えレバーおよび圧接板の動作を示
す説明図
【図13】 本発明のラインプリンタのバックフィード
動作時におけるヘッド位置切換え伝達ギア、ヘッド位置
切換え用揺動板およびヘッド位置切換え用カムギアの動
作を示す説明図
【図14】 本発明のラインプリンタのバックフィード
動作時におけるヘッド圧接部材、ヘッド移送用部材、イ
ンクシート巻取り用揺動板およびインクシート巻取りギ
アの動作を示す説明図
【図15】 本発明のラインプリンタのバックフィード
動作時における給紙切換え用揺動板、給紙用ギア、給紙
停止用ギアおよび給紙切換え用カムギアの動作を示す説
明図
【図16】 本発明のラインプリンタのバックフィード
動作時における給紙ローラ、切換えレバーおよび圧接板
の動作を示す説明図
【図17】 本発明のラインプリンタのインクシート頭
出し動作時におけるヘッド位置切換え伝達ギア、ヘッド
位置切換え用揺動板およびヘッド位置切換え用カムギア
の動作を示す説明図
【図18】 本発明のラインプリンタのインクシート頭
出し動作時におけるヘッド圧接部材、ヘッド移送用部
材、インクシート巻取り用揺動板およびインクシート巻
取りギアの動作を示す説明図
【図19】 本発明のラインプリンタの印刷動作時にお
けるヘッド位置切換え伝達ギア、ヘッド位置切換え用揺
動板およびヘッド位置切換え用カムギアの動作を示す説
明図
【図20】 本発明のラインプリンタの印刷動作時にお
けるヘッド圧接部材、ヘッド移送用部材、インクシート
巻取り用揺動板およびインクシート巻取りギアの動作を
示す説明図
【図21】 本発明のラインプリンタの印刷動作時にお
ける給紙切換え用揺動板、給紙用ギア、給紙停止用ギア
および給紙切換え用カムギアの動作を示す説明図
【図22】 本発明のラインプリンタの印刷動作時にお
ける給紙ローラ、切換えレバーおよび圧接板の動作を示
す説明図
【図23】 本発明のラインプリンタの排紙動作時にお
けるヘッド位置切換え伝達ギア、ヘッド位置切換え用揺
動板およびヘッド位置切換え用カムギアの動作を示す説
明図
【図24】 本発明のラインプリンタの排紙動作時にお
けるヘッド圧接部材、ヘッド移送用部材、インクシート
巻取り用揺動板およびインクシート巻取りギアの動作を
示す説明図
【符号の説明】
3 フレーム 4 プラテン 5 ヘッド移送用部材 7 ヘッド圧接部材 11 印字ヘッド 12 ヘッドアップダウンモータ 25 圧接板 29 切換えレバー 31 給紙ローラ 32 紙送りローラ 36 インクシート巻取りギア 42 巻取りボビン 44 紙送りモータ 46 紙送り伝達ギア 47 紙送りギア 49 給紙切換え伝達ギア 50 給紙切換え揺動ギア 51 給紙切換え用揺動板 52 給紙用ギア 53 給紙停止用ギア 54 給紙切換え用カムギア 55 当接用突起 58 インクシート巻取り用揺動板 59 インクシート巻取り伝達ギア 60 揺動動作部 61 揺動動作片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームにプラテンを配設するととも
    に、このプラテンに対して印字ドットがライン状に形成
    された印字ヘッドを接離自在に配設し、内部にインクシ
    ートが収容されたインクシートカセットを着脱自在に配
    設し、用紙を載置する圧接板を揺動自在に配設し、この
    圧接板に載置された用紙を取り出す給紙ローラを配設す
    るとともに、この用紙を前記プラテンと印字ヘッドとの
    間に搬送する紙送りローラを配設してなるラインプリン
    タであって、前記圧接板を揺動動作させるための切換え
    レバーを回動自在に配設し、紙送りモータの正逆回転駆
    動により正逆回転駆動され前記紙送りローラを回転駆動
    するための紙送りギアを配設し、この紙送りギアにより
    正逆回転駆動され前記給紙ローラを回転駆動するための
    給紙切換え伝達ギアを配設し、この給紙切換え伝達ギア
    により回転駆動され前記切換えレバーを回動させる給紙
    切換え用カムギアを配設し、前記紙送りギアにより正逆
    回転駆動され、前記インクシートを巻取り駆動するため
    のインクシート巻取りギアに選択的に噛合されるインク
    シート巻取り伝達ギアを配設したことを特徴とするライ
    ンプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記給紙切換え伝達ギアの正逆回転駆動
    により揺動動作される給紙切換え用揺動板を設け、この
    給紙切換え用揺動板に、この給紙切換え用揺動板の揺動
    動作により前記給紙切換え用カムギアに対して選択的に
    噛合されて前記給紙切換え用カムギアを正逆回転させる
    給紙用ギアおよび給紙停止用ギアを配設し、前記給紙切
    換え用カムギアに、前記給紙切換え用揺動板に形成され
    たカムピンが追随し、給紙用ギアまたは給紙停止用ギア
    のいずれかが噛合した状態あるいは、いずれも噛合しな
    い状態を保持する給紙切換え用カム溝を形成したことを
    特徴とする請求項1に記載のラインプリンタ。
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